| 【発明の名称】 |
半導体製造装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】吉川 雅章
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| 【要約】 |
【課題】蓋開閉時の人体への危険性を除き、蓋開閉機構を簡単にまた安価にする。
【解決手段】成膜チャンバ12に回転自在に支持されている軸14と一体に回転するように一端が連結されており、他端が成膜チャンバ12に開閉可能に蓋18に連結されている一対のアーム16に、それぞれガススプリング22を取付け、それぞれのガススプリング22のシャフト22aを成膜チャンバ12に連結し、軸14には、これと一体回転するように軸心が連結されているウォームホイール28と、ウォームホイール28とセルフロックするようにかみ合っている円筒ウォーム30とにより構成されるウォームギア26を収納するギアボックス24を設け、円筒ウォーム30の軸心にはギアボックス24外に突出する蓋開閉ハンドル32を一体に回転するように連結する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 チャンバに回転自在に支持されている軸と一体に回転するように連結されたアームを介して前記チャンバに開閉可能に蓋が設けられている半導体製造装置において、前記蓋は、前記アームを回転可能なガススプリングと前記軸を回転可能なウォームギアとにより開閉するように構成されていることを特徴とする半導体製造装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、チャンバに回転自在に支持されている軸に一体に回転するように連結されているアームを介して前記チャンバに開閉可能に蓋が設けられている半導体製造装置に関する。 【0002】 【従来の技術】図5及び図6は従来の半導体製造装置を示しており、半導体製造装置50及び70は図5に示されるように、チャンバ52に回転自在に支持されている軸54に一体に回転するようにアーム56の一端が連結されており、アーム56の他端はチャンバ52の蓋58に取付けられている。チャンバ52にはガススプリング60の一端が、アーム56にはガススプリング60の他端がそれぞれ取付けられており、ガススプリング60のシャフト60aが伸縮することによりアーム56が回転して蓋58が開閉するように構成されている。蓋58には把手62が設けられている。 【0003】蓋58を開閉する際には、まず、ガスプリング60により蓋58の開閉を行うが、ガススプリング60の力のみでは完全に蓋58が開閉しないので、足りない分は、作業者が手64で把手62を持って行う。 【0004】また、図6に示されるものは、チャンバ72に回転自在に支持されている軸74に一体に回転するようにアーム83の一端が連結されており、アーム83の他端はチャンバ72の蓋84に取付けられている。また、軸74にはこれと一体に回転するようにシリンダアーム76の一端が連結されており、シリンダアーム76の他端はエアシリンダ78のシャフト78aにこれと一体に上下動するように連結されている。エアシリンダ78には、これを駆動させる弁の開閉を電気信号によって制御する電磁弁80と、エアシリンダ78の駆動状況を検知するセンサ82とが設けられている。 【0005】蓋84を開く際には、まず、電磁弁80により弁を開いてエアシリンダ78のシャフト78aを上方へ駆動させて、シリンダアーム76の他端を上昇させることによりシリンダアーム76の一端を反時計方向へ回転させる。これにより、シリンダアーム76と一体に軸74が回転し、これと一体にアーム83の一端が回転するため蓋84が開く。また、蓋84を閉じる際には、エアシリンダ78のシャフト78aを下方へ駆動させ、各部材を上記とは逆方向へ回転させることにより行うことができる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来のものでは次のような課題がある。すなわち、図5に示されるものでは、蓋58の開閉時に手64で把手62を持つため、蓋58の近くに手を近づけることになり、蓋58に手が挟まれる危険がある。また、作業者は、蓋58開時に蓋58の近くにいなければならないため、蓋58を開けた際にチャンバ52内からN2ガスが流出し、人体へ悪影響を及ぼす危険性がある。 【0007】また、図6に示されるものでは、エアシリンダ78、センサ82及び電磁弁80などを使用するため、コストが高くなるとともに機構が複雑になるという問題がある。 【0008】本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、安全で、低コストで、且つ構造の簡単な半導体製造装置を提供することを目的としている。 【0009】 【課題を解決するための手段】前述した目的を達成するために、本発明は、チャンバに回転自在に支持されている軸と一体に回転するように連結されたアームを介して前記チャンバに開閉可能に蓋が設けられている半導体製造装置において、前記蓋は、前記アームを回転可能なガススプリングと前記軸を回転可能なウォームギアとにより開閉するように構成されていることを特徴とするものである。 【0010】これにより、蓋開閉に要する力の上限近くまでをガススプリングの力を使い、残りの力をウォームギアの力を使うことによって蓋の開閉を行うことができる。 【0011】また、ガススプリングを用いて蓋の開閉を行う際、蓋閉モーメント>ガススプリングの蓋開モーメントの場合は蓋が閉まる動作が行われ、蓋閉モーメント<ガススプリングの蓋開モーメントの場合は蓋が開く動作が行われるが、ウォームギアを、ウォームホイールの方からウォームを回そうとしてもウォームが回転しない(この作用をセルフロックという)ように構成すれば、上記状態時であっても蓋を静止状態に保持しておくことができるので、あらゆる角度(0〜90°)の蓋開閉状態で蓋を静止させることができる。 【0012】 【発明の実施の形態】図1は本発明を実施したの半導体製造装置10の正面図を示し、図2は図1の側面図を示す。搬送チャンバ11に隣接して設けられる成膜チャンバ(チャンバ)12に、軸14が回転自在に支持されており、軸14には、これと一体に回転するように軸方向に所定間隔をあけて一対のアーム16の一端が連結されている。一対のアーム16の他端は蓋18に連結されており、蓋18は、軸14と一体に回転するアーム16とともに回転して成膜チャンバ12を開閉する。 【0013】一対のアーム16には、それぞれガススプリング22が取付けられており、それぞれのガススプリング22のシャフト22aは成膜チャンバ12に連結されている。軸14の右端部には、ギアボックス24が設けられており、ギアボックス24内には、図3及び図4に示されるような、軸14を回転可能なウォームギア26が収納されている。 【0014】ウォームギア26は、軸14と一体回転するように軸心が連結されているウォームホイール28と、ウォームホイール28とセルフロックするようにかみ合っている円筒ウォーム30とにより構成されており、円筒ウォーム30の軸心にはギアボックス24外に突出する蓋開閉ハンドル32が一体に回転するように連結されている。 【0015】次に、本実施の形態の蓋開閉方法について説明する。蓋を開く際には、まず、ガススプリング22を駆動させシャフト22aを延ばしてアーム16の他端を上方に押上げる。これにより、アーム16は軸14を中心として回転し、蓋18が開く。ガススプリング22の力が上限まで使われた時点で、ウォームギア26のセルフロックにより蓋18が静止し、蓋18を開く残りの動作は、蓋開閉ハンドル32を蓋18開方向に回転させてウォームギア26を駆動させ、軸14を回転させることにより行う。 【0016】次に、蓋18を閉じる際には、まず、ガススプリング22を駆動させシャフト22aを縮めてアーム16の他端を下方に引き下げる。これにより、アーム16は軸14を中心として回転し、蓋18が閉じる。ガススプリング22の力が上限まで使われた時点で、ウォームギア26のセルフロックにより蓋18が静止し、蓋18を閉じる残りの動作は、蓋開閉ハンドル32を蓋18閉方向に回転させてウォームギアを駆動させ、軸14を回転させることにより行う。 【0017】このように、電気的な制御がなくてもウォームギア26のセルフロックにより蓋18を開けたい角度で静止させることができるので、蓋18の開閉に限っては電気的な故障は一切起こらない。 【0018】また、蓋18の重量の変化には、ガススプリング22を交換することによって対応することができる。 【0019】 【発明の効果】 以上説明したように、本発明のうち請求項1記載の発明は、蓋開閉に要する力の上限近くまでをガススプリングの力を使い、残りの力をウォームギアの力を使うことによって蓋の開閉を行うことができるので、蓋に手を触れることがなく、また蓋から体を遠ざけることができるので、危険を回避することができる。 【0020】また、蓋の開閉に限っては電気的制御を行わないため、コストを低減することができる。 【0021】 また、蓋の開閉を行う機構を構成するのに、アーム及び成膜チャンバへのガススプリングの取付けとシャフトへのウォームギアの取付けだけで済むので、製造を簡略化することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001122 【氏名又は名称】株式会社日立国際電気
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| 【出願日】 |
平成11年7月7日(1999.7.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097250 【弁理士】 【氏名又は名称】石戸 久子 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−21039(P2001−21039A) |
| 【公開日】 |
平成13年1月26日(2001.1.26) |
| 【出願番号】 |
特願平11−193307 |
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