| 【発明の名称】 |
遊星ローラ動力伝達装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】牧野 智昭
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| 【要約】 |
【課題】基油のトラクション特性の向上を図ると共に、温度上昇による増ちょう剤の流動特性の変化を未然に防止することにある。
【解決手段】サンローラ21とその外周側に同心配置されたアウターリング22との間に円周方向で等間隔にそれぞれ配置された複数の第一ローラ23および第二ローラ24を半径方向に多段に配置し、前記サンローラ21、第一ローラ23および第二ローラ24、アウターリング22を相互に圧接させ、かつ、第一ローラ23に異なる回転半径を有する複数の外周面を形成し、潤滑剤により各摩擦接触面間に形成された油膜を介してその油膜の剪断力により動力を伝達させる遊星ローラ動力伝達装置において、前記潤滑剤は、合成系基油にウレア系増ちょう剤を組み合わせたものとする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 サンローラと、サンローラの外周側に同心配置されたアウターリングと、前記サンローラとアウターリングの間に圧接状態で介装された複数の遊星ローラと、前記遊星ローラを円周方向で等間隔に回転自在に保持するキャリアとを備え、潤滑剤により各摩擦接触面間に形成された油膜を介してその油膜の剪断力により動力を伝達させるものにおいて、前記潤滑剤は、合成系基油にウレア系増ちょう剤を組み合わせたものとしたことを特徴とする遊星ローラ動力伝達装置。 【請求項2】 前記合成系基油が、二個以上のシクロヘキシル環を有する化合物より生成される合成ナフテン油であることを特徴とする請求項1記載の遊星ローラ動力伝達装置。 【請求項3】 前記合成系基油が、縮合脂環構造を有する化合物より生成される合成ナフテン油であることを特徴とする請求項1記載の遊星ローラ動力伝達装置。 【請求項4】 前記合成系基油が、gem−ジメチル構造を有するポリα−オレフィンより生成される合成パラフィン油であることを特徴とする請求項1記載の遊星ローラ動力伝達装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は遊星ローラ動力伝達装置に関し、例えば、ローラを径方向に多段に配置して入力回転を減速または増速する摩擦式多段ローラ変速機などの遊星ローラ動力伝達装置に関する。 【0002】 【従来の技術】トラクションドライブは摩擦伝動装置の一種であり、滑らかな表面を有する二面間に形成された油膜を介してその油膜の剪断力により動力が伝達される。そのため、歯車よりも低振動・低騒音での運転が可能である。一定の変速比を有するトラクションドライブの代表的なものに、例えば、図4(a)(b)に示すような遊星ローラ動力伝達装置がある。 【0003】この動力伝達装置は、その軸心が一致するように配置されたサンローラ1及びリング2と、このサンローラ1とリング2の間に形成された空間に圧接状態で配置された複数の遊星ローラ3と、その遊星ローラ3を円周方向に等間隔かつ回転自在に保持するキャリア4とで構成されている。ハウジング5に対して軸受6で支持された高速回転軸7の一端にサンローラ1を同軸的に設け、リング2は、その回転が拘束されるようにハウジング5にボルト8で固定されている。 【0004】一方、ハウジング9に対して軸受10で支持された低速回転軸11の一端にキャリア4が設けられている。そのキャリア4には、四つの遊星ローラ支持軸12が植設されており、遊星ローラ3が軸受13を介して遊星ローラ支持軸12に支持されている。遊星ローラ3がサンローラ1の外周面とリング2の内周面に摩擦接触することにより、高速回転軸7と低速回転軸11の間で動力が伝達される。なお、リング2の両側に二枚の側板14を配置することにより、遊星ローラ3の軸方向移動が規制されている。 【0005】以上のような一組の遊星ローラ動力伝達装置は、その変速比を10以上に設定することも可能であるが、サンローラ1と遊星ローラ3の接触面圧とリング2と遊星ローラ3の接触面圧のバランスから、通常、その変速比は3〜6が適当である。 【0006】そこで、さらに大きな変速比をとれる動力伝達装置として、例えば図5(a)(b)または図6に示すような摩擦式多段ローラ変速機がある。この多段ローラ変速機は、その軸心が一致するように配置されたサンローラ1及びアウターリング2と、そのサンローラ1とアウターリング2の間に形成された空間に円周方向に等間隔に配置された二種類以上のローラ、例えば図5(a)(b)の多段ローラ変速機では、二種類のローラ3a,3b、また図6の多段ローラ変速機では、三種類のローラ3a,3b,3cとで構成される。 【0007】後述するようにローラ3a,3b,3cのそれぞれの個数は三個以上である。それらのローラ3a,3b,3cのうち、少なくとも一種類のローラを複数の円筒で構成してそのローラに二つの異なる回転半径を有する摩擦接触部の転走面を持たせることにより、一層大きな変速比を確保することができる。 【0008】すなわち、図5(a)(b)の多段ローラ変速機は、サンローラ1とアウターリング2の間に二種類の第一ローラ3aおよび第二ローラ3bをそれぞれ四個ずつ設け、第一ローラ3aにのみ二種類の回転半径R1LとR1Sを有する転走面を形成したものである。第一ローラ3aと第二ローラ3bのサンローラ周りの回転(公転)が拘束される場合、変速比eは、e=(RO R1L)/(RS R1S)となる。一方、第一ローラ3aおよび第二ローラ3bのサンローラ周りの回転(公転)を拘束する代わりに、アウターリング2の回転を拘束する場合には、変速比eは、e=(RO R1L)/(RS R1S)−1となる。 【0009】図6の多段ローラ変速機は、サンローラ1とアウターリング2の間に三種類の第一〜第三ローラ3a〜3cをそれぞれ五個ずつ設け、そのうち第一ローラ3aおよび第二ローラ3bのそれぞれに二種類の回転半径R1LとR1Sおよび回転半径R2LとR2Sを有する転走面を形成したものである。第一〜第三ローラ3a〜3cのサンローラ周りの回転(公転)が拘束される場合、変速比eは、e=(RO R1LR2L)/(RS R1SR2S)となる。一方、第一〜第三ローラ3a〜3cのサンローラ周りの回転(公転)を拘束する代わりに、アウターリング2の回転を拘束する場合には、変速比eは、e=(RO R1LR2L)/(RS R1SR2S)+1となる。 【0010】このように径方向に多段化させることで軸方向のサイズが大きくなることを避けて大きな変速比を得ることができる。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】前述したようにトラクションドライブでは、滑らかな表面を有する二面間に形成された油膜を介してその油膜の剪断力により動力が伝達される。このトラクションドライブに使用される油(トラクション油)は、できるだけ大きなトラクション係数(トラクション/法線荷重)を具備していることが望まれる。また、トラクションドライブを構成する転がり要素の疲労寿命は、法線荷重の約三乗に反比例するといわれている。そのため、トラクション係数の高い油を使用すれば、法線荷重を低く設定できるので装置の寿命を延ばすことができる。 【0012】トラクションドライブの潤滑方式としては、油浴潤滑または圧送された潤滑油を供給する強制潤滑を採用した場合は十分な潤滑油を各摩擦接触部に供給できるが、シール機構の付加などにより装置の大型化およびコストの増大を招来する。装置の小型化および製作コストの低減のためには、潤滑方式をグリース潤滑にすることが望ましい。 【0013】トラクションドライブの動力伝達部である摩擦接触部では、二物体が転がりすべり接触することで動力伝達に必要な摩擦力が発生する。そのため、摩擦接触部では二物体間のすべりに起因する発熱が生じ、その近傍に存在する潤滑剤(グリース)は温度上昇の影響を受けることになる。潤滑油の高温劣化は、高温の環境において酸化や熱分解による化学変化が生じ、そのため、基油の成分劣化を生じるが、グリースの場合、温度上昇による増ちょう剤の構造が変化し、流動特性が変化することでも装置の耐久性に悪影響を与える。 【0014】例えば、温度上昇により一時的にもグリースが軟化すると、外部への漏洩が進み、グリース不足による寿命低下が引き起こされる。逆に、温度上昇によってグリースが固化する特性を有する場合、摩擦接触部への潤滑剤の供給が妨げられて損傷に至る。そのため、トラクションドライブの潤滑にグリースを使用した場合、その基油のトラクション特性だけでなく、増ちょう剤の温度上昇による流動特性にも注意を払うことが必要になる。 【0015】そこで、本発明は前記問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、グリース潤滑を採用するに際して、基油のトラクション特性の向上を図ると共に、温度上昇による増ちょう剤の流動特性の変化を未然に防止し得る多段ローラ変速機を提供することにある。 【0016】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するための技術的手段として、本発明は、サンローラと、サンローラの外周側に同心配置されたアウターリングと、前記サンローラとアウターリングの間に圧接状態で介装された複数の遊星ローラと、前記遊星ローラを円周方向で等間隔に回転自在に保持するキャリアとを備え、潤滑剤により各摩擦接触面間に形成された油膜を介してその油膜の剪断力により動力を伝達させるものにおいて、前記潤滑剤は、合成系基油にウレア系増ちょう剤を組み合わせたものとしたことを特徴とする。 【0017】前記合成系基油としては、■二個以上のシクロヘキシル環を有する化合物より生成される合成ナフテン油、■縮合脂環構造を有する化合物より生成される合成ナフテン油、■gem−ジメチル構造を有するポリα−オレフィンより生成される合成パラフィン油があり、これら■〜■のうちのいずれかを使用することが望ましい。 【0018】本発明では、潤滑剤として合成系基油にウレア系増ちょう剤を組み合わせたものを使用したことにより、合成系基油が高いトラクション係数を有するため、法線荷重を低く設定しても動力が伝達できて結果的に寿命の向上が図れ、さらに、ウレア系増ちょう剤の持つ優れた耐熱性でもって、温度上昇による増ちょう剤の流動特性の変化を抑制する。 【0019】鉱油は原油中に含まれる潤滑油として有効な成分を、常圧蒸留および減圧蒸留などの分離精製によって得ることで生成される。鉱油は雑多な炭化水素を主成分とし、さらに硫黄や窒素の化合物を含む複雑な混合物である。それに対し、合成潤滑油は単一物質もしくは同族体の混合物であり、分子設計により有効な化学構造を作り出すことで、鉱油では得られない諸特性を与えることが可能である。 【0020】■二個以上のシクロヘキシル環を有する化合物より生成される合成ナフテン油、■縮合脂環構造を有する化合物より生成される合成ナフテン油、■gem−ジメチル構造を有するポリα−オレフィンより生成される合成パラフィン油のいずれの合成系基油は、高いトラクション係数を有し、また、ウレア系増ちょう剤は、耐熱性に優れているだけでなく、基油との親和性が良好で、かつ、剪断安定性に優れ油分離が少ない長所を有する。 【0021】 【発明の実施の形態】本発明の実施形態を以下に詳述する。 【0022】まず、図1(a)(b)に示す実施形態の摩擦式多段ローラ変速機の構造は以下の通りである。この多段ローラ変速機は、サンローラ21とアウターリング22の間に二種類の第一ローラ23および第二ローラ24がそれぞれ四個ずつ設けられ、一端をサンローラ21とした高速回転軸25と、その高速回転軸25と同軸状に配置されたアウターリング22との間に、サンローラ21の外周面および第二ローラ24に摩擦接触する第一ローラ23と、第一ローラ23およびアウターリング22の内周面に摩擦接触する第二ローラ24がそれぞれ円周等間隔に圧接状態で配置されている。 【0023】この実施形態では、第一ローラ23が複数の円筒で形成されることで二種類の転走面を有している。前記高速回転軸25を軸受支持するハウジング26(キャリア)には、四つの第二ローラ支持軸27が植設されており、第二ローラ24が軸受28を介して第二ローラ支持軸27に支持されることで第二ローラ24のサンローラ周りの回転(公転)が拘束され、その結果、第一ローラ23のサンローラ周りの回転も拘束される。アウターリング22と低速回転軸29をボルト30とナット31によって結合することにより、アウターリング22の回転を低速回転軸29に伝達させる。なお、アウターリング22の両側に二枚の側板32を配置することにより、第二ローラ24の軸方向移動が規制されている。 【0024】この実施形態では、アウターリング22と低速回転軸29とは別部材であり、両者をボルト30とナット31で結合した構造であるが、低速回転軸29の一端内周面が転走面となるような摩擦接触部を有するように、低速回転軸29とアウターリング22とを一体に形成したものであってもよい。 【0025】その他の実施形態として、第一ローラ23および第二ローラ24のサンローラ周りの回転(公転)を拘束する代わりに、アウターリング22の回転を拘束する実施形態の摩擦式多段ローラ変速機の構造を図2(a)(b)に示す。 【0026】この実施形態の多段ローラ変速機は、図1(a)(b)に示す実施形態の場合と同様、アウターリング22とサンローラ21の間に、それぞれ四個の第一ローラ23および第二ローラ24が円周等間隔に圧接状態で配置されている。アウターリング22は、高速回転軸25と同軸状になるようにハウジング26にボルト30で固定されている。また、低速回転軸29の一端にはキャリアが設けられ、そのキャリアには、四つの第二ローラ支持軸27が植設されており、第二ローラ24が軸受28を介して第二ローラ支持軸27に支持されている。動力はサンローラ21の回転と第一ローラ23および第二ローラ24のサンローラ周りの回転(公転)によって伝達される。なお、アウターリング22の両側に二枚の側板32を配置することにより、第二ローラ24の軸方向移動が規制されている。 【0027】これら二つの実施形態の多段ローラ変速機では、サンローラ21、第一及び第二ローラ23,24、アウターリング22の各摩擦接触面間に形成された油膜を介してその油膜の剪断力により動力を伝達させる。トラクションドライブに使用される油(トラクション油)は、できるだけ大きなトラクション係数(トラクション/法線荷重)を具備していることが望まれる。また、トラクションドライブを構成する転がり要素の疲労寿命は、法線荷重の約三乗に反比例するといわれている。そのため、トラクション係数の高い油を使用することで法線荷重を低く設定できるため、装置の寿命を延ばすことができる。 【0028】また、装置の小型化および製作コストの低減化のためには、潤滑方式をグリース潤滑にすることが望ましい。トラクションドライブの動力伝達部である摩擦接触部では、二物体が転がりすべり接触することで動力伝達に必要な摩擦力が発生する。そのため、摩擦接触部では二物体間のすべりに起因する発熱が生じ、その近傍に存在する潤滑剤(グリース)は温度上昇の影響を受けることになる。 【0029】そこで、前記潤滑剤としては、合成系基油にウレア系増ちょう剤を組み合わせたものが好適である。前記合成系基油としては、■二個以上のシクロヘキシル環を有する化合物より生成される合成ナフテン油、■縮合脂環構造を有する化合物より生成される合成ナフテン油、■gem−ジメチル構造を有するポリα−オレフィンより生成される合成パラフィン油があり、これら■〜■のうちのいずれかを使用することが望ましい。 【0030】本発明では、潤滑剤として合成系基油にウレア系増ちょう剤を組み合わせたものを使用することにより、合成系基油が高いトラクション係数を有するため、法線荷重を低く設定しても動力が伝達できて結果的に寿命の向上が図れ、さらに、ウレア系増ちょう剤の持つ優れた耐熱性でもって、温度上昇による増ちょう剤の流動特性の変化を抑制する。 【0031】鉱油は原油中に含まれる潤滑油として有効な成分を、常圧蒸留および減圧蒸留などの分離精製によって得ることで生成される。鉱油は雑多な炭化水素を主成分とし、さらに硫黄や窒素の化合物を含む複雑な混合物である。それに対し、合成潤滑油は単一物質もしくは同族体の混合物であり、分子設計により有効な化学構造を作り出すことで、鉱油では得られない諸特性を与えることが可能である。 【0032】図3は各種の潤滑油のトラクション係数を示す表である。同図に示すようにナフテン系鉱油ではトラクション係数が0.058〜0.065であるのに対して、高トラクション係数を得るように生成された合成ナフテン油では、0.09〜0.095となっている。合成ナフテン油において高いトラクション係数を示す分子構造は、シクロヘキシル環などのシクロアルカン構造である。特に、二個以上のシクロヘキシル環を有する化合物(例えば2,4−ジシクロヘキシル−2−メチルペンタン)または縮合脂環構造を有する化合物(例えば1,1,3−トリメチル−3−シクロヘキシルヒドリンダン)より生成される合成ナフテン油は、高いトラクション係数を有する。また、gem−ジメチル構造を有するポリα−オレフィン(例えばポリイソブチレン)より生成される合成パラフィン油も、高いトラクション係数を有する。 【0033】一方、グリース用増ちょう剤は、■金属石鹸系、■コンプレックス石鹸系、■非石鹸系の三種類に大別される。金属石鹸系の代表的なものに、カルシウム石鹸、ナトリウム石鹸、リチウム石鹸があり、カルシウム石鹸は耐熱性が劣り(常用60℃まで)、トラクションドライブの使用には不適である。リチウム石鹸は比較的耐熱性が良好であるが(常用120〜130℃)、増ちょう剤成分であるリチウムステアレートがトラクション係数を低下させるので適さない。 【0034】このような金属石鹸系の増ちょう剤の耐熱性を向上させたものとして、コンプレックス石鹸系の増ちょう剤があるが、さらに耐熱性に優れたものに非石鹸系の増ちょう剤がある。なかでもウレア系増ちょう剤は、耐熱性に優れているだけでなく、基油との親和性が良好で、かつ、剪断安定性に優れ油分離が少ない長所を有する。また、分子中に酸化の触媒となる金属元素を含まず、合成系基油と組み合わせて広く使用されている。 【0035】 【発明の効果】本発明によれば、サンローラ、遊星ローラ及びアウターリングの各摩擦接触面間に油膜を形成するための潤滑剤として、合成系基油、すなわち、■二個以上のシクロヘキシル環を有する化合物より生成される合成ナフテン油、■縮合脂環構造を有する化合物より生成される合成ナフテン油、■gem−ジメチル構造を有するポリα−オレフィンより生成される合成パラフィン油のうちのいずれかに、ウレア系増ちょう剤を組み合わせたものを使用することにより、合成系基油が高いトラクション係数を有するため、法線荷重を低く設定しても動力が伝達できて結果的に寿命の向上が図れ、さらに、ウレア系増ちょう剤の持つ優れた耐熱性でもって、温度上昇による増ちょう剤の流動特性の変化を抑制することができ、装置の小型化および製作コストの低減化と共に、遊星ローラ動力伝達装置の耐久性が大幅に向上する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000102692 【氏名又は名称】エヌティエヌ株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年11月12日(1999.11.12) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064584 【弁理士】 【氏名又は名称】江原 省吾 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−141008(P2001−141008A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月25日(2001.5.25) |
| 【出願番号】 |
特願平11−323056 |
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