| 【発明の名称】 |
ドア駆動機構 |
| 【発明者】 |
【氏名】松村 智美
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| 【要約】 |
【課題】ドアに取付けられたドア駆動ギヤとシャーシに取付けられドア駆動ギヤと噛み合うファイナルギヤとの回転軸を平行に保って動作品位を向上される。
【解決手段】ドア2をシャーシ1に回動自在に支持し、ドア2に取付けたドア駆動ギヤ5をシャーシ1に設けたファイナルギヤ7と噛み合わせてファイナルギヤ7の回転によりドア2を回動させるドア駆動機構において、ドア駆動ギヤ5をファイナルギヤ7と歯筋を合わせるための調芯を可能とするクリアランスを持たせてドアに立設された軸3dと嵌合させた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ドアをシャーシに回動自在に支持し、前記ドアに取付けたドア駆動ギヤをシャーシに設けたファイナルギヤと噛み合わせて前記ファイナルギヤの回転によりドアを回動させるドア駆動機構において、前記ドア駆動ギヤを前記ファイナルギヤと歯筋を合わせるための調芯を可能とするクリアランスを持たせて前記ドアに立設された軸と嵌合させたことを特徴とするドア駆動機構。 【請求項2】 ドアをシャーシに回動自在に支持し、前記ドアに取付けたドア駆動ギヤをシャーシに設けたファイナルギヤと噛み合わせて前記ファイナルギヤの回転によりドアを回動させるドア駆動機構において、前記ドア駆動ギヤを前記ファイナルギヤと歯筋を合わせるための調芯を可能とするように弾性部材を介して前記ドアに立設された軸と嵌合させたことを特徴とするドア駆動機構。 【請求項3】 前記ドア駆動ギヤから前記ドアに弾性部材を介して動力を伝達するうように構成した請求項1または2のドア駆動機構。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明はドア駆動機構に係わり、特に、CDラジカセ等のCD装着部のドアに好適なドア駆動機構に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のCDラジカセ等のCD装着部を開閉するドアの駆動機構の例を図5に示す。図に示すドア2にはボス4およびドア駆動ギヤ12が一体に形成されている。ボス4に形成された軸受4aおよびドア駆動ギヤ12に形成された軸受12aは夫々シャーシ1に設けられた軸1a、1bに嵌合し、ドア2はシャーシ1に回動自在に支持されている。 【0003】シャーシ1に立設された軸に回転自在に支持されたファイナルギヤ7にはシャーシ1に固定されたモータの回転がシャーシ1に支持されたギヤ列8を介して伝えられる。ドア駆動ギヤ12はファイナルギヤ7と噛み合っており、ドア2はモータにより回動されてCD装着部を開閉する。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記した従来のドア駆動機構では、ファイナルギヤ7とドア2に固定されたドア駆動ギヤ12が噛み合っているが、ファイナルギヤ7はドア2とは別体のシャーシ1に支持されているため、ファイナルギヤ7とドア駆動ギヤ12との回転軸を平行に保つことが困難である。そのため、歯筋のずれが生じて、スムーズに動作しないことがあり、製品の品位を劣化させる原因となっていた。 【0005】この発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ドアに取付けられたドア駆動ギヤとシャーシに取付けられドア駆動ギヤと噛み合うファイナルギヤとの回転軸を平行に保つことができるドア駆動機構を提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】この発明のドア駆動機構は、ドアをシャーシに回動自在に支持し、前記ドアに取付けたドア駆動ギヤをシャーシに設けたファイナルギヤと噛み合わせて前記ファイナルギヤの回転によりドアを回動させるドア駆動機構において、前記ドア駆動ギヤを前記ファイナルギヤと歯筋を合わせるための調芯を可能とするクリアランスを持たせて前記ドアに立設された軸と嵌合させたものである。 【0007】また、この発明のドア駆動機構は、ドアをシャーシに回動自在に支持し、前記ドアに取付けたドア駆動ギヤをシャーシに設けたファイナルギヤと噛み合わせて前記ファイナルギヤの回転によりドアを回動させるドア駆動機構において、前記ドア駆動ギヤを前記ファイナルギヤと歯筋を合わせるための調芯を可能とするように弾性部材を介して前記ドアに立設された軸と嵌合させたものである。 【0008】さらに、前記各ドア駆動機構において、前記ドア駆動ギヤから前記ドアに弾性部材を介して動力を伝達するうように構成したものである。 【0009】 【発明の実施の形態】この発明の実施例であるCDラジカセのドア駆動機構を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の第1の実施例であるドア駆動機構を示す斜視図、図2は同ドア駆動機構を示す部分側面図、図3は同ドア駆動機構を示す部分断面図である。図1に示すように、ドア2にはボス3およびボス4が一体に形成されている。ボス3に形成された軸受3aおよびボス4に形成された軸受4aは夫々シャーシ1に設けられた軸1a、1bに嵌合し、ドア2はシャーシ1に回動自在に支持されている。 【0010】ボス3に形成された軸3dはドア駆動ギヤ5の穴5aを挿通して、ドア駆動ギヤ5は軸3dにねじ込まれたねじ10により係止される。このとき、図2にも詳しく示すように、ドア駆動ギヤ5に設けられた穴5bをボス3に設けられた突起3cが挿通し、ドア駆動ギヤ5に貼着された弾性部材6がボス3に設けられた突起3bと圧接状態となる。図3に示すように、ドア駆動ギヤ5の穴5aと軸3dにはクリアランスがあり、ドア駆動ギヤ5は図示のA方向に傾動可能となっている。 【0011】図1に示すように、シャーシ1に立設された軸に回転自在に支持されたファイナルギヤ7にはシャーシ1に固定されたモータの回転がシャーシ1に支持されたギヤ列8を介して伝えられる。ドア駆動ギヤ5はファイナルギヤ7と噛み合っており、ドア駆動ギヤ5はモータにより回転される。そして、ドア駆動ギヤ5は弾性部材6を介してドア2を回動させてCD装着部を開閉する。 【0012】ドア駆動ギヤ5は軸3dに対して傾動可能となっているので、ドア駆動ギヤ5とファイナルギヤ7との歯筋は自動的に平行とされ、ドア開閉の動作がスムーズになる。 【0013】図4はこの発明の第2の実施例であるドア駆動機構を示す部分断面図である。この例では、ドア駆動ギヤ5は弾性部材11を介してボス3の軸3dと嵌合している。弾性部材11が撓みドア駆動ギヤ5は図示のA方向に傾動可能である。他の構成は第1の実施例と同様である。 【0014】この例ではドア駆動ギヤ5と軸3dとの間にガタがないため、ドア駆動ギヤ5と軸3dが衝突して異音が発生することがない。 【0015】 【発明の効果】この発明のドア駆動機構によれば、シャーシに支持されたファイナルギヤとドアに取付けられたドア駆動ギヤの歯筋の狂いが自動的に修正されるために、動作の品位が高められる。また、組み立てにおいて、駆動部の取付け位置を調整する必要がなくなる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003595 【氏名又は名称】株式会社ケンウッド
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| 【出願日】 |
平成11年11月2日(1999.11.2) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100085682 【弁理士】 【氏名又は名称】柴田 昌雄
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| 【公開番号】 |
特開2001−132800(P2001−132800A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月18日(2001.5.18) |
| 【出願番号】 |
特願平11−311815 |
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