| 【発明の名称】 |
連続可変速トランスミッション用の液圧作動制御装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】ハミッド・バハブザデ
【氏名】ノーマン・ケイ・バックノール
|
| 【要約】 |
【課題】液圧制御ピストンにより位置決めされる、それぞれ調整可能なピストンを持つ駆動シーブと被駆動シーブとを備える連続可変速トランスミッションを提供する。
【解決手段】各調整可能部分を適正に位置決めするため、ピストンが制御システムにより加圧され、駆動シーブと被駆動シーブとの間に所望の速比を確立するようにシーブに掛渡された可撓性に富む駆動部材が要求された直径で動作する。制御装置が、所望の比を維持して動作条件により要求される比の変化を生じるため要求される圧力で作動流体を供給する2つの可変吐出量ポンプ組立体を有する。ポンプの1つが、CVTのトルク要求に比例する一次圧力を供給し、他のポンプが、比の変化を生じるのに必要な圧力を供給する。一次ポンプがシステムにおいて要求されるトルク容量圧力を維持しながら比制御流体がいずれか一方の調整可能部分へ供給できるように、比制御ポンプが中立位置の両側へ変動可能である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 入力シーブと出力シーブとの間の駆動比を設定する1対の制御シリンダを有する連続可変速トランスミッション用の制御装置であって、予め定めたレベルの流体圧力を供給する流体圧力の一次供給源と、前記一次供給源の予め定めた圧力レベルを制御し、前記連続可変速トランスミッションにおける比の変更を指令する電動液圧制御手段と、前記一次供給源から前記一対の制御シリンダへ流体を各々連通させる、第1の通路手段および第2の通路手段と、前記第1の通路手段と第2の通路手段間で連通し、前記連続可変速トランスミッションにおいてアップシフト比の変化が指令されるとき、前記通路手段の1つにおける流体圧力を予め定めた前記レベルより高く上昇させるよう動作可能であり、前記連続可変速トランスミッションにおいてダウンシフト比の変化が指令されるとき、前記通路手段の他方における流体圧力を予め定めた前記レベルより高く上昇させるよう動作可能である可変吐出量型ポンプを含む、流体圧力の比制御供給源と、を備える制御装置。 【請求項2】 入力シーブと出力シーブとの間の駆動比を設定する1対の制御シリンダを有する連続可変速トランスミッション用の制御装置であって、前記第1の通路手段における圧力が上昇されるとき前記比制御供給源と前記一次供給源との間の流体の流通を阻止し、前記第2の通路手段における圧力が上昇されるとき前記一次供給源から前記比制御供給源への流体の流通を許容する、前記一次流体供給源と前記比制御供給源との間の前記第1の通路手段に設けられた逆止弁手段と、前記第2の通路手段における圧力が上昇されるとき前記比制御供給源と前記一次供給源との間の流体の流通を阻止し、前記第1の通路手段における圧力が上昇されるとき前記一次供給源から前記比制御供給源への流体の流通を許容する、前記一次流体供給源と前記比制御供給源との間の前記第2の通路手段に設けられた逆止弁手段と、を更に備える請求項1記載の連続可変速トランスミッション用の制御装置。 【請求項3】 駆動シーブと、被駆動シーブと、前記シーブ周囲に掛渡された可撓性に富む伝達装置と、前記シーブ間の速比を制御するため該シーブの調整を実行するように各シーブに対し選択的に加圧可能な制御ピストンとを有する連続可変速トランスミッション用の制御装置であって、前記駆動シーブと被駆動シーブに関して流体をそれぞれ流入出させる第1の流体通路手段および第2の流体通路手段と、前記流体通路手段と連通して、該通路手段の少なくとも1つとこれと連通するシーブとを連続可変速トランスミッションのトルク要求により決定される圧力レベルに加圧する一次圧力供給源と、前記一次圧力供給源の下流側の前記通路手段の各々に設けられ、前記第1および第2の通路手段から前記一次圧力供給源への流体の流れを禁じる逆止弁手段と、前記逆止弁手段の下流側において前記第1および第2の通路手段間に流体を連通させ、前記通路手段の1つにおける圧力レベルを上昇させて前記シーブ間の速比を調整するための可変吐出量型流体ポンプを含む、比制御圧力供給源手段と、前記一次圧力供給源の圧力レベルを制御し、前記シーブ間の速比を初期設定し制御する電動液圧制御手段と、を備える制御装置。 【請求項4】 駆動シーブと、被駆動シーブと、該シーブ周囲に掛渡された可撓性に富む伝達装置と、前記シーブ間の速比を制御するためシーブの調整を実行するように各シーブに対して選択的に加圧可能な制御ピストンと、を有する連続可変速トランスミッション用の制御装置であって、前記一次圧力供給源が更に、前記比制御圧力供給源手段の前記可変吐出量型ポンプの吐出量がゼロであるとき第1および第2の前記両通路手段に対して等しい圧力を連通させる請求項3記載の制御装置。 【請求項5】 駆動シーブと、被駆動シーブと、該シーブの周囲に掛渡された可撓性に富む伝達装置と、前記シーブ間の速比を制御するためシーブの調整を実行するように各シーブに対して選択的に加圧可能な制御ピストンと、を有する連続可変速トランスミッション用の制御装置であって、第1および第2の前記通路手段における圧力レベルが実質的に等しいとき、前記一次供給源と、第1および第2の前記通路手段の少なくとも1つとの間の流体の流通を維持する手段を更に備える請求項3記載の制御装置。 【請求項6】 駆動シーブと、被駆動シーブと、該シーブの周囲に掛渡された可撓性に富む伝達装置と、前記シーブ間の速比を制御するためシーブの調整を実行するように各シーブに対して選択的に加圧可能な制御ピストンと、を有する連続可変速トランスミッション用の制御装置であって、前記一次圧力供給源が可変吐出量型ポンプを含む請求項3記載の制御装置。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、液圧作動制御装置に関し、特に連続可変速トランスミッションにおける速比を制御するための液圧作動機構に関する。 【0002】 【従来の技術】可変速プリーまたはシーブ(sheave)形式の連続可変速トランスミッション(CVT)は、少なくとも1つの部材を持つシーブ組立体を用い、この部材は、例えばベルトまたはチェーンなどのような可撓性に富む伝達材が動作するところの直径を制御するように運動可能である。当該トランスミッションは、ともに調整可能な部材を有する入力シーブと出力シーブとを備える。入力シーブと出力シーブ間の伝達比は、アンダードライブ比とオーバードライブ比との間で変化する。 【0003】CVT比は、アンダードライブ比とオーバードライブ比との極値間で連続的に変化し得る。アンダードライブ比においては、可撓性に富む伝達材が入力シーブにおいて小さな径に設定され、出力シーブにおいては大きな径に設定される。このため、入力シーブは、出力シーブの各回転に関して1回転以上を有する。入力シーブの直径が増加するにともない、出力シーブの直径は、シーブ間に1対1の比が生じるまで減少する。オーバードライブ比においては、入力シーブの直径は出力シーブの直径より大きく保持される。かくして、入力シーブの1回転は出力シーブの1回転以上の回転を生じる結果となる。 【0004】比の変化に順応するため、各シーブの少なくとも1つの部材がシーブの他の部材に対して軸方向に摺動するように配置される。この可動部材は、実効シーブ径が所望の比を生じる所望の軸方向位置へ部材を押付けるように加圧される制御ピストンを有する。今日入手可能な電動油圧制御装置においては、比の変化が生じるとき、1つのシーブのピストンが余分な流体を排出される間、他のシーブのピストンは高圧力の流体を更に供給される。排出された流体は、トランスミッションのサンプ即ち貯溜部へ戻される。反対方向の比の変化が要求されるとき、1つのピストンにおける流体の一部がサンプへ排出される間、流体が無くなったピストンは流体を供給される。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、連続可変速トランスミッションに対する改善された制御システムを提供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明の1つの態様においては、2つの可変吐出量制御ポンプが、連続可変速トランスミッション(CVT)における可変シーブの比制御ピストンへ作動流体を供給する。本発明の別の態様においては、ポンプのうち1つが一次制御圧力を速比制御ピストンへ供給する。本発明の更に他の態様においては、他のポンプが、速比制御ピストンの1つにおける一次供給圧力に付加される速比制御圧力を供給する。 【0007】本発明の更に別の態様においては、速比制御ポンプが中立の中心位置を有する。本発明の更に他の態様においては、速比を減じるように速比が変化しているとき、速比制御ポンプが中立中心位置の一方の側へ移動され、速比を増加させるためには中心位置の他方の側へ移動される。 【0008】CVTは、2つの可変シーブ部材を有し、これらの部材の各々がそれぞれの油圧ピストンにより制御される可動の半部を有する。これらピストンは、シーブ部材間の所望の速比を生じる位置へ前記可動半部を調整するように加圧される。各ピストンにおける最小圧力は、CVTにより伝達されるトルクを維持するのに充分でなければならない。シーブ部材間の速比は、要求時に、1つのシーブにおけるトルク要求圧力を維持しながら、他のシーブにおける圧力を増すことによって変化させられる。 【0009】可変吐出量一次ポンプが、CVTのトルク要求を保持するのに必要な流体圧力を供給する。可変吐出比ポンプは、CVTにおける速比を変化させるのに必要な付加的な圧力を供給する。前記可変比ポンプは可動シーブ半部の一方へ流体を移送するため提供されるが、前記一次ポンプは両方の可動シーブ半部へ流体を供給するため逆止弁を介して接続される。従って、可変比ポンプが、所望の比を生じるように調整されねばならない可動半部における圧力を増加させる。この可動比ポンプは、中立位置の一方の側において駆動されるシーブが更に大きな圧力を供給されるように、中立即ちゼロの吐出位置を経て変更可能であるが、中立位置の反対側では、駆動シーブが更に大きな圧力を供給される。速比の調整が完了すると、吐出比ポンプが、漏洩により失われることがある補給流体を供給するのに充分な吐出量を生じる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。これらの図面では、幾つかの図において同じ参照番号が同一若しくは対応する部品を表わしている。 【0011】図1では、貯溜部12から流体を取込み、かつ従来の電動油圧制御装置16と1対の逆止弁18、20とに連通する通路14へ流体を送るエンジン駆動式一次ポンプ10が示される。電動油圧制御装置16は、速度およびトルクのような種々の入力信号に基く信号即ち該入力信号から導出された制御信号を発するための図示しない予めプログラムされた従来のディジタル・コンピュータを備えた電子制御装置を含んでいる。周知のように、制御装置16により発される制御信号は、CVTにおける速比とポンプ10において生成される圧力とを設定するように作用する。 【0012】逆止弁18は、通路14と駆動シーブ出力通路22との間の流体の流通を制御する。逆止弁20は、通路14と被駆動シーブ制御通路24との間の流体の流通を制御する。逆止弁18および20は、各々の通路22、24から通路14への流体の流れを禁じる。逆止弁18、20は、これら通路のいずれか一方における圧力が通路14における圧力より大きいとき、通路14から通路22、24への流体の流れも阻止する。通路22は、エンジン駆動式比制御ポンプ26及び駆動シーブ30の制御ピストン28と連通している。制御ピストン28は、周知の方法でシーブ30のシーブ半部32の軸方向位置を制御する。通路24は、比制御ポンプ26及び被駆動シーブ36の制御ピストン34と連通している。 【0013】制御ピストン34は、シーブ36のシーブ半部38の軸方向位置を周知の方法で制御する。駆動シーブ30と被駆動シーブ36とは、ベルトあるいはチェーンのような可撓性に富む伝達機構40により摩擦的に連結される。駆動シーブ30と被駆動シーブ36と伝達機構40とは結合して、連続可変速トランスミッション(CVT)42を形成する。駆動シーブは、クラッチまたはトルク・コンバータを介するような周知の方法で、図示しない従来のエンジンと駆動関係で接続される。被駆動シーブは、クラッチおよび遊星歯車装置のような従来の機構を介して図示しない車両の駆動輪と駆動関係で接続される。 【0014】伝達機構40が等しい直径のシーブ30、36の周囲に掛渡されるとき、シーブ30および36間に1対1の駆動関係が生じる。シーブ半部32が右方向に動かされシーブ半部38が右方向に動かされると、伝達機構40はシーブ30において小さな径となりかつシーブ36において大きな径となり、その結果シーブ30および36間にはアンダードライブ比が生じる。シーブ半部32が中立位置から左方向に動かされ、シーブ半部38が左方向へ動かされると、シーブ30において大きな径が得られシーブ36において小さな径が得られて、その結果シーブ30および36間にはオーバードライブが生じる。当業者は、先に述べたようなCVTの動作についてはよく知るところであろう。 【0015】ポンプ10は、システムに対する流体の一次供給源であり、加圧流体を制御装置16とCVT42の両者へ供給する。ポンプ10は可変吐出量型装置であることが望ましいが、固定吐出量型ポンプも良好に働く。可変吐出量型ポンプを使用すると、CVT42が適用される動力系の全効率を向上させる。比制御ポンプ26は、図5に示されるようなベーン・ポンプとして構成することもできる可変吐出量型流体伝達機構である。ポンプ26はまた、周知のどんな可変吐出量型の作動油伝達機構によっても構成することができる。 【0016】ポンプ26は、通路22から通路24へ、あるいはその逆方向に流体を移動させることが可能である。ポンプ26が流体を通路24から通路22へ移動させるように条件付けされると、通路22内の圧力が通路24内の圧力より高くなり、その結果逆止弁18が閉じられ、逆止弁20が開いてポンプ10から通路24への流体の流れを許容し、制御ピストン34における圧力がCVT42のトルク要件を充分に満たすことを保証する。ポンプ26が流体を通路22から通路24へ移動させるよう条件付けされると、通路24内の圧力は、逆止弁20が閉じられかつ逆止弁18が開いてポンプ10から通路22への流れを許容し、制御ピストン28における圧力がCVT42のトルク要件を充分に満たすことを保証する。ポンプ26が中立位置即ち吐出量ゼロの状態にあるときは、ポンプ10は、システムが要求する圧力レベルで通路22と通路24の双方へ流体を供給することになる。 【0017】ポンプ26と、制御ピストン28と、シーブ半部32とは、図1、図2、図3および図4において鎖線で示されたレバー44およびリンク装置46、48のような周知の制御機構により電動油圧式制御装置と接続されている。レバー44は、制御装置16とリンク装置48とリンク装置46とにそれぞれ接続された第1のノード50と、第2のノード52と、第3のノード54とを有する。電動油圧制御装置16がノード50に運動するよう指令すると、ノード54が支点となりノード52とリンク装置48とが出力となる。リンク装置48は、通路22または24における圧力が増加されるようにポンプ26の吐出量を変化させる。 【0018】通路24内の圧力が増加されるにともない、電動油圧制御装置16がダウンシフト比を変化させるように信号し、これがシステムを図2に示されたように応動させることになる。ノード50が静止すると、このノードがシステムにおける支点となり、シーブ半部32が通路22と24間の圧力差に応答して移動するときノード54入力となる。ダウンシフト指令が行われと、比制御ポンプ26が制御されて通路24内の圧力を増加させ、従って制御ピストン34を移動させる。この状態はシーブ半部38を軸方向へ移動させ、その結果、可撓性に富む伝達機構40がより大きな直径になるように移動する。 【0019】可撓性に富む伝達機構40における緊張状態の増加により、シーブ半部32が右方へ強制され、これによりシーブ30における動作径を減少させる。CVT42が新たに指令された比に達すると、リンク装置48とレバー44とが比制御ポンプ26の吐出量を中立位置へ移動されることになる。比制御ポンプ26は、システムにおける漏洩があればこれを補償するために充分な量の流体を移動させるにすぎない。比制御ポンプ26が流体を通路22から通路24へ移動させると、一次ポンプ10が補給油を通路22へ供給する。一次ポンプ10の圧力出力は、CVTのトルク伝達要求に比例するレベルまで電動油圧制御装置16により制御される。当業者には、ポンプ26の入口側圧力がポンプ10の出口側圧力に等しいことが明らかであろう。 【0020】電動油圧制御装置16がアップシフト方向における比の変更のため信号すると、図3に示されるように、ノード52が右方へ移動される。この状態が、ポンプ10は通路24内の圧力をCVTにおけるトルク伝達レベルに対して要求されるレベルに保持するが、比制御ポンプ26に通路22内の圧力を上昇させる。制御ピストン28は内部圧力を上昇させて、シーブ半部32の左方への移動を生じる結果となる。この状態が、可撓性に富む伝達機構40を駆動シーブ30における大きな直径へ移動させ、シーブ36における小さな直径へ移動させ、その結果、シーブ30の速度は変化せずに被駆動シーブ36の速度が増加することになる。新たに指令された比に達してシステムが図4に示されたような安定状態に達するまで、シーブ半部32の移動が継続する。図2について述べたように、安定状態に達すると、比制御ポンプ26が通路22内の指令圧力を維持するのに充分な流体を移動させるのみとなり、ポンプ10はシステムを平衡状態に維持するのに必要な流体を供給することになる。一次ポンプ10が可変吐出量型装置であることが望ましい理由が理解されたであろう。 【0021】図5は、可変吐出量型ポンプ56の一部の立面図を示している。このポンプ56は、ピン60に枢着されたリング部材58を有する。突起62が、リング部材58の外表面から突出して、図示しないロッドまたはリンクのような周知の制御部材と接続されるための制御面64を提供する。ポンプ56は、ロータ68と接続される中心駆動軸66を有する。ロータ68は複数のスロット70を持ち、その各々にベーン72が摺動自在に配置されている。ベーン・リング74がベーン72の下方でロータ68に配置され、ベーン72をリング58に当たるように半径方向外方に保持している。リング58と、ロータ68と、ベーン72と、一方が76で示される1対の側壁面とは、共働して複数のチャンバ78を形成する。側壁面76は、ロータ68が回転されるとき、チャンバ78と連通する1対のポート80、82を有する。 【0022】リング58が反時計方向に回動されロータ68が矢印Aの方向に回動されると、チャンバ78は、ポート82を通過するとき増大しポート80を通過するとき収縮する。このように、ポート82は入口ポートとなり、ポート80は出口ポートとなる。リング58がピン60の周囲に時計方向に枢動させられると、チャンバ78はポート80を通過するとき増大し、ポート82を通過するとき収縮する。このように、ポート80は入口ポートとなり、ポート82は出口ポートとなる。ポンプ56は、図1、図2、図3および図4においてポンプ26に要求される機能即ち動作を生じる可変吐出量型ポンプである。 【0023】このような機能を提供するため、ポート80は通路24に接続することができ、ポート82は通路22に接続することができる。ポンプ56は、必要に応じて流体を通路22および24間に、従って、制御ピストン28および34間に移動させるように動作可能である。流体がポンプ56の流体移転要求がCVT42の安定状態運転中に低減されると、リング部材58が図示した中立位置付近に保持される。これにより、ポンプ56がシステムにおける漏洩に見合う流体量のみを移送することを可能にする。 【0024】図6に示された実施の形態は、2つの逆止弁18、20が1つの逆止弁組立体82に組込まれたことを除いて、図1ないし図4に示された実施の形態に類似している。この組立体82は、ロッド88により分離される2つのボール逆止要素84、86を有する。各ボール逆止要素84、86は、それぞれ弁座90、92を有する。ボール逆止要素84、86が弁座90、92の各々に当接すると、通路24または22のそれぞれが閉止される。このような条件下では、一次ポンプ10は流体を閉止された通路へ供給することがない。しかし、ロッド88がボール逆止要素84、86の一方を確実に離脱させる。このことは、ボール逆止要素84、86の少なくとも一方がその座と封止状態に係合しないこと、従って、一次ポンプ10は通路22、24の少なくとも一方と常に連通状態にあることを保証する。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】590001407 【氏名又は名称】ゼネラル・モーターズ・コーポレーション 【氏名又は名称原語表記】GENERAL MOTORS CORPORATION
|
| 【出願日】 |
平成12年9月20日(2000.9.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100089705 【弁理士】 【氏名又は名称】社本 一夫 (外5名)
|
| 【公開番号】 |
特開2001−108084(P2001−108084A) |
| 【公開日】 |
平成13年4月20日(2001.4.20) |
| 【出願番号】 |
特願2000−285807(P2000−285807) |
|