| 【発明の名称】 |
回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構 |
| 【発明者】 |
【氏名】田口 博史
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| 【要約】 |
【課題】駆動体の駆動機構により付与される回転運動や直線状の往復運動などの駆動力を従動体の従動機構に伝動し、その駆動力を再現できるようにするが、従動体の異系な回転運動は自由なるように確保されている伝動機構を提供する。
【解決手段】外側に駆動機構が設けてある外筒体の内側に、一端に従動機構を設けた内筒体を同心円状にころがり軸受又はすべり軸受を介して回転自在に内装するとともに、外筒体と内筒体の間には摺動体が摺動自在に内装し、軸周り方向へは力が伝達されずに軸受を介して回転自在であるが、線方向へは力が伝動するように連結構成されており、摺動体の外側摺動用筒体には駆動用レバーを介して駆動機構が連結され、内側摺動用筒体には伝動体を介して従動機構が連結されて摺動体に駆動力を付与すると摺動体は軸線方向に直線状の往復運動をし、この直線状の往復運動は伝動体を介して従動体の従動機構へ伝達されて従動体の駆動力として再現する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 外側に駆動機構が設けてある外筒体の内側に、一端に従動機構を設けた内筒体を同心円状にころがり軸受又はすべり軸受を介して回転自在に内装するとともに、当該外筒体と内筒体の間には摺動体が摺動自在に内装するが、当該摺動体は、軸周り方向へは力が伝達されずに外側摺動用筒体と内側摺動用筒体とがころがり軸受又はすべり軸受を介して回転自在であるが、軸線方向へは力が伝動するように連結構成されており、前記摺動体の外側摺動用筒体には駆動用レバーを介して前記駆動機構が連結され、前記摺動体の内側摺動用筒体には伝動体を介して従動機構が連結されており、前記外筒体に装着された前記駆動機構と、前記駆動用レバーと、前記外側摺動用筒体とで駆動体を構成し、前記外筒体に回転自在に内装された前記内筒体に装着されてなる前記内側摺動用筒体と、前記伝動体と、前記従動機構とで従動体を構成するようになし、当該駆動体の駆動機構が作動して、摺動体に駆動力を付与すると当該摺動体は軸線方向に直線状の往復運動をし、この直線状の往復運動は伝動体を介して従動体の従動機構へ伝達されて従動体の駆動力として再現するが、前記当該摺動体の内側摺動用筒体と、内筒体と、伝動体と、従動機構とからなる従動体は、前記ころがり軸受又はすべり軸受により、摺動体に駆動力を付与するか否かにかかわらず、前記外筒体に装着された状態のまま回転自在であるようにしたことを特徴とする回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構。 【請求項2】 外筒体の内側に内筒体を同心円状にころがり軸受又はすべり軸受を介して回転自在に内装するとともに、当該外筒体と内筒体の間には摺動体が摺動自在に内装するが、前記外筒体には軸線方向に直線状の摺動用孔が穿設してあり、前記内筒体には軸線方向に直線状の摺動用孔が穿設してあり、前記摺動体は、外側摺動用筒体と内側摺動用筒体との間にがころがり軸受又はすべり軸受が挟持されているが、当該軸受の外輪は外側摺動用筒体に固定されているとともに当該軸受の内輪は内側摺動用筒体と固定されるように連結構成されていて、当該摺動体の外側摺動用筒体と内側摺動用筒体のいずれか一方に負荷された軸周り方向への力は他方へは伝達されずに回転自在となるが、一方に負荷された軸線方向への力は他方へ伝動して再現駆動するように構成されており、前記摺動体の外側摺動用筒体には、駆動用レバーを固着するとともに当該駆動用レバーを前記外筒体の摺動用孔より外側に延出し、その延出した駆動用レバーの先端には駆動機構が連結してあり、前記摺動体の内側摺動用筒体には、従動用レバーを固着するとともに当該従動用レバーの先端は前記内筒体の摺動用孔より前記内筒体内に挿入してその先端部には内筒体内に内装した伝動体が連結されており、更に当該伝動体の先端には従動機構が連結してあることを特徴とする請求項1に記載する回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構。 【請求項3】 外側に駆動機構が設けてある外筒体の内側には、一端に従動機構を設けた内筒体を同心円状にころがり軸受又はすべり軸受を介して回転自在に内装するとともに、当該外筒体と内筒体の間には摺動体が摺動自在に内装するが、当該摺動体は、軸周り方向へは力が伝達されずに外側摺動用筒体と内側摺動用筒体とがころがり軸受又はすべり軸受を介して回転自在であるが、軸線方向へは力が伝動するように連結構成されており、前記摺動体の外側摺動用筒体には駆動用レバーを介して前記駆動機構が連結し、前記摺動体の内側摺動用筒体には伝動体を介して従動機構が連結されており、前記外筒体に装着された前記駆動機構と、前記駆動用レバーと、前記外側摺動用筒体とで駆動体を構成し、前記外筒体に回転自在に内装された前記内筒体に装着された前記内側摺動用筒体と前記伝動体と前記従動機構とで従動体を構成するようになし、当該駆動体が作動して、摺動体に駆動力を付与すると当該摺動体は軸線方向に直線状の往復運動をし、この直線状の往復運動は伝動体を介して従動体の従動機構へ伝動するが、前記当該摺動体の内側摺動用筒体と内筒体と伝動体と従動機構とからなる従動体は、前記ころがり軸受又はすべり軸受により、摺動体に駆動力を付与するか否かにかかわらず、前記外筒体に装着された状態のまま回転自在であるようにしたことを特徴とする回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構において、前記駆動機構は、駆動用基枠に設けた駆動軸に付与される回転運動を、2個又は3個の位相差のあるカムと節体とで構成されるカム仕掛けにより2個又は3個に分割された直線状の往復運動に変換するように構成し、当該外筒体と内筒体の間には、分割構成したカム仕掛けに対応した2個又は3個の摺動体を摺動自在に内装し、当該2個又は3個の摺動体は、夫々外側摺動用筒体と内側摺動用筒体とがころがり軸受又はすべり軸受を介して回転自在なるように連結構成されており、前記外筒体には内装されている2個又は3個の摺動体に対応して軸線方向に直線状の摺動用孔が2個又は3個穿設してあり、前記内筒体には2個又は3個の摺動体に対応して軸線方向に直線状の摺動用孔が2個又は3個穿設してあり、前記2個又は3個の摺動体を構成する外側摺動用筒体には、夫々駆動用レバーを固着するとともに当該駆動用レバーを前記外筒体の摺動用孔より外側に延出し、その延出した駆動用レバーの先端にはカム仕掛けを構成する駆動機構を連結し、当該駆動機構による回転運動が、2個又は3個に分割した摺動体の軸線方向への直線往復運動となるように駆動体を構成し、前記2個又は3個の摺動体を構成する回転自在な内側摺動用筒体には、夫々従動用レバーを固着するとともに、当該従動用レバーの先端を前記内筒体の摺動用孔より前記内筒体内に挿入して、当該内筒内に内装されている2個又は3個の伝動体に連結し、更に当該伝動体の先端には2個又は3個のカム仕掛けを構成する従動機構に連結するが、当該従動機構は、2個又は3個の位相差のある直線状の往復運動を位相差のあるカム仕掛けにより従動用基枠に設けた駆動軸の回転運動に再現変換するように従動体を構成し、前記駆動体の駆動機構により付与された回転運動は、2個又は3個の駆動用レバーが位相差のある直線状に往復運動する動きに分割変換し、この駆動用レバーの位相差のある往復運動は、更に2個又は3個の摺動体が軸線方向への位相差のある直線状の往復運動に変換され、この摺動体の位相差のある往復運動は2個又は3個の伝動体を介して対応する2個又は3個のカム仕掛けを構成する従動機構に伝動し、これを従動用基枠に設けた駆動軸の回転運動に合成変換して駆動機構の回転運動を再現するが、この際も前記内側摺動用筒体と内筒体と伝動体とからなる従動体は、前記ころがり軸受又はすべり軸受により、摺動体に駆動力を付与するか否かにかかわらず、前記外筒体に装着された状態のまま回転自在であるようにしたことを特徴とする回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構。 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3に記載する回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構において、従動体の従動機構に付与された駆動力は、伝動体を介して摺動体に伝動されて、摺動体を軸線方向へ直線状に往復運動させ、更にこの摺動体の直線状の往復運動を駆動体の駆動機構に伝動して、駆動体の駆動力として再現するが、この際も前記当該摺動体の内側摺動用筒体と内筒体と伝動体と従動機構とからなる従動体は、前記ころがり軸受又はすべり軸受により、摺動体に駆動力を付与するか否かにかかわらず、前記外筒体に装着された状態のまま回転自在であるようにしたことを特徴とする回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構に関する。即ち、駆動体の駆動機構により付与される回転運動や直線状の往復運動などの駆動力を従動体の従動機構に伝動し、その駆動力を再現できるようにするが、当該従動体の異系な回転運動は自由なるように確保されている新規なる動力伝動機構を開発提供せんとするものである。 【0002】 【従来技術】駆動体の駆動力を従動体に伝動する機構は、歯車、クランク機構、カム機構、ベルト機構など、種々あるが、回転自在な従動体に動かない外部から別系列の駆動力を伝動する機構は、一定の方向には動力が伝動し、他の方向には動力が選択的に伝動するという矛盾した機能を同時に具備することを要請するもので、機構学的には困難な技術とされており、従来はこの種機構で実用性のあるものが開発されていなかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明者は、回転自在な構成物体にその自由に回転する機能を保持しながら外から駆動力を伝動するための機構の研究をしてきた。その結果、円筒状の外輪と内輪の間に凹溝を介して球を保持してなるころがり軸受(ベアリング)又は凹溝を有する内輪体と凸条を有する外輪体とが噛合してなるすべり軸受(ベアリング)には、軸周り方向への力の負荷は伝動せず回転自由となるが、軸長方向への動力の負荷は、伝動する機能があることに着目して、ころがり軸受又はすべり軸受(ベアリング)を利用して、回転自在な物体にその自由に回転する機能を保持しながら外から駆動力を伝動する新しい動力伝動機構を開発することを想起し、研究を重ねて本発明を完成した。 【0004】 【課題を解決するための手段】特許を受けようとする第1発明は、外側に駆動機構が設けてある外筒体の内側には、一端に従動機構を設けた内筒体を同心円状にころがり軸受又はすべり軸受を介して回転自在に内装するとともに、当該外筒体と内筒体の間には摺動体が摺動自在に内装するが、当該摺動体は、軸周り方向へは力が伝達されずに外側摺動用筒体と内側摺動用筒体とがころがり軸受又はすべり軸受を介して回転自在であるが、軸線方向へは力が伝動するように連結構成されており、前記摺動体の外側摺動用筒体には駆動用レバーを介して前記駆動機構が連結し、前記摺動体の内側摺動用筒体には伝動体を介して従動機構が連結されており、前記外筒体に装着された前記駆動機構と前記駆動用レバーと前記外側摺動用筒体とで駆動体を構成し、前記外筒体に回転自在に内装された前記内筒体に装着された前記内側摺動用筒体と前記伝動体と前記従動機構とで従動体を構成つようように成す。そのうえで当該駆動体の駆動機構が作動して、摺動体に駆動力を付与すると当該摺動体は軸線方向に直線状の往復運動をし、この直線状の往復運動は伝動体を介して従動体の従動機構へ伝達して従動体の駆動力として再現するが、前記当該摺動体の内側摺動用筒体と内筒体と伝動体と従動機構とからなる従動体は、前記ころがり軸受又はすべり軸受により、摺動体に駆動力を付与するか否かにかかわらず、前記外筒体に装着された状態のまま回転自在であるようにしたことを特徴とする回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構である。 【0005】当該第1発明は、回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構の基本発明である。当該発明は、摺動体を外側摺動用筒体と内側摺動用筒体とがころがり軸受又はすべり軸受を介して軸周り方向へはころがり作用又はすべり作用により回転自在に、且つ軸線方向へはクラッチ作用により力が伝動するように連結構成したことにより、従動体の回転自在さを維持しながら駆動体の駆動力を従動体に伝動することが出来るようにした新しい動力伝動機構である。 【0006】特許を受けようとする第2発明は、外筒体の内側に内筒体を同心円状にころがり軸受又はすべり軸受を介して回転自在に内装するとともに、当該外筒体と内筒体の間には摺動体が摺動自在に内装するが、前記外筒体には軸線方向に直線状の摺動用孔が穿設してあり、前記内筒体には軸線方向に直線状の摺動用孔が穿設してある。また、前記摺動体は、外側摺動用筒体と内側摺動用筒体との間にがころがり軸受又はすべり軸受が挟持されているが、当該軸受の外輪は外側摺動用筒体に固定されているとともに当該軸受の内輪は内側摺動用筒体と固定されるように連結構成されていて、当該摺動体の外側摺動用筒体と内側摺動用筒体のいずれか一方に負荷された軸周り方向への力は他方へは伝達されずに回転するだけとなるが、一方に負荷された軸線方向への力は他方へ伝動して再現駆動するように構成されている。また、前記摺動体の外側摺動用筒体には、駆動用レバーを固着するとともに当該駆動用レバーを前記外筒体の摺動用孔より外側に延出し、その延出した駆動用レバーの先端には駆動機構が連結してある。また、前記摺動体の内側摺動用筒体には、従動用レバーを固着するとともに当該従動用レバーの先端は前記内筒体の摺動用孔より前記内筒体内に挿入してその先端部には内筒体内に内装した伝動体が連結されており、更に当該伝動体の先端には従動機構が連結してあることを特徴とする第1発明に記載する回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構である。 【0007】当該第2発明は、第1発明の要部である摺動体の構成を具体的実施例として特定した従属項である。つまり当該第2発明の構成により、前記駆動機構の作動により摺動体が軸線方向に直線状に往復運動する力は従動機構に伝動するが、摺動体の内側摺動用筒体と連結されている伝動体と従動機構と内筒体からなる従動体は、前記ころがり軸受又はすべり軸受により、摺動体に駆動力を付与するか否かにかかわらず、軸周方向への回転は自在であるようになった回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構である。 【0008】特許を受けようとする第3発明は、外側に駆動機構が設けてある外筒体の内側には、一端に従動機構を設けた内筒体を同心円状にころがり軸受又はすべり軸受を介して回転自在に内装するとともに、当該外筒体と内筒体の間には摺動体が摺動自在に内装する。当該摺動体は、外側摺動用筒体と内側摺動用筒体とがころがり軸受又はすべり軸受を介して軸周り方向へは回転自在に且つ軸線方向へは力が伝動するように連結構成されたもので、前記摺動体の外側摺動用筒体には駆動用レバーを介して前記駆動機構が連結し、前記摺動体の内側摺動用筒体には伝動体を介して従動機構が連結されている。前記外筒体に装着された前記駆動機構と前記駆動用レバーと前記外側摺動用筒体とで駆動体となし、前記外筒体に回転自在に内装された前記内筒体に装着された前記内側摺動用筒体と前記伝動体と前記従動機構とで従動体となす。当該駆動体が作動して、摺動体に駆動力を付与すると当該摺動体は軸線方向に直線状の往復運動をし、この直線状の往復運動は伝動体を介して従動体の従動機構へ伝動する。しかしこの際、前記当該摺動体の内側摺動用筒体と内筒体と伝動体と従動機構とからなる従動体は、前記ころがり軸受又はすべり軸受により、摺動体に駆動力を付与するか否かにかかわらず、前記外筒体に装着された状態のまま回転自在であるようにしたことを特徴とする回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構について、次のように具体的構成を特定した発明である。 【0009】前記駆動機構は、駆動用基枠に設けた駆動軸に付与される回転運動を、2個又は3個の位相差のあるカムと節体とで構成されるカム仕掛けにより2個又は3個に分割された直線状の往復運動に変換するように構成し、当該外筒体と内筒体の間には、分割構成したカム仕掛けに対応した2個又は3個の摺動体を摺動自在に内装する。当該2個又は3個の摺動体は、夫々外側摺動用筒体と内側摺動用筒体とがころがり軸受又はすべり軸受を介して回転自在なるように連結構成されている。前記外筒体には内装されている2個又は3個の摺動体に対応して軸線方向に直線状の摺動用孔が2個又は3個穿設してあり、前記内筒体には2個又は3個の摺動体に対応して軸線方向に直線状の摺動用孔が2個又は3個穿設してある。前記2個又は3個の摺動体を構成する外側摺動用筒体には、夫々駆動用レバーを固着するとともに当該駆動用レバーを前記外筒体の摺動用孔より外側に延出し、その延出した駆動用レバーの先端にはカム仕掛けを構成する駆動機構を連結し、当該駆動機構による回転運動が、2個又は3個に分割した摺動体の軸線方向への直線往復運動となるように駆動体を構成する。前記2個又は3個の摺動体を構成する回転自在な内側摺動用筒体には、夫々従動用レバーを固着するとともに、当該従動用レバーの先端を前記内筒体の摺動用孔より前記内筒体内に挿入して、当該内筒内に内装されている2個又は3個の伝動体に連結する。更に当該伝動体の先端には2個又は3個のカム仕掛けを構成する従動機構に連結するが、当該従動機構は、2個又は3個の位相差のある直線状の往復運動を位相差のあるカム仕掛けにより従動用基枠に設けた駆動軸の回転運動に再現するように従動体を構成する。そのうえで前記駆動体の駆動機構により付与された回転運動は、2個又は3個の駆動用レバーが位相差のある直線状に往復運動する動きに分割変換し、この駆動用レバーの位相差のある往復運動は、更に2個又は3個の摺動体が軸線方向への位相差のある直線状の往復運動に変換され、この摺動体の位相差のある往復運動は2個又は3個の伝動体を介して対応する2個又は3個のカム仕掛けを構成する従動機構に伝動し、これを従動用基枠に設けた駆動軸の回転運動に合成変換して駆動機構の回転運動を再現する。しかし、この際も前記内側摺動用筒体と内筒体と伝動体とからなる従動体は、前記ころがり軸受又はすべり軸受により、摺動体に駆動力を付与するか否かにかかわらず、前記外筒体に装着された状態のまま回転自在であるようにしたことを特徴とする回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構である。 【0010】当該第3発明は、駆動体の駆動機構における回転運動を伝動し、従動体の従動機構において回転運動として再現できるようにしたものである。その回転力の伝動方法は、回転運動を位相差のある2分割または3分割された直線状の往復運動に変換したうえ、これをころがり軸受又はすべり軸受で軸周り方向への回転の自由を確保しながらクラッチ作用により軸長方向への直線状の往復運動として伝動し、それを受動体における受動機構にて回転運動に変換し、元の回転運動を再現するようにしたものである。この際、回転運動を2分割した位相差のある直線状に往復運動にした場合には、伝動体は押圧力と引張り力に対応できる硬質体で構成する必要があるが、回転運動を3分割した位相差のある直線状に往復運動にした場合には、伝動体は引張り力だけで対応できるので、その場合には、伝動体は針金や紐やロープなど索条体で構成してもよい。 【0011】特許を受けようとする第4発明は、第1発明、第2発明又は第3発明に記載する回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構において、従動体の従動機構に付与された駆動力は、伝動体を介して摺動体に伝動されて、摺動体を軸線方向へ直線状に往復運動させ、更にこの摺動体の直線状の往復運動を駆動体の駆動機構に伝動して、従動体の駆動力として再現するが、この際も前記当該摺動体の内側摺動用筒体と内筒体と伝動体と従動機構とからなる従動体は、前記ころがり軸受又はすべり軸受により、摺動体に駆動力を付与するか否かにかかわらず、前記外筒体に装着された状態のまま回転自在であるようにしたことを特徴とする回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構である。 【0012】当該第4発明は、摺動体へ付与されるX軸線方向への直線状の往復運動は従動体に伝動するが、当該摺動体に駆動力を付与するか否かにかかわらず、当該摺動体の一部である内側摺動用筒体と内筒体と伝動体と従動機構とからなる従動体が回転自在であるような状態にするのは、ころがり軸受又はすべり軸受が有する軸周方向には、ころがり作用又はすべり作用により力が伝動されず回転自在となるが、軸線方向への直線上往復運動は、クラッチ作用により力が伝動する特性により、実現できたものである。 【0013】 【実施例】以下、本発明について、図示実施例に基づき詳細に説明する。まず、基本的な回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構の実施例である。 【0014】図1は、本願第1発明、第2発明に係る回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構の構成を示す要部切欠の斜視図であり、図2は、図1に示した回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構において当該摺動体が軸線方向に直線状の往復運動をした状態を示す斜視図であり、図3は、図1に示した回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構を軸周方向に回転した状態を示す斜視図であり、図4は、図1に示した回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構において当該摺動体が軸線方向に直線状の往復運動をしたうえ、軸周方向に回転した状態を示す斜視図であり、図5は、図1に示した回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構を示す縦断正面であり、図6は、図1に示した回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構を軸線方向に直線状の往復運動をした状態を示す斜視図であり、図7は、本願発明に使用して好適な軸受で(イ)はころがり軸受であり、(ロ)はすべり軸受である。 【0015】図中1は、円筒状の外筒体で、当該外筒体1の内側に円筒状の内筒体2を同心円状にころがり軸受3a,3aを介して回転自在に内装してある。また、当該外筒体1と内筒体2間には摺動体4が摺動自在に内装してある。前記外筒体1にはその外側に駆動機構8(図6、図7)が設けてあるとともに、当該外筒体1の軸線方向に直線状の摺動用孔5が穿設してあり、前記内筒体2には軸線方向に直線状の摺動用孔6が穿設してある。 【0016】また、前記摺動体4は、外側摺動用筒体4aと内側摺動用筒体4bとの間にがころがり軸受3b,3bが挟持された構成になっているが、当該軸受3b,3bの外輪3cは外側摺動用筒体4aに固定されているとともに当該軸受3b,3bの内輪3dは内側摺動用筒体4bと固定されるように連結構成されていて、当該摺動体4の外側摺動用筒体4aと内側摺動用筒体4bのいずれか一方(例えば内側摺動用筒体4b)に負荷された軸周り方向Rへの力は他方(例えば外側摺動用筒体4a)へは伝達されずに回転自在となるが、一方(例えば外側摺動用筒体4a)に負荷された軸線方向への移動力は他方(例えば内側摺動用筒体)4bへ伝動して駆動するように構成されている。 【0017】前記摺動体4の外側摺動用筒体4aには駆動用レバー7を介して駆動機構8(図6、図7)が連結されている。更に詳細に説明すると、前記摺動体4の外側摺動用筒体4aには、駆動用レバー7を固着するとともに当該駆動用レバー7を前記外筒体1の摺動用孔5より外側に延出し、その延出した駆動用レバー7の先端には駆動機構8(図6、図7)が連結してある。尚、当該駆動機構8は、最終的に駆動用レバー7を軸線方向へ直線上の往復運動させる機構であればよく、その構成が特定されるものではない。 【0018】また、前記摺動体4の内側摺動用筒体4bには伝動体9を介して従動機構10(図6、図7)が連結されている。更に詳細に説明すると、前記摺動体4の内側摺動用筒体4bには、従動用レバー13を固着するとともに当該従動用レバー13の先端は前記内筒体2の摺動用孔6より前記内筒体2内に挿入してその先端部には内筒体2内に内装した伝動体9が連結されており、更に当該伝動体9の先端には従動機構10が連結してある。尚、当該従動機構10についても前記駆動機構8に対応するものであればよく、その構成が特定されるものではない。 【0019】従って、本願発明においては、連結されている前記外筒体1に装着された前記駆動機構8と、前記駆動用レバー7と、前記外側摺動用筒体4aとで駆動体11が構成されている(図10参照)。 【0020】また、本願発明においては、前記外筒体1に回転自在に内装された前記内筒体2に装着されてなる前記内側摺動用筒体4bと、前記伝動体9と、前記従動機構10とが連結されて従動体12を構成する(図10参照)。 【0021】そこで当該駆動体11の駆動機構8が作動して、摺動体4に駆動力を付与すると、図2、図5、図6、図11に示すように当該摺動体4は、軸線方向に直線状の往復運動Sをし、この直線状の往復運動Sは伝動体9を介して従動体10の従動機構10へ伝達されて従動体12の駆動力として連動再現する。 【0022】しかし、前記当該摺動体4の内側摺動用筒体4bと、内筒体2と、伝動体9と、従動機構10とからなる従動体12は、前記ころがり軸受3bにより、摺動体4に駆動力を付与するか否かにかかわらず、前記外筒体1に装着された状態のまま回転自在である。従って内側摺動用筒体4bに負荷された軸周り方向Rへの力は図4に示すように外側摺動用筒体4aへは伝達されずに、回転自在となる(図10参照)。本願発明は、以上のようにこれまでにない伝動特性をもった回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構である。 【0023】本願発明において、駆動体11によって摺動体4へ付与される軸心方向への直線状の往復運動Sは従動体12側に伝動するが、当該摺動体4に駆動力を付与するか否かにかかわらず、当該摺動体4の一部である内側摺動用筒体4bを含む従動体12が回転自在である状態を実現するのは、摺動体4に設けたころがり軸受3b,3b又はすべり軸受と、外筒体1の内側に内筒体2を同心円状に回転自在に内装したころがり軸受3a,3a又はすべり軸受が有するころがり作用又はすべり作用と、クラッチ作用のためである。このような本願発明において利用できる軸受は、図7に示したようにその外輪3cと内輪3dとの間で回転する軸周り方向に負荷される力は伝動されるが、軸心方向へ直線的に負荷される力は伝動する構成のものであれば、ころがり軸受でもすべり軸受であっても良い。また、その軸受の具体的構造は、図示実施例のものに限る必要はない。 【0024】次に、第3発明の実施例について、詳細に説明する。当該第3発明は、駆動体11側の駆動機構8における回転運動を伝動し、従動体12側の従動機構10において回転運動として再現できるようにしながら従動体12全体は異系方向に回転自在なるようにした回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構の実施態様発明である。その回転力の伝動方法は、まず、駆動体11側の回転運動を位相差のある2分割または3分割した直線状往復運動に変換し、次にこれをころがり軸受又はすべり軸受3a,3a,3b,3bで、軸周り方向への回転の自由を確保しながら、従動体12側の軸長方向への直線状の往復運動として伝動し、それをさらに2系列または3系列の摺動体4,4を介して直線状の往復運動として先端部に設けた従動機構10に伝動し、当該受動機構10において2系列または3系列の伝動体9,9による直線状の往復運動を合成して回転運動に変換し、従動体12側において駆動体11側と同様な回転運動に再現するものである。 【0025】図8は、当該第3発明における回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構の一実施例を示す縦断斜視図であり、図9は、前記第3発明にかかる回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構の一実施例における分割伝動機構を示す縦断正面説明図であり、図10は、前記第3発明に係る回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構の一実施例における駆動体と軸周り方向への回転自在な従動体との区分構成を示す縦断正面説明図であり、図11は、前記第3発明に係る回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構の一実施例において駆動体から従動体へ駆動力を伝動し軸長方向への直線状の往復運動をする部分とその動きを確保し固定している部分との区分構成を示す縦断正面説明図であり、図12は、駆動機構における回転運動を位相差をもった2系列に分割して直線状往復運動に変換する際の回転力が二相の伝動体に及ぼす圧縮力と引張力を示す曲線図であり、図13は、駆動機構における回転運動を位相差をもった3系列に分割して3系列の直線状往復運動に変換する際の回転力が三相の伝動体に及ぼす圧縮力と引張力を示す曲線図である。 【0026】図8,図9に示すように図中1は、外側に駆動機構8が設けてある外筒体であり、その内側には、一端に従動機構10を設けた内筒体2を同心円状にころがり軸受3a,3a又はすべり軸受を介して回転自在に内装するとともに、当該外筒体1と内筒体2の間には一対の摺動体4,4が摺動自在に内装している。当該摺動体4‐1,4‐2は、軸周り方向へは力が伝達されずに外側摺動用筒体4a,4aと内側摺動用筒体4b,4bとがころがり軸受3b,3b(図7で示したすべり軸受でもよい。)を介して回転自在であるが、軸線方向へは力が伝動するように連結構成されている。 【0027】前記一対の摺動体4,4の外側摺動用筒体4a,4aには駆動用レバー7,7を介して前記駆動機構8が連結し、前記摺動体4,4の内側摺動用筒体4b,4bには二本の伝動体9,9を介して従動機構10が連結されている。 【0028】このようにして、前記外筒体1に装着された前記駆動機構8と、前記駆動用レバー7,7と、前記外側摺動用筒体4a,4aとで駆動体11を構成している。また前記外筒体1に回転自在に内装された前記内筒体2に装着された前記内側摺動用筒体4b,4bと前記伝動体9,9と前記従動機構10とで従動体12を構成するようにしている。 【0029】そのうえで当該駆動体11が作動して、摺動体4,4に駆動力を付与すると当該摺動体4,4は軸線方向に直線状の往復運動をし、この直線状の往復運動は伝動体9、9を介して従動体12の従動機構10へ伝動するが、前記当該摺動体4、4の内側摺動用筒体4b,4bと内筒体2と伝動体9,9と従動機構10とからなる従動体12は、前記ころがり軸受3b,3b(すべり軸受でもよい。)により、摺動体4,4に駆動力を付与するか否かにかかわらず、前記外筒体1に装着された状態のまま回転自在であるようにした。本願発明は、以上のような構成を特徴とする回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構である。 【0030】前記駆動機構8は、図8、図9に示すように、駆動用基枠8aに設けた駆動軸8bに付与される回転運動を、2個(図示しないが3個でもよい。)の位相差のあるカム8c,8cと節体8d,8dとで構成されるカム仕掛けにより2個(又は3個)に分割された直線状の往復運動に変換するように構成する。尚、2個の位相差に分割するときは、2個のカム8c,8cは、回転周期上90度ずれており、その回転力が二相の伝動体に及ぼす圧縮力と引張力を示す曲線図は図12に示す通りとなる。即ち一対の駆動用レバー7,7には周期的且つ交互に圧縮力と引張力とが負荷されるようになり、この負荷力によって摺動体4,4は直線状の往復運動をするようになる。従って、この際使われる駆動用レバー7,7は、圧縮力と引張力に耐えられる硬質材でなければならない(図11参照)。 【0031】次に、この摺動体4,4の位相差のある往復運動は、2個の伝動体9,9を介して対応する2個のカム仕掛けを構成する従動機構10に伝動し、これを従動用基枠10aに設けた駆動軸10bの回転運動に合成変換して従動機構10において駆動機構8の回転運動を再現することができる。この際も、伝動体9,9は、圧縮力と引張力とが交互に負荷されるので、硬質材を使用する必要がある。 【0032】尚、第3発明は、図示しないが、前記駆動機構8の駆動軸8bに付与される回転運動を、3個の位相差のあるカムと節体とで構成されるカム仕掛けにより3個に分割された直線状の往復運動に変換するように構成してもよいことは勿論である。 【0033】回転運動を3個の位相差に分割するときは、駆動用基枠に設けた駆動軸に付与される回転運動を、3個の位相差のあるカムと節体とで構成されるカム仕掛けにより3個に分割された直線状の往復運動に変換するように構成する。当該3個のカムは、回転周期上120度づつずれており、その回転力が三相の伝動体に及ぼす圧縮力と引張力を示す曲線図は図13に示す通りとなる。即ち3本の駆動用レバーに周期的且つ交互に引張力が負荷されるだけで摺動体は直線状の往復運動をするようになる。この3個の摺動体の位相差のある往復運動は、3個の伝動体を介して対応する3個のカム仕掛けを構成する従動機構に伝動し、これを従動用基枠に設けた従動軸の回転運動に合成変換して駆動機構の駆動軸の回転運動を再現するのである。 【0034】第3発明にかかる駆動体11と従動体12の構成は次の通りである。まず駆動体11は、前記外筒体1には内装されている2個又は3個の摺動体4、4に対応して軸線方向に直線状の摺動用孔5,5が2個又は3個穿設してあり、前記内筒体2には2個又は3個の摺動体4,4に対応して軸線方向に直線状の摺動用孔6,6が2個又は3個穿設してあり、前記2個又は3個の摺動体4,4を構成する外側摺動用筒体4a,4aには、夫々駆動用レバー7,7を固着するとともに当該駆動用レバー7,7前記外筒体1の摺動用孔5,5より外側に延出し、その延出した駆動用レバー7,7の先端にはカム仕掛けを構成する駆動機構8とを連結している。当該駆動機構8による回転運動が、2個又は3個に分割した摺動体4,4の軸線方向への直線往復運動となるように構成する。 【0035】また、従動体12は、前記2個又は3個の摺動体4,4を構成する回転自在な内側摺動用筒体4bには、夫々従動用レバー13,13を固着するとともに、当該従動用レバー13,13の先端を前記内筒体2の摺動用孔6,6より前記内筒体6,6内に挿入して、当該内筒体2内に内装されている2個又は3個の伝動体9,9に連結し、更に当該伝動体9,9の先端には2個又は3個のカム仕掛けを構成する従動機構10に連結する。当該従動機構10は、2個又は3個の位相差のある直線状の往復運動を2個又は3個に分割された節10d,10dとカム10c,10cとで構成される位相差のあるカム仕掛けにより従動用基枠10aに設けた従動軸10bの回転運動に合成変換するように構成する。 【0036】そのうえで、まず前記駆動体11の駆動機構8により付与された回転運動は、2個又は3個の駆動用レバー7,7が位相差のある直線状に往復運動する動きに分割変換する。次に、この駆動用レバー7,7の位相差のある往復運動は、更に2個又は3個の摺動体が軸線方向への位相差のある直線状の往復運動に変換される。次に、この摺動体4,4の位相差のある往復運動は2個又は3個の伝動体9,9に伝動され、これが対応する2個又は3個のカム仕掛けを構成する従動機構10に伝動する。これを従動用基枠10aに設けた従動軸10bの回転運動に合成変換して駆動機構10の回転運動を再現する。しかし、この際も前記内側摺動用筒体4b,4bと内筒体2と伝動体9,9とからなる従動体12は、前記ころがり軸受又はすべり軸受3a,3aにより、摺動体4,4に駆動力を付与するか否かにかかわらず、前記外筒体1に装着された状態のまま回転自在であるようになっている。 【0037】第3発明は、以上のように構成したことを特徴とする回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構である。 【0038】 【効果】本発明は、駆動体の駆動機構により付与される回転運動や直線状の往復運動などの駆動力を従動体の従動機構に伝動し、その駆動力を再現できるようにするが、当該従動体の異系な回転運動は自由なるように確保されている新規なる動力伝動機構を具現化したものである。 【0039】第1発明、第2発明は、当該発明は、摺動体を外側摺動用筒体と内側摺動用筒体とがころがり軸受又はすべり軸受を介して軸周り方向へは回転自在に且つ軸線方向へは力が伝動するように連結構成して、従動体の回転自在さを維持しながら駆動体の駆動力を従動体に伝動することが出来るようにした回転自在な従動体に駆動体の駆動力を伝動する機構の基本発明である。このように、駆動力が軸線方向へは力が伝動するが、軸周り方向へは力が伝動せず回転自在さを維持しないというような伝動機構は新しい伝動機構である。当該伝動機構は、小型でスッキリした形状の外筒体の内部ですべて機械的に行われるので、種々の装置における伝動機構として信頼性が高く利用可能なものである。 【0040】第3発明は、駆動体の駆動機構における回転運動を伝動し、従動体の従動機構において回転運動として再現できるようにした実施態様の発明である。その回転力の伝動方法は、回転運動を位相差のある2分割または3分割された直線状の往復運動に変換したうえ、これをころがり軸受又はすべり軸受で軸周り方向への回転の自由を確保しながら軸長方向への直線状の往復運動として伝動し、それを受動体における受動機構にて回転運動に変換し、元の回転運動を再現するようにしたものである。 【0041】第4発明は、摺動体へ付与される直線状の往復運動は従動体に伝動するが、当該摺動体に駆動力を付与するか否かにかかわらず、当該摺動体の一部である内側摺動用筒体と内筒体と伝動体と従動機構とからなる従動体が回転自在であるような状態にするための要部部材がころがり軸受又はすべり軸受とした発明である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】399054893 【氏名又は名称】田口 博史
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| 【出願日】 |
平成11年9月9日(1999.9.9) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100103698 【弁理士】 【氏名又は名称】大津 洋夫
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| 【公開番号】 |
特開2001−82568(P2001−82568A) |
| 【公開日】 |
平成13年3月27日(2001.3.27) |
| 【出願番号】 |
特願平11−255766 |
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