| 【発明の名称】 |
変速機 |
| 【発明者】 |
【氏名】鈴木 康久
【氏名】武藤 久
【氏名】大月 善己
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| 【要約】 |
【課題】変速機ケース内が複数の機械室に区画された変速機の各機械室潤滑油量の振分けが外因に影響されず常に均等となるようにする。
【解決手段】変速機ケース1は前後に複数の機械室2、3に仕切枠10で区画されている。仕切枠10の油レベルより下位置部分には、機械室2、3間を連通する油路20が設けられている。本発明は、油路20を、機械室3に臨む開口25と、機械室3に臨む開口25と大きさの異なる開口26と、該開口25と開口26とを連通するL字状のクランク孔27とで構成する。クランク孔27よって外因による潤滑油の一方向の移動(室2から室3への)が制限され、その反対方向の移動も抑える効果を生じて、潤滑油の油面の沈静化を図り、各室ギヤ類の潤滑、冷却が効率的に行われることを期待できる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 変速機ケース内に該変速機ケース内を軸方向前後に二以上の機械室に仕切る仕切枠が配設されるとともに、該仕切枠を貫通し所定の噛合い状態のギヤ列をもつシャフト類が軸受状態で支承され、かつ、導入された潤滑油の油面より下位置となる該仕切枠の部分に、隣接する一方および他方の各該機械室間を連通する油路が形成された変速機において、前記油路は、一方の前記機械室に臨む第1開口と、他方の前記機械室に臨む第2開口と、該第1開口および該第2開口とを連通し一方向の流れを制限する抵抗通路とから構成されることを特徴とする変速機。 【請求項2】 前記抵抗通路はL字状のクランクである請求項1記載の変速機。 【請求項3】 前記油路の前記第1開口と前記第2開口は互いに位置がずれている請求項1記載の変速機。 【請求項4】 前記油路の前記第1開口と前記第2開口は径が大小異なる請求項1記載の変速機。 【請求項5】 前記油路は、前記仕切枠に貫設された貫通孔と、該貫通孔を通流する潤滑油の流れ方向に対面して各前記機械室間のいずれか一方の前記機械室側に設けられた壁片と、該壁片と該貫通孔の仕切枠周縁部とで区画される周状開口とから前記抵抗通路を構成する請求項1記載の変速機。 【請求項6】 前記壁片は、前記仕切枠に対して前記シャフト類上のギヤ列のうち端ギヤが近い機械室側に設けられる請求項5記載の変速機。 【請求項7】 前記周状開口は、前記壁片に形成され前記端ギヤの回転により生じる潤滑油の流れ方向に対面した堰部をもつ請求項6記載の変速機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、変速機ケース内が複数の機械室に区画された変速機に関し、詳細には各機械室の潤滑油の油面位置が加速、坂道走行等の外因によっても安定するようにした変速機に関する。 【0002】 【従来の技術】自動車用変速機には、図11に示すように、変速機ケース1が二以上(図では二つ)の機械室2、3をもつものがある。 【0003】図11に示す変速機は、車両の前側より前方部4、中間部5および後方部6からなる分割されたケース部材が連設されて一体の変速機ケース1を構成しているものである。前方部4は仕切枠9をもち、中間部5は仕切枠10をもつ。これら仕切枠9、10によって変速機ケース1内が機械室2、3に区画されている。すなわち、機械室2は、仕切枠9、10によって区画され、機械室3は仕切枠10と後方部6によって区画されている。 【0004】仕切枠9、10には、相対回転可能に一体化された入力シャフト11および出力シャフト12からなるメインシャフト13が軸受状態で支承されるとともに、メインシャフト13と平行に配設されたカウンタシャフト14が軸受状態で支承されている。 【0005】メインシャフト13およびカウンタシャフト14には、それぞれシンクロメッシュ機構15をもつギヤ列16、17が装着されている。各シンクロメッシュ機構15には、シフトレバー7によってシフトセレクト操作されるシフト/セレクトシャフト18と図示しないシフトフォークシャフトを介して選択的に係合されるシフトフォーク19が組付けられている。 【0006】なお、前方部4には、クラッチ(図示略)が配設され、後方部6にはシフトレバー7を支持したリテーナ部8が取付られている。 【0007】上記変速機は、シフトレバー7の操作によって所定のシンクロメッシュ機構15が操作されることにより、入力シャフト11の回転が直接に出力シャフト12に伝達される状態や、入力シャフト11の回転がカウンタシャフト14を介して出力シャフト12に伝達される状態に切替えられ、その時の噛合いギヤの歯数比に応じた変速比が選定される。 【0008】上記変速機においては、ギヤ等の潤滑および冷却を行う潤滑油がカウンタシャフト14の高さ位置を満たすように充填されている。そして、潤滑油は、仕切枠10の下側に形成された機械室2、3間を連通する油路20を介して通流されるようになっている。油路20は、図1の円内に示すように、機械室2に臨む開口21が加速により生じる流れ方向Sに対面しており、機械室3に臨む開口22が減速により生じる流れの方向(反S方向)に対面している。 【0009】上記油路20に与えられる機能は、各機械室2、3の潤滑油の量を均等にするものである。油路20を設けない場合は、機械室2、3間で潤滑油の往来がなく油量が偏ることがあり、ギヤ列等の効率的な潤滑や冷却が損われることが考えられる。また、潤滑油の補給も各機械室2、3について行わなければならない。 【0010】このため、従来の油路20は、機械室2、3間を潤滑油が自由に移動できる大きさに設定され、潤滑油レベルが常にカウンタシャフト14の高さ位置にキープされるようにしていた。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の変速機のように、各機械室2、3の潤滑油が油路20を介して自由に移動できると、速度変化時や走行姿勢が登坂路などにより傾斜したとき、機械室2と機械室3とで潤滑油の偏りが短時間で大きくなり、その速度変化や走行姿勢の状態が長く続く場合は、潤滑油が減少した側でのギヤ列等の潤滑や冷却が効率よく行われなくなる。 【0012】本発明は、潤滑油の強制的な通流のための特別な手段を採用することなく、簡単な構成で速度変化時や走行姿勢の傾斜時の各機械室の油面の均等化を図り得るようにした変速機を提供することを解決すべき課題とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本発明の発明者等は種々検討を重ね、各機械室間を連通する油路に潤滑油の通流の一方向の流れを制限する機能をもたせることにより、加速等による一方向についての潤滑油の移動が遅れ、各機械室の油量の均等化を図れると考えた。 【0014】すなわち、本発明の変速機は、変速機ケース内に該変速機ケース内を前後二以上の機械室に仕切る仕切枠が配設され、該仕切枠を貫通しギヤ列をもつシャフトが軸受状態で支承され、かつ、導入された潤滑油の油面より下位置となる該仕切枠の部分に、隣接する該各機械室間を連通する油路が形成された変速機において、該油路は、一方の該機械室に臨む第1開口と、他方の該機械室に臨む第2開口と、該第1開口および該第2開口とを連通し一方向の流れを制限するる抵抗通路とから構成されることを特徴とする。 【0015】また、別の同一の発明として、前記油路は、前記仕切枠に貫設された貫通孔と、該貫通孔を通流する潤滑油の流れ方向に対面して各前記機械室間のいずれか一方の前記機械室側に設けられた壁片と、該壁片と該貫通孔の仕切枠周縁部とで区画される開口とから形成してもよい。 【0016】 【作用】本発明の変速機においては、速度変化時あるいは登坂路走行時等の外因により潤滑油が一方の機械室と他方の機械室とを移動しようとしても、該油路が一方向の潤滑油の流れに対し抵抗通路となっているため、その方向に対する潤滑油の移動が制限される。このため、外因が生じたとき、一方の機械室の潤滑油が他方の機械室に移動する時間を遅らせることができる。そして、一方向の潤滑油の移動を制限しておけば、各機械室における潤滑油の偏りは少ないため、速度変化や登坂路の傾斜が反対になったとき、反対方向の流れ量をある程度確保しておけば、各機械室での潤滑油の均等化が図れ、各機械室のギヤ類の潤滑、冷却が損われることが比較的少なくなる。 【0017】 【発明の実施の形態】本発明の変速機において、抵抗通路は、第1開口から流入した潤滑油の流れに対面する壁部および第2開口から流入した潤滑油の流れに対面した壁部をもつL字状のクランクや第1開口と第2開口の径を大小異なるものにした構造を採用することができる。 【0018】第1開口と第2開口孔とはその位置がずれているものでもよい。ずれの方向は変速機の上下方向でも左右(横方向)方向でもよく、どちらが上になってもあるいはどちらが左になってもよい。 【0019】また、油路を構成する第1開口と第2開口は径が大小異なることが効果をより高める上で好ましい。 【0020】本発明の変速機において、壁片は、端ギヤとの距離が近い機械室に設けられ、該端ギヤの回転により生じる潤滑油の流れ方向と平行に延びるほうがよい。 【0021】これにより、壁片と貫通孔の仕切枠周縁部とで区画される周状開口が端ギヤによる潤滑油の流れに対向し、貫通孔からの潤滑油に対し端ギヤによる流れが抵抗となって、潤滑油の移動を一層遅らせることができる。 【0022】また、壁片と貫通孔の仕切枠周縁部とで区画される前記周状開口は、壁片に形成され端ギヤの回転により生じる潤滑油の流れ方向に対面した堰部をもつことが好ましい。 【0023】上記実施形態の変速機においては、端ギヤの回転によって生じる潤滑油が堰部に当り、周状開口付近の圧力を高くできる。この周状開口付近の圧力は、貫通孔を通じた潤滑油の流れの抵抗となる。よって、ギヤが遠い側の機械室の潤滑油がギヤが近い機械室に移動するのを一層制限して、結果的に、各機械室のギヤ類の潤滑、冷却を一層効率よく行うことができる。 【0024】 【実施例】以下更に、本発明の変速機を図面を参照して具体的に説明する。 【0025】第1実施例図1は図11の仕切枠10の部分を拡大して示すものであり、図11と共通の部材には同一の符号を付してある。図1に示す変速機ケース1も、図11と同様に、車両の前側より図外の前方部4(図11)、中間部5および後方部6からなる分割されたハウジング部材が連設されて構成されており、シンクロメッシュ機構15およびギヤ列16をもつ出力シャフト12とシンクロメッシュ機構15およびギヤ列17をもつカウンタシャフト14とは、前方部4の仕切枠9(図11)と中間部5の仕切枠10とによって軸受状態で支承されている。 【0026】本実施例の油路20は、円内に示すように、潤滑油の油面(潤滑油レベル)より下位置の仕切枠10に形成されている。 【0027】すなわち、第1実施例の油路20は、図3に拡大して示すように、仕切枠10に突設された油路形成用の突部24に、機械室2に臨む第1開口25と、機械室3に臨む第2開口26と、第1開口25と第2開口26とをL字状に連通するクランク孔27とから構成されている。クランク孔27の第1開口25側は、加速等により生じる潤滑油の流れ方向Sと平行に延びており、第2開口26側も方向Sと平行に延びている。 【0028】ここで、第1開口25と第2開口26は、高さ位置が異なり、下側の第1開口25に対して第2開口26が上側になっている。また、第1開口25の径は、第2開口26の径より大きくされ、第1開口25よりクランク孔27に流入した潤滑油がクランク孔27の壁部28に当って上位置の第2開口26に流出しにくくしている。これに対し、第2開口26側より流入した潤滑油に対面する壁部21aは、第1開口25側への流れを制限するものではない。 【0029】上記構成よりなる変速機において、車両が加速すると、前側の機械室2から後側の機械室3に潤滑油が移動しようとして矢視S(図3)に示すように、機械室2から油路20に流入する潤滑油の流れが生じる。 【0030】この潤滑油の流れは、第1開口25に流入しても壁部28の内面で遮られ、円滑な流れが妨げられる。従って、加速中に前側の機械室2から後側の機械室3に移動する潤滑油量が制限される。すなわち、前側の機械室2の潤滑油が後側の機械室3に移動するのを遅らせることができる。 【0031】一方、車両を減速させたり、バックさせたり、下り坂のときは、前側の機械室2に潤滑油が移動しようとする。しかし、加速時や登坂時に各機械室2、3の潤滑油の偏りを少なくしているので、この減速時に第2開口26側から第1開口25側に流れる潤滑油の量を少なくできる効果を生じる。すなわち、一方向の流れを制限することで、各機械室2、3に振分けられた潤滑油量の変動を小さくできる効果を生じる。従って、第2開口26側から第1開口25側に流れる潤滑油の流量は通常の量でよい。これによって、加速時や登り坂等での機械室2、3における潤滑油の振分け割合に大きな差が生じず、前側の機械室2のギヤ列16、シンクロメッシュ機構15の潤滑、冷却が損われることが比較的少なくできる。 【0032】このように第1実施例の変速機は、前側の機械室2からの潤滑油の流れに対面した壁部28をもつクランク孔27に車両の外因による機械室2、3間での潤滑油の振分けの偏りを少なくできることにより、潤滑油面を常に鎮静状態とし変速機の機構部品の潤滑、冷却を効率的に行うものである。 【0033】第2実施例図4および図5に示す第2実施例の油路20は、機械室2から機械室3への潤滑油の流れ方向Sと平行に仕切枠10に貫設された貫通孔29と、該貫通孔29を区画する仕切枠周縁の下方部分から貫通孔29の方向(流れ方向S)に沿って機械室3側へ延びた下片部30と、該下片部30から上方へ延びた壁片31と、該下片部30および壁片31と貫通孔29の仕切枠周縁部とで区画され機械室3へ臨む周状開口32とから構成されている。 【0034】上記構成の油路20においては、機械室2側に臨む貫通孔29の開口が第1開口を構成し、周状開口32が第2開口を構成する抵抗通路を形成することになる。従って、加速により矢視S方向の流れが生じた時、この流れは壁片31で妨げられ、第1実施例同様、円滑な流れが制限される。しかもこの場合は、周状開口32が端ギヤ23によって形成される攪拌流の方向Pに対面しているので、機械室2から機械室3に流れ込む油量が制限され、第1実施例より一層油量の均一化の効果を高めることができる。端ギヤ23による潤滑油の攪拌流は、仕切枠10から中間部5を軸方向に見た図2に示すように、端ギヤ23の回転方向Rに沿って生じるものである(矢視P参照)。 【0035】また、減速等の機械室3から機械室2へ反S方向に潤滑油の流れが生じるときは、機械室3の潤滑油が周状開口32より貫通孔29を通じて通常の流量で機械室2に流入する。 【0036】第3実施例図6に示す第3実施例は、第1実施例を改良したものである。構成は、仕切枠10に突設された油路形成用の突部24に、機械室2に臨む第1開口25と、機械室3に臨む第2開口26′と、第1開口25と第2開口26′とを連通するクランク孔27とから構成されている。そして、第1開口25側のクランク通路27の終端壁部分が壁部28を構成している。 【0037】この第3実施例が第1実施例と異なる点は、第2通孔26′側のクランク通路27の方向にある。すなわち、第1開口25側のクランク孔27は加速等による潤滑油の流れ方向Sと平行に延びるものであるが、第2通孔26′側のクランク通路27は、壁部28の延長部28′と仕切枠10とによって、端ギヤ23の攪拌流Pの方向を向くように斜めに形成されている。 【0038】上記構成の第3実施例では、加速等による機械室2から機械室3への潤滑油の移動が壁部28で制限されるとともに、第2通孔26′側のクランク通路27が斜めに形成されていることにより、一層、機械室2から機械室3への潤滑油の移動を制限している。また、第2実施例と同様に、端ギヤ23の攪拌流が第2開口26′に流れ込み、機械室2から機械室3への潤滑油の移動を制限している。 【0039】なお、減速時等には、通常の流量がクランク孔27を通じて機械室3から機械室2へ流れる。 【0040】第4実施例図7に示す第4実施例は、図4に示す第2実施例の周状開口32に対しフランジ状で端ギヤ23の攪拌流Pに対し壁となる堰部33を壁片31に設けたものである。 【0041】上記第4実施例においては、端ギヤ23による攪拌流が堰部33に当り、機械室3に臨む周状開口32付近の圧力を増大させる。この周状開口32付近の圧力の増大により、加速等において機械室2から機械室3に移動しようとする潤滑油を第2実施例の場合より一層制限する効果を期待できる。 【0042】第5実施例図8に示す第5実施例は、油路20を、仕切枠10に形成した斜めコーン状の貫通孔34だけで構成したものである。この貫通孔34は、機械室2に臨む開口35が下位置大口径で機械室3に臨む開口36が上位置小口径であり、開口36で絞りを構成し、下位置の開口34から上位置の開口36に延びる下側の周壁部37が本発明の壁部28を構成している。 【0043】上記実施例によっても第1実施例、第3実施例と同様の効果を奏する。 【0044】第6実施例図9および図10に示す第6実施例は、径が小さい第1開口25を下位置とし、径が大きい第2開口26を上位置とした油路20を仕切枠10に形成し、さらに堰部10′を仕切枠10上に設けたものである。 【0045】上記構成では、開口25で機械室2から機械室3への潤滑油の移動量を絞り込むとともに、堰部10′により端ギヤ23による攪拌流Pを取込むことで開口26側の圧力を高めることができ、加速による潤滑油の移動を低減する効果が一層良好になる。 【0046】 【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、変速機ケースが複数の機械室に区画された変速機において、外因による一方の機械室から他方の機械室への潤滑油の移動を制限することにより、各機械室での油量の偏りを抑え、ギヤ列やシンクロメッシュ機構の効率的な潤滑や冷却が期待できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】592058315 【氏名又は名称】アイシン・エーアイ株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年8月31日(1999.8.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100081776 【弁理士】 【氏名又は名称】大川 宏
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| 【公開番号】 |
特開2001−65673(P2001−65673A) |
| 【公開日】 |
平成13年3月16日(2001.3.16) |
| 【出願番号】 |
特願平11−245385 |
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