| 【発明の名称】 |
捩れ振動軸継手 |
| 【発明者】 |
【氏名】マイケル・エス・ヤンガーマン
【氏名】ドナルド・ディー・ピッペル
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】トルク発生装置とトルクのトランスミッションとの間の振動を減衰する装置は、1対のほぼ平行なプレートを有し、プレート間に配置されたスペーサ・バーを備えた入力部材と、プレート間に配置された出力部材とを有する。入出力部材は、共通軸のまわりで互いにかつ中立位置から互いに角度移動できる。捩れ減衰部材は入出力部材間に配置される。捩れ減衰部材は、スペーサ・バーに接触し、入出力部材間に形成された環状室内に包囲される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】1対のほぼ平行なプレートと該プレート間に配置されたスペーサ・バーとを有し、該スペーサ・バーが少なくとも1つのスペーサ・バー支持面を備えている入力部材と、前記プレート間に配置された出力部材と、ただし前記入出力部材が共通軸のまわりに互いにかつ中立位置から互いに角度移動でき、前記入力部材と前記出力部材との間に配置された少なくとも1つの捩れ減衰部材とからなり、前記捩れ部材が前記スペーサ・バー支持面に接触している、捩れ振動軸継手。 【請求項2】第1の入力部材は複数のチャンネルからさらになり、捩れ減衰部材がこれらのチャンネルの間に配置された、請求項1に記載の捩れ振動軸継手。 【請求項3】前記スペーサ・バー支持面が凹んでいる、請求項1に記載の捩れ振動軸継手。 【請求項4】前記スペーサ・バーが環状リングである、請求項1に記載の捩れ振動軸継手。 【請求項5】前記出力部材は複数の歯と、チャンネルを形成する1対の歯とからさらになり、前記捩れ減衰部材が前記チャンネル内に配置された、請求項1に記載の捩れ振動軸継手。 【請求項6】前記入出力部材間に配置された少なくとも1つの摩擦材料層からさらになる、請求項5に記載の捩れ振動軸継手。 【請求項7】前記歯は棚支持面を有する棚部分をさらに形成し、前記棚支持面が前記チャンネルの一部分上に配置され、前記チャンネルが底面を有し、前記捩れ減衰部材が前記棚支持面と前記底面との間に配置された、請求項5に記載の捩れ振動軸継手。 【請求項8】前記スペーサ・バーはスペーサ凹部とスペーサ・プラットフォームとをさらに形成し、前記スペーサ支持面が前記スペーサ・プラットフォームに配置された、請求項6に記載の捩れ振動軸継手。 【請求項9】前記捩れ減衰部材が前記スペーサ・バーと前記底面との間にさらに配置された、請求項6に記載の捩れ振動軸継手。 【請求項10】前記捩れ減衰部材がコイルばねからなる、請求項6に記載の捩れ振動軸継手。 【請求項11】前記捩れ減衰部材が前記スペーサ・バー支持面にさらに接触する、請求項7に記載の捩れ振動軸継手。 【請求項12】前記入出力部材間に配置された少なくとも1つの摩擦材料層からさらになる、請求項7に記載の捩れ振動軸継手。 【請求項13】前記出力部材は前記入出力部材と共通軸を有するハブ部分からさらになり、前記入力部材は前方支持面を有するスロットをさらに形成し、該スロットはそこに連結された複数の保持フランジを有し、該スロットは前方チャンネルにほぼ整列されている、請求項10に記載の捩れ振動軸継手。 【請求項14】前記コイルばねは前後支持面に接触している、請求項13に記載の捩れ振動軸継手。 【請求項15】出力フランジと、保持フランジを有する複数のスロットを形成しかつこれらフランジ間に配置されたスペーサ支持面を有する環状スペーサ・バーを有する1対の入力フランジと、ただし前記出力フランジは複数のチャンネルを形成しかつ1対の入力フランジ間に配置され、前記チャンネルが前記スロットにほぼ隣接して配置され、前記チャンネルおよびスロット内に配置されかつ前記スペーサ支持面に接触する複数の螺旋コイルばねとからなる、捩れ振動軸継手。 【請求項16】複数の歯を有する出力フランジと、ただし各歯はチャンネルを形成し、底面を有し、棚部分が前記チャンネルの少なくとも一部分上に配置され、複数のスロットを形成し、各スロットが少なくとも1つの保持フランジを有し、該スロットが前記チャンネルにほぼ隣接している1対の入力フランジと、前記入力フランジ間に配置され、スペーサ・プラットフォームとスペーサ支持面とを有する環状スペーサ・リングと、前記環状スペーサ・バーと前記出力フランジとの間で前記チャンネル内に配置された複数のコイルばねとからなる、捩れ振動軸継手。 【請求項17】前記歯は凹部をさらに含み、前記コイルばねが前記棚支持面と前記底面との間にさらに配置された、請求項16に記載の捩れ振動軸継手。 【請求項18】前記コイルばねは前記スペーサ支持面にさらに接触している、請求項17に記載の捩れ振動軸継手。
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【発明の詳細な説明】【0001】[発明の背景および要約]本発明は、動力伝達系路において捩れ応力または振動を低減するために用いられるほぼフランジ状の回転要素に関するものである。装置は、原動機(燃焼機関またはその他のトルク発生要素)と可変速度トランスミッションおよび/または被駆動ユニットとの間の動力伝達系路に使用するための捩れ振動軸継手の一部を形成する回転入力と出力部材との間にトルクを伝達するように働くコイルばねからなるエネルギ蓄積装置を含む。さらに詳しく言えば、本発明は、共通軸のまわりで回転できる同軸の入力部材と出力部材との間に置かれた環状エネルギ蓄積装置を一体に形成するコイルばねへまたはそこからトルクを伝達するのに特に適したほぼフランジ状の回転要素の改良に関する。 【0002】上に概略述べた特徴の環状エネルギ吸収装置を採用することは、周知である。第1フランジは、このような構造を採用する機構が係合されたときに、トルク発生要素に回転自在に連結され、それによって駆動される。平行な第1、第2フランジがフランジ間に配置されたばねのよなエネルギ吸収装置によって連結される。フランジは、共通軸のまわりに互いにかつ中立軸のまわりに互いに関して角度移動できる。 【0003】第1、第2フランジが同一速度で回転している場合に、ばねは中立位置にある。トルク負荷が入力シャフトまたは出力シャフトのいずれかに加えられているときに、相対角回転速さまたは速度が変えられる。プレートが、まだ回転している間に、中立位置から離れて動き、ばねを圧縮し、負荷をその他の部材に伝達する。軸継手が、トルク発生要素とトルク伝達部材との間の「衝撃」を減じるように働く。 【0004】上述したように、振動減衰装置に見られる応力によって特定の故障モードが観察されることが、知られている。これらの故障モードは、ばね要素を保持するチャンバの相当な摩耗量のみならず、ばね要素の摩耗をも誘発する。この摩耗は、ばねおよび保持チャンバの効率および耐久性を低下し、内部要素の破滅的故障の潜在性のみならず、雑音を誘発する。 【0005】それ故に、ここに記載された発明は、トルク発生要素とトルク伝達集合体との間の伝導機構において振動を減衰する装置に実施される。改良された装置は、共通軸のまわりに互いに関して回転でき、かつ、トルク発生要素(例えば、内燃機関のクランクシャフト)に接続可能な第1要素と、トルク伝達集合体(例えば、可変速度トランスミッション)に接続可能な第2要素とを含む少なくとも2つの要素と、第1、第2要素間にトルクを伝達する手段とからなる。ばね要素を保持するチャンバが本装置に含まれる。これらのチャンバは、装置の入力要素と出力要素との間に、さらに詳しく言えば、入力要素と出力要素のスペーサ・リングとの間に配置される。装置は、チャンバに捩れ弾性減衰器またはばねを収容する。ある例においては、ヒステリシスまたはクーロン摩擦を捩れ振動軸継手に与えることによって、振動の減衰を助けるようにフランジ部材間に摩擦材料を含むことが望ましい。前述した形体は、装置のばねおよびフランジ部材の摩耗量を著しく低減することがわかった。 【0006】選択的棚部分は、スペーサ・リングから捩れ減衰部材の一部分を分離するように設けられうる。これは、軸継手部材の最小変換および/または相対運動がある場合に、ばねとスペーサ・バー要素との間の接触を許し、これにより摩耗を低減する。 【0007】上述した問題を考慮して、本発明の目的は、軸継手の要素の摩耗量を低減する捩れ振動軸継手を得ることにある。本発明の別の目的は、制御されていないヒステリシスの変化を低減する捩れ振動軸継手を得ることにある。 【0008】本発明の別の目的は、製品の寿命中に減衰率の変化が最小化される捩れ振動軸継手を得ることにある。本発明のさらに別の目的は、腐食をほとんど受けずかつ要素の頻繁な潤滑を必要としない捩れ振動軸継手を得ることにある。 【0009】[好適実施例の詳細な説明]図1aは、従来技術として知られている捩れ振動軸継手を示す。出力フランジ10を有する捩れ振動軸継手の破断図が示されている。1対の入力フランジ15は、スペーサ20によって離間されている。出力フランジ10は、ばね30を収容するスロット38を有する。入力フランジ15は、ばね30を保持するスロット38に続いて配置された1対の保持フランジ25、前方支持面28、後方支持面29を有している。スロット38は、スロット前方壁50、スロット頂壁40、スロット後方壁55、スロット底壁45を有している。ばね30の形体の捩れ減衰部材が、前方支持面28とスロット後方壁55との間で圧縮され、出力フランジ10と入力フランジ15との間で回転速度がある限り、フランジに力を加える。 【0010】好適実施例の捩れ振動軸継手の破断側面図が、図2aに示されている。捩れ振動軸継手は、少なくとも1つの出力フランジ10、スペーサ・リング20によって分離された少なくとも1対の平行な入力フランジ15を有する。出力フランジ10は、複数のチャンネル60を有するスペーサ20によって環状に包囲される。チャンネルは、前方壁65、後方壁70、底壁72を有する。スペーサ20は、出力フランジ10に隣接して配置されたスペーサ支持面75を有する。空所が、チャンネル60とスペーサ支持面75とによって形成される。入力フランジ15は、容積62をさらに画定するチャンネル60のまわりに配置された複数の保持フランジ25を有する。 【0011】ばね30は、入力部材と出力部材との間でトルクを伝達するようにチャンネル60または容積62内に配置される。本実施例は、前後方向に回転エネルギを伝達させることに注目されたい。単独の出力フランジ10が1対の入力フランジ15に連結されるので、複数のこのような構造が図2bに示されるように機能することにさらに注目されたい。図2bにさらに示されるように、スペーサ支持面75が示され、そこに湾曲した溝が配置される。スペーサ支持面75は、チャンネル60に関してばね30の相対移動量を減じることによってばね30に発生する摩耗量を減少するように機能する。溝の半径は、ばね30の外径であることが好ましい。これは好適面構造ではあるが、平面等のその他の面も機能することに注意されたい。湾曲面は、接触面積を増加することによってばねとスペーサとの間の接触応力を減じ、これにより要素の寿命を延ばす。 【0012】本発明の別の実施例が、図3aに示されている。出力部材10を有する捩れ減衰装置が示される。1対の入力部材15は、スペーサ・リング20によって分離される。出力部材は、複数のチャンネル120を画定する複数の歯125を有する。チャンネル120は、底壁105、前方壁110、後方壁115を有する。歯125は、凹部90および棚部分80を画定する。前方壁110および棚面82に接触する棚支持面85を有する棚部分80は、チャンネル120を部分的に包囲する。前述の実施例と同様に、入力フランジ15は複数の保持フランジ25、前方支持面28、後方支持面29を有する。 【0013】スペーサ・リング20は、スペーサ空所106を画定し、複数のプラットフォーム95を有する。各プラットフォームは、図2bの支持面75に類似した機能を持つプラットフォーム支持面100を有する。集合体の中立位置においては、プラットフォーム支持面75は、チャンネルに隣接し、ばね部材30に接触して配置される。 【0014】図3bは、図3aのA−A線にそった横断面図である。出力部材10、1対の入力部材15、スペーサ・バー20が示されている。スペーサ・プラットフォーム95、プラットフォーム支持面100が示される。湾曲したプラットフォーム支持面100が示される。湾曲したチャンネルは、ばね30の外径に等しい直径を有する。図3cに示すように、プラットフォーム支持面は、平坦面領域またはその他の幾何学的形状を有する。図3dは、図3aのB−B線にそった横断面図である。出力部材10、1対の入力フランジ15、スペーサ・バー20が示されている。棚支持面85を有する棚部分80がさらに示される。図示するように、ばね30は、底壁105と棚支持面85との間に定置される。図3cに示すように、棚支持面85は、平坦または湾曲面を持つこともできる。ばね30は複数の保持フランジ25の間に保持される。 【0015】図4a−4cは、本発明の機能を示す。図4aは、中立位置にある本実施例を示す。図4cは、好適回転方向にトルクを受ける本実施例を示す。図示すように、ばね30は、前方壁110と後方支持面29との間で圧縮される。プラットフォーム95は、凹部90から棚80に向かって回転される。支持面85、100は、ばね30を横切って移る。棚部分80は、スペーサ空所106に移る。棚支持面85とばね30との間の最少相対移動があるので、この領域の摩耗を減少することに、注目されたい。 【0016】図4bに示すように、トルクが回転方向Rに入力部材10に加えられ、入力部材10と出力部材15との間に相対回転移動を生じる。スペーサ・プラットフォーム95が凹部90内に移るように示されている。ばね部材30が、前方支持面28と後方壁115との間で圧縮される。図示するように、プラットフォーム支持面100がばね部分30の頂部にそって移る。同様に、棚支持面85はばね30から離れて移る。棚支持面85は、凹みまたは平坦構造を有することもできる(図4b)ことに注目されたい。ばね30からの力は、入力部材10を平行な出力部材15に整列させる傾向がある。 【0017】本発明の上記実施例における多くの変化、変更が、本発明の範囲から逸脱せずに実施されうる。例えば、軸継手装置が2つのエンジンを結合するように用いられるとき、入力部材として特定された要素が出力部材として使用されてもよい。それ故に、入力部材および出力部材として命名された要素は、交換でき、二重機能要素の使用を制限するものではない。したがって、本範囲は、添付請求の範囲の範囲のみによって、制限されるように意図されている。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500265796 【氏名又は名称】トーション・コントロール・プロダクツ・インコーポレーテッド
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| 【出願日】 |
平成12年6月7日(2000.6.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100089705 【弁理士】 【氏名又は名称】社本 一夫 (外5名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−20968(P2001−20968A) |
| 【公開日】 |
平成13年1月23日(2001.1.23) |
| 【出願番号】 |
特願2000−169998(P2000−169998) |
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