| 【発明の名称】 |
ねじ用化粧キャップ |
| 【発明者】 |
【氏名】竹原 宏
【氏名】熊倉 弘幸
【氏名】重田 朗
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| 【要約】 |
【課題】取付けや取り外しが容易であり、ねじの頭部全体を覆うねじ用化粧キャップを提供する。
【解決手段】ねじ用化粧キャップ1の皿形状部1aの周縁に軸心下方部に向けて円錐形状に延びる内面を有する係着部1bを設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 皿形状部の周縁に軸心下方部に向けて円錐形状に延びる内面を有する係着部を設けたねじ用化粧キャップ【請求項2】 被締着部材にねじ込まれた皿ねじの頭部と被締着部材の間に設けられるスペースに前記係着部が前記被締着部材に接触しないように入り込み前記皿ねじの頭部を覆うように前記皿ねじに取付けられる請求項1のねじ用化粧キャップ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明はねじの頭部を覆うねじ用化粧キャップに関する。 【0002】 【従来の技術】従来のねじ用化粧キャップの例を図3に示す。図に示す被締着部材4を締着するねじ6の頭部6aには円筒面6bが形成されている。樹脂製のキャップ9の下部は円筒面を形成しており、この円筒面がねじ6の円筒面6bに圧接されるようにキャップ9が頭部6aに取付けられる。 【0003】実開平4−109219号公報に提案された化粧キャップ付きねじを図4に示す。図に示す被締着部材3、4を締着するねじ7の頭部7aには樹脂製のキャップ10が一体に形成されている。キャップ10はねじ7の締め付け用凹部7bを除く部分の頭部7aを覆っている。 【0004】実開平6−58226号公報に提案されたねじ用キャップを図5に示す。図に示す被締着部材4を締着するねじ8の頭部8aの周囲にはネック8bが形成されている。樹脂製のキャップ11の下部は円筒状に形成されており、その内面に前記ネック8bと係合するリング状の抜け止め11aが形成されている。キャップ11を押し込んで抜け止め11aがネック8bに嵌まり込むようにして、頭部8aに嵌着する。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記した図3に示す従来のものは、接触抵抗による圧入方式であり、ねじ6の頭部6aが特殊形状となり、ねじを特注する必要があった。また、接触抵抗だけでキャップ9を取付けているため、キャップ9が寸法のばらつきや変形により緩むと簡単に取れるようになるという問題があった。 【0006】上記した図4に示す従来のものは、ドライバーの差し込み部が露出しているので、簡単にドライバーによりねじを外すことができるという欠点があつた。また、ねじ頭部7aの露出した部分を不用意に触れると感電する危険性があるという問題があった。 【0007】上記した従来の図5に示すものは、取付けの際に樹脂製のキャップ11の下部円筒形状状部全体を変形させなければならず、キャップ11を変形させるための力が大きくなり、取付けや取り外しが困難であるという問題があった。 【0008】この発明は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、取付けや取り外しが容易であり、ねじの頭部全体を覆うねじ用化粧キャップを提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】この発明のねじ用化粧キャップは、皿形状部の周縁に軸心下方部に向けて円錐形状に延びる内面を有する係着部を設けたものである。 【0010】また、前記ねじ用化粧キャップであって、被締着部材にねじ込まれた皿ねじの頭部と被締着部材の間に設けられるスペースに前記係着部が前記被締着部材に接触しないように入り込み前記皿ねじの頭部を覆うように前記皿ねじに取付けられるものである。 【0011】 【発明の実施の形態】この発明の実施例であるねじ用化粧キャップを図面に基づいて説明する。図1はこの発明の実施例であるねじ用化粧キャップを示す断面図、図2は図1におけるA部拡大図である。 【0012】図に示す被締着部材3、4を締着するねじ2の頭部2aの上面は球面状に形成されており、その縁から内方向に延びる円錐面が形成されている。樹脂製のねじ用化粧キャップ1の上部を構成する皿形状部1aの内面はねじ2の頭部2aの上面と同形状となっている。 【0013】皿形状部1aの周縁から軸心下方部に向けて円錐形状に延びる内面を有する係着部1bが形成されている。この係着部1bは被締着部材4とねじ2の頭部2aとの間に形成されるスペース5に入り込み頭部2aにねじ用化粧キャップ1を嵌着する。 【0014】スペース5は取付け取り外しのときに係着部1bが被締着部材4に接触しない間隔を有している。そして、ねじ用化粧キャップ1の取付け取り外しは、係着部1bを部分的にずらしならがら変形させて行うことができ、小さい力で取付け取り外しが可能である。 【0015】係着部1bが全周に渡り設けられているので、取付け状態において外圧では容易に外れない。そして、ねじを締めたり緩めたりするためには、意図的にねじ用化粧キャップ1を外さなければならず、ねじを不用意にはいじれない。 【0016】また、このねじ用化粧キャップ1を用いると、美観を損ねるねじが見えないので外観上有利であると共にねじが保護される。さらに、ねじが熱せられたり、電圧が印加されている場合でも、ねじに手が触れないため安全である。 【0017】 【発明の効果】この発明のねじ用化粧キャップによれば、密閉、絶縁、保護、防振、外観の向上等を目的としたキャップを十分な取付け強度を保ちながら、ねじの頭部に容易に取付け取り外しができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003595 【氏名又は名称】株式会社ケンウッド
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| 【出願日】 |
平成11年9月3日(1999.9.3) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100085682 【弁理士】 【氏名又は名称】柴田 昌雄
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| 【公開番号】 |
特開2001−74021(P2001−74021A) |
| 【公開日】 |
平成13年3月23日(2001.3.23) |
| 【出願番号】 |
特願平11−249597 |
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