| 【発明の名称】 |
電動圧縮機 |
| 【発明者】 |
【氏名】中根 芳之
【氏名】多羅尾 晋
【氏名】森田 健一
【氏名】村上 和朗
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| 【要約】 |
【課題】電動圧縮機の小型化を図る。
【解決手段】シリンダブロック13に形成されたシリンダボア131には片頭ピストン22が収容されている。斜板11と各片頭ピストン22との間にはシュー23が介在されている。斜板11の回転力はシュー23を介して片頭ピストン22に伝えられ、片頭ピストン22は斜板11の回転に伴ってシリンダボア131内を往復動する。斜板11に固定された回転軸16は、電動機21によって駆動される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】回転軸の周囲に配列された複数のシリンダボア内にピストンを収容し、前記回転軸と一体的に回転する斜板及び前記ピストンの両方に摺接するシューを前記斜板と前記ピストンとの間に介在し、前記斜板の回転力を前記シューを介して前記ピストンに伝えて前記ピストンを往復動させる圧縮機において、往復動する前記ピストンは、その往動動作のときにのみ前記シリンダボアからガスを吐出する片頭ピストンとし、前記回転軸を電動機で駆動するようにした電動圧縮機。 【請求項2】前記斜板は、前記回転軸に対して傾角不変とした請求項1に記載の電動圧縮機。 【請求項3】前記斜板を斜板ハウジング内に収容し、前記斜板ハウジング内で前記斜板を境として前記シリンダボアとは反対側にスラスト荷重受け手段を設け、前記片頭ピストンの往動動作のときの圧縮反力を前記スラスト荷重受け手段によって受け止めるようにした請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の電動圧縮機。 【請求項4】前記電動機をモータハウジング内に収容し、前記斜板を境として前記シリンダボアとは反対側で前記モータハウジング内にスラスト荷重受け手段を設け、前記片頭ピストンの往動動作のときの圧縮反力を前記スラスト荷重受け手段によって受け止めるようにした請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の電動圧縮機。 【請求項5】前記スラスト荷重受け手段はスラストベアリングである請求項3及び請求項4のいずれか1項に記載の電動圧縮機。 【請求項6】前記スラスト荷重受け手段に向けて前記斜板を付勢する予荷重付与手段を設け、前記予荷重付与手段によって前記斜板に付与される予荷重を前記スラスト荷重受け手段によって受け止めるようにした請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の電動圧縮機。 【請求項7】前記ガスは二酸化炭素である請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の電動圧縮機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸の周囲に配列された複数のシリンダボア内にピストンを収容し、前記回転軸と一体的に回転する斜板及び前記ピストンの両方に摺接するシューを前記斜板と前記ピストンとの間に介在し、前記斜板の回転力を前記シューを介して前記ピストンに伝えて前記ピストンを往復動させる圧縮機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】回転軸と一体的に回転し、かつ回転軸に対して傾角可変な斜板の回転によって前記ピストンを往復動させる圧縮機では、吐出容量を変更することができる。このような可変容量型圧縮機の回転軸を電動機で駆動する例が特開平5−187356号公報に開示されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】特開平5−187356号公報の装置は、所謂ワッブル式に相当し、ピストンサポートが斜板の回転によって傾動し、ピストンサポートの傾動によってピストンが往復動する。ガスをシリンダボアから吐出する際の圧縮反力は、ピストンを往復動させるための前記した往復動機構に作用する。回転する斜板の傾動を回転しないピストンサポートを介してピストンに伝えてピストンを往復動させる機構は複雑である。回転軸に固定されたドライブプレートにはガイド溝が形成されており、斜板に止着されたピボットピンがガイド溝に係合している。回転軸にはスリーブがスライド可能に支持されており、斜板がスリーブに形成されたスリーブピンを介してスリーブに傾動可能に支持されている。斜板の傾動は、前記ガイド溝とピボットピンとの係合、及びスリーブのスライドにより案内される。前記した圧縮反力は、ピストン、ピストンサポート、スラスト軸受け、斜板及びピボットピンを介してドライブプレートで受け止められる。 【0004】このようなワッブル式の可変容量型圧縮機の回転軸を電動機で駆動する場合、斜板とピストンサポートとの間での回転摩擦を極力小さくしないと、出力の大きい大型の電動機が必要となり、圧縮機全体が大型化する。特に、冷媒として二酸化炭素を使用する場合は、極めて高圧での圧縮を要するので、大きな摩擦力を発生する。そのため、斜板とピストンサポートとの間にスラスト軸受けを介在する構成が不可欠となるが、このような構成は、圧縮機の増長をもたらす。 【0005】本発明は、電動圧縮機の小型化を図ることを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】そのために本発明は、回転軸の周囲に配列された複数のシリンダボア内にピストンを収容し、前記回転軸と一体的に回転する斜板及び前記ピストンの両方に摺接するシューを前記斜板と前記ピストンとの間に介在し、前記斜板の回転力を前記シューを介して前記片頭ピストンに伝えて前記ピストンを往復動させる圧縮機を対象とし、請求項1の発明では、往復動する前記ピストンは、その往動動作のときにのみ前記シリンダボアからガスを吐出する片頭ピストンとし、前記回転軸を電動機で駆動するようにした。 【0007】斜板の回転力をシューを介して片頭ピストンに伝える構成は、電動機によって駆動される圧縮機の小型化に有利である。請求項2の発明では、請求項1において、前記斜板は、前記回転軸に対して傾角不変とした。 【0008】斜板を傾動させる機構のない電動圧縮機は、小型化に有利である。請求項3の発明では、請求項1及び請求項2のいずれか1項において、前記斜板を斜板ハウジング内に収容し、前記斜板ハウジング内で前記斜板を境として前記シリンダボアとは反対側にスラスト荷重受け手段を設け、前記片頭ピストンの往動動作のときの圧縮反力を前記スラスト荷重受け手段によって受け止めるようにした。 【0009】斜板は圧縮反力によって偏荷重を受ける。斜板ハウジング内にスラスト荷重受け手段を設けた構成は、斜板に作用する偏荷重を受け止めるのに有利である。請求項4の発明では、請求項1及び請求項2のいずれか1項において、前記電動機はモータハウジング内に収容し、前記斜板を境として前記シリンダボアとは反対側で前記モータハウジング内にスラスト荷重受け手段を設け、前記片頭ピストンの往動動作のときの圧縮反力を前記スラスト荷重受け手段によって受け止めるようにした。 【0010】斜板に作用する偏荷重を受け止めるスラスト荷重受け手段をモータハウジング内に設けた構成は、圧縮機全体の小型化に有利である。請求項5の発明では、請求項3及び請求項4のいずれか1項において、前記スラスト荷重受け手段はスラストベアリングとした。 【0011】スラストベアングはスラスト荷重受け手段として最適である。請求項6の発明では、請求項3乃至請求項5のいずれか1項において、前記スラスト荷重受け手段に向けて前記斜板を付勢する予荷重付与手段を設け、前記予荷重付与手段によって前記斜板に付与される予荷重を前記スラスト荷重受け手段によって受け止めるようにした。 【0012】予荷重付与手段は、回転軸の軸方向への斜板のがたつきを防止する。請求項7の発明では、請求項1乃至請求項6のいずれか1項において、前記ガスは二酸化炭素とした。 【0013】二酸化炭素を高圧の冷媒として使用した電動圧縮機は小型化の上で有利である。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。 【0015】図1に示すように、斜板11を収容する斜板ハウジング12にはシリンダブロック13及びモータハウジング15が接合されており、シリンダブロック13には室形成ハウジング14が接合されている。モータハウジング15、斜板ハウジング12、シリンダブロック13及び室形成ハウジング14は、ねじ10(図2及び図3に図示)の締め付けによって共締め固定されている。モータハウジング15とシリンダブロック13とには回転軸16がラジアルベアリング17,18を介して回転可能に支持されている。回転軸16は、シリンダブロック13に形成された支持孔132に突入しており、ラジアルベアリング17は支持孔132内で回転軸16を支持する。又、回転軸16は、斜板ハウジング12の端壁121を貫通すると共に、モータハウジング15に形成された支持孔151に突入しており、ラジアルベアリング18は支持孔151内で回転軸16を支持する。斜板11は斜板ハウジング12内にて回転軸16に止着されている。 【0016】モータハウジング15の内周面にはステータ19が取り付けられており、モータハウジング15内にて回転軸16にはロータ20が止着されている。回転軸16は筒形状のロータ20に圧入されている。ロータ20と回転軸16との一体回転のためにキー嵌合等としてもよいことは言うまでもない。ロータ20は、ステータ19への通電によって回転し、回転軸16はロータ20と一体的に回転する。ステータ19及びロータ20は電動機21を構成する。 【0017】図3に示すように、シリンダブロック13には複数のシリンダボア131が形成されている。複数のシリンダボア131は回転軸16の周囲に等間隔で環状に配列されている。各シリンダボア131には片頭ピストン22が収容されている。図1に示すように、斜板11と各片頭ピストン22との間にはシュー23が介在されている。斜板11の回転力はシュー23を介して片頭ピストン22に伝えられ、片頭ピストン22は斜板11の回転に伴ってシリンダボア131内を往復動する。 【0018】図1に示すように、室形成ハウジング14とシリンダブロック13との間にはバルブプレート24及び弁形成プレート25が介在されている。室形成ハウジング14内は、隔壁141によって吸入室142と吐出室143とに区画されている。吐出室143内にてバルブプレート24には弁形成プレート26及びリテーナ27がピン28によってかしめ止着されている。 【0019】バルブプレート24には吸入ポート241が吸入室142及び各シリンダボア131に対応して形成されている。又、バルブプレート24及び弁形成プレート25には吐出ポート242が吐出室143及び各シリンダボア131に対応して形成されている。弁形成プレート25には吸入弁251が形成されており、弁形成プレート26には吐出弁261が形成されている。吸入弁251は吸入ポート241を開閉し、吐出弁261は吐出ポート242を開閉する。 【0020】吸入室142内の冷媒は、片頭ピストン22の復動動作(図1において右側から左側への移動)により吸入ポート241から吸入弁251を押し退けてシリンダボア131内へ流入する。シリンダボア131内へ流入した冷媒は、片頭ピストン22の往動動作(図1において左側から右側への移動)により吐出ポート242から吐出弁261を押し退けて吐出室143へ吐出される。吐出弁261はリテーナ27に当接して開度規制される。吸入室142と吐出室143とは、図示しない外部冷媒回路で接続している。吐出室143から外部冷媒回路へ流出した冷媒は、外部冷媒回路上の凝縮器、膨張弁、蒸発器を経由して吸入室142へ還流する。本実施の形態では二酸化炭素が冷媒として用いられる。 【0021】斜板11の筒形状の基部111と斜板ハウジング12の端壁121との間にはスラストベアリング29が介在されている。スラストベアリング29は回転軸16を包囲している。片頭ピストン22の往動動作によってシリンダボア131から吐出室143へ冷媒を吐出するときの圧縮反力は、片頭ピストン22、シュー23、斜板11及びスラストベアリング29を介して端壁121で受け止められる。 【0022】支持孔132に突入する回転軸16の端部には段差161が形成されており、段差161と支持孔132の底面との間にはスラストベアリング30及び皿ばね31が介在されている。皿ばね31のばね力は、スラストベアリング30を介して回転軸16をモータハウジング15側へ付勢する。皿ばね31のばね力は、スラストベアリング30、回転軸16、斜板11及びスラストベアリング29を介して端壁121で受け止められる。 【0023】第1の実施の形態では以下の効果が得られる。 (1-1)斜板11を回転させる回転軸16を電動機21で駆動するようにした圧縮機の小型化は、斜板ハウジング12の内部機構のコンパクト化を図ることによって達成される。片頭ピストン22及び斜板11の両者に接するシュー23を介して斜板11の回転力を片頭ピストン22に伝える構成は、片頭ピストン22を往復動させる機構として最もコンパクトである。従って、斜板11の回転力をシュー23を介して片頭ピストン22に伝える構成は、電動機21によって駆動される圧縮機の小型化に有利である。 【0024】(1-2)斜板11は回転軸16に固定されており、斜板11は回転軸16に対して傾角不変である。斜板11を傾動させる機構のない圧縮機は、電動圧縮機の小型化に有利である。 【0025】(1-3)斜板ハウジング12内で斜板11を境としてシリンダボア131とは反対側に設けたスラストベアリング29は、片頭ピストン22の往動動作のときの圧縮反力を受け止める。復動動作中の片頭ピストン22を収容したシリンダボア131内では吸入圧となっており、複数のシリンダボア131内における圧力が同圧にはならない。従って、斜板11は、圧縮反力によって偏荷重を受ける。この偏荷重は回転軸16を撓ませようとする。回転軸16の撓みは、ラジアルベアリング17,18の損傷をもたらしたり、異常音を発生させる原因となる。斜板11の基部111に接する位置にあるスラストベアリング29が前記偏荷重を受け止め、前記偏荷重に起因する回転軸16の撓みが防止される。 【0026】(1-4)斜板11の基部111に近接した斜板ハウジング12の端壁121を受け座とするスラストベアリング29は、回転軸16の撓みを防止する上で最適なスラスト荷重受け手段である。 【0027】(1-5)予荷重付与手段となる皿ばね31は、スラストベアリング30及び回転軸16を介して斜板11をスラストベアリング29に向けて付勢する。スラストベアリング29は、皿ばね31によって斜板11に付与される予荷重を受け止める。従って、皿ばね31のばね力は、回転軸16の軸方向への斜板11のがたつきを防止する。 【0028】(1-6)冷媒として使用可能な二酸化炭素は、フロン冷媒に比べて極めて高圧となる。このような高圧冷媒の使用は、前記した外部冷媒回路における冷凍能力を低下させることなくシリンダボア131の容積の低減、即ち吐出容量を低減することを可能にする。即ち、小容量でも冷凍能力を低下させないよう、ある程度の高速回転を要するが、電動機21はそれへの対応に好適である。斜板11の一面側で冷媒の圧縮を行なう片頭ピストン22を用いた圧縮機は、斜板11の両面側で冷媒の圧縮を行なう両頭ピストンを用いた圧縮機に比べ、吐出容量が少なくなるが、体格が小さくなる。二酸化炭素は、圧縮機の小型化に有利な片頭ピストン22を用いた電動圧縮機における冷媒として好適である。 【0029】次に、図4の第2の実施の形態を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付してある。この実施の形態では、スラスト荷重受け手段となるスラストベアリング29Aがモータハウジング15内に設けられている。スラストベアリング29Aは、モータハウジング15の端壁152とロータ20の端面との間に介在されている。片頭ピストン22の往動動作のときの圧縮反力は、斜板11、回転軸16及びロータ20を介してスラストベアリング29Aに伝わり、スラストベアリング29Aは、片頭ピストン22の往動動作のときの圧縮反力を受け止める。又、皿ばね31のばね力は、回転軸16及びロータ20を介してスラストベアリング29Aに伝わり、スラストベアリング29Aは皿ばね31のばね力を受け止める。 【0030】スラストベアリング29Aは、モータハウジング15内の余裕のあるスペースに組み込まれており、モータハウジング15が第1の実施の形態に比べて増長することはない。一方、第1の実施の形態におけるスラストベアリング29がなくなる分だけ、スラストベアリング29を支持する部材が不要となって、第1の実施の形態の端壁121が不要になる。これにより斜板ハウジング12が短縮する。従って、モータハウジング15の端壁152を受け座とするスラストベアリング29Aは、電動圧縮機の小型化の上で好適なスラスト荷重受け手段である。 【0031】次に、図5の第3の実施の形態を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付してある。この実施の形態では、モータハウジング15が室形成ハウジング14に接合されており、回転軸16は室形成ハウジング14の端壁144、バルブプレート24及びシリンダブロック13を貫通している。回転軸16は、ラジアルベアリング17Aを介して斜板ハウジング12の端壁121に回転可能に支持されていると共に、ラジアルベアリング18を介してモータハウジング15の端壁152に回転可能に支持されている。321は、弁形成プレート32に形成された吐出弁であり、33は吐出弁321の開度を規制するリテーナである。モータハウジング15の支持孔151の底面と回転軸16の端面との間には予荷重付与手段となる皿ばね31が介在されている。 【0032】片頭ピストン22の復動動作時(図5において左側から右側への移動)には、吸入室142内の冷媒(二酸化炭素)がリテーナ33、弁形成プレート32及びバルブプレート24に形成された吸入ポート241を経由してシリンダボア131に流入する。片頭ピストン22の往動動作時(図5において右側から左側への移動)には、シリンダボア131内の冷媒が吐出ポート242を経由して吐出室143に吐出される。吐出室143内の冷媒は、室形成ハウジング14の端壁144上の挿通孔145、モータハウジング15内、及び端壁152上の吐出通路153を経由して外部冷媒回路へ流出する。片頭ピストン22の往動動作による圧縮反力、及び皿ばね31のばね力は、スラストベアリング29によって受け止められる。 【0033】この実施の形態では、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。又、吐出室143からモータハウジング15内へ送られる冷媒の温度が電動機21の温度よりも低いため、電動機21が吐出冷媒によって冷却されるという利点がある。 【0034】次に、図6の第4の実施の形態を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付してある。この実施の形態では、予荷重付与手段である皿ばね31及びスラストベアリング30がシリンダブロック13の端面と斜板11の基部111との間に介在されている。皿ばね31のばね力は、斜板11をスラストベアリング29へ直接押接する。従って、斜板11が回転軸16の軸方向へスライド可能、かつ回転軸16と一体的に回転するようにした構成の採用が可能である。 【0035】次に、図7の第5の実施の形態を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が付してある。この実施の形態では、モータハウジング15の端壁152に半球形状の支持凹部154が形成されており、回転軸16の端面には半球形状の支持凹部162が形成されている。支持凹部154,162間には球体34が回転自在に介在されている。圧縮反力及び皿ばね31のばね力は、回転軸16を介して球体34で受け止められる。モータハウジング15内に設けられた球体34はスラスト荷重受け手段となる。 【0036】この実施の形態においても、第2の実施の形態と同じ効果が得られる。本発明では以下のような実施の形態も可能である。 (1)第3の実施の形態において、ラジアルベアリング17Aをシリンダブロック13と回転軸16との間に介在すること。このようにすれば、回転軸16の短縮化及び電動圧縮機の短縮化を図ることができる。 (2)特開平11−180138号公報に開示されるような可変容量型圧縮機、即ち傾動可能な斜板が回転軸と一体的に回転すると共に、斜板の回転力がシューを介して片頭ピストンに伝わるような圧縮機に本発明を適用すること。 【0037】 【発明の効果】以上詳述したように本発明では、斜板の回転力をシューを介して片頭ピストンに伝えて片頭ピストンを往復動させる圧縮機における回転軸を電動機で駆動するようにしたので、電動圧縮機を小型にできるという優れた効果を奏する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003218 【氏名又は名称】株式会社豊田自動織機製作所
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| 【出願日】 |
平成11年12月27日(1999.12.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100068755 【弁理士】 【氏名又は名称】恩田 博宣 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−182649(P2001−182649A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月6日(2001.7.6) |
| 【出願番号】 |
特願平11−369693 |
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