| 【発明の名称】 |
高圧流体加圧ポンプの作動状態監視装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】石井 一夫
【氏名】須田 穰
【氏名】菊田 操
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| 【要約】 |
【課題】加圧ポンプの異常または正常な作動状態を加圧ポンプの外部から確実に確認することが出来る高圧流体加圧ポンプの作動状態監視装置を提供する。
【解決手段】ポンプ本体1のプランジャー2を収容したシリンダー圧力室3には、切替えバルブ4が接続されている。切替えバルブ4の二箇所の排気口5a,5bには、排気用の二本の配管6a,6bを介してT型ジョイント7a,7bが接続され、このT型ジョイント7a,7bの一方には、配管8を介して消音器9a,9bが取付けられている。T型ジョイント7a,7bの他方には、L型ジョイント10a,10bの一端が接続され、このL型ジョイント10a,10bの他端側には、内部に排気圧力により往復移動する作動子11を収容した透明な樹脂材料またはガラス管から成るパイプ12の両端が接続してあり、内部に収容した作動子11の状態を外部から確認出来るように構成してある。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ポンプ本体のシリンダー圧力室に切替えバルブを接続し、該切替えバルブの二箇所の排気口に配管をそれぞれ接続し、この二本の配管に、内部に排気圧力により往復移動する作動子を収容したパイプの両端を接続して成る高圧流体加圧ポンプの作動状態監視装置。 【請求項2】 前記作動子を収容したパイプを透明な樹脂材料またはガラス管により構成し、内部に収容した作動子の状態を外部から確認出来るようにした請求項1に記載の高圧流体加圧ポンプの作動状態監視装置。 【請求項3】 前記パイプに作動子の動きを検出する検出手段を設け、該検出手段に音または光により作動子の動きを確認できる確認手段を接続して成る請求項1または2に記載の高圧流体加圧ポンプの作動状態監視装置。 【請求項4】 前記配管とパイプとの接続内部に、作動子のストッパ兼エアー流量調整手段を内装した請求項1,2または3に記載の高圧流体加圧ポンプの作動状態監視装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、高圧流体加圧ポンプの作動状態監視装置に係わり、更に詳しくは高圧水や高圧空気等の高圧流体を供給する高圧流体加圧ポンプの作動状態監視装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、高圧水や高圧空気等の高圧流体を供給するする場合には、水や空気を所定の圧力に加圧して供給する手段としてブースターポンプ等の加圧ポンプが使用されている。 【0003】この加圧ポンプは、密閉されたシリンダー内に加圧流体(例えば、エアー)を供給し、シリンダー内に収容されたプランジャーを切替えバルブを介して往復運動させて液体や空気を昇圧し、それを用途に応じて種々の箇所に供給させるようにしている。 【0004】例えば、高圧水を使用するホースの製造工程では、ホースの一端にバルブを介して高圧流体の配管を接続し、前記ブースターポンプ等の加圧ポンプで水を所定の圧力に高めた状態でホースの一端内に高圧水を注入し、成形時のマンドレルの引き抜きや水漏れ等の検査を行っている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の加圧ポンプ(ブースターポンプ等)では、何らかの原因により作動不良を起こした場合、プランジャーはシリンダー内の中間位置で停止してしまい、切替えが出来なくなって加圧ポンプが停止してしまうことがある。この場合、マイクロバルブに取付けてある復帰ボタンで強制的に加圧流体をシリンダー内に供給し、停止しているプランジャーを押してやらないと作動しない。 【0006】また、三台以上の複数台の加圧ポンプを使用している場合に、一台〜二台の加圧ポンプが上記のように停止していても、停止していることをなかなか見つけ出すことが出来ないことが多く、排気音や振動等により異常作動を確認していた。 【0007】しかし、結果的には昇圧が遅くなり、点検依頼等が来て点検したら止まっていたと言うことを確認する場合が多かった。 【0008】従って、従来では加圧ポンプの外観からでは、その状況を把握出来ないと言うのが現状であり、また正常な作動状態では、排気音や振動等でしか確認できず、従って、加圧ポンプの正常状態及び異常状態を正確、かつ迅速に確認できる手段が要望されていた。 【0009】この発明の目的は、加圧ポンプの異常または正常な作動状態を加圧ポンプの外部から確実に確認することが出来る高圧流体加圧ポンプの作動状態監視装置を提供することにある。 【0010】 【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達成するため、ポンプ本体のシリンダー圧力室に切替えバルブを接続し、該切替えバルブの二箇所の排気口に配管をそれぞれ接続し、この二本の配管に、内部に排気圧力により往復移動する作動子を収容したパイプの両端を接続したことを要旨とするものである。 【0011】この発明は、上記のように構成され、ポンプ本体の圧力室に接続した切替えバルブの排気圧力を利用してポンプ本体の外部に設けた作動子の動きにより加圧ポンプの異常または正常な作動状態を確認するようにしたので、加圧ポンプの外部から作動状態を確実に、しかも迅速に確認でき、ポンプ本体のメンテナンスや修理等を迅速に行うことが出来るものである。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。 【0013】図1は、この発明を実施したブースターポンプ等の高圧流体加圧ポンプの作動状態監視装置の概略構成図、図2は図1のA部の拡大断面図、図3は高圧流体加圧ポンプの回路図を示し、前記ポンプ本体1のプランジャー2を収容したシリンダー圧力室3には、切替えバルブ4が接続されている。 【0014】前記切替えバルブ4の二箇所の排気口5a,5bには、図1,図2及び図4に示すように、排気用の二本の配管6a,6bを介してT型ジョイント7a,7bが接続され、このT型ジョイント7a,7bの一方には、配管8を介して消音器9a,9bが取付けられている。 【0015】また、T型ジョイント7a,7bの他方には、L型ジョイント10a,10bの一端が接続され、このL型ジョイント10a,10bの他端側には、内部に排気圧力により往復移動する作動子11を収容した透明な樹脂材料(例えば、ナイロンチューブ)またはガラス管から成るパイプ12の両端が接続してあり、内部に収容した作動子11の状態を外部から確認出来るように構成してある。 【0016】なお、パイプ12の内部に収容した作動子11の作動状態をより外部から確認できるように、着色した軽量な材料で構成することが好ましい。 【0017】また、L型ジョイント10a,10bとパイプ12との接続内部には、作動子11のストッパ兼エアー流量調整手段13が内装され、このストッパ兼エアー流量調整手段13はナイロンチューブ等の樹脂パイプの一端側に切り込み13aを入れて末広がり状に形成し、他端側をパイプ12側に位置させて作動子11のストッパにし、また一端側の末広がり部分で排気圧力の流量調整を行うことで、作動子11がパイプ12内を往復移動するように構成されている。 【0018】なお、作動子11の動きを確認する手段として、上記のように視覚により確認できる他に、パイプ12の両端部に、作動子11の動きを検出する図示しない光学的な検出手段を設け、該検出手段に音または光により作動子の動きを作業員等に認識させる確認手段を接続することも可能である。 【0019】次に、高圧流体加圧ポンプの回路図は、図3に示すように、ポンプ本体1のプランジャー2を収容したシリンダー圧力室3には、切替えバルブ4が接続されている。また,前記シリンダー圧力室3には、フィルター14及び圧力制御弁15等を介在させたエアー供給管16が接続され、またポンプ本体1には、流体(この実施形態では水)の供給管17a,17bと、加圧水の吐出管18a,18bとが接続されている。 【0020】前記切替えバルブ4には、制御回路19を介してシリンダー圧力室3内の圧力を制御するマイクロバルブ20a,20bが接続されている。 【0021】この発明の実施形態は上記のように構成され、高圧流体加圧ポンプの作動には、ポンプ本体1の圧力室3に接続した切替えバルブ4の二箇所の排気口5a,5bに作動子11を収容したパイプ12を接続し、そして前記ポンプ本体1の排気圧力を利用してポンプ本体1の外部に設けた作動子11をパイプ12内を往復移動させることで、加圧ポンプの異常または正常な作動状態を外部から視覚によりまたは聴覚により確認するようにしたので、もし作動子11の動きが停止していたり、動きが遅いような異常状態が発生した場合には、加圧ポンプの異常を確実に、しかも迅速に確認でき、ポンプ本体のメンテナンスや修理等を迅速に短時間に行うことが出来るものである。 【0022】 【発明の効果】この発明は、上記のようにポンプ本体のシリンダー圧力室に切替えバルブを接続し、該切替えバルブの二箇所の排気口に配管をそれぞれ接続し、この二本の配管に、内部に排気圧力により往復移動する作動子を収容したパイプの両端を接続したので、加圧ポンプの異常または正常な作動状態を、加圧ポンプの外部から視覚または聴覚により確実に確認することが出来、ポンプ本体のメンテナンスや修理等を迅速に短時間に行うことが出来る効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006714 【氏名又は名称】横浜ゴム株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年11月10日(1999.11.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100066865 【弁理士】 【氏名又は名称】小川 信一 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−132656(P2001−132656A) |
| 【公開日】 |
平成13年5月18日(2001.5.18) |
| 【出願番号】 |
特願平11−319667 |
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