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【発明の名称】 水圧回転装置
【発明者】 【氏名】合田 義治

【氏名】白石 和久

【氏名】佐藤 修

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 水圧を利用して水車を回転させ、減速ギヤを介して出力回転軸を回転させる構造の水圧回転装置において、前記減速ギヤの軸部材及び、前記水車または出力回転軸の軸部材の少なくとも一方が、一つの内装部材に固設されていることを特徴とする水圧回転装置。
【請求項2】 前記減速ギヤは複数であり、この複数の減速ギヤの軸部材及び前記出力回転軸の軸部材が一つの内装部材に固設されているとともに、前記水車の軸部材は外装部材に固設されていることを特徴とする請求項1に記載の水圧回転装置。
【請求項3】 前記内装部材とその周囲の外装部材との間には、位置ズレを吸収できるクリアランスまたは弾性材が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の水圧回転装置。
【請求項4】 前記出力回転軸の先端に、洗浄用のブラシを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の水圧回転装置。
【請求項5】 前記出力回転軸の先端に、回転運動を往復運動とか押圧運動に変える部材を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の水圧回転装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水圧を利用して出力回転軸を回転させる水圧回転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、水圧を利用してブラシ等を回転させる浴槽掃除具とか洗車具とかボディブラシ等の水圧回転装置が存在するが、内部に減速ギヤを備え、この減速ギヤ等を支持する複数の軸部材が存在する場合に、軸部材を順番に組み付けてゆく必要があり、組み付けに手間が掛かるという問題点があった。また、複数の軸部材を順番に組み付けることで組み付け精度が悪くなり、回転効率が悪化しやすく、また、各部材間には組み付け上、クリアランスが必要であるが、複数のクリアランスにより、組み付け状態でのガタつきが多くなってしまうという問題点があり、また、場合によっては、組み付けに治具が必要で、修理等も困難となってしまうという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、組み付けに手間が掛からず、組み付け精度が良く、回転効率が向上する水圧回転装置を提供せんことを目的とし、その第1の要旨は、水圧を利用して水車を回転させ、減速ギヤを介して出力回転軸を回転させる構造の水圧回転装置において、前記減速ギヤの軸部材及び、前記水車または出力回転軸の軸部材の少なくとも一方が、一つの内装部材に固設されていることである。また、第2の要旨は、前記減速ギヤは複数であり、この複数の減速ギヤの軸部材及び前記出力回転軸の軸部材が一つの内装部材に固設されているとともに、前記水車の軸部材は外装部材に固設されていることである。また、第3の要旨は、前記内装部材とその周囲の外装部材との間には、位置ズレを吸収できるクリアランスまたは弾性材が設けられていることである。また、第4の要旨は、前記出力回転軸の先端に、洗浄用のブラシを設けたことである。また、第5の要旨は、前記出力回転軸の先端に、回転運動を往復運動とか押圧運動に変える部材を設けたことである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、水圧回転装置の第1実施例を示す洗浄ブラシの断面構成図であり、洗浄ブラシ1は、浴室内のシャワーホースに接続され手で握ることのできるグリップ部2と、その先端に着脱可能に設けられたヘッド部3で構成されており、ヘッド部3は、図2及び図3の分解図で示すような部材で構成されて、ヘッド部3の上面を構成するハウジング(外装部材)4内に、水車5と、仕切部材(内装部材)6と、減速ギヤ18a,19,20と、底側に散水板7が設けられて組み付けられており、散水板7から下方へ突出する回転軸18に、下方よりブラシ9を備えたブラシベース8が着脱可能に取り付けられたものとなっている。
【0005】このヘッド部3を構成する前記各部材を更に詳細に説明すると、前記ハウジング(外装部材)4は、後部上面に、傾斜状に突出して挿着突筒部4aが一体形成され、この挿着突筒部4a内は、前記グリップ部2内の流路と連通する流入路となっており、外周側には、オーリング13を嵌めるオーリング溝4bが形成されている。また、挿着突筒部4aの下部のハウジング4の後面には、下方側へ傾斜して突出状に引っ掛け部4cが一体形成されており、この引っ掛け部4cには、傾斜して上下方向に貫通する引っ掛け穴Hが形成されたものとなっている。
【0006】このようなハウジング4の前記挿着突筒部4aを、オーリング13を嵌めた状態で、グリップ部2に挿着し、外側より抜け防止具12を嵌め込んで、ヘッド部3をグリップ部2に着脱可能に一体化できるように構成されている。また、ハウジング4内の上部部位は水車室S1を形成するものであり、その内周側には、前記仕切部材6がオーリング0を介し水密状に嵌め込まれる仕切部材係合部4dが段状に形成されており、また、ハウジング4内の下部内周には、前記散水板7がオーリング0を介し水密状に嵌め込まれる散水板係合部4eが段状に形成されたものとなっている。
【0007】また、このハウジング4の上面中央部のボス部から垂下状に水車軸11が垂設され、この水車軸11は、図2に示すように、水車5の中央部に上下に貫通形成された軸孔5a内に挿入されて、水車軸11を中心として水車5が回転できるものである。即ち、水車5の外周側の羽根5bは良好にハウジング4内の上部に形成された水車室S1内に回転可能に嵌め込まれるものである。
【0008】次に、仕切部材(内装部材)6を、図4の裏面側からの斜視図で、また図5の縦断面図において説明すると、仕切部材6の上部には、上方へ突出して係合突部6aが形成され、係合突部6aは、前記ハウジング4の仕切部材係合部4dの内側にクリアランスを形成して嵌め込み可能な形状に形成されて、この係合突部6aの内側は水車室S1を形成し、水車室S1内に水圧を噴射させることのできる噴射ノズル6cが、係合突部6aの後方側に一体形成されており、また、噴射ノズル6cの側方には、水車室S1内の水を下方へ排水する排水路6dが、上下方向に貫通状に形成されている。
【0009】また、仕切部材6の水車室S1の中央部には上下に貫通して軸孔6eが形成されており、この軸孔6e内には、前記水車5の下部に一体形成された水車出力ギヤ5cが挿通されるものである。また、軸孔6eの下面側に下方に向かって逆門形状に突出形成された軸受門柱6fの中央部の軸受6gで、前記水車軸11の下端を支持するものとなっている。
【0010】この仕切部材6の前記軸受6gの回りは、減速ギヤが組み込まれる減速機室S2を形成しており、この減速機室S2内に垂設される回転軸支持ピン14,第1減速ギヤ支持ピン15,第2減速ギヤ支持ピン16の上端を固定するための支持ピンボス6j,6j,6jが仕切部材6に一体形成されており、さらに止ネジ用の止ネジボス孔6h,6h,6hが複数一体形成されたものとなっている。このように仕切部材6には、その上面側に水車室S1が形成され、下面側には減速機室S2が形成されて、水車室S1の底面と減速機室S2の天面を、この仕切部材6が形成しており、さらに水車軸11の軸受6gが一体形成され、さらに噴射ノズル6c及び排水路6dがこの仕切部材6に一体形成されたものとなっている。
【0011】図2及び図3に示すように、仕切部材6から垂設された回転軸支持ピン14には、回転軸18が回転可能に外嵌されるものであり、また、第1減速ギヤ支持ピン15には、第1減速ギヤ19が回転可能に外嵌されるものであり、また、第2減速ギヤ支持ピン16には、第2減速ギヤ20が回転可能に外嵌されるものである。第1減速ギヤ19及び第2減速ギヤ20は、それぞれ大ギヤと小ギヤが一体形成されたものとなっており、組付状態では、第1減速ギヤ19の上部の大ギヤが前記水車に一体化された水車出力ギヤ5cと噛み合い、第1減速ギヤ19の小ギヤと第2減速ギヤ20の大ギヤが噛み合わされ、さらに第2減速ギヤ20の小ギヤと前記回転軸に一体化された回転軸ギヤ18aが噛み合わされて、このギヤ5c,18a,19,20により、水車5の回転が減速され、回転軸18を回転させるように構成されている。
【0012】次に、減速機室S2の底面を形成する散水板7は、前記ハウジング4の下部内周の散水板係合部4eに、クリアランスを形成しつつオーリング0を介し、嵌め込み可能な形状に形成されて、中央部に、前記回転軸18が通る軸孔が形成され、その外周に、多数の散水孔および水抜孔7dが形成されている。また、散水板7には、前記第1減速ギヤ支持ピン15及び第2減速ギヤ支持ピン16の下端を支持するためのボス部が形成されており、さらに止ネジ22を下方側から挿通させることのできる孔が複数上下に貫通して形成されている。この散水板7と前記仕切部材6は、内部に回転軸18,第1減速ギヤ19,第2減速ギヤ20を組み込んで減速機室S2を形成して一体的にユニット化されるものである。
【0013】即ち、回転軸18,ギヤ19,20を所定位置に組み込み、仕切部材6の底側に散水板7を嵌め込んで、下側から止ネジ22を締め付けて、止ネジ22により予め減速ギヤ19,20を組み込んだ状態でユニット化しておくことができ、このように減速機室S2をユニット化した状態で、前記ハウジング4内周にオーリング0を当接させて嵌め込むことができるように構成されており、ハウジング4内には、予め水車5のみを挿着させておけば、この仕切部材6と散水板7を組み付けてユニット化したものを容易に組み込むことができるものとなる。
【0014】なお、組付状態ではヘッド部3から回転軸18の下端部が突出した状態となり、この回転軸18の下端部は、ブラシベース8の中央部に突出された連結嵌合凹部8aに、オーリング21を介在させて着脱可能に嵌め込むことができるものである。なお、連結嵌合凹部8aの外周側には、水を下方へ排水するための多数の水孔8bが上下に貫通形成されている。
【0015】このように本例では、ハウジング4側に位置決め固定される水車軸11以外の、第1減速ギヤ支持ピン15,第2減速ギヤ支持ピン16,回転軸支持ピン14は、仕切部材6に形成されている支持ピンボス6j,6j,6jにそれぞれ固定されて位置決めされ、仕切部材6に第1減速ギヤ19,第2減速ギヤ20,回転軸18が相対位置が固定されて組み付けられるものであるため、寸法精度が高く、各ギヤ18a,19,20の回転効率が良好化し、従来のように順番に位置決めしながら組み付けてゆく必要がなく、しかも本例では、仕切部材6と散水板7が組み合わされてユニット化された状態でハウジング4内に組み付けられるものであるため、組み付けが非常に楽で、また修理の際にも、ハウジング4から、仕切部材6と散水板7が一体化されたユニットを取り外して、良好に内部のギヤ18a,19,20等の修理を行うことができるものである。なお、水車軸11はハウジング4側に固定されているため、一体化されたユニットの仕切部材6から外側へ突出する軸部材はなく、ユニットは修理を行う際等に、床面等に安定して仕切部材6側を置くことができ、軸部材が変形することがない。
【0016】また、仕切部材6とハウジング4間にはクリアランスが形成され、クリアランス内にはオーリングOが介在されて、位置ズレを良好にオーリングOで吸収し、位置ズレを緩衝できるため、前記支持ピン14,15,16を基準にして、特に回転軸18を基準にして仕切部材6をハウジング4内に組み付けることができ、より回転効率が良好化して、組み付けも容易なものとなる。同様に、散水板7とハウジング4間のクリアランスもオーリングOで位置ズレが緩衝されるため、回転軸18を基準に組み付けることが可能で、回転効率が良く、組み付けが容易となる。
【0017】なお、第1実施例では、回転軸18の先端にブラシ9を設けた洗浄ブラシについて述べているが、ブラシベース8及びブラシ9に代えて、回転軸18の先端に、回転運動を往復運動とか押圧運動に変える部材を設けてマッサージ具等を構成することができるものである。
【0018】即ち、図6及び図7では水圧回転装置の第2実施例を示し、図6における前記ハウジング4内に設けられる、水車5及び仕切部材6及び減速ギヤ18a,19,20及び散水板7の構成は、第1実施例と同様である。第2実施例では回転軸18の先端に雄のスプライン18bを形成させておき、この雄スプライン18bが嵌合するスプライン孔31aを中心に有する円板31を、押さえ板32で押さえて構成したものである。
【0019】即ち、散水板7の下面に固設板30を固定しておき、この固設板30の下側に、円板31を回転可能に設け、この円板31の下面に、押さえ板32を取り付けるものであり、円板31と押さえ板32を逆向きにした分解図を図7に示すが、円板31の裏面には、スプライン孔31aを中心として楕円形状のボール溝31bが形成されており、このボール溝31b内に、2個のボール33,33を転動可能に配置させて、楕円状のボール溝31bに沿ってボール33,33が転動できるように構成されており、また、押さえ板32には、ボール33の下端が下方へ突出することができ、しかもボール33が往復動できるように往復長孔32b,32bが一対形成されており、また、押さえ板32の両端に一体状に立ち上げ形成された立上片32a,32aは、円板31の下側から固設板30の外周に接着剤等で接着固定され、円板31及びボール33の下方への抜脱を防ぐように構成されている。
【0020】このような構造では、回転軸18が回転されると、これに伴い円板31が回転し、円板31の回転により、ボール溝31bの楕円形状に沿ってボール33,33が転動しようとするが、各ボール33,33は押さえ板32の往復長孔32b,32b内に嵌め込まれているため、この往復長孔32bの長さ分だけ往復動することとなり、円板31の回転が往復長孔32bに沿った往復動に変えられてボール33は往復動を行うことができ、このボール33,33を肩とか首等に押し付けて、肩とか首を良好に揉むことができて、マッサージ具として使用することができるものとなる。
【0021】次に、図8〜図11に示すものは水圧回転装置の第3実施例であり、本例では、散水板7の下面に固定した固設板30の下側に、上円板35と下円板36を一体回転可能に配設して、その外側にスペーサ37を設け、さらにスペーサ37の下面側に、押さえ板38を介して、一対の揺動部材39,39を取り付けたものであり、図9の逆向きにした分解斜視図で示すように、上円板35及び下円板36は同径に形成されており、中央部には、回転軸18の先端に形成された雄スプライン18bが嵌合する雌スプラインを有するスプライン孔36aが形成されており、上円板35と下円板36の重合わされた面内部に、一対のボール33,33を自由に自転できるように内蔵させたものであり、下円板36には各ボール33,33の下端が突出するように孔36b,36bが形成されたものとなっている。
【0022】また、押さえ板38に支持されて上下方向に揺動できる一対の揺動部材39,39には、下方側へ蒲鉾状に突出する押圧突条部39aが形成され、その上部には外側へ突出して抜脱防止鍔部39b,39bが一体形成されており、この抜脱防止鍔部39b,39bが、押さえ板38に形成された長孔に係止されて下方への抜脱が防がれるものとなっており、また、各揺動部材39の上面には、図10に上面側からの斜視図で示すように、三角形状の三角突起部39cが上方へ突出形成されており、この三角突起部39cの両側には、ボール33を三角突起部39cに良好に導くようにボールガイド部39d,39dが形成されたものとなっている。
【0023】一対の揺動部材39,39は図10に示すように、三角突起部39c,39cを対向させて配置されており、前記回転軸18の回転に伴い上円板35と下円板36が一体で回転されると、ボール33,33は自転しながら公転し、揺動部材39の三角突起部39c,39cに乗り上げて、三角突起部39c,39cを下方側へ押圧すると、図11に示すように、揺動部材39は押さえ板38内で傾いた状態となり、押圧突条部39aの長手方向の三角突起部39c側が下方側へ傾き突出して、この時に、肩とか首等にこの揺動部材39の押圧突条部39aが当接されていれば、良好に肩とか首等を押圧することができるものとなり、回転軸18の回転により、ボール33,33を介して一対の誘導部材39の三角突起部39c,39cへの乗り上げが順次繰り返されて、一対の揺動部材39,39は交互に上下の傾動運動を繰り返し、良好に肩とか首を叩いて振動を与え、また揉むことができるものとなり、良好なマッサージ効果を与えることができるものとなる。
【0024】次に、図12〜図15に示すものは水圧回転装置の第4実施例であり、本例では、回転軸18の先端に、偏心したカム部41を設けて、このカム部41を、往復部材42の長円状のカム挿入穴42b内に遊嵌させて構成したものであり、往復部材42は、ガイド部材40にガイドされて往復運動できるように構成され、往復部材42の下面に形成された嵌め溝42cに、歯ブラシ44aの柄部44を、押さえ部材43を介在させて嵌め付けておけば、歯ブラシ44aが往復運動をなし、良好に歯磨きを行うことができるものとなる。
【0025】図13には、往復部材42と、ガイド部材40と、カム部41を逆向きにさせた分解斜視図を示すが、往復部材42には、カム部41が遊嵌される長円状のカム挿入穴42bが形成されており、往復部材42の外周には、外側へ突出してガイド突起42aが形成され、このガイド突起42aが係合されるガイド溝40aがガイド部材40の内側に形成されており、このガイド部材40を散水板7の下面に固定状に取り付けておけば、回転軸18の回転に伴いカム部41が回転して、これにより往復部材42がガイド溝40aに沿って往復動することとなる。
【0026】即ち、図14では、往復部材42がガイド部材40から離れる方向に移動した状態の断面図を示し、また、図15では、往復部材42がガイド部材40に近づく方向に移動した状態の断面図を示すものである。なお、本例では、歯ブラシ44aを往復動させて歯磨きができるように構成しているが、この歯ブラシ44aの代わりに、往復部材42に突起等を形成させるか、別部材で突起等を付設させておけば、突起等の往復動により、肩とか首を叩く,揉む等のマッサージ効果を得ることができるものとなる。
【0027】このように水圧で回転される水車5の回転力で、減速ギヤを介して回転軸18を回転させ、ブラシ9を回転させても、また、往復運動とか押圧運動に変えて、種々の構造のマッサージ具等として使用することができるものである。
【0028】
【発明の効果】本発明は、水圧を利用して水車を回転させ、減速ギヤを介して出力回転軸を回転させる構造の水圧回転装置において、減速ギヤの軸部材及び、水車または出力回転軸の軸部材の少なくとも一方が、一つの内装部材に固設されていることにより、水車,複数のギヤ,出力回転軸の相対位置は一つの内装部材内で固定されるため、寸法精度が高く、回転効率を向上させることができるものとなり、また、従来のように回転軸を位置決めしながら順番に組み付けてゆく必要がなく、組み付けが楽であり、修理も楽に行えるものとなる。
【0029】また、減速ギヤは複数であり、この複数の減速ギヤの軸部材及び出力回転軸の軸部材が一つの内装部材に固設されているとともに、水車の軸部材は外装部材に固設されていることにより、複数の減速ギヤの組み付け性、寸法精度が向上し、また、水車の軸部材は外装部材に固設されているため、内装部材から水車の軸部材が外側へ突出せず、内装部材はユニット化した状態で床面等に安定して置くことができ、軸部材が変形することがない。
【0030】また、内装部材とその周囲の外装部材との間には、位置ズレを吸収できるクリアランスまたは弾性材が設けられていることにより、内装部材と外装部材との位置ズレを緩衝することができ、特に出力回転軸を基準として内装部材を組み付けることが可能で、回転効率が向上し、組み付けが容易なものとなる効果を有する。
【0031】また、出力回転軸の先端に、洗浄用のブラシを設けたことにより、水圧で水車を回転させ、回転軸に取り付けられたブラシを回転させて良好に浴室の掃除を行うことができるものとなる。
【0032】また、出力回転軸の先端に、回転運動を往復運動とか押圧運動に変える部材を設けたことにより、水圧による回転力を往復運動とか押圧運動に変えて、肩とか首等をマッサージすることができ、浴室内で良好にマッサージを行うことができるものとなる。
【出願人】 【識別番号】000000479
【氏名又は名称】株式会社イナックス
【出願日】 平成12年3月9日(2000.3.9)
【代理人】 【識別番号】100086520
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 義久
【公開番号】 特開2001−132605(P2001−132605A)
【公開日】 平成13年5月18日(2001.5.18)
【出願番号】 特願2000−64802(P2000−64802)