| 【発明の名称】 |
燃料噴射型エンジンの製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】リチャード・エドワード・ウィンザー
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| 【要約】 |
【課題】カム従動子14と、ユニットポンプ12と、噴射管16と、噴射ノズル18とを備える一体型のユニットポンプ噴射装置10は、エンジンブロック52及びシリンダヘッド50内に取り付け得るように予め組み立てられる。
【解決手段】一体型のユニットポンプ噴射装置10は、ポンプ12及びノズル18を平行な軸線の上で方向決めし、ブロック52のポンプボア58及びシリンダヘッド50のノズルボア56が平行であることを要求し、取り付ける前、その軸線に対して平行な方向に動くことにより、噴射装置及びポンプを互いに対して固着し且つその双方を同時に取り付けることを可能にする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 燃料噴射型エンジンの製造方法において、燃料噴射ノズルを受け入れるノズルボアを有するシリンダヘッドを、ユニットポンプを受け入れるポンプボアを有するブロックに取り付け、該ノズルボア及びポンプボアが、シリンダヘッドがブロックに取り付けられたとき、互いに対して平行になるようにするステップと、噴射ノズルと、ユニットポンプと、噴射ノズルをユニットポンプに接続する噴射管とを有する予め組み立てた一体型ユニットポンプ噴射装置であって、噴射ノズル及びユニットポンプの各々が互いに対し平行に方向決めされた軸線を有する前記一体型ユニットポンプ噴射装置を取り付けるステップとを備え、該一体型ユニットポンプ噴射装置が、ノズル及びポンプをノズルボア及びポンプボア内にそれぞれ同時に挿入することにより、ブロック及びシリンダヘッド内に取り付けられる、製造方法。 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記一体型ユニットポンプ噴射装置が、ブロックにより担持されたカム軸と係合し得るようにユニットポンプに接続されたカム従動子を備える、方法。 【請求項3】 請求項1に記載の方法において、前記ノズルを第一の保持部材により前記シリンダヘッドに固着するステップと、前記ポンプを第二の保持部材により前記ブロックに固着するステップとを更に備える、方法。 【請求項4】 請求項3に記載の方法において、前記第一及び第二の保持部材が、シリンダヘッドのボア及びブロックのボア内にねじ付き締結具により前記ノズル及び前記ポンプボアに対して平行に取り付けられる、方法。 【請求項5】 燃料噴射型エンジンの製造方法において、ノズルの長手方向軸線がポンプの長手方向軸線と平行となるように、噴射管を介してユニットポンプを噴射ノズルに接続することにより一体型のユニットポンプを組み立てるステップと、燃料噴射ノズルを受け入れるノズルボアを有するシリンダヘッドをユニットポンプを受け入れるポンプボアを有するブロックに取り付け、前記ノズルボア及び前記ポンプボアが、前記シリンダヘッドが前記ブロックに取り付けられたとき、互いに対して平行となるようにするステップと、前記ノズル及び前記ポンプを前記シリンダヘッド及び前記ブロックのノズルボア及びポンプボア内にそれぞれ同時に挿入することにより、予め組み立てた一体型のユニットポンプ噴射装置を取り付けるステップとを備える、方法。 【請求項6】 請求項5に記載の方法において、前記一体型のユニットポンプ噴射装置をシリンダヘッド及びブロック内に取り付ける前に、該組み立てた一体型のユニットポンプ噴射装置の漏洩試験を行うステップを更に備える、方法。 【請求項7】 請求項5に記載の方法において、前記一体型のユニットポンプ噴射装置を前記シリンダヘッド及びブロック内に取り付ける前に、所定の速度及び制御アームの位置のとき、前記組み立てた一体型のユニットポンプ噴射装置を所望の燃料の量となるように較正するステップを更に備える、方法。 【請求項8】 請求項5に記載の方法において、前記一体型のユニットポンプ噴射装置がカム従動子を備え、該一体型のユニットポンプ噴射装置を取り付ける前に、カム軸を前記ブロック内に取り付けるステップを更に備える、方法。 【請求項9】 請求項5に記載の方法において、第一の保持部材により前記ノズルを前記シリンダヘッドに固着するステップと、第二の保持部材により前記ポンプを前記ブロックに固着するステップとを更に備える、方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、サブアセンブリとして互いに一体化され、該一体型ポンプ及びノズルをエンジンブロック及びシリンダヘッドに取り付ける前に、該一体型ユニットポンプ及び噴射ノズルの漏れ試験を行い且つ較正することを可能にする、燃料噴射型エンジンに関する。 【0002】 【従来の技術】現在、カム軸従動子、ユニットポンプ、噴射管及び噴射ノズルは、個々の構成要素としてエンジン内に取り付けられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】部品が変動し易いことは、燃料供給量が著しく変化する結果となる。噴射タイミングは、ブロックを測定し且つポンプの取り付け状態を調節し得るように、シムを選ぶことにより設定される。噴射管の接続部が不良であったり又は適正に締め付けられていないならば、燃料の漏洩が生ずる。 【0004】エンジン内に組み立てた後に、これらの構成要素は互いに接続されて、ポンプ及びノズルにより供給された燃料の漏洩を試験し且つ燃料の供給量を較正することができる。漏洩するか又は燃料の供給量が所望の仕様値の範囲内にないならば、修正のためポンプ又はノズルにアクセスすべくエンジンを大幅に分解することが必要となる。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、カム従動子、ユニットポンプ、噴射管及び噴射ノズルを共に、これらの構成要素の任意のものをエンジンブロック及びシリンダヘッド内に取り付ける前に、一体型ユニットポンプの噴射装置として組み立てることにより、上記の欠点を解決するものである。この一体型アセンブリは、正確な噴射タイミングとなるように内部にシムを設け且つ燃料の供給量及び漏洩を試験することができる。漏洩又は燃料の供給量が所定の範囲外の全てのアセンブリは、分解し且つ修正することになる。次に、噴射ノズル及びユニットポンプの双方をシリンダヘッド及びブロック内にそれぞれ同時に挿入することにより、一体型ユニットポンプ噴射装置をエンジン内に取り付ける。噴射ノズル及びポンプを一体型ユニットとして同時に取り付けるためには、シリンダヘッドの噴射ノズルボア及びブロックポンプボアが互いに平行であることが必要である。多くのエンジンの設計の場合、かかる状態にはない。 【0006】予め組み立てたユニットポンプ噴射装置を一体化することにより、エンジンアセンブリは、その後の調節又は変更を行うことなく、エンジン内に取り付けることができる。このことは、エンジンの組立て時間及びコストを削減し、エンジンの出力の変動を少なくし、また、漏洩の可能性を軽減する。更なる有利な点は、ポンプ及び噴射ノズルの製造メーカに製造上の不良をフィードバックする時間が短くなることである。このことは、構成要素をエンジン内に組み込み、エンジンの全体を試験し且つポンプ及びノズルの不良がポンプ及びノズルの製造メーカに知らされる迄、待つことなく、エンジンの製造メーカに出荷する前に、ポンプ及びノズルの製造メーカが一体型アセンブリを試験することを可能にすることで実現される。 【0007】ユニットポンプは、エンジンの各シリンダと関係させてある。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の一体型ユニットポンプ噴射装置が図1に、全体として参照番号10で示してある。この一体型ユニットポンプ噴射装置は、ユニットポンプ12と、カム従動子14と、噴射管16と、噴射ノズル18とを備えている。ノズルの軸線及びポンプの軸線は、一体型ユニットポンプ噴射装置を以下に説明するように、エンジン内に取り付けることを可能にし得るように平行である。 【0009】ユニットポンプ12は、従来のポンプであり、燃料入口ポート20を有している。ポンプの内部プランジャは、制御ロッドに接続するピン24を有する半径方向制御アーム22に接続されている。該制御ロッドは、エンジンガバナーによって動かされて、ポンププランジャを回転させ、ポンププランジャの1行程当たり供給される燃料の量を変化させる。カム従動子14は、図2に図示したカム軸34のローブ32に係合するローラ30を有している。該カム軸ローブによりポンププランジャは上方行程動作を行う。 【0010】ポンプ出口は、ねじ付き継手36を介して噴射管16に接続される。噴射管16の他端は、噴射ノズル18の本体38に一体的に接続されている。これと代替的に、噴射管は、別のねじ付き継手を介してノズルに接続してもよい。ノズル18は、燃料を燃焼室に供給する先端40にて終わっている。 【0011】一体型ユニットポンプ噴射装置10は、構成要素をエンジンブロック又はシリンダヘッド内に取り付ける前に、図1に図示するように、サブアセンブリとして共に組み立てられる。一度び組み立てられたならば、一体型ユニットポンプ噴射装置は、漏洩及び燃料の供給量の試験をし、正確な噴射タイミングとなるように内部にシムを設ける。漏洩又は燃料の供給量が所定の範囲外である全てのアセンブリは、分解し且つ修正する。その後に、シリンダヘッド50を従来の方法にて複数のボルト54によりエンジンブロック52に締結した後、一体型ユニットポンプ噴射装置10をエンジン内に取り付ける。該シリンダヘッド50には、一体型ユニットポンプ噴射装置のノズル18を受け入れるノズルボア56が形成されている。同様に、ブロック52は、ポンプ12を受け入れるポンプボア58を有している。ポンプボア58及びノズルボア56は、互いに対して平行である。 【0012】一体型ユニットポンプ噴射装置10は、ポンプ12をポンプボア58内に配置し且つこれと同時に、噴射ノズル18をノズルボア56内に配置することにより、エンジン内に取り付けられる。該ポンプは、シリンダヘッドの開口部60を通り且つブロックのポンプボア58内に入る。 【0013】フォーク形状のノズル保持部材62は、ノズルをシリンダヘッドに固着する。ボルト64は、シリンダヘッドのねじ付き穴65内に挿入される。同様に、フォーク形状のポンプ保持部材66は、ねじ付き締結具68によりブロックの穴70内に保持されて、ポンプをブロックに固着する。ポンプ保持部材66は、ポンプ12の水平上面74に係合する。 【0014】ユニットポンプ噴射装置を取り付ける前に、カム軸34は、ブロックの端部の開口部76を通じてエンジンブロック内に取り付ける。カム軸は、カム従動子14が係合し得るようにポンプの下方に配置されている。カム軸は、各シリンダのユニットポンプに対するローブを有する。 【0015】接続されたポンプ及びノズルを1つのアセンブリとしてシリンダヘッド及びブロック内に同時に取り付け得るように、ノズルボア56及びポンプボア58を互いに平行に方向決めすることにより、本発明の一体型ユニットポンプ噴射装置を使用することが可能となる。この一体型ユニットポンプ噴射装置及びその製造方法は、エンジンの組立て時間及びコストを削減することを可能にする。更に、一体型ユニットポンプ噴射装置は、供給量の変動及び漏洩の可能性を軽減する。 【0016】本発明は、上述した実施の形態に限定されるべきではなく、特許請求の範囲によってのみ限定されるべきである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591005165 【氏名又は名称】ディーア・アンド・カンパニー 【氏名又は名称原語表記】DEERE AND COMPANY
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| 【出願日】 |
平成13年5月7日(2001.5.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100089705 【弁理士】 【氏名又は名称】社本 一夫 (外5名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−355532(P2001−355532A) |
| 【公開日】 |
平成13年12月26日(2001.12.26) |
| 【出願番号】 |
特願2001−135970(P2001−135970) |
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