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【発明の名称】 ダイヤフラム式圧力制御弁
【発明者】 【氏名】小林 誠

【氏名】市谷 寿章

【氏名】鈴木 武

【氏名】横山 和孝

【要約】 【課題】ダイヤフラム式圧力制御弁においてゴム製のダイヤフラムの面剛性の変化を回避しながら蒸発燃料の透過を最小限に抑える。

【解決手段】蒸発燃料が滞留する蒸発燃料排出通路19と大気に連通する大気連通室32とを区画するゴム製のダイヤフラム26は、蒸発燃料室17および大気連通室32の差圧で開弁して蒸発燃料室17の蒸発燃料をキャニスタに排出する。蒸発燃料の透過を阻止する合成樹脂フィルム30をダイヤフラム26の一側面に重ね合わせることにより、蒸発燃料排出通路19の蒸発燃料が大気連通室32に漏出するのを防止することができる。しかも合成樹脂フィルム30は断面が変形容易な蛇腹状に形成されており、かつダイヤフラム26と合成樹脂フィルム30とは密着せずに空間31が形成されているため、ダイヤフラム26の面剛性が合成樹脂フィルム30によって影響を受けるのを緩和することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 蒸発燃料が滞留する蒸発燃料滞留部(19)と大気とを区画するゴム製のダイヤフラム(26)を備え、蒸発燃料圧および大気圧の差圧に応じたダイヤフラム(26)の変形により作動するダイヤフラム式圧力制御弁において、蒸発燃料の透過を阻止する蛇腹状の合成樹脂フィルム(30)を前記ダイヤフラム(26)の一側面に空間(31)を有して重ね合わせたことを特徴とするダイヤフラム式圧力制御弁。
【請求項2】 蒸発燃料が滞留する蒸発燃料滞留部(19)と大気とを区画するゴム製のダイヤフラム(26)を備え、蒸発燃料圧および大気圧の差圧に応じたダイヤフラム(26)の変形により作動するダイヤフラム式圧力制御弁において、前記ダイヤフラム(26)の内部に形成した液室(29a)に蒸発燃料の透過を阻止する液体(34)を封入したことを特徴とするダイヤフラム式圧力制御弁。
【請求項3】 前記ダイヤフラム(26)の内部に形成した液室(29a)に、該液室(29a)の相対向する内表面が相互に接触しないようにスペーサ(35,36,37)を配置したことを特徴とする、請求項2に記載のダイヤフラム式圧力制御弁。
【請求項4】 蒸発燃料が滞留する蒸発燃料滞留部(19)と大気とを区画するゴム製のダイヤフラム(26)を備え、蒸発燃料圧および大気圧の差圧に応じたダイヤフラム(26)の変形により作動するダイヤフラム式圧力制御弁において、前記ダイヤフラム(26)の内部に形成した液室(29a)に蒸発燃料の透過を阻止する液体(34)を封入するとともに、前記液室(29a)の内部に蒸発燃料の透過を阻止する合成樹脂フィルム(38)を浮動状態で配置したことを特徴とするダイヤフラム式圧力制御弁。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸発燃料が滞留する蒸発燃料滞留部と大気とを区画するゴム製のダイヤフラムを備え、蒸発燃料圧および大気圧の差圧に応じたダイヤフラムの変形により作動するダイヤフラム式圧力制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の燃料タンクとキャニスタとの間にはダイヤフラム式圧力制御弁が配置されており、気温の上昇等により燃料タンクの内圧が増加した場合にダイヤフラム式圧力制御弁を開弁させ、燃料タンクの膨張による変形を防止するとともに、該燃料タンクから発生した蒸発燃料をキャニスタに吸着させて大気への放散を防止するようになっている。
【0003】かかる圧力制御弁は、弁体を支持するゴム製のダイヤフラムの一側面および他側面が、燃料タンクに連なる蒸発燃料室および大気に連通する大気連通室にそれぞれ臨んでおり、蒸発燃料室および大気連通室の差圧に応じてダイヤフラムが変形することにより弁体を作動させるようになっている。ダイヤフラムを構成するゴムは蒸発燃料の透過を完全に阻止することができないため、若干の蒸発燃料が蒸発燃料室からダイヤフラムを透過して大気連通室に流入し、そこから大気中に漏出する虞がある。
【0004】そこで、蒸発燃料の透過を阻止する合成樹脂フィルムをダイヤフラムに積層することにより、蒸発燃料がダイヤフラムを透過しないようにしたダイヤフラム式圧力制御弁が、実開平6−73362号公報により提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで実開平6−73362号公報に記載されたものは、合成樹脂フィルムがダイヤフラムに密着するように積層されているので、ダイヤフラムの面剛性が合成樹脂フィルムの面剛性の影響を大きく受けてしまい、圧力制御弁の開弁特性を適切に設定するのが難しくなるという問題がある。
【0006】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ダイヤフラム式圧力制御弁においてゴム製のダイヤフラムの面剛性の変化を回避しながら蒸発燃料の透過を最小限に抑えることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、蒸発燃料が滞留する蒸発燃料滞留部と大気とを区画するゴム製のダイヤフラムを備え、蒸発燃料圧および大気圧の差圧に応じたダイヤフラムの変形により作動するダイヤフラム式圧力制御弁において、蒸発燃料の透過を阻止する蛇腹状の合成樹脂フィルムを前記ダイヤフラムの一側面に空間を有して重ね合わせたことを特徴とするダイヤフラム式圧力制御弁が提案される。
【0008】上記構成によれば、蒸発燃料の透過を阻止する合成樹脂フィルムをダイヤフラムの一側面に重ね合わせたので、この合成樹脂フィルムによって蒸発燃料の透過を最小限に抑えることができ、しかも合成樹脂フィルムは蛇腹状に形成され、かつダイヤフラムの一側面に空間を有して重ね合わされるので、合成樹脂フィルムの面剛性がダイヤフラムの面剛性に与える影響を緩和して圧力制御弁の開弁特性の設定自由度の減少を回避することができる。
【0009】また請求項2に記載された発明によれば、蒸発燃料が滞留する蒸発燃料滞留部と大気とを区画するゴム製のダイヤフラムを備え、蒸発燃料圧および大気圧の差圧に応じたダイヤフラムの変形により作動するダイヤフラム式圧力制御弁において、前記ダイヤフラムの内部に形成した液室に蒸発燃料の透過を阻止する液体を封入したことを特徴とするダイヤフラム式圧力制御弁が提案される。
【0010】上記構成によれば、ダイヤフラムの内部に形成した液室に蒸発燃料の透過を阻止する液体を封入したので、この液体によって蒸発燃料の透過を最小限に抑えることができ、しかも液室内の液体は容易に変形可能であるためにダイヤフラムの面剛性に与える影響を緩和して圧力制御弁の開弁特性の設定自由度の減少を回避することができる。
【0011】また請求項3に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、前記ダイヤフラムの内部に形成した液室に、該液室の相対向する内表面が相互に接触しないようにスペーサを配置したことを特徴とするダイヤフラム式圧力制御弁が提案される。
【0012】上記構成によれば、液室内に配置したスペーが該液室の相対向する内表面が相互に接触するのを防止するため、液室内で液体が存在しない部分が発生しないようにして蒸発燃料の透過を効果的に防止することができる。
【0013】また請求項4に記載された発明によれば、蒸発燃料が滞留する蒸発燃料滞留部と大気とを区画するゴム製のダイヤフラムを備え、蒸発燃料圧および大気圧の差圧に応じたダイヤフラムの変形により作動するダイヤフラム式圧力制御弁において、前記ダイヤフラムの内部に形成した液室に蒸発燃料の透過を阻止する液体を封入するとともに、前記液室の内部に蒸発燃料の透過を阻止する合成樹脂フィルムを浮動状態で配置したことを特徴とするダイヤフラム式圧力制御弁が提案される。
【0014】上記構成によれば、ダイヤフラムの内部に形成した液室に蒸発燃料の透過を阻止する液体を封入し、かつ液室の内部に蒸発燃料の透過を阻止する合成樹脂フィルムを配置したので、この液体および合成樹脂フィルムによって蒸発燃料の透過を最小限に抑えることができる。しかも液室内の液体および該液室の内部に浮動状態で配置された合成樹脂フィルムは容易に変形可能であるため、ダイヤフラムの面剛性に与える影響を緩和して圧力制御弁の開弁特性の設定自由度の減少を回避することができる。
【0015】尚、本実施例の蒸発燃料排出通路19は本発明の蒸発燃料滞留部に対応する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0017】図1〜図4は本発明の第1実施例を示すもので、図1はダイヤフラム式圧力制御弁の縦断面図、図2は図1の2部拡大図、図3は図2に対応する作用説明図、図4は時間の経過に対する蒸発燃料の透過量の関係を示すグラフである。
【0018】図1に示すように、自動車の燃料タンク11と、この燃料タンク11から発生した蒸発燃料を吸着するキャニスタ12との間に配置される圧力制御弁Vは、ダイキャスト製のハウジング13と、そのハウジング13の外周のフランジ部14にカシメ加工部15aにより結合された板金プレス製のキャップ15とを備える。ハウジング13の上面には平坦な弁座16が形成されており、この弁座16の半径方向内側に皿状に凹んだ蒸発燃料室17が形成され、この蒸発燃料室17の中心からハウジング13の下面に向かって前記燃料タンク11に連なる蒸発燃料供給通路18が形成される。ハウジング13の弁座16の半径方向外側に一端が開口するL字状の蒸発燃料排出通路19は、ハウジング13の内部を通って他端が前記キャニスタ12に連通する。
【0019】図2を併せて参照すると明らかなように、ハウジング13に上面には円板状の弁板20が配置されており、この弁板20の下面に環状に形成されたゴム製の弁体21が固定される。前記弁体21を弁座16に着座させるための弁ばね22は、その下端が弁板20の中央の隆起部20aの外周に支持され、その上端がばね座23に支持される。ばね座23は板金プレス製の部材であって外周部に弁ばね22の上端が支持されるとともに、キャップ15に固定したナット24に噛み合うボルト25の下端がばね座23の中央部上面に当接する。従って、ボルト25を回転させることによりばね座23を上下方向に移動させ、弁ばね22のセット荷重、つまり弁体21を弁座16に押し付ける圧力を調整することができる。
【0020】ハウジング13のフランジ部14と弁板20の外周部とが環状のダイヤフラム26によって接続される。ダイヤフラム26はゴム製であって、厚肉に形成された外周支持部27がフランジ部14の上面に形成された凹部14aに嵌合してキャップ15の外周部により固定され、また厚肉に形成された内周支持部28が弁板20の外周部に焼き付けにより固定される。ダイヤフラム26の外周支持部27および内周支持部28間に弾性変形容易な薄肉のダイヤフラム本体部29が形成されており、このダイヤフラム本体部29の上面に例えばEVOHフィルムよりなる合成樹脂フィルム30が重ね合わされる。合成樹脂フィルム30は同心円状の多数の折り目を有して半径方向の断面が蛇腹状に形成されており、その外周部がダイヤフラム26の外周支持部27とキャップ15とに挟まれて固定され、その内周部がダイヤフラム26の内周支持部28のスリット28aに嵌合して固定される。ダイヤフラム26の上面と合成樹脂フィルム30の下面とは密着しておらず、そこに空気が封入された空間31が形成される。キャップ15、ダイヤフラム26および弁板20に囲まれた空間は大気連通室32とされ、この大気連通室32は大気連通管33を介して大気に連通する。
【0021】燃料タンク11の温度が低いために蒸発燃料の圧力が低い場合には、蒸発燃料室17に作用する蒸発燃料の圧力、つまり蒸発燃料が弁板20およびダイヤフラム26を上向きに押す荷重が、大気連通室32の大気が弁板20およびダイヤフラム26を下向きに押す荷重と弁ばね22が弁板20を下向きに押す荷重との和を越えることがないため、弁体21は弁座16に着座した状態に保持される。従って蒸発燃料室17は閉鎖され、燃料タンク11内で発生した蒸発燃料がキャニスタ12に供給されることはない(図2参照)。
【0022】温度の上昇により燃料タンク11内の燃料の蒸発が促進されると蒸発燃料室17に作用する蒸発燃料の圧力が増加し、その圧力が大気圧および弁ばね22の荷重の和を越えると、ダイヤフラム26が上方に変形して弁板20の下面に設けた弁体21が弁座16から離反して圧力制御弁Vが開弁し、蒸発燃料室17が蒸発燃料排出通路19に連通する(図3参照)。その結果、燃料タンク11の内圧をキャニスタ12を介して大気に逃がして該燃料タンク11の変形を防止するとともに、燃料タンク11から発生した蒸発燃料をキャニスタ12に吸着させて大気への放散を防止することができる。
【0023】ところで、蒸発燃料が充満した蒸発燃料排出通路19および大気連通室32を区画するゴム製のダイヤフラム26は蒸発燃料の透過を完全に阻止することができないが、本実施例ではダイヤフラム26の上面に蒸発燃料の透過を阻止し得る合成樹脂フィルム30を重ね合わせたので、この合成樹脂フィルム30によって蒸発燃料の大気連通室32への漏出を防止し、大気連通管33を介しての大気への放散を回避することができる。このとき、合成樹脂フィルム30は断面が変形容易な蛇腹状に形成されており、かつダイヤフラム26と合成樹脂フィルム30とは密着せずに空気が封入された空間31が形成されているため、ダイヤフラム26の面剛性が合成樹脂フィルム30によって影響を受け難くし、ダイヤフラム本体部29の厚さを変化させる等の手法で圧力制御弁Vの開弁特性を所望の特性に容易に調整することができる。
【0024】図4に示すように、ゴム製のダイヤフラム26に厚さ15μmのEVOHフィルムを重ね合わせた場合(実線参照)には、前記ダイヤフラム26を単体で用いた場合(破線参照)に比べて、蒸発燃料の透過量が1/50に減少することがわかる。
【0025】次に、図5に基づいて本発明の第2実施例を説明する。
【0026】第2実施例の圧力制御弁Vは、ダイヤフラム26のダイヤフラム本体部29の内部に環状の液室29aが形成されており、この液室29aに例えばフロロシリコーングリス等の液体34が封入されるとともに、該液室29aには直径の異なる3個の合成樹脂製あるいは金属製のリング状スペーサ35,36,37が配置される。
【0027】本実施例によれば、蒸発燃料が透過し難い液体34をダイヤフラム本体部29の液室29aに封入したので、蒸発燃料が充満した蒸発燃料排出通路19から大気連通室32への蒸発燃料の透過を防止して大気への放散を減少させることができる。また液室29a内の液体34はダイヤフラム26の変形に追従して容易に変形可能であるため、液体34を封入したことがダイヤフラム26の面剛性に与える影響は最小限に抑えられる。また液室29aにスペーサ35,36,37を配置したので、液室29aの相対向する内表面間の間隔を維持して該液室29a内で液体34が存在しない部分が発生しないようにし、かつ液体34の厚さを均一化して蒸発燃料の透過を効果的に防止することができる。しかもスペーサ35,36,37はダイヤフラム26と中心を共有する同心円状に配置されているので、スペーサ35,36,37がダイヤフラム26の面剛性に与える影響も最小限に抑えられる。
【0028】次に、図6に基づいて本発明の第3実施例を説明する。
【0029】第3実施例の圧力制御弁Vは、ダイヤフラム26のダイヤフラム本体部29の内部に環状の液室29aが形成されており、この液室29aに蒸発燃料が透過し難いフロロシリコーングリス等の液体34と、蒸発燃料が透過し難いEVOHフィルム等の合成樹脂フィルム38とが封入される。合成樹脂フィルム38は液室29aの内面に固定されておらず、液室29a内の液体34に浮動状態で支持される。
【0030】本実施例によれば、蒸発燃料が透過し難い液体34および合成樹脂フィルム38をダイヤフラム本体部29の液室29aに配置したので、液体34および合成樹脂フィルム38の協働で蒸発燃料の大気への放散を減少させることができる。また合成樹脂フィルム38は液体34に浮動状態で支持されていて移動を拘束されることがないため、この合成樹脂フィルム38がダイヤフラム26の面剛性に与える影響は最小限に抑えられる。
【0031】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0032】例えば、実施例では蒸発燃料排出通路19と大気連通室32との間にダイヤフラム26が配置されているが、本発明は蒸発燃料室17と大気連通室32との間にダイヤフラム26が配置されているものに対しても適用することができる。また第1実施例において、ダイヤフラム26と合成樹脂フィルム30との間の空間31に空気を封入する代わりに、蒸発燃料の透過を阻止する液体を封入しても良い。
【0033】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明によれば、蒸発燃料の透過を阻止する合成樹脂フィルムをダイヤフラムの一側面に重ね合わせたので、この合成樹脂フィルムによって蒸発燃料の透過を最小限に抑えることができ、しかも合成樹脂フィルムは蛇腹状に形成され、かつダイヤフラムの一側面に空間を有して重ね合わされるので、合成樹脂フィルムの面剛性がダイヤフラムの面剛性に与える影響を緩和して圧力制御弁の開弁特性の設定自由度の減少を回避することができる。
【0034】また請求項2に記載された発明によれば、ダイヤフラムの内部に形成した液室に蒸発燃料の透過を阻止する液体を封入したので、この液体によって蒸発燃料の透過を最小限に抑えることができ、しかも液室内の液体は容易に変形可能であるためにダイヤフラムの面剛性に与える影響を緩和して圧力制御弁の開弁特性の設定自由度の減少を回避することができる。
【0035】また請求項3に記載された発明によれば、液室内に配置したスペーが該液室の相対向する内表面が相互に接触するのを防止するため、液室内で液体が存在しない部分が発生しないようにして蒸発燃料の透過を効果的に防止することができる。
【0036】また請求項4に記載された発明によれば、ダイヤフラムの内部に形成した液室に蒸発燃料の透過を阻止する液体を封入し、かつ液室の内部に蒸発燃料の透過を阻止する合成樹脂フィルムを配置したので、この液体および合成樹脂フィルムによって蒸発燃料の透過を最小限に抑えることができる。しかも液室内の液体および該液室の内部に浮動状態で配置された合成樹脂フィルムは容易に変形可能であるため、ダイヤフラムの面剛性に与える影響を緩和して圧力制御弁の開弁特性の設定自由度の減少を回避することができる。
【出願人】 【識別番号】000005326
【氏名又は名称】本田技研工業株式会社
【出願日】 平成12年2月1日(2000.2.1)
【代理人】 【識別番号】100071870
【弁理士】
【氏名又は名称】落合 健 (外1名)
【公開番号】 特開2001−214818(P2001−214818A)
【公開日】 平成13年8月10日(2001.8.10)
【出願番号】 特願2000−28897(P2000−28897)