トップ :: F 機械工学 照明 加熱 武器 爆破 :: F02 燃焼機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの




【発明の名称】 供給モジュールのための容器及び燃料供給モジュール
【発明者】 【氏名】シュテファン クレップナー

【氏名】ディーター シュレッケンベルガー

【要約】 【課題】

【解決手段】供給モジュールのための容器(リザーバ)1であって、容器が管状の円筒構成部分6及び、該円筒構成部分に接合された底部構成部分7から成っており、該構成部分が、容器への充填のための供給機構16,17並びに、燃料供給ユニットを受容している形式のものにおいて、管状の円筒構成部分6及び底部構成部分7の接合面25,26に、機能面10,14,18;8,9,19並びに供給通路13,23が形成されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 供給モジュールのための容器であって、容器(1)が管状の円筒構成部分(6)及び、該円筒構成部分に接合された底部構成部分(7)から成っており、円筒構成部分及び底部構成部分が、容器(1)の充填のための供給機構(16,17)並びに燃料供給ユニットを受容している形式のものにおいて、管状の円筒構成部分(6)及び底部構成部分(7)の接合面(26,27)に、機能面(10,14,18;8,9,19)並びに供給通路(13,23)が形成されていることを特徴とする、供給モジュールのための容器。
【請求項2】 機能面が、シール面(10,14,18)を含んでいる請求項1記載の容器。
【請求項3】 機能面が、組込部品の受容のための接続面(8,9,19)を含んでいる請求項1記載の容器。
【請求項4】 管状の円筒構成部分(6)の接合面(25)に、供給通路上側部分(23)が一体成形されている請求項1記載の容器。
【請求項5】 底部構成部分(7)の接合面(26)に、通路底部(13)が形成されている請求項1記載の容器。
【請求項6】 管状の円筒構成部分(6)に、少なくとも1つの供給機構(16、17)のための受容面が形成されている請求項3記載の容器。
【請求項7】 供給機構(16,17)がエゼクターとして形成されている請求項6記載の容器。
【請求項8】 管状の円筒構成部分(6)に、前置フィルターを備えた燃料供給ユニットのための接続面(19)が組み込まれている請求項3記載の容器。
【請求項9】 管状の円筒構成部分(6)に、第1充填弁(20)のための受容面が設けられている請求項3記載の容器。
【請求項10】 第1充填弁(20)に対応して、管状の円筒構成部分(6)に前置フィルター(12)が配置されている請求項9記載の容器。
【請求項11】 底部構成部分(7)に、燃料供給ユニットのためのシール面(18)が形成されている請求項2記載の容器。
【請求項12】 底部構成部分(7)に、第1充填弁(20)のためのシール面(14)が形成されている請求項2記載の容器。
【請求項13】 底部構成部分(7)に、通路底部(13)を制限するウエブが形成されている請求項1記載の容器。
【請求項14】 接合面(25,26)が互いに溶着されている請求項1記載の容器。
【請求項15】 接合面(25,26)が互いに接着されている請求項1記載の容器。
【請求項16】 容器(1)を備えた燃料供給モジュールであって、容器が管状の円筒構成部分(6)及び、該円筒構成部分に接合された底部構成部分(7)から成っていて、かつ燃料供給ユニット並びに、容器(1)の充填のための供給機構(16,17)を受容している形式ものにおいて、管状の円筒構成部分(6)及び底部構成部分(7)の接合面(25,26)に、機能面(10,14,18;8,9,19)並びに供給通路(13,23)が組み込まれていることを特徴とする燃料供給モジュール。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は供給モジュール(Foerdermodul)のための容器にであって、供給モジュールが例えば燃料のような液体を供給若しくは搬送するために複数の組込部品若しくは組込装置を有している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】貯蔵タンク内に配置される供給モジュールの公知の構成においては、容器がは押出成形で製造された管状のプラスチック部分及び、該プラスチック部分を密閉する底部構成部分から成っている。管状のプラスチック部分が供給ユニットを受容しており、供給ユニットが吸込室から底部構成部分の近くで燃料を吸込んで、内燃機関に供給する。管状のプラスチック部分内に1つの室を仕切ってあり、該室がプラスチック部分の縦軸線に沿って延びていて、底部構成部分の開口を介して貯蔵タンクに連通している。該室(部分室)内に充填レベル発信器のフロートが配置されている。
【0003】供給ユニットを取り囲む容器(リザーバ)を備える前記形式の供給モジュールは、積極的に充填されねばならず、このためにエゼクター若しくは吸込ジェットポンプが使用される。エゼクターは通常は弾性的な導管若しくはホースに接続されており、導管若しくはホースは付加的な構成部分であって、容器容積を占めて、容器容積のこのような制限(減少)は個々の使用例にとって不都合である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、公知の容器若しくは供給モジュールにおける欠点を排除することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために本発明の構成では、管状の円筒構成部分及び底部構成部分の接合面に、機能面並びに供給通路を形成してある。
【0006】
【発明の効果】接合すべき容器構成部分に形成されたシール面及び通路によって、容器内の別個の、即ち付加的なホース及び導管が省略でき、さらに、組込部品若しくは組込装置のための受容ソケット及び孔を管状の円筒構成部分及び底部構成部分に設けてあり、該円筒構成部分及び底部構成部分が例えばプラスチック射出成形品として大量生産で製造される。容器の個々の使用にとって孔をエゼクターのために必要としない場合には、該孔は射出成形に際して塞がれ、若しくは構成部分の製造時に打ち抜かれない。必要でない孔は、栓を用いて閉鎖されてもよい。
【0007】有利には、接合すべき構成部分に機能面がシール面若しくは接続面として形成されている。容器の管状の円筒構成部分の接合面に供給通路構成部分が形成され、かつ底部構成部分に該供給通路構成部分と協働して搬送通路を閉じる通路底部が形成されている。
【0008】管状の円筒構成部分に、少なくとも1つの供給機構のための、例えば容器を積極的に充填するエゼクターのための受容面が一体成形されていてよい。管状の円筒構成部分に、燃料供給ユニットのためのソケット部材及び接続面が形成されていてよく、さらに、第1充填弁のための供給開口及び受容面も形成されていてよい。管状の円筒構成部分の円筒壁内に前置フィルター(篩)を設けていてよく、前置フィルターが汚れを第1充填弁の通路から遠ざけている。
【0009】容器の管状の円筒構成部分の受容面及びシール面の他に、このような面が底部構成部分にも形成されていてよい。さらに底部構成部分に、管状の円筒構成部分の供給通路上側部分を円筒構成部分と底部構成部分との接合に際して閉鎖する通路底部が設けられ、第1充填弁の、タンク底部に対するシール面並びに、管状の円筒構成部分内に収容される燃料供給ユニットのためのシール面が設けられている。
【0010】底部構成部分上への管状の円筒構成部分の接合は、両方の構成部分の接合面における溶着若しくは接着によって行われ得る。容器は、金属から製造されていても、プラスチックから射出成形品として形成されていても、標準部品若しくは規格品として燃料供給モジュール内に組み込まれ得るものであり、各型式若しくはタイプに応じて、組込部品若しくは組込装置のための適当な数の受容面若しくはソケットが形成される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の理解を助けるために、図1に従来技術の二部構造のポット(Topf)を示してあり、この場合、ポットのポット部材1がカバー部材によって閉鎖されるようになっており、該カバー部材を貫いて弾性的なホース導管(Schlauchleitung)2が延びている。ホース導管2は接続部3で例えばエゼクターに接続されている。図1に示す導管経路5に相応して、ホース導管2はある量の容積を占め、該容積はポット1の正味充填量を制限することになる。さらに、ホース導管(接続導管)2は特定の区分で強く曲げられており、そこで材料疲労が早期に生じる。
【0012】図2は、本発明に基づく容器(リザーバ)の管状の円筒上側構成部分及び底部構成部分の斜視図である。供給モジュール若しくは燃料供給ユニットの容器1は接合手段によって互いに結合可能な2つの構成部分、即ち管状の円筒構成部分6及び板状の底部構成部分7から成っている。管状の円筒構成部分(Zylinderteil)6は金属から製造され、若しくはプラスチック射出成形品として製造されていてよい。底部構成部分(Bodenteil)7も同じく金属から、若しくはプラスチック射出成形品として製造されていてよい。円筒構成部分6の下側の区分の切欠き部(凹設部)22内に、供給機構16,17のための受容面が設けられており、供給機構(Foerderelement)は例えばエゼクター若しくはジェットポンプとして形成されていてよい。円筒構成部分6の下側の区分には前置フィルター12を設けてあり、該前置フィルターが、流入する燃料内に含まれる汚れを容器1の第1充填弁から遠ざけている。図2に示してあるように、底部構成部分7に機能面(Funktionsflaeche)が形成されている。底部構成部分7の機能面は、組込部品、例えば第1充填弁若しくは燃料供給ユニットのためのシール面10,14,18、並びに管状の円筒構成部分6への接合面26として形成された環状のウエブ(Steg)を含んでいる。さらに、容器1の図示の底部構成部分7に通路底部13を形成してあり、該通路底部が同じく機能面を成している。通路底部(通路面若しくは溝面)13は側方のウエブによって制限されていて、供給機構16,17を受容する接続箇所8,9から1つの合流点に延びており、該合流点から1つの通路が底部構成部分7のシール面18内に延びている。シール面18は、管状の円筒構成部分の受容面内に受容すべき供給ユニット、例えば電動燃料ポンプをシールするようになっている。これに対応して、底部構成部分7は、シール面10,14,18が円筒構成部分6内に設けるべき組込部品に相対して位置していてかつ該組込部品を、円筒構成部分6と底部構成部分7との接合に際してシールするように構成されている。
【0013】管状の円筒構成部分6と底部構成部分7との接合は、熱的な手段で、例えば円筒構成部分6及び底部構成部分7の接合面26,27の溶着によって行われてよい。別の接合手段として、円筒構成部分6の接合面と底部構成部分7の接合面との材料接続的な接着(stoffschluessiges Verkleben)が考えられる。容器1の構成部分6,7の接合面26,27は平滑に形成されているか、若しくは実施例によって、円筒構成部分6と底部構成部分7との間の相対位置を規定して互いに噛合う突起並びに凹所若しくは切欠きを有していてよい。
【0014】底部構成部分7の底面が側方領域に接続面8,9を備えており、該接続面が管状の円筒構成部分6内に収容すべき組込部品、例えばエゼクターを受容するようになっている。円筒構成部分6内に1つの若しくは2つのエゼクター16,17を設けるかに応じて、底部構成部分7の製造に際して、1つの若しくは両方の受容面8,9が開口として貫通される。1つのエゼクターしか設けない場合には、残りの受容面は貫通されないままにされるか、若しくは貫通された開口が差し込み可能な適当な栓によって閉鎖される。
【0015】図3は管状の円筒構成部分内の組込部品のためのソケット(Sockel)及び受容面を下方から斜めに見た斜視図で示している。円筒構成部分6の側壁15の前置フィルター12の領域にソケットが一体成形されており、該ソケット内に開口21を設けてあり、該開口が第1充填弁20に連通している。第1充填弁20を受容するソケットの輪郭は、底部構成部分7のシール面14に対応している。注入成形若しくはダイカスト成形或いは射出成形された円筒構成部分の、第1充填弁20の受容のためのソケット(ソケット部分)の横に、切欠き部(凹設部)22が設けられており、切欠き部に1つ若しくは複数のエゼクター16,17のための受容面が配置されている。容器1の構成に応じて、1つ若しくは複数のエゼクター16,17が円筒構成部分6の切欠き部22の領域に組み込まれてよい。エゼクター16,17のための接続兼受容面から、通路上側部分23を延在させてあり、該通路上側部分は円筒構成部分6に一体成形されたウエブによって形成されていて、ソケット19へ延びており、該ソケットが燃料の供給のための供給ユニットを受容するようになっている。管状の円筒構成部分6内に形成された通路上側部分23は、底部構成部分7に形成された通路底部13(図2)によって、管状の円筒構成部分6と底部構成部分7との接合に際して閉鎖されてシールされ、その結果、燃料の供給のための通路が別個に組み込むべき管路部材なしに形成される。容器1の内部及び外部を延びる図1に示すような導管及びホースが、もはや不要になり、これによって、容器の、燃料を充填可能な容積が増大され、このことは結果として容器1の構成寸法を小さくすることに寄与する。容器1内のホース及び導管を省略してあるので、燃料受容能力が大きくなっている。さらに、タンク内への組込が極めて簡単である。
【0016】燃料供給ユニットのための受容面を成すソケット19に、接触面24を形成してあり、該接触面が管状の円筒構成部分6の接合面25と底部構成部分7の接合面26との接合に際して、底部構成部分7のシール18と協働して、受容すべき燃料供給ユニットを該燃料供給ユニットへの供給通路11の周りでシールする。2つの供給機構16,17、例えばエゼクターを備える容器1は、サドル形タンク(Satteltank)内への使用にとって必要であり、燃料を一方の半部から他方の半部へ送るために用いられる。供給機構16,17のための接続面8,9の1つが必要でない場合には、不要な接続面が射出成形に際して閉鎖されるか、若しくは別個に差し込み可能な栓によって閉じられてよい。
【0017】円筒構成部分6及び底部構成部分7に形成された接合面25,26、シール面10,14,18並びに、受容面8,9,19の互いに適合(合致)された輪郭によって、容器1の接合に際して両方の構成部分間のシール(密閉)が確実に生ぜしめられる。接合に際して、容器(容器ユニット)1内に燃料供給のための一体的な通路が、別個のホース及び導管を必要とすることなしに、生ぜしめられる。
【0018】管状の円筒構成部分6と底部構成部分7とを互いに接合して成る容器は、車両の燃料タンク内に配置され、これによって、第1充填若しくは一次充填(Erstbefuellung)が下側領域の側方で円筒壁15に配置された第1充填弁20を介して前置フィルター12を通して行われる。例えばエゼクターとして形成された供給機構16,17が、受容面8,9若しくは実施例に応じて1つ又は2つの孔から容器1に供給を積極的に行う。管状の円筒構成部分6及び、該円筒構成部分に接合された底部構成部分7から形成される容器1は、コンパクトな構造ユニットを成しており、このような構造ユニットは組込部品、即ち燃料供給ユニット、第1充填弁並びに1つ若しくは複数のエゼクター16,17を装備することによって、予め組立可能な完全な燃料供給モジュールを構成する。
【出願人】 【識別番号】390023711
【氏名又は名称】ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング
【氏名又は名称原語表記】ROBERT BOSCH GESELLSCHAFT MIT BESCHRANKTER HAFTUNG
【出願日】 平成12年7月13日(2000.7.13)
【代理人】 【識別番号】100061815
【弁理士】
【氏名又は名称】矢野 敏雄 (外4名)
【公開番号】 特開2001−65418(P2001−65418A)
【公開日】 平成13年3月16日(2001.3.16)
【出願番号】 特願2000−212793(P2000−212793)