| 【発明の名称】 |
車両用気体燃料充填装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】鹿島 隆光
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| 【要約】 |
【課題】都市ガス配管等の低圧気体燃料供給源から供給される天然ガスを車両に搭載されている高圧容器に簡単に充填できるようにする。
【解決手段】車両に、供給される低圧気体燃料(天然ガス)を所定圧力まで圧縮するコンプレッサ17を搭載し、低圧気体燃料を高圧容器9に充填する場合、先ずエンジン1を駆動させ、このエンジン1の駆動力によりコンプレッサ1を駆動させて低圧気体燃料を所定圧力まで圧縮した後、高圧容器9に充填させる。車両にコンプレッサ17を搭載すると共に、このコンプレッサ17をエンジン1により駆動させることで、CNGスタンドを探すことなく、都市ガス配管等の低圧気体燃料供給源を確保できる場所であれば、何処でも気体燃料を充填させることが可能となる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】外部の気体燃料供給源に充填口を接続して気体燃料を充填する高圧容器を搭載し、上記高圧容器に充填されている気体燃料をエンジンの吸気側に供給して該エンジンを駆動させる車両において、上記車両に、エンジン駆動により気体燃料を高圧に圧縮する気体燃料圧縮手段と、上記充填口から上記気体燃料圧縮手段を介して低圧気体燃料を高圧に圧縮した後、上記高圧容器に充填する低圧用充填回路とを備えることを特徴とする車両用気体燃料充填装置。 【請求項2】上記車両に、高圧気体燃料を上記高圧容器に充填する高圧用充填回路を備え、上記充填口として上記高圧用充填回路と上記気体燃料供給源とを接続する高圧用充填口と上記低圧用充填回路と上記気体燃料供給源とを接続する低圧用充填口とを有し、上記両充填口に上記気体燃料供給源との接続を感知する接続感知手段を配設すると共に、上記両充填回路に上記接続感知手段で接続を感知した側の充填回路のみを開弁動作させる開閉弁をそれぞれ介装したことを特徴とする請求項1記載の車両用気体燃料充填装置。 【請求項3】上記車両に、上記充填口から供給される高圧気体燃料を上記高圧容器に充填する高圧用充填回路を備え、上記充填口の下流に充填される気体燃料の圧力が高圧か低圧かを検出する圧力検出手段を配設し、上記圧力検出手段の下流を上記高圧用充填回路と上記低圧用充填回路とに分岐接続すると共に、上記両充填回路に上記圧力検出手段で判定した圧力に対応する上記充填回路側のみを開弁動作させる開閉弁を設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用気体燃料充填装置。 【請求項4】上記気体燃料圧縮手段の上流と上記開閉弁との間の上記低圧用充填回路に、エンジンの吸気通路に設けたミキサに連通する燃料供給回路を分岐接続し、上記気体燃料供給源から供給される気体燃料の一部を上記燃料供給回路に供給することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の車両用気体燃料充填装置。 【請求項5】上記気体燃料供給源より供給される気体燃料が低圧と判断されたときは、上記気体燃料圧縮手段を作動させるエンジンの回転数を上記気体燃料が必要な圧力に上昇する領域まで高めるように制御することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の車両用気体燃料充填装置。 【請求項6】上記接続感知手段が接続を感知した後に、上記気体燃料圧縮手段を作動させるためにエンジンを始動させる手動スイッチを設けたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の車両用気体燃料充填装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、都市ガス配管から供給を受ける天然ガス等の気体燃料を、車両に搭載されている高圧容器に圧縮して充填させる車両用気体燃料充填装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、化石燃料の中でも最もクリーンな自動車用燃料として天然ガスが注目されている。天然ガスの主成分であるメタン(CH4)は、常温では気体であるため、自動車用燃料として使用するためには、高圧容器に200Kgf/cm2 程度の高圧に圧縮して貯蔵するのが一般的である。 【0003】圧縮天然ガス(CNG)を高圧容器に充填する方法として、CNGスタンド(急速充填所)を利用する場合と、例えば特開平9−250695号公報に開示されているような小型昇圧供給装置を用いて行う場合とがある。 【0004】CNGスタンドは、大型圧縮機で圧縮したガスを大容量の高圧容器に貯蔵し、それを車両に搭載されている高圧容器に充填するもので、急速充填が可能である。これに対して、小型昇圧供給装置は、都市ガス配管等から供給を受ける天然ガスを圧縮して、車両に搭載されている高圧容器に充填するもので、CNGスタンドへ出向くことなく手軽に充填することのできる利便性がある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、小型昇圧供給装置を使用して一般家庭で天然ガスを充填しようとした場合、この小型昇圧供給装置は、おおよそ洗濯機2台分程度の大きさを有するため設置場所を確保することが難しく、しかも、消費電力が約4Kwで200V程度の電源を必要とするため、かなりの負担になる。 【0006】この場合、当然のことながら、小型昇圧供給装置が設置されいてない場所では、都市ガス配管等から供給されている低圧の天然ガスを、高圧容器に充填することはできないため、CNGスタンドと同様に充填場所が限られてしまう不都合がある。 【0007】本発明は、上記事情に鑑み、気体燃料を車両に搭載されている高圧容器に充填する際に、小型昇圧供給装置が設置されていない場所であっても、気体燃料供給源が確保できる場所であれば、この気体燃料を圧縮して簡単に高圧容器に充填することが可能であり、取扱性に優れた車両用気体燃料充填装置を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため本発明による第1の車両用気体燃料充填装置は、外部の気体燃料供給源に充填口を接続して気体燃料を充填する高圧容器を搭載し、上記高圧容器に充填されている気体燃料をエンジンの吸気側に供給して該エンジンを駆動させる車両において、上記車両に、エンジン駆動により気体燃料を高圧に圧縮する気体燃料圧縮手段と、上記充填口から上記気体燃料圧縮手段を介して低圧気体燃料を高圧に圧縮した後、上記高圧容器に充填する低圧用充填回路とを備えることを特徴とする。 【0009】このような構成によれば、車両に搭載されている高圧容器に、気体燃料供給源から供給される低圧気体燃料を充填する場合、先ず充填口を気体燃料供給源に接続する。すると、この気体燃料供給源から供給される低圧気体燃料が、エンジンによって駆動する気体燃料圧縮手段にて所定圧力まで圧縮された後、低圧用充填回路を介して高圧容器に充填される。 【0010】第2の車両用気体燃料充填装置は、第1の車両用気体燃料充填装置において、上記車両に、高圧気体燃料を上記高圧容器に充填する高圧用充填回路を備え、上記充填口として上記高圧用充填回路と上記気体燃料供給源とを接続する高圧用充填口と上記低圧用充填回路と上記気体燃料供給源とを接続する低圧用充填口とを有し、上記両充填口に上記気体燃料供給源との接続を感知する接続感知手段を配設すると共に、上記両充填回路に上記接続感知手段で接続を感知した側の充填回路のみを開弁動作させる開閉弁をそれぞれ介装したことを特徴とする。 【0011】このような構成によれば、高圧用充填口と低圧用充填口との一方に気体燃料供給源を接続したとき、この接続状態を接続感知手段が感知すると、接続された側の充填回路に設けられている開閉弁が開弁動作し、非接続側の充填回路に設けられている開閉弁が閉弁動作し、非接続側の充填回路を遮断する。その結果、気体燃料供給源が高圧用充填口に接続された場合は、高圧用充填回路を介して高圧容器に高圧気体燃料が充填され、又、気体燃料供給源に低圧用充填口が接続された場合は、供給される低圧気体燃料が、コンプレッサにより一旦所定圧力まで圧縮された後、低圧用充填回路を介して高圧容器に充填される。 【0012】第3の車両用気体燃料充填装置は、第1の車両用気体燃料充填装置において上記車両に、上記充填口から供給される高圧気体燃料を上記高圧容器に充填する高圧用充填回路を備え、上記充填口の下流に充填される気体燃料の圧力が高圧か低圧かを検出する圧力検出手段を配設し、上記圧力検出手段の下流を上記高圧用充填回路と上記低圧用充填回路とに分岐接続すると共に、上記両充填回路に上記圧力検出手段で判定した圧力に対応する上記充填回路側のみを開弁動作させる開閉弁を設けたことを特徴とする。 【0013】このような構成によれば、充填口を気体燃料供給源に接続して、気体燃料供給源からの気体燃料の供給を開始すると、この供給口の下流に配設されている圧力検出手段が、供給される気体燃料の圧力が高圧か低圧かを検出し、気体燃料が低圧のときは、低圧用充填回路を開弁する一方で、高圧用充填回路を閉弁する。また、供給される気体燃料が高圧のときは、高圧用充填回路を開弁する一方で、低圧用充填回路を閉弁する。 【0014】第4の車両用気体燃料充填装置は、第1〜第3の何れかの車両用気体燃料充填装置において、上記気体燃料圧縮手段の上流と上記開閉弁との間の上記低圧用充填回路に、エンジンの吸気通路に設けたミキサに連通する燃料供給回路を分岐接続し、上記気体燃料供給源から供給される気体燃料の一部を上記燃料供給回路に供給することを特徴とする。このような構成によれば、低圧気体燃料を充填する場合は、供給する低圧気体燃料の一部を燃料供給回路に供給することで、この燃料供給回路から供給される気体燃料によりエンジンを駆動して、低圧気体燃料を圧縮させる気体燃料圧縮手段を駆動させる。 【0015】第5の車両用気体燃料充填装置は、第1〜第3の何れかの車両用気体燃料充填装置において、上記気体燃料供給源より供給される気体燃料が低圧と判断されたときは、上記気体燃料圧縮手段を作動させるエンジンの回転数を上記気体燃料が必要な圧力に上昇する領域まで高めるように制御することを特徴とする。このような構成によれば、低圧気体燃料が充填されるときは、エンジン回転数を上昇させて、気体燃料圧縮手段の回転数を上げて、高圧容器に充填する気体燃料の圧力を必要圧力まで圧縮させる。 【0016】第6の車両用気体燃料充填装置は、第1〜第5の車両用気体燃料充填装置において、上記接続感知手段が接続を感知した後に、上記気体燃料圧縮手段を作動させるためにエンジンを始動させる手動スイッチを設けたことを特徴とする。このような構成によれば、手動スイッチをオンするまでは、気体燃料圧縮手段が動作せず、気体燃料の充填が開始されないため、操作者の意志に沿った充填タイミングを得ることができる。 【0017】 【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1、図2に本発明の第1実施の形態を示す。図1に車両用気体燃料充填装置の概略構成図が示されている。 【0018】図1の符号1はエンジン、2はエンジン1の吸気側に連通する吸気通路で、この吸気通路2の上流にエアクリーナ3が介装され、又中途にスロットル弁4が介装され、更に、その下流に噴射方向をエンジン1の吸気ポートへ指向するインジェクタ5が配設されている。 【0019】又、吸気通路2にはスロットル弁4をバイパスするエアーバイパス通路6が設けられており、このエアーバイパス通路6にISC(アイドルスピードコントロール)弁7が介装されている。 【0020】インジェクタ5には、燃料供給回路である燃料供給ライン8を介して高圧容器9が接続され、この燃料供給ライン8にプレッシャレギュレータ10が介装されている。高圧容器9には、気体燃料の一例である圧縮天然ガス(CNG)が充填されており、この高圧容器9内の気体燃料が燃料供給ライン8を介し、プレッシャレギュレータ10によりスロットル弁4下流側の吸気通路2の内圧との相対圧が一定になるように調圧された状態でインジェクタ5に供給される。 【0021】高圧容器9には、燃料充填ライン11を介して、高圧用充填回路である高圧気体燃料充填ライン12aと、低圧用充填回路である低圧気体燃料充填ライン12bとが接続されている。高圧気体燃料充填ライン12aには、この高圧気体燃料充填ライン12aを、ON動作により開弁し、OFF動作により閉弁する、電動或いは電磁式の高圧バルブ14aが介装され、更に図示しないCNGスタンド、或いは予め設置されている小型昇圧供給装置等の高圧気体燃料供給源から延出する供給側高圧レセプタクル(図示せず)に接続可能な、高圧用充填口としての高圧側レセプタクル15aが設けられ、この高圧側レセプタクル15aに、供給側高圧レセプタクルとの接続完了を感知してONする高圧レセプタクルスイッチ16aが配設されている。 【0022】又、低圧気体燃料充填ライン12bには、この低圧気体燃料充填ライン12bを、ON動作により開弁し、OFF動作により閉弁する、電動或いは電磁式の低圧バルブ14bが介装され、更に、充填口に、図示しない都市ガス等の低圧気体燃料供給源から延出する供給側低圧レセプタクル(図示せず)に接続可能な、低圧用充填口としての低圧側レセプタクル15bが設けられ、この低圧側レセプタクル15bに、供給側低圧レセプタクルとの接続完了を感知してONする低圧レセプタクルスイッチ16bが配設されている。 【0023】両レセプタクル15a,15bは、通常のガソリン車に設けられている給油口と同じように、車体外板に形成した凹部13に収容されており、この凹部13が、一端をヒンジ等により枢支し、片開き自在にされた一般的なフューエルリッド(図示せず)により開閉自在に閉塞されている。 【0024】又、低圧気体燃料充填ライン12bの低圧バルブ14bの下流に、低圧の気体燃料を高圧に圧縮する気体燃料圧縮手段の一例であるコンプレッサ17が介装され、更にその下流に、気体燃料の逆流を阻止するチェックバルブ18が介装されている。 【0025】又、燃料充填ライン11に、高圧容器9内に充填されているCNGの圧力を検出する圧力センサ19が介装されている。 【0026】コンプレッサ17はエンジン1により駆動されるもので、このコンプレッサ17の入力軸17aが電磁クラッチ20を介してベルト伝達機構21の出力軸21aに連結可能にされており、ベルト伝達機構21の入力軸21bがエンジン1のクランク軸等の出力軸(図示せず)に連結されている。 【0027】バルブ14a,14bの開閉動作、電磁クラッチ20の接断、ISC弁7の弁開度、及びインジェクタ5から供給する燃料噴射量の設定等は、電子制御装置(ECU)22で制御される。 【0028】電子制御装置22の入力側には、エンジン1の回転数を検出するエンジン回転数センサ23、セレクトレバー(図示せず)のシフト位置を検出するシフト位置検出センサ24、ハンドブレーキを引いたときにONするハンドブレーキスイッチ25、車体外部に併設されて車両周辺のCO濃度を検出するCO濃度検出センサ26、及び上述した各レセプタクルスイッチ16a,16b、圧力センサ19等が接続されている。 【0029】又、電子制御装置22の出力側に、上述した各バルブ14a,14b、ISC弁7、電磁クラッチ20、インジェクタ5、ソレノイドON信号でシフトレバーを固定するシフトロックソレノイド27、ON信号でフューエルリッドのロックを解除するフューエルリッドソレノイド28等が接続されている。 【0030】電子制御装置22では、車両の停車状態を判定し、停車状態にあるときは高圧容器9に対する外部からの気体燃料の充填に備え、又接続される気体燃料の圧力に応じて、気体燃料を通過させる燃料充填ラインを選択する。 【0031】具体的には、図2に示す気体燃料充填制御ルーチンに従って処理される。このルーチンでは、先ず、ステップS1で、各センサ、スイッチ類の出力信号を読込み、ステップS2,S3で、車両の停車条件を判定する。ステップS2では、シフト位置検出センサ24の出力信号に基づきシフトレバーがPレンジにシフトされているか否かを判定し、ステップS3ではハンドブレーキスイッチ25の出力信号を読込み、ハンドブレーキが作動しているか開放されているかを判定する。 【0032】そして、シフトレバーがPレンジ以外のレンジにセットされており、且つハンドブレーキスイッチ25がOFFのハンドブレーキ開放状態のときは、ステップS4へ進み、フューエルリッドソレノイド28をOFFとし、フューエルリッドを閉状態でロックし、ルーチンを抜ける。 【0033】又、シフトレバーがPレンジにセットされており、且つハンドブレーキスイッチ25がONのハンドブレーキ作動状態のときは、ステップS5へ進み、フューエルリッドソレノイド28をONさせて、フューエルリッドのロックを解除し、気体燃料の充填作業に備える。 【0034】そして、ステップS6へ進み、各レセプタクルスイッチ16a,16bの出力信号を読込み、レセプタクル15a,15bの一方に、気体燃料供給源から延出するレセプタクルが接続されたか否かを判定する。 【0035】そして、レセプタクルスイッチ16a,16bの何れもがOFFのときは、そのままルーチンを抜ける。又、高圧レセプタクルスイッチ16aがONの、高圧気体燃料供給源から延出する供給側高圧レセプタクルが高圧側レセプタクル15aに接続されているときは、ステップS7へ進み、一方、低圧レセプタクルスイッチ16bがONの、低圧気体燃料供給源から延出する供給側低圧レセプタクルが低圧側レセプタクル15bに接続されているときは、ステップS8へ進む。 【0036】そして、ステップS7へ進むと、シフトロックソレノイド27をONし、セレクトレバーをPレンジにセットされている状態でシフトロックし、ステップS9へ進み、高圧気体燃料充填ライン12aに介装されている高圧バルブ14aをON動作させて高圧気体燃料充填ライン12aを開放させると共に、低圧気体燃料充填ライン12bに介装されている低圧バルブ14bをOFF動作させて低圧気体燃料充填ライン12bを遮断する。 【0037】すると、CNGスタンド或いは小型昇圧供給装置等の高圧気体燃料供給源から供給される高圧気体燃料が高圧気体燃料充填ライン12a、燃料充填ライン11を経て高圧容器9に対して充填作業が開始される。 【0038】その後、ステップS10へ進み、エンジン回転数センサ23の出力信号に基づき、エンジン1が駆動しているか否かを調べ、駆動しているときは、ステップS11へ進み、図示しないイグニッションスイッチをOFFさせるなどしてエンジン1を停止させた後、ステップS12へ進み、又、エンジン1が停止しているときは、ステップS10からステップS12へジャンプする。 【0039】ステップS12へ進むと、燃料充填ライン11に介装した圧力センサ19によって検出した、高圧容器9に対するCNGの充填圧力に基づき、高圧容器9内のCNG充填による圧力が設定圧力(本実施の形態では、200Kgf/cm2)に達したか否かを判定し、設定圧力に達していないときは、そのままルーチンを抜け、高圧気体の充填作業を継続する。 【0040】一方、設定圧力に達したときは満充填と判断し、ステップS13へ進み、高圧バルブ14aをOFF動作させて高圧気体燃料充填ライン12aを遮断し、高圧容器9に対する高圧気体燃料の充填作業を終了すると共に、シフトロックソレノイド27をOFF動作させて、シフトレバーに対するロックを解除し、ルーチンを抜ける。 【0041】一方、ステップS6で、低圧レセプタクルスイッチ16bがONの、低圧気体燃料供給源から延出する供給側低圧レセプタクルが低圧側レセプタクル15bに接続されていると判定されて、ステップS8へ進むと、ステップS7と同様に、シフトロックソレノイド27をONし、セレクトレバーをPレンジにセットされている状態でシフトロックする。 【0042】そして、ステップS14へ進み、低圧気体燃料充填ライン12bに介装されている低圧バルブ14bをON動作させて低圧気体燃料充填ライン12bを開放させると共に、高圧気体燃料充填ライン12aに介装されている高圧バルブ14aをOFF動作させて高圧気体燃料充填ライン12aを遮断する。 【0043】次いで、ステップS15へ進み、エンジン回転数センサ23の出力信号に基づき、エンジン1が駆動しているか否かを調べ、停止しているときはステップS16へ進み、スタータに対して所定時間通電させる等してエンジン1を始動させた後、ステップS17へ進む。又、エンジン1が駆動しているときは、そのままステップS17へ進む。 【0044】そして、ステップS17で、ISC弁7の開度を制御してエンジン回転数を、低圧の気体燃料を所定圧力まで圧縮するに必要なコンプレッサ17の回転数を得るための目標エンジン回転数に収束するようにフィードバック制御する、いわゆるアイドルアップ制御を行うと共に、電磁クラッチ20をON動作させて、クラッチを接続させる。すると、エンジン1からの動力がベルト伝達機構21、電磁クラッチ20を介してコンプレッサ17の入力軸17aに伝達され、このコンプレッサ17が回転駆動する。 【0045】その結果、都市ガス等の低圧気体燃料供給源から供給される気体燃料(天然ガス)がコンプレッサ17により所定圧力まで圧縮され、燃料充填ライン11を経て高圧容器9へ充填される。 【0046】その後、ステップS18へ進み、CO濃度検出センサ26で検出したCO濃度に基づき、車両周辺のCO濃度を検知し、CO濃度が設定値以上になったときは、ステップS19へ分岐し、エンジン1を直ちに停止し、続く、ステップS20でブザー、音声等により警報を発して、作業者にエンジン1を緊急停止した理由を知らせ、ルーチンを抜ける。 【0047】又、ステップS18で、CO濃度が設定値以下と判定されたときは、ステップS21へ進み、燃料充填ライン11に介装した圧力センサ19によって検出した、高圧容器9に対するCNGの充填圧力に基づき、高圧容器9内のCNG充填による圧力が予め設定されている満充填圧力(本実施の形態では、200Kgf/cm2)に達したか否かを判定し、満充填に達していないときは、そのままルーチンを抜け、低圧気体燃料の充填作業を継続する。 【0048】一方、満充填に達したときは、ステップS21からステップS22へ進み、電磁クラッチ20をOFF動作させ、コンプレッサ17への動力を遮断してコンプレッサ17を停止させ、エンジン1を停止させると共に、低圧バルブ14bをOFF動作させて低圧気体燃料充填ライン12bを遮断し、高圧容器9に対する低圧気体燃料の充填作業を終了し、更に、シフトロックソレノイド27をOFF動作させて、シフトレバーに対するロックを解除し、ルーチンを抜ける。 【0049】このように、本実施の形態では、低圧気体燃料を車両に搭載されているコンプレッサ17によって所定圧力まで圧縮した後、高圧容器に充填するようにしたので、天然ガスを家庭用都市ガスとして供給されているところであれば、どこでも充填作業を行うことができ、又、コンプレッサ17はエンジン1により駆動されるため、電源設備の無い場所であっても、天然ガスを充填することかできるので、取扱性がよい。 【0050】更に、コンプレッサ17が駆動している際には、アイドルアップ制御によりエンジン回転数が一定に制御されているため、コンプレッサ17の負荷変動によりエンジン回転数の低下やエンスト或いは過回転が防止され、コンプレッサ17の効率的な使用により、燃費向上を図ることができる。 【0051】又、コンプレッサ17を使用した低圧気体燃料の充填作業の際にも、エンジン1へ供給する燃料は、通常の燃料供給ライン8を使用して高圧容器9内のCNGを使用しているため、新たな燃料配管を必要とせず、シンプルな配管となり、製造、組立コストの低減が図れる。 【0052】更に、高圧側レセプタクル15aと低圧側レセプタクル15bとを、通常のガソリン車の給油口と同じように形成された凹部13に収納し、しかも、この凹部13を周知のフューエルリッドで閉塞するようにしたので、車体に特別な変更を行うことなく、レセプタクル15a,15bを取付けることができ、又、ガソリン車と同じ位置に設けたことにより、ユーザが燃料充填の際に迷うことなく作業を開始することができる。 【0053】加えて、高圧気体燃料と低圧気体燃料とを専用の気体燃料充填ライン12a,12bを通して充填させるようにしたので、低圧気体燃料を充填している際に、高圧容器9に充填されているCNGが逆流することが無く、高い安全性を得ることができる。 【0054】この場合、少なくとも低圧側レセプタクル5bに連設する低圧燃料充填ライン12bの先端側をフレキシブルホースとしてリールに巻き付け、充填作業時にはレセプタクル12bを引き出せる構造とすることで、低圧気体燃料供給源に設けた供給側低圧レセプタクルとの接続が容易になり、充填作業を効率よく行うことが可能となる。 【0055】又、各レセプタクル15a,15bに、気体燃料供給源に設けたレセプタクルとの接続を感知するレセプタクルスイッチ16a,16bを設け、レセプタクルスイッチ16a,16bが接続を感知した後に、気体燃料の充填作業を開始するようにしたので、不十分な接続状態のままで、気体燃料の充填が開始されてしまうことが無く、誤動作を有効に回避することができる。 【0056】更に、気体燃料の充填作業の際には、圧力センサ19にて高圧容器9内の圧力を検出し、設定圧力(例えば200Kgf/cm2 )に達したときは、エンジンを停止させ、更に低圧気体燃料を充填している際には電磁クラッチ20をOFFとしてコンプレッサ17を停止させるようにしたので、気体燃料の過充填を防止することができる、又、満充填に達したときはエンジンを強制的に停止させるようにしたので、無駄な燃料消費を抑制することができる。 【0057】又、両レセプタクル15a,15bが収容されている凹部13を閉塞するフューエルリッドのロックが、シフトレバーがPレンジにあり、且つハンドブレーキ作動中の車両停車条件が満足されているときにのみ、フューエルリッドソレノイド28が作動して解除するようにしたので、充填作業中の誤発進を未然に防止することかできる。尚、この場合、シフトレバーがPレンジにセットされ、或いはハンドブレーキが作動中の何れかを満足したとき、若しくは、シフトレバーがPレンジにセットされているときにのみ、車両停車条件成立と簡易的に判定するようにしても良い。 【0058】更に、気体燃料の充填作業中はシフトレバーをPレンジにシフトロックするようにしたので、コンプレッサ17を作動させるためにエンジン1がアイドルアップ制御されている際に、車両が誤って走り出してしまうことが無く、気体燃料の充填作業を安心して行うことができる。 【0059】又、CO濃度検出センサ26により、充填作業中の車体周辺のCO濃度を検出し、車両を風通しの悪い場所、或いは密閉された場所に停車させて充填作業を開始する際に、コンプレッサ17を駆動させるためにエンジン1が起動した場合であっても、車両周辺にCOが滞留しCO濃度が上昇した場合には、エンジン1を直ちに停止するようにしたので、作業者をCO中毒から保護することができる。更に、高圧気体燃料供給源から延出する供給側レセプタクルが高圧側レセプタクル15aに接続されているときは、高圧燃料充填ライン12aを高圧バルブ14aにより開放し、低圧燃料充填ライン12bを低圧バルブ14bにより遮断し、又、低圧気体燃料供給源から延出する供給側レセプタクルが低圧側レセプタクル15bに接続されているときは、低圧燃料充填ライン12bを低圧バルブ14bにより開放し、高圧燃料充填ライン12aを高圧バルブ14aにより遮断するようにしたので、高圧気体燃料の充填作業中は、低圧気体燃料供給源から延出する供給側レセプタクルを低圧側レセプタクル15bに接続しても、この低圧気体燃料供給源から気体燃料が充填されることはなく、逆に、低圧気体燃料の充填作業中は、高圧気体燃料供給源から延出する供給側レセプタクルを高圧側レセプタクル15aに接続しても、この高圧気体燃料供給源から気体燃料が充填されることはなく、何れかのラインのみからの充填となるため、誤って双方から充填されてしまうことが無く、高い安全性を保証することができる。 【0060】更に、高圧気体燃料充填作業を開始する際には、エンジン1を強制的に停止させ、又、低圧気体燃料充填作業中にはコンプレッサ17を駆動させるためにエンジン1を強制的に始動させることで、エンジン出力が必要最小限となり、燃費の向上を図ることができる。 【0061】又、図3、図4に本発明の第2実施の形態を示す。上述した第1実施の形態では、低圧気体燃料充填ライン12aと高圧気体燃料充填ライン12bとに対し、それぞれ専用のレセプタクル15a,15bを設けたが、本実施の形態では、1つのレセプタクル15を高圧用と低圧用とで共通して使用するようにしたものである。 【0062】すなわち、高圧気体燃料充填ライン12aと低圧気体燃料充填ライン12bとの流入口を、1つの気体燃料充填ライン12に合流させ、この気体燃料充填ライン12の先端にレセプタクル15を設け、又、気体燃料充填ライン12の中途に、供給する気体燃料の圧力が高圧か低圧かを検出する、圧力検出手段の一例である燃料圧力センサ19aを介装したものである。 【0063】電子制御装置(ECU)22では、車体側レセプタクル19に気体燃料供給源から延出する供給側レセプタクルが接続されると、気体燃料供給源から供給される気体燃料が、高圧気体燃料か低圧気体燃料かを調べ、供給される気体燃料の種別に応じた充填制御を実行する。 【0064】具体的には、図4に示す気体燃料充填制御ルーチンに従って処理される。ステップS1〜S5まで、前述した第1実施の形態と同様の処理を行い、ステップS6で、車体側レセプタクル15に併設するレセプタクルスイッチ16の出力信号に基づき、気体燃料供給源から延出する供給側レセプタクルが、車体側レセプタクル15に接続されたか否かを調べ、レセプタクルスイッチ16がOFFの非接続状態のときは、そのまま、ルーチンを抜ける。 【0065】又、レセプタクルスイッチ16がONの接続状態にあるときは、ステップS31へ進み、燃料圧力センサ19aで検出した気体燃料供給源から供給される気体燃料の圧力に基づき、供給される気体燃料が高圧気体燃料か低圧気体燃料かを調べ、高圧気体燃料が供給されているときはステップS7へ進み、低圧気体燃料が供給されているときはステップS8へ進み、前述した第1実施の形態と同様の処理を行う。 【0066】このように、本実施の形態によれば、1つのレセプタクル15で低圧気体燃料供給源と高圧気体燃料供給源とから各々延出されている供給側レセプタクルを接続するようにしたので、部品の共用化が図れ、その分部品点数の削減が図れる。又、部品を共用化したことにより、レセプタクル15を凹部13に配設する際の制約が緩和される。 【0067】更に、燃料圧力センサ19aにより、供給される気体燃料が低圧か高圧かを判定して、燃料充填ライン12a,12bを自動的に切換えるようにしたので、作業者が気体燃料が高圧か低圧かを逐一確認する必要が無く、作業性がよい。 【0068】又、図5、図6に本発明の第3実施の形態を示す。上述した第1、第2実施の形態では、インジェクタ5から噴射される気体燃料によりエンジン1を駆動させるようにているが、本実施の形態では、低圧気体燃料をエンジン1に対して昇圧することなく供給できるように、吸気通路2のスロットル弁4上流に配設したミキサ31から燃料噴霧するようにしたものである。 【0069】従って、図5に示すように、本実施の形態では、高圧容器9から延出する燃料充填ライン11をミキサ31に接続し、この燃料充填ライン11に燃料圧力を、ほぼ大気圧まで低下させる減圧弁32を介装し、又、この燃料充填ライン11の減圧弁32の下流と、低圧気体燃料充填ライン12bの低圧バルブ14bとコンプレッサ17との間とを、低圧気体燃料供給ライン33で連通し、低圧気体燃料供給ライン33に気体燃料の逆流を防止するためのチェックバルブ18を介装する。 【0070】尚、高圧容器9に対する気体燃料の充填作業中は、電子制御装置22からの閉弁信号により減圧弁32が全閉状態となり、燃料供給ライン8を遮断する。 【0071】又、本実施の形態では、高圧容器9に対する気体燃料の充填は、運転席の近傍に配設した手動スイッチ34をONすることで開始される。 【0072】これらの制御は、電子制御装置22で行われ、具体的には図6に示す気体燃料充填制御ルーチンに従って処理される。 【0073】このルーチンでは、ステップS1〜S6において、前述した第1実施の形態と同様の処理を行う。 【0074】そして、ステップS6で、低圧レセプタクルスイッチ16bがONの、低圧側レセプタクル15bに気体燃料供給源から延出されている供給側レセプタクルが接続されたと判定したときは、ステップS41へ進み、手動スイッチ34がONされるまで待機する。 【0075】そして、手動スイッチ34がONされると、ステップS43へ進み、減圧弁32を閉弁させて、高圧容器9とミキサ31とを遮断し、ステップS8へ進み、第1実施の形態と同様の処理を行う。 【0076】又、ステップS6で、高圧レセプタクルスイッチ16aがONの、高圧側レセプタクル15aに対して気体燃料供給源から延出されている供給側レセプタクルが接続されていると判定したときは、ステップS42へ分岐し、手動スイッチ34がONされるまで、待機し、手動スイッチ34がONされると、ステップS7へ進み、第1実施の形態と同様の処理を行う。 【0077】この場合、ステップS14において、低圧バルブ14bをON動作させて、低圧気体燃料充填ライン12bを開放すると、都市ガス等の低圧気体燃料供給源から供給される低圧気体燃料の一部は、低圧気体燃料供給ライン33を通り、吸気通路2に設けたミキサ31へ送られ、ここで、気体燃料と空気とが混合されてエンジン1へ供給される。 【0078】尚、ミキサ31には、図示しない電子制御弁が配設されており、ミキサ31からの燃料噴射量が電子制御装置22によりフィードバック制御される。 【0079】又、ステップS22では、第1実施の形態と同様な処理に加えて、減圧弁32を開弁させる処理が行われる。 【0080】このように、本実施の形態では、操作者が手動スイッチ34をONするまでは気体燃料の充填が開始されないため、接続完了後、充填作業がいきなり開始されてしまうことが無く、操作者の意思に合わせた充填作業を行うことができる。 【0081】又、低圧気体燃料を充填する際には、供給される低圧気体燃料の一部をエンジン1へ供給するようにしたので、高圧容器9に充填されているCNGをエンジン1に供給する場合に比し、余分な低圧気体燃料をコンプレッサ17により圧縮する必要が無くなり、燃費の向上を図ることができる。 【0082】尚、本発明は、上述した各実施の形態に限るものではなく、例えばレセプタクル自体に開閉弁を介装し、車両の停車条件(ステップS2,S3参照)が満足されたときは、この開閉弁を開弁させて充填可能とすることで、フューエルリッドのロック機構を省くことができる。 【0083】又、コンプレッサ17駆動の際のアイドルアップ制御は、ISC弁の開度制御によらず、電子制御スロットル(ETC)が装備されているエンジンであれば、このETCの開度制御により行うようにしても良い。 【0084】 【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、車両に、都市ガス配管等の気体燃料供給源から供給される低圧気体燃料を、エンジン駆動により高圧に圧縮させる気体燃料圧縮手段を搭載し、気体燃料圧縮手段で所定圧力に圧縮した気体燃料を低圧用充填回路を介して高圧容器に充填できるようにしたので、小型昇圧供給装置が設置されていない場所であっても、低圧気体燃料の供給を受けることのできる場所であれば、簡単に充填作業を開始することができるため、取り扱い性がよい。 【0085】請求項2記載の発明によれば、充填口として高圧用充填口と低圧用充填口との2つを備え、一方の充填口に気体燃料供給源を接続した場合には、他方の充填口に連通する充填回路を自動的に遮断するようにしたので、充填作業の際に、作業者が供給される気体燃料が低圧か高圧かを一々判定して、燃料充填回路を切換える必要が無く、作業性がよい。 【0086】請求項3記載の発明によれば、気体燃料供給源に接続して気体燃料の供給を受ける充填口を、低圧気体燃料と高圧気体燃料とで共用化したので、部品点数が削減された分、製造コストの低減を図ることができる。 【0087】請求項4記載の発明によれば、低圧気体燃料を充填する際に、この低圧気体燃料の一部を、エンジン駆動用として、そのままエンジンへ供給するようにしたので、高圧容器に充填されている気体燃料をエンジン駆動用として供給する場合に比し、充填作業の際に消費した気体燃料分を高圧容器に充填させる必要が無くなり、その分燃費の向上を図ることができる。 【0088】請求項5記載の発明よれば、手動スイッチがオンされるまでは、気体燃料の充填が開始されないため、接続完了後、いきなり充填作業が開始されることが無く、作業者の意思に合わせた充填を行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005348 【氏名又は名称】富士重工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年8月26日(1999.8.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076233 【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 進
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| 【公開番号】 |
特開2001−65409(P2001−65409A) |
| 【公開日】 |
平成13年3月16日(2001.3.16) |
| 【出願番号】 |
特願平11−240013 |
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