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【発明の名称】 小型船舶用エンジンの排気マニホールド取付け構造
【発明者】 【氏名】鷲巣 雄洋

【要約】 【課題】排気マニホールドの冷却水ジャケットの容量を大きなものにして、排気マニホールドを充分に冷却することを可能にする。

【解決手段】排気若しくは吸気バルブ40,41のリフター50をガイドするリフターガイド穴26gと、冷却水ジャケットが形成された排気マニホールド29,30の取付けボス26dとの間のシリンダヘッド26に凹部26hを形成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 小型船舶に搭載された4サイクルエンジンであって、上記エンジンのシリンダヘッドに形成された取付けボスに、冷却水ジャケットが形成された排気マニホールドが取付けボルトで締結固定されるとともに、上記シリンダヘッドには、排気マニホールドのシリンダヘッドへの取付け部近傍に位置して、排気若しくは吸気バルブのリフターをガイドするリフターガイド穴が形成されて、このリフターガイド穴と上記取付けボスとの間のシリンダヘッドに凹部が形成されていることを特徴とする小型船舶用エンジンの排気マニホールド取付け構造。
【請求項2】 クランク軸方向視において、上記取付けボスに形成されたボルト孔をその軸線方向に延長した仮想円筒に上記凹部が交差するように構成されている請求項1記載の小型船舶用エンジンの排気マニホールド取付け構造。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型船舶用エンジンの排気マニホールド取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】小型船舶、例えば小型滑走艇は、エンジンで駆動されるジェット推進機の噴射ノズルから水を後方に噴射することにより推進するものであり、跨座式シートに跨った乗員が操舵ハンドルを操作して噴射ノズルのディフレクターを左右に揺動させることにより旋回するようになる。上記エンジンとして、例えば水冷式の4気筒4サイクルエンジンが搭載されている。
【0003】上記のような小型滑走艇のエンジンは、シリンダヘッドに形成された取付けボスに、冷却水ジャケットが形成された排気マニホールドが取付けボルトで締結固定されるとともに、このシリンダヘッドには、排気マニホールドのシリンダヘッドへの取付け部近傍に位置して、排気若しくは吸気バルブのリフターをガイドするリフターガイド穴が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記排気マニホールドには冷却水ジャケットが形成されていることから冷却水により重量が増加し、この排気マニホールドの重量が取付けボルトを介して取付けボスに作用すると、この取付けボスの近傍に位置するリフターガイド穴が変形して、リフター、ひいては排気若しくは吸気バルブの動きが思わしくなくなるので、冷却水ジャケットの容量を大きくすることが困難であった。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、排気マニホールドの冷却水ジャケットの容量を大きなものにして、排気マニホールドを充分に冷却することを可能にした小型船舶用エンジンの排気マニホールド取付け構造を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明は、小型船舶に搭載された4サイクルエンジンであって、上記エンジンのシリンダヘッドに形成された取付けボスに、冷却水ジャケットが形成された排気マニホールドが取付けボルトで締結固定されるとともに、上記シリンダヘッドには、排気マニホールドのシリンダヘッドへの取付け部近傍に位置して、排気若しくは吸気バルブのリフターをガイドするリフターガイド穴が形成されて、このリフターガイド穴と上記取付けボスとの間のシリンダヘッドに凹部が形成されていることを特徴とする小型船舶用エンジンの排気マニホールド取付け構造を提供するものである。
【0007】本発明によれば、排気若しくは吸気バルブのリフターをガイドするリフターガイド穴と排気マニホールドの取付けボスとの間のシリンダヘッドに凹部を形成することにより、この凹部での撓みによって、排気マニホールドの重量がリフターガイド穴に作用するのが緩和されるので、リフターガイド穴の変形を防止しつつ、排気マニホールドの冷却水ジャケットの容量を大きなものにして、排気マニホールドを充分に冷却することが可能になる。
【0008】なお、「リフターガイド穴と取付けボスとの間」とは、「クランク軸方向視において両者の間」を意味しており、後述する実施形態のようにリフターガイド穴と取付けボスとの位置がクランク軸方向視においてほぼ一致している以外に、リフターガイド穴と取付けボスとの位置がクランク軸方向視においてずれていても良い。
【0009】本発明は、排気マニホールドの中途部を取付けるようにシリンダヘッドに取付けボスを設けて、この取付けボス近傍に位置して吸気バルブのリフターをガイドするリフターガイド穴が形成されたエンジンにも適応できる。
【0010】請求項2のように、クランク軸方向視において、上記取付けボスに形成されたボルト孔をその軸線方向に延長した仮想円筒に上記凹部が交差するように構成されていると、排気マニホールドの重量が凹部に直接作用しやすくなるから、排気マニホールドの重量がリフターガイド穴に作用するのがより緩和されるので、リフターガイド穴の変形をより確実に防止しつつ、排気マニホールドの冷却水ジャケットの容量をより大きなものとして排気マニホールドを充分に冷却することが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1及び図2に示すように、小型滑走艇1は、ハル部材2とデッキ部材3とがその周縁部で接合されて艇体4が構成されて、この艇体4の内部の前後方向のほぼ中央位置に形成されたエンジンルーム5にはエンジン6が搭載され、このエンジン6の前方には燃料タンク7が設置され、このエンジン6の後方にはジェット推進機8が設置されている。
【0013】上記デッキ部材3の両側にはフートステップ3aがそれぞれ形成される一方、デッキ部材3の前上部にはカバー部材10が設けられ、このカバー部材10の前部にはハッチカバー11が取付けられるとともに、後部には操舵ハンドル12が設けられている。なお、9は、エンジンルーム5内に吸気するためのベンチレーションダクトである。
【0014】上記デッキ部材3の後上部にはシート台13が設けられ、このシート台13の上部には前後方向の跨座式シート14が着脱可能に取付けられて、このシート台13の上面には、跨座式シート14を取外したときに、上記エンジンルーム5内のエンジン6を点検するために点検用開口13aが形成されるとともに、この点検用開口13aの後側には物品収納ボックス15が設けられている。
【0015】上記エンジン6のクランク軸16にはカップリング17を介してインペラ軸18が連結され、このインペラ軸18には、上記ジェット推進機8のインペラハウジング8aに収容されたインペラ(不図示)が取付けられ、このインペラハウジング8aの後端部に噴射ノズル19aが設けられ、この噴射ノズル19aにディフレクター19bが取付けられている。
【0016】そして、エンジン6で駆動されるジェット推進機8のインペラで発生した噴流を噴射ノズル19aから後方に噴射することにより艇体4が推進されるとともに、跨座式シート14に跨った乗員が操舵ハンドル12を操作して噴射ノズル19aのディフレクター19bを左右に揺動させることにより旋回されるようになる。また、上記ジェット推進機8のポンプ作用によってインペラハウジング8aのインペラの下流部位から海水が冷却水として吸引されて、この冷却水がエンジン6等の冷却水ジャケットに供給されることにより、エンジン6等が水冷されるようになる。
【0017】上記エンジン6は、水冷式の直列4気筒4サイクルエンジンであって、図5及に図6に示すように、クランク軸16が艇体前後方向に延在するように上記エンジンルーム5のハル部材2にエンジンマウント20を介して搭載されて、このエンジン6のシリンダブロック25には、前から後に向かって順に第1気筒、第2気筒、第3気筒、第4気筒がそれぞれ設けられている。なお、図5において、21は気筒の1つであり、各気筒21には、上記クランク軸16にコネクティングロッド23を介して連結されたピストン24が嵌合されている。
【0018】上記シリンダブロック25の上部にはシリンダヘッド26が取付けられ、このシリンダヘッド26には各気筒21毎に吸気ポート26aと排気ポート26bが形成されて、それぞれ吸気バルブ40と排気バルブ41で開閉されるようになる。これらバルブ40,41はカムシャフト42,43によりそれぞれ駆動されるように構成され、これらカムシャフト42,43は、シリンダヘッドカバー44で覆われている。
【0019】上記シリンダヘット26の右舷側の側面には、最前位置の第1気筒と最後位置の第4気筒の各排気ポート26aに接続される第1排気マニホールド29と、その間の第2気筒と第3気筒の各排気ポート26aに接続される第2排気マニホールド30との一端部29e,30eがそれぞれ取付けられ、この両排気マニホールド29,30は各排気ポート26aから右舷側へ斜め下方に延在されている。
【0020】各排気マニホールド29,30には、排気通路がそれぞれ形成されるとともに、各排気通路の外周囲には冷却水が通る冷却水ジャケットがそれぞれ形成されている。なお、シリンダヘット26に排気マニホールド29,30を取付ける構造については後に詳細に説明する。
【0021】図3〜図6に示すように、両排気マニホールド29,30の他端部29f,30fには、前後に2分割された第1排気管31A,31Bの内、後側の第1排気管31Aの一端部31eが接続され、この後側の第1排気管31Aは一端部付近から前方へ斜め上方に延在されている。
【0022】上記後側の第1排気管31Aの他端部31fには、前側の第1排気管31Bの一端部31iが接続され、この前側の第1排気管31Bは、後側の第1排気管31Aと同様に前方へ斜め上方に延在されながら大きく湾曲してエンジン6の前方を左舷方向に横切って幅方向のほぼ中間部分まで延在されている。
【0023】上記前側の第1排気管31Bの他端部31jには、第2排気管32の一端部32eが接続され、この第2排気管32は、エンジン6の前方の幅方向のほぼ中間部分からエンジン6の前方を左舷方向に横切って大きく湾曲しながらエンジン6の左舷側を後方に延在されて、他端部32fがエンジン6の後方に配置されたウォーターロック33に接続されている。なお、第1排気管31A,31B及び第2排気管32にも冷却水が通る冷却水ジャケットが形成されている。
【0024】上記シリンダヘッド26のシリンダヘッドカバー44の上方には吸気ボックス36が配置され、この吸気ボックス36の下方の空間には、二次空気導入装置(AIS)37が配置されて、吸気ボックス36の空気をパイプ36aで二次空気導入装置37に導くとともに、この二次空気導入装置37からホース37aを介して排気マニホールド29,30内の各排気通路に導くことにより、未燃焼ガスが燃焼されるようになる。なお、吸気ボックス36の構造については後に詳細に説明する。
【0025】図7に詳細に示すように、上記シリンダヘッド26の各排気ポート26bは、各燃焼室26cからシリンダヘッド26の側面方向に上向き湾曲されて、この側面には側方からボルト45をボルト孔26eに螺合して排気マニホールド29,30を締結固定するための取付けボス26dが一体形成されている。
【0026】なお、排気マニホールド29,30のシリンダヘッド26への取付け部は、排気マニホールド29,30の周囲に合計10箇所設けられているが、このうち、排気マニホールド20,30の上部には、図6に示すように、各気筒に対応するように、取付け部(ボルト45)が4箇所設けられている。
【0027】上記シリンダヘッド26には、排気バルブ41のバルブ軸41aが遊嵌する下側の小径貫通穴26fと上側の大径貫通穴(リフターガイド穴)26gとが形成され、これらの貫通穴26fと26gの間には、印籠状の空間部26hが形成されている。
【0028】そして、排気バルブ41のバルブ軸41aは、下側の小径貫通穴26fに嵌着されたバルブガイド46に上下動自在に嵌合されるとともに、バルブ軸41aの上端部にコッタ47で取付けられたリテーナー48と上記空間部26hの底との間にバルブスプリング49が嵌装されて、このバルブスプリング49により排気バルブ41が閉弁方向に付勢されている。
【0029】上記上側の大径貫通穴(リフターガイド穴)26gにはアルミ製のリフター50が上下動自在に嵌合され、このリフター50に上記カムシャフト43のカム部43aが当接することにより、リフター50で排気バルブ41が上下動されて排気ポート26bが開閉されるようになる。上記リフター50とバルブ軸41aの前端との間にはパット50aが設けられている。
【0030】上記シリンダヘッド26の上側の大径貫通穴(リフターガイド穴)26gは、上記排気マニホールド29,30の取付けボス26dの近傍に位置するとともに、下側の小径貫通穴26fとの間には印籠状の空間部26hが形成されていることから、冷却水ジャケットの冷却水により重量が増加した排気マニホールド29,30のその重量が取付けボルト45を介して取付けボス26dに作用すると、印籠状の空間部26hが有ることによって、この取付けボス26dの近傍に位置する上側の大径貫通穴(リフターガイド穴)26gが変形して、リフター50、ひいては排気バルブ41の動きが思わしくなくなる。
【0031】そこで、この上側の大径貫通穴(リフターガイド穴)26gと取付けボス26dとの間のシリンダヘッド26、具体的には、取付けボス26dの基部の上面に、シリンダヘッド26の前端部から後端部に亘って、エンジン6の長さ方向に延在するように凹部(肉盗み)26hを形成する。
【0032】また、取付けボス26dのボルト孔26eをその軸線方向に延長した仮想円筒c(図7参照)に凹部26hが交差するようにしている。
【0033】これにより、排気マニホールド29,30の重量が増加しても、取付けボス26dの凹部26hでの撓みによって、排気マニホールド29,30の重量が大径貫通穴(リフターガイド穴)26gに作用するのが緩和されるようになる。
【0034】したがって、排気マニホールド29,30の重量による大径貫通穴(リフターガイド穴)26gの変形を防止できるから、排気マニホールド29,30の冷却水ジャケットの容量を大きくできるので、排気マニホールド29,30を充分に冷却することが可能になる。
【0035】また、取付けボス26dのボルト孔26eをその軸線方向に延長した仮想円筒cに凹部26hが交差するようにしているから、排気マニホールド29,30の重量が凹部26hに直接作用するようになり、排気マニホールド29,30の重量が大径貫通穴(リフターガイド穴)26gに作用するのがより緩和されるので、大径貫通穴(リフターガイド穴)26gの変形をより確実に防止しつつ、排気マニホールド29,30の冷却水ジャケットの容量をより大きなものとして排気マニホールド29,30を充分に冷却することが可能になる。
【0036】上記実施形態では、排気バルブ41の大径貫通穴(リフターガイド穴)26gの変形を防止することを前提としたが、吸気バルブ40の大径貫通穴(リフターガイド穴)の変形を防止するときにも適用できることは言うまでもない。
【0037】一方、上記シリンダヘッドカバー44の上方に配置された吸気ボックス36は、図8〜図11に詳細に示すように、プラスチック製の下側カバー51と上側カバー52とに上下2分割され、艇体右舷側の内部にはフィルター組立体54が配置されている。そして、下側カバー51は、シリンダヘッドカバー44に取付けられたステー55にボルト56で着脱可能に固定されるとともに、上側カバー52は複数個の挟着金具53で下側カバー51に着脱可能に取付けられている。
【0038】上記フィルター組立体54は、艇体前後方向に長い長方形状に形成されて、ロアプレート57とアッパープレート58との間に挟着保持されている。
【0039】上記ロアプレート57の艇体右舷側には、吸気ボックス36内のフィルター組立体54の内部に外気を導入する吸気口57aが略中央部の2箇所に形成され、各吸気口57aの周縁部に上方に突出する筒部57bが形成されて、各筒部57bの上端はスロットルボディ67側が高くなるように傾斜させている。このスロットルボディ67には燃料噴射弁80が設けられている。
【0040】上記ロアプレート57の下面には、上記筒部57bとともに吸気路61を形成する吸気路形成部材60が取付けられ、この吸気路形成部材60は、吸気路61を横に曲げるように形成されて、下壁部60aが吸気口57aの下方を遮るようになっている。
【0041】上記ロアプレート57は、下側カバー51に形成された艇体前後方向に長い長方形状の開口51aを上方から塞ぐよう下側カバー51の底部に置かれて、下側カバー51に上側カバー52を被せたときに、上記フィルター組立体54とともに上側カバー52の天井部との間で挟持されるようになる。
【0042】上記下側カバー51の左舷側には、艇体前後方向に沿って4個の取付け開口51cが形成され、これら取付け開口51cのそれぞれにスロットルボディ67がシール状態で嵌合されて、吸気ボックス36内に配置されている。これら4個のスロットルボディ67には、スロットルバルブ67aが設けられ、このスロットルバルブ67aを開閉操作するケーブル70が下側カバー51の側面の貫通孔51fから外部に導出されている。
【0043】上記下側カバー51の底面の一番低い位置に水抜き孔51dが形成されるとともに、一端がシリンダヘッドカバー44に連結されたブローバイガスの戻りパイプ88の他端が嵌合されるブローバイガス嵌合筒部51gが設けられている。
【0044】上記各スロットルボディ67の吸気入口67bとフィルター組立体54と吸気口57aとは、図11の平面図のような位置関係にあるから、吸気口57aからフィルター組立体54の内部に吸気された空気は、最短経路aを通ってスロットルボディ67の吸気入口67bに吸気されるようになるので、吸気入口67bに近いフィルター組立体54の一部54a(クロスハッチング参照)だけがフィルター作用をすることになる。即ち、フィルター組立体54の全周がフィルター作用をしないので、フィルター機能が短期間に低下するおそれがある。
【0045】そこで、上記上側カバー52の内面から下側カバー51の底面付近まで垂下し、フィルター組立体54と吸気入口67bとの間の空間に位置して、フィルター組立体54の前端部から後端部まで略全長に亘って沿うような邪魔板部52bを上側カバー52と一体に設けることにより、吸気口57aからフィルター組立体54の内部に吸気された空気は、最短経路a以外にフィルター組立体54の全周の径路bも通ってスロットルボディ67の吸気入口67bに吸気されるようになるから、フィルター組立体54の全周がバランス良くフィルター作用をすることになるので、良好なフィルター機能を長期間にわたって維持できるようになる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発明は、排気若しくは吸気バルブのリフターをガイドするリフターガイド穴と排気マニホールドの取付けボスとの間のシリンダヘッドに凹部を形成することにより、この凹部での撓みによって、排気マニホールドの重量がリフターガイド穴に作用するのが緩和されるので、リフターガイド穴の変形を防止しつつ、排気マニホールドの冷却水ジャケットの容量を大きなものにして、排気マニホールドを充分に冷却することが可能になる。
【0047】また、クランク軸方向視において、取付けボスに形成されたボルト孔をその軸線方向に延長した仮想円筒に凹部が交差するように構成すると(請求項2)、排気マニホールドの重量が凹部に直接作用しやすくなるから、排気マニホールドの重量がリフターガイド穴に作用するのがより緩和されるので、リフターガイド穴の変形をより確実に防止しつつ、排気マニホールドの冷却水ジャケットの容量をより大きなものとして排気マニホールドを充分に冷却することが可能になる。
【出願人】 【識別番号】000176213
【氏名又は名称】三信工業株式会社
【出願日】 平成12年6月9日(2000.6.9)
【代理人】 【識別番号】100067828
【弁理士】
【氏名又は名称】小谷 悦司 (外2名)
【公開番号】 特開2001−355510(P2001−355510A)
【公開日】 平成13年12月26日(2001.12.26)
【出願番号】 特願2000−173971(P2000−173971)