トップ :: F 機械工学 照明 加熱 武器 爆破 :: F02 燃焼機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの




【発明の名称】 シリンダライナーとその製造方法、およびシリンダブロックとその製造方法
【発明者】 【氏名】小山 茂

【氏名】小田 輝幸

【要約】 【課題】アルミニウムダイカストとの高い密着性が得られるシリンダライナーを提供する。

【解決手段】鋳鉄製であって、軸方向中央部近辺の外径が軸方向両端部の外径よりも小径をなし、該中央部近辺の最細部から両端部に向けて徐々に外径が拡大する筒状に形成され、かつ外周面に軸方向に伸びる突条38が所要間隔をおいて複数本形成されていることを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 鋳鉄製であって、軸方向中央部近辺の外径が軸方向両端部の外径よりも小径をなし、該中央部近辺の最細部から両端部に向けて徐々に外径が拡大する筒状に形成され、かつ外周面に軸方向に伸びる突条が所要間隔をおいて複数本形成されていることを特徴とするシリンダライナー。
【請求項2】 前記最細部の外周面に周溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載のシリンダライナー。
【請求項3】 外周面が鋳肌の露出する黒皮部に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のシリンダライナー。
【請求項4】 鋳物砂をバインダーで固める工法によって形成されると共に、軸方向中央部近辺の内径が軸方向両端部の内径よりも小径をなし、該中央部近辺の最細部から両端部に向けて徐々に内径が拡大する筒状をなし、かつ内周面に軸方向に伸びる凹溝が所要間隔をおいて複数本形成された中子を用い、該中子を鋳型の一方の型内に配置すると共に、該中子の空間部内に突入して中子内周面との間に鋳空間を形成する島部を有する他方の型を前記一方の型に組み付け、前記鋳空間内に溶湯を充填する工程を具備することを特徴とするシリンダライナーの製造方法。
【請求項5】 前記内周面の最細部に内方に向けて突出するリング部を有する中子を用いることを特徴とする請求項4記載のシリンダライナーの製造方法。
【請求項6】 請求項1、2または3記載のシリンダライナーが複数本併置され、該複数本のシリンダライナーがアルミニウムにより鋳ぐるまれていることを特徴とするシリンダブロック。
【請求項7】 請求項1、2または3記載のシリンダライナーを鋳型内に併置し、該複数本のシリンダライナーの回りをアルミニウムで鋳ぐるむ工程を具備することを特徴とするシリンダブロックの製造方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用エンジンにおけるシリンダライナーとその製造方法、およびシリンダブロックとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7、図8に例示するように、自動車用エンジンにおけるシリンダブロック1は鋳鉄製のシリンダライナー2がアルミニウムブロック3の一部として鋳ぐるまれて成る。4は冷却水通路である。一般的にこのようなアルミニウムの鋳物の特徴として、アルミニウム内部に湯境や破断チル(凝固片)等に起因する内部欠陥が発生することが知られている。シリンダブロック1の場合、アルミニウムは冷えて固まるときの収縮率が非常に高く、一方既に鋳造されているシリンダライナー2はそれ程熱的影響を受けないため、アルミニウム部分に大きな応力が残留することになる。
【0003】すなわち、隣接するシリンダライナー2間の部位Aには、図8の矢印方向にアルミニウムの収縮が作用することから、部位Aに内部欠陥があると、これが原因して割れが生じやすい。 またアルミニウムが冷えて収縮した際に、収縮に原因する残留応力が諸所に生じ、特に前記部位Aや、これと直交する方向の外周中央部付近である部位Bに、シリンダライナー2の後加工時、あるいはピストンの摺動時等にストレスが加わることにより割れが発生したりする問題がある。このような割れ防止のために、部位AやBの厚さを大きくするようにしているが、軽量化、小型化の要請に反する。
【0004】また、基本的に鋳鉄製のシリンダライナー2とアルミニウムブロック3間では合金が形成されるわけではないので、密着性がよくなく、微視的に随所に隙間が生じ、これがために、冷却水による冷却効率が低下するという課題もある。両者の密着性を向上させるために、シリンダライナー2の外周面に多数本のリング状の突起を形成することが知られている。このようなリング状の突起を鋳造法により形成するには、模型水平分割方式と縦割方式等が考えられる。
【0005】図9は、模型水平分割方式の場合を示す。下型10と上型12とで中子14を挟み、中子14外周面と下型10、上型12内周面との間に形成された鋳空間内に溶湯を供給する。なお、P.Lは模型分割面を示す。図10は、縦割方式の一例を示す。島10aを有する下型10と、島12aを有する上型12aとを用いる。島10a、島12aと下型10の内周面との間の鋳空間内に溶湯を充填する。P.Lは型分割面である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図9の模型水平分割方式の場合、上型、下型の内壁面に半割りのリング状の凹溝を設ければよいから、型抜きに支障なく、外周面にリング状の突起を形成することができる。しかしながら、P.Lに沿ってバリが多数本のリング状の突起を横断する方向に生じ、このバリの除去が極めて困難である。またバリが残った場合、シリンダライナーを鋳ぐるむアルミニウムブロックに応力集中部分が生じ、アルミニウムブロックに割れが生じるなどの課題がある。図10の縦割方式の場合には、シリンダライナーの外周面は抜き勾配の必要性のために外径が一定でなく、したがって、外径を一定にしたり、アルミニウムブロックとの密着性を向上させるための、上記リング状の突起を別途切削加工によって形成しなければならないなどの課題がある。
【0007】また、シリンダライナーにリング状突起を設けた場合、アルミニウムブロックとの密着性はそれなりに高くはなるが、アルミニウムのシリンダライナーの周方向への収縮は依然として大きく(シリンダライナーの軸方向への収縮は周方向に比べてそれ程大きくはない)、前記のアルミニウムが冷却した際の残留応力に起因する割れ等の問題が解消されないという課題がある。
【0008】そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、アルミニウムブロックとの高い密着性が得られるシリンダライナーとその製造方法、およびアルミニウムブロックの割れ等を可及的に防止でき、強度的に優れると共に、軽量化、小型化も図れるシリンダブロックとその製造方法を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成するため次の構成を備える。すなわち、本発明に係るシリンダライナーは、鋳鉄製であって、軸方向中央部近辺の外径が軸方向両端部の外径よりも小径をなし、該中央部近辺の最細部から両端部に向けて徐々に外径が拡大する筒状に形成され、かつ外周面に軸方向に伸びる突条が所要間隔をおいて複数本形成されていることを特徴とする。
【0010】上記のように、本発明に係るシリンダライナーは、外形が中細形状となっていることから、シリンダブロックとして用いられた際に、ピストン等から軸方向の力が加わってもアルミニウムブロックから抜け出てしまうことがなく、両者間の密着性に優れる。また、外周面に軸方向に伸びる突条が形成されていることから、強度的に優れる(高剛性)。したがって、肉薄にすることもでき、軽量化も図れる。さらにシリンダブロックに形成する際、アルミニウムの周方向への収縮を突条で均等に受け止め、収縮後のアルミニウムに生じる内部応力を軽減かつ均等にすることができるので、アルミニウムブロックの割れ等の問題を解消しうる。したがって、アルミニウムブロックを肉薄にもでき、この点から得られるシリンダブロックの軽量化、小型化が図れる。また、アルミニウムが収縮により突状を両側から強固に挟み込むので、両者間の密着性に優れ、接触面積も安定的に大きく確保されるので、冷却水による冷却効率も高くなる。
【0011】前記最細部の外周面に周溝を形成することにより、アルミニウムが該周溝内に入り込み、アルミニウムブロックに対する軸方向の抗力がさらに増大する。さらに、外周面が鋳肌の露出する黒皮部に形成されることにより、この点からもさらにアルミニウムブロックとの密着性が向上する。
【0012】また、本発明に係るシリンダライナーの製造方法では、鋳物砂をバインダーで固める工法によって形成されると共に、軸方向中央部近辺の内径が軸方向両端部の内径よりも小径をなし、該中央部近辺の最細部から両端部に向けて徐々に内径が拡大する筒状をなし、かつ内周面に軸方向に伸びる凹溝が所要間隔をおいて複数本形成された中子を用い、該中子を鋳型の一方の型内に配置すると共に、該中子の空間部内に突入して中子内周面との間に鋳空間を形成する島部を有する他方の型を前記一方の型に組み付け、前記鋳空間内に溶湯を充填する工程を具備することを特徴とする。
【0013】上記の中子を用い、該中子と島部との間の鋳空間内に溶湯を注入することにより、前記所要のシリンダライナーを製造することができる。中子は、鋳型内から取り出した後に、溶湯の熱によりバインダー成分が変性し、崩壊するので、シリンダライナーが容易に取り出される。
【0014】前記内周面の最細部に内方に向けて突出するリング部を有する中子を用いることにより、外周の最細部に周溝を備えるシリンダライナーを得ることができる。
【0015】また本発明に係るシリンダブロックでは、上記のシリンダライナーが複数本併置され、該複数本のシリンダライナーがアルミニウムにより鋳ぐるまれていることを特徴とする。またその製造方法は、上記のシリンダライナーを鋳型内に併置し、該複数本のシリンダライナーの回りをアルミニウムで鋳ぐるむ工程を具備することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1はシリンダライナー30の部分断面正面図、図2は平面図である。シリンダライナー30は、鋳鉄製であって、軸方向中央部近辺の外径が軸方向両端部の外径よりも小径をなし、該中央部近辺の最細部から両端部に向けて徐々に外径が拡大する筒状に形成されている。長さが120mm程度、外径96mm程度のシリンダライナー30の場合に、外周の中央部分の外径と両端部の外径との差は0.2mm程度として、シリンダライナー30自体の厚さが極力均一になるようにするのがよい。しかし、上記外径差は特に限定されるものではない。
【0017】また、シリンダライナー30の外周面には軸方向に伸びる突条32が所要間隔をおいて複数本形成されている。突状32の本数や高さも特に限定されるものではない。さらに、シリンダライナー30の最細部の外周面に周溝34を形成すると好適である。したがって、軸方向に伸びる突条32は周溝34によって分断される。周溝34の深さも特には限定されないが、突条32間の、両端から中央へ向けて次第に径細となる溝と連続するものであってもよい。また、シリンダライナー30の外周面は鋳肌の露出する黒皮部に形成されている。
【0018】次にシリンダライナー30の製造方法を説明する。まず、使用する中子について説明する。図3は中子36の断面図である。中子36は後記するように、得るべきシリンダライナー16の外形を決めるものである。中子36は、鋳物砂をバインダーで固める工法によって形成されるもので、軸方向中央部近辺の内径が軸方向両端部の内径よりも小径をなし、該中央部近辺の最細部から両端部に向けて徐々に内径が拡大する筒状をなし、かつ内周面に軸方向に伸びる凹溝38が所要間隔をおいて複数本形成されてなる。また、中子36の内周面の最細部に内方に向けて突出するリング部40が形成されている。
【0019】図4は中子36製造用の型を示す。42は金属製の可動型であり、中子36の外形を決める凹部44が形成され、また凹部44内に突出して、中子36の内周面の下半分を決める島部42aが形成されている。46は金属製の固定型であり、下型42の凹部44内に突出して、中子36の内周面の上半分を決める島部46aが形成されている。すなわち、島部42a外壁、島部46a外壁には、中子36の内周面の凹溝38に対応する突条(図示せず)が形成され、また島部42aと島部46aの突き合わせ端面の周縁には、中子36のリング部40に対応する段差凹部が形成されている。48は吹き込み口である。
【0020】凹部44内周面と、島部42a、島部46aの外壁面との間の空間内に吹き込み口48より鋳物砂と熱硬化性樹脂等からなるバインダーとを吹き込み、金型を加熱して、または化学反応させてバインダーを硬化させることにより中子36を形成することができる。なお、島部42aと島部46aとの突き合わせ部にバリが発生した場合であっても、リング部40が内方に突出し、このリング部40にさらに内方に突出するバリが形成される状態となるので、隣接する凹溝38間に突部が存在しても、該突部が空間的な障害となることはなく、得られた中子36内に研削治具を挿入して、容易にバリを研削、除去することができる。
【0021】図5は上記中子36を用いてシリンダライナー30を鋳造するための鋳型を示す。50は一方の型である下型であり、中子36が収容される凹部52を有する。中子36は凹部52内に密に収容される。54は他方の型である上型であり、凹部52内に突出して、中子36内周面との間でシリンダライナー30用の鋳空間56を形成する島部54aが形成されている。したがって、図示しない注入口より溶湯を注入することにより、前記したシリンダライナー30が鋳造されることになる。シリンダライナー30は中子36と共に鋳型内から取り出されるが、中子36は鋳型内から取り出した後に、溶湯の熱によりバインダー成分が変性し、崩壊するので、シリンダライナーが容易に取り出される。なお、下型50、上型54は生型が用いられる。
【0022】得られたシリンダライナー30の複数本を鋳型内に配置し、アルミニウムで鋳ぐるんでシリンダブロックに形成するのは常法により行える。図6は得られたシリンダブロック31の一例を示す。33はアルミニウムブロック、35は冷却水通路である。
【0023】本実施の形態におけるシリンダライナー30の外周面には軸方向に伸びる突条が形成されているため、強度的に優れる(高剛性)。シリンダブロック31には、後工程でヘッド部(図示せず)がボルト止めされるが、シリンダライナー30の軸方向への剛性が大きいので、変形等を防止できる。剛性が大きいから、肉薄にすることもでき、軽量化も図れる。さらにシリンダブロックに形成する際、アルミニウムの周方向への収縮を突条で均等に受け止め、収縮後のアルミニウムに生じる内部応力を軽減かつ均等にすることができるので、アルミニウムブロックの割れ等の問題を解消しうる。したがってまた、アルミニウムブロックを肉薄にもでき、この点から得られるシリンダブロックの軽量化、小型化が図れる。また、アルミニウムが収縮により突状を両側から強固に挟み込むので、両者間の密着性に優れ、接触面積も安定的に大きく確保されるので、冷却水による冷却効率も高くなる。
【0024】また、シリンダライナー30は、外形が中細形状となっていることから、シリンダライナー30の内周面の加工時に、あるいはピストンの摺動時等にシリンダライナー30に軸方向への力が加わっても、アルミニウムブロックによりシリンダライナー30が保持され、アルミニウムブロックからシリンダライナー30が抜け出てしまうようなことがなく、アルミニウムブロックとシリンダライナー30との密着性に優れる。また、シリンダライナー30の外周に周溝34が形成されることにより、この周溝34内にもアルミニウムが入り込むから、軸方向への力に対して一層抗力を有するものとなる。
【0025】さらに、シリンダライナー30の外周面には切削加工を一切施す必要がなく、外周面は、鋳造の際の鋳肌がそのまま露出する黒皮部をなすことから、さらにアルミニウムブロック33との密着性が向上する。また、外周面や内周面の中途にバリが発生することもなく、従来のようにリング状の突起を形成せずとも上記のようにアルミニウムブロックとの密着性に優れるから、外周面や内周面の切削加工がほとんど不用となり、コストの低減も図れる。
【0026】本実施の形態において、上記のように、中細のシリンダライナー30の外周面に軸方向に伸びる突条32を形成できるのは、上記の中子36を用いて縦割方式で鋳造するからに他ならない。図10に示す従来の単なる縦割方式では、抜き勾配の関係で中細のシリンダライナーの製造は不可能である。
【0027】また、図9に示す模型水平分割方式では、シリンダライナーの外周に、軸方向に伸びる突条は、アンダーカット部分が生じるため均一に形成することはできないのである。つまり、図11に示すように、シリンダライナー外周面に軸方向に伸びる突条を形成するための、型内周面に設ける図のX領域の部分の凹溝がアンダーカットになってしまい、型抜けができないからである。
【0028】以上、本発明の好適な実施の形態を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施すことができる。
【0029】
【発明の効果】本発明に係るシリンダライナーは、外形が中細形状となっていることから、シリンダブロックとして用いられた際に、ピストン等から軸方向の力が加わってもアルミニウムブロックから抜け出てしまうことがなく、両者間の密着性に優れる。また、外周面に軸方向に伸びる突条が形成されていることから、強度的に優れる(高剛性)。したがって、肉薄にすることもでき、軽量化も図れる。さらにシリンダブロックに形成する際、アルミニウムの周方向への収縮を突条で均等に受け止め、収縮後のアルミニウムに生じる内部応力を軽減かつ均等にすることができるので、アルミニウムブロックの割れ等の問題を解消しうる。したがって、アルミニウムブロックを肉薄にもでき、この点から得られるシリンダブロックの軽量化、小型化が図れる。また、アルミニウムが収縮により突状を両側から強固に挟み込むので、両者間の密着性に優れ、接触面積も安定的に大きく確保されるので、冷却水による冷却効率も高くなる。さらに、外周面が鋳肌の露出する黒皮部に形成されることにより、この点からもさらにアルミニウムブロックとの密着性が向上する。前記最細部の外周面に周溝を形成することにより、アルミニウムが該周溝内に入り込み、アルミニウムブロックに対する軸方向の抗力がさらに増大する。また、本発明に係るシリンダライナーの製造方法では、鋳物砂をバインダーで固める工法によって形成される中子を用い、該中子と島部との間の鋳空間内に溶湯を注入することにより、前記所要のシリンダライナーを製造することができる。その際中子は、鋳型内から取り出した後に、溶湯の熱によりバインダー成分が変性し、崩壊するので、シリンダライナーが容易に取り出される。
【出願人】 【識別番号】000130318
【氏名又は名称】株式会社コヤマ
【識別番号】000005348
【氏名又は名称】富士重工業株式会社
【出願日】 平成12年2月16日(2000.2.16)
【代理人】 【識別番号】100077621
【弁理士】
【氏名又は名称】綿貫 隆夫 (外1名)
【公開番号】 特開2001−227403(P2001−227403A)
【公開日】 平成13年8月24日(2001.8.24)
【出願番号】 特願2000−38661(P2000−38661)