| 【発明の名称】 |
車両用ディーゼルエンジンの排気系統内の粒子フィルタの再生を補助するシステム |
| 【発明者】 |
【氏名】オリヴィエ・サルヴァ
【氏名】パルトリッス・ル・タレ
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| 【要約】 |
【課題】車両用ディーゼルエンジンの運転に関連する有害排出物を減少せしめるために使用される粒子フィルタの機能の管理、特にその再生に問題があった。
【解決手段】車両用ディーゼルエンジン(1)の排気系統内の粒子フィルタの再生を補助する装置にして、該エンジンが種種の部材に結合され、さらに、エンジンの作動を制御するためこれら種種の部材の作動を検知する手段(17)に連結され、これら手段は粒子フィルタに堆積した粒子を燃焼せしめることによって粒子フィルタを再生せしめる再生モードを発動せしめ、同時にエンジンのシリンダにその膨張ストロークにおいて燃料を噴射せしめる多数噴射モードを発動せしめ、さらに、検知する手段(17)は、粒子フィルタ(7)の再生モードにおいてエンジンの入口に排気ガスをリサイクルせしめる手段(4)の閉鎖を制御することによって、粒子フィルタ(7)の入口におけるガスの組成の検査を可能として、エンジンの一定トルク運転を可能とする装置。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 車両用ディーゼルエンジンの排気系統内の粒子フィルタの再生を補助するシステムにして、該エンジン(1)が、該エンジンに空気を導入せしめる手段(2)と、該エンジンからの排気ガスをリサイクルせしめるため該エンジンの入口に設けた手段(4)と、ターボ圧縮機(5)と、排気ライン内の粒子フィルタ(7)の上流に配置された酸化触媒(6)と、該エンジンのシリンダに関連し電気的に制御された噴射器(9、10、11、12)を含み、該エンジンのシリンダへ燃料を共通に供給する装置(8)と、粒子フィルタ(7)に捕捉される粒子の燃焼温度を低下せしめるため、粒子フィルタに堆積されるように添加物を燃料に加える装置(16)と、エンジンと該エンジンに結合された部材との各種作動変数に関連する情報の取得のための装置(20,21,22,23,24)と、エンジンの作動を制御するために、導入手段、リサイクル手段、ターボ圧縮機及び/又は導入手段の作動を検査する装置(17)にして、該装置は粒子フィルタに捕捉された粒子を燃焼せしめることによる粒子フィルタの再生モードを発動せしめ、同時にシリンダの膨張時にシリンダ内に燃料を噴射せしめる多数噴射モードを発動せしめ、該検査装置(17)は粒子フィルタ(7)の再生モードの間においてエンジンの入口における排気ガスをリサイクルする手段(4)の閉鎖を発動せしめて、粒子フィルタの入口におけるガスの組成の検査を可能とし、エンジンの一定トルク運転を可能とする、ことを特徴とする装置。 【請求項2】 請求項1に記載の装置にして、リサイクル手段(4)がソレノイド開閉弁を含むことを特徴とする装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ディーゼルエンジンの排気系統に配置される粒子フィルタの再生を補助する装置に関する。 【0002】自動車エンジン、特にディーゼルエンジンの運転に関連する有害排出物を減少せしめることが設計技術者の念頭から離れないことは公知である。 【0003】 【従来の技術】これら有害排出物の量を減少せしめるため従来技術において各種の装置が開発され、特に排気系統に組み込まれた粒子フィルタを使用するものが開発されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、粒子フィルタの機能の管理、特にその再生に問題がある。 【0005】本発明の目的はこの問題を解決するにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明によれば、車両用ディーゼルエンジンの排気系統内の粒子フィルタの再生を補助するシステムにして、該エンジンが該エンジンに空気を導入せしめる手段と、該エンジンからの排気ガスをリサイクルせしめるため該エンジンの入口に設けた手段と、ターボ圧縮機と、排気ライン内の粒子フィルタの上流に配置された酸化触媒と、該エンジンのシリンダに関連し電気的に制御された噴射器を含み、該エンジンのシリンダへ燃料を共通に供給する装置と、粒子フィルタに捕捉される粒子の燃焼温度を低下せしめるため、粒子フィルタに堆積されるように添加物を燃料に加える装置と、エンジンと該エンジンに結合された部材との各種作動変数に関連する情報の取得のための装置と、エンジンの作動を制御するために、導入手段、リサイクル手段、ターボ圧縮機及び/又は導入手段の作動を検査する装置にして、該装置は粒子フィルタに捕捉された粒子を燃焼せしめることによる粒子フィルタの再生モードを発動せしめ、同時にシリンダの膨張時にシリンダ内に燃料を噴射せしめる多数噴射モードを発動せしめ、さらに、該検査装置は粒子フィルタの再生モードにおいてエンジンの入口部における排気ガスリサイクル手段の閉鎖を発動せしめて、粒子フィルタの入口部におけるガスの組成の検査を可能とし、エンジンの一定トルク運転を可能とすること、を含む装置が提供される。 【0007】本発明は例示のみを目的とし車両用ディーゼルエンジンとこれに連結された各種部材をブロック図として示す添付図面を参照する以下の詳細な説明によって明らかとなされる。 【0008】図面には数字1として示す車両用ディーゼルエンジンが示される。 【0009】エンジンの入口に空気を導入せしめる装置が数字2として示される。 【0010】エンジンの出口には数字3として示す排気ラインが設けられる。 【0011】エンジンからの排気ガスを入口に再循環せしめる装置は数字4として示す。 【0012】これらの装置は例えばエンジンの出口とエンジンに空気を導入する装置2との間に配置される。 【0013】排気ラインは数字5として示すターボ圧縮機、詳細にはターボ圧縮機のターボ部分に連結される。 【0014】排気ラインは全体的に数字6として示される酸化触媒を含み、これは数字7として示され排気ラインに配置された粒子フィルタの上流に配置される。 【0015】エンジンにはシリンダへの燃料の共通的供給装置が設けられる。これは数字8として示され、例えば各シリンダに関連し電気的に制御された噴射器を含む。 【0016】例示的に示す実施例において、エンジンは4気筒エンジンであり、4つの電気的に制御された噴射器9、10、11、12を含む。 【0017】これら噴射器は数字13で示す共通の燃料供給レールに関連して設けられ、数字14で示されている例えば高圧ポンプを含む燃料供給手段に連結される。 【0018】これら供給手段は数字15で示す燃料タンクに連結され、また粒子フィルタに捕捉される粒子の燃焼温度を低下せしめるため添加物を燃料に付加する装置に連結される。 【0019】実際上、この添加物は例えば数字16で示され燃料タンク15に関連する補助タンクに収容され粒子状の添加物を燃料内に噴射することが可能となされるものであってよい。 【0020】上述したこのエンジンと各種部材とは数字17で示された作動を検出する手段に連結され、該手段は、例えば、情報記憶手段19に関連しこのエンジンおよび関連する部材の作動変数に関する情報を取得するため入口部を種々の手段へ接続した適宜のコンピュータ18を含んでよく、コンピュータは燃料導入手段、リサイクル手段、ターボ圧縮機、及び/又は供給装置の作動を検知してエンジンの作動、特にエンジンが発生するトルクを車両の作動状態の関数として通常のように制御する。 【0021】従って、例えばコンピュータは差動圧力センサ20と触媒の端子と粒子フィルタ6、7の端子とにそれぞれ連結され、この触媒と粒子フィルタとの間の触媒の上流で排気ラインの粒子フィルタの下流の温度センサ21,22,23に連結されている。 【0022】コンピュータは排気ガスの酸素含有量の情報を図において24で示され排気系統に一体化されたラムダ(λ)検出部から受け取る。 【0023】出口部においてコンピュータは、空気導入装置と、排気ガスリサイクル装置と、ターボ圧縮機と、燃料に添加物を付加する装置と、燃料を共通のレイルとに供給する装置と、エンジンのシリンダに関連する各種噴射装置と、を制御するように設計されている。 【0024】詳細には、コンピュータは粒子フィルタの再生モードを該フィルタに捕捉された粒子の燃焼によって発動せしめ、同時にエンジンの膨張ストローク時にシリンダ内に燃料を噴射せしめる多数噴射モードを発動せしめる。 【0025】正確には、エンジンの作動時に排出された粒子は粒子フィルタに捕捉される。従ってこれらの粒子を規則的に燃焼せしめることによってフィルタを再生させることが適当である。 【0026】粒子フィルタ7の再生モードにおいて、検出手段17はエンジンの入口部においてエンジンからの排気ガスをリサイクルせしめる手段4の閉鎖を制御するようになされ、これにより粒子フィルタの入口部におけるガスの組成の検出を可能とし、エンジンの一定トルク運転を可能とする。 【0027】このリサイクル装置は開閉ソレノイド弁を含むものとしてよい。 【0028】このことは車両が駆動されているときの快適性を可能とする。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500499472 【氏名又は名称】プジョー・シトロエン・オトモビル・ソシエテ・アノニム
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| 【出願日】 |
平成13年1月19日(2001.1.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100089705 【弁理士】 【氏名又は名称】社本 一夫 (外4名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−241317(P2001−241317A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月7日(2001.9.7) |
| 【出願番号】 |
特願2001−11684(P2001−11684) |
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