| 【発明の名称】 |
地下室用開閉扉 |
| 【発明者】 |
【氏名】山脇 信二
【氏名】川越 治衞
【氏名】神谷 睦彦
【氏名】高橋 裕子
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| 【要約】 |
【課題】床開口部の周辺に戸袋スペースを設ける必要もなく、高い強度を備えた転落防止用の内扉を備えた地下室用開閉扉を提供する。
【解決手段】床開口部4より出入りする地下室5に設ける地下室用開閉扉において、本体扉6と転落防止用の内扉7を備え、本体扉6と内扉7を共にスイング開閉するようにしたことを特徴とする地下室用開閉扉1。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 床開口部より出入りする地下室に設ける地下室用開閉扉において、本体扉と転落防止用の内扉を備え、本体扉と内扉を共にスイング開閉するようにしたことを特徴とする地下室用開閉扉。 【請求項2】 本体扉と内扉は同じ回動軸でスイング開閉するようにしたことを特徴とする請求項1記載の地下室用開閉扉。 【請求項3】 内扉はロック機構によって本体扉に係止するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項2記載の地下室用開閉扉。 【請求項4】 ロック機構は本体扉の開閉に連動し、本体扉を閉じた際にはロックが外れるようにしたことを特徴とする請求項3記載の地下室用開閉扉。 【請求項5】 内扉を柵状としたことを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の地下室用開閉扉。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、床開口部より出入りする地下室に設ける地下室用開閉扉に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から、図5、6,7に示すように、地下室5へ出入りする床開口部4には転落防止用のスライド扉23が備えてある。スライド扉23は図5、6に示すような板状の扉、或いは図7に示すような蛇腹状の扉がある。 【0003】したがって、上記スライド扉23を閉めれば転落防止となり、開ければ地下室5への出入りが可能となる。このようにスライド扉23の開閉のみで安全性の確保と地下室への出入りが簡単に両立できる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の技術においては、図5、6の場合にはスライド扉23を引き込む為の戸袋スペースが必要となり、床開口部4の周辺にその為のスペースを別途設ける必要があった。この事は施工時において制約を生じる事となり好ましくない。戸袋スペースの為に根太、大引き等を工夫して配置する必要が生じるという問題があった。 【0005】又、図7の場合には戸袋スペースは必要としなくなるが、蛇腹状とすることで強度低下を招き、安全性が低くなるという問題があった。 【0006】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、床開口部の周辺に戸袋スペースを設ける必要もなく、高い強度を備えた転落防止用の内扉を備えた地下室用開閉扉を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明の地下室用開閉扉にあっては、床開口部より出入りする地下室に設ける地下室用開閉扉において、本体扉と転落防止用の内扉を備え、本体扉と内扉を共にスイング開閉するようにしてなることを特徴としている。 【0008】これにより、床開口部の周辺に戸袋スペースを設ける必要もなく、高い強度を備えた転落防止用の内扉を設けることができる。転落防止用の内扉をスイング開閉するようにしたことで、内扉の軌跡は床開口部の上側に限定される。水平方向の軌跡ではなく垂直方向の軌跡となり、根太、大引きなどの配置に戸袋スペースの為の特別な工夫をする必要がなくなる。加えてスイング開閉することで蛇腹状の機構を採用する必要もなくなり強度が向上し安全性が向上する。 【0009】そして、上記地下室用開閉扉は、本体扉と内扉は同じ回動軸でスイング開閉するようにしてなることが好ましい。 【0010】この場合、開閉が容易となる。本体扉と内扉の回動軸を同じものにすると、各々の開閉動作が同じようなものとなる。同じような動作で開閉を行えば、姿勢を変えることなく開閉できることとなり、開閉容易となる。又、回動軸を同じものにすると部品点数削減によるコストダウンもでき、都合が良い。 【0011】そして、上記地下室用開閉扉は、内扉はロック機構によって本体扉に係止するようにしてなることが好ましい。 【0012】この場合、ロック機構によって内扉の着脱が容易となる。ロックした状態で内扉を本体扉に係止し、ロックを外した状態で内扉を本体扉から外すことができる。内扉を開けたい時はロックして本体扉に係止し、閉めたい時はロックを外して床開口部を覆うようにして閉じることができる。地下室に出入りする際は、内扉は確実に開いていなくてはならない。ロック機構により内扉を本体扉に係止することで自然としまってしまうこともなく確実に開けておくことができる。 【0013】そして、上記地下室用開閉扉は、ロック機構は本体扉の開閉に連動し、本体扉を閉じた際にはロックが外れるようにしてなることが好ましい。 【0014】この場合、閉めておいた地下室用開閉扉を再び開ける際にはいつも内扉が閉まった状態となり安全性が向上する。ロック機構は本体扉の開閉に連動し、本体扉を閉じた際にはロックが外れるようにすることで、地下室用開閉扉を閉めた際に確実に内扉を閉めることができる。このことは、次に開ける際には内扉はいつも閉まった状態となっていることを示し、安全性が高いものとなる。 【0015】そして、上記地下室用開閉扉は、内扉を柵状としてなることが好ましい。 【0016】この場合、内扉を閉めた状態で地下室内部を見ることができる。柵状とすることで中の様子をつかむことができる。この事は、本体扉のみを開けただけで中の様子をつかむことができるということで、ちょっと地下室の中を確認したい時などはたいへん便利である。又、内扉を軽くすることができる。スイング開閉は垂直方向に内扉を動かすことになり、重い。柵上にすれば、重量を軽くすることができるので大変都合が良い。スイング開閉するようにした本発明においてはとても効果的なものといえる。又、外側から地下室内部を見ることができるのと同様に地下室内部から外側を見ることができるので地下室内部へ降りて行ったものにとっては安心感がある。 【0017】 【発明の実施の形態】図1乃至図6は、本発明の請求項1乃至5全てに対応する一実施の形態を示し、図1は、本発明の一実施の形態の地下室用開閉扉1を示す概略構成図である。図2は、同地下室用開閉扉1の内扉7を示す斜視図である。図3は、同地下室用開閉扉1のロック機構3を示す説明図である。図4は、同地下室用開閉扉1の一要部を示す斜視図である。 【0018】この実施の形態の地下室用開閉扉1は、床開口部4より出入りする地下室5に設ける地下室用開閉扉において、本体扉6と転落防止用の内扉7を備え、本体扉6と内扉7を共にスイング開閉するようにしてなる。 【0019】又、該実施の形態の地下室用開閉扉1においては、本体扉6と内扉7は同じ回動軸8でスイング開閉するようにしてもいる。 【0020】又、該実施の形態の地下室用開閉扉1においては、内扉7はロック機構3によって本体扉6に係止するようにしてもいる。 【0021】又、該実施の形態の地下室用開閉扉1においては、ロック機構3は本体扉6の開閉に連動し、本体扉6を閉じた際にはロックが外れるようにしてもいる。 【0022】又、該実施の形態の地下室用開閉扉1においては、内扉7を柵状としてもいる。 【0023】図1、2において、地下室用開閉扉1は本体扉6と内扉7を備えている。回動軸8は共通のものとして内扉7の回動軌跡が本体扉6の回動軌跡の内側になるようにし、且つ、同心円上になるようにしている。本体扉6は閉じた際に床面9と段差のないように配置する。内扉7は転落防止用のもので柵状とし、本体扉6にロック機構3により係止されている。 【0024】図3はロック機構3を示している。内扉7を係止するロック機構3は床開口部4の縁に当接して設けた戸当り10、そして本体扉6に設けたフック11と棒材12とを備えている。 【0025】内扉7はフック11によって係合されている。図2に示すように内扉7は柵状としており内扉7の端のみを図示している為、図3において端の断面として略円形で表示している。 【0026】戸当り10は図4に示すように本体扉用戸当り13と内扉用戸当り14を備えている。 【0027】フック11はシーソーのように中程に設けたフック用軸15を中心に一端が上がれば他端下がり、一端が下がれば他端が上がるものとしている。フック用軸15は本体扉6によって保持されている。又、フック11は一端で内扉7の端を係合し他端で棒材12と係止している。棒材12側の端にはフック用バネ16を設けてもいる。 【0028】棒材12は上記フック11と同様にシーソーのような動きをするものでその軸となる棒材用軸17を本体扉6で保持してなる。そして、棒材12はフック11よりも戸当り10側に配置され一端でフック11を係止し、他端については棒材用バネ18を備えてもいる。 【0029】これよりフック11の上下運動についての説明を行う。話がややこしいので、これより便宜上フック11の棒材12側の端をフック左端19と呼び、内扉7側の端を便宜上フック右端20と呼ぶ。これは図3で示した内容と揃えた為で、左右逆になってももちろん良い。 【0030】フック11の上下運動はフック用バネ16と棒材12の上下運動によって制御される。 【0031】棒材12の端がフック用軸15より下側にある時はフック用バネ16によってフック左端19が押下げられフック用軸15より下側に移動する。フック左端19がフック用軸15より下側に移動するとシーソーと同じようにフック右端20はフック用軸15より上側に移動する。フック右端20がフック用軸15より上側にきた際には、フック11は内扉7を係合するのをやめ、内扉7のロックが外れる。 【0032】棒材12の端がフック用軸15より上側にある時はこの棒材12がフック左端19を押上げ、シーソーの原理に従ってフック右端20はフック用軸15より下側に移動し、内扉7を係合することになる。 【0033】次に、棒材12の上下運動についての説明を行う。ここでも便宜上図3に示す棒材12の戸当り10側の端を棒材左端21、フック11側の端を棒材右端22と呼ぶ。これは図3で示した内容と揃えた為で、左右逆になってももちろん良い。 【0034】棒材12の上下運動は、本体扉6の開閉、戸当り10、棒材左端21に設けた棒材用バネ18によって制御される。 【0035】棒材12の上下運動は以下の通りとなる。本体扉6を閉めた際には棒材左端21は戸当り10によって押上げられ、それに伴って棒材右端22は下へ移動する。本体扉6を開けた際には棒材左端21は棒材用バネ18によって押下げられ、それに伴って棒材右端22は上へ移動する。 【0036】以上のように棒材12の上下運動が棒材右端22とフック左端19を接点としてフック11の上下運動と連動し、ロック機構3を制御する。 【0037】したがって、以上説明した地下室用開閉扉1によると、床開口部4の周辺に戸袋スペースを設ける必要もなく、高い強度を備えた転落防止用の内扉7を設けることができる。転落防止用の内扉7をスイング開閉するようにしたことで、内扉の軌跡は床開口部4の上側に限定される。水平方向の軌跡ではなく垂直方向の軌跡となり、根太、大引きなどの配置に戸袋スペースの為の特別な工夫をする必要がなくなる。加えてスイング開閉することで蛇腹状の機構を採用する必要もなくなり強度が向上し安全性が向上する。 【0038】又、開閉が容易となる。本体扉6と内扉7の回動軸8を同じものにすると、各々の開閉動作が同じようなものとなる。同じような動作で開閉を行えば、姿勢を変えることなく開閉できることとなり、開閉容易となる。又、回動軸8を同じものにすると部品点数削減によるコストダウンもでき、都合が良い。 【0039】又、ロック機構3によって内扉7の着脱が容易となる。ロックした状態で内扉7を本体扉6に係止し、ロックを外した状態で内扉7を本体扉6から外すことができる。内扉7を開けたい時はロックして本体扉6に係止し、閉めたい時はロックを外して床開口部4を覆うようにして閉じることができる。地下室5に出入りする際は、内扉7は確実に開いていなくてはならない。ロック機構3により内扉7を本体扉6に係止することで自然としまってしまうこともなく確実に開けておくことができる。 【0040】又、閉めておいた地下室用開閉扉1を再び開ける際にはいつも内扉7が閉まった状態となり安全性が向上する。ロック機構3は本体扉6の開閉に連動し、本体扉6を閉じた際にはロックが外れるようにすることで、地下室用開閉扉1を閉めた際に確実に内扉7を閉めることができる。このことは、次に開ける際には内扉7はいつも閉まった状態となっていることを示し、安全性が高いものとなる。 【0041】又、内扉7を閉めた状態で地下室5内部を見ることができる。柵状とすることで中の様子をつかむことができる。この事は、本体扉6のみを開けただけで中の様子をつかむことができるということで、ちょっと地下室5の中を確認したい時などはたいへん便利である。又、内扉7を軽くすることができる。スイング開閉は垂直方向に内扉7を動かすことになり、重い。柵上にすれば、重量を軽くすることができるので大変都合が良い。スイング開閉するようにした本発明においてはとても効果的なものといえる。又、外側から地下室5内部を見ることができるのと同様に地下室5内部から外側を見ることができるので地下室5内部へ降りて行ったものにとっては安心感がある。 【0042】 【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれば、床開口部の周辺に戸袋スペースを設ける必要もなく、高い強度を備えた転落防止用の内扉を設けることができる。 【0043】そして、請求項2記載の発明によれば、同じような動作で開閉を行うことができ開閉が容易となる。 【0044】そして、請求項3記載の発明によれば、ロック機構によって内扉の着脱が容易となる。 【0045】そして、請求項4記載の発明によれば、閉めておいた地下室用開閉扉を再び開ける際にはいつも内扉が閉まった状態となり安全性が向上する。 【0046】そして、請求項5記載の発明によれば、内扉を閉めた状態で地下室内部を見ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年12月28日(1999.12.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100111556 【弁理士】 【氏名又は名称】安藤 淳二 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−182446(P2001−182446A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月6日(2001.7.6) |
| 【出願番号】 |
特願平11−373106 |
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