| 【発明の名称】 |
出 窓 |
| 【発明者】 |
【氏名】犀川 裕之
【氏名】山川 明彦
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| 【要約】 |
【課題】出窓外側を総てガラスとし前面のガラスに重ねて和障子を配し袖部に和障子の戸当り部材を配設すると袖部ガラスの清掃、交換が困難となる。
【解決手段】袖部ガラス3の内側の戸当り部材4を袖部和障子5の位置で上下枠間に挿入し見込方向外部側へ移動して不図示の上枠のレールに戸当り部材4の上ガイドを係合し、密封部材31をかぶせた突条4cを竪枠14に係止した部材の条溝26aに押し込み、和障子5を建込む。和障子5を外して戸当り部材4を外すと袖部ガラス3の内面の清掃又は取り替えができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 突き出した出窓先端の前面にガラス障子、袖部側面に嵌めごろしガラスを有する出窓において、前記前面のガラス障子の内側に前面のガラス障子と重ねて設けた引違い紙貼り障子と、前記紙貼り障子の戸当り材であって、前記袖部の嵌めごろしガラスの一部と重なり、出窓の先端に近い側に取り外し可能に装着された戸当り部材と、前記戸当り部材の嵌めごろしガラスの残りの一部と重なり、前記戸当り部材と出窓の根本との間に取り外し可能に装着された嵌めごろしの袖部紙貼り障子と、を有することを特徴とする出窓。 【請求項2】 出窓袖部において、出窓先端の竪枠、出窓根本の竪枠、上枠、下枠が四方組みされ、前記上枠の内部側には前記引違い紙貼り障子を嵌込むかもいが両袖部上枠間に配設され、前記かもいの端部に対応した出窓先端側に見込方向の上レールを備えて前記上枠の全長に沿って設けられ前記かもいの端部に固定されたレール部材を有し、前記下枠には見込方向の下レールを有し、前記上レールと下レールに戸当り部材が係止されると共に前記出窓先端の竪枠と戸当り部材が当接することを特徴とする請求項1に記載の出窓。 【請求項3】 前記出窓先端の竪枠と戸当り部材の当接部において、戸当り部材には出窓先端に向って上下方向の突条を有し、前記出窓先端の竪枠には戸当り部材の突条が密封材を介して嵌入する条溝を有することを特徴とする請求項2に記載の出窓。 【請求項4】 前記戸当り部材は前記上レールのない場所で前記下レールに係合させて戸当り材の上部を前記上レールの延長線上に位置させ、戸当り部材を見込方向外方へ向かって移動して戸当り部材の上部を上レールに係合して見込み方向外部側へ戸当り部材が出窓先端の竪枠に当接するまで移動することを特徴とする請求項2又は3に記載の出窓。 【請求項5】 前記戸当り部材は前記上レールに嵌合した状態で下レール上に下部を移動して降下して下レールに係合するけんどん式に取り付け後見込方向外部側へ戸当り部材が出窓先端の竪枠に当接するまで移動することを特徴とする請求項2又は3に記載の出窓。 【請求項6】 出窓先端側に紙貼り障子を設けるのに代えて紙貼り障子を躯体窓台に設けることを特徴とする請求項1から5の何れか1つに記載の出窓。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は前面にガラス障子を備えると共にその内部側に紙貼り障子を有し袖部外部側に嵌めごろしのガラスを有する出窓に関する。 【0002】 【従来の技術】和室用の紙貼り障子付出窓にて、前面に紙貼り障子を設置した場合、その戸当り部材を出窓袖部にねじ止めによる完全固定としている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上述のような構成であると、袖部戸当り部材の外側にあるガラス入れが室外側からとなり、ガラス入替え等のメンテナンスが発生した場合(特に2F)作業が困難である。又、室内側からもガラスと戸当り部材間に手が入り込めないので、ガラス内面のほこりや汚れを拭き取りたい時行き届かない所がある。 【0004】本発明は袖部外側にガラス、内側に出窓前面の引き違い紙貼り障子のための戸当り部材を有する出窓において、袖部ガラスの清掃が容易で且つ袖部から採光可能な出窓を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明は突き出した出窓先端の前面にガラス障子、袖部側面に嵌めごろしガラスを有する出窓において、前記前面のガラス障子の内側に前面のガラス障子と重ねて設けた引違い紙貼り障子と、前記紙貼り障子の戸当り材であって、前記袖部の嵌めごろしガラスの一部と重なり、出窓の先端に近い側に取り外し可能に装着された戸当り部材と、前記戸当り部材の嵌めごろしガラスの残りの一部と重なり、前記戸当り部材と出窓の根本との間に取り外し可能に装着された嵌めごろしの袖部紙貼り障子と、を有することを特徴とする出窓である。 【0006】本出願に係る第2の発明は窓袖部において、出窓先端の竪枠、出窓根本の竪枠、上枠、下枠が四方組みされ、前記上枠の内部側には前記引違い紙貼り障子を嵌込むかもいが両袖部上枠間に配設され、前記かもいの端部に対応した出窓先端側に見込方向の上レールを備えて前記上枠の全長に沿って設けられ前記かもいの端部に固定されたレール部材を有し、前記下枠には見込方向の下レールを有し、前記上レールと下レールに戸当り部材が係止されると共に前記出窓先端の竪枠と戸当り部材が当接することを特徴とする第1の発明に記載の出窓である。 【0007】本出願に係る第3の発明は前記出窓先端の竪枠と戸当り部材の当接部において、戸当り部材には出窓先端に向って上下方向の突条を有し、前記出窓先端の竪枠には戸当り部材の突条が密封材を介して嵌入する条溝を有することを特徴とする第2の発明に記載の出窓である。 【0008】本出願に係る第4の発明は前記戸当り部材は前記上レールのない場所で前記下レールに係合させて戸当り材の上部を前記上レールの延長線上に位置させ、戸当り部材を見込方向外方へ向かって移動して戸当り部材の上部を上レールに係合して見込み方向外部側へ戸当り部材が出窓先端の竪枠に当接するまで移動することを特徴とする第2又は第3の発明に記載の出窓である。 【0009】本出願に係る第5の発明は前記戸当り部材は前記上レールに嵌合した状態で下レール上に下部を移動して降下して下レールに係合するけんどん式に取り付け後見込方向外部側へ戸当り部材が出窓先端の竪枠に当接するまで移動することを特徴とする第2又は第3の発明に記載の出窓である。 【0010】本出願に係る第6の発明は出窓先端側に紙貼り障子を設けるのに代えて紙貼り障子を躯体窓台に設けることを特徴とする第1から第5の発明の何れか1つに記載の出窓である。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施の形態の説明をする。 【0012】[実施の形態1] (全体構成)図1は出窓前面を外部側より見る正面図、図2は図1の側面図、図3は出窓を内部側から見る斜視図である。この出窓は出窓前面に引き違いガラス障子1、その内部側に引き違いの紙貼り障子2、袖部の外部側に嵌めごろしガラス3、嵌めごろしガラス3の内側で出窓先端側に前記引き違いの紙貼り障子2のための戸当り部材4、戸当り部材4の内部側に嵌めごろしガラス3と間をおいて重ねて紙貼り障子5が設けてある。 【0013】図4から図6は出窓の詳細を示し、図4は水平断面図、図5は見込方向の縦断面図、図6は躯体壁面に平行な平面で袖部中間を切る縦断面図である。 【0014】(枠体構成)図4、図5に示すように出窓根本側は上枠6a、下枠6b、竪枠6c、6cが四方組みされ出窓根本枠6を構成している。この出窓根本枠6は駆体の開口部のまぐさ8a、窓台8b、柱8c、8cに木ねじ9を用いて固定されている。 【0015】上枠6aには天板12の一辺が載置されている。上枠6aに木ねじ11でもって天板12が固定されている。出窓先端部の下枠14b、出窓根本側の下枠6b、袖部下枠15bには夫々木ねじ11でもって地板13が固定されている。 【0016】出窓先端部は上枠14a、下枠14b、竪枠14c、14cが四方組みされ、出窓先端枠14を構成している。 【0017】図6に示す出窓袖部の上枠15a、下枠15bは前記出窓先端部の竪枠14cと出窓根本側の前記竪枠6cに両端が固定されている。 【0018】前記天板12に対して出窓先端部の上枠14aが木ねじ11により固定されている。前記地板13に対して出窓先端部の下枠14bが木ねじ11により固定されている。出窓根本側の下枠6bと地板13の結合部は地板13が下枠6bにのる。出窓先端部の下枠14bの内部の縁には保護ライナー14bー4がかぶせられており、下枠14bは地板13に支持されている。 【0019】出窓先端部の上枠14aの内側に沿ってかもい16が配設されている。かもい16は木ねじ11により天板12に固定されている。 【0020】図5、図6に示すように、出窓前面及び袖部に庇17を配設してある。庇17は天板12の端部に嵌入する条溝17aを有し、図示されない木ねじを用いて天板12の縁に嵌入固定されている。庇17は出窓先端部の上枠14a、袖部の上枠15aの外側部に設けた突条14aー3,15aー1の下側に重なる下材17bを有する。 【0021】庇17で囲まれた天板12上には断熱材18が充填され、その上部を屋根板19で蔽っている。断熱材18は例えば発泡ウレタン、ガラスウール等である。 【0022】地板13の下方の出窓先端部の下枠14b、袖部下枠15b、根本側下枠6bで囲まれた空間には断熱材21が挿入されている。断熱材21は底板22で支持されている。底板22は出窓先端部の下枠14bの条溝14bー1に一辺が挿入され、この一辺に平行な他辺は小ねじ34でもって出窓根本側下枠6bに固定されている。底板22の前記二辺に直角な二辺は袖部下枠15bに当接している。 【0023】断熱材22は例えばポリスチレンフォーム又はガラスウールを難燃性樹脂でもって成形したものである。 【0024】(袖部の建具構成)出窓前面の上レール14aー1,14aー2、下レール14bー2,14bー3には引違いガラス障子1が建込まれている。ガラス障子1のすぐ内部側に設ける引違いの紙貼り障子2はかもい16のレール溝16a,16b、地板13に設けたしきいレール13a,13bに建込まれている。 【0025】袖部にはガラス3が嵌めごろしに設けてある。ガラス3の周辺両側を囲繞して且つガラス3を保持するように押圧してグレージングビード24,25が設けてある。ガラス3は下枠15b上にガラス台23で下側を位置決め支持される。ガラス3を保持するグレージングビード24は上枠15a、下枠15b、出窓根本側の竪枠6c、出窓先端部の竪枠14cに夫々設けた一対のL形突条24aに係止さている。この突条24a間は条(T溝)溝となっている。同じくグレージングビード25は上枠15a、下枠15bに一体成形された係止突条25a、根本側の竪枠6c、出窓先端部の竪枠14cに夫々係止されたアタッチ材26,27に夫々設けた係止突条25aに係止されている。 【0026】かもい16の両端には、かもい16と直交する方向にレール部材28を備えている。レール部材28を挿通するタッピングねじ29がかもい16のタッピング穴16cにねじ込まれることにより、レール部材28はかもい16に固定されている。レール部材28は中空部28aの内部側の面を上方へ延出したフランジ28bを有する。フランジ28bを前述のタッピングねじ29が挿通する。中空部28aの下面には上レール28cが設けてある。レール部材28の中空部28a、フランジ28b及び上レール28cはかもい16の見込方向の幅とほぼ同一長さを有し、かもい16とほぼ一致する位置にある。但し上レール28cの長さは戸当り部材4の上部が係止されれば前記長さより短くてもよい。また、戸当り部材4の幅が袖部紙貼り障子5の幅よりも大きいときは、かもい16の幅よりせまくする。 【0027】中空部28aの下面部28dは係止突条25aの位置よりも上方にある。袖部上枠15aの内部側に設けた障子係止突条15aー2、袖部下枠15bの下レール15bー1を設けた水平部材15bー2、出窓根本側の竪枠6cの出窓内へ突出する周辺材6cー1、戸当り部材4の室内側を向いた面4gで囲まれた範囲が袖部紙貼り障子5を収容する空間である。 【0028】袖部下枠15bの内部側には、レール部材28に設けた上レール28cの真下に突条の下レール15bー1が一体で設けてある。 【0029】出窓先端部の竪枠14cに取り付けたアタッチ材26には袖部内周側に条溝26aが設けられている。 【0030】前記袖部の上レール28c、下レール15bー1には戸当り部材4が建込まれている。戸当り部材4は図4に示すように外部材4aと内部材4bを嵌着して中空筒状部4hを構成している。そして外部材4aの外部側には出窓先端部の竪枠14cに係止したアタッチ材26の条溝26aへ進入する突条4cを有する。突条4cには気密材31が嵌め込まれていて突条4cは気密材31を介して条溝26a周壁と接して気密を計られている。従って突条4c及び気密材31は戸当り部材4のほぼ全長にわたって存在する。前記突条4cとは見込方向の反対側において外部材4aには室内側に向かってフランジ4dが設けられている。 【0031】図7は外部側上方より戸当り部材4を斜めに見る図である。戸当り部材4は更に上部と下部に上ガイド4e、下ガイド4fを設けてある。上ガイド4eに袖部上レール28cに嵌まるガイド条溝4eー1が設けてある。下ガイド4fは下レール15bー1に嵌合する条溝14fー1が設けてある。なお、下レール15bー1は袖部下枠15bの窓台様の水平部材15bー2の端部上に立設されている。そして、下レール15bー1には下方へ向かって下レール15bー1と同一位置で突条15bー3が垂下している。下レール15bー1と突条15bー3には密封材32が嵌め込まれている。上ガイド4e、下ガイド4fは外部材4a、内部材4bで作られた筒状部4hの上下に夫々嵌入固定されている。 【0032】出窓袖部の組立状態では戸当り部材4を上レール28c、下レール15bー1、出窓先端部の堅枠14cへ取り付けたアタッチ材26の条溝26aへ嵌め込んだ状態で、図4に示すように袖部上枠15a、袖部下枠15b、出窓根本側の竪枠6c、戸当り部材4間に紙貼り障子5が嵌め込まれてある。袖部紙貼り障子5は図5、図8に示すように上框5a、下框5b、竪框5cで四方組みされ、これら框の内周に障子桟を配設し障子紙を該障子桟に貼りつけてなる。図4に示すように袖部紙貼り障子5の竪框5cはパッキン33を係止する突条5aー1を有する。上框5a側には袖部上枠15aの障子係止突条15aー2に嵌まる溝形のガイド部5aー1を有する。又、下框5b側には下側に長手方向に下レール15bー1に係合する溝形のガイド部5bー1をを有する。この紙貼り障子5は外周の左右が夫々パッキン33でもって、出窓根本側の竪枠6c、戸当り部材4を加圧した状態で図10に示すように上框5のガイド部5aー1が袖部上枠15aの突条15aー2に嵌まっている。また下框5bのガイド部5bー1が下レール15bー1に係止されている。 【0033】上記において、出窓の室内側より見える枠体、框の表面は木目模様の表面処理が施されている。 【0034】(袖部ガラスの清掃方法)袖部に嵌めごろしに取り付けてあるガラス3の内部側の面が汚れた場合に清掃する方法をのべる。 【0035】袖部紙貼り障子5を持ち上げると、下框5bのガイド部5bー1が袖部下枠15bの下レール15bー1から外れる。そこで袖部の紙貼り障子5の下部を出窓内に向って、パッキン33が戸当り部材4、出窓根本側の竪枠6cに圧接して保持されている摩擦抵抗に抗して引くと、紙貼り障子5は上レール15aー2に係合している上框5a側を中心にして外倒し状態となる。この状態で紙貼り障子5を持ち下げると紙貼り障子5が上レール15aー2から外れる。 【0036】次に、出窓前面の紙貼り障子2を取り外そうとする戸当り部材4から遠ざけるように移動する。そして戸当り部材4を室内側へ引き、戸当り部材4を上レール28cから完全に外れる位置まで移動する。そこで戸当り部材4を内倒しして持ち上げて、下レール15bー1から取り外す。 【0037】これによって、袖部ガラス3の内部側の面が室内側から清掃可能に露出する。 【0038】ガラス3の清掃後の戸当り部材4、紙貼り障子5の建て込みについてのべる。この建て込みは取り外しと反対の順であり、上レール28cのない出窓の根本側において、戸当り部材4を出窓内へ内倒しした状態で戸当り部材4の条溝4fー1を下レール15bー1に密封材32を介して係合する。そして、戸当り部材4を直立して上側の条溝4eー1を上レール28cと一直線上になるように合わせる。次に戸当り部材4を見込み方向外方へ押すと戸当り部材4が外方へ移動して条溝4eー1が上レール28cに嵌まり込み押し切ると気密材31をかぶせた状態で突条4cが出窓先端部の竪枠14cに取り付けたアタッチ材26の条溝26aに気密材31の弾力に抗して押し込まれる(図8、図9参照)。 【0039】次に、紙貼り障子5を出窓内で外倒しした状態で紙貼り障子5の上框5aのガイド部5a−1を袖部上枠15aの障子係止突条15aー2に嵌めて持ち上げて後に、下框5bを袖部外部側へ移動すると袖部下枠15bに下框5bの内部材が当り、下レール15ー1と下框5bのガイド部5bー1は上下方向で嵌まり得る位置にくる。そこで紙貼り障子5を下げるとガイド部5bー1が下レール15ー1に嵌まる。なお、下框5bを袖部外部側へ移動する際、パッキン33の弾力に抗して戸当り部材4と出窓根本側の竪枠6cの間に押し込む。これによって紙貼り障子5は直立し戸当り部材4と紙貼り障子4が並列して袖部の嵌めごろしガラス3の内側をふさぐ。また、パッキン33によって紙貼り障子5の左右の気密が計られる。 【0040】次に袖部嵌めごろしガラス3の交換方法についてのべる。該ガラス3の仕様を変更したい場合、該ガラス3が割れたために新たにガラスを入れる場合等のことが生じた場合には、先ず、嵌めごろしガラス3の内側の袖部紙貼り障子5、戸当り部材4を前述の嵌めごろしガラス3の内部側の面の清掃時と同様にして取り外す。 【0041】次に、図4に示す出窓先端部の竪枠14cに取り付けてあるアタッチ材26、出窓根本側の竪枠6cに取り付けてあるアタッチ材27を取り外すと図4に示すグレージングビード25もアタッチ材26,27について外される。このアタッチ材26,27を引張り出すと図6に示されるグレージングビード25が袖部上枠15a、下枠15bの係止突条25aから外される。ここで嵌めごろしガラス3をけんどん式に持上げてから該ガラス3の下縁を下レール15bー1を越えて出窓内へ移動してガラス3を上枠15aから斜め下方へ出窓内へ取り出す。なお、ガラスの取り外しは、グレージングビード25を先に取り外してからアタッチ材26,27を外し行なってもよい。 【0042】ガラス3の取付けはけんどん式である。即ち、出窓内からガラス3を外倒しにして袖部上枠15a内へ差し込み、ガラス3の下側を外方へ移動して直立させ、ガラス3を降下して、ガラス3の下端をガラス台23上へ着座する。そして、出窓先端部の竪枠14cに固定してある位置決め部材7に向ってガラス3を外方へ押し、ガラス3を位置決め部材7に押し当てる。次に出窓先端部竪枠14c、出窓根本側竪枠6cに夫々アタッチ材26,27を引っ掛けて取付ける。その時又はその後ガラス3の全周の縁に対向する係止突条25aとガラス3の間にグレージングビード25を取り付ける。ガラス3が取付けられるとその後は、戸当り部材4、袖部紙貼り障子5を既にのべたようにして取付ける。 【0043】上述のようにしてあるため袖部では紙貼り障子5が設けてあるため、出窓前面の紙貼り障子2と併せてやわらかく且つ明るい感じで出窓内に光が交錯する。 【0044】このような出窓において袖部ガラス3の内部側の面が汚れ、くもり等が生じた場合に工具を用いることなく、速やかに袖部ガラス3を出窓内へ露出することができる。又、袖部ガラスが割れた場合も紙貼り障子5、戸当り部材4を容易に外せて袖部ガラス3の周縁部を見ることが出来ると共にアタッチ材26,27を室内側から取り外してグレージングビード25を取り外して簡単に室内からガラス3の取り替えができる。 【0045】この実施の形態によれば、上レール28cのない位置で戸当り部材4を袖部下枠15b上に直立させて、見込方向外方へ上レール28c、下レール15bー1で移動するので、戸当り部材4の最上端(上ガイド4eの最上端)をレール部材28の下面部28dに接近できるため、内部側より見る袖部上部の体裁がよい。なお、下ガイド4fの下端は下板13に接近している。 【0046】[実施の形態2]図11に示すように戸当り部材4の上ガイド4eの最上端とレール部材28の下面28dとの間の距離δ1、上レール28cの下端と戸当り部材4のガイド条溝4eー1の底との距離δ2を戸当り部材4をけんどん式に上レール28c、下レール15bー1に嵌め得る大きさとした。即ち、下レール15bー1にかぶせた密封材32の頂きと戸当り部材4の下ガイド4fのガイド条溝4fー1の外側の下面4fー3の上下差をδ3とすると、δ1,δ2>δ3となっている。 【0047】この実施の形態2によれば、戸当り部材4を外倒しにして上ガイド4eの条溝4eー1を上レール28cに挿入して戸当り部材4を上レール28cに挿入し持上げると、戸当り部材4の下ガイド4fの下面4fー3が下レール15bー1にかぶせた密封材32を内部側から外部側へ越すことができる高さとなる。そこで戸当り部材4を上レール28cの下端を中心にして戸当り部材4の下側を外方へ移動し、下ガイド4fの条溝4fー1の内側面が下レール15bー1にかぶせた密封材32の側面に当る。ここで、戸当り部材4を持上げていた力をぬくと、戸当り部材4は下方へ下がって、下レール15bー1に戸当り部材4の条溝4fー1が密封材32を介して係合する。 【0048】このように、実施の形態1,2共に下レール15bー1にはゴム製の密封材32を介して下ガイド4fの条溝4fー1と嵌合して戸当り部材4の下縁は密封されている。 【0049】上述のように上レール28c、下レール15bー1にけんどん式に嵌め込まれた戸当り部材4は見込方向へ移動して密封材31を嵌め込んだ突条4cを出窓先端部の竪枠14cに嵌着したアタッチ材26の条溝26aに押し込む。 【0050】この実施の形態によれば、戸当り部材4の着脱が簡単である。 【0051】戸当り部材4の装着後は実施の形態1と同様に嵌めごろしの紙貼り障子5を袖部へ装着する。 【0052】 【発明の効果】上述のように本発明によれば、出窓が総ガラスの外観を呈し、出窓室内側よりみて出窓内は和障子で占められる内観を呈する。 【0053】そして、出窓袖部の戸当り部材と紙貼り障子を取り外し可能に装着してあるので、出窓袖部の嵌めごろしガラスの清掃、取替えが室内側より容易にできる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005005 【氏名又は名称】不二サッシ株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年12月27日(1999.12.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100072246 【弁理士】 【氏名又は名称】新井 一郎
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| 【公開番号】 |
特開2001−182441(P2001−182441A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月6日(2001.7.6) |
| 【出願番号】 |
特願平11−369405 |
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