| 【発明の名称】 |
自動ドア装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】松原 寛
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| 【要約】 |
【課題】トイレ内部が無人のままロックされて使用不能になることのない自動ドア装置を提供する。
【解決手段】自動ドア装置2の開閉動作を制御する制御部9に、全閉検知スイッチ6からの信号が入力された後、さらに室内側操作部13からの閉信号又は施錠スイッチ14からの信号が入力された場合には、ロック装置11を作動させて戸体2aを施錠するようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】建物に設けられるドアと、前記ドアに対して室外側に取り付けられる室外側操作部と、前記ドアに対して室内側に取り付けられる室内側操作部と、前記各操作部からの開信号及び閉信号に基づいて前記ドアの開閉を制御する制御部と、前記ドアを施錠するロック装置と、前記ドアの全閉状態又は全閉に近い状態になったことを検知する全閉検知スイッチとから構成される自動ドア装置において、前記制御部は、前記全閉検知スイッチからの信号を受けてから、さらに前記室内側操作部からの閉信号を受けた場合には、前記ロック装置を作動させて前記ドアを施錠することを特徴とする自動ドア装置。 【請求項2】建物に設けられるドアと、前記ドアに対して室外側に取り付けられる室外側操作部と、前記ドアに対して室内側に取り付けられる室内側操作部と、前記各操作部からの開信号及び閉信号に基づいて前記ドアの開閉を制御する制御部と、前記ドアを施錠するロック装置と、前記ドアの全閉状態又は全閉に近い状態になったことを検知する全閉検知スイッチとから構成される自動ドア装置において、前記ドアに対して室内側に施錠スイッチを設けると共に、前記制御部は、前記全閉検知スイッチからの信号を受けてから、さらに前記施錠スイッチからの信号を受けた場合には、前記ロック装置を作動させて前記ドアを施錠することを特徴とする自動ドア装置 |
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、病院・駅等の公共トイレに設けられる自動ドア装置に関するものであり、詳しくは身体障害者専用トイレに使用される場合の自動ドア装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、身体障害者用トイレに用いられる自動ドア装置は、トイレの開口部に取り付けられる自動開閉式のドアと、前記トイレの開口部付近の屋外側壁面に設けられ前記ドアの開閉操作を行う屋外側操作部と、前記トイレの屋内側の壁面に設けられ前記ドアの開閉操作を行う屋内側操作部と、前記ドアの開放動作を規制するロック装置とを備えたものであった。前記屋外側操作部は外部開スイッチ及び外部閉スイッチを有し、屋内側操作部も同様に内部開スイッチ及び内部閉スイッチから構成されていた。 【0003】そして前記屋外側開スイッチを押すことで前記ドアが開放すると共に屋外側閉スイッチを押すと前記ドアが閉鎖するようになっていた。一方屋内側閉スイッチを押すと前記ドアが閉鎖すると共に前記ロック装置が作動して前記ドアを施錠状態に維持するようになっていて、また屋内側開スイッチを押すと前記ロック装置を作動させて前記ドアを解錠状態にすると共に前記ドアを開放させるように構成されていた。よって屋内側閉スイッチを操作してドアを閉じた状態にしたときはロック装置が働いているため、屋外側開スイッチを押してもドアは開放せず、トイレ使用中に第三者によって屋外側からドアを開放するのを防止していた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の身体障害者用トイレは屋内側操作部がドアの開口付近に設けられていたため、前記屋内側操作部の閉スイッチを押した後、ドアが全閉する前に退室した場合や、悪戯により屋外側から屋内側操作部の閉スイッチを押した場合には、トイレ内が無人のままドアが施錠してしまい、このような場合には前述のとおり屋外側開スイッチを操作してもドアは開放せず、トイレが使用不能になってしまうといった不具合があった。そこで従来は上記不具合を解消するために特開平7−293110号公報に示すようにトイレ内に人の不在・存在を検知するセンサーを設けて、トイレ内が不在であると検知した場合にはロック装置を解錠するようにしたもの、又は特開平7−34757号公報に示すように、トイレの屋内側に身障者用の第1操作部と健常者用の第2操作部を設け、第1操作部の閉スイッチを押した時のみドアが閉鎖時にロックするようにし、健常者は第2操作部の閉スイッチを押した後、手動で錠を掛けるようにしたものがあった。 【0005】ところが前者の場合は、人の不在・存在を検知するための専用センサーを別途トイレ内に設けなければならないため、製品のコストアップを招いていた。またこのようなセンサーは高度な検知精度を要求されるため、高性能のセンサーが必要であるばかりか、誤検知した場合には人が中に入っているにもかかわらずドアがロックされないという不具合が発生する恐れがあった。さらに後者のものは、身障者用の第1操作部の閉スイッチを押した後にドアが全閉する前に退室した場合や、悪戯で屋外側から身障者用の第1操作部の閉スイッチを押した場合にはドアが閉鎖して施錠状態を維持してしまうため、屋外側からの開操作によってドアは開放せず、従来の問題点を解決するには至らなかった。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、建物に設けられるドアと、前記ドアに対して室外側に取り付けられる室外側操作部と、前記ドアに対して室内側に取り付けられる室内側操作部と、前記各操作部からの開信号及び閉信号に基づいて前記ドアの開閉を制御する制御部と、前記ドアを施錠するロック装置と、前記ドアの全閉状態又は全閉に近い状態になったことを検知する全閉検知スイッチとから構成される自動ドア装置において、前記制御部は、前記全閉検知スイッチからの信号を受けてから、さらに前記室内側操作部からの閉信号を受けた場合には、前記ロック装置を作動させて前記ドアを施錠することを特徴としたものである。 【0007】また本発明は、建物に設けられるドアと、前記ドアに対して室外側に取り付けられる室外側操作部と、前記ドアに対して室内側に取り付けられる室内側操作部と、前記各操作部からの開信号及び閉信号に基づいて前記ドアの開閉を制御する制御部と、前記ドアを施錠するロック装置と、前記ドアの全閉状態又は全閉に近い状態になったことを検知する全閉検知スイッチとから構成される自動ドア装置において、前記ドアに対して室内側に施錠スイッチを設けると共に、前記制御部は、前記全閉検知スイッチからの信号を受けてから、さらに前記施錠スイッチからの信号を受けた場合には、前記ロック装置を作動させて前記ドアを施錠することを特徴としたものである。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。図1は自動ドア装置が取り付けられる身体障害者用トイレの平面図、図2は本発明に係る自動ドア装置の正面図である。トイレ1の室内と室外を結ぶ開口部には本発明である自動ドア装置2が設置されており、この自動ドア装置2は戸体2aと、戸体2aの上方に設けたハンガーローラー2b、2bと、開口部上方で左右方向に延設した長尺状のハンガーレール2cとから基本部分が構成され、戸体2aはハンガーローラー2b、2bを介してハンガーレール2cに対して摺動することで左右方向に移動自在となっている。3は戸体2aを開放駆動する開閉機で、また4は戸体2aを閉鎖駆動する引戸クローザーであり、開閉機3と引戸クローザー4の各プーリー3a、4aにそれぞれ巻回され、端部がそれぞれハンガーローラー2b、2bに固定される駆動ベルト5により、戸体2aに開閉機3及び引戸クローザー4の駆動力が伝達され、戸体2aの開閉動作が行われるようになっている。尚、開閉機3のプーリー3aには図示しない一方向クラッチが設けてあり、開閉機3は戸体2aが開放する方向には駆動力を伝達するが閉鎖する方向には駆動力を伝達せず空転する。また引戸クローザー4は常に戸体2aを閉鎖する方向に付勢しており、戸体2aの閉鎖時には開閉機3が閉鎖方向に回転して空転することにより引戸クローザー4の持つ付勢力で戸体2aを閉動作させるようになっている。 【0009】6は全閉検知スイッチ、7は全開検知スイッチであり、ハンガーローラー2bに取り付けられたマグネット8が接近することでそれぞれ戸体2aの全開・全閉を検知し、自動ドア装置2の開閉をコントロールする制御部9に信号を送るようになっている。また10は自動ドア2の開口間に設けられる安全センサであり、戸体2aの閉鎖中に制御部9が安全センサ10からの信号を受けると戸体2aの閉動作を停止させると共に開動作させ、一定時間後に再度戸体2aを閉動作させるように構成されている。11はロック装置であって図示しないロックピンが下方に向けて出没自在に設けられており、ロックピンがハンガーローラー2bの上部に設けられたピン受け11aに係合することにより、戸体2aを全閉状態で施錠するようになっている。また12は室外側操作部、13は室内側操作部であって、図3に示すとおり、室外側操作部12は開ボタン12a、閉ボタン12b及び確認ランプ12cから構成される。一方室内側操作部13は請求項1に関する実施の形態では開ボタン13a、閉ボタン13b、確認ランプ13cから構成され、また請求項2に関する実施の形態では開ボタン13a、閉ボタン13b、確認ランプ13c及び施錠スイッチ14から構成されており、ロック装置11が作動して施錠状態になると各確認ランプ12c、13cが点灯するようになっている。 【0010】図4は本発明である自動ドア装置2の制御部9のブロック図であり、自動ドア装置2の開閉駆動をコントロールする制御部9は、開閉機3及びロック装置11に駆動信号を送る駆動制御部9aと、主にマイコンからなる判断部9bとで構成される。判断部9bは全閉検知スイッチ6からなる全閉検知部6´と、全開検知スイッチ7からなる全開検知部7´と、ロック装置11と、室外側操作部12と、室内側操作部13及び施錠スイッチ14と接続されており、各信号がそれぞれ判断部9bに送られマイコンが処理をして駆動制御部9aに信号を出し、その信号を受けた駆動制御部9aが開閉機3及びロック装置11に駆動信号を送り、戸体2aを開閉駆動させ、またロック装置11を作動させて戸体2aを施錠する構成になっている。尚、図4は便宜上請求項2に関する実施の形態を示したが、請求項1に関する実施の形態では、特に施錠スイッチ14は必要としない。 【0011】そして室外側操作部12の開ボタン12aを押すと、制御部9が室外側操作部12からの開信号を受けて戸体2aを開動作させ、戸体2aの全開時に室外側操作部の閉ボタン12bを押すと、制御部9が室外側操作部12からの閉信号を受けて戸体2aが閉動作を行う。また室内側操作部13の開ボタン13aを押すと制御部9が室内側操作部13からの開信号を受けて戸体2aを開動作させ、戸体2aの全開時に室内側操作部13の閉ボタン13bを押すと制御部9が室内側操作部13からの閉信号を受けて戸体2aを閉動作させる。さらに請求項1に関する実施の形態では、戸体2aの全閉時に室内側操作部13の閉ボタン13bを押すと制御部9が室内側操作部13からの閉信号を受け、ロック装置11を作動させて戸体2aを施錠する。また請求項2に関する実施の形態では、戸体2aの全閉時に室内側操作部13の施錠スイッチ14を押すと制御部9が施錠信号を受け、ロック装置11を作動させて戸体2aを施錠するように構成されている。 【0012】次に本発明である自動ドア装置2の実際の動きについて、図5のフローチャートに基づいて説明する。ここで特に断りがない場合には請求項1及び請求項2の両実施形態について共通に説明するものとする。最初に本発明の自動ドア装置2はS0の初期状態からスタートする。ここでいう初期状態とは戸体2aが全閉でかつロック装置11が解錠状態であること示す。そしてまずS1にて制御部9に室外側操作部12又は室内側操作部13からの開信号(以下内外開信号という)が入力されるか否か、すなわち室外側操作部12の開ボタン12a又は室内側操作部13の開ボタン13aが押されたかを判断する。ここで内外開信号が判断部9bに入力されればS2に進み、S2にて駆動制御部9aから開閉機3に開駆動信号が送られ、戸体2aが開動作を行う。さらにS3に進み全開検知部7´からの信号により、戸体2aが全開位置にあると判断して開閉機3の駆動を停止する。一方S1にて内外開信号の入力がなかった場合にはS4に進む。S4において、請求項1に関する実施の形態では、室内側操作部13からの閉信号(以下内閉信号という)が入力されるか否かを判断する。ここで内閉信号が判断部9bに入力されるとS15に進み、入力されない場合にはS1に戻ることとなる。また請求項2に関する実施の形態では、施錠スイッチ14からの信号(以下施錠信号という)が入力されるか否かを判断する。ここで施錠信号が判断部9bに入力されるとS15に進み、入力されない場合にはS1に戻ることとなる。 【0013】S3にて戸体2aが全開になるとS5に進み、S5において内閉信号が入力されるか否かを判断することとなる。ここで内閉信号が判断部9bに入力されるとS6に進み、S6では駆動制御部9aが開閉機3に閉駆動信号を送り戸体2aが閉動作を開始する。またS5で内閉信号が入力されなければS7に進み、S7にて室外側操作部12からの閉信号(以下外閉信号という)の入力があるかを判断する。ここで外閉信号が入力されない場合にはS5へと戻り、外閉信号の入力がある場合にはS8に進んで戸体2aが閉動作を開始する。 【0014】前述のS6で戸体2aが閉動作を開始するとS9に進み、S9では内外開信号が入力されるか否かを判断する。ここで判断部9bに内外開信号の入力される(戸体2aの閉動作中に室内側操作部12又は室内側操作部13の開ボタン12a、13aを押す)と、S2に戻り戸体2aの閉動作を停止すると共にすぐ開動作を行う。またS9で内外開信号の入力がない場合にはS10に進み、S10で全閉検知部6´からの信号(以下全閉信号という)が入力されるか否かを判断する。ここで判断部9bに全閉信号が入力されない場合はS6に戻り、S6にて戸体2aの閉動作を継続させる。また判断部9bに全閉信号が入力された場合にはS11へと進み、戸体2aが全閉位置にあると判断して開閉機3の駆動を停止させる。尚、このS11の状態で戸体2aは全閉状態であるが、ロック状態にはなっていない。 【0015】一方、S8にて戸体2aの閉動作を行った(室外側操作部12の閉ボタン12bを押して戸体2aを閉動作させた)場合にはS12に進み、S12にて内外開信号が入力されるか否かを判断する。ここで判断部9bに内外開信号が入力されるとS2に戻り、戸体2aの閉動作を停止すると共にすぐに開動作を開始させる。またS12で判断部9bに内外開信号の入力がなかった場合にはS13進むこととなる。S13では全閉信号の入力があるか否かを判断する。ここで判断部9bに全閉信号の入力がない場合にはS8に戻り、引き続き閉動作を継続させる。またS13にて判断部9bに全閉信号が入力されると、判断部9bは戸体2aが全閉位置にあると判断して開閉機3の駆動を停止させ、S0の初期状態に戻ることとなる。 【0016】前述のS11にて戸体2aが全閉になるとS14へと進む。S14において請求項1に関する実施の形態では、内閉信号が入力されるか否かを判断する。ここで内閉信号が判断部9bに入力されるとS15に進み、S15では制御部9がロック装置11に対して駆動信号を送り、ロック装置11が作動することで戸体2aがロックされることとなる。また内閉信号が判断部9bに入力されない場合にはS16に進むこととなる。一方、請求項2に関する実施の形態では、S14にて施錠スイッチ14からの施錠信号が入力されるか否か(施錠スイッチ14が押されたか)を判断する。ここで施錠信号が判断部9bに入力されるとS15に進み、S15では制御部9がロック装置11に対して駆動信号を送り、ロック装置11が作動することで戸体2aがロックされることとなる。また施錠信号が判断部9bに入力されない場合にはS16に進むこととなる。 【0017】S15にてロック装置11が作動して戸体2aがロックされるのはS0、S4又はS11、S14から、制御部9は戸体2aの全閉時にトイレ1の室内側に取り付けられた室内側操作部13に設けた閉ボタン13b又は施錠ボタン14を押したと判断したためである。すなわち戸体2aの全閉時に室内側に人が居ると判断できるためロック装置11を作動させて戸体2aをロックしたものである。 【0018】次にS16では、内外開信号が入力されるか否かを判断する。ここで判断部9bに内外開信号が入力されるとS2に戻り、駆動制御部9aが開閉機3に駆動信号を送って戸体2aが開動作を開始する。またS16にて判断部9bに内外開信号が入力されない場合はS11に戻り戸体2aの全閉状態を継続する。 【0019】前述のS15にて戸体2aがロック状態になるとS17に進み、S17にて室内側操作部13からの開信号(以下内開信号という)が入力されるか否か(室内側操作部13の開ボタン13aが押されるか)を判断する。ここで内開信号が判断部9bに入力されるとS18に進み、S18にて駆動制御部9aがロック装置11を作動させて戸体2aのロックを解除し、その後S2に戻って戸体2aの開動作を行う。またS17で内開信号が判断部9bに入力されない場合にはS19に進む。S19において請求項1に関する実施の形態では、内閉信号が入力されるか否かを判断する。ここで内閉信号が判断部9bに入力されるとS20に進み、S20にて駆動制御部9aがロック装置11を作動させて戸体2aのロックを解除してS11へ戻る。またS19にて内閉信号が判断部9bに入力されない場合には戸体2aのロック状態を維持すると共にS17へと戻ることとなる。一方、請求項2に関する実施の形態では、S19にて施錠スイッチ14からの施錠信号が入力されるか否か(施錠スイッチ14が押されたか)を判断する。ここで施錠信号が判断部9bに入力されるとS20に進み、S20にて駆動制御部9aがロック装置11を作動させて戸体2aのロックを解除しS11へと戻る。またS19にて内閉信号が判断部9bに入力されない場合には戸体2aのロック状態を維持すると共にS17へと戻ることとなる。 【0020】本発明による自動ドア装置2は、以上のように動作するように構成されている。よって、通常トイレを使用する場合、初期状態(S0)においてまず使用者が室外側操作部12の開ボタン12aを押して(S1)、戸体2aが開動作を開始する(S2)。そして使用者がトイレ1内に入室し、室内側操作部13の閉ボタン13bを押す(S5)。すると戸体2aが閉動作を行い(S6)、その後全閉信号を受けて(S10)、戸体2aが全閉状態となる(S11)。さらに室内側にいる使用者は請求項1の実施形態の場合には室内側操作部13の閉ボタン13bを、また請求項2の実施形態の場合には施錠スイッチ14を押し(S14)、戸体2aがロック装置11でロックされ(S15)、この状態で使用者は用をたすこととなる。またこの状態になると室外側操作部12の開ボタン12aでは戸体2aを開放することができないので、使用中に第三者に室外側から開けられるようなことは発生しない。そしてトイレ使用後に室内側操作部13の開ボタン13aを押す(S17)ことでロック装置11が解除し(S18)、さらに戸体2aが開放する(S2)。その後室外側操作部12の閉ボタン12bを押す(S7)ことで戸体2aが全閉し(S13)、初期状態(S0)へと戻ることとなる。尚、戸体2aがロック状態の時(S15)、請求項1の実施形態では室内側操作部13の閉ボタン13bを、また請求項2の実施形態では施錠スイッチ14を押すことで(S19)、戸体2aのロックのみを解除できるようになっている(S20)。 【0021】次にトイレ使用者に介護者がついている場合について説明する。まず使用者又は介護者は室外側操作部12の開ボタンを押し(S1)、戸体2aが開動作を始める(S2)。そして介護者が使用者をトイレ1の室内側に連れていき、介護者はトイレ1から退室する。この後、使用者が室内側操作部13の閉ボタン13bを押す(S5)又は介護者が室外側操作部12の閉ボタン12bを押す(S7)こととなる。尚、前者の場合には前述の通常使用の時と同じであるので説明は省略するものとする。よって後者の場合、介護者が室外側操作部12の閉ボタン12bを押し(S7)、戸体2aが閉鎖して(S8)、戸体2aが全閉し初期状態(S0)に戻る。ここで使用者は請求項1の実施形態では室内側操作部13の閉ボタン13bを、また請求項2の実施形態では施錠スイッチ14を押して(S4)、戸体2aがロック状態となる(S15)。そしてトイレ使用後に使用者が室内側操作部13の開ボタン13aを押す(S17)ことでロック装置11が解除し(S18)、さらに戸体2aが開放する(S2)。そして使用者又は介護者が室外側操作部12の閉ボタン12bを押す(S7)ことで戸体2aが全閉し(S13)、初期状態(S0)へと戻ることとなる。 【0022】以上のように本発明である自動ドア装置2は、どのような操作をして戸体2aが全閉したのかは問わず、全閉状態において室内側操作部13の閉ボタン13b又は施錠スイッチ14を押すことで戸体2aを施錠するようにしたものである。これは戸体2aの全閉時にトイレ1の室内側に設置してある室内側操作部13の閉ボタン13b又は施錠スイッチ14を押した、すなわちトイレ1の室内側に人が居る状態で戸体2aが全閉であると判断したため、ロック装置11を作動させて施錠したものである。従来の身体障害者用に用いられる自動ドア装置は室内側の閉ボタンを押すとドアが閉鎖すると同時にロックされるようになっていて、室内側の閉ボタンを押した後ドアが全閉する前に室外側に出た場合や室外側から室内側の閉ボタンを押した場合には室内が無人のままロックされて、トイレがその後使用不可能になってしまうという不具合が発生していたが、本発明は戸体2aが全閉した後に室内側に設置してあるボタンを押すことで戸体2aが施錠されるため、このような不具合は発生しなくなった。また従来の自動ドアは自動的に施錠されてしまうため、使用者は本当に戸体が施錠されたのか不安になりわざわざ施錠されているか確認するような場合もあったが、本発明の場合には、施錠をするために室内側操作部13の閉ボタン13b又は施錠ボタン14を押すといった行動をとるため、不安になったりわざわざ施錠されているか確認するといったことをする必要がなく好適にトイレを使用することができる。 【0023】本実施の形態では全閉・全開を検知するために近接スイッチを利用しているが、例えばリミットスイッチやポテンショメータのようなものでも良く、要するに戸体2aが全閉状態である又は全開状態であることを検知できるものであれば良い。また全閉を検知するための全閉検知スイッチ6は、必ずしも戸体2aの全閉位置にて検知するものでなくても良く、少なくとも人がドアを通ることのできない程度の幅まで戸体2aが閉鎖した時(全閉に近い状態)に検知するようにしたものでも良い。この場合、真の全閉位置まで戸体を駆動させるため、タイマ等(さらに真の全閉位置に検知スイッチを置くなど)を使用して開閉機の停止する時間を遅らせるようにするものとする。さらに本実施の形態では戸体2aの開駆動を開閉機で、閉駆動を引戸クローザーで行っていたが必ずしもそうでなくて良く、重力を使用して閉駆動するものや、開駆動及び閉駆動を共に開閉機で行う通常の駆動方式を使用しても良い。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000177302 【氏名又は名称】三和シヤッター工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年3月24日(2000.3.24) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−271556(P2001−271556A) |
| 【公開日】 |
平成13年10月5日(2001.10.5) |
| 【出願番号】 |
特願2000−83852(P2000−83852) |
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