| 【発明の名称】 |
引戸および吊戸の兼用ユニット |
| 【発明者】 |
【氏名】久力 重久
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| 【要約】 |
【課題】更に生産性を増してコストダウンを図る。
【解決手段】戸板1の上部両隅に引戸用のガイド突起2の支持ブロック21と吊り戸用の吊車3の支持ブロック31とがそれぞれ互換可能に装着可能な凹部4,4が形成されているとともに、戸板1の下部両隅に引戸用の戸車5の支持ブロック51と吊り戸用の戸板1の下面11に形成されたガイド溝12に連通するガイド溝62を有するガイドケース61とがそれぞれ互換可能に装着可能な凹部7,7が形成されており、且つ引戸用のガイド突起2の支持ブロック21、吊り戸用の吊車3の支持ブロック31、引戸用の戸車5の支持ブロック51およびガイドケース6の支持ブロック61の外形がそれぞれ等しく形成されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 戸板の上部両隅に引戸用のガイド突起の支持ブロックと吊り戸用の吊車の支持ブロックとがそれぞれ互換可能に装着可能な凹部が形成されているとともに、前記戸板の下部両隅に引戸用の戸車の支持ブロックと吊り戸用の戸板の下面に形成されたガイド溝に連通するガイド溝を有するガイドケースの支持ブロックとがそれぞれ互換可能に装着可能な凹部が形成されており、且つ前記引戸用のガイド突起の支持ブロック、吊り戸用の吊車の支持ブロック、引戸用の戸車の支持ブロックおよびガイドケースの支持ブロックの外形がそれぞれ等しく形成されており、前記各凹部が全て同一形状であることを特徴とする引戸及び吊戸の兼用ユニット。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、床面などの下部敷設部に敷設されたレール上を戸車で走行する引戸や、鴨居などの上部敷設部に取り付けられたレールに吊車で垂下吊設された吊戸に関し、詳しくは、部屋の間仕切りなどに使用されるレールや戸板からなる引戸や吊戸の立て付けユニットに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、引戸ユニットと吊戸ユニットとを同一の生産ラインで製造可能にして生産性の向上によるコストダウンを図るとともに、現場での突発的な引戸、吊戸間の変更要求にも円滑に即応できる引戸および吊戸の兼用ユニットが特開平10−252354号公報に提示されている。 【0003】この引戸および吊戸の兼用ユニットは、図4に示すように、戸板1の上部両隅には、引戸用のガイド突起2の支持ブロック21と吊戸用の吊車3の支持ブロック31とがそれぞれ互換可能に装着できる凹所4,4が設けられているとともに、前記戸板1の下部両隅には、引戸用の戸車5の支持ブロック51と吊り戸用の戸板1の下面11に形成されたガイド溝12に連通するガイド溝62を有するガイドケース6の支持ブロック61がそれぞれ互換可能に装着可能な凹部7,7が設けられている。 【0004】そして、戸板1を引戸として立て付けるには、図5に示すように、戸板1の上部二隅に形成した凹部4,4内にガイド突起2の支持ブロック21をそれぞれ配設し、下部二隅に形成した凹部7,7内に戸車5の支持ブロック51をそれぞれ配設して立て付け、また、戸板1を吊戸として立て付けるには、図6に示すように、戸板1上部二隅に形成した凹部4,4内に吊車3の支持ブロック31を配設し、下部二隅に形成した凹部7,7内にガイド溝12を有するガイドケース6の支持ブロック61をそれぞれ配設して立て付ければよい。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところが、前記公報に提示されている引戸および吊戸の兼用ユニットは、ガイド突起2の支持ブロック21または吊車3の支持ブロック31のいずれかを戸板1の上部二隅に形成された凹部4,4内に選択的に配設することから、前記二種類の支持ブロック21および31はそれらの外形が互いに等しく形成されているが、戸板1の下部二隅に形成された凹部7,7内に配設される戸車5の支持ブロック51およびガイドケース6の支持ブロック61は、前記支持ブロック21,31とは異なる形状である。 【0006】従って、生産ラインで戸板1を製造する際に、戸板1の上部二隅に形成する凹部4,4と下部二隅に形成する凹部7,7とはそれらの形状が異なることから、異なる行程において凹部を形成する生産ラインが必要となり、生産性をもう一歩挙げることができなかった。 【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、更に生産性に優れコストダウンが可能な引戸および吊戸の兼用ユニットを提供することを課題とするものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記に従来の引戸および吊戸の兼用ユニットにおいて、引戸用のガイド突起の支持ブロック、吊戸用の吊車の支持ブロック、戸車の支持ブロックおよびガイドケースの支持ブロックの外形をそれぞれ等しく形成するとともに、戸板の上部両隅および下部両隅に設けられている各凹部を前記各支持ブロックおよびガイドケースの支持ブロックが配設可能な同一形状として生産性の向上を図る。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。 【0010】図1は、本発明の引戸および吊戸の兼用ユニットによる引戸および吊戸の立て付けた状態を示すものであり、引戸および吊戸の兼用の戸板1と、引戸用のガイド突起2ならびに戸車5と、吊戸用の吊車3ならびにガイドケース6とからなる。 【0011】そして、戸板1の上部両隅には、引戸用のガイド突起2の支持ブロック21と吊戸用の吊車3の支持ブロック31とがそれぞれ互換可能に装着できる寸法の上方向と各走行方向とに開口する凹所4,4が設けられているとともに、前記戸板1の下部両隅には、引戸用の戸車5の支持ブロック51と吊り戸用の戸板寸法の下方向と各走行方向とに開口する1の下面11に形成されたガイド溝12に連通するガイド溝61を有するガイドケース6の支持ブロック61がそれぞれ互換可能に装着可能な凹部7,7が設けられており、更に、引戸用のガイド突起2の支持ブロック21、吊戸用の吊車3の支持ブロック31、戸車5の支持ブロック51およびガイドケース6の外形がそれぞれ等しく形成されているとともに、戸板1の上部両隅および下部両隅に設けられている各凹部4,4,7,7が前記各支持ブロック21,31,51,61が配設可能な同一形状に形成されている。 【0012】従って、本実施の形態を、引戸として用いる場合には、図2に示すように、戸板1の上部二隅に形成した凹部4,4内にガイド突起2の支持ブロック21をそれぞれ配設し、下部二隅に形成した凹部7,7内に戸車5の支持ブロック51をそれぞれ配設して立て付け、また、戸板1を吊戸として用いる場合には、図3に示すように、戸板1上部二隅に形成した凹部4,4内に吊車3の支持ブロック31を配設し、下部二隅に形成した凹部7,7内にガイド溝62を有するガイドケース6の支持ブロック61をそれぞれ配設して立て付ければよい。 【0013】尚、吊戸として用いる場合に、吊戸用下レールのガイド突起で案内されない戸板1とする場合は、戸板1の下部二隅に形成された凹部7,7にガイドケース6を配設することなく、凹所7,7の走行方向面を埋板(図示省略)で覆うとともに、戸板1の下面11に形成されたガイド溝12を設けない構成としてもよいことは云う迄もない。 【0014】このように本実施の形態は、引戸、吊戸の固有の部品を戸板1の四隅で互換可能に装着できる構成としたので、引戸、吊戸間の製造の変更に円滑に対応することができ、殊に、戸板1の四隅に形成する凹部4,4,7,7を同一形状としたので、引戸、吊戸の生産調整がきわめて簡単になり、製造コストを更に引き下げることができる。 【0015】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように、引戸、吊戸の固有の部品を戸板の四隅で互換可能に装着できる構成としたので、取り付け作業現場に於いても、引戸、吊戸何れの形式にも簡単に立て付けられるので、作業が迅速化されるとともに、仕様の変更にも素早く対応することができるので、工事の遅れを無くすことができ、殊に、戸板の四隅に形成する凹部を同一形状としたので、引戸、吊戸の生産調整がきわめて簡単になり、製造コストを更に引き下げることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598001397 【氏名又は名称】株式会社フロンテア
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| 【出願日】 |
平成12年5月24日(2000.5.24) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100098154 【弁理士】 【氏名又は名称】橋本 克彦 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−329737(P2001−329737A) |
| 【公開日】 |
平成13年11月30日(2001.11.30) |
| 【出願番号】 |
特願2000−153156(P2000−153156) |
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