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【発明の名称】 扉の取り付け方法及びそれに使用する蝶番
【発明者】 【氏名】西村 徳光

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 下側の羽根板(11)と、その羽根板の一端をカールして形成した管部(12)と、この管部にはめ込みされた軸芯(13)からなる第1部材(10)と、上側の羽根板(21)であって、この羽根板の一端が前記軸芯(13)を一部分包み込むことができる程度にカールさせて形成した当接部(22)を有する第2部材(20)と、前記軸芯(13)と前記当接部(22)を包囲するカバーである第3部材(30)からなることを特徴とする蝶番。
【請求項2】 中空部(31)は、仮想軸芯部空間(32)と仮想当接部空間(33)を合成した形状である請求項1記載の蝶番。
【請求項3】 請求項1記載の蝶番を使用して行う扉の取り付け方法であって、扉(D)側に蝶番の第1部材(10)を取り付け、扉(F)枠側に第2部材(20)を取り付ける工程と、第1部材の軸芯(13)に第2部材の当接部(22)をあてがう工程と、第1部材の軸芯(13)と第2部材の当接部(22)に対して上から第3部材を(30)をおろすようにして被せる工程、からなることを特徴とする扉の取り付け方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は扉の取り付け方法及びそれに使用する蝶番に関する。
【0002】
【従来の技術】扉と扉枠を開閉自在に取り付ける蝶番には周知のように各種のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の蝶番はいずれも、扉を扉枠に取り付けるには、蝶番で扉と扉枠を接合するまで、扉をずっと支えていなければならなかった。扉はかなりの重量があるのが普通であり、それをたとえ数分ないし十数分とはいえ、支え続けるのは相当に体力と集中力を必要とする仕事である。
【0004】本発明はこの問題点に鑑み、取り付け作業中に扉を支えている時間を大幅に短縮する方法及びこの方法に使用する蝶番を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の蝶番は、下側の羽根板と、その羽根板の一端をカールして形成した管部と、この管部にはめ込みされた軸芯からなる第1部材と、上側の羽根板であって、この羽根板の一端が前記軸芯を一部分包み込むことができる程度にカールさせて形成した当接部を有する第2部材と、前記軸芯と前記当接部を包囲するカバーである第3部材からなることを特徴とする。
【0006】本発明の扉の取り付け方法は、請求項1記載の蝶番を使用して行う扉の取り付け方法であって、扉側に蝶番の第1部材を取り付け、扉枠側に第2部材を取り付ける工程と、第1部材の軸芯に第2部材の当接部をあてがう工程と、第1部材の軸芯と第2部材の当接部に対して上から第3部材ををおろすようにして被せる工程、からなることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の態様】前記中空部(31)は、仮想軸芯部空間(32)と仮想当接部空間(33)を合成した形状であることが好ましい。
【0008】
【実施例】以下、添付の図面に基づき、本発明の実施例を説明する。
【0009】図1は、本発明の蝶番の分解斜視図である。この蝶番は、3つの基本部材からなる。
【0010】第1部材10は、下側(扉側)の羽根板11と、その羽根板の一端をカールして形成した管部12と、この管部にはめ込みされた軸芯13からなる。軸芯13は、上側軸芯13aと下側軸芯13bからなる。上側軸芯13aは上側(扉枠側)の羽根板の高さをカバーするだけの長さを有する。
【0011】第2部材20は、上側(扉枠側)の羽根板21である。この羽根板の一端は前記上側軸芯13aを約半周分包み込むことができる程度にカールさせて形成した当接部22となっている。
【0012】第3部材30は、前記上側軸芯13aと前記当接部22を完全に包囲するカバーである。カバー30には、上側軸芯13aと当接部22を組み合わせた形状に中空部31が形成されている。すなわち、仮想軸芯部空間32と仮想当接部空間33を合成した形状である。仮想当接部空間33を形成するためにカバーは縦方向に当接部の厚み分だけ開口部34を有する。カバー30の頂部はそのままでもよいが、キャップを被せることもできる。
【0013】図2−図4は、本発明の蝶番を使用して扉Dを扉枠Fに取り付ける過程を説明する斜視図である。
【0014】まず、図2に示すように、扉D側に蝶番の第1部材10を取り付け、扉F枠側に第2部材20を取り付ける。第1部材の軸芯13は扉Dから適当な距離だけ突出させる。第2部材の当接部22も扉枠Fから適当な距離だけ突出させる。
【0015】次に、図3に示すように、第1部材の上側軸芯13aに第2部材の当接部22をあてがう。当接部22は軸芯13aを約半周分包む。
【0016】その後で、図4に示すように、上側軸芯13aと当接部22に対して上からカバー30をおろすようにして被せる。上側軸芯13aと当接部22はカバーの中空部31に収容されて、位置が固定される。これで蝶番が完成し、扉が扉枠に取り付けられる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、扉を扉枠に当てて、上からカバーを被せるだけであるから、扉を支えている時間は数秒ないし数十秒である。扉取り付け作業に要する時間は大幅に短縮される。
【出願人】 【識別番号】000196314
【氏名又は名称】株式会社ニシムラ
【出願日】 平成12年5月15日(2000.5.15)
【代理人】 【識別番号】100062498
【弁理士】
【氏名又は名称】竹内 卓 (外1名)
【公開番号】 特開2001−323715(P2001−323715A)
【公開日】 平成13年11月22日(2001.11.22)
【出願番号】 特願2000−142103(P2000−142103)