| 【発明の名称】 |
可動間仕切りユニット |
| 【発明者】 |
【氏名】吉田 秀和
【氏名】内藤 和成
【氏名】足立 喜世子
【氏名】大島 玲奈
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| 【要約】 |
【課題】ローラーブロックの変形を防止し、収納ユニットの上下動を確実に行うことができる可動間仕切りユニットを提供する。
【解決手段】収納ユニット2に、ローラーブロック3を有するシャフト4とカム5と支持輪を設け、カム5でローラーブロック3のローラー6縁を押出してシャフト4を降下させ、カム5と支持輪はシャフト4を介して連動し、シャフト4の降下力で支持輪を下に動かし、支持輪で床を押圧し、収納ユニット2を持ち上げて収納ユニット2を可動状態とし、カム5での押出を解除することで収納ユニット2を降下させ、支持輪を引き込み、収納ユニット2を固定状態とする可動間仕切りユニットにおいて、ローラーブロック3をシャフト本体7に挿嵌させてシャフト4を形成し、カム5側からみたローラーブロック3背後にカム5による押出力に対向する後盾8を設けたことを特徴とする可動間仕切りユニット1。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 収納ユニットに、ローラーブロックを有するシャフトとカムと支持輪を設け、カムでローラーブロックのローラー縁を押出してシャフトを降下させ、カムと支持輪はシャフトを介して連動し、シャフトの降下力で支持輪を下に動かし、支持輪で床を押圧し、収納ユニットを持ち上げて収納ユニットを可動状態とし、カムでの押出を解除することで収納ユニットを降下させ、支持輪を引き込み、収納ユニットを固定状態とする可動間仕切りユニットにおいて、ローラーブロックをシャフト本体に挿嵌させてシャフトを形成し、カム側からみたローラーブロック背後にカムによる押出力に対向する後盾を設けたことを特徴とする可動間仕切りユニット。 【請求項2】 シャフト本体を延設し、後盾としたことを特徴とする請求項1記載の可動間仕切りユニット。 【請求項3】 後盾をローラーブロックの三方を囲む平面コの字形状としたことを特徴とする請求項2記載の可動間仕切りユニット。 【請求項4】 カム側に面するローラーブロック上部にシャフト本体上縁に架かる係架片を設け、ローラーブロックの挿嵌部分の側面に係止部を設けたことを特徴とする請求項3記載の可動間仕切りユニット。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、収納ユニットに、ローラーブロックを有するシャフトとカムと支持輪を設け、カムでローラーブロックのローラー縁を押出してシャフトを降下させ、カムと支持輪はシャフトを介して連動し、シャフトの降下力で支持輪を下に動かし、支持輪で床を押圧し、収納ユニットを持ち上げて収納ユニットを可動状態とし、カムでの押出を解除することで収納ユニットを降下させ、支持輪を引き込み、収納ユニットを固定状態とする可動間仕切りユニットに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から、図10に示す如く、カム5でローラー6縁を押出することでシャフト4を降下させていた。 【0003】したがって、カム5の押出力を制御することでシャフト4の降下を制御でき、その結果収納ユニット2の上下動を制御することができる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の技術においては、カム5がローラーブロック3に与える押出力で、ローラーブロック3が変形するという問題があった。 【0005】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、ローラーブロックの変形を防止し、収納ユニットの上下動を確実に行うことができる可動間仕切りユニットを提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明の可動間仕切りユニットにあっては、収納ユニットに、ローラーブロックを有するシャフトとカムと支持輪を設け、カムでローラーブロックのローラー縁を押出してシャフトを降下させ、カムと支持輪はシャフトを介して連動し、シャフトの降下力で支持輪を下に動かし、支持輪で床を押圧し、収納ユニットを持ち上げて収納ユニットを可動状態とし、カムでの押出を解除することで収納ユニットを降下させ、支持輪を引き込み、収納ユニットを固定状態とする可動間仕切りユニットにおいて、ローラーブロックをシャフト本体に挿嵌させてシャフトを形成し、カム側からみたローラーブロック背後にカムによる押出力に対向する後盾を設けてなることを特徴としている。 【0007】これにより、ローラーブロックの変形を防止することができる。カムでローラーの縁を押出した際に、ローラーブロックは後方へ曲がるように変形しようとする。ローラーブロックはシャフト本体に挿嵌されたものなので、その挿嵌部分は弱い。その為、負荷に対して挿嵌部分で変形しやすくなる。この変形方向に後盾を設けることでローラーブロックの変形を防止することができる。 【0008】そして、上記可動間仕切りユニットは、シャフト本体を延設し、後盾としてなることが好ましい。 【0009】この場合、後盾の強度が増す。シャフト本体を延設することで後盾とシャフト本体とが一体構造となり後盾を別部材として取付けるよりも強くなる。後盾を別部材として取付けてしまうと、結合部分が弱くなってしまい結合部分から破壊してしまう。一体構造としてしまうとそのようなことは無い。結合部分のような応力が集中してしまう弱点を有しないことで強度の向上をはかることができる。 【0010】そして、上記可動間仕切りユニットは、後盾をローラーブロックの三方を囲む平面コの字形状としてなることが好ましい。 【0011】この場合、後盾を平面コの字形状とすることで後盾の強度が一層向上する。コの字形状の両翼辺が補強リブの役目を果たすので強度が向上する。 【0012】又、ローラーブロックを囲むことでローラーブロックのぶれを防止できる。カムの押出力に対して後方へ変形するのと同時に左右にぶれる挙動が生じた際、コの字状の後盾でローラーブロックを囲んでおけば、ローラーブロックの左右のぶれを抑えることができる。 【0013】そして、上記可動間仕切りユニットは、カム側に面するローラーブロック上部にシャフト本体上縁に架かる係架片を設け、ローラーブロックの挿嵌部分の側面に係止部を設けてなることが好ましい。 【0014】この場合、係架片と係止部の働きにより、ローラーブロックがシャフト本体の中に沈み込んでゆくことがなくなる。即ち、係架片がシャフト本体の上縁に架かるので、ローラーブロックが係架片以上にシャフト本体内に入ってゆくのを防ぐことができる。この為、ローラーブロックとカムの高さ方向の位置関係が固定され、カムからの押出力を確実にローラーブロックへ伝えることができる。 【0015】又、係止部でシャフト本体を係止するので、施工前、施工中にシャフト本体がローラーブロックより下方向へ抜け出るのを防ぐことができる。 【0016】 【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]図1乃至図4は、本発明の請求項1乃至3に対応する一実施の形態を示し、図1は、本発明の一実施の形態の可動間仕切りユニット1の固定状態を示す詳細図である。図2は、同可動間仕切りユニット1の可動状態を示す詳細図である。図3は、同可動間仕切りユニット1の固定状態を示す概略構成図である。図4は、同可動間仕切りユニット1の可動状態を示す概略構成図である。 【0017】この実施の形態の可動間仕切りユニット1は、収納ユニット2に、ローラーブロック3を有するシャフト4とカム5と支持輪17を設け、カム5でローラーブロック3のローラー6縁を押出してシャフト4を降下させ、カム5と支持輪17はシャフト4を介して連動し、シャフト4の降下力で支持輪17を下に動かし、支持輪17で床を押圧し、収納ユニット2を持ち上げて収納ユニット2を可動状態とし、カム5での押出を解除することで収納ユニット2を降下させ、支持輪17を引き込み、収納ユニット2を固定状態とする可動間仕切りユニットにおいて、ローラーブロック3をシャフト本体7に挿嵌させてシャフト4を形成し、カム5側からみたローラーブロック3背後にカム5による押出力に対向する後盾8を設けてなる。 【0018】又、該実施の形態の可動間仕切りユニット1においては、シャフト本体7を延設し、後盾8としてもいる。 【0019】又、該実施の形態の可動間仕切りユニット1においては、後盾8をローラーブロック3の三方を囲む平面コの字形状としてもいる。 【0020】図1、2において、固定状態時ローラーブロック3はカム5からの押出力を斜め上方から受けることになる。又、可動状態時にはカム5の回転によって斜め上方からの荷重が略垂直上方からの荷重に変わる。カム5が回転することで力の向きに変化が生じ、カム5は下向きにシャフト4を押出することになる。 【0021】カム5は回転軸9をローラー6の略垂直上方に有し、その先にアーム10を有している。アーム10はカム5に対して角度を有しており、回転軸9を境にカム5の長手方向の向きに対しておよそ45程度の角度で屈曲している。カム5とアーム10でカム付アーム11を形成する。 【0022】図3,4においては、可動間仕切りユニット1の上下動のメカニズムを示す。固定状態時にはカム付アーム11が伸び切り、カム付アーム11の上端に設けた天井押圧シャフト12で天井を押圧し収納ユニット2を固定する。可動状態にはシャフト4が降下して収納ユニット2を持ち上げて可動状態にする。 【0023】カム付アーム11はリンク機構をなしており、上側アーム13と下側アーム14をヒンジを介して結合している。 【0024】支持輪17、シャフト4、カム付アーム11、天井押圧シャフト12で形成される制御シャフト15は2本の制御シャフト15をカム付アーム11の下側アーム14同士で結合して収納ユニット制御メカ16を形成している。 【0025】したがって、以上説明した可動間仕切りユニット1によると、ローラーブロック3の変形を防止することができる。カム5でローラー6の縁を押出した際に、ローラーブロック3は後方へ曲がるように変形しようとする。ローラーブロック3はシャフト本体7に挿嵌されたものなので、その挿嵌部分は弱い。その為、負荷に対して挿嵌部分で変形しやすくなる。この変形方向に後盾8を設けることでローラーブロック3の変形を防止することができる。 【0026】又、後盾8の強度が増す。シャフト本体7を延設することで後盾8とシャフト本体7とが一体構造となり後盾8を別部材として取付けるよりも強くなる。後盾8を別部材として取付けてしまうと、結合部分が弱くなってしまい結合部分から破壊してしまう。一体構造としてしまうとそのようなことは無い。結合部分のような応力が集中してしまう弱点を有しないことで強度の向上をはかることができる。 【0027】又、後盾8を平面コの字形状とすることで後盾8の強度が一層向上する。コの字形状の両翼辺が補強リブの役目を果たすので強度が向上する。 【0028】又、ローラーブロック3を囲むことでローラーブロック3のぶれを防止できる。カム5の押出力に対して後方へ変形しようとするのと同時に左右にぶれる挙動が生じた際、コの字状の後盾8でローラーブロック3を囲んでおけば、ローラーブロック3の左右のぶれを抑えることができる。 【0029】[第2の実施の形態]図5乃至図9は、本発明の請求項1乃至4に対応する第2の実施の形態を示し、図5は、本発明の一実施の形態の可動間仕切りユニット1を示す概略構成図である。図6、7、8は、同可動間仕切りユニット1のローラーブロック3とシャフト本体7を示す詳細図である。図9は、同可動間仕切りユニット1の係止部18を示す断面図である。 【0030】この実施の形態の可動間仕切りユニット1は、ローラーブロック3の構成のみが第1の実施の形態と異なるもので、他の構成部材は第1の実施の形態のものと同一で、該実施の形態の可動間仕切りユニット1は、カム5側に面するローラーブロック3上部にシャフト本体7上縁に架かる係架片19を設け、ローラーブロック3の挿嵌部分の側面に係止部18を設けてなる。 【0031】このものの係架片19は、ローラーブロック3の側壁を水平方向へ延設し、シャフト本体7上縁に架かるようにしている。 【0032】又、このものの係止部18は突起状としている。シャフト本体7の側壁内側を突起状の係止部18が押圧することで、ローラーブロック3とシャフト本体7を固定する。 【0033】図5に示す様に、本実施の形態は円で囲んだ部分が第1の実施の形態と異なる。 【0034】図6、7、8に示す様に、ローラーブロック3はシャフト本体7へ上方より挿嵌する。ローラーブロック3はローラー6と其れを取り囲むブロック本体20を備え、ブロック本体20の側壁に突起状の係止部18を設けてなる。ブロック本体20は平面コの字とし、ローラー6を3方から取り囲んでいる。残りの1方向に向かってブロック本体20の両側壁を延設し係架片19を形成している。 【0035】図9に示す様に、係止部18は側壁より僅かに盛り上がった突起とする。 【0036】したがって、以上説明した可動間仕切りユニット1によると、係架片19と係止部18の働きにより、ローラーブロック3がシャフト本体7の中に沈み込んでゆくことがなくなる。即ち、係架片19がシャフト本体7の上縁に架かるので、ローラーブロック3が係架片19以上にシャフト本体7内に入ってゆくのを防ぐことができる。この為、ローラーブロック3とカム5の高さ方向の位置関係が固定され、カム5からの押出力を確実にローラーブロック3へ伝えることができる。 【0037】又、係止部18でシャフト本体7を係止するので、施工前、施工中にシャフト本体7がローラーブロック3より下方向へ抜け出るのを防ぐことができる。 【0038】 【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれば、ローラーブロックの変形を防止することができる。 【0039】そして、請求項2記載の発明によれば、シャフト本体を延設することで後盾とシャフト本体とが一体構造となり後盾を別部材として取付けるよりも強くなる。そして、請求項3記載の発明によれば、コの字形状の両翼辺が補強リブの役目を果たすので後盾の強度が一層向上する。 【0040】そして、請求項4記載の発明によれば、ローラーブロックとシャフト本体を所定の位置関係に固定することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005832 【氏名又は名称】松下電工株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年5月26日(2000.5.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100111556 【弁理士】 【氏名又は名称】安藤 淳二 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−311349(P2001−311349A) |
| 【公開日】 |
平成13年11月9日(2001.11.9) |
| 【出願番号】 |
特願2000−156753(P2000−156753) |
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