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【発明の名称】 防塵用V戸車
【発明者】 【氏名】影山 博之

【要約】 【課題】V型レールとV型車輪との戸車におけるV型レール内に堆積する粉塵に関係なく円滑に転動する防塵用V戸車を提供する。

【解決手段】V型レール2とV型車輪3におけるV型車輪の外周輪7に水平部8と垂直部9とを交互に設けて階段状に形成して単数または複数の凹弧部10を形成することを特徴としている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 断面形状が略方形状の長手方向に形成されるV型レール(2)とV型車輪(3)とよりなる防塵用V戸車において、前記V型車輪(3)には、外周輪(7)のV字型となる両側に略水平部(8)と略垂直部(9)とによって交互に階段状を形成し少なくとも単数または複数個の凹弧部(10)を形成したことを特徴とする防塵用V戸車。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の建具及び家具等に使用される戸車がV型レールとV型車輪を以って形成され、V型レールの内部に塵埃等が堆積してV型車輪の回転が円滑に転動しない場合を解決するための防塵用V戸車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のV型戸車のV型車輪及びV型レールは、各種の金属材料及びプラスチック等の合成樹脂を以って成型されている。しかし、これ等のV型戸車の車輪とレールとの回転接合は、V型で接触回転している関係上、両者の間には容易に塵埃が侵入するために、回転時において塵埃等が介在巻込まれやすくなり、騒音等の発生と軽快でない原因となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のもので述べた如く、V型戸車はV型レールの溝の深さが大変に深いために、当然にV型車輪も同型状として回転作動させるため、該V型レールの内部には、大量の塵埃が溜まり騒音を発生したり、円滑でないものである。然し、これ等のV型レールに内部に溜った塵埃は掃除しても簡単に排出することができず、大変に苦労するため、排出しないで使用することが一般的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明における防塵用V戸車においては、V型車輪(3)の外周輪(7)となるV字型の両側に先端より略水平部(8)と略垂直部(9)とを交互に階段状に形成して少なくとも一個以上の凹弧部(10)形成することによって該V型レール(2)とV型車輪(3)との接合面の間に隙間が生じ、各種の塵埃等が隙間に入り、V型レールとV型車輪との接点面が小さくなりV戸車の転動を容易にするものである。
【0005】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面について説明すると、防塵用V戸車の戸車本体(1)は、プラスチック等の合成樹脂製又は金属製等よりなるV型レール(2)と、V型車輪(3)とより構成されている。前記V型車輪(3)には、外周輪(7)において、外周の中心より両側に対して略水平部(8)と略垂直部(7)とによって交互に階段状を形成して該外周輪(7)の外周全体に少なくとも一個以上の凹弧部(10)(10)を形成してある。更に、該戸車本体(1)には、V型車輪(3)を車軸(5)を以って側枠(4)に装設されている。また、該車軸(5)の中心の外周には、ローラー等よりなる回動部(11)を装設してある。
【0006】
【発明の効果】以上の如く本発明の防塵用V戸車によれば、従来のV型金属レール等と何等遜色なく円滑に回転すると共に、レールとの接触面が小さく摩擦抵抗が少ないために軽快に転動すると云う従来にない優れた効果がある。そして、V型車輪の外周輪にV字型となる両側に略水平部と垂直部とによって交互に階段状を形成して少なくとも単数または複数個の凹弧部を形成したことにより、V型レールに粉塵等が堆積された場合でも凹弧部の隙間に侵入してV型レールとV型車輪との接合面に塵埃が付着して巻きこまれず、両者は円滑に転動する効果がある。また、外周輪に設けた略水平部と垂直部は、V型車輪の大小によっては、各々適宜な形状に容易に形成できる便利な効果もある。
【出願人】 【識別番号】500215285
【氏名又は名称】影山 博之
【出願日】 平成12年3月23日(2000.3.23)
【代理人】 【識別番号】100073807
【弁理士】
【氏名又は名称】仙田 実
【公開番号】 特開2001−271551(P2001−271551A)
【公開日】 平成13年10月5日(2001.10.5)
【出願番号】 特願2000−185448(P2000−185448)