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【発明の名称】 サッシ用ガラス障子外れ防止具
【発明者】 【氏名】手代木 穰二

【要約】 【課題】構造が簡単で、既設のサッシ窓枠にも簡単に取付けられて、確実にガラス障子の持ち上がりを防止することができるサッシ用ガラス障子外れ防止具を提供するものである。

【解決手段】角柱状ブロック14の中間にテーパ面20を形成した中空状のガイド孔15を設けて押えブロック11を形成し、この押えブロック11を、四角筒状のケース12の開口部18から出没自在に挿着すると共に、前記四角筒状のケース12の底面に、ここを貫通するビス孔19を形成し、このビス孔19にビス13を取付けて前記中空状のガイド孔15に挿入し、ビス13の先端をガイド孔15のテーパ面20に接触させて押えブロック11を左右に移動させるようにしたものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 角柱状ブロックの中間に、テーパ面を形成した中空状のガイド孔を設けて押えブロックを形成し、この押えブロックを、四角筒状のケースの開口部から出没自在に挿着すると共に、前記四角筒状のケースの側面に、ここを貫通するビス孔を形成し、このビス孔にビスを取付けて前記中空状のガイド孔に挿入し、ビスの先端をガイド孔のテーパ面に接触させて押えブロックを左右に移動させるようにしたことを特徴とするサッシ用ガラス障子外れ防止具。
【請求項2】 四角筒状のケースの側面と、押えブロックの端面にクッション板を取付けたことを特徴とする請求項1記載のサッシ用ガラス障子外れ防止具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサッシ窓枠に取付けたガラス障子の地震や強風による外れを防止する防止具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にサッシ窓枠に取付けたガラス障子は、地震や強風によりガラス障子が持ち上げられてレールから外れ、落下する危険がある。またガラス障子が完全に閉まっていないと、外部からガラス障子を持ち上げて取外し、ここから室内に侵入されて盗難の被害に遭う恐れもある。このためガラス障子の外れを防止する防止具が開発されているが、古い建物に取付けられいる旧式のサッシには取付けられていないものが多い。
【0003】この防止具としては例えば図6(A)に示すように、サッシ窓枠1に取付けた外側のガラス障子2Aの上部端面に、凹形の外れ防止具3を上下動自在に取付けたものがある。これはガラス障子2Aをサッシ窓枠1に取付ける時には仮想線で示すように斜めに持ち上げて上部レール4に嵌めてから下げることにより取付けるようになっている。
【0004】この後、図6(B)に示すように、ガラス障子2Aの上部端面に取付けた外れ防止具3を上方にスライドさせてビス5で固定することにより、上部レール4からの外れを防止するようになっている。またこれとは別にサッシ窓枠1の上部レール4、4の間の溝6にブロック状の外れ防止具を予めビスで固定したものもある。しかしながら、これはサッシ窓枠1を組み立てる時に予め取付けておく必要があり、またサッシ窓枠1に上枠にビス孔を明けるので雨もりの原因になることもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を除去し、構造が簡単で、既設のサッシ窓枠にも簡単に取付けられて、ガラス障子の持ち上がりを確実に防止することができるサッシ用ガラス障子外れ防止具を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載のサッシ用ガラス障子外れ防止具は、角柱状ブロックの中間に、テーパ面を形成した中空状のガイド孔を設けて押えブロックを形成し、この押えブロックを、四角筒状のケースの開口部から出没自在に挿着すると共に、前記四角筒状のケースの側面に、ここを貫通するビス孔を形成し、このビス孔にビスを取付けて前記中空状のガイド孔に挿入し、ビスの先端をガイド孔のテーパ面に接触させて押えブロックを左右に移動させるようにしたことを特徴とするものである。
【0007】本発明の請求項2記載のサッシ用ガラス障子外れ防止具は、四角筒状のケースの側面と、押えブロックの端面にクッション板を取付けたことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図1ないし図4を参照して詳細に説明する。図において10は外れ防止具を示すもので、これは図1に示すように押えブロック11と四角筒状のケース12、およびビス13で構成されている。押えブロック11は金属やプラスチックで形成された角柱状ブロック14の中間に底面から上面に向かって切頭中空円錐状のガイド孔15が形成されている。また角柱状ブロック14の一方の端面にはゴムなどのクッション板16が接合されている。
【0009】また前記四角筒状のケース12は、金属やプラスチックの角パイプで形成され、その一端に開口部18が形成されていると共に、他端にクッション板16が取付けられている。またケース12の底面には図2に示すようにビス孔19が開孔されていると共に、このビス孔19を囲むようにクッション板16が取付けられている。
【0010】上記構成のサッシ用ガラス障子外れ防止具10は図3に示すように、サッシ窓枠1の上部レール4と下部レール7との間に内側のガラス障子2Bと外側のガラス障子2Aを嵌める。この後、上部レール4、4の間の溝6に外れ防止具10を取付ける。この場合、先ず図4(A)に示すように、押えブロック11を四角筒状のケース12内に押し込んだ状態で、上部レール4、4の間の溝6に挿入する。
【0011】次にビス13をドライバーで回転させてねじ込んで行くと図4(B)に示すように、ビス13の先端が切頭中空円錐状のガイド孔15のテーパ面20に接触して、押えブロック11が横方向に移動し、その先端が四角筒状のケース12の開口部18から突出していき、その先端が溝6の内壁に固定される。このようにして1枚のガラス障子2A、2Bに2個ずつ合計で4カ所取付ける。
【0012】従って、溝6の内幅が異なる各社で異なる既設のサッシ窓枠1にも、長さの調整を行うことができるので簡単に取付けられ、ガラス障子2A、2Bの持ち上がりを確実に防止することができる。このため、地震や強風によりガラス障子2A、2Bの外れによる落下を防止することができる。また外部からガラス障子2A、2Bを外せないので、ここから侵入できず盗難も防止することができる。
【0013】また障子のガラスを交換する場合には、ビス5をドライバーで回せば簡単に外れ防止具10を取外せるので交換作業も容易である。また四角筒状のケース12の側面と底面および押えブロック11の端面にはクッション板16が取付けられているのでサッシ窓枠1やガラス障子2A、2Bを傷つけることがない。また外れ防止具10をアルミニウムで形成すれば、サッシ窓枠1の色に合わせることもでき外観上も違和感がない。またサッシ窓枠1やガラス障子2A、2Bに既に外れ防止具が取付けられている各社の製品にも取付けることにより、更に確実に外れを防止することができる。
【0014】図5は本発明の他の実施の形態を示すもので、四角筒状のケース12の上面に両面テープで面ファスナー21の一方を取付け、溝6の天井面にも両面テープで面ファスナー21の他方を取付けるようにしたものである。この面ファスナー21を取付けた外れ防止具10はワンタッチで溝6の所望位置に取付けることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る請求項1記載のサッシ用ガラス障子外れ防止具によれば、既設のサッシ窓枠にもドライバーで簡単に取付けられ、地震や強風によるガラス障子の持ち上がりを確実に防止することができる。またガラスを交換する場合にもドライバーで回せば簡単に取外すことができる。
【0016】また請求項2記載の外れ防止具によれば、四角筒状のケースの側面と、押えブロックの端面にクッション板を取付けてあるので、サッシ窓枠やガラス障子を傷つけることがない。
【出願人】 【識別番号】399133578
【氏名又は名称】有限会社昭和サービス
【出願日】 平成12年3月24日(2000.3.24)
【代理人】 【識別番号】100077883
【弁理士】
【氏名又は名称】吉川 勝郎
【公開番号】 特開2001−271550(P2001−271550A)
【公開日】 平成13年10月5日(2001.10.5)
【出願番号】 特願2000−84642(P2000−84642)