| 【発明の名称】 |
二軸ヒンジ装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】山田 恒夫
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| 【要約】 |
【課題】構造が簡単で小型化を図ることができる二軸ヒンジ装置を提供する。
【解決手段】本体取付部材10(第一の部材)に本体支持軸20(第一の支持軸)が設けられると共に、蓋体取付部材30(第二の部材)に蓋体支持軸40(第二の支持軸)が設けられ、本体支持軸20と蓋体支持軸40とは、支持枠体50の内部に挿通されて回転自在に設けられ、係合機構100は、本体支持軸20の外周に形成され蓋体支持軸40の先端を収めて蓋体支持軸40が回転自在となるよう設けられた凹部110と、蓋体支持軸40の先端に形成された凸部120と、本体支持軸20の外周に凹部110に連って形成され、凸部120が収められ、蓋体支持軸40が軸線Y(第二の軸線)まわりの回転を拘束されて軸線X(第一の軸線)まわりに回転自在となるよう設けられた外周溝130とを備えてなることを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 第一の部材に対して第二の部材が第一の軸線まわりの回転、又は第二の軸線まわりの回転が自在に設けられ、前記第二の軸線が前記第二の部材と共に前記第一の軸線まわりに回転し、前記第一の軸線まわりの所定の回転角において前記第二の軸線まわりの回転が自在となり、前記第二の軸線まわりの所定の回転角において前記第一軸線まわりの回転が自在となる係合機構を備えてなる二軸ヒンジ装置であって、前記第一の部材に第一の支持軸が設けられると共に、前記第二の部材に第二の支持軸が設けられ、前記第一の支持軸と前記第二の支持軸とは、支持枠体の内部に挿通されて回転自在に設けられ、前記係合機構は、前記第一の支持軸の外周に形成され前記第二の支持軸の先端を収めて前記第二の支持軸が回転自在となるよう設けられた凹部と、前記第二の支持軸の先端に形成された凸部と、前記第一の支持軸の外周に前記凹部に連って形成され、前記凸部が収められ、前記第二の支持軸が前記第二の軸線まわりの回転を拘束されて前記第一の軸線まわりに回転自在となるよう設けられた外周溝とを備えてなることを特徴とする二軸ヒンジ装置。 【請求項2】 請求項1記載の二軸ヒンジ装置であって、前記係合機構は、前記凸部に替えて前記第二の支持軸の先端に形成された溝と、前記外周溝に替えて前記第一の外周に前記凹部に連なって形成され、前記溝の係合する外周凸条とを備えてなることを特徴とする二軸ヒンジ装置。 【請求項3】 第一の部材に対して第二の部材が第一の軸線まわりの回転、又は第二の軸線まわりの回転が自在に設けられ、前記第二の軸線が前記第二の部材と共に前記第一の軸線まわりに回転し、前記第一の軸線まわりの所定の回転角において前記第二の軸線まわりの回転が自在となり、前記第二の軸線まわりの所定の回転角において前記第一の軸線まわりの回転が自在となる係合機構を備えてなる二軸ヒンジ装置であって、前記第一の部材に第一の支持軸が設けられると共に、前記第二の部材に第二の支持軸が設けられ、前記第一の支持軸と前記第二の支持軸とは、支持枠体の内部に挿通されて回転自在に設けられ、前記係合機構は、前記第一の支持軸の先端に形成された拘束溝と、前記第二の支持軸の外周に形成され、前記第一の支持軸先端の拘束溝に係合する誘導凸条と、前記誘導凸条の一部に形成され、前記拘束溝との係合が解除されて前記第二の支持軸が前記第一の軸線まわりに回転自在となるよう設けられた切欠部とを備えてなることを特徴とする二軸ヒンジ装置。 【請求項4】 請求項1から3いずれか記載の二軸ヒンジ装置であって、前記第一の支持軸と前記支持枠体との間に第一弾性部材が設けられたことを特徴とする二軸ヒンジ装置。 【請求項5】 請求項1から4いずれか記載の二軸ヒンジ装置であって、前記第二の支持軸と前記支持枠体との間に第二弾性部材が設けられたことを特徴とする二軸ヒンジ装置。 【請求項6】 請求項1から5いずれか記載の二軸ヒンジ装置であって、前記第一の支持軸と前記支持枠体との間に、前記第二部材の前記第一の軸線まわりの回転範囲を規制する第一回転範囲規制機構が設けられたことを特徴とする二軸ヒンジ装置。 【請求項7】 請求項1から6いずれか記載の二軸ヒンジ装置であって、前記第二の支持軸と前記支持枠体との間に、前記第二部材の前記第二の軸線まわりの回転範囲を規制する第二回転範囲規制機構が設けられたことを特徴とする二軸ヒンジ装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ラップトップ型のパソコン(パーソナルコンピュータ)やビデオカメラ等の本体部と画面の液晶表示部との間に用いられて好適な二軸ヒンジ装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ラップトップ型のパソコンやビデオカメラのなかには、それらの本体部に対して、画面となる液晶表示部が開閉可能に設けられるとともに、この液晶表示部が開かれた状態で、上記本体部に略直交する軸線まわりに回転自在となるよう設けられたものが知られている。そして、このような動作を可能にするために、上記ラップトップ型のパソコンやビデオカメラにおいては、それらの本体部と液晶表示部との間に二軸ヒンジ装置が設けられている。この二軸ヒンジ装置は、本体部に介在部材の一端部が第一の軸線まわりに回転自在に設けられ、この介在部材の他端部に液晶表示部が上記第一の軸線に直交する第二の軸線まわりに回転自在に設けられて構成されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の二軸ヒンジ装置にあっては、介在部材の両端部にそれぞれヒンジ機構を設けた構成をしているために、介在部材の長さの分だけ装置が大型化するという問題がある。この問題は、可搬を前提とするパソコンやビデオカメラにあっては無視できないなものであり、より小型の二軸ヒンジ装置の開発が望まれている。 【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、本体に対する画面の所望の開閉操作及び回転操作を行うことができるとともに、構造が簡単で小型化を図ることができる二軸ヒンジ装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明は、第一の部材に対して第二の部材が第一の軸線まわりの回転、又は第二の軸線まわりの回転が自在に設けられ、前記第二の軸線が前記第二の部材と共に前記第一の軸線まわりに回転し、前記第一の軸線まわりの所定の回転角において前記第二の軸線まわりの回転が自在となり、前記第二の軸線まわりの所定の回転角において前記第一の軸線まわりの回転が自在となる係合機構を備えてなる二軸ヒンジ装置であって、前記第一の部材に第一の支持軸が設けられると共に、前記第二の部材に第二の支持軸が設けられ、前記第一の支持軸と前記第二の支持軸とは、支持枠体の内部に挿通されて回転自在に設けられ、前記係合機構は、前記第一の支持軸の外周に形成され前記第二の支持軸の先端を収めて前記第二の支持軸が回転自在となるよう設けられた凹部と、前記第二の支持軸の先端に形成された凸部と、前記第一の支持軸の外周に前記凹部に連って形成され、前記凸部が収められ、前記第二の支持軸が前記第二の軸線まわりの回転を拘束されて前記第一の軸線まわりに回転自在となるよう設けられた外周溝とを備えてなることを特徴とする。 【0006】このような構成としたことにより、第二の部材が、第二の部材に設けられた第二の支持軸と、第二の支持軸が挿通される支持枠体と共に、支持枠体に挿通された第一の支持軸の軸線(第一の軸線)まわりに回転する。また、第二の部材が、支持枠体に挿通された第二の支持軸の軸線(第二の軸線)まわりに回転する。このように、第一の支持軸が設けられた第一の部材に対して、第二の部材が、第一の軸線まわり、又は第二の軸線まわりに回転する。 【0007】これら二つの軸線まわりの回転は、第一の支持軸と第二の支持軸との間に設けられた係合機構によって互いに独立でないものとされる。すなわち、第二の部材と第二の支持軸が、第一の軸線まわりに共に回転する時、第二の支持軸の先端に設けられた凸部は、第二の軸線まわりの回転が拘束されるよう第一の支持軸の外周溝に係合している。この凸部は、第二の支持軸の第一の軸線まわりの回転と共に、外周溝に沿って第一の支持軸の外周に設けられた凹部に誘導される。このようにして、第二の部材と第二の支持軸が、第一の軸線まわりに所定の回転角だけ回転し、第二の支持軸の先端が第一の支持軸の外周に設けられた凹部に達すると、凸部と外周溝との係合状態が解除され、第二の部材と第二の支持軸が、第二の軸線まわりに回転可能な状態になる。次に、第二の部材と第二の支持軸が、第二の軸線まわりに回転すると、第二の支持軸先端の凸部が第一の軸線まわりの回転で外周溝に係合できない状態となり、第一の軸線まわりの回転は拘束される。第二の部材と第二の支持軸が、再び元の状態となる時、すなわち第二の支持軸先端の凸部が第一の軸線まわりの回転で外周溝に係合されうる状態にある時、第二の部材と第二の支持軸が、第一の軸線まわりに回転可能な状態となる。 【0008】このように、第一の部材に対して第二の部材が、第一の軸線まわりの所定の回転角において第二の軸線まわりの回転が自在とされ、第二の軸線まわりの所定の回転角において第一の軸線まわりの回転が自在とされる。 【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の二軸ヒンジ装置であって、前記係合機構は、前記凸部に替えて前記第二の支持軸の先端に形成された溝と、前記外周溝に替えて前記第一の支持軸の外周に前記凹部に連なって形成され、前記溝の係合する外周凸条とを備えてなることを特徴とする。 【0010】このような構成としたことにより、第二の部材と第二の支持軸が、第一の軸線まわりに共に回転する時、第二の支持軸の先端に設けられた溝は、第二の軸線まわりの回転が拘束されるよう第一の支持軸の外周凸条に係合している。第二の支持軸の先端は、第一の軸線まわりの回転と共に、溝と外周凸条との係合によって外周凸条に沿って第一の支持軸の外周に設けられた凹部に誘導される。このようにして、第二の支持軸の先端が第一の支持軸の外周に設けられた凹部に達すると、溝と外周凸条との係合状態が解除され、第二の部材と第二の支持軸が、第二の軸線まわりに回転可能な状態になる。次に、第二の部材と第二の支持軸が、第二の軸線まわりに回転すると、第二の支持軸先端の溝が第一の軸線まわりの回転で外周凸条に係合できない状態となり、第一の軸線まわりの回転は拘束される。第二の部材と第二の支持軸が、再び元の状態となる時、すなわち第二の支持軸先端の溝が第一の軸線まわりの回転で外周凸条に係合されうる状態となる時、第二の部材と第二の支持軸が、第一の軸線まわりに回転可能な状態になる。 【0011】このように、第一の部材に対して第二の部材が、第一の軸線まわりの所定の回転角において第二の軸線まわりの回転が自在とされ、第二の軸線まわりの所定の回転角において第一の軸線まわりの回転が自在とされる。 【0012】請求項3に記載の発明は、第一の部材に対して第二の部材が第一の軸線まわりの回転、又は第二の軸線まわりの回転が自在に設けられ、前記第二の軸線が前記第二の部材と共に前記第一の軸線まわりに回転し、前記第一の軸線まわりの所定の回転角において前記第二の軸線まわりの回転が自在となり、前記第二の軸線まわりの所定の回転角において前記第一の軸線まわりの回転が自在となる係合機構を備えてなる二軸ヒンジ装置であって、前記第一の部材に第一の支持軸が設けられると共に、前記第二の部材に第二の支持軸が設けられ、前記第一の支持軸と前記第二の支持軸とは、支持枠体の内部に挿通されて回転自在に設けられ、前記係合機構は、前記第一の支持軸の先端に形成された拘束溝と、前記第二の支持軸の外周に形成され、前記第一の支持軸先端の拘束溝に係合する誘導凸条と、前記誘導凸条の一部に形成され、前記拘束溝との係合が解除されて前記第二の支持軸が前記第一の軸線まわりに回転自在となるよう設けられた切欠部とを備えてなることを特徴とする。 【0013】このような構成としたことにより、第二の部材が、第二の部材に設けられた第二の支持軸と、第二の支持軸が挿通される支持枠体と共に、支持枠体に挿通された第一の支持軸の軸線(第一の軸線)まわりに回転する。また、第二の部材が、支持枠体に挿通された第二の支持軸の軸線(第二の軸線)まわりに回転する。このように、第一の支持軸が設けられた第一の部材に対して、第二の部材が、第一の軸線まわり、又は第二の軸線まわりに回転する。 【0014】これら二つの軸線まわりの回転は、第一の支持軸と第二の支持軸との間に設けられた係合機構によって互いに独立でないものとされる。すなわち、第二の支持軸の外周に設けられた誘導凸条の切欠部が、第一の支持軸の先端に位置して誘導凸条と拘束溝との係合が解除されている時、第二の部材と第二の支持軸の第一の軸線まわりの回転が可能となる。一方、第二の軸線まわりの回転は、第一の支持軸先端が誘導凸条の進行を阻むために拘束される。しかしながら、第二の部材と第二の支持軸が、第一の軸線まわりに所定の回転角だけ回転し、誘導凸条が、第一の支持軸の先端に阻まれることなくこの先端に設けられた拘束溝に係合可能になると、第二の部材と第二の支持軸が、第二の軸線まわりに回転可能な状態になる。さらに、第二の部材と第二の支持軸が、第二の軸線まわりに回転すると、第二の支持軸外周の誘導凸条が、第一の支持軸先端に設けられた拘束溝に進入する。誘導凸条がこの拘束溝に係合され、第二の部材と第二の支持軸の第一の軸線まわりの回転が拘束される。第二の部材と第二の支持軸が、再び元の回転開始の状態にある時、すなわち、第二の支持軸外周の誘導凸条の切欠部が、第一の支持軸の先端に位置する時、第二の部材と第二の支持軸が、第一の軸線まわりに回転可能な状態になる。 【0015】このように、第一の部材に対して第二の部材が、第一の軸線まわりの所定の回転角において第二の軸線まわりの回転が自在とされ、第二の軸線まわりの所定の回転角において第一の軸線まわりの回転が自在とされる。 【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1から3いずれか記載の二軸ヒンジ装置であって、前記第一の支持軸と前記支持枠体との間に第一弾性部材が設けられたことを特徴とする。 【0017】このような構成としたことにより、第一弾性部材によって、第一の支持軸と支持枠体間に所定の付勢力が付加された状態で、この付勢力に抗しながら第一の支持軸に対して支持枠体が回転することにより、支持枠体に第一弾性部材の付勢力を上回る力を加えない限り、支持枠体の姿勢が維持される。 【0018】請求項5に記載の発明は、請求項1から4いずれか記載の二軸ヒンジ装置であって、前記第二の支持軸と前記支持枠体との間に第二弾性部材が設けられたことを特徴とする。 【0019】このような構成としたことにより、第二弾性部材によって、支持枠体と第二の支持軸間に所定の付勢力が付加された状態で、この付勢力に抗しながら支持枠体に対して第二の支持軸が回転することにより、第二の支持軸に上記第二弾性部材の付勢力を上回る力を加えない限り、第二の部材及び第二の支持軸の姿勢が維持される。 【0020】請求項6に記載の発明は、請求項1から5いずれか記載の二軸ヒンジ装置であって、前記第一の支持軸と前記支持枠体との間に、前記第二部材の前記第一の軸線まわりの回転範囲を規制する第一回転範囲規制機構が設けられたことを特徴とする。 【0021】このような構成としたことにより、第一の支持軸と支持枠体との間に設けられた第一回転範囲規制機構によって、第一の支持軸に対する支持枠体の回転範囲を規制することにより、支持枠体が第一の支持軸まわりに所定の範囲内において回転自在とされ、かつ回転範囲の限界において確実に位置決め停止させられる。 【0022】請求項7に記載の発明は、請求項1から6いずれか記載の二軸ヒンジ装置であって、前記第二の支持軸と前記支持枠体との間に、前記第二部材の前記第二の軸線まわりの回転範囲を規制する第二回転範囲規制機構が設けられたことを特徴とする。 【0023】このような構成としたことにより、支持枠体と第二の支持軸との間に設けられた第二回転範囲規制機構によって、支持枠体に対する第二の支持軸の回転範囲を規制することにより、第二の支持軸が支持枠体まわりに所定の範囲内において回転自在とされ、かつ所定の回転範囲の限界において確実に位置決め停止させられる。 【0024】 【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による二軸ヒンジ装置を図面に基づき説明する。 【0025】[第一の実施の形態]図1〜3に、本発明に係る二軸ヒンジ装置の第一の実施形態を示す。図1〜3に示す二軸ヒンジ装置Aは、本体取付部材10(第一の部材)に本体支持軸20(第一の支持軸)が設けられると共に、蓋体取付部材(第二の部材)30に蓋体支持軸40(第二の支持軸)が設けられ、本体支持軸20と蓋体支持軸40とは、支持枠体50の内部に挿通されて回転自在に設けられている。本体支持軸20と蓋体支持軸40との間には、係合機構100が設けられている。 【0026】支持枠体50は、矩形板の両端をそれぞれ折曲して形成した略コ字状のベースブラケット51と、折曲された両端に形成され、本体支持軸20が回転自在に嵌通するよう設けられた軸孔52、52と、ベースブラケット51の中央部に形成され、両端の折曲される方向と反対側に延在して蓋体支持軸40が回転自在に嵌通するよう設けられた軸管53とを備えている。また、ベースブラケット51の外面51aの軸孔52の周囲には、枠体側摺動リング61が嵌合するように、摺動リング収納凹部54が設けられている。さらに、外面51aには、回転範囲規制ピン81が設けられている。 【0027】本体支持軸20は、中心軸まわりに対称とされ、その両端に、幅寸法が本体支持軸20の外径寸法より小とされた幅狭の凸状端部21、21を備えている。ここで、本体支持軸20は、支持枠体50に嵌通された時、これらの凸条端部21、21が、支持枠体50より突出する長さを有している。そして、本体支持軸20の外周には、嵌脱防止クリップ22が装着されるクリップ溝23が設けられている。 【0028】嵌脱防止クリップ22は、その外側寸法が軸孔52の内径寸法より大とされている。そして、本体支持軸20を支持枠体50より引き抜く方向に移動すると、支持枠体50に当接して、本体支持軸20の支持枠体50からの抜出を防止するように装着されている。 【0029】支持枠体50より突出した本体支持軸20の凸条端部21に、枠体側摺動リング61と、支持軸側摺動リング62と、リング状バネ63、63(第一弾性部材)が外嵌されている。 【0030】枠体側摺動リング61は、摺動リング収納凹部54に嵌合されており、摺動リング収納凹部54に設けられた係合突起54aに枠体側摺動リング61の係合切欠部61aが係合して、支持枠体50に対する回転が拘束されている。ここで、枠体側摺動リング61の中央に設けられた孔の直径は、本体支持軸20の回転を可能とするよう本体支持軸20の外径寸法に等しくされている。また、枠体側摺動リング61の支持軸側摺動リング62に対向する側には、支持軸側摺動リング62の摺動面62aに摺接し、かつ、支持軸側摺動リング62の回転位置決め切欠部62b、62b…に係合する四つの回転位置決め凸部61b、61b…が中心に対称に配設されている。 【0031】支持軸側摺動リング62の中心には、本体支持軸20と共に回転するよう凸条端部21が嵌合する孔が設けられている。また、周辺部には、回転位置決め凸部61b、61b…が係合する四つの回転位置決め切欠部62b、62b…が中心に対称に配設されている。 【0032】リング状バネ63、63は、中心付近が一方に膨出した断面円弧状のワッシャーであり、互いに中央の頂部を突き合わせ、側面視して平坦な外縁部が両端となるよう本体支持軸20に外嵌されている。 【0033】このように、枠体側摺動リング61と、支持軸側摺動リング62と、リング状バネ63、63が外嵌された本体支持軸20の凸条端部21が、さらに本体支持部材10に設けられた支持軸孔11に嵌通され、リング状バネ63、63を付勢した状態で本体支持部材10に固定されている。 【0034】本体支持部材10には、回転範囲規制孔82が、支持軸孔11外方に略円弧状に形成されている。そして、この回転範囲規制孔82に回転範囲規制ピン81が挿通されている。これら回転範囲規制ピン81と回転範囲規制孔82が協働して第一回転範囲規制機構を形成している。 【0035】蓋体支持軸40は、中心軸まわりに対称とされ、一端には、軸管53の端部に当接する当接円板41が、他の一端には、固定ピン42が挿入されるピン止め孔43が設けられている。さらに、当接円板41の設けられた端部には、固定部44が設けられ、この固定部44に蓋体取付部材30が外嵌されて固定されている。また、ピン止め孔43が設けられた端部には、外周の一部を切除して形成された鍵部45が設けられている。 【0036】支持枠体50に嵌通された蓋体支持軸40には、さらに、回転範囲規制板90と、板状バネ91(第二弾性部材)と、回転範囲規制円板92が外嵌されている。 【0037】回転範囲規制板90は、回転範囲規制突起部90aを備えている。この回転範囲規制板90は、支持枠体50に固定され、中心の孔の直径が、蓋体支持軸40の回転を可能とするよう蓋体支持軸40の外径寸法に等しくされている。 【0038】板状バネ91は、板状の金属部材が中央を頂部とするよう湾曲され、頂部が回転範囲規制円板92側に向けられて回転範囲規制板90に固定されている。また、中心の孔は、蓋体支持軸40の回転を可能とするよう十分大きいものとされている。さらに、板状バネ91の頂部には、回転範囲規制円板92の摺動面92aに摺接し、かつ回転範囲規制円板92の回転位置決め切欠部92b、92b…に係合する二つの回転位置決め凸部91a、91aが中心線を挟んで対称に配設されている。 【0039】回転範囲規制円板92は、回転範囲規制部93を備え、蓋体支持軸40と共に回転するよう蓋体支持軸に設けられた鍵部45に嵌合している。回転範囲規制円板92に設けられた回転範囲規制部93と、回転範囲規制板90に設けられた回転範囲規制突起部90aが協働して第二回転範囲規制機構を形成している。 【0040】蓋体支持軸40の一端に設けられたピン止め孔43には、回転範囲規制板90と、板状バネ91と、回転範囲規制円板92の嵌脱を防止するよう板状バネ91が付勢された状態で固定ピン42が挿入されている。こうして、回転範囲規制板90と、板状バネ91と、回転範囲規制円板92が妨げとなって、蓋体支持軸40の支持枠体50からの嵌脱が防止されている。 【0041】支持枠体50に上述の如く回転自在に挿通された本体支持軸20と蓋体支持軸40との間に、係合機構100が設けられている。係合機構100は、本体支持軸20の外周に形成され、蓋体支持軸40の先端を収めて蓋体支持軸40が回転自在となるよう設けられた凹部110と、蓋体支持軸40の先端に幅及び長さ寸法が蓋体支持軸40の外径寸法より小となるよう形成された略矩形板状の凸部120と、凸部120を収め、凹部110に連って本体支持軸20の外周を一周する外周溝130とを備えている。 【0042】図1〜3に示された二軸ヒンジ装置Aにおいて、蓋体取付部材30が、蓋体取付部材30に設けられた蓋体支持軸40と、蓋体支持軸40が挿通される支持枠体50と共に、支持枠体50に挿通された本体支持軸20の中心軸を通る軸線X(第一の軸線)まわりに回転する。また、蓋体取付部材30が、支持枠体50に挿通された蓋体支持軸40の中心軸を通る軸線Y(第二の軸線)まわりに回転する。このように、本体支持軸20が設けられた本体取付部材10に対して、蓋体取付部材30が、軸線Xまわり、又は軸線Yまわりに回転する。 【0043】これら二つの軸線まわりの回転は、本体支持軸20と蓋体支持軸40との間に設けられた係合機構100によって互いに独立でないものとされる。すなわち、蓋体取付部材30と蓋体支持軸40が、軸線Xまわりに共に回転する時、二軸ヒンジ装置Aは、例えば図1に示されるような状態にあり、蓋体支持軸40の先端に設けられた凸部120は、凸部120の互いに平行な二面が外周溝130の側面に当接して、軸線Yまわりの回転が外周溝130の側面によって拘束されるよう外周溝130に係合している。この凸部120は、蓋体支持軸40の軸線Xまわりの回転と共に、外周溝130に沿って本体支持軸20の外周に設けられた凹部110に誘導される。このようにして、蓋体取付部材30と蓋体支持軸40が、軸線Xまわりに所定の回転角だけ回転し、蓋体支持軸40の先端が本体支持軸20の外周に設けられた凹部110に達すると、図2に示すように、凸部120と外周溝130との係合状態が解除され、蓋体取付部材30と蓋体支持軸40が、軸線Yまわりに回転可能な状態になる。次に、蓋体取付部材30と蓋体支持軸40が、軸線Yまわりに回転すると、蓋体支持軸40先端の凸部120が軸線Xまわりの回転で外周溝130に係合できない状態となり、軸線Xまわりの回転が拘束される。蓋体取付部材30と蓋体支持軸40が、再び元の状態となる時、すなわち蓋体支持軸40先端の凸部120が軸線Xまわりの回転で外周溝130に係合されうる状態にある時、蓋体取付部材30と蓋体支持軸40が、軸線Xまわりに回転可能な状態となる。 【0044】このように、本体取付部材10に対して蓋体取付部材30が、軸線Xまわりの所定の回転角において軸線Yまわりの回転が自在とされ、軸線Yまわりの所定の回転角において軸線Xまわりの回転が自在とされる。 【0045】本体支持軸20に固定された支持軸側摺動リング62と支持枠体50に固定された枠体側摺動リング61との間に、リング状バネ63、63によって所定の付勢力が付加される。支持枠体50が軸線Xまわりに所定の回転角を有する時、回転位置決め凸部61b、61b…が摺動面62a上に当接する。したがって、リング状バネ63、63の付勢力によって回転位置決め凸部61bと摺動面62aとの間に働く静止摩擦力を上回る力を加えない限り、支持枠体50の姿勢が維持される。 【0046】さらに、回転位置決め凸部61b、61b…が、支持枠体50の軸線Xまわりの回転によって支持軸側摺動リング62に設けられた回転位置決め切欠部62b、62b…の位置に到達すると、四つの回転位置決め凸部61b、61b…と回転位置決め切欠部62b、62b…がリング状バネ63、63の付勢力によって係合する。したがって、支持枠体50にリング状バネ63、63の付勢力を上回る力を加えてこの係合状態を解除しない限り、支持枠体50の姿勢が維持される。 【0047】このような係合状態は、回転位置決め凸部61bと回転位置決め切欠部62bが中心に対称にそれぞれ四つ配設されているため、支持枠体50の軸線Xまわりの回転において90°毎に存在する。 【0048】一方、支持枠体50の軸線Xまわりの回転の範囲は、第一回転範囲規制機構によって規制される。すなわち、支持枠体50が軸線Xまわりに回転すると、回転範囲規制孔82に挿入された回転範囲規制ピン81が、孔の中の挿入位置を変え、回転範囲規制孔82の端に係止すると、それ以上の回転が拘束される。回転範囲規制孔82は、略四分の一周分の円弧とされており、回転範囲規制ピン81の可動可能な支持枠体50の回転範囲は、90°に規制される。このように、本体支持軸20と支持枠体50との間に設けられた第一回転範囲規制機構によって、本体支持軸20に対する支持枠体50の回転範囲を規制することにより、支持枠体50が本体支持軸20まわりに所定の範囲内において回転自在とされ、かつ回転範囲の限界において確実に位置決め停止させられる。 【0049】ここで、回転範囲規制ピン81と回転範囲規制孔82は、回転位置決め凸部61bと回転位置決め切欠部62bが、規制される回転範囲の両端でそれぞれ係合するよう配設されている。したがって、支持枠体50の軸線Xまわりの回転は、回転範囲の両端において確実に位置決めされ停止されると共に、支持枠体50の姿勢がリング状バネの付勢により維持される。 【0050】蓋体支持軸40に固定された回転範囲規制円板92に、板状バネ91によって、所定の付勢力が付加される。蓋体取付部材30と蓋体支持軸40が、軸線Yまわりに所定の回転角を有する時、回転位置決め凸部91a、91aが摺動面92a上に当接する。したがって、板状バネ91の付勢力によって回転位置決め凸部91aと、摺動面92aとの間に働く静止摩擦力を上回る力を加えない限り、蓋体取付部材30と蓋体支持軸40の姿勢が維持される。 【0051】さらに、回転位置決め凸部91a、91aが、蓋体取付部材30と蓋体支持軸40の軸線Yまわりの回転によって回転位置決め切欠部92b、92b…の位置に到達すると、回転位置決め凸部91a、91aと回転位置決め切欠部92b、92bが板状バネ91の付勢力によって係合する。したがって、蓋体取付部材30と蓋体支持軸40に板状バネ91の付勢力を上回る力を加えてこの係合状態を解除しない限り、蓋体取付部材30と蓋体支持軸40の姿勢が維持される。 【0052】このような係合状態は、回転位置決め切欠部92b、92b…が中心に対称に四つ、回転位置決め凸部91a、91aが中心線に対称に二つ配設されているため、蓋体支持軸40の軸線Yまわりの回転において90°毎に存在する。 【0053】一方、蓋体取付部材30と蓋体支持軸40の軸線Yまわりの回転の範囲は、第二回転範囲規制機構によって規制される。すなわち、回転範囲規制円板92に設けられた回転範囲規制部93が、蓋体支持軸40と共に軸線Yまわりに回転し、回転範囲規制板90に設けられた回転範囲規制突起部90aに係止すると、それ以上の回転が拘束される。回転範囲規制部93は、回転範囲規制円板92の略四分の一の外縁部が外方へ膨出したものとされているから、回転範囲規制部93の可動可能な回転範囲は、回転範囲規制突起部90aの幅も考慮すると、270°以内に規制される。このように、蓋体支持軸40と支持枠体50との間に設けられた第二回転範囲規制機構によって、支持枠体50に対する蓋体取付部材30と蓋体支持軸40の回転範囲を規制することにより、蓋体取付部材30と蓋体支持軸40が、支持枠体50まわりに所定の範囲内において回転自在とされ、かつ回転範囲の限界において確実に位置決め停止させられる。 【0054】図1〜3に示される二軸ヒンジ装置Aによれば、本体取付部材10と蓋体取付部材30とに、例えばラップトップパソコンの本体及び画面となる液晶表示部等をそれぞれ固定すれば、これら二つの部材間に二軸の回転の自由度を付与することができ、本体に対する画面の所望の開閉操作及び回転操作を行うことができる。この時、支持枠体50に、本体支持軸20と蓋体支持軸40を回転自在に挿入し、これらの軸の間に係合機構100を設ける簡潔な構造によって、携帯に簡便な装置の小型化を図ることができる。 【0055】なお、上記の実施例では、本体支持軸20と蓋体支持軸40の間に設けられる係合機構100として、蓋体支持軸40の先端に設けられた凸部120と、凸部120が係合するよう本体支持軸20の外周に設けられた外周溝130とを用いる構成としたが、凸部120の替わりに溝と、外周溝130の替わりにこの溝の係合する外周凸条が設けられる構成としてもよい。 【0056】[第二の実施の形態]次に、本発明に係る二軸ヒンジ装置の第二の実施形態を図4〜6を用いて説明する。図4〜6に示す二軸ヒンジ装置Bは、本体取付部材10(第一の部材)に本体支持軸20(第一の支持軸)が設けられると共に、蓋体取付部材(第二の部材)30に蓋体支持軸40(第二の支持軸)が設けられ、本体支持軸20と蓋体支持軸40とは、支持枠体50の内部に挿通されて回転自在に設けられている。本体支持軸20と蓋体支持軸40との間には、係合機構100が設けられている。 【0057】図4〜6に示された二軸ヒンジ装置Bにおいて、図1〜3に示されたものにそれぞれ対応する部分は、同一の符号を付し、ここではその説明を省略する。 【0058】本体支持軸20は、中心軸まわりに対称とされ、支持枠体50に嵌通される先端には、拘束溝140が形成されている。さらに、本体支持軸20は、支持枠体50に嵌通された時、ベースブラケット51に当接して、本体支持軸20のそれ以上の嵌通を阻止する摺動円板24を有している。そして、嵌脱防止クリップ22が装着可能なようにクリップ溝23が、円筒外周に設けられている。 【0059】支持枠体50より突出した本体支持軸20の円筒部に枠体側摺動リング61が、凸条端部21に支持軸側摺動リング62と、リング状バネ63、63(第一弾性部材)が外嵌されている。ここで、枠体側摺動リング61は、非円形とされ、摺動リング収納凹部54に嵌合されており、支持枠体50に対する回転が拘束されている。 【0060】蓋体支持軸40は、中心軸まわりに対称とされ、一端には、軸管53と反対の側でベースブラケット51に当接する支持円板46が、他の一端には、蓋体取付部材30が外嵌される固定部44が設けられている。 【0061】蓋体支持軸40は、支持枠体50に軸管53の反対の側より嵌通されており、固定部44に、蓋体取付部材30が外嵌されて固定されている。また、蓋体取付部材30と軸管53の間には、蓋体取付部材30と軸管53の間の滑らかな回転を可能にする取付リング54が設けられている。さらに、支持円板46とベースブラケット51の間には、回転範囲規制板90が設けられている。 【0062】支持枠体50に嵌通された蓋体支持軸40には、さらに、支持円板46より突出した鍵部45に、板状バネ91(第二弾性部材)と、回転範囲規制円板92が外嵌されている。さらに、蓋体支持軸40の先端に、板状バネ91が付勢された状態でスペーサー94を介して誘導凸板150が固定されている。 【0063】支持枠体50に上述の如く回転自在に挿通された本体支持軸20と蓋体支持軸40との間に、係合機構100が設けられている。係合機構100は、本体支持軸20の先端に形成された拘束溝140と、蓋体支持軸40の外周に形成され、拘束溝140に係合する誘導凸板150と、誘導凸板150の一部に形成され、拘束溝140との係合が解除されて蓋体支持軸40が軸線Xまわりに回転自在となるよう設けられた切欠部160とを備えている。 【0064】図4〜6に示された二軸ヒンジ装置Bにおいて、蓋体取付部材30が、蓋体取付部材30に設けられた蓋体支持軸40と、蓋体支持軸40が挿通される支持枠体50と共に、支持枠体50に挿通された本体支持軸20の中心軸を通る軸線X(第一の軸線)まわりに回転する。また、蓋体取付部材30が、支持枠体50に挿通された蓋体支持軸40の中心軸を通る軸線Y(第二の軸線)まわりに回転する。このように、本体支持軸20が設けられた本体取付部材10に対して、蓋体取付部材30が、軸線Xまわり、又は軸線Yまわりに回転する。 【0065】これら二つの軸線まわりの回転は、本体支持軸20と蓋体支持軸40との間に設けられた係合機構100によって互いに独立でないものとされる。すなわち、蓋体取付部材30と蓋体支持軸40が、軸線Xまわりに共に回転する時、二軸ヒンジ装置Bは、例えば図4に示されるような状態にある。このように、蓋体支持軸40の外周に設けられた誘導凸板150の切欠部160が、本体支持軸20の先端に位置して誘導凸板150と拘束溝140との係合が解除されている時、蓋体取付部材30と蓋体支持軸40の軸線Xまわりの回転が可能となる。一方、軸線Yまわりの回転は、本体支持軸20先端が誘導凸板150の進行を阻むために拘束される。しかしながら、蓋体取付部材30と蓋体支持軸40が、軸線Xまわりに所定の回転角だけ回転し、誘導凸板150が、本体支持軸20の先端に阻まれることなく、この先端に設けられた拘束溝140に進入可能になると、蓋体取付部材30と蓋体支持軸40が、軸線Yまわりに回転可能な状態になる。次に、例えば図5に示すように、蓋体取付部材30と蓋体支持軸40が、軸線Yまわりに回転すると、蓋体支持軸40外周の誘導凸板150が、本体支持軸20先端に設けられた拘束溝140に進入する。誘導凸板150がこの拘束溝140に係合され、蓋体取付部材30と蓋体支持軸40の軸線Xまわりの回転が拘束される。蓋体取付部材30と蓋体支持軸40が、再び元の回転開始の状態にある時、すなわち、蓋体支持軸40外周の誘導凸板150の切欠部160が、本体支持軸20の先端に位置する時、蓋体取付部材30と蓋体支持軸40が、軸線Xまわりに回転可能な状態になる。 【0066】このように、本体取付部材10に対して蓋体取付部材30が、軸線Xまわりの所定の回転角において軸線Yまわりの回転が自在とされ、軸線Yまわりの所定の回転角において軸線Xまわりの回転が自在とされる。 【0067】この他、図4〜6に示す二軸ヒンジ装置Bにおいて、リング状バネ63、63及び板状バネ91の弾性部材や、第一及び第二回転範囲規制機構の機能については、図1〜3に示す二軸ヒンジ装置Aと同様であるので、ここでは詳しい説明を省略する。 【0068】図4〜6に示される二軸ヒンジ装置Bによれば、本体取付部材10と蓋体取付部材30とに、例えばラップトップパソコンの本体及び画面となる液晶表示部等をそれぞれ固定すれば、これら二つの部材間に二軸の回転の自由度を付与することができ、本体に対する画面の所望の開閉操作及び回転操作を行うことができる。この時、支持枠体50に、本体支持軸20と蓋体支持軸40を回転自在に挿入し、これらの軸の間に係合機構100を設ける簡潔な構造によって、携帯に簡便な装置の小型化を図ることができる。 【0069】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、二軸ヒンジ装置の両端に固定される二つの部材間に二軸の回転の自由度を付与することができると共に、支持枠体に、第一の支持軸と第二の支持軸を回転自在に挿入し、これらの軸の間に係合機構を設けることで、構造を簡潔化し小型化を図ることができる。また、本発明によれば、第一及び第二の軸線まわりの回転において、外から力を加えない場合に回転角を維持することができる。また、本発明によれば、第一及び第二の軸線まわりの回転において、回転範囲に制限を設けることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】396019022 【氏名又は名称】株式会社ストロベリーコーポレーション
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| 【出願日】 |
平成12年2月18日(2000.2.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064908 【弁理士】 【氏名又は名称】志賀 正武 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−227229(P2001−227229A) |
| 【公開日】 |
平成13年8月24日(2001.8.24) |
| 【出願番号】 |
特願2000−41802(P2000−41802) |
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