| 【発明の名称】 |
保管管理装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】竹下 英正
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| 【要約】 |
【課題】指紋が個人識別の手段として優れていることに着目し、従来の保管管理装置が有する諸課題を解決すべく、開錠に必要な鍵やIDカードを無くすと共に、暗証番号等を記憶しておく必要のない保管管理装置を提供する。
【解決手段】ベース板周辺に設けた複数の保管個所を閉鎖するベルト状シャッターを備え、ベルト状シャッターに設けた移動ゲートを指紋情報にもとづいて出入口を開錠する施錠装置にしたことを特徴とする保管管理装置。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ベース板周辺に設けた複数の保管個所を閉鎖するベルト状シャッターを備え、ベルト状シャッターに設けた移動ゲートを指紋情報にもとづいて出入口を開錠する施錠装置にしたことを特徴とする保管管理装置。 【請求項2】 保管個所が、ベース板と上部台に設けた前方が開放した先端がU字状の保管個所であることを特徴とする請求項1記載の保管管理装置。 【請求項3】 保管個所が、ベース板及び上部台と、両板の間に形成された壁部材とで構成した前方が開放した室状の保管個所であることを特徴とする請求項1記載の保管管理装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、保管管理装置に関し、詳しくは、指紋照合により利用者を確認して開錠する施錠装置を具えた保管管理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】傘等の携帯品の一時的な保管においては、鍵付きの傘立てを用い、施錠は傘立ての支持部材に設けた鍵とその鍵に合致した鍵札とで行っていた。また、オフィスビルや工場の鍵の保管管理は、鍵保管庫に入れその出し入れをIDカード及び暗証番号を入力することによって行っており、印鑑等の貴重品の保管管理も、保管庫に入れその出し入れを鍵を用いて施錠・開錠するか、IDカード及び暗証番号を入力することによって行っていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】鍵を用いた保管庫や傘立てを利用するには、鍵の携帯が必要であり、鍵を紛失してしまった場合には、貴重品や傘を取り出すことができなかったし、保管庫の利用者が鍵札を紛失した場合、その鍵札を使って第三者が勝手に保管物を取出してしまう危険も有った。また、IDカードを用いた保管庫を利用するには、IDカードの携帯と暗証番号を記憶しておくことが必要であり、IDカードを携帯しなかったり、暗証番号を忘れてしまった場合には、預け入れた貴重品の取り出しができなかった。 【0004】ところで、従来の鍵札を用いる施錠装置は、その箇所毎に他の箇所と合致しないような鍵とそれに対応した鍵札を組合せたものを装備して保管管理しているので、従来の鍵とその鍵札の組合せでは、組合せ数に限界があり、組合せ数を増やそうとすれば、鍵の構造が複雑になり、価格も高価になってしまう事と鍵札を紛失してしまった場合、その都度、各々の鍵に対応した鍵札を補充しなければならない不便さがあったり、IDカードの再発行すると共に、紛失したIDカードに対応する管理装置中の情報の書き換えを行わなければならない。そこで、本発明は、指紋が個人識別の手段として優れていることに着目し、上記従来の保管管理装置が有する諸課題を解決すべく、開錠に必要な鍵やIDカードを無くすと共に、暗証番号等を記憶しておく必要のない保管管理装置を提供することを課題とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明は、ベース板に設けた複数の保管個所を閉鎖するベルト状シャッターを備え、ベルト状シャッターに設けた移動ゲートを指紋情報にもとづいて出入口を開錠する施錠装置にしたことを特徴とし、さらに加えて、上記保管個所が、ベース板と上部台に設けた前方が開放した先端がU字状の保管個所であること、及び、ベース板及び上部台と、両板の間に形成された壁部材とで構成した前方が開放した室であることを特徴とする。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明は、上記課題を解決するためのものであって、発明の実施の形態は次のとおりである。 (1)その保管又は管理物が特定の利用者のものであることを認識、登録および識別しながら、各保管管理箇所の個々の鍵とその鍵札および個々のロック機構など一切無くしても利用可能な、複数の保管又は管理する箇所を有する保管管理装置。 (2)認識装置を用いて利用者の認識、登録および識別を行いながら1対の移動ゲートとベルト状の移動シャッターとの組合せにより個々の保管箇所の鍵とその鍵札あるいは個々のロック機構を不要にする、複数の保管又は管理する箇所を有する保管管理装置。 【0007】(3)移動ゲート部材を左右対称に2個設け、この2個は保管箇所の出入口の間隔だけ離れた状態で、ベルト状の移動シャッターの両端に夫々固定して、常に保管箇所の出入口の幅間隔で移動させる、複数の保管又は管理する箇所を有する保管管理装置。 (4)移動ゲート部材の内部に夫々左右対称にゲート部材を開閉するためのスライド板を設け、このスライド板も又、ベルト状移動シャッターの内部に設けられたもう一つのベルトの両端に夫々固定して、このベルトの一部をふくらませて、そのふくらみによって左右のスライド板の間隔を拡げ、開閉制御を行う複数の保管又は管理する箇所を有する保管管理装置。 (5)ベルト状の移動シャッターを円又は楕円状の溝の中にはめその両端を移動ゲートに固定したため、移動ゲートの動きに合わせて移動するベルト状シャッターをセンサーで位置検知しその保管箇所を特定し、登録保管済みの利用者へ逆にその箇所を知らせるランプを各保管箇所に夫々1個配置した複数の保管又は管理する箇所を有する保管管理装置。 【0008】次に図面に示す実施例にもとづいて本発明の実施の形態を説明する。本発明の保管管理装置は、装置枠体1、装置枠体1内に形成された複数の保管個所7、…、保管個所7、…の一つを選択的に開放する移動ゲート12、移動ゲート12を構成する左右の移動ゲート部材13を駆動するためのゲート開閉制御部30、ゲート開閉制御部30を作動可能にする指紋照合装置(図示せず)とで構成されている。 【0009】図1〜3は、本発明の一実施例であり、保管管理装置の保管対象を傘にした例であり、装置枠体1は、ベース板2と上部台6とを、それらと一体か又は別体の間隔保持部材によって所定の間隔をもって組立てられており、保管個所7、…を形成すると共に、ゲート開閉制御部30の収納部を形成している。ベース板2は、平行な直線部と直線部の端部を結ぶ円弧部とを具えた板状体よりなり、前半分には直線部には辺に直角に、また円弧部には中心方向に向かい保管部を構成する先端がU字状の凹部が設けられている。また、ベース板2内面には、外周縁に沿ってベルト状シャッター10を案内する移動用溝5と、ベルト状シャッター10の案内溝より浅い平坦面3からなるゲート開閉用ベルト19の案内面が設けられている。 【0010】また、平坦面3の前縁両側部には、前半部では並行して移動する移動用ベルト15とゲート開閉用ベルト19を分岐させて、ゲート開閉用ベルト19を平坦面3上に案内するための一対の分岐部4、4が設けられている。上記一対の分岐部4、4は、保管個所7、…部分では重なり合って移動用溝5に沿って移動する移動用ベルト15とゲート開閉用ベルト19とを分岐させて、移動用ベルトは15はそのまま移動用溝5に沿って移動させそのまま移動用溝5上に位置させ、ゲート開閉用ベルト19は分岐部4、4によって平面部3上に位置させる。それによって、移動用ベルト15とゲート開閉用ベルト19との間に、開閉用ベルト19が平面部3上を外方にふくらむことのできる空間を形成する。 【0011】さらに、本体内には、移動ベルトの位置を介して保管箇所を特定するための位置センサー31と、ゲート開閉用ベルト19を平坦面3上を外方にふくらませて、ゲートの開口部を閉鎖しているスライド板17を開放するゲート開閉制御部30が取付けられている。上記ベルト状シャッター10は、移動用ベルト15と該ベルトに装着された多数の短冊状のシャッター部材11とで、移動用溝5に沿って移動できるように屈曲可能に構成されており、移動ゲート12以外の部分では先端がU字状の保管個所7を閉鎖する長さを有している。なお、この実施例では、ベルト状シャッター10を、移動用ベルト15と短冊状のシャッター部材11とで構成したが、移動用ベルト15をベルト状シャッター10として兼用してもよく、また、移動用ベルト15とゲート開閉用ベルト19は、弾性を有する金属材料、例えばばね鋼等で作成するのが好ましい。 【0012】上部台6は、ベース板2と同形の板状体からなり、ベース板2と同様に、外周縁に沿ってベルト状シャッター10を案内する移動用溝5と、ベース板2に設けた先端がU字状の凹部と対応する位置に先端がU字状の凹部が設けられており、両板の先端がU字状の凹部は、前方が開いた保管個所7、…を形成する。また、上部台6の上面には指紋登録確認装置の指紋センサー40が設けられており、使用者の指紋情報をゲート開閉制御部30に向けて出力する。さらに、各保管個所7には表示ランプ34が設けられており、取り出し時、指紋及び登録アドレスが預入時に登録したものと一致した時点滅して使用者が預け入れた保管個所7を指示する。ここで、ベース板2及び上部台6に設ける先端がU字状の保管個所7は、円弧部に設ける切り欠きの最深部が隣接する切り欠きと連通しない範囲で奥深に形成し、直線部に設ける凹部は円弧部に設けた先端がU字状の保管個所7と同じ深さに形成して複数本の傘の収納を可能にすることができる。 【0013】所定の間隔をおいて重ね合わせられた上部台6とベース板2との対向面間には、対向する端部間に保管物の通過可能な間隙を形成するように移動用取手16によって連結された、一対のゲート部材13、13よりなる移動ゲート12が摺動可能に配置されている。また、一対のゲート部材13、13の対向端と反対側の端部は、移動ゲート固定板14を介して、ベルト状シャッター10の移動用溝5に係合可能な幅と厚さを有する上記ベルト状シャッター10によって繋がっており、したがって、ベルト状シャッター10の上下縁部は、移動用溝5中を摺動可能であり、また、一対の移動ゲート部材13はベルト状シャッター10の移動用溝5が形成する楕円軌道に沿って移動可能である。 【0014】移動ゲート部材13は中空に形成されており、各移動ゲート部材13の中空部には、ゲート開閉制御部30によって中空部から出没するスライド板17が配置されている。一方の移動ゲート部材13に配置されたスライド板17と他方の移動ゲート部材13に配置されたスライド板17とは、スライド板固定板18を介在して、ゲート開閉用ベルト19の案内溝に下辺部が係合可能な幅と厚さを有し、ベルト状シャッター10の裏面に沿って摺動するゲート開閉用ベルト19によって繋がっている。また、ベース板2の平坦面3側には、ゲート開閉制御部30によって駆動される作動部材21が配置されており、ゲート開閉用ベルト19が摺動可能に係合している。 【0015】したがって、ゲート開閉制御部30からの信号にもとづき作動する作動部材21を構成するソレノイドの前方移動に移動すると、ゲート開閉用ベルト19の中間部が、作動部材21によってベース板2に形成された平坦面3上を後方に移動させてゲート開閉用ベルト19の一部を外方にふくらませ、その結果スライド板17を移動ゲート部材13の中空部内に引き込み、一対のスライド板17間に間隔を形成して保管物の保管可能な状態にすることができる。保管個所7の出入り口近傍には、保管物センサー32が設けられており保管物の通過を検知して通過信号を出力する。また、装置枠体1内には、移動軌跡に沿った位置にベルトの位置センサー31が設けられており、ベルト状シャッター10に保管個所7に対応して設けた複数の検知点33、…のいずれかを検知して受け入れ位置にある移動ゲート12の番地を位置信号として出力する。 【0016】ゲート開閉制御部30は、図示のように、上部台6上面に設けられた使用者の指紋を読み取る指紋センサー40、ベルト状シャッター10に設けられた保管部に対応する検知点33を読み取って使用可能位置に有る保管個所7を特定する位置センサー31、移動ゲート12に設けられ、保管物の出し入れを検知する保管物センサー32、指紋センサー40の読み取った指紋情報、位置センサー31が読み取った位置情報、保管物センサー32からの保管物情報を記憶する記憶部、記憶部部に記憶された情報にもとづき、施錠又は開錠指令を発する制御部、制御部からの指令により作動するランプ点滅回路、ランプ点滅回路により使用者の収納箇所を示す表示ランプ34、制御部からの指令により作動するソレノイド駆動回路、ソレノイド駆動回路により励磁あるいは消磁するソレノイド20、とから構成されている。 【0017】なお、上記ランプ点滅回路は、預入時には、保管物センサー32が保管物が挿入されたことを検知すると表示ランプ34を点灯し、取り出し時には、預入時に登録した指紋と照合指紋とが一致すると預け入れた保管箇所7に対応する表示ランプ34を点滅して、使用者が保管箇所の7の位置を知らせ、取り出し時には、保管物センサー32が保管物が取り出されたことを検知すると表示ランプ34を消灯し、当該保管箇所が空き状態であることを表示すべく構成されている。 【0018】図4は本発明の他の実施例で、保管管理装置の保管対象を鍵、印鑑等の貴重品にした例であり、主たる構成は上記実施例と同様であるが、収納個所7の構成が相違しており、その構成は次のとおりである。装置枠体1は、所定の間隔もって配置されたベース板2と上部台6とで構成されており、ベース板2は、平行な直線部と直線部の端部を結ぶ円弧部とを具えた板状体よりなり、ベース板2内面には、外周縁に沿った移動ベルト用の案内溝と、ベルト状シャッター10の案内溝より浅い溝部と後部が平坦面3からなる開閉ベルト用の移動用溝5が設けられている。また、上部台6は、ベース板2と同形の板状体からなり、ベース板2と同様に、外周縁に沿ってベルト状シャッター10を案内する移動用溝5が設けられている。 【0019】装置枠体1の前半部分(平坦面を設けた側とは反対の側の部分)のベース板2と上部台6の対向面間には、平線部と平行な後壁8と、移動用溝5に沿って移動する移動ゲート12の動きを妨げない程度に後壁8から前方に延びた側壁9とで複数の保管個所7、…が形成されている。この実施例では、一対のスライド板17、17は保管個所7の全面を塞ぐにように定められている。したがって、スライド板147、17には、保管個所7、…の利用状体を確認し易くするために、透明な樹脂板を用いることが好ましい。 【0020】また、平坦部の前縁両側部には、前半部では並行して移動する移動用ベルト15とゲート開閉用ベルト19を、ゲート開閉用ベルト19を移動用ベルト15と分岐して平坦面3上に案内するための分岐部4、4が設けられている。さらに、装置枠体1内には、移動用ベルト15の位置を介して保管箇所を特定するための位置センサー31と、ゲート開閉用ベルト19をふくらませて、ゲートの開口部を閉鎖しているスライド板17を開放するベルト開閉制御部が取付けられている。 【0021】なお、上記いずれの実施例において利用者を特定する方法として、指紋照合による方法を採用したが、それ以外にも暗証番号、磁気カードおよび通信手段による方法を採用することができる。上記のように構成した保管管理装置は、独立した装置として貴重品等の保管管理に使用することもできるし、また、傘立ての場合には、専用の台を用いるか、又は、金具類によって建物の壁面に取付け、使用可能状態に設置して使用に供摺ることができる。 【0022】次に上記構成の保管管理装置の使用手順及び使用時の各部の作動を説明する。 [預け入れ] (1)利用者は、空いている保管個所(アドレス)、すなわち、表示ランプ34の点灯していない保管箇所を選択し、移動用取手16によって移動ゲート4を選択した空いている保管個所に移動させる。 (2)移動ゲート4が所定の空いている保管個所に移動されると、位置センサー31が移動用ベルト15のアドレス検知し、このアドレス信号は指紋情報と合わせてデータ登録される。 【0023】(3)利用者は、指紋センサー40にタッチする。 (4)ゲート開閉制御部30は、指紋センサー40からの指紋情報を記憶する。 (5)ゲート開閉制御部30は、空きアドレス信号と指紋検知信号によりソレノイド20を駆動し、作動部材21によってゲート開閉用ベルト19を引っ張ってスライド板17を移動ゲート部材13の中空部内に引き込みゲートを解放する。 (6)利用者は、解放されたゲートから格納部内に保管物を挿入する。 【0024】(7)保管物センサー32は、保管物の挿入を検知し、ゲート開閉制御部30を介して、利用者が保管物を預け入れた保管箇所に対応する表示ランプ34を点灯する。 (8)ゲート開閉制御部30は、ソレノイド20のロックを解除して、ゲート開閉用ベルト19を元の位置に戻してゲートを閉鎖する。 (9)ゲート開閉制御部30は、指紋情報とアドレスを登録する。 (10)以上の操作あるいは処理を経て、保管物の預け入れ作業は完了する。 【0025】[取り出し] (1)利用者は、預入時に指紋センサー40にタッチした指と同じ指を、指紋センサー40にタッチする。 (2)ゲート開閉制御部30は、タッチした指の指紋情報を一時記憶する。 (3)ゲート開閉制御部30は、一時記憶した指紋情報と、預入時に記憶し記憶部に記憶されている登録指紋情報とを照合する。 (4)ゲート開閉制御部30は、照合の結果一時指紋情報と登録指紋情報が一致したときには、アドレス信号と照合一致信号を出力し、利用者が預け入れた保管部に対応する表示ランプ34を点滅させて利用者が使用している保管個所7のアドレスを知らせる。 【0026】(5)利用者は、表示ランプ34の点滅を確認し、移動用取手16によって移動ゲート4を対応する保管個所7に移動させる。 (6)位置センサー31は、ゲートの移動により移動用ベルト15の位置を検知する。 (7)ゲート開閉制御部30は、一時記憶の指紋情報と登録指紋情報及び移動ゲート4の位置と登録アドレスとの照合一致によりゲートを開放する。 (8)利用者は、開放されたゲートから保管物の取り出す。 【0027】(9)保管物センサー32は、利用者が保管物を取り出したか否かチェックする。 (10)ゲート開閉制御部30は、利用者が保管物を取り出したことが確認すると、ゲートを閉鎖し、点滅していた表示ランプ34を消灯する。 (11)ゲート開閉制御部30は、記憶されている一時記憶の指紋情報、登録指紋情報及びアドレスを消去する。 (12)以上の操作あるいは処理を経て、保管物の取り出し作業は完了する。 【0028】図5は、本発明の保管管理装置の指紋センサー40の1実施例を示すものである。上部台6の上面に設けられている検出器41には、指挿入口42が設けられている。この検出器41は、たとえば体温を検出するものであり、体温の検出によって本物の指と偽造の指との識別が行なわれる。上部台6には、ダンパ43を介して光学部材であるプリズム44が取り付けられている。このダンパ43は、プリズム44への指の押圧力を受けて可変するものであり、この可変によって指に対しプリズム44の当接面103aが均等に当接するようになっている。これにより、当接面における指の局所的なつぶれが無くなるため、指の指紋パターンの検出が確実に行なわれる。 【0029】プリズム44は、光透過性の良いたとえばガラス等の材料によって形成されたものであり、断面が略逆三角形状となるように構成されている。また、プリズム44の左右側面近傍には、照明光を発するLED45と、プリズム44を介して反射される反射光を取り込むレンズ46と、このレンズ46によって結像される指紋パターンを検出するイメージセンサ47とが配設されている。これら検出器41、LED45、イメージセンサー47の動作は、制御部48によって制御されるとともに、イメージセンサー47によって検出された指紋パターンは制御部48を介して指紋識別部49に与えられる。指紋識別部49は、指紋データ格納部50に予め格納されている指紋データと、制御部48を介して与えられる指紋パターンとを照合し、一致している場合には開錠制御部51へ開錠許可を示す許可データを出力するものである。 【0030】 【発明の効果】上記のように構成した本発明の、保管管理装置は、次のような効果を奏する。 (1)傘立てに設けた指紋センサーに指を当てるだけで利用者の指紋登録・照合により保管箇所の鍵の施錠及び開錠を行うことができ、そのため、鍵札が不要になり、鍵札の紛失に伴う補修、鍵札を不正に取得した者によって開錠されることが防げる。 (2)保管部としたので、一つの保管部に複数本の傘を収納することができるので、同伴者が有る場合一人一人が傘の預け入れや取り出しを行う必要が無く便利であり、しかも、装置全体の収納可能数を多くすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】597128509 【氏名又は名称】竹下 英正
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| 【出願日】 |
平成12年6月9日(2000.6.9) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100103436 【弁理士】 【氏名又は名称】武井 英夫 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−349120(P2001−349120A) |
| 【公開日】 |
平成13年12月21日(2001.12.21) |
| 【出願番号】 |
特願2000−173737(P2000−173737) |
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