| 【発明の名称】 |
コインロッカー・システム |
| 【発明者】 |
【氏名】光地 博久
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| 【要約】 |
【課題】ロッカー室の開閉扉の施錠、解錠に鍵を要せず、どのコインロッカーに荷物を入れたか迷うことのないコインロッカー・システムを提供する。
【解決手段】本システム10は、多数のコインロッカー12と、検索端末14と、コインロッカー12と検索端末14とを相互に接続する通信ネットワーク16とを備える。コインロッカー12は、それぞれ、鍵を使わないで、ロッカー室の開閉扉を施錠し、解錠できるコインロッカーであって、使用していないときには、開閉扉は施錠されていない。各コインロッカー12は、錠前装置と、規定の料金を受領する料金受領装置と、使用者の指紋を読み取る指紋読み取り装置と、使用者確認装置とを有する。検索端末14は、使用者の指紋を読み取る指紋読み取り装置と、画像表示装置とを有し、かつ、通信ネットワーク16を介して、各コインロッカー12の使用者確認装置24と指紋情報を送受する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ロッカー室と、ロッカー室を開閉する開閉扉とをそれぞれ有する多数個のコインロッカーを備えたコインロッカー・システムであって、各コインロッカーが、開閉扉を施錠し、また解錠する錠前装置と、規定の料金を受領する料金受領装置と、コインロッカーの使用者の指紋を読み取る指紋読み取り装置と、指紋読み取り装置によって読み取った使用者の指紋を記憶する手段と、記憶した指紋と新たに読み取った指紋とを照合する手段とを有し、指紋を照合して使用者である旨を確認する使用者確認装置とを備え、開閉扉を施錠する際には、料金受領装置が規定の料金を受領し、指紋読み取り装置が使用者の指紋を読み取り、使用者確認装置が使用者の指紋を記憶した後に、錠前装置が開閉扉を施錠し、開閉扉を解錠する際には、指紋読み取り装置が使用者の指紋を読み取り、指紋読み取り装置が読み取った指紋と使用者確認装置が記憶している使用者の指紋とが一致することを使用者確認装置が確認した後、錠前装置が開閉扉を解錠するようにしたことを特徴とするコインロッカー・システム。 【請求項2】 請求項1に記載のコインロッカーを所々に備えたコインロッカー・システムであって、使用者の指紋を読み取る指紋読み取り装置と、画像表示装置とを有する検索端末と、コインロッカー・システムの各コインロッカーの使用者確認装置と検索端末の使用者確認装置とを結ぶ通信手段を有し、各コインロッカーの使用者確認装置と検索端末の使用者確認装置との間で指紋情報を送受する通信ネットワークとを備え、使用者が検索端末の指紋読み取り装置に指紋を読み取らせると、検索端末は、通信ネットワークを介して、読み取った指紋を各コインロッカーの使用者確認装置に送信し、コインロッカーの使用者確認装置は、検索端末から送信された指紋が自己の記憶する指紋と一致するときには、通信ネットワークを介して使用者確認装置の属するコインロッカーのコインロッカー識別番号を検索端末に送信し、検索端末は送信されたコインロッカー識別番号を画像表示装置に表示するようにしたことを特徴とするコインロッカー・システム。 【請求項3】 コインロッカー識別番号には、各コインロッカーが設置されている場所とコインロッカー番号とが含まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコインロッカー・システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、コインロッカー・システムに関し、更に詳細には、鍵に代わる錠前装置を備えたコインロッカー・システムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】コインロッカーは、鍵を掛けることにより、開閉扉を閉止できる独立のロッカー室を多数備えた設備であって、駅の構内等に多数設置されている。コインロッカーは、使用されていない状態では、通常、鍵が鍵孔に挿入されたままで、開閉扉は施錠されていない。使用者がコインロッカーを使用するときには、先ず、施錠されていないコインロッカーを見つけて、そのコインロッカーのロッカー室に荷物を入れる。次いで、使用者は、開閉扉を閉め、規定の料金をコイン孔に入れ、開閉扉が開かないように鍵を掛けて施錠した後、鍵を鍵孔から抜き取る。使用者が、荷物をロッカー室から出す時には、鍵孔に鍵を入れて解錠し、開閉扉を開放して、荷物をロッカー室から取り出す。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、鍵を使って開閉扉を施錠し、或いは解錠する従来のコインロッカーでは、鍵を無くしたときには、コインロッカーの管理者を探して、ロッカー室を開けて貰い、荷物を出さなければならない煩わしさがある。更には、コインロッカーの管理者が不在のときには、荷物を出すことができないおそれもある。また、多数のコインロッカーが所々にある大きな駅の構内コインロッカー・システムでは、どの場所のどのコインロッカーに荷物を預けたかを忘れて、コインロッカーを探すのに大変な時間を要する恐れもあった。特に時間のない場合には、大いに不便である。 【0004】そこで、本発明は、ロッカー室の開閉扉の施錠、解錠に鍵を要せず、どこのどのコインロッカーに荷物を入れたか迷うことのないコインロッカー・システムを提供することである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明に係るコインロッカー・システムは、ロッカー室と、ロッカー室を開閉する開閉扉とをそれぞれ有する多数個のコインロッカーを備えたコインロッカー・システムであって、各コインロッカーが、開閉扉を施錠し、また解錠する錠前装置と、規定の料金を受領する料金受領装置と、コインロッカーの使用者の指紋を読み取る指紋読み取り装置と、指紋読み取り装置によって読み取った使用者の指紋を記憶する手段と、記憶した指紋と新たに読み取った指紋とを照合する手段とを有し、指紋を照合して使用者である旨を確認する使用者確認装置とを備え、開閉扉を施錠する際には、料金受領装置が規定の料金を受領し、指紋読み取り装置が使用者の指紋を読み取り、使用者確認装置が使用者の指紋を記憶した後に、錠前装置が開閉扉を施錠し、開閉扉を解錠する際には、指紋読み取り装置が使用者の指紋を読み取り、指紋読み取り装置が読み取った指紋と使用者確認装置が記憶している使用者の指紋とが一致することを使用者確認装置が確認した後、錠前装置が開閉扉を解錠するようにしたことを特徴としている。 【0006】本発明では、コインロッカーに物を入れるときに、指紋を読み取らせてロッカーの開閉扉をロックし、コインロッカーを開けるときにも新たに指紋を読み取らせて、新たに読み取った指紋と開閉扉をロックしたときの指紋と同じであるときに、コインロッカーの開閉扉のロックを外すことにより、鍵を必要としないコインロッカー・システムを実現している。 【0007】本発明の好適な実施態様は、上述のコインロッカーを所々に備えたコインロッカー・システムであって、使用者の指紋を読み取る指紋読み取り装置と、画像表示装置とを有する検索端末と、コインロッカー・システムの各コインロッカーの使用者確認装置と検索端末の使用者確認装置とを結ぶ通信手段を有し、各コインロッカーの使用者確認装置と検索端末の使用者確認装置との間で指紋情報を送受する通信ネットワークとを備え、使用者が検索端末の指紋読み取り装置に指紋を読み取らせると、検索端末は、通信ネットワークを介して、読み取った指紋を各コインロッカーの使用者確認装置に送信し、コインロッカーの使用者確認装置は、検索端末から送信された指紋が自己の記憶する指紋と一致するときには、通信ネットワークを介して使用者確認装置の属するコインロッカーのコインロッカー識別番号を検索端末に送信し、検索端末は送信されたコインロッカー識別番号を画像表示装置に表示する。 【0008】実用的には、コインロッカー識別番号には、各コインロッカーが設置されている場所とコインロッカー番号とが含まれている。 【0009】使用者が荷物を入れたコインロッカーの識別番号を忘れたときには、使用者が検索端末の指紋読み取り装置に指紋を読み取らさせると、検索端末は通信ネットワークを介して読み取った指紋を各コインロッカーの使用者確認装置に送信し、コインロッカーの使用者確認装置は検索端末から送信された指紋が自己の記憶する指紋と一致するときには、コインロッカー識別番号を検索端末に送信し、検索端末は送信されたコインロッカー識別番号を画像表示装置に表示するので、使用者は、容易に、コインロッカー識別番号に基づいてコインロッカーの所在とコインロッカー番号を認識することができる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照し、実施形態例を挙げて本発明の実施の形態を具体的かつ詳細に説明する。 実施形態例本実施形態例は、本発明に係るコインロッカー・システムの実施形態の一例であって、図1は本実施形態例のコインロッカー・システムの構成を示すブロック図、図2はコインロッカーの構成を示すブロック図、及び図3は検索端末の構成を示すブロック図である。本実施形態例のコインロッカー・システム10は、図1に示すように、多数のコインロッカー121 、コインロッカー122 、・・・コインロッカー12N と、検索端末14と、コインロッカー121 〜コインロッカー12N と検索端末14とを相互に接続するインターネット等の通信ネットワーク16とを備えている。 【0011】コインロッカー121 、コインロッカー122 、・・・コインロッカー12Nは、それぞれ、鍵を使わないで、ロッカー室の開閉扉を施錠し、解錠できるコインロッカーであって、使用していないときには、開閉扉は施錠されていない、つまり、開閉扉はロックされていないので、自由に開放することができる。各コインロッカー12は、図2に示すように、ロッカー室の開閉扉を施錠し、また解錠する錠前装置18と、規定の料金を受領する料金受領装置20と、コインロッカーの使用者の指紋を読み取る指紋読み取り装置22と、使用者確認装置24とを有する。使用者確認装置24は、指紋読み取り装置22によって読み取った使用者の指紋を記憶する手段と、記憶した指紋と新たに読み取った指紋とを照合する手段とを有し、指紋を照合して、指紋の主が使用者である旨を確認する装置である。 【0012】検索端末14は、図3に示すように、使用者の指紋を読み取る指紋読み取り装置26と、画像表示装置28とを有し、かつ、通信ネットワーク16を介して、各コインロッカー12の使用者確認装置24と指紋情報を送受する。通信ネットワーク16は、コインロッカー・システム10の各コインロッカー12の使用者確認装置24と検索端末14の使用者確認装置26とを結ぶ通信手段を有し、各コインロッカー12の使用者確認装置24と検索端末14の使用者確認装置26との間で指紋情報を送受する。 【0013】次に、図1から図3を参照して、本実施形態例のコインロッカー・システム10の使用方法を説明する。使用者が本実施形態例のコインロッカー・システム10のコインロッカー、例えばコインロッカー121 を使用するときには、コインロッカー121 の開閉扉を開けてロッカー室に荷物等を入れ、規定の料金をコイン孔に入れ、扉を閉じて、コインロッカー121 に付設されている指紋読み取り装置22に指紋を読み取らせる。料金受領装置20が規定の料金を受領し、指紋読み取り装置22が使用者の指紋を読み取り、使用者確認装置24が使用者の指紋を記憶した後に、錠前装置18が開閉扉を施錠する。 【0014】また、使用者が、コインロッカー121 から荷物を取り出すときは、コインロッカー121 の指紋読み取り装置22に指紋を読み取らせる。指紋読み取り装置22が使用者の指紋を読み取り、指紋読み取り装置22が読み取った指紋と使用者確認装置24が記憶している使用者の指紋とが一致することを使用者確認装置24が確認した後、錠前装置18がコインロッカー121 の開閉扉を解錠する。次いで、使用者は開閉扉を開けてロッカー室から荷物を取り出す。 【0015】また、コインロッカー12が所々の多数の場所に設置されていて、使用者が、どこのどのコインロッカー12に荷物を預けたか判らなくなったときは、検索端末14の指紋読み取り装置26に指紋を読み取らせる。検索端末14は、通信ネットワーク16を介して、読み取った指紋を各コインロッカー12の使用者確認装置24に送信する。コインロッカー12の使用者確認装置24は、検索端末14から送信された指紋が自己の記憶する指紋と一致するときには、通信ネットワーク16を介して使用者確認装置24の属するコインロッカー12のコインロッカー識別番号を検索端末14に送信する。検索端末14は送信されたコインロッカー識別番号を画像表示装置28に表示する。コインロッカー識別番号には、コインロッカー12が設置されている場所とコインロッカー番号とが含まれている。画像表示装置28の表示によって、使用者は、自分が荷物を入れたコインロッカー12の所在及び番号を認識することができる。 【0016】 【発明の効果】本発明によれば、従来のコインロッカー・システムで使用されていたような鍵を必要とせず、鍵に代えて、使用者の指紋を読み取って記憶した後、開閉扉を施錠し、開閉扉を解錠する際には、使用者の指紋を再び読み取らせ、読み取った指紋と使用者確認装置が記憶している使用者の指紋とが一致することを確認した後、開閉扉を解錠するので、使用者が鍵をなくさないように所持する煩わしさがなくなる。また、使用者がどこのどのコインロッカーに荷物を入れたかを忘れても、検索端末で検索できるので、使い勝手が著しく良くなる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004237 【氏名又は名称】日本電気株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年6月12日(2000.6.12) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100096231 【弁理士】 【氏名又は名称】稲垣 清
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| 【公開番号】 |
特開2001−349111(P2001−349111A) |
| 【公開日】 |
平成13年12月21日(2001.12.21) |
| 【出願番号】 |
特願2000−175517(P2000−175517) |
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