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【発明の名称】 リモートコントロールシステム
【発明者】 【氏名】佐々木 義弘

【要約】 【課題】車上荒しなどが行われている車両に不用意に近づき、その場面に遭遇してしまう危険性を回避することができるリモートコントロールシステムを提供すること。

【解決手段】ロックSW33が操作されると、車両に搭載された情報処理装置11から携帯通信端末31へ車両情報を送信し、この車両情報をEEPROM38に記憶させておき、確認SW34が操作されると、再び情報処理装置11から携帯通信端末31へ車両情報を送信し、この車両情報とEEPROM38に記憶されている車両情報とが一致するか否かを携帯通信端末11側で判断させ、この判断結果をランプ40を用いてドライバーに伝えるようにする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 携帯可能な第1の携帯通信端末と車両に搭載される第1の情報処理装置とを備え、両者間の双方向通信を行うことのできるリモートコントロールシステムにおいて、前記第1の情報処理装置が、前記車両の状態を検出する検出手段と、前記第1の携帯通信端末から送信される信号に基づいて、前記検出手段により検出された前記車両の現在の状態を前記第1の携帯通信端末へ送信する第1の送信手段とを備え、前記第1の携帯通信端末が、前記車両の利用者が前記車両の状態についての監視を開始させるときに、前記第1の情報処理装置へ前記車両の現在の状態の送信を要求するための第1の要求操作手段と、該第1の要求操作手段が操作されると、該操作に基づいた信号を前記第1の情報処理装置へ送信する第2の送信手段と、前記車両の状態を記憶する記憶手段と、前記第1の要求操作手段からの要求に応じ、前記第1の情報処理装置から送信された前記車両の現在の状態を前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、前記車両の利用者が前記車両の状態についての変化の有無を確認するときに、前記第1の情報処理装置へ前記車両の現在の状態の送信を要求するための第2の要求操作手段と、該第2の要求操作手段が操作されると、該操作に基づいた信号を前記第1の情報処理装置へ送信する第3の送信手段と、前記第2の要求操作手段からの要求に応じ、前記第1の情報処理装置から送信された前記車両の現在の状態と、前記記憶手段に記憶されている前記車両の状態とが一致するか否かを判断する判断手段と、該判断手段からの判断結果に基づいた内容を利用者に知らせる告知手段とを備えていることを特徴とするリモートコントロールシステム。
【請求項2】 前記告知手段が、ブザー音を用いて前記内容を利用者に知らせるものであることを特徴とする請求項1記載のリモートコントロールシステム。
【請求項3】 前記告知手段が、LEDなどの表示ランプを用いて前記内容を利用者に知らせるものであることを特徴とする請求項1記載のリモートコントロールシステム。
【請求項4】 前記車両の状態を示す情報が複数あり、これら各情報毎に固有のコードが設定され、前記判断手段が、監視開始時における前記車両の状態と、変化の有無確認時における前記車両の状態とが一致するか否かの判断を前記固有のコード毎に行うものであり、前記告知手段が、前記判断手段からの判断結果に基づいた内容を前記固有のコード毎に利用者に知らせるものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載のリモートコントロールシステム。
【請求項5】 前記第1の携帯通信端末には、前記第1の要求操作手段であると共に、利用者がドアのロックを指示するためのロック指示操作手段を備え、前記第1の情報処理装置には、前記ロック指示操作手段からの指示に基づいて、ドアのロック制御を行うロック制御手段を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載のリモートコントロールシステム。
【請求項6】 前記第1の携帯通信端末には、前記第2の要求操作手段であると共に、利用者がドアのアンロックを指示するためのアンロック指示操作手段を備え、前記第1の情報処理装置には、前記アンロック指示操作手段からの指示に基づいて、ドアのアンロック制御を行うアンロック制御手段を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載のリモートコントロールシステム。
【請求項7】 前記車両の状態を示す情報に、ドアのロック/アンロック情報が含まれていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載のリモートコントロールシステム。
【請求項8】 前記車両の状態を示す情報に、セレクター・レバー又はシフト・レバーの位置情報が含まれていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載のリモートコントロールシステム。
【請求項9】 前記車両の状態を示す情報に、シートの位置情報が含まれていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかの項に記載のリモートコントロールシステム。
【請求項10】 前記車両の状態を示す情報に、乗員有無情報が含まれていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかの項に記載のリモートコントロールシステム。
【請求項11】 前記車両に、該車両に異常が発生すると、警報音を発生させるなどの警報処理を行う機能を備えた警報装置が装備されている場合、前記車両の状態を示す情報に、前記警報装置から警報音が発生されたか否かを示す情報が含まれていることを特徴とする請求項1〜10のいずれかの項に記載のリモートコントロールシステム。
【請求項12】 利用者が車両ドアのロック/アンロックを指示するための操作機能を有した携帯可能な第2の携帯通信端末と、車両に搭載され、前記第2の携帯通信端末からの指示に基づいて車両ドアのロック/アンロック制御を行う機能を有した第2の情報処理装置とを備え、両者間の双方向通信を行うことのできるリモートコントロールシステムにおいて、前記第2の情報処理装置には、前記第2の携帯通信端末からの指示に基づいて、車両ドアのロック/アンロック制御が行われると、その制御を示した信号を前記第2の携帯通信端末へ送信する第4の送信手段を備え、前記第2の携帯通信端末には、バイブレーションを発生させる振動発生手段と、前記第2の情報処理装置から送信される前記信号を受信すると、前記振動発生手段を駆動させる駆動制御手段とを備えていることを特徴とするリモートコントロールシステム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリモートコントロールシステムに関し、より詳細には、携帯可能な携帯通信端末と車両に搭載される情報処理装置とを備え、両者間の双方向通信を行うことのできるリモートコントロールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】日本では車両盗難、車中荒しなどの盗難事件は発生件数、発生率とも欧州に比べて低いが増加の傾向にある。米国では車両盗難が年間140万件(1988年)、車上盗難が年間290万件(1988年)と非常に多く、社会問題となっている。また欧州でも米国同様、盗難発生件数が多い。
【0003】このように盗難事件が多くなってきているため、ドライバーが車上荒しなどが行われている場面に遭遇してしまうことも少なくないと思われる。従って、ドライバーが駐車中の車両に不用意に近づくことは大変危険な場合がある。特に、暗がりでは車内の様子が分かりにくいため、上記場面に遭遇する危険性は極めて高い。
【0004】このような場合に、ドライバーが車両から離れたところからでも、該車両の状態を確認することができれば、上記場面へ遭遇する危険性を回避することができる。従って、本発明の目的は、ドライバーが車両から離れたところからでも、該車両の状態を確認することのできるリモートコントロールシステムを提供することにある。
【0005】ところで、車両に利用されるリモートコントロールシステムの一つとして、従来から、ドライバーが携帯可能な送信機を利用して、車両ドアのロック/アンロックを遠隔操作することができるようにしたシステムが知られている。このようなシステムにおいては、前記送信機を用いて指示されたドアのロック/アンロックが車両側で正しく実行されたか否かをドライバーが確認することができるように、ドアのロック/アンロックが実行されたときに、ヘッドランプを点灯させたり、警鐘音などを発生させたりするシステムがある。
【0006】しかしながら、ヘッドランプの点灯ではドライバーが車両前方にいなければ、操作内容の実行を確認することができず、また警鐘音などでは他人に迷惑をかけてしまうことや、また騒がしい場所では警鐘音を聞き取ることが難しいといった問題があった。
【0007】本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、車上荒しなどが行われている車両に不用意に近づき、その場面に遭遇してしまう危険性を回避することができたり、ドアのロック/アンロックの遠隔操作が正しく車両側で実行されたか否かを利用者が容易に確認することのできるリモートコントロールシステムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を達成するために本発明に係るリモートコントロールシステム(1)は、携帯可能な第1の携帯通信端末と車両に搭載される第1の情報処理装置とを備え、両者間の双方向通信を行うことのできるリモートコントロールシステムにおいて、前記第1の情報処理装置が、前記車両の状態を検出する検出手段と、前記第1の携帯通信端末から送信される信号に基づいて、前記検出手段により検出された前記車両の現在の状態を前記第1の携帯通信端末へ送信する第1の送信手段とを備え、前記第1の携帯通信端末が、前記車両の利用者が前記車両の状態についての監視を開始させるときに、前記第1の情報処理装置へ前記車両の現在の状態の送信を要求するための第1の要求操作手段と、該第1の要求操作手段が操作されると、該操作に基づいた信号を前記第1の情報処理装置へ送信する第2の送信手段と、前記車両の状態を記憶する記憶手段と、前記第1の要求操作手段からの要求に応じ、前記第1の情報処理装置から送信された前記車両の現在の状態を前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、前記車両の利用者が前記車両の状態についての変化の有無を確認するときに、前記第1の情報処理装置へ前記車両の現在の状態の送信を要求するための第2の要求操作手段と、該第2の要求操作手段が操作されると、該操作に基づいた信号を前記第1の情報処理装置へ送信する第3の送信手段と、前記第2の要求操作手段からの要求に応じ、前記第1の情報処理装置から送信された前記車両の現在の状態と、前記記憶手段に記憶されている前記車両の状態とが一致するか否かを判断する判断手段と、該判断手段からの判断結果に基づいた内容を利用者に知らせる告知手段とを備えていることを特徴としている。
【0009】上記したリモートコントロールシステム(1)によれば、前記車両の利用者により前記第1の要求操作手段が操作されると、前記第1の情報処理装置から前記第1の携帯通信端末へ前記車両の現在の状態が送信され、この前記車両の現在の状態が前記第1の携帯通信端末側の前記記憶手段に記憶される。
【0010】また前記第1の要求操作手段は、前記車両の状態についての監視を開始するときに操作されるものである。従って、前記第1の要求操作手段を操作することによって、監視開始時における前記車両の状態を前記記憶手段に記憶させておくことができる。
【0011】前記車両の利用者により前記第2の要求操作手段が操作されると、前記第1の情報処理装置から前記第1の携帯通信端末へ前記車両の現在の状態が送信され、この前記車両の現在の状態と、前記記憶手段に記憶されている前記車両の状態(すなわち、監視開始時における前記車両の状態)とが一致するか否かが判断され、その判断結果に基づいた内容が利用者に知らされる。
【0012】また前記第2の要求操作手段は、前記車両の状態についての変化の有無を確認するときに操作されるものである。従って、前記第2の要求操作手段を操作することによって、変化の有無確認時における前記車両の状態と、監視開始時における前記車両の状態とが一致するか否かを判断し、その判断結果に基づいた内容を利用者に知らせることができる。
【0013】このように、変化の有無確認時(例えば、利用者が前記車両へ近づくとき)における前記車両の状態と、監視開始時(例えば、利用者が前記車両から降りて離れるとき)における前記車両の状態とが一致しているか否かを利用者が前記車両から離れたところから確認することができる。
【0014】また、変化の有無確認時における前記車両の状態と監視開始時における前記車両の状態とが一致しない場合については、監視開始時から変化の有無確認時までの間に何らかの異常(例えば、車上荒しなど)が発生したと看做すことができる。
【0015】従って、利用者が前記車両に何らかの異常(例えば、車上荒しなど)が発生したことを前記車両から離れたところからでも知っておくことができるので、利用者は車上荒しなどが行われている前記車両に不用意に近づき、その場面に遭遇してしまう危険性を回避することができる。
【0016】また本発明に係るリモートコントロールシステム(2)は、上記リモートコントロールシステム(1)において、前記告知手段が、ブザー音を用いて前記内容を利用者に知らせるものであることを特徴としている。
【0017】上記したリモートコントロールシステム(2)によれば、前記告知手段が、ブザー音を用いて前記内容を利用者に知らせるものであるため、例えば、変化の有無確認時における前記車両の状態と監視開始時における前記車両の状態とが一致しない場合(すなわち、監視開始時から変化の有無確認時までの間に何らかの異常が発生したと看做すことのできる場合)には、ブザー音を鳴らすようにしたり、逆に一致する場合には、ブザー音を鳴らさないようにしたりすることができる。これによって、利用者は前記車両の状態の変化を容易に把握することができる。
【0018】また本発明に係るリモートコントロールシステム(3)は、上記リモートコントロールシステム(1)において、前記告知手段が、LEDなどの表示ランプを用いて前記内容を利用者に知らせるものであることを特徴としている。
【0019】上記したリモートコントロールシステム(3)によれば、前記告知手段が、LEDなどの表示ランプを用いて前記内容を利用者に知らせるものであるため、例えば、変化の有無確認時における前記車両の状態と監視開始時における前記車両の状態とが一致しない場合(すなわち、監視開始時から変化の有無確認時までの間に何らかの異常が発生したと看做すことのできる場合)には、警告を意味する赤ランプを表示させたり、逆に一致する場合には、安全を意味する青ランプを表示させたりすることができる。これによって、利用者は前記車両の状態の変化を容易に把握することができる。
【0020】また本発明に係るリモートコントロールシステム(4)は、上記リモートコントロールシステム(1)〜(3)のいずれかにおいて、前記車両の状態を示す情報が複数あり、これら各情報毎に固有のコードが設定され、前記判断手段が、監視開始時における前記車両の状態と、変化の有無確認時における前記車両の状態とが一致するか否かの判断を前記固有のコード毎に行うものであり、前記告知手段が、前記判断手段からの判断結果に基づいた内容を前記固有のコード毎に利用者に知らせるものであることを特徴としている。
【0021】上記したリモートコントロールシステム(4)によれば、前記車両の状態を示す情報(例えば、ドアのロック/アンロック情報や、シートの位置情報など)が複数あり、これら各情報毎に固有のコードが設定されているため、前記第1の情報処理装置から前記第1の携帯通信端末へ前記固有のコードを付加した情報を送信することができる。
【0022】監視開始時における前記車両の状態と、変化の有無確認時における前記車両の状態とが一致するか否かの判断が前記固有のコード毎に行われ、この判断結果に基づいた内容が前記固有のコード毎に利用者に知らされるため、どの状態が変化し、どの状態が変化していないのかといった詳細な事実(例えば、ドアはロックされたままであるが、シートが移動しているといった事実)まで利用者が把握することができる。
【0023】また本発明に係るリモートコントロールシステム(5)は、上記リモートコントロールシステム(1)〜(4)のいずれかにおいて、前記第1の携帯通信端末には、前記第1の要求操作手段であると共に、利用者がドアのロックを指示するためのロック指示操作手段を備え、前記第1の情報処理装置には、前記ロック指示操作手段からの指示に基づいて、ドアのロック制御を行うロック制御手段を備えていることを特徴としている。
【0024】上記したリモートコントロールシステム(5)によれば、前記ロック指示操作手段が前記第1の要求操作手段であるため、前記ロック指示操作手段が操作されると、前記第1の情報処理装置から前記第1の携帯通信端末へ前記車両の現在の状態が送信され、この前記車両の現在の状態が前記第1の携帯通信端末側の前記記憶手段に記憶される。
【0025】また前記ロック指示操作手段は、通常、利用者が前記車両から離れるときに操作されるものである。従って、前記ロック指示操作手段を操作することによって、利用者が前記車両から離れるときの前記車両の状態を、監視開始時における前記車両の状態として、前記記憶手段に記憶させておくことができる。
【0026】また本発明に係るリモートコントロールシステム(6)は、上記リモートコントロールシステム(1)〜(5)のいずれかにおいて、前記第1の携帯通信端末には、前記第2の要求操作手段であると共に、利用者がドアのアンロックを指示するためのアンロック指示操作手段を備え、前記第1の情報処理装置には、前記アンロック指示操作手段からの指示に基づいて、ドアのアンロック制御を行うアンロック制御手段を備えていることを特徴としている。
【0027】上記したリモートコントロールシステム(6)によれば、前記アンロック指示操作手段が前記第2の要求操作手段であるため、前記アンロック指示操作手段が操作されると、前記第1の情報処理装置から前記第1の携帯通信端末へ前記車両の現在の状態が送信され、この前記車両の現在の状態と、前記記憶手段に記憶されている前記車両の状態(例えば、利用者が前記車両から離れるときの前記車両の状態)とが一致するか否かが判断され、その判断結果に基づいた内容が利用者に知らされる。
【0028】また前記アンロック指示操作手段については、通常、利用者が前記車両へ近づくときに操作されるものである。従って、前記アンロック指示操作手段を操作することによって、利用者が前記車両へ近づくときの前記車両の状態と、監視開始時における前記車両の状態(例えば、利用者が前記車両から離れたときの該車両の状態)とが一致するか否かを判断し、その判断結果に基づいた内容を利用者に知らせることができる。
【0029】このように、利用者は前記車両に何らかの異常(例えば、車上荒しなど)が発生したか否かを前記車両へ乗り込む前に知っておくことができるので、利用者は車上荒しなどが行われている前記車両に不用意に近づき、その場面に遭遇してしまう危険性を回避することができる。
【0030】また本発明に係るリモートコントロールシステム(7)は、上記リモートコントロールシステム(1)〜(6)のいずれかにおいて、前記車両の状態を示す情報に、ドアのロック/アンロック情報が含まれていることを特徴としている。
【0031】車上荒しなどが行われる場合には、車内への侵入者によってドア錠が解錠される場合が多い。上記したリモートコントロールシステム(7)によれば、前記車両の状態を示す情報に、ドアのロック/アンロック情報が含まれているため、ドアのロック/アンロック情報の変化に基づいて、前記車両の状態に変化が生じたか否か(例えば、車内への不法な侵入者がいたか否か)を判断することができる。
【0032】また本発明に係るリモートコントロールシステム(8)は、上記リモートコントロールシステム(1)〜(7)のいずれかにおいて、前記車両の状態を示す情報に、セレクター・レバー又はシフト・レバーの位置情報が含まれていることを特徴としている。
【0033】また本発明に係るリモートコントロールシステム(9)は、上記リモートコントロールシステム(1)〜(8)のいずれかにおいて、前記車両の状態を示す情報に、シートの位置情報が含まれていることを特徴としている。
【0034】車上荒しなどが行われる場合には、車内への侵入者がセレクター・レバー(オートマチック車の場合)や、シフト・レバー(マニュアル車の場合)や、シートの位置を移動させる場合がある。上記したリモートコントロールシステム(8)によれば、前記車両の状態を示す情報にセレクター・レバー又はシフト・レバーの位置情報が含まれ、上記したリモートコントロールシステム(9)によれば、前記車両の状態を示す情報にシートの位置情報が含まれているため、これら位置情報の変化に基づいて、前記車両の状態に変化が生じたか否か(例えば、車内への不法な侵入者がいたか否か)を判断することができる。
【0035】また本発明に係るリモートコントロールシステム(10)は、上記リモートコントロールシステム(1)〜(9)のいずれかにおいて、前記車両の状態を示す情報に、乗員有無情報が含まれていることを特徴としている。
【0036】上記したリモートコントロールシステム(10)によれば、前記車両の状態を示す情報に、乗員有無情報が含まれているため、乗員の有無情報の変化に基づいて、前記車両の状態に変化が生じたか否か(例えば、車内への不法な侵入者がいたか否か)を判断することができる。
【0037】また本発明に係るリモートコントロールシステム(11)は、上記リモートコントロールシステム(1)〜(10)のいずれかにおいて、前記車両に、該車両に異常が発生すると、警報音を発生させるなどの警報処理を行う機能を備えた警報装置が装備されている場合、前記車両の状態を示す情報に、前記警報装置から警報音が発生されたか否かを示す情報が含まれていることを特徴としている。
【0038】従来から、車両盗難などを防止するために、車両にドアの開閉を検出するドアピンスイッチなどのスイッチやセンサを設けて、これらのスイッチやセンサが作動したとき、ホーンを作動させて警報音を発生させたり、ライトを点灯または点滅させたりして、前記車両に異常が発生したことを、周辺にいる人に知らせる警報装置が知られている。
【0039】このような警報装置が車両に装備されている場合には、車内への不法な侵入があった場合には、警報音が発生したりするようになっている。上記したリモートコントロールシステム(11)によれば、前記警報装置から警報音が発生されたか否かを示す情報に基づいて、前記車両の状態に変化が生じたか否か(例えば、車内への不法な侵入者がいたか否か)を判断することができる。
【0040】また本発明に係るリモートコントロールシステム(12)は、利用者が車両ドアのロック/アンロックを指示するための操作機能を有した携帯可能な第2の携帯通信端末と、車両に搭載され、前記第2の携帯通信端末からの指示に基づいて車両ドアのロック/アンロック制御を行う機能を有した第2の情報処理装置とを備え、両者間の双方向通信を行うことのできるリモートコントロールシステムにおいて、前記第2の情報処理装置には、前記第2の携帯通信端末からの指示に基づいて、車両ドアのロック/アンロック制御が行われると、その制御を示した信号を前記第2の携帯通信端末へ送信する第4の送信手段を備え、前記第2の携帯通信端末には、バイブレーションを発生させる振動発生手段と、前記第2の情報処理装置から送信される前記信号を受信すると、前記振動発生手段を駆動させる駆動制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0041】上記したリモートコントロールシステム(12)によれば、車両側でドアのロック/アンロックが実行されると、前記第2の携帯通信端末でバイブレーションが発生するようになっているため、利用者は車両前方にいなくても、また騒がしい場所であったとしても、ドアのロック/アンロックの遠隔操作が正しく車両側で実行されたか否かを確認することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るリモートコントロールシステムの実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は実施の形態(1)に係るリモートコントロールシステムの要部を概略的に示したブロック図である。図中1はリモートコントロールシステムを示しており、リモートコントロールシステム1は車両に搭載される情報処理装置11と、ドアロックアクチュエータ15と、ドアのロック/アンロック情報を検出するドアロック状態検出手段16と、シフトレバー位置検出手段17と、シート位置検出手段18と、乗員検出手段19と、ドアの開閉状態を検出するドア開閉状態検出手段20と、盗難防止装置21と、利用者が携帯可能な携帯通信端末31とを含んで構成されている。
【0043】携帯通信端末31はマイコン32と、ロックSW33と、アンロックSW34と、車両の状態を確認するための確認SW35と、送受信回路36と、アンテナ37と、車両の状態を示した情報を記憶するEEPROM38と、ランプ表示回路39と、ランプ40とを含んで構成され、ロックSW33、アンロックSW34、及び確認SW35はマイコン32の入力端子に接続され、ロックSW33、又はアンロックSW34がプッシュされると、マイコン32は各スイッチに対応するドアロック指令コードをマイコン32内のROM(図示せず)から取り込み、IDコードに前記ドアロック指令コードを付加した信号を送受信回路36を介して、アンテナ37から送信するようになっている。
【0044】また確認SW35がプッシュされると、マイコン32が確認SW35に対応する確認指令コードをマイコン32内のROMから取り込み、IDコードに前記確認指令コードを付加した信号を送受信回路36を介して、アンテナ37から送信するようになっている。
【0045】車両に搭載される情報処理装置11はマイコン12と、送受信回路13と、アンテナ14とを含んで構成され、マイコン12はアンテナ14、送受信回路13を介して受信された信号(IDコード+ドアロック指令コード、又は確認指令コード)に含まれるIDコードが予め登録されたIDコードと一致するか否かを判断し、一致する場合には前記信号に含まれる前記ドアロック指令コード、又は前記確認指令コードに応じた処理を施すようになっている。
【0046】例えば、前記ドアロック指令コードがドアのロックを示すものであれば、ドアをロックするようにドアロックアクチュエータ15を制御すると共に、車両を警戒状態(すなわち、セキュリティシステムのセット状態)に設定するように盗難防止装置21を構成する警報処理手段22を制御する。また、前記ドアロック指令コードがドアのアンロックを示すものであれば、ドアをアンロックするようにドアロックアクチュエータ15を制御すると共に、車両を警戒状態から解除する(すなわち、セキュリティシステムをリセットにする)ように警報処理手段22を制御する。
【0047】盗難防止装置21はマイコン(図示せず)を含む警報処理手段22と、車室内への不法侵入など、車両の異常を検出する異常検出手段23と、警報音を出力する警報出力回路24と、スピーカ25とを含んで構成され、警報処理手段22は車両が警戒状態に設定されているときに、異常検出手段23により異常が検出されると、スピーカ25から警報音を鳴らすように、警報出力回路24を制御するようになっている。また警報処理手段22と情報処理装置11のマイコン12とは接続されており、警報音が出力されたことを示す情報が警報処理手段22からマイコン12へ送信されるようになっている。
【0048】次に実施の形態(1)に係るリモートコントロールシステムにおける情報処理装置11のマイコン12の行う処理動作を図2に示したフローチャートに基づいて説明する。まず、携帯通信端末31から送信される「IDコード+ロック指令コード」の信号の受信があったか否かを判断し(ステップS1)、前記信号の受信があったと判断すれば、ドア開閉状態検出手段20からの出力信号に基づいて、ドアが閉状態であるか否かを判断する(ステップS2)。
【0049】ドアが閉状態であると判断すれば、ドアをロックさせるようにドアロックアクチュエータ15を制御すると共に(ステップS3)、車両を警戒状態(すなわち、セキュリティシステムのセット状態)に設定するように警報処理手段22を制御する(ステップS4)。
【0050】次に、ドアロック状態検出手段16により検出されるドアのロック/アンロック情報、シフトレバー位置検出手段17により検出されるシフトレバーの位置情報、シート位置検出手段18により検出されるシートの位置情報、乗員検出手段19により検出される乗員有無情報、及び警報処理手段22から送信される警報音が出力されたことを示す情報など、当該車両の現在の状態を示す車両情報を取得し(ステップS5)、これら車両情報を携帯通信端末31へ送信する(ステップS6)。
【0051】また、ステップS1における判断で、「IDコード+ロック指令コード」の信号の受信がなかったと判断すれば、携帯通信端末31から送信される「IDコード+確認指令コード」の信号の受信があったか否かを判断し(ステップS7)、前記信号の受信があったと判断すれば、ドアのロック/アンロック情報、シフトレバーの位置情報、シートの位置情報、乗員有無情報、警報音が出力されたことを示す情報など、当該車両の現在の状態を示す車両情報を取得し(ステップS5)、これら車両情報を携帯通信端末31へ送信する(ステップS6)。
【0052】一方、ステップS7における判断で、「IDコード+確認指令コード」の信号の受信がなかったと判断すれば、携帯通信端末31から送信される「IDコード+アンロック指令コード」の信号の受信があったか否かを判断し(ステップS8)、前記信号の受信があったと判断すれば、ドアをアンロックさせるようにドアロックアクチュエータ15を制御すると共に(ステップS9)、車両の警戒状態を解除する(すなわち、セキュリティシステムのセット状態)ように警報処理手段22を制御する(ステップS10)。
【0053】次に実施の形態(1)に係るリモートコントロールシステムにおける携帯通信端末31のマイコン32の行う処理動作を図3に示したフローチャートに基づいて説明する。まず、ロックSW33がプッシュされたか否かを判断し(ステップS11)、ロックSW33がプッシュされたと判断すれば、「IDコード+ロック指令コード」の信号を車両に搭載された情報処理装置11へ送信し(ステップS12)、その後、タイマtを0にする(ステップS13)。
【0054】次に、情報処理装置11から送信される(当該車両の現在の状態を示す)車両情報(図2のステップS1、S5、S6参照)の受信があったか否かを判断し(ステップS14)、前記車両情報の受信があったと判断すれば、受信した車両情報に基づいて、当該車両の現在の状態をEEPROM38に記憶させる(ステップS17)。これにより、ロックSW33のプッシュ時(例えば、利用者が当該車両から離れるとき)における当該車両の現在の状態を、監視開始時における当該車両の状態として、EEPROM38に記憶させておくことができる。
【0055】一方、前記車両情報の受信がなかったと判断すれば、タイマtが所定時間t1(例えば、2秒間)経過したか否かを判断する(ステップS15)。タイマtが所定時間t1 経過していないと判断すれば、ステップS14へ戻り、前記車両情報の受信を待ち続けるようにし、一方、タイマtが所定時間t1 経過していると判断すれば、前記車両情報を正しく受信することができなかったと看做し、その旨を利用者に知らせるために、ランプ40を点灯させるように、ランプ表示回路39を制御する(ステップS16)。
【0056】また、ステップS11における判断で、ロックSW33がプッシュされていないと判断すれば、確認SW35がプッシュされたか否かを判断する(ステップS18)。確認SW35がプッシュされたと判断すれば、「IDコード+確認指令コード」の信号を車両に搭載された情報処理装置11へ送信し(ステップS19)、その後、タイマtを0にする(ステップS20)。
【0057】次に、情報処理装置11から送信される(当該車両の現在の状態を示す)車両情報(図2のステップS7、S5、S6参照)の受信があったか否かを判断し(ステップS21)、前記車両情報の受信があったと判断すれば、受信した前記車両情報に基づいて、当該車両の現在の状態と、EEPROM38に記憶されている監視開始時における当該車両の状態(例えば、利用者が当該車両から離れたときの当該車両の状態)とを比較し、これら車両の状態が一致するか否かを判断する(ステップS23)。
【0058】これら状態が一致する、すなわち当該車両の現在の状態と、監視開始時における当該車両の状態とが一致すると判断すれば、監視開始時から現在までの間に何ら異常が発生しなかったと看做し、その旨を利用者に知らせるために、ランプ40を一定時間点灯させるように、ランプ表示回路39を制御する(ステップS24)。一方、これら状態が一致しないと判断すれば、監視開始時から現在までの間に何らかの異常(例えば、車上荒しなど)が発生したと看做し、その旨を利用者に知らせるために、ランプ40を点滅させるように、ランプ表示回路39を制御する(ステップS25)。
【0059】また、ステップS18における判断で、確認SW35がプッシュされていないと判断すれば、アンロックSW34がプッシュされたか否かを判断する(ステップS26)。アンロックSW34がプッシュされたと判断すれば、「IDコード+アンロック指令コード」の信号を車両に搭載された情報処理装置11へ送信する(ステップS27)。
【0060】上記実施の形態(1)に係るリモートコントロールシステムによれば、当該車両の利用者によりロックSW33がプッシュされると、情報処理装置11から携帯通信端末31へ当該車両の現在の状態が送信され、この当該車両の現在の状態が携帯通信端末31を構成するEEPROM38に記憶されるようになっている。
【0061】ロックSW33については、通常、利用者が当該車両から離れるときに操作されるものである。従って、ロックSW33を操作することによって、利用者が当該車両から離れるときの当該車両の状態を、監視開始時における当該車両の状態として、EEPROM38に記憶させておくことができる。
【0062】また当該車両の利用者により確認SW35がプッシュされると、情報処理装置11から携帯通信端末31へ当該車両の現在の状態が送信され、この当該車両の現在の状態と、EEPROM38に記憶されている当該車両の状態(すなわち、利用者が当該車両から離れたときの当該車両の状態)とが一致するか否かが判断されるようになっている。
【0063】判断の結果、これら状態が一致する場合には、監視開始時から確認SW35がプッシュされるまでの間に何ら異常が発生しなかったと看做し、ランプ40を一定時間点灯させ、一方、これら状態が一致しない場合には、監視開始時から確認SW35がプッシュされるまでの間に何らかの異常(例えば、車上荒しなど)が発生したと看做し、ランプ40を点滅させるようになっている。
【0064】このように、利用者は確認SW35をプッシュすることによって、プッシュされた時(例えば、利用者が当該車両へ近づくとき)の当該車両の状態と、監視開始時(例えば、利用者が当該車両から離れたとき)における当該車両の状態とが一致するかを当該車両から離れたところから確認することができる。また、確認SW35がプッシュされた時の当該車両の状態と監視開始時における当該車両の状態とが一致しない場合については、監視開始時から確認SW35がプッシュされるまでの間に何らかの異常(例えば、車上荒しなど)が発生したと看做すことができる。
【0065】従って、利用者が当該車両に何らかの異常が発生したことを当該車両から離れたところから事前に知っておくことができるので、利用者は車上荒しなどが行われている当該車両に不用意に近づき、その場面に遭遇してしまう危険性を回避することができる。
【0066】また別の実施の形態に係るリモートコントロールシステムでは、ドアロック状態検出手段16により検出されるドアのロック/アンロック情報、シフトレバー位置検出手段17により検出されるシフトレバーの位置情報、シート位置検出手段18により検出されるシートの位置情報、乗員検出手段19により検出される乗員有無情報、及び警報処理手段22から送信される警報音が出力されたことを示す情報など、当該車両の状態を示す車両情報について、各情報毎に固有のコードを設けておき、監視開始時における前記車両の状態と、変化の有無確認時における前記車両の状態とが一致するか否かの判断を固有のコード毎に行い、判断結果に基づいた内容を固有のコード毎に利用者に知らせるようにしても良い。
【0067】例えば、ドアロック状態検出手段16により検出されるドアのロック/アンロック情報に対応する固有のコードを「01」、シフトレバー位置検出手段17により検出されるシフトレバーの位置情報に対応する固有のコードを「02」、シート位置検出手段18により検出されるシートの位置情報に対応する固有のコードを「03」、乗員検出手段19により検出される乗員有無情報に対応する固有のコードを「04」、警報処理手段22から送信される警報音の発生有無情報に対応する固有のコードを「05」と設定しておき、情報処理装置11から携帯通信端末31へシフトレバーの位置情報やシートの位置情報を送信する場合には、「02+位置情報」や「03+位置情報」として送信し、携帯通信端末31では、監視開始時における当該車両の状態と、変化の有無確認時における当該車両の状態とが一致するか否かの判断をこれら固有のコード毎に行うようにする。
【0068】また、この判断結果に基づいた内容を利用者に知らせる場合には、例えば、変化のあった情報に基づいて、ランプ40の点滅方法などを変更することによって、どの状態が変化し、どの状態が変化していないのかといった詳細な事実(例えば、ドアはロックされたままであるが、シートが移動しているといった事実)まで利用者が把握することができるようになる。
【0069】また上記実施の形態に係るリモートコントロールシステムでは、当該車両の状態に変化が生じたか否かを利用者に伝える手段として、ランプ40を用いる場合についてのみ説明しているが、別の実施の形態では、ブザー音や、ディスプレイ表示などを採用しても良く、特に各種情報毎に固有のコードを設定する場合には図4に示したように、ディスプレイ表示を採用することによって、より詳細な情報を利用者に提供することができる。
【0070】また上記実施の形態に係るリモートコントロールシステムでは、確認SW35がプッシュされると、当該車両の状態に変化が生じたか否かを確認することができるようにしているが、別の実施の形態では、確認SW35の役割をアンロックSW34に果たさせるようにしても良い。
【0071】図5は実施の形態(2)に係るリモートコントロールシステムの要部を概略的に示したブロック図である。図中40はリモートコントロールシステムを示しており、リモートコントロールシステム40は車両に搭載される情報処理装置41と、ドアロックアクチュエータ15と、ドアの開閉状態を検出するドア開閉状態検出手段20と、利用者が携帯可能な携帯通信端末51とを含んで構成されている。
【0072】携帯通信端末51はマイコン52と、ロックSW53と、アンロックSW54と、送受信回路55と、アンテナ56と、バイブレーションを発生させる振動発生回路57とを含んで構成され、ロックSW53、及びアンロックSW54はマイコン52の入力端子に接続され、ロックSW53、又はアンロックSW54がプッシュされると、マイコン52は各スイッチに対応するドアロック指令コードをマイコン52内のROM(図示せず)から取り込み、IDコードに前記ドアロック指令コードを付加した信号を送受信回路55を介して、アンテナ56から送信するようになっている。
【0073】車両に搭載される情報処理装置41はマイコン42と、送受信回路43と、アンテナ44とを含んで構成され、マイコン42はアンテナ44、送受信回路43を介して受信された信号(IDコード+ドアロック指令コード)に含まれるIDコードが予め登録されたIDコードと一致するか否かを判断し、一致する場合には前記信号に含まれる前記ドアロック指令コードに応じた処理を施すようになっている。
【0074】例えば、前記ドアロック指令コードがドアのロックを示すものであれば、ドアをロックするようにドアロックアクチュエータ15を制御し、また前記ドアロック指令コードがドアのアンロックを示すものであれば、ドアをアンロックするようにドアロックアクチュエータ15を制御する。
【0075】次に実施の形態(2)に係るリモートコントロールシステムにおける情報処理装置41のマイコン42の行う処理動作を図6に示したフローチャートに基づいて説明する。まず、携帯通信端末51から送信される「IDコード+ロック指令コード」の信号の受信があったか否かを判断し(ステップS31)、前記信号の受信があったと判断すれば、ドア開閉状態検出手段20からの出力信号に基づいて、ドアが閉状態であるか否かを判断する(ステップS32)。
【0076】ドアが閉状態であると判断すれば、ドアをロックさせるようにドアロックアクチュエータ15を制御すると共に(ステップS33)、ドアのロック制御を行ったことを示すロック情報を携帯通信端末51へ送信する(ステップS34)。一方、ドアが閉状態でないと判断すれば、ステップS33、S34を飛ばして、そのまま前記処理動作を終了する。
【0077】また、ステップS31における判断で、「IDコード+ロック指令コード」の信号の受信がなかったと判断すれば、携帯通信端末51から送信される「IDコード+アンロック指令コード」の信号の受信があったか否かを判断し(ステップS35)、前記信号の受信があったと判断すれば、ドアをアンロックさせるようにドアロックアクチュエータ15を制御すると共に(ステップS36)、ドアのアンロック制御を行ったことを示すアンロック情報を携帯通信端末51へ送信する(ステップS37)。一方、前記信号の受信がなかったと判断すれば、ステップS36、S37を飛ばして、そのまま前記処理動作を終了する。
【0078】次に実施の形態(2)に係るリモートコントロールシステムにおける携帯通信端末51のマイコン52の行う処理動作を図7に示したフローチャートに基づいて説明する。まず、ロックSW53がプッシュされたか否かを判断し(ステップS41)、ロックSW53がプッシュされたと判断すれば、「IDコード+ロック指令コード」の信号を車両に搭載された情報処理装置41へ送信し(ステップS42)、その後、タイマtを0にする(ステップS43)。
【0079】次に、情報処理装置41から送信されるロック情報(図6のステップS34参照)の受信があったか否かを判断し(ステップS44)、前記ロック情報の受信があったと判断すれば、バイブレーションを発生させるように振動発生回路57を制御する(ステップS46)。
【0080】一方、前記ロック情報の受信がなかったと判断すれば、タイマtが所定時間t2 (例えば、2秒間)経過したか否かを判断する(ステップS45)。タイマtが所定時間t2 経過していないと判断すれば、ステップS44へ戻り、前記ロック情報の受信を待ち続けるようにし、一方、タイマtが所定時間t2 経過していると判断すれば、そのまま前記処理動作を終了する。
【0081】また、ステップS41における判断で、ロックSW53がプッシュされていないと判断すれば、アンロックSW54がプッシュされたか否かを判断し(ステップS47)、アンロックSW54がプッシュされたと判断すれば、「IDコード+アンロック指令コード」の信号を車両に搭載された情報処理装置41へ送信し(ステップS48)、その後、タイマtを0にする(ステップS49)。
【0082】次に、情報処理装置41から送信されるアンロック情報(図6のステップS37参照)の受信があったか否かを判断し(ステップS50)、前記アンロック情報の受信があったと判断すれば、バイブレーションを発生させるように振動発生回路57を制御する(ステップS52)。
【0083】一方、前記アンロック情報の受信がなかったと判断すれば、タイマtが所定時間t2 経過したか否かを判断する(ステップS51)。タイマtが所定時間t2経過していないと判断すれば、ステップS50へ戻り、前記アンロック情報の受信を待ち続けるようにし、一方、タイマtが所定時間t2 経過していると判断すれば、そのまま前記処理動作を終了する。
【0084】上記実施の形態(2)に係るリモートコントロールシステムによれば、車両側でドアのロック/アンロックが実行されると、携帯通信端末51でバイブレーションが発生するようになっているため、利用者は車両前方にいなくても、また騒がしい場所であったとしても、ドアのロック/アンロックの遠隔操作が正しく車両側で実行されたか否かを容易に確認することができる。
【出願人】 【識別番号】000237592
【氏名又は名称】富士通テン株式会社
【出願日】 平成12年6月7日(2000.6.7)
【代理人】 【識別番号】100096080
【弁理士】
【氏名又は名称】井内 龍二
【公開番号】 特開2001−349108(P2001−349108A)
【公開日】 平成13年12月21日(2001.12.21)
【出願番号】 特願2000−169986(P2000−169986)