| 【発明の名称】 |
ドア錠の遠隔操作装置及びドア錠の遠隔操作装置における送受信装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】金田 滋保
【氏名】水野 善之
【氏名】今田 淳一
【氏名】刀根川 浩巳
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| 【要約】 |
【課題】電池切れ時においても携帯機によってドア錠を施解錠することができるとともに、携帯機の登録を容易に行うことができる建物用ドア錠の遠隔操作装置を提供する。
【解決手段】携帯機11は、電池切れのときにモード切換スイッチ9をONさせると、送受信装置12から出力されたトランスポンダ駆動電波によってトランスポンダ制御部15が駆動し、トランスポンダ信号を出力する。送受信装置12は、このトランスポンダ信号に基づいてドア錠7,8を解錠させる。また、送受信装置12のマイコン24には、メモリ24aが設けられ、登録スイッチ10が接続されている。そして、この登録スイッチ10を所定時間以上ONさせると、送受信装置12は登録モードとなって、携帯機11のIDコード及びトランスポンダコードをメモリ24aに自動的に順次記録する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 所有者によって所持される携帯機と、ドアまたはそのドアの近辺に配設された送受信装置とを備えるドア錠の遠隔操作装置であって、携帯機は、内蔵された電池によって駆動し、送受信装置から出力された所定のリクエスト信号に応答して所定のIDコードを含む第1送信信号を自動送信するIDコード制御手段と、送受信装置から出力された所定のトランスポンダ駆動電波によって誘導された起電力により駆動し、そのトランスポンダ駆動電波に応答して所定のトランスポンダコードを含む第2送信信号を自動送信するトランスポンダ制御手段とを備え、前記送受信装置は、前記IDコード及び前記トランスポンダコードを記録可能な記録手段と、前記リクエスト信号を前記ドアの近辺の所定領域に出力可能なリクエスト信号出力手段と、前記トランスポンダ駆動電波を前記ドアの近辺の所定領域に出力可能なトランスポンダ駆動電波出力手段と、前記第1送信信号の受信時にその送信信号に含まれるIDコードと記録されたIDコードとを比較し、前記第2送信信号の受信時にその送信信号に含まれるトランスポンダコードと記録されたトランスポンダコードとを比較し、それらIDコード同士またはトランスポンダコード同士が一致したときにドア錠を解錠させるドアロック制御手段とを備えるとともに、前記送受信装置には、前記IDコード及び前記トランスポンダコードを前記記録手段に記録する登録モードへの切り換えを行う登録スイッチが接続され、その登録モードに切り換えられたときに前記送受信装置は、前記第1送信信号及び前記第2送信信号を前記携帯機から順次出力させ、それら送信信号に含まれるIDコード及びトランスポンダコードを、前記記録手段に自動的に順次記録することを特徴とするドア錠の遠隔操作装置。 【請求項2】 前記ドアの屋内側面及び屋外側面には、前記携帯機から出力された第1送信信号を受信可能な第1受信アンテナと、前記携帯機から出力された第2送信信号を受信可能な第2受信アンテナとがそれぞれ配設され、前記登録スイッチは、建物の屋内側において少なくとも前記第2受信アンテナと近接した位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のドア錠の遠隔操作装置。 【請求項3】 前記登録スイッチを所定時間以上ONさせたときに、前記送受信装置を前記登録モードに切り換えるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のドア錠の遠隔操作装置。 【請求項4】 前記送受信装置には、前記リクエスト信号及び前記トランスポンダ駆動電波の出力を選択的に切り換えるモード切換スイッチが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のドア錠の遠隔操作装置。 【請求項5】 ドアまたはそのドアの近辺に配設され、所有者によって所持される携帯機から送信された第1送信信号に含まれる所定のIDコード及び第2送信信号に含まれる所定のトランスポンダコードを記録可能な記録手段と、携帯機に対して前記第1送信信号の送信を要求するリクエスト信号を、前記ドアの近辺の所定領域に出力可能なリクエスト信号出力手段と、携帯機に対して前記第1送信信号の送信を要求するトランスポンダ駆動電波を、前記ドアの近辺の所定領域に出力可能なトランスポンダ駆動電波出力手段と、前記第1送信信号の受信時にその送信信号に含まれるIDコードと記録されたIDコードとを比較し、前記第2送信信号の受信時にその送信信号に含まれるトランスポンダコードと記録されたトランスポンダコードとを比較し、それらIDコード同士またはトランスポンダコード同士が一致したときにドア錠を解錠させるドアロック制御手段とを備えるとともに、所定の操作により、前記IDコード及び前記トランスポンダコードを前記記録手段に記録する登録モードに切り換わり、その登録モードに切り換えられたときに、前記第1送信信号及び前記第2送信信号を前記携帯機から順次出力させ、それら送信信号に含まれるIDコード及びトランスポンダコードを、前記記録手段に自動的に順次記録することを特徴とするドア錠の遠隔操作装置における送受信装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、建物用ドア錠の遠隔操作装置に関し、例えば住宅のドア錠の自動解錠を行う装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、住宅等の建物のドア錠は、ドアに設けられた鍵穴に機械的なキーを挿入して回動することにより、施錠・解錠されるようになっている。 【0003】しかし近年では、セキュリティの向上を目的に、IDコードを用いた電子キーシステムも提案されている。この電子キーシステムは、所定のIDコードが記録された電子キーと、そのIDコードを読み取るための電子錠とから構成されている。こうした電子キーシステムとして、電子錠に設けられたカードリーダに電子キーを接触させることによって、電子錠にIDコードを読み込ませるものがある。また、電子キーに設けられた送信ボタンを押すことによって、IDコードを含む無線信号を電子キーから電子錠に送信させて、電子錠にIDコードを読み込ませる、いわゆるリモートキーシステムがある。いずれのタイプも、電子錠は、読み取ったIDコードと、予め設定されたIDコードとを比較し、それらIDコード同士が一致したときにドア錠を解錠するようになっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、リモートキーシステムにおいては、電子キーは内蔵された電池によって駆動される。このため、電池切れの場合には電子キーは作動せず、従来の機械的なキーによって電子錠を施解錠させる必要があった。但し、この方法では、通常は使用しない機械キーを、電子キーの電池切れ時に備えて常に携帯しなければならず、電子キーの利便性を損なうこととなる。よって、電子キーの電池切れ時でも電子錠の解錠を可能とするための機能を、リモートキーシステムに付加することが望まれている。 【0005】こうした観点から、電子錠に電子キーを近接させることによって電子キーに起電力を発生させ、その起電力を利用して電子キーを動作させる機能、すなわちトランスポンダ機能をリモートキーシステムに付加することも考えられる。これによれば、電子的なID照合でドア錠を解錠できるため、機械キーの携帯が不要となる。 【0006】しかしながら、リモートキーシステムにトランスポンダ機能を付加するためには、専用のIDコード(トランスポンダコード)を有するトランスポンダ制御部を電子キーに設ける必要がある。また、そのトランスポンダ機能によって電子錠を解錠させるためには、そのトランスポンダコードを電子錠に設定する必要がある。すなわち、電子キーを使用可能とするためには、通常の解錠動作に必要なIDコードとトランスポンダによる解錠動作に必要なトランスポンダコードとを電子錠に設定する必要がある。このため、例えば新規の電子キーによって電子錠を施解錠可能とする場合などには、個別の操作を行うことによって各コードを電子錠に登録する必要があり、その登録作業が煩雑になるという問題点がある。 【0007】本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電池切れ時においても携帯機によってドア錠を施解錠することができるとともに、携帯機の登録を容易に行うことができる建物用ドア錠の遠隔操作装置を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、所有者によって所持される携帯機と、ドアまたはそのドアの近辺に配設された送受信装置とを備えるドア錠の遠隔操作装置であって、携帯機は、内蔵された電池によって駆動し、送受信装置から出力された所定のリクエスト信号に応答して所定のIDコードを含む第1送信信号を自動送信するIDコード制御手段と、送受信装置から出力された所定のトランスポンダ駆動電波によって誘導された起電力により駆動し、そのトランスポンダ駆動電波に応答して所定のトランスポンダコードを含む第2送信信号を自動送信するトランスポンダ制御手段とを備え、前記送受信装置は、前記IDコード及び前記トランスポンダコードを記録可能な記録手段と、前記リクエスト信号を前記ドアの近辺の所定領域に出力可能なリクエスト信号出力手段と、前記トランスポンダ駆動電波を前記ドアの近辺の所定領域に出力可能なトランスポンダ駆動電波出力手段と、前記第1送信信号の受信時にその送信信号に含まれるIDコードと記録されたIDコードとを比較し、前記第2送信信号の受信時にその送信信号に含まれるトランスポンダコードと記録されたトランスポンダコードとを比較し、それらIDコード同士またはトランスポンダコード同士が一致したときにドア錠を解錠させるドアロック制御手段とを備えるとともに、前記送受信装置には、前記IDコード及び前記トランスポンダコードを前記記録手段に記録する登録モードへの切り換えを行う登録スイッチが接続され、その登録モードに切り換えられたときに前記送受信装置は、前記第1送信信号及び前記第2送信信号を前記携帯機から順次出力させ、それら送信信号に含まれるIDコード及びトランスポンダコードを、前記記録手段に自動的に順次記録することを要旨とする。 【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のドア錠の遠隔操作装置において、前記ドアの屋内側面及び屋外側面には、前記携帯機から出力された第1送信信号を受信可能な第1受信アンテナと、前記携帯機から出力された第2送信信号を受信可能な第2受信アンテナとがそれぞれ配設され、前記登録スイッチは、建物の屋内側において少なくとも前記第2受信アンテナと近接した位置に設けられていることを要旨とする。 【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載のドア錠の遠隔操作装置において、前記登録スイッチを所定時間以上ONさせたときに、前記送受信装置を前記登録モードに切り換えるようにしたことを要旨とする。 【0011】請求項4に記載の発明では、請求項1〜3のいずれか1項に記載のドア錠の遠隔操作装置において、前記送受信装置には、前記リクエスト信号及び前記トランスポンダ駆動電波の出力を選択的に切り換えるモード切換スイッチが設けられていることを要旨とする。 【0012】請求項5に記載の発明では、ドアまたはそのドアの近辺に配設され、所有者によって所持される携帯機から送信された第1送信信号に含まれる所定のIDコード及び第2送信信号に含まれる所定のトランスポンダコードを記録可能な記録手段と、携帯機に対して前記第1送信信号の送信を要求するリクエスト信号を、前記ドアの近辺の所定領域に出力可能なリクエスト信号出力手段と、携帯機に対して前記第1送信信号の送信を要求するトランスポンダ駆動電波を、前記ドアの近辺の所定領域に出力可能なトランスポンダ駆動電波出力手段と、前記第1送信信号の受信時にその送信信号に含まれるIDコードと記録されたIDコードとを比較し、前記第2送信信号の受信時にその送信信号に含まれるトランスポンダコードと記録されたトランスポンダコードとを比較し、それらIDコード同士またはトランスポンダコード同士が一致したときにドア錠を解錠させるドアロック制御手段とを備えるとともに、所定の操作により、前記IDコード及び前記トランスポンダコードを前記記録手段に記録する登録モードに切り換わり、その登録モードに切り換えられたときに、前記第1送信信号及び前記第2送信信号を前記携帯機から順次出力させ、それら送信信号に含まれるIDコード及びトランスポンダコードを、前記記録手段に自動的に順次記録することを要旨とする。 【0013】以下、本発明の「作用」について説明する。請求項1〜5に記載の発明によると、通常、携帯機は、内蔵された電池によって駆動し、送受信装置から出力されたリクエスト信号に応答して所定のIDコードを含む第1送信信号を自動送信する。そして、送受信装置は、そのIDコードと記録手段に記録されたIDコードとを比較し、それらIDコード同士が一致したときにドア錠を解錠させる。このため、所有者(家人)は一切の操作を行うことなくドア錠を解錠させることができる。 【0014】しかも、携帯機は、電池切れのときには、送受信装置から出力されたトランスポンダ駆動電波によって誘導された起電力によりトランスポンダ制御手段を駆動させ、所定のトランスポンダコードを含む第2送信信号を自動送信する。そして、送受信装置は、そのトランスポンダコードと記録手段に記録されたトランスポンダコードとを比較し、それらトランスポンダコード同士が一致したときにドア錠を解錠させる。よって、携帯機が電池切れの場合であっても、携帯機によってドア錠を自動解錠させることができる。 【0015】また、送受信装置は、登録スイッチを操作することによって登録モードに切り換わる。そして、登録モードにおいて送受信装置は、携帯機からの送信信号に含まれるIDコード及びトランスポンダコードを記録手段に自動的に順次記録する。このため、各コードの記録、すなわちドア錠を自動解錠可能とする携帯機の登録を、容易に行うことができる。 【0016】請求項2に記載の発明によると、登録スイッチは、建物の屋内側において少なくとも第2受信アンテナと近接した位置に設けられている。このため、携帯機を受信アンテナに近接させた状態で登録スイッチを操作することができる。よって、送受信装置にIDコード及びトランスポンダコードを受信させやすくすることができる。 【0017】請求項3に記載の発明によると、登録スイッチを所定時間以上ONしたときに、送受信装置は登録モードに切り換わるようになっている。換言すれば、瞬間的に登録スイッチをONさせても、送受信装置は登録モードに切り換わらない。よって、誤って登録スイッチをONさせたときなどに送受信装置が登録モードになってしまうといった誤動作を防止することができる。 【0018】請求項4に記載の発明によると、モード切換スイッチによって、リクエスト信号及びトランスポンダ駆動電波の出力が選択的に切り換えられる。このため、モード切換スイッチを操作するだけで、送受信装置をトランスポンダモードに切り換えることができる。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、本発明を住宅用ドア錠の遠隔操作装置に具体化した一実施形態を図1〜図8に基づき詳細に説明する。 【0020】図1に示すように、遠隔操作装置1は、住宅2の所有者(家人)に所持される携帯機11と、住宅2のドア3内に配設され、携帯機11と相互通信可能な送受信装置12とを備えている。 【0021】図2及び図3にも併せ示すように、ドア3には、屋外側に露出する屋外アンテナ部4と、屋内側に露出する屋内アンテナ部5が配設されている。これらアンテナ部4,5には、それぞれLED等からなる表示部6が形成されている。 【0022】図4(a)に示すように、屋外アンテナ部4の内部には、送受信アンテナ4a,4bが配設されている。そして、屋外アンテナ部4の表面には、押しボタンスイッチからなるモード切換スイッチ9が形成されている。また、図4(b)に示すように、屋内アンテナ部5の内部には、送受信アンテナ5a,5bが配設されている。そして、屋内アンテナ部5の表面には、押しボタンスイッチからなる登録スイッチ10が形成されている。また、図1〜図3に示すように、ドア3の側面3aには、受信アンテナ12aが埋設されている。 【0023】なお、本実施形態において、送受信アンテナ4a,4b,5a,5bは134kHzの電波を送信可能に設定され、受信アンテナ12aは300MHzの電波を受信可能に設定されている。 【0024】さらに、ドア3には2つのドア錠7,8が形成されており、同ドア3の屋内側面には、これらドア錠7,8を手動で施解錠可能な手動ロック機構7a,8aが形成されている。これら手動ロック機構7a,8aは、一般的な屋内側施解錠用つまみである。よって、これら手動ロック機構7a,8aを手動で操作することによってドア錠7,8を手動で施解錠することができる。 【0025】図5に示すように、携帯機11は、受信回路13、マイクロコンピュータ(マイコン)14、トランスポンダ制御部15、送信手段としての送信回路16、及び手動操作手段としての入力回路18を備えている。 【0026】受信回路13は、送受信装置12からのリクエスト信号トランスポンダ駆動電波を受信して、その信号をマイコン14に入力するための回路である。マイコン14は、受信回路13からのリクエスト信号が入力されたときに、予め設定された所定のIDコードを含む第1送信信号(IDコード信号)を出力するための回路である。 【0027】トランスポンダ制御部15は、電磁波によって充分なエネルギを受けると、予め設定された所定のトランスポンダ用のIDコード(トランスポンダコード)を含む第2送信信号(トランスポンダ信号)を出力する。 【0028】送信回路16は、IDコード信号を所定周波数の電波に変調して外部に送信するための回路である。受信回路13には受信アンテナ20が接続され、送信回路16には送信アンテナ19が接続されている。なお、本実施形態におけるIDコード信号の周波数は300MHzに設定され、トランスポンダ信号の周波数は134kHzに設定されている。よって、アンテナ19は300MHzの電波を送信可能に設定され、アンテナ20は134kHzの電波を受信可能に設定されている。 【0029】入力回路18は、操作キー等からなり、家人のキー操作によって入力された操作信号をマイコン14に入力するための回路である。一方、図5に示すように、送受信装置12は、リクエスト信号出力手段及びトランスポンダ駆動電波出力手段としての送信回路21、受信回路22,23、ドアロック制御手段としてのマイクロコンピュータ(マイコン)24、及び切換回路25を備えている。 【0030】送信回路21及び受信回路23には、切換回路25を介して送受信アンテナ4a,4b及び5a,5bが接続されている。この切換回路25は、各アンテナ4a,4b,5a,5bを、送信回路21または受信回路23に選択的に接続するための回路である。また、受信回路22には、受信アンテナ12aが接続されている。 【0031】送信回路21は、マイコン24から出力されるリクエスト信号を所定周波数の電波に変換し、送受信アンテナ4a,4b,5a,5bを介して出力するための回路である。したがって、図3に示すように、リクエスト信号は、送受信アンテナ4a,4bを介して屋外側におけるドア3の周辺の所定領域A1に出力されるとともに、送受信アンテナ5a,5bを介して屋内側におけるドア3の周辺の所定領域A2に出力される。すなわち、これらの所定領域A1,A2において携帯機11と送受信装置12との相互通信が可能となる。なお、本実施形態におけるリクエスト信号の周波数は、134kHzに設定されている。 【0032】携帯機11から出力されたIDコード信号は、受信アンテナ12aを介して受信回路22によって受信される。この受信回路22は、そのIDコード信号をパルス信号に復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号をマイコン24へ出力するための回路である。また、携帯機11から出力されたトランスポンダ信号は、送受信アンテナ4a,4bまたは5a,5bを介して受信回路23によって受信される。このとき、アンテナ4a,4b,5a,5bは、切換回路25によって受信回路23との接続に切り換えられる。そして、受信回路23は、そのトランスポンダ信号をパルス信号に復調して受信信号を生成するとともに、その受信信号をマイコン24へ出力する。 【0033】マイコン24には、表示部6、ドア錠7,8、モード切換スイッチ9、及び登録スイッチ10が電気的に接続されている。このマイコン24は、CPUユニットによって構成されており、リクエスト信号を間欠的に出力するようになっている。また、マイコン24は、RAM等からなる記録手段としてのメモリ24aを備えている。このメモリ24aは、携帯機11毎に設定されたIDコード及びトランスポンダコードを記録可能となっている。 【0034】そして、マイコン24は、IDコードを含む受信信号が入力されたときには、メモリ24aに記録されたIDコードと受信信号に含まれるIDコードとの比較(IDコードの照合)を行うようになっている。そして、それらIDコードが一致したときに、マイコン24は、ドア錠7,8に対して駆動信号を出力するようになっている。 【0035】また、マイコン24は、トランスポンダコードを含む受信信号が入力されたときには、メモリ24aに記録されたトランスポンダコードと受信信号に含まれるトランスポンダコードとの比較を行うようになっている。そして、それらトランスポンダコードが一致したときに、マイコン24は、ドア錠7,8に対して駆動信号を出力するようになっている。 【0036】次に、このように構成された遠隔操作装置1によるドア錠7,8の基本的な施解錠動作について説明する。なお、この動作の概要を図6に時系列的に示す。遠隔操作装置1の動作時には、まず、送受信装置12の送受信アンテナ4a,5aから所定領域A1,A2に対して、リクエスト信号が間欠的に出力される。このリクエスト信号は、遠隔操作装置1の動作中、常時出力される。 【0037】携帯機11は、所定領域A1,A2内に入ってリクエスト信号を受信すると、このリクエスト信号に応答してIDコード信号を自動送信する。すなわち、携帯機11を所持する家人がドア3に近づいたときに、携帯機11からIDコード信号が自動送信される。携帯機11は、通常、リクエスト信号を受信するためのスタンバイモードとなっており、該リクエスト信号の受信時にのみIDコード信号を送信するようになっている。 【0038】送受信装置12は、IDコード信号を受信すると、そのIDコード信号に含まれるIDコードを、自身に予め記録されたIDコードと比較する。そして、それらIDコード同士が一致したときには、ドア錠7,8に対して駆動信号を出力して、ドア錠7,8を解錠させる。このため、ドア錠7,8は、家人がドア3に近づくだけで自動的に解錠される。すなわち、家人は、ドア錠7,8を解錠するための操作を一切行う必要がない。 【0039】一方、ドア錠の解錠後、携帯機11が所定領域A1,A2から離間したときには、携帯機11は、リクエスト信号を受信できなくなるため、IDコード信号を送信しなくなる。すなわち、送受信装置12はIDコード信号を受信できなくなる。この場合、マイコン24は、携帯機11がドア3から離れたものと判断して、ドア錠7,8に対して駆動信号を出力し、ドア錠7,8を施錠させる。よって、ドア錠7,8は、家人がドア3から離間するだけで自動的に施錠される。すなわち、家人は、ドア錠7,8を施錠するための操作を一切行う必要がない。したがって、こうした遠隔操作装置1によれば、ドア錠7,8を一切の操作を行うことなく施解錠することができる。また、マイコン24は、ドア錠7,8の解錠時及び施錠時に、前記表示部6に対して信号を出力し、同表示部6によって解錠または施錠されたことを表示させる。なお、本実施形態において表示部6は、色の異なる2つのLEDからなり、ドア錠7,8の解錠時には一方のLEDが点灯され、ドア錠7,8の施錠時には他方のLEDが点灯されるようになっている。 【0040】また、入力回路18の動作時には、携帯機11から送受信装置12に手動操作信号が送信される。この手動操作信号には、ドア錠7,8を優先的に解錠または施錠するための信号が含まれている。そして、送受信装置12は、この手動操作信号を受信すると、ドア錠7,8を優先的に解錠または施錠させる。このため、入力回路18を構成する操作キーによって解錠の操作がなされたときには、たとえ携帯機11が所定領域A1,A2外にあったとしても、ドア錠7,8は解錠される。そして、施錠の操作がなされたときには、たとえ携帯機11が所定領域A1,A2内にあったとしても、ドア錠7,8は施錠される。 【0041】こうした携帯機11と送受信装置12との相互通信によるドア錠7,8の解錠動作を行う際、携帯機11は、内蔵された電池(図示略)から供給された電力によって駆動する。このため、携帯機11が電池切れとなったときには、上述した基本動作による解錠動作を行うことはできない。そこで、携帯機11が電池切れとなった場合におけるドア錠7,8の解錠動作について説明する。なお、この動作の概要を図7に時系列的に示す。 【0042】携帯機11が電池切れとなったときには、まず携帯機11を屋外アンテナ部4に近接させた状態で、モード切換スイッチ9を押す。これにより送受信装置12は、通常モードからトランスポンダモードに切り換わる。詳しくは、送受信装置12は、リクエスト信号の出力を停止してトランスポンダ駆動電波の出力を開始する。なお、本実施形態においては、モード切換スイッチ9を所定時間(例えば3秒間)以上押すことによってトランスポンダモードに切り換わるようになっている。 【0043】図3に示すように、トランスポンダ駆動電波は、送信回路21でリクエスト信号と同じ周波数の電波に変調され、送受信アンテナ4a,5aを介して所定領域A3に出力される。この所定領域A3は、アンテナ部4,5から約0.1m程度離間した範囲までが有効範囲となるとともに、リクエスト信号の出力領域A1,A2内となるように設定されている。また、リクエスト信号が間欠的に出力されることに対し、トランスポンダ駆動電波は連続的に出力される。この状態で携帯機11をトランスポンダ駆動電波の出力領域A3内に位置していれば、トランスポンダ駆動電波の電磁誘導によって携帯機11に誘導起電力が発生する。そして、この起電力によってトランスポンダ制御部15が駆動し、トランスポンダ信号が出力される。 【0044】送受信装置12は、このトランスポンダ信号を送受信アンテナ4aによって受信し、同信号に含まれるトランスポンダコードとメモリ24aに記録されたトランスポンダコードとを照合する。そして、それらコード同士が一致したときには、ドア錠7,8に対して駆動信号を出力して、ドア錠7,8を解錠させる。 【0045】したがって、携帯機11が電池切れであっても、通常の状態と同様にドア錠7,8は自動的に解錠される。すなわち、携帯機11を屋外アンテナ部4に近接させることにより、携帯機11が電池切れであっても、ドア錠7,8を自動的に解錠させることができる。また、ドア錠7,8は、ドア3が一旦開かれた後に閉じられたときに自動的に施錠されるようになっている。 【0046】ところで、携帯機11によってドア錠7,8を自動施解錠させるためには、携帯機11のIDコード及びトランスポンダコードを、送受信装置12のマイコン24のメモリ24aに登録しておく必要がある。そこで、こうした各コードの登録動作について説明する。なお、この動作の概要を図8に時系列的に示す。 【0047】こうした各コードの登録時には、まず携帯機11を屋内アンテナ部5に近接させる。具体的には、携帯機11を屋内側におけるトランスポンダ駆動電波の出力領域A3内に位置させる。そして、屋内アンテナ部5に配設された登録スイッチ10を押す。これにより送受信装置12は通常モードから登録モードに切り換わり、メモリ24aへのコードの書き込みが可能となる。なお、本実施形態においては、登録スイッチ10を所定時間(例えば3秒間)以上押すことによって登録モードに切り換わるようになっている。 【0048】そして、送受信装置12は、はじめにリクエスト信号を出力する。送受信装置12は、これに応答した携帯機11からのIDコード信号を受信すると、そのIDコード信号に含まれるIDコードをメモリ24aに記録する。 【0049】次いで、送受信装置12は、トランスポンダ駆動電波を出力する。送受信装置12は、これに応答した携帯機11からのトランスポンダ信号を受信すると、そのトランスポンダ信号に含まれるトランスポンダコードをメモリ24aに記録する。つまり、携帯機11に設定されたIDコード及びトランスポンダコードが、メモリ24aに自動的に順次記録される。言い換えれば、一度の登録動作によって、IDコード及びトランスポンダコードがメモリ24aに記録される。 【0050】このため、送受信装置12では、記録(登録)されたIDコード及びトランスポンダコードに基づいて、携帯機11からの送信信号が照合される。よって、各コードが記録(登録)された携帯機11によってのみ、ドア錠7,8を解錠可能となる。なお、登録モードに切り換わったときや登録が完了したときには、表示部6の両LEDが所定時間点灯するようになっている。 【0051】したがって、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。 (1)携帯機11が電池切れのときには、モード切換スイッチ9を押すことによって送受信装置12はトランスポンダモードに切り換わり、屋外アンテナ部4からトランスポンダ駆動電波が出力される。そして、携帯機11は、トランスポンダ駆動電波によって誘導された起電力によりトランスポンダ制御部15を駆動させ、トランスポンダコードを含むトランスポンダ信号を出力する。送受信装置12では、そのトランスポンダコードとメモリ24aに記録されたトランスポンダコードとを比較し、それらトランスポンダコード同士が一致したときにドア錠7,8を解錠させる。よって、携帯機11が電池切れの場合であっても、携帯機11によってドア錠7,8を自動解錠させることができる。 【0052】しかも、携帯機11のIDコード及びトランスポンダコードをメモリ24aに記録する際には、登録スイッチ10を所定時間以上押す(ONする)ことによって、各コードがメモリ24aに自動的に順次記録される。このため、各コードの記録、すなわちドア錠7,8を自動解錠可能とする携帯機11の登録を、容易に行うことができる。 【0053】(2)登録スイッチ10は、屋内アンテナ部5に設けられている。このため、携帯機11を屋内側送受信アンテナ5aに近接させた状態で登録スイッチ10を操作することができる。よって、送受信装置12にIDコード及びトランスポンダコードを確実に受信させることができ、携帯機11の登録を確実に行うことができる。 【0054】(3)登録スイッチ10を所定時間以上ONしたときに、送受信装置12は登録モードに切り換わるようになっている。換言すれば、瞬間的に登録スイッチ10をONさせても、送受信装置12は登録モードに切り換わらない。よって、誤って登録スイッチ10をONさせたときなどに送受信装置12が登録モードになってしまうといった誤動作を防止することができる。 【0055】(4)送受信装置12は、モード切換スイッチ9を押すことによってトランスポンダモードに切り換わるようになっている。言い換えれば、トランスポンダモードに切り換える際には、モード切換スイッチ9を押すだけでよい。このため、簡単な操作によって送受信装置12をトランスポンダモードに切り換えることができる。 【0056】(5)登録スイッチ10として、押しボタンスイッチが用いられている。このため、登録スイッチ10を押すだけで送受信装置12を登録モードに切り換えることができる。すなわち、登録モードへの切換操作を簡単に行うことができる。 【0057】(6)登録モードへの切り換え時及び登録完了時には、表示部6が点灯されるようになっている。このため、家人は、登録モードか否かを簡単かつ確実に認識することができる。 【0058】(7)ドア錠7,8が施錠された際には、表示部6を点灯させることによって施解錠状態が告知される。このため、家人は、ドア3から離れていてもドア錠7,8が施錠状態または解錠状態にあることを確実に認識することができる。しかも、表示部6は、ドア錠7,8の施錠時から所定時間のみ点灯するようになっている。このため、第三者がドア3の施解錠状態を容易に認識してしまうといった不都合を解消することができ、セキュリティの低下を防止することができる。 【0059】(8)携帯機11に設けられた操作キーを操作することによって入力回路18を作動させた際には、ドア錠7,8は優先的に施解錠される。このため、家人は、リクエスト信号の出力領域A1,A2外にいてもドア錠7,8を解錠することができる。もちろん家人は、該出力領域A1,A2内にいてもドア錠7,8を施錠することができる。よって、家人の意志に基づいたドア錠7,8の施解錠を確実に行うことができ、当該装置1の操作性を向上させることができる。 【0060】(9)ドア3の屋内側面には手動ロック機構7a,8aが設けられているため、この手動ロック機構7a,8aを操作することによって、手動でドア錠7,8を施解錠することができる。よって、家人の意志に基づいたドア錠7,8の施解錠を確実に行うことができ、当該装置1の操作性を向上させることができる。 【0061】(10)屋外アンテナ部4及び屋内アンテナ部5には、それぞれ2つずつの送受信アンテナ4a,4b及び5a,5bが設けられている。このため、リクエスト信号の指向性を広くすることができ、携帯機11におけるリクエスト信号の受信感度を高めることができる。 【0062】なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。 ・ 前記実施形態では、各コードの登録動作時に、先にIDコードをメモリ24aに記録させるようにしている。しかし、先にトランスポンダコードをメモり24aに記録させるようにしてもよい。すなわち、各コードの登録順序は、どのような順序であってもよい。 【0063】・ 前記実施形態では、登録スイッチ10を所定時間ONさせたときに登録モードに切り換わるようにしている。しかし、これに限らず、登録スイッチ10を瞬間的にONさせたときに登録モードに切り換わるようにしてもよい。 【0064】・ モード切換スイッチ9及び登録スイッチ10は、押しボタンスイッチに限らず、例えばスライドスイッチなどの他の種のスイッチでもよい。 ・ 前記実施形態において登録スイッチ10は、屋内アンテナ部5に設けられている。しかし、この登録スイッチ10は、屋内アンテナ部5以外の場所に設けられてもよい。但し、登録スイッチ10は、少なくとも屋内側送受信アンテナ5aに近接した場所に設けられていることが望ましい。例えば、図9に示すように、ドア3の側面3aに設けてもよい。なお、図9に示す送受信装置12は、ドア3の側面3aから挿入固定されるユニット形状をなしている。そして、送受信装置12において側面3aに露出する箇所に登録スイッチ10が設けられている。この登録スイッチ10は、カバー12bによって隠蔽可能となっている。このようにすれば、登録スイッチ10の存在を第三者に認識させにくくすることができ、第三者によるIDコード及びトランスポンダコードの登録を抑制することができる。 ・ 前記実施形態では、ドア3に2つのドア錠7,8が設けられている。しかし、ドア錠7,8は、2つに限らず、1つのみであってもよい。また、3つ以上のドア錠としてもよい。 【0065】・ 手動ロック機構7a,8aを省略してもよい。また、入力回路18を省略してもよい。このようにしても、自動施解錠動作によって、ドア錠7,8を施解錠させることができる。 【0066】・ 前記実施形態では、表示部6を点灯させることによって登録モードか否かを家人に告知するようにしている。しかし、これに代えてブザーなどを用い、音によって告知するようにしてもよい。 【0067】・ 送受信装置12は、ドア3内に限らず、ドア3の近辺に配設されてもよい。 ・ 前記実施形態では、屋外アンテナ部4及び屋内アンテナ部5に、それぞれ2つずつの送受信アンテナ4a,4b及び5a,5bが設けられている。しかし、各アンテナ部4,5には、それぞれ1つの送受信アンテナ4a,5aが設けられていればよい。 【0068】・ 前記実施形態では、ドア3の側面3aに送受信装置12の受信アンテナ12aが設けられている。しかし、この受信アンテナ12aは、屋外アンテナ部4及び屋内アンテナ部5に、それぞれ個別に設けてもよい。このようにすれば、携帯機11からのIDコード信号の受信感度を高めることができる。 【0069】・ 遠隔操作装置1を、住宅用に限らず、店舗や事務所等の建物用ドア錠の遠隔操作装置として具体化してもよい。また、建物用ドア錠の遠隔操作装置に限らず、車両用ドア錠の遠隔操作装置として具体化してもよい。次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 【0070】(1) 請求項2または請求項3に記載の建物用ドア錠の遠隔操作装置において、前記第1受信アンテナ及び前記第2受信アンテナは、前記ドアの屋内側面及び屋外側面にそれぞれ露出して設けられた屋内アンテナ部及び屋外アンテナ部にそれぞれ配設され、前記登録スイッチは、その屋内アンテナ部に配設されていること。この技術的思想(1)に記載の発明によれば、各受信アンテナと登録スイッチとを近接させることができるため、登録スイッチの操作時に携帯機を受信アンテナに近接させやすい。よって、各コードを記録手段に確実に記録させることができる。 【0071】(2) 請求項1〜3、技術的思想(1)のいずれか1項に記載の建物用ドア錠の遠隔操作装置において、前記登録スイッチは、押しボタンスイッチであること。この技術的思想(2)に記載の発明によれば、登録モードへの切換操作を簡単に行うことができる。 【0072】(3) 請求項1〜3、技術的思想(1),(2)のいずれか1項に記載の建物用ドア錠の遠隔操作装置において、前記ドアまたはそのドアの近辺には、前記送受信装置が登録モードに切り換わったときに点灯する表示部が設けられていること。この技術的思想(3)に記載の発明によれば、送受信装置が登録モードか否かを簡単かつ確実に認識することができる。 【0073】(4) 所有者によって所持される携帯機と、建物用ドアまたはそのドアの近辺に配設された送受信装置とを備える建物用ドア錠の遠隔操作装置であって、携帯機は、内蔵された電池によって駆動し、送受信装置から出力された所定のリクエスト信号に応答して所定のIDコードを含む第1送信信号を自動送信するIDコード制御手段と、送受信装置から出力された所定のトランスポンダ駆動電波によって誘導された起電力により駆動し、そのトランスポンダ駆動電波に応答して所定のトランスポンダコードを含む第2送信信号を自動送信するトランスポンダ制御手段とを備え、前記送受信装置は、前記IDコード及び前記トランスポンダコードを記録可能な記録手段と、前記リクエスト信号を前記ドアの近辺の所定領域に出力可能なリクエスト信号出力手段と、前記トランスポンダ駆動電波を前記ドアの近辺の所定領域に出力可能なトランスポンダ駆動電波出力手段と、前記第1送信信号の受信時にはその送信信号に含まれるIDコードと記録されたIDコードとを比較し、前記第2送信信号の受信時にはその送信信号に含まれるトランスポンダコードと記録されたトランスポンダコードとを比較し、それらIDコード同士またはトランスポンダコード同士が一致したときにドア錠を解錠させるドアロック制御手段とを備えること。 【0074】(5) 所有者によって所持される携帯機と、建物用ドアまたはそのドアの近辺に配設された送受信装置とを備え、前記携帯機は、予め設定された複数種のIDコードを有し、前記送受信装置から出力された対応する信号に応じてそれらIDコードのうちのいずれかを含む送信信号を自動的に出力し、前記送受信装置には前記複数種のIDコードが登録され、送受信装置は、前記送信信号の受信時に、その送信信号に含まれるIDコードと、登録された対応するIDコードとを比較し、それらIDコード同士が一致したときにドア錠を解錠する建物用ドア錠の遠隔操作装置であって、前記送受信装置には、前記各IDコードの登録を可能とする登録スイッチが接続され、その登録スイッチの動作時には、前記各IDコードを含む各送信信号を前記携帯機から出力させ、それらIDコードを前記送受信装置に自動的に順次登録するようにしたこと。 【0075】 【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜3に記載の発明によれば、電池切れ時においても携帯機によってドア錠を施解錠することができるとともに、携帯機の登録を容易に行うことができる。 【0076】請求項2に記載の発明によれば、送受信装置にIDコード及びトランスポンダコードを確実に受信させることができる。請求項3に記載の発明によれば、誤って登録スイッチをONさせたときなどに送受信装置が登録モードになってしまうといった誤動作を防止することができる。 【0077】請求項4に記載の発明によれば、簡単な操作によって送受信装置をトランスポンダモードに切り換えることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003551 【氏名又は名称】株式会社東海理化電機製作所 【識別番号】000003207 【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年3月10日(2000.3.10) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−254548(P2001−254548A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月21日(2001.9.21) |
| 【出願番号】 |
特願2000−67399(P2000−67399) |
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