| 【発明の名称】 |
車両用遠隔制御システム |
| 【発明者】 |
【氏名】澤井 剣
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| 【要約】 |
【課題】自動車のドアの施錠や解錠を遠隔操作する車両用遠隔制御システムに関し、使用者が任意のアンサーバック機能を容易に設定できるものを提供することを目的とする。
【解決手段】ドアロック制御装置11に、車両の照光や吹鳴、動作を切換える複数の操作手段25と、この照光や吹鳴、動作を制御する複数の車両制御手段39、及びアンサーバック信号を記憶するアンサーバック記憶装置12を接続し、アンサーバック記憶装置12が操作手段25の操作によってアンサーバック信号を記憶すると共に、ドアの施錠または解錠時に、このアンサーバック信号によって、所定の照光や吹鳴、動作を行うように車両用遠隔制御システムを構成することによって、使用者が任意のアンサーバック機能を容易に設定できる車両用遠隔制御システムを得ることができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 認識信号を送信する送信機と、この認識信号を受信する受信装置と、受信装置に接続され上記認識信号を判定してドアの施錠または解錠を制御するドアロック制御装置と、このドアロック制御装置に接続され車両の照光や吹鳴、動作を切換える複数の操作手段と、この操作手段及び上記ドアロック制御装置に接続され、車両の照光や吹鳴、動作を制御する複数の車両制御手段と、上記ドアロック制御装置に接続され、所定の照光や吹鳴、動作を行わせるアンサーバック信号を記憶するアンサーバック記憶装置と、このアンサーバック記憶装置または上記ドアロック制御装置を記憶状態に切換えるモード切換スイッチからなり、上記アンサーバック記憶装置が、記憶状態時に、上記操作手段の操作によるアンサーバック信号を記憶すると共に、上記送信機によるドアの施錠または解錠時に、このアンサーバック信号を上記車両制御手段に送信し、車両制御手段がアンサーバック信号に基づいて車両の照光や吹鳴、動作を制御する車両用遠隔制御システム。 【請求項2】 アンサーバック記憶装置を複数とし、これを各車両制御手段に個別に接続すると共に、モード切換スイッチをドアロック制御装置に接続した請求項1記載の車両用遠隔制御システム。 【請求項3】 アンサーバック記憶装置がアンサーバック信号を、時間の経過と共に記憶する請求項1または2記載の車両用遠隔制御システム。 【請求項4】 アンサーバック記憶装置がアンサーバック信号を、所定の時間間隔で記憶する請求項1または2記載の車両用遠隔制御システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車のドアの施錠や解錠を遠隔操作によって行う車両用遠隔制御システムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、自動車のドアの施錠や解錠を、キーを用いずに送信機を用いて遠隔操作するものが増えているが、このような車両用遠隔制御システムは、運転者が車外から送信機を操作して所定の認識信号を送信すると、車両側に装着された受信装置がこれを受信して、予め記憶されていた認識信号と一致した場合に車両のドアの施錠または解錠が行われるように構成されている。 【0003】そして、この時、例えばランプを点灯させたりホーンを吹鳴させることによって、車両から離れている運転者に、施錠や解錠が行われたことが判るようにする、所謂アンサーバック機能が備えられているものが多い。 【0004】このような、従来の車両用遠隔制御システムについて、図6及び図7を用いて説明する。 【0005】図6は従来の車両用遠隔制御システムのブロック図であり、同図において、1は所定の認識信号を送信する送信機、2は送信機1からの認識信号を受信する受信装置、3は受信装置2に接続されたドアロック制御装置で、ドアロック制御装置3のマイコンには、予め所定の認識信号が記憶されると共に、予め設定された、例えばランプの点灯やホーンの吹鳴といったアンサーバック信号が記憶されている。 【0006】そして、4はドアロック制御装置3に接続され車両のドアの施錠または解錠を行うアクチュエータ、5はドアロック制御装置3に接続されたルームランプ制御装置で、ルームランプ制御装置5には車内照明用のルームランプ6が接続されて、車両用遠隔制御システムが構成されている。 【0007】以上の構成において、運転者が車外から送信機1を操作すると、車両側に装着された受信装置2がこれを受信して、ドアロック制御装置3が、受信された認識信号が記憶している所定の認識信号と同一のものであるか否かの判定を行う。 【0008】そして、所定の認識信号と一致した場合には、ドアロック制御装置3が、その信号が施錠信号であればアクチュエータ4を施錠側に制御し、解錠信号であればアクチュエータ4を解錠側に制御して、ドアの施錠や解錠が行われる。 【0009】また、この時ドアロック制御装置3が、予め設定されているアンサーバック信号をルームランプ制御装置5に送信し、これによりルームランプ制御装置5が、例えば施錠時にはルームランプ6を2秒毎に3回点滅させたり、解錠時にはルームランプ6を15秒間点灯させることによって、車両から離れている運転者が施錠や解錠が行われたことが判るように構成されているものであった。 【0010】なお、図7は他のアンサーバック機能を備えた車両用遠隔制御システムのブロック図であり、ドアロック制御装置3にはホーン制御装置7が接続され、例えば施錠時にはホーン8を3回吹鳴させ、解錠時にはホーン8を1回吹鳴させるように構成されている。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の車両用遠隔制御システムにおいては、車両によってアンサーバック機能が予め設定されているため、使用者が自らの居住場所や駐車場所に合わせてアンサーバック機能を変更することが困難で、決められたアンサーバック機能でしか使用できないという課題があった。 【0012】本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、使用者が任意のアンサーバック機能を容易に設定できる、使い勝手の良い車両用遠隔制御システムを提供することを目的とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明は、ドアロック制御装置に、車両の照光や吹鳴、動作を切換える複数の操作手段と、この照光や吹鳴、動作を制御する複数の車両制御手段、及びアンサーバック信号を記憶するアンサーバック記憶装置を接続し、アンサーバック記憶装置が操作手段の操作によってアンサーバック信号を記憶すると共に、ドアの施錠または解錠時に、このアンサーバック信号によって、所定の照光や吹鳴、動作を行うように車両用遠隔制御システムを構成するものである。 【0014】これにより、使用者が任意のアンサーバック機能を容易に設定できる車両用遠隔制御システムを得ることができる。 【0015】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、認識信号を送信する送信機と、この認識信号を受信する受信装置と、受信装置に接続され上記認識信号を判定してドアの施錠または解錠を制御するドアロック制御装置と、このドアロック制御装置に接続され車両の照光や吹鳴、動作を切換える複数の操作手段と、この操作手段及び上記ドアロック制御装置に接続され、車両の照光や吹鳴、動作を制御する複数の車両制御手段と、上記ドアロック制御装置に接続され、所定の照光や吹鳴、動作を行わせるアンサーバック信号を記憶するアンサーバック記憶装置と、このアンサーバック記憶装置または上記ドアロック制御装置を記憶状態に切換えるモード切換スイッチからなり、上記アンサーバック記憶装置が、記憶状態時に、上記操作手段の操作によるアンサーバック信号を記憶すると共に、上記送信機によるドアの施錠または解錠時に、このアンサーバック信号を上記車両制御手段に送信し、車両制御手段がアンサーバック信号に基づいて車両の照光や吹鳴、動作を制御する車両用遠隔制御システムとしたものであり、アンサーバック記憶装置が使用者による操作手段の操作によってアンサーバック信号を記憶して、ドアの施錠または解錠時に、このアンサーバック信号によって所定の照光や吹鳴、動作が行われるため、使用者が任意のアンサーバック機能を容易に設定できる車両用遠隔制御システムを得ることができるという作用を有する。 【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、アンサーバック記憶装置を複数とし、これを各車両制御手段に個別に接続すると共に、モード切換スイッチをドアロック制御装置に接続したものであり、各車両制御手段に個別にアンサーバック記憶装置が設けられているため、新たなアンサーバック機能を追加する必要が生じた場合、その機能を制御する車両制御手段に新たなアンサーバック記憶装置を接続するだけで、新たなアンサーバック機能を比較的容易に追加することができるという作用を有する。 【0017】請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、アンサーバック記憶装置がアンサーバック信号を、時間の経過と共に記憶するものであり、例えば不規則な間隔のランプの点滅やホーンの吹鳴といった、複雑なアンサーバック機能の設定が可能となるという作用を有する。 【0018】請求項4に記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、アンサーバック記憶装置がアンサーバック信号を、所定の時間間隔で記憶するものであり、他の装置のマイコンからの一定間隔のクロック信号等を用いて、アンサーバック記憶装置にアンサーバック信号を記憶できるため、アンサーバック記憶装置を簡素で安価なものとすることができるという作用を有する。 【0019】以下、本発明の実施の形態について、図1〜図5を用いて説明する。 【0020】なお、従来の技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略する。 【0021】(実施の形態1)図1は本発明の第一の実施の形態による車両用遠隔制御システムのブロック図であり、同図において、1は所定の認識信号を送信する送信機、2は送信機1からの認識信号を受信する受信装置、11は受信装置2に接続されたドアロック制御装置で、ドアロック制御装置11のマイコンに、予め所定の認識信号が記憶されている。 【0022】そして、ドアロック制御装置11に、車両のドアの施錠または解錠を行うアクチュエータ4が接続されていることも従来の技術の場合と同様であるが、ドアロック制御装置11には、所定の照光や吹鳴、動作を行わせるアンサーバック信号を記憶するアンサーバック記憶装置12が接続され、このアンサーバック記憶装置12には、アンサーバック記憶装置12を記憶状態に切換えるモード切換スイッチ13が接続されている。 【0023】また、ドアロック制御装置11には、多重通信ネットワーク14によって、各種ランプやワイパー等を複合操作するコンビネーションスイッチ21や、ホーンを吹鳴させるパッドスイッチ22、停車時等に点滅させるハザードランプを点灯させるハザードスイッチ23、車内照明用のルームランプを点灯させるルームランプスイッチ24等の、車両の照光や吹鳴、動作を切換える複数の操作手段25が接続されている。 【0024】さらに、ドアロック制御装置11には、同じく多重通信ネットワーク14によって、ヘッドランプ31等の点灯を制御する灯火制御装置32や、ホーン33の吹鳴を制御するホーン制御装置34、ハザードランプ35の点灯を制御するハザードランプ制御装置36、ルームランプ37の点灯を制御するルームランプ制御装置38等の、車両の照光や吹鳴、動作を制御する複数の車両制御手段39が接続されて、車両用遠隔制御システムが構成されている。 【0025】以上のように構成された車両用遠隔制御システムの、アンサーバック機能の設定方法について説明する。 【0026】先ず、例えば解錠時にヘッドランプ31を10秒間点灯させるように設定する場合、モード切換スイッチ13を中立位置から解錠側に切換えて、アンサーバック記憶装置12を記憶状態にした1秒後に、コンビネーションスイッチ21を操作してヘッドランプ31を点灯し、10秒間点灯させた後に消灯する。 【0027】この時、図2の動作パターン図に示すように、コンビネーションスイッチ21からデータ「HEAD=ON」が送信されて、多重ネットワーク14を介してこれを受信した灯火制御装置32がヘッドランプ31を点灯させ、同時に、図3の記憶パターン図に示すように、アンサーバック記憶装置12のマイコンは、アドレス「0000」に時間「1.0」とデータ「HEAD=ON」を記憶する。 【0028】そして、10秒後には、コンビネーションスイッチ21からデータ「HEAD=OFF」が送信されて、灯火制御装置32がヘッドランプ31を点灯させ、アンサーバック記憶装置12のマイコンは、アドレス「0001」に時間「11.0」とデータ「HEAD=OFF」を記憶する。 【0029】また、例えば施錠時にハザードランプ35を3回点滅させるように設定する場合には、モード切換スイッチ13を中立位置から施錠側に切換えた1秒後に、ハザードスイッチ23を操作してハザードランプ35を点滅させ、3回ハザードランプ35が点滅した後、ハザードスイッチ23をオフにする。 【0030】そして、この場合には、ハザードスイッチ23からデータ「HAZARD=ON」と「HAZARD=OFF」が、交互に3回多重通信ネットワーク14を介して送信されて、アンサーバック記憶装置12のマイコンは、アドレス「1000」に時間「1.0」とデータ「HAZARD=ON」、アドレス「1001」に時間「1.8」とデータ「HAZARD=OFF」、アドレス「1002」に時間「2.4」とデータ「HAZARD=ON」、アドレス「1003」に時間「3.2」とデータ「HAZARD=OFF」、アドレス「1004」に時間「3.8」とデータ「HAZARD=ON」、アドレス「1005」に時間「4.6」とデータ「HAZARD=OFF」を記憶する。 【0031】このようにアンサーバック機能を設定した後、モード切換スイッチ13を中立位置に切換え、運転者が車外から送信機1を操作すると、車両側に装着された受信装置2がこれを受信して、ドアロック制御装置11が受信された認識信号が記憶した所定の認識信号と同一であるか否かの判定を行い、所定の認識信号と一致した場合には、ドアロック制御装置11が、その信号が施錠信号であればアクチュエータ4を施錠側に制御し、解錠信号であればアクチュエータ4を解錠側に制御して、ドアの施錠や解錠が行われる。 【0032】そして、この時、解錠時には、アンサーバック記憶装置12に記憶されたアドレス「0000」の時間「1.0」つまり1秒後にデータ「HEAD=ON」が、アドレス「0001」の時間「11.0」つまり11秒後にデータ「HEAD=OFF」が、アンサーバック信号として灯火制御装置32に送信されて、ヘッドランプ31が10秒間点灯する。 【0033】また、施錠時には、アンサーバック記憶装置12に記憶されたアドレス「1000」の時間「1.0」つまり1秒後のデータ「HAZARD=ON」以下のアンサーバック信号が、ハザードランプ制御装置36に送信されて、ハザードランプ35が3回点滅する。 【0034】なお、上記ヘッドランプ31とハザードランプ35以外の、ホーン33やルームランプ37についても、同様にしてアンサーバック記憶装置12にアンサーバック信号を記憶させて、吹鳴や点灯を行うアンサーバック機能を設定することができる。 【0035】このように本実施の形態によれば、アンサーバック記憶装置12が使用者による操作手段25の操作によってアンサーバック信号を記憶し、ドアの施錠または解錠時に、このアンサーバック信号によって所定の照光や吹鳴、動作が行われるため、使用者が任意のアンサーバック機能を容易に設定できる車両用遠隔制御システムを得ることができるものである。 【0036】そして、アンサーバック記憶装置11がアンサーバック信号を、時間の経過と共に記憶しているため、例えば不規則な間隔のランプの点滅やホーンの吹鳴といった、複雑なアンサーバック機能の設定も可能となる。 【0037】なお、以上の説明では、ランプの点滅やホーンの吹鳴をアンサーバック機能とする構成として説明したが、これ以外の車体の外面に装着された部品の動作、例えばバックミラーを開閉したりアンテナを昇降させてアンサーバック機能とする構成としても良い。 【0038】また、アンサーバック機能を設定する際に切換えるモード切換スイッチ13は、アンサーバック記憶装置12ではなくドアロック制御装置11に接続してもよいが、この場合には、記憶状態時に、アンサーバック信号をアンサーバック記憶装置11に記憶させたり、ドアの施錠または解錠時に、アンサーバック記憶装置11からアンサーバック信号を取出して各車両制御手段39に送信する、等の機能をドアロック制御装置11が備えることが必要である。 【0039】(実施の形態2)図4は本発明の第二の実施の形態による車両用遠隔制御システムのブロック図であり、同図において、受信装置2に接続されたドアロック制御装置11に、アクチュエータ4が接続されていることや、多重通信ネットワーク14によって、車両の照光や吹鳴、動作を切換える複数の操作手段25が、ドアロック制御装置11に接続されていることは実施の形態1の場合と同様である。 【0040】そして、同じく多重通信ネットワーク14によって、車両の照光や吹鳴、動作を制御する複数の車両制御手段39Aが、ドアロック制御装置11に接続されていることも実施の形態1の場合と同様であるが、複数のアンサーバック記憶装置12A,12B,12C,12Dが設けられ、これらは灯火制御装置32や、ホーン制御装置34、ハザードランプ制御装置36、ルームランプ制御装置38に個別に接続されている。 【0041】また、アンサーバック機能を設定する際に切換えるモード切換スイッチ13は、ドアロック制御装置11に接続されて、車両用遠隔制御システムが構成されている。 【0042】以上の構成において、アンサーバック機能を設定する場合、先ず、モード切換スイッチ13を中立位置から施錠側または解錠側に切換えると、ドアロック制御装置11が記憶状態に切換わり、各アンサーバック記憶装置12A〜12Dは、各々が接続された車両制御装置32,34,36,38に関するデータのみを記憶するようになる。 【0043】そして、例えば解錠時にヘッドランプ31を10秒間点灯させるように設定する場合、モード切換スイッチ13を中立位置から解錠側に切換えた1秒後に、コンビネーションスイッチ21を操作してヘッドランプ31を点灯し、10秒間点灯させた後に消灯する。 【0044】この時、図5の記憶パターン図に示すように、コンビネーションスイッチ21からデータ「HEAD=ON」が送信されて、多重通信ネットワーク14を介してこれを受信した灯火制御装置32がヘッドランプ31を点灯させると共に、灯火制御装置32に接続されたアンサーバック記憶装置12Aは、1秒後のアドレス「0005」にデータ「HEAD=ON」を記憶する。 【0045】なお、本実施の形態では、各アンサーバック記憶装置がアンサーバック信号を、他の装置のマイコンからの一定間隔のクロック信号を用いて、所定の時間間隔、例えば0.2秒間隔で記憶する構成となっている。 【0046】そして、10秒後には、データ「HEAD=OFF」が送信されて、灯火制御装置32がヘッドランプ31を消灯させ、アンサーバック記憶装置12Aのマイコンは、10秒後のアドレス「0055」にデータ「HEAD=OFF」を記憶する。 【0047】また、例えば施錠時にハザードランプ35を3回点滅させるように設定する場合には、モード切換スイッチ13を中立位置から施錠側に切換えた1秒後に、ハザードスイッチ23を操作してハザードランプ35を点滅させ、3回ハザードランプ35が点滅した後、ハザードスイッチ23をオフにする。 【0048】この場合には、ハザードスイッチ23からデータ「HAZARD=ON」と「HAZARD=OFF」が、交互に3回多重通信ネットワーク14を介して送信されて、アンサーバック記憶装置12Cのマイコンは、1秒後のアドレス「1005」にデータ「HAZARD=ON」、1.8秒後のアドレス「1009」にデータ「HAZARD=OFF」、2.4秒後のアドレス「1012」にデータ「HAZARD=ON」、3.2秒後のアドレス「1016」にデータ「HAZARD=OFF」、3.8秒後のアドレス「1019」にデータ「HAZARD=ON」、4.6秒後のアドレス「1023」にデータ「HAZARD=OFF」を記憶する。 【0049】このようにアンサーバック機能を設定した後、モード切換スイッチ13を中立位置に切換え、運転者が車外から送信機1を操作すると、車両側に装着された受信装置2がこれを受信して、ドアロック制御装置11が受信された認識信号が記憶した所定の認識信号と同一であるか否かの判定を行い、所定の認識信号と一致した場合には、ドアロック制御装置11がアクチュエータ4を制御して、ドアの施錠や解錠が行われる。 【0050】そして、この時、解錠時には、灯火制御装置32が、アンサーバック記憶装置12Aに記憶されたアドレス「0005」のデータ「HEAD=ON」、及びアドレス「0055」のデータ「HEAD=OFF」のアンサーバック信号によって、ヘッドランプ31を10秒間点灯させる。 【0051】また、施錠時には、ハザードランプ制御装置36が、アンサーバック記憶装置12Cに記憶されたアドレス「1005」のデータ「HAZARD=ON」以下のアンサーバック信号によって、ハザードランプ35を3回点滅させる。 【0052】このように本実施の形態によれば、複数のアンサーバック記憶装置12A〜12Dを設けると共に、これを車両制御手段39Aの各車両制御装置32,34,36,38に個別に接続することによって、新たなアンサーバック機能を追加する必要が生じた場合でも、その機能を制御する車両制御手段に新たなアンサーバック記憶装置を接続するだけで、新たなアンサーバック機能を比較的容易に追加することが可能な車両用遠隔制御システムを得ることができるものである。 【0053】そして、アンサーバック記憶装置12A〜12Dがアンサーバック信号を、所定の時間間隔で記憶することによって、他の装置のマイコンからの一定間隔のクロック信号等を用いて、アンサーバック記憶装置にアンサーバック信号を記憶できるため、アンサーバック記憶装置を簡素で安価なものとすることができる。 【0054】なお、上記ヘッドランプ31とハザードランプ35以下の、ホーン33やルームランプ37についても、同様にして吹鳴や点灯を行うアンサーバック機能を設定することが可能なことや、ランプやホーン以外の車体の外面に装着された部品の動作、例えばバックミラーを開閉したりアンテナを昇降させてアンサーバック機能を構成することが可能なことは、実施の形態1の場合と同様である。 【0055】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、使用者が任意のアンサーバック機能を容易に設定できる車両用遠隔制御システムを得ることができるという有利な効果が得られる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年3月10日(2000.3.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−254545(P2001−254545A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月21日(2001.9.21) |
| 【出願番号】 |
特願2000−66503(P2000−66503) |
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