トップ :: E 固定構造物 :: E05 錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫




【発明の名称】
【発明者】 【氏名】ロク カムラン

【要約】 【課題】体積の小さい錠の提供。

【解決手段】内筒の中心ロック孔側縁に径方向に複数の並列配置された収容孔と整合孔が設けられて複数の並列する押上ロック柱と整合ロック柱が収容され、鍵が内筒の中心ロック孔に進入して複数の押上ロック柱と整合ロック柱を押して移動させる時に、複数の整合ロック柱に設けられた各係止孔がそれぞれ内筒の横溝と整合し、横溝中の係止手段を各係止孔中に嵌入可能とすることにより、内筒が外筒中で回転可能となることを特徴としている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 内筒とされ、その中心ロック孔側縁に複数の径方向の収容孔と整合孔が設けられ、外縁に軸方向の横溝が設けられ、該横溝の底部が各整合孔に連通する上記内筒、係止手段とされ、長条状を呈し、該横溝内に収容され、底部に弾性手段が設けられてその頂持を受け、頂部が内筒外縁より突出する上記係止手段、外筒とされ、該内筒の外縁に套設され、内縁に係止手段の位置に対応して係止溝が設けられて、該係止溝に係止手段の頂部が嵌入可能とされた上記外筒、複数の整合ロック柱とされ、整合孔内に収容され、各整合ロック柱の外縁と横溝の連接部分に位置の異なる係止孔が設けられた、上記複数の整合ロック柱、複数の押上ロック柱とされ、該整合ロック柱と並列状に連結され、収容孔内に位置し、弾性手段の頂持を受けて各整合ロック柱及びその係止孔を交錯配列を呈するようにし、鍵が内筒内に進入して押上ロック柱を押し動かす時に各整合ロック柱を共に移動させて、各係止孔を整然と配列させ、内筒が回される時、係止手段が内向きに各係止孔が配列して形成した長溝内に嵌入し、内筒と外筒が係止状態より離脱し解錠がなされる、上記複数の押上ロック柱、以上を具備したことを特徴とする錠。
【請求項2】 前記押上ロック柱の下方に内凹孔が設けられて弾性手段が収容されたことを特徴とする、請求項1に記載の錠。
【請求項3】 前記整合ロック柱の係止孔が円孔状とされ、係止手段の底部の円孔に対応する位置に円棒が設けられ、該円棒が円孔状の係止孔中に嵌入可能とされたことを特徴とする、請求項1に記載の錠。
【請求項4】 前記係止手段の底部に整合ロック柱の係止孔に対応する嵌合板が設けられ、解錠時に嵌合板が係止孔中に嵌入することを特徴とする、請求項1に記載の錠。
【請求項5】 前記鍵が内筒の中心ロック孔に進入する時、鍵に設けられた整合歯孔が押上ロック柱の上方を圧迫することを特徴とする、請求項1に記載の錠。
【請求項6】 前記押上ロック柱と整合ロック柱の間が条板で連接され、内筒の収容孔と整合孔が同じ形状を呈することを特徴とする、請求項1に記載の錠。
【請求項7】 前記押上ロック柱が棒状を呈し横向きに、整合ロック柱の側辺上方に設けられ、鍵の押上ロック柱に対応する位置にガイドウエーが設けられ、鍵が内筒に進入する時、棒状の押上ロック柱が鍵のガイドウエー中を移動し、これにより整合ロック柱を駆動して移動させ解錠することを特徴とする、請求項1に記載の錠。
【請求項8】 前記整合ロック柱の下方に凸塊が設けられ、該凸塊に貫通孔が設けられ、該貫通孔中に係止棒が設けられ、係止棒に伸張バネが套設され、伸張バネにより整合ロック柱が交錯状を呈することを特徴とする請求項7に記載の錠。
【請求項9】 前記内筒に2列のそれぞれが並列状を呈する収容孔と整合孔が設けられ、それぞれ2列の整合ロック柱と押上ロック柱を収容し、そのうち1列の整合ロック柱と押上ロック柱の側縁が連接されて一体とされ、鍵が内筒の中心ロック孔に進入する時、鍵の整合歯孔が押上ロック柱の上方を圧迫し、もう1列の押上ロック柱が棒状を呈して横向きに整合ロック柱の側辺上方に設けられ、鍵の押上ロック柱に対応する位置にガイドウエーが設けられたことを特徴とする、請求項1に記載の錠。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一種の錠に係り、特に、内筒の中心ロック孔側縁に径方向に複数の並列配置された収容孔と整合孔が設けられて複数の並列する押上ロック柱と整合ロック柱が収容され、鍵が内筒の中心ロック孔に進入して複数の押上ロック柱と整合ロック柱を押して移動させる時に、複数の整合ロック柱に設けられた各係止孔がそれぞれ内筒の横溝と整合し、横溝中の係止手段を各係止孔中に嵌入可能とすることにより、内筒が外筒中で回転可能となる錠に関する。
【0002】
【従来の技術】錠は普遍的に使用されているロック手段であり、防犯、阻止、制限を必要とするあらゆる位置、空間に錠によるロックが行われ、制限区域への侵入或いは破壊の被害を防止している。錠は保護、防衛に極めて重要な機能を有し、人々の生活空間において、錠を使用する機会は多く、錠は現在に至るまで相当に重要な地位を有している。
【0003】錠における主要な構造は、内筒、ケース、ロックビーズ、ロックボルト或いはロック柱であり、現在最も普遍的に使用されている錠は、内筒及びケース中に二つの相互に重ね置かれたロック柱が設けられ、ロック柱は直柱式とされている。しかしこのような錠の設計は、ケースに比較的大きな空間を設けてロック柱を収容する必要があり、ゆえにケースに突出する方形体が設けられ、製造上相当に面倒であるほか、建具屋が錠を取り付ける時にも相当に面倒であった。且つロック柱とロックボルト間の相互接触は相互摩擦を発生し、ロック柱が摩損して後日、錠を開閉する際の不便が増加した。
【0004】さらに、ロック柱は極めて多くの部分の柱体が内筒のロック孔部分より露出し、このため鍵がロック孔に差し込まれる時にロック柱に衝突シ、ロック柱の偏移やゆがみを発生し、間接的に錠を損壊させたり、錠の開閉に影響を及ぼすことになった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主要な目的は、一種の錠を提供することにあり、それは、並列式の押上ロック柱、整合ロック柱の設計に係止手段を組み合わせて、錠の内筒に取り付け、整合ロック柱が移動して内筒の横溝に整合した後に、係止手段を整合ロック柱の係止孔内に嵌入させて内筒を外筒内で回転可能とした錠であるものとする。
【0006】本発明の第2の目的は、上記錠において、押上ロック柱と整合ロック柱に内筒中で収容孔と整合孔の二箇所の制限を受けさせることにより、押上ロック柱と対位孔を正確に位置決めして偏移を発生させないようにすることにある。
【0007】本発明の第3の目的は、上記錠において、各整合ロック柱の係止孔の位置を不一致とし、全てが移動して正確な位置に至らなければ係止手段を嵌入させられないようにし、それにより外力による不当な破壊を防止することにある。
【0008】本発明の第4の目的は、上記錠において、内筒中の押上ロック柱と整合ロック柱を並列設計として、ロック柱の構造強度を増加することにある。
【0009】本発明の第5の目的は、上記錠において、押上ロック柱と整合ロック柱間を直接接合可能とするか、或いは直板で連接し、押上ロック柱と整合ロック柱間に一つの平面を形成することにある。
【0010】本発明の第6の目的は、上記錠において、整合ロック柱を板状として押上ロック柱と並列設置することにある。
【0011】本発明の第7の目的は、上記錠において、錠のロック柱と係止手段をいずれも内筒中に設けて、外筒にロック柱収容のために別に空間設置ける必要をなくすことにある。
【0012】本発明の第8の目的は、上記錠において、係止手段の係止端を直接外筒の係止溝中に係止して、直板状大面積の接触を呈するようにして、良好な係止効果を形成することにある。
【0013】本発明の第9の目的は、上記錠において、押上ロック柱を棒状横向きを呈するものとして整合ロック柱側辺上方に設け、棒状の押上ロック柱を鍵のガイドウエーに進入可能とし、ガイドウエーの案内により整合ロック柱を適宜位置に移動させて整合ロック柱の係止孔と内筒の横溝を整合させ、係止手段を係止孔中に嵌入させることにより内筒を外筒中で回転可能とすることにある。
【0014】本発明の第10の目的は、上記錠において、整合ロック柱の側辺下端に凸塊を設けて、凸塊に可動式係止棒と伸張バネを設けて、整合ロック柱移動後に、伸張バネが整合ロック柱をもとの位置に回復させるようにすることにある。
【0015】本発明の第11の目的は、上記錠において、整合ロック柱の下端の凸塊の底部に凹孔を設けて、該凹孔中に張力バネを設けて、整合ロック柱が押されて移動した後にこの張力バネにより整合ロック柱をもとの位置に回復させるようにすることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、内筒とされ、その中心ロック孔側縁に複数の径方向の収容孔と整合孔が設けられ、外縁に軸方向の横溝が設けられ、該横溝の底部が各整合孔に連通する上記内筒、係止手段とされ、長条状を呈し、該横溝内に収容され、底部に弾性手段が設けられてその頂持を受け、頂部が内筒外縁より突出する上記係止手段、外筒とされ、該内筒の外縁に套設され、内縁に係止手段の位置に対応して係止溝が設けられて、該係止溝に係止手段の頂部が嵌入可能とされた上記外筒、複数の整合ロック柱とされ、整合孔内に収容され、各整合ロック柱の外縁と横溝の連接部分に位置の異なる係止孔が設けられた、上記複数の整合ロック柱、複数の押上ロック柱とされ、該整合ロック柱と並列状に連結され、収容孔内に位置し、弾性手段の頂持を受けて各整合ロック柱及びその係止孔を交錯配列を呈するようにし、鍵が内筒内に進入して押上ロック柱を押し動かす時に各整合ロック柱を共に移動させて、各係止孔を整然と配列させ、内筒が回される時、係止手段が内向きに各係止孔が配列して形成した長溝内に嵌入し、内筒と外筒が係止状態より離脱し解錠がなされる、上記複数の押上ロック柱、以上を具備したことを特徴とする錠としている。請求項2の発明は、前記押上ロック柱の下方に内凹孔が設けられて弾性手段が収容されたことを特徴とする、請求項1に記載の錠としている。請求項3の発明は、前記整合ロック柱の係止孔が円孔状とされ、係止手段の底部の円孔に対応する位置に円棒が設けられ、該円棒が円孔状の係止孔中に嵌入可能とされたことを特徴とする、請求項1に記載の錠としている。請求項4の発明は、前記係止手段の底部に整合ロック柱の係止孔に対応する嵌合板が設けられ、解錠時に嵌合板が係止孔中に嵌入することを特徴とする、請求項1に記載の錠としている。請求項5の発明は、前記鍵が内筒の中心ロック孔に進入する時、鍵に設けられた整合歯孔が押上ロック柱の上方を圧迫することを特徴とする、請求項1に記載の錠としている。請求項6の発明は、前記押上ロック柱と整合ロック柱の間が条板で連接され、内筒の収容孔と整合孔が同じ形状を呈することを特徴とする、請求項1に記載の錠としている。請求項7の発明は、前記押上ロック柱が棒状を呈し横向きに、整合ロック柱の側辺上方に設けられ、鍵の押上ロック柱に対応する位置にガイドウエーが設けられ、鍵が内筒に進入する時、棒状の押上ロック柱が鍵のガイドウエー中を移動し、これにより整合ロック柱を駆動して移動させ解錠することを特徴とする、請求項1に記載の錠としている。請求項8の発明は、前記整合ロック柱の下方に凸塊が設けられ、該凸塊に貫通孔が設けられ、該貫通孔中に係止棒が設けられ、係止棒に伸張バネが套設され、伸張バネにより整合ロック柱が交錯状を呈することを特徴とする請求項7に記載の錠としている。請求項9の発明は、前記内筒に2列のそれぞれが並列状を呈する収容孔と整合孔が設けられ、それぞれ2列の整合ロック柱と押上ロック柱を収容し、そのうち1列の整合ロック柱と押上ロック柱の側縁が連接されて一体とされ、鍵が内筒の中心ロック孔に進入する時、鍵の整合歯孔が押上ロック柱の上方を圧迫し、もう1列の押上ロック柱が棒状を呈して横向きに整合ロック柱の側辺上方に設けられ、鍵の押上ロック柱に対応する位置にガイドウエーが設けられたことを特徴とする、請求項1に記載の錠としている。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明は、内筒の中心ロック孔側縁に径方向に複数の並列配置された収容孔と整合孔が設けられ、それぞれ複数の並列配置された押上ロック柱と整合ロック柱が設けられ、且つ内筒外縁に軸方向の横溝が設けられ、該横溝が内筒の整合孔と連通して長条状の係止手段を収容可能で、且つ内筒の係止手段に対応する外筒内縁に係止溝が設けられて、係止手段が係止溝内を移動可能とされた錠において、複数の押上ロック柱と整合ロック柱が並列設置され、且つ各一つの押上ロック柱の下端に内凹孔が設けられて弾性手段が収容され、複数の整合ロック柱の外縁に係止孔が設けられ、各係止孔が高低位置差を形成し、鍵が内筒の中心ロック孔に進入し複数の押上ロック柱と整合ロック柱を押し動かす時、各一つの整合ロック柱の係止孔がそれぞれ内筒の横溝と整合し、横溝中の係止手段を複数の係止孔が配列されてなる長溝中に嵌入可能とし、これにより内筒を外筒内で回転可能とすることを特徴としている。
【0018】
【実施例】図1に示されるように、本発明の錠10は内筒20、押上ロック柱25、整合ロック柱26、係止手段27、外筒30を具えている。
【0019】該内筒20は、その中心ロック孔21の側縁に複数の径方向の収容孔22及び整合孔23を有し、外縁に軸方向の横溝24があり、該横溝24の底部は各整合孔23に連通する(図4、5)。
【0020】係止手段27(図1、6参照)は、長条状を呈し、内筒20の横溝24内に収容され、底部が張力バネ271の頂持を受け、該係止手段27の頂部274が内筒20の外縁より突出している。
【0021】外筒30は内筒20の外縁に套設され、内縁の係止手段27に対応する位置に係止溝31が設けられ、該係止溝31に係止手段27の頂部274が嵌入可能とされている。
【0022】複数の整合ロック柱26が、内筒20の整合ロック柱26内に収容され、各整合ロック柱26と横溝24の連接部分に高さの異なる係止孔261が設けられている。
【0023】複数の押上ロック柱25が、整合ロック柱26と並列状を呈するように連結され、内筒20の収容孔22内に位置し、弾性手段252の頂持を受けて各整合ロック柱26及びその係止孔261が不規則配列を呈する(図4、5参照)。
【0024】鍵40が内筒20の中心ロック孔21内に進入し(図1、図7参照)、鍵40の整合歯孔42が押上ロック柱25を押し動かす時、各整合ロック柱26が移動して係止孔261が整然と配列させられ(図8、9参照)、並びに内筒20側縁の横溝24と整合し、錠10で内筒20が回される時(図9、10)、係止手段27の底部275が内向きに各係止孔261が配列した長溝に嵌入し、内筒20の横溝24内の係止手段27の頂部274と外筒30の係止溝31が係止状態を離脱して解錠がなされ、内筒20が外筒30中で時計回り(図10)或いは逆時計回り(図11)に回転可能となる。
【0025】内筒20が回転する時、係止手段27を押し動かし、係止手段27の頂部274の円弧が押圧を受けて係止溝31の円弧に沿って内筒20内に移動し、徐々に係止手段27の底部275を整合ロック柱26の係止孔261中に移動させ、並びに外筒30の係止溝31と完全に離脱させる。ロック状態としたい場合は、内筒20の横溝24を回して外筒30の係止溝31と整合させれば、横溝24中の係止溝31が張力バネ271の付勢を受けて(図12)、係止手段27の頂部274が係止溝31中に嵌入し、内筒20が外筒30内で回転不能となり、ロック状態が達成される。
【0026】図13、図14は押上ロック柱25と整合ロック柱26のもう一つの実施例を示す。そのうち、該押上ロック柱25と整合ロック柱26の間は連接板29で連接され、即ち内筒20の収容孔22と整合孔23も押上ロック柱25と整合ロック柱26と同じ形状を呈し、また、整合ロック柱26が直板状を呈して押上ロック柱25の側辺に連接され(図15、16)、即ち内筒20の収容孔22と整合ロック柱26も押上ロック柱25と整合ロック柱26と同じ形状とされている。
【0027】図17、18は整合ロック柱26と係止手段27のもう一つの実施例を示し、その押上ロック柱25に並列に配置された整合ロック柱26の外縁の係止孔261は円孔状を呈し、この係止孔261に対応する円棒272が係止手段27に設けられ、係止手段27の円棒272が整合ロック柱26の係止孔261に嵌入可能とされている。図19、20には整合ロック柱26と係止手段27のさらに別の実施例が示され、それによると、係止手段27に凹んだ嵌合板273が設けられて、嵌合板273が整合ロック柱26の係止孔261に嵌入可能とされている。
【0028】また図21、22には押上ロック柱25’と整合ロック柱26’の別の実施例が示され、その押上ロック柱25’は棒状を呈して横向きに整合ロック柱26’の側辺上方に配置され、鍵40に棒状の押上ロック柱25’に対応する位置にガイドウエー41が設けられ、押上ロック柱25’と整合ロック柱26’が内筒20の収容孔22’及び整合孔23’内に置き入れられ並びに外筒30と結合された後(図29)、整合ロック柱26’が内筒20の整合孔23’と外筒30の連接部分に落ち(図23、24)、整合ロック柱26’の係止孔261’と内筒20の横溝24が交錯状を呈する(図25参照)。
【0029】鍵40が内筒20の中心ロック孔21内に挿入され(図26)、鍵40のガイドウエー41が棒状の押上ロック柱25’を案内し、押上ロック柱25’と整合ロック柱26’を共に移動させ(図27)、整合ロック柱26’の係止孔261’と内筒20の横溝24’を整合させ(図28)、鍵40で内筒20が回転させられる時(図29、30)、横溝24中の係止手段27’が押圧を受けて係止溝31の回転により内向きに移動し、係止手段27’の底部275’が整合ロック柱26’の係止孔261’中に嵌入し、これにより内筒20が外筒30中で回転可能となり、解錠状態を呈する。
【0030】押上ロック柱25だ棒状を呈して横向きに整合ロック柱26’側辺上方に配置される時、整合ロック柱26’側辺下方に凸塊28が設けられ(図31、32)、該凸塊28の下縁に凹孔284が設けられ、凹孔284中に押上バネ285が設けられ、該整合ロック柱26’が内筒20の整合孔23に置き入れられた後(図33)、外筒30と結合され、整合ロック柱26が押上バネ285の押上を受け、整合ロック柱26の係止孔261と内筒20の横溝24が錯開し、鍵40が内筒20の中心ロック孔21に挿入された時(図34)、鍵40のガイドウエー41が押上ロック柱25を下に圧し、それと共に整合ロック柱26を下に圧し、整合ロック柱26の係止孔261と内筒20の横溝24を整合させ、内筒20を回転させる時に、係止手段27が内筒20の回転の圧迫を受けて、係止手段27が外筒30の係止溝31の円弧に沿って内向きに移動し、これにより整合ロック柱26の係止孔261に嵌入し、解錠状態が達成される。
【0031】図35、36に示されるように、押上ロック柱25が棒状を呈して整合ロック柱26の側辺上方に設けられる時、整合ロック柱26の側辺下方に凸塊28が設けられ、該凸塊28中に貫通孔281が設けられ、該貫通孔281が係止棒282の嵌入に供され、係止棒282に伸張バネ283が套設され、整合ロック柱26と棒状の押上ロック柱25、係止棒282が共に内筒20の収容孔22及び整合孔23に挿入され(図37)、並びに共に外筒30内部に置かれ、鍵40が内筒20の中心ロック孔21に挿入される時(図38)、鍵40のガイドウエー41が円棒状の押上ロック柱25を駆動して移動させ、押上ロック柱25と並列配置された整合ロック柱26の下方の凸塊28の伸張バネ283が圧縮され、整合ロック柱26の外縁の係止孔261が移動して内筒20の横溝24と整合し、内筒20が回される時、横溝24中の係止手段27が内筒20の回転の押圧力を受けて、係止手段27が外筒30内の係止溝31の円弧にそって内向きに移動し、係止手段27の底部が整合ロック柱26の係止孔261内に嵌入し、内筒20が回転可能とされて解錠状態が達成される。
【0032】図39を参照されたい。内筒20の中心ロック孔21の外縁には二つの並列配置された収容孔22、22’及び整合孔23、23’が設けられ、それぞれ2列の押上ロック柱25、25’と整合ロック柱26、26’を収容し、そのうち一列の押上ロック柱25と整合ロック柱26の側縁が連接されて一体とされ、鍵40が内筒20の中心ロック孔21に挿入される時(図40)、鍵40の整合歯孔42が押上ロック柱25の上方を圧迫し、もう一列の押上ロック柱25’が棒状横向きに整合ロック柱26’の側辺上方に設けられ(図40)、鍵40のガイドウエー41が押上ロック柱25’を駆動して上に移動させる。図39に示されるように、内筒20の外縁に二列の整合ロック柱26、26’の係止孔261、261’に対応する二つの横溝24、24’が設けられ、二つの横溝24、24’中に係止手段27、27’が置かれ、二つの係止手段27、27’の下端が張力バネ271を圧迫し、二つの係止手段27、27’の頂部274、274’がそれぞれ内筒20外に突出し、並びに外筒30内の二つの係止溝31、31’中に嵌入している(図42、43)。
【0033】図40、41に示されるように、鍵40が内筒20の中心ロック孔21に挿入された後、鍵40の整合歯孔42が1列の押上ロック柱25の上方を抑え、鍵40のガイドウエー41がもう一列の円棒状の押上ロック柱25’の進入に供され、鍵40が同時に2列の押上ロック柱25、25’と整合ロック柱26、26’を駆動して移動させ、2列の整合ロック柱26、26’の係止孔261、261’を内筒20の二つの横溝24、24’と整合させ、内筒20が回される時、二つの横溝24、24’中の係止手段27、27’がいずれも内筒20の押圧を受け、二つの係止手段27、27’が係止溝31、31’の円弧に沿って内向きに移動し、二つの係止手段27、27’の底部275、275’がそれぞれ二つの整合ロック柱26、26’の係止孔261、261’中に嵌入し、こうして内筒20が外筒30中で回転させられ、解錠状態が達成される。
【0034】内筒20の二つの横溝24、24’が回転して外筒30内の二つの係止溝31、31’と整合すると、鍵40が内筒20の中心ロック孔21より引き出され、二つの横溝24、24’中の係止手段27、27’がそれぞれ張力バネ271の張力を受けて(図44)、二つの係止手段27、27’の頂部が再度外筒30の二つの係止溝31、31’中に嵌入し、ロック状態を呈する。
【0035】図45に示されるように、内筒20中の2列の整合ロック柱26、26’の外縁の係止孔261、261’は円孔状とされ、二列の整合ロック柱26、26’の円孔状の係止孔261、261’に対応して二つの係止手段27、27’にそれぞれ円棒272、272’が設けられ、二つの係止手段27、27’の円棒272、272’が2列の整合ロック柱26、26’の円孔状の係止孔261、261’中に嵌入可能とされる。
【0036】図46に示されるように、二つの係止手段27、27’にそれぞれ凹んだ嵌合板273、273’が設けられ、該嵌合板273、273’が内筒20の横溝24、24’を通過して2列の整合ロック柱26、26’の係止孔261、261’中に係合する。
【0037】図47、48に示されるように、内筒20中の2列の押上ロック柱25、25’と整合ロック柱26、26’はそれぞれ異なる外形を有するものとされうる。例えば押上ロック柱25と整合ロック柱26が並列に連接されて一体とされるか、或いは押上ロック柱25と整合ロック柱26の間が条板29で連接されるか、或いは整合ロック柱26が直板状を呈して押上ロック柱25と連接される。或いは押上ロック柱25’が棒状を呈して横向きに整合ロック柱26’側辺上方に設けられるか、或いは整合ロック柱26’の下方に凸塊28が設けられ、凸塊28の下縁に凹孔284が設けられ、且つ凹孔284中に押上バネ285が設けられるか、或いは凸塊28中に貫通孔281が設けられて貫通孔281中に係止棒282が設けられ、係止棒282に伸張バネ283が套設される。各異なる押上ロック柱25、25’と整合ロック柱26、26’の形状により、内筒20外縁に対応する形状の収容孔22、22’と整合孔23、23’が設けられて、各種形状の押上ロック柱25、25’と整合ロック柱26、26’が対応する収容孔22、22’と整合孔23、23’中を移動可能とされる。
【0038】
【発明の効果】本発明は並列配置されたロック柱に係止手段が組み合わされ、内筒中を移動し、並びに係止手段が外筒の係止溝中に係止されることでロックの目的を達成し、並列するロック柱の設計により、外筒上方にロック柱を収容するための空間を設ける必要がなく、外筒の体積を縮減可能で、錠の新規な構造を提供している。
【出願人】 【識別番号】500086397
【氏名又は名称】ロク カムラン
【氏名又は名称原語表記】Lok Kam Lam
【住所又は居所原語表記】No.29, Jalan SS2/3,47300 Petaling Jaya, Selangor Darul, Ehsan, Malaysia
【出願日】 平成12年2月28日(2000.2.28)
【代理人】 【識別番号】100082304
【弁理士】
【氏名又は名称】竹本 松司 (外5名)
【公開番号】 特開2001−248337(P2001−248337A)
【公開日】 平成13年9月14日(2001.9.14)
【出願番号】 特願2000−50874(P2000−50874)