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【発明の名称】 ハンドル装置
【発明者】 【氏名】林 信志

【要約】 【課題】縦框に容易に取付けできるハンドル装置とする。

【解決手段】内ハンドル10の取付部12に雌ねじ14を有する取付け突起13を突設する。外ハンドル20の取付部22に受け突起23を突設する。この受け突起23に取付け突起13が嵌合する凹部25を形成する。縦框30の第1取付孔32に取付け突起13を嵌入すると共に、第2取付孔34に受け突起23を嵌入して凹部25と取付け突起13を嵌合して内ハンドル10と外ハンドル20を仮取付けする。この状態で外ハンドル20の取付部22の貫通孔26から取付けねじ27を雌ねじ14に螺合して内ハンドル10と外ハンドル20を連結して縦框30に取付ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 把持部11と取付部12を有し、その取付部12に取付け突起13が突設された一方のハンドルと、把持部21と取付部22を有し、その取付部22に受け突起23が突設された他方のハンドルと、前記他方のハンドルの取付部22を貫通し、一方のハンドルの取付け突起13に螺合する取付けねじ27を備え、前記一方のハンドルの取付け突起13と他方のハンドルの受け突起23が嵌合連結される形状であることを特徴とするハンドル装置。
【請求項2】 把持部11と取付部12を有し、その取付部12に縦框30の第1取付孔32に嵌入する取付け突起13が突設された一方のハンドルと、把持部21と取付部22を有し、その取付部22に縦框30の第2取付孔34に嵌入する受け突起23が突設された他方のハンドルと、前記他方のハンドルの取付部22、受け突起23を貫通し、取付け突起13に螺合する取付けねじ27を備え、前記取付け突起13と受け突起23が嵌合連結される形状であることを特徴とするハンドル装置。
【請求項3】 前記一方のハンドルは一対の取付部12を有し、前記他方のハンドルは一対の取付部22を有し、一方の取付部12に突設した取付け突起13と一方の取付部22に突設した受け突起23が嵌合連結する形状で、他方の取付部12に突設した取付け突起13と他方の取付部22に突設した受け突起23が隙間を有して嵌まり合う形状である請求項1又は2記載のハンドル装置。
【請求項4】 把持部11と取付部12を有し、その取付部12に取付け突起13が突設された一方のハンドルと、把持部21と取付部22を有し、その取付部22に受け突起23が突設された他方のハンドルと、前記他方のハンドルの取付部22を貫通し、一方のハンドルの取付け突起13に螺合する取付けねじ27を備え、前記一方のハンドルの取付け突起13と他方のハンドルの受け突起23が隙間を有して嵌合連結される形状であることを特徴とするハンドル装置。
【請求項5】 把持部11と取付部12を有し、その取付部12に縦框30の第1取付孔32に嵌入する取付け突起13が突設された一方のハンドルと、把持部21と取付部22を有し、その取付部22に縦框30の第2取付孔34に嵌入する受け突起23が突設された他方のハンドルと、前記他方のハンドルの取付部22、受け突起23を貫通し、取付け突起13に螺合する取付けねじ27を備え、前記取付け突起13と受け突起23が隙間を有して嵌まり合い連結される形状であることを特徴とするハンドル装置。
【請求項6】 前記一方のハンドルは一対の取付部12を有し、前記他方のハンドルは一対の取付部22を有し、一方の取付部12に突設した取付け突起13と一方の取付部22に突設した受け突起23及び他方の取付部12に突設した取付け突起13と他方の取付部22に突設した受け突起23が隙間を有してそれぞれ嵌まり合う形状である請求項4又は5記載のハンドル装置。
【請求項7】 前記取付け突起13と受け突起23の大きさ又は断面形状を異ならせると共に、前記第1取付孔32の大きさ又は断面形状を取付け突起13に合致させ、前記第2取付孔34の大きさ又は断面形状を受け突起23に合致させた請求項3又は6記載のハンドル装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内ハンドルと外ハンドルを備え、引戸の障子に取付けられるハンドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平10−82216号公報に示すハンドル装置が提案されている。このハンドル装置は図12に示すように、内ハンドル1と外ハンドル2を備え、その内ハンドル1の取付部1aに雌ねじ3を有する取付け突起4を突設し、外ハンドル2の取付部2aに受け突起5、この受け突起5を貫通した貫通孔6を形成し、前記内ハンドル1の取付け突起4と外ハンドル2の受け突起5を相対向すると共に、取付けねじ7を貫通孔6を貫通して雌ねじ3に螺合して内ハンドル1と外ハンドル2を連結する形状である。
【0003】このハンドル装置は、内ハンドル1の取付け突起4を縦框8の内取付孔9aに挿入し、外ハンドル2の受け突起5を縦框8の外取付孔9bに挿入することで内ハンドル1と外ハンドル2を作業者が手で持って取付け突起4と受け突起5を当接し、その状態で取付けねじ7を貫通孔6を挿通して雌ねじ3に螺合して縦框8に取付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のハンドル装置は、前述のように、内ハンドル1と外ハンドル2を作業者が手で持った状態で、取付けねじ7と雌ねじ3の位置を手で合わせながら取付けねじ7を雌ねじ3に螺合して取付ける。このために、ハンドル装置の縦框への取付け作業が面倒で、時間がかかる。
【0005】そこで本発明は前述の課題を解決できるようにしたハンドル装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、把持部11と取付部12を有し、その取付部12に取付け突起13が突設された一方のハンドルと、把持部21と取付部22を有し、その取付部22に受け突起23が突設された他方のハンドルと、前記他方のハンドルの取付部22を貫通し、一方のハンドルの取付け突起13に螺合する取付けねじ27を備え、前記一方のハンドルの取付け突起13と他方のハンドルの受け突起23が嵌合連結される形状であることを特徴とするハンドル装置である。
【0007】第2の発明は、把持部11と取付部12を有し、その取付部12に縦框30の第1取付孔32に嵌入する取付け突起13が突設された一方のハンドルと、把持部21と取付部22を有し、その取付部22に縦框30の第2取付孔34に嵌入する受け突起23が突設された他方のハンドルと、前記他方のハンドルの取付部22、受け突起23を貫通し、取付け突起13に螺合する取付けねじ27を備え、前記取付け突起13と受け突起23が嵌合連結される形状であることを特徴とするハンドル装置である。
【0008】第3の発明は、第1又は第2の発明において前記一方のハンドルは一対の取付部12を有し、前記他方のハンドルは一対の取付部22を有し、一方の取付部12に突設した取付け突起13と一方の取付部22に突設した受け突起23が嵌合連結する形状で、他方の取付部12に突設した取付け突起13と他方の取付部22に突設した受け突起23が隙間を有して嵌まり合う形状であるハンドル装置である。
【0009】第4の発明は、把持部11と取付部12を有し、その取付部12に取付け突起13が突設された一方のハンドルと、把持部21と取付部22を有し、その取付部22に受け突起23が突設された他方のハンドルと、前記他方のハンドルの取付部22を貫通し、一方のハンドルの取付け突起13に螺合する取付けねじ27を備え、前記一方のハンドルの取付け突起13と他方のハンドルの受け突起23が隙間を有して嵌合連結される形状であることを特徴とするハンドル装置である。
【0010】第5の発明は、把持部11と取付部12を有し、その取付部12に縦框30の第1取付孔32に嵌入する取付け突起13が突設された一方のハンドルと、把持部21と取付部22を有し、その取付部22に縦框30の第2取付孔34に嵌入する受け突起23が突設された他方のハンドルと、前記他方のハンドルの取付部22、受け突起23を貫通し、取付け突起13に螺合する取付けねじ27を備え、前記取付け突起13と受け突起23が隙間を有して嵌まり合い連結される形状であることを特徴とするハンドル装置である。
【0011】第6の発明は、第4又は第5の発明において前記一方のハンドルは一対の取付部12を有し、前記他方のハンドルは一対の取付部22を有し、一方の取付部12に突設した取付け突起13と一方の取付部22に突設した受け突起23及び他方の取付部12に突設した取付け突起13と他方の取付部22に突設した受け突起23が隙間を有してそれぞれ嵌まり合う形状であるハンドル装置である。
【0012】第7の発明は、第3又は第6の発明において前記取付け突起13と受け突起23の大きさ又は断面形状を異ならせると共に、前記第1取付孔32の大きさ又は断面形状を取付け突起13に合致させ、前記第2取付孔34の大きさ又は断面形状を受け突起23に合致させたハンドル装置である。
【0013】
【作 用】第1の発明によれば、縦框の両側部に一方のハンドルと他方のハンドルを取付ける場合に、取付け突起13と受け突起23相互を隙間を有して嵌合連結することで一方のハンドルと他方のハンドルが縦框に仮取付けされる。このようであるから、一方のハンドルを手で軽く押さえ取付けねじ27を螺合することで一方のハンドルと他方のハンドルを縦框に取付けできるし、取付けねじ27の位置合わせが不要であり、ハンドル装置を縦框に短時間で容易に取付けできる。
【0014】第2の発明によれば、一方のハンドルの取付け突起13と他方のハンドルの受け突起23が嵌合連結する形状であるので、一方のハンドルの取付け突起13を縦框30の第1取付孔32に嵌入すると共に、他方のハンドルの受け突起23を縦框30の第2取付孔34に嵌入して嵌合連結することで一方のハンドルと他方のハンドルが仮保持され、一方のハンドルと他方のハンドルが縦框30に仮取付けされる。このようであるから、一方のハンドルを手で軽く押さえ取付けねじ27を螺合することで一方のハンドルと他方のハンドルを縦框30に取付けできるし、取付けねじ27の位置合わせが不要であるから、ハンドル装置を縦框に短時間で容易に取付けできる。
【0015】第3の発明によれば、一方の取付け突起13と一方の受け突起23が嵌合することで一方のハンドルと他方のハンドルを縦框に仮取付けできる。他方の取付け突起13と他方の受け突起23が隙間を有して嵌まり合うので、一方のハンドルの一対の取付け突起13のピッチと他方のハンドルの一対の受け突起23のピッチのピッチ公差を吸収することができる。しかも、一方のハンドルと他方のハンドルは2ヶ所で連結されるので、縦框に強固に取付けできる。
【0016】第4の発明によれば、縦框の両側部に一方のハンドルと他方のハンドルを取付ける場合に、取付け突起13と受け突起23相互を隙間を有して嵌合連結することで一方のハンドルと他方のハンドルが縦框に仮取付けされる。このようであるから、一方のハンドルを手で軽く押さえ取付けねじ27を螺合することで一方のハンドルと他方のハンドルを縦框に取付けできるから、ハンドル装置を縦框に短時間で容易に取付けできる。
【0017】第5の発明によれば、一方のハンドルの取付け突起13と他方のハンドルの受け突起23が隙間を有して嵌まり合い連結する形状であるので、一方のハンドルの取付け突起13を縦框30の第1取付孔32に嵌入すると共に、他方のハンドルの受け突起23を縦框30の第2取付孔34に嵌入して嵌まり合い連結することで一方のハンドルと他方のハンドルが仮保持され、一方のハンドルと他方のハンドルが縦框30に仮取付けされる。このようであるから、一方のハンドルを手で軽く押さえ取付けねじ27を螺合することで一方のハンドルと他方のハンドルを縦框30に取付けできるから、ハンドル装置を縦框に短時間で容易に取付けできる。
【0018】第6の発明によれば、各取付け突起13と各受け突起23がそれぞれ嵌まり合うことで一方のハンドルと他方のハンドルを縦框に仮取付けできる。各取付け突起13と各受け突起23が隙間を有してそれぞれ嵌まり合うので、一方のハンドルの一対の取付け突起13のピッチと他方のハンドルの一対の受け突起23のピッチのピッチ公差を吸収することができる。しかも、一方のハンドルと他方のハンドルは2ヶ所で連結されるので、縦框に強固に取付けできる。
【0019】第7の発明によれば、取付け突起13を第1取付孔32に嵌入すると共に、受け突起23を第2取付孔34に嵌入しなければハンドル装置を縦框30に取付けできないので、一方のハンドルと他方のハンドルを縦框30の内側と外側に誤りなく取付けできる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1に示すように、一方のハンドル、例えば内ハンドル10は把手部11と、この把手部11の長手方向両端部に一体的に設けた一対の取付部12で略コ字形状である。前記各取付部12には取付け突起13が突設してある。この取付け突起13は先端面に開口した雌ねじ14を有する。前記内ハンドル10はABS樹脂などの樹脂製で、取付け突起13は金属製である。この取付け突起13の基端部分が内ハンドル10の取付部12に埋め込まれている。なお、内ハンドル10と取付け突起13を樹脂又は金属の一体形状としても良いし、それらの材質は樹脂、金属に限ることはない。
【0021】他方のハンドル、例えば外ハンドル20は把手部21と、この把手部21の長手方向両端部に一体的に設けた一対の取付部22で略コ字形状である。前記各取付部22の先端部には受け突起23が一体的に設けてあり、各取付部22の基端部には切欠部24が受け突起23と対向して形成されている。前記受け突起23は前記取付け突起13よりも大径で、この受け突起23には前記取付け突起13が嵌合する凹部25が形成してある。この凹部25は受け突起23の先端面に開口し、その凹部25の底部と前記切欠部24に亘って貫通孔26が形成してある。この貫通孔26は凹部25よりも小径で、かつ凹部25と同心状である。
【0022】前記外ハンドル20はABS樹脂などの樹脂製であるが、金属製としても良い。なお、受け突起23を取付部22と別体とし、取付部22に埋め込むようにしても良い。
【0023】障子を形成する戸当たり側の縦框30は中空形状で、その縦框30の内側縦板31に一対の第1取付孔32、外側縦板33に一対の第2取付孔34が同心状に相対向してそれぞれ形成してある。内ハンドル10の一対の取付け突起13が一対の第1取付孔32に嵌入し、外ハンドル20の一対の受け突起23が一対の第2取付孔34に嵌入して取付け突起13が凹部25に嵌まり合っている。
【0024】前記貫通孔26を貫通した取付けねじ27が雌ねじ14に螺合して内ハンドル10と外ハンドル20を縦框30の内側と外側に取付けてある。前記切欠部24は着脱自在な覆片28で閉塞され、取付けねじ27が見えないようにしてある。
【0025】前記一対の受け突起23に形成した凹部25の一方、例えば図1で下の受け突起23に形成した凹部25は取付け突起13よりも大径で、内ハンドル10の一対の取付け突起13間の距離(ピッチ)と外ハンドル20の一対の受け突起23間の距離(ピッチ)が加工誤差などでピッチ公差の範囲内で異なっても一方の凹部25に一方の取付け突起13が嵌まり合うようにしてある。
【0026】これによって、内ハンドル10の一対の取付け突起13のピッチと外ハンドル20の一対の受け突起23のピッチのピッチ公差を吸収することができる。また、内ハンドル10の一対の取付部12に同一形状の取付け突起13を突設することができるので、内ハンドル10の加工が容易であると共に、取付け突起13を取付部12と別体とした場合には取付け突起13を共通とすることができる。
【0027】前記縦框30の第1取付孔32は内ハンドル10の取付け突起13の断面形状と略同一形状で、かつ略同一大きさであり、この第1取付孔32に取付け突起13が嵌入する。前記縦框30の第2取付孔34は外ハンドル20の受け突起23の断面形状と略同一形状で、かつ略同一大きさであり、この第2取付孔34に受け突起23が嵌入する。すなわち、受け突起23は第2取付孔34に嵌入するが第1取付孔32には嵌入しない。
【0028】このようであるから、内ハンドル10と外ハンドル20を誤りなく縦框30の内側と外側に正しく取付けできる。
【0029】次にハンドル装置の取付け作業を説明する。図3(a)に示すように一対の取付け突起13を一対の第1取付孔32に嵌入すると共に、一対の受け突起23を一対の第2取付孔34に嵌入して取付け突起13を受け突起23の凹部25に図3(b)に示すように嵌め合わせる。これによって、図1に示すように上方の取付け突起13が上方の受け突起23の凹部25に嵌合(圧入)して内ハンドル10と外ハンドル20が仮保持され、内ハンドル10と外ハンドル20から作業者が手を離しても内ハンドル10と外ハンドル20が縦框30に仮取付けできる。
【0030】前述の状態で取付けねじ27を貫通孔26を貫通し、内ハンドル10を回転しないように軽く手で押さえ取付けねじ27を雌ねじ14に螺合することで内ハンドル10と外ハンドル20を縦框30に取付ける。この後に覆片28を取付ける。また、上方の取付け突起13が上方の受け突起23の凹部25に嵌合しているので、貫通孔26と雌ねじ14が位置合わせされ、取付けねじ27の雌ねじ14への螺合が容易である。これらが相俟ってハンドル装置を縦框に容易に取付けできる。
【0031】次に本発明の他の実施形態を説明する。受け突起23の凹部25の形状を、図4(a)に示すように内周面に突部25aを複数有する形状、又は図4(b)に示すようにスリット25bを有する形状としても良い。このようにすれば、凹部25に取付け突起13を軽い力で押し込むことで確実に嵌合することができる。
【0032】図5に示すように、上方の受け突起23の凹部25を上方の取付け突起13の外径よりも大径とし、上方の取付け突起13が凹部25に隙間を有して嵌まり合うようにする。このようにしても一方のハンドル10と他方のハンドル20が仮保持され、一方のハンドル10と他方のハンドル20が縦框30に仮取付けされる。
【0033】また、前述のピッチ公差を上下の取付け突起13と受け突起23の凹部25の嵌まり合い連結部でそれぞれ吸収するので、取付け突起13と凹部25との間の隙間を小さく(図1の場合に比べて半分)できる。したがって、一方のハンドル10と他方のハンドル20を確実に仮保持できる。
【0034】図6に示すように、下の受け突起23の先端面まで貫通孔26を連続して形成し、取付けねじ27を貫通孔26から下の取付け突起13の雌ねじ14に螺合する。この場合にも図7に示すように、上の受け突起23の凹部25を取付け突起13の外径よりも大きくして隙間を有して嵌まり合うようにしても良い。
【0035】図8に示すように、内ハンドル10、外ハンドル20を把持部11,12と1つの取付部12,22で略L字形状とする。この場合にも図9に示すように、受け突起23の凹部25を取付け突起13の外径よりも大きくして隙間を有して嵌まり合うようにしても良い。
【0036】以上の各実施の形態では受け突起23に凹部25を形成したが、取付け突起13に凹部を形成して受け突起23を嵌合しても良い。例えば、図10に示すように、取付け突起13に凹部15と雌ねじ14を同心状に形成する。受け突起23を取付け突起13よりも小径で凹部15に嵌合する径で、かつ長尺とする。この受け突起23に貫通孔26を先端面と切欠部24に連続して形成する。受け突起23を取付け突起13の凹部15に嵌合して内ハンドル10と外ハンドル20を仮保持する。取付けねじ27を貫通孔26を貫通して雌ねじ14に螺合する。
【0037】この場合には、縦框30の第1取付孔32を大径とし、第2取付孔34を小径とすることで、内ハンドル10と外ハンドル20を縦框30の内側と外側に誤りなく取付けできるようにする。
【0038】この場合にも図11に示すように上方の凹部15を受け突起23の外径よりも大きくして隙間を有して嵌まり合うようにしても良い。
【0039】また、内ハンドル10を縦框30の外側に取付けると共に、外ハンドル20を縦框30の内側に取付けるようにしても良い。この場合には第1取付孔32を外側縦板33に形成し、第2取付孔34を内側縦板31に形成する。
【0040】以上の各実施の形態では他方のハンドルの受け突起23を縦框30の第2取付孔34に嵌入したが、その受け突起23を第2取付孔34に嵌入せずに取付け突起13を第2取付孔34に嵌入しても良い。
【0041】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、縦框の両側部に一方のハンドルと他方のハンドルを取付ける場合に、取付け突起13と受け突起23相互を嵌合連結することで一方のハンドルと他方のハンドルが縦框に仮取付けされる。このようであるから、一方のハンドルを手で軽く押さえ取付けねじ27を螺合することで一方のハンドルと他方のハンドルを縦框に取付けできるし、取付けねじ27の位置合わせが不要であり、ハンドル装置を縦框に短時間で容易に取付けできる。
【0042】請求項2に係る発明によれば、一方のハンドルの取付け突起13と他方のハンドルの受け突起23が嵌合連結する形状であるので、一方のハンドルの取付け突起13を縦框30の第1取付孔32に嵌入すると共に、他方のハンドルの受け突起23を縦框30の第2取付孔34に嵌入して嵌合連結することで一方のハンドルと他方のハンドルが仮保持され、一方のハンドルと他方のハンドルが縦框30に仮取付けされる。このようであるから、一方のハンドルを手で軽く押さえ取付けねじ27を螺合することで一方のハンドルと他方のハンドルを縦框30に取付けできるし、取付けねじ27の位置合わせが不要であるから、ハンドル装置を縦框に短時間で容易に取付けできる。
【0043】請求項3に係る発明によれば、一方の取付け突起13と一方の受け突起23が嵌合することで一方のハンドルと他方のハンドルを縦框に仮取付けできる。他方の取付け突起13と他方の受け突起23が隙間を有して嵌まり合うので、一方のハンドルの一対の取付け突起13のピッチと他方のハンドルの一対の受け突起23のピッチのピッチ公差を吸収することができる。しかも、一方のハンドルと他方のハンドルは2ヶ所で連結されるので、縦框に強固に取付けできる。
【0044】請求項4に係る発明によれば、縦框の両側部に一方のハンドルと他方のハンドルを取付ける場合に、取付け突起13と受け突起23相互を隙間を有して嵌合連結することで一方のハンドルと他方のハンドルが縦框に仮取付けされる。このようであるから、一方のハンドルを手で軽く押さえ取付けねじ27を螺合することで一方のハンドルと他方のハンドルを縦框に取付けできるので、ハンドル装置を縦框に短時間で容易に取付けできる。
【0045】請求項5に係る発明によれば、一方のハンドルの取付け突起13と他方のハンドルの受け突起23が隙間を有して嵌まり合い連結する形状であるので、一方のハンドルの取付け突起13を縦框30の第1取付孔32に嵌入すると共に、他方のハンドルの受け突起23を縦框30の第2取付孔34に嵌入して嵌まり合い連結することで一方のハンドルと他方のハンドルが仮保持され、一方のハンドルと他方のハンドルが縦框30に仮取付けされる。このようであるから、一方のハンドルを手で軽く押さえ取付けねじ27を螺合することで一方のハンドルと他方のハンドルを縦框30に取付けできるから、ハンドル装置を縦框に短時間で容易に取付けできる。
【0046】請求項6に係る発明によれば、各取付け突起13と各受け突起23がそれぞれ嵌まり合うことで一方のハンドルと他方のハンドルを縦框に仮取付けできる。各取付け突起13と各受け突起23が隙間を有してそれぞれ嵌まり合うので、一方のハンドルの一対の取付け突起13のピッチと他方のハンドルの一対の受け突起23のピッチのピッチ公差を吸収することができる。しかも、一方のハンドルと他方のハンドルは2ヶ所で連結されるので、縦框に強固に取付けできる。
【0047】請求項7に係る発明によれば、取付け突起13を第1取付孔32に嵌入すると共に、受け突起23を第2取付孔34に嵌入しなければハンドル装置を縦框に取付けできないので、一方のハンドルと他方のハンドルを縦框の内側と外側に誤りなく取付けできる。
【出願人】 【識別番号】000006828
【氏名又は名称】ワイケイケイ株式会社
【出願日】 平成12年1月31日(2000.1.31)
【代理人】 【識別番号】100073818
【弁理士】
【氏名又は名称】浜本 忠 (外2名)
【公開番号】 特開2001−214642(P2001−214642A)
【公開日】 平成13年8月10日(2001.8.10)
【出願番号】 特願2000−22036(P2000−22036)