| 【発明の名称】 |
自動車後席の背凭シート用シートロック装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】高橋 晃
【氏名】近田 浩司
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 背凭軸5により回転自在に支持された背凭シート2に取付けられるシートロックアッシー1と、前記シートロックアッシー1と係合することにより前記背凭シート2をその位置に保持するストライカ3とからなり、前記シートロックアッシー1は、前記背凭シート2に固定され前記ストライカ3が進入可能の横方向に長い進入溝7を形成したベースプレート6と、ラッチ軸9で前記ベースプレート6に軸支され前記進入溝7内に進入した前記ストライカ3と係合可能の縦方向の係合溝部12を形成したラッチ8とを備えたものにおいて、前記ラッチ8には前記係合溝部12が前記ストライカ3に係合するとその傾斜支持面21が前記ストライカ3と当接することにより前記縦方向に移動して前記ストライカ3を前記係合溝部12の一方の側面12Bとの間で挟持するスライドウエッジ19を設けた自動車後席の背凭シート用シートロック装置。 【請求項2】 請求項1において、前記ラッチ軸9は前記進入溝7の延長線上に配置した自動車後席の背凭シート用シートロック装置。 【請求項3】 背凭軸5により回転自在に支持された背凭シート2に取付けられるシートロックアッシー1と、前記シートロックアッシー1と係合することにより前記背凭シート2をその位置に保持するストライカ3とからなり、前記シートロックアッシー1は、前記背凭シート2に固定され前記ストライカ3が進入可能の横方向に長い進入溝7を形成したベースプレート6と、ラッチ軸9で前記ベースプレート6に軸支され前記進入溝7内に進入した前記ストライカ3と係合可能の縦方向の第1係合溝部12及び第2係合溝部13を形成したラッチ8とを備えたものにおいて、前記ラッチ8には前記第1係合溝部12が前記ストライカ3に係合するとその傾斜支持面21が前記ストライカ3と当接することにより前記縦方向に移動して前記ストライカ3を前記第1係合溝部12の一方の側面12Bとの間で挟持するスライドウエッジ19及び前記第2係合溝部13が前記ストライカ3に係合するとその傾斜支持面27が前記ストライカ3と当接することにより前記縦方向に移動して前記ストライカ3を前記第2係合溝部13の一方の側面13Bとの間で挟持するスライドウエッジ25を設けた自動車後席の背凭シート用シートロック装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、自動車後席の背凭シート用シートロック装置に関するものである。 【0002】 【従来技術】従来、背凭軸により回転自在に支持された背凭シートに取付けられるシートロックアッシーと、前記シートロックアッシーと係合することにより前記背凭シートをその位置に保持するストライカとからなり、前記シートロックアッシーは、前記背凭シートに固定され前記ストライカが進入可能の横方向に長い進入溝を形成したベースプレートと、ラッチ軸で前記ベースプレートに軸支され前記進入溝内に進入した前記ストライカと係合可能の縦方向の係合溝部を形成したラッチとを備えた自動車後席の背凭シート用シートロック装置は、公知である。また、従来、自動車のドアに取付けられるドアラッチアッシーと、前記ドアラッチアッシーと係合することにより前記ドアを閉扉位置に保持するストライカとからなり、前記ドアラッチアッシーは、前記ドアに固定され前記ストライカが進入可能の横方向に長い進入溝を形成したベースプレートと、ラッチ軸で前記ベースプレートに軸支され前記進入溝内に進入した前記ストライカと係合可能の縦方向の係合溝部を形成したラッチとを備えたものにおいて、前記ベースプレートには前記係合溝部が前記ストライカに係合するとその傾斜支持面が前記ストライカと当接することにより前記横方向に移動して前記ストライカを前記進入溝の一方の側面との間で挟持するスライドウエッジを設けた自動車用ドアラッチ装置は公知である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】前者のシートロック装置の課題は、構造的に係合溝部がストライカより多少大きくなっているため、係合部分に隙間が生じて背凭シートが背凭軸を中心とする回転方向にガタ付き易い点にある。また、後者のドアラッチ装置は、ベースプレートに進入溝と平行の横方向に移動自在のスライドウエッジを設けて、スライドウエッジによりストライカを縦方向から(上下から)挟持する構成であるため、ドアの上下方向のガタ付き、即ち、ドアヒンジの軸心方向のガタ付きを抑制することはできるが、ドアヒンジの回転方向のガタ付きは抑制できないから、前者の公知例と同様に課題がある。 【0004】 【課題を解決する手段】よって、本発明は、背凭軸5により回転自在に支持された背凭シート2に取付けられるシートロックアッシー1と、前記シートロックアッシー1と係合することにより前記背凭シート2をその位置に保持するストライカ3とからなり、前記シートロックアッシー1は、前記背凭シート2に固定され前記ストライカ3が進入可能の横方向に長い進入溝7を形成したベースプレート6と、ラッチ軸9で前記ベースプレート6に軸支され前記進入溝7内に進入した前記ストライカ3と係合可能の縦方向の係合溝部12を形成したラッチ8とを備えたものにおいて、前記ラッチ8には前記係合溝部12が前記ストライカ3に係合するとその傾斜支持面21が前記ストライカ3と当接することにより前記縦方向に移動して前記ストライカ3を前記係合溝部12の一方の側面12Bとの間で挟持するスライドウエッジ19を設けた自動車後席の背凭シート用シートロック装置としたものである。また、本発明は、背凭軸5により回転自在に支持された背凭シート2に取付けられるシートロックアッシー1と、前記シートロックアッシー1と係合することにより前記背凭シート2をその位置に保持するストライカ3とからなり、前記シートロックアッシー1は、前記背凭シート2に固定され前記ストライカ3が進入可能の横方向に長い進入溝7を形成したベースプレート6と、ラッチ軸9で前記ベースプレート6に軸支され前記進入溝7内に進入した前記ストライカ3と係合可能の縦方向の第1係合溝部12及び第2係合溝部13を形成したラッチ8とを備えたものにおいて、前記ラッチ8には前記第1係合溝部12が前記ストライカ3に係合するとその傾斜支持面21が前記ストライカ3と当接することにより前記縦方向に移動して前記ストライカ3を前記第1係合溝部12の一方の側面12Bとの間で挟持するスライドウエッジ19及び前記第2係合溝部13が前記ストライカ3に係合するとその傾斜支持面27が前記ストライカ3と当接することにより前記縦方向に移動して前記ストライカ3を前記第2係合溝部13の一方の側面13Bとの間で挟持するスライドウエッジ25を設けた自動車後席の背凭シート用シートロック装置としたものである。 【0005】 【実施例】本発明の実施例を図により説明すると、1は自動車後席の背凭シート2に取付けられシートロックアッシー、3は自動車ボディ4に固定されるストライカである。前記背凭シート2は背凭軸5を中心に回転自在であり、シートロックアッシー1をストライカ3に係合させることで所定の角度に保持される。 【0006】前記シートロックアッシー1の金属ベースプレート6には、前記ストライカ3が進入する進入溝7を形成する。進入溝7は前記背凭軸5を中心とする緩やかな円弧状を呈し、その長さ方向の一方のみを開口させてある。8はベースプレート6にラッチ軸9で回転自在に軸支させた金属ラッチであり、ラッチ8はバネ10の弾力で図1において反時計回転方向に付勢され、弾性ストッパー11に当接して停止している。ラッチ軸9は進入溝7の他方側の延長線上に配置し、また、ラッチ8はラッチ軸9の放射方向に長く形成して、ラッチ8が弾性ストッパー11に当接した状態では進入溝7と重合するようにしてある。 【0007】前記ラッチ8には前記ストライカ3と係合する第1係合溝部12と第2係合溝部13とを形成する。第1係合溝部12は第2係合溝部13より前記ラッチ軸9から離間させてあり、両係合溝部12,13はラッチ軸9を中心とする円弧上に伸びており、下方に開口部12A,13Aを形成した逆U字型を呈する。14は前記ラッチ8に連結した操作ロッドであり、上方に引っ張るとラッチ8はバネ10の弾力に抗して時計回転し、ラッチ8とストライカ3との係合を解除できる。 【0008】図1のように、前記ストライカ3が第1係合溝部12に係合していると、前記背凭シート2は標準位置に保持され、ストライカ3を第2係合溝部13に係合させると、背凭シート2は後方傾斜位置に保持され、また、ラッチ8をストライカ3から開放させたまま背凭シート2を前方に倒すと、背凭シート2はほぼ水平の前倒し位置となる。 【0009】しかして、前記第1係合溝部12と前記第2係合溝部13の側方には、それぞれ第1ウエッジ部15及び第2ウエッジ部16を設ける。第1ウエッジ部15のガイドプレート17は、リベット18でラッチ8に固定され、ガイドプレート17とラッチ8との間にはスライドウエッジ19を設ける。スライドウエッジ19はガイドピン20によりガイドプレート17にスライド自在に支持され、スライドウエッジ19の側面には前記ストライカ3と当接するように第1係合溝部12内にはみ出させた傾斜支持面21が形成される。ガイドピン20は第1係合溝部12の長さ方向と平行に伸び、スライドウエッジ19は第1係合溝部12の開口部12A側に向かってウエッジバネ22で付勢される。12Bは傾斜支持面21と対峙する側の第1係合溝部12の側面である。 【0010】前記第2ウエッジ部16は、前記第1ウエッジ部15と多少形状が異なるが、機能的には同一構成であり、リベット23でラッチ8に固定されるガイドプレート24と、ガイドプレート24とラッチ8との間に設けられたスライドウエッジ25と、スライドウエッジ25を支持するガイドピン26と、スライドウエッジ25の側面に形成した傾斜支持面27と、ウエッジバネ28とを備える。13Bは傾斜支持面27と対峙する側の第2係合溝部13の側面である。図6の29はベースプレートに取付けられるカバープレートである。 【0011】 【作用】本発明は以上の構成であり、図1のように、ストライカ3がラッチ軸9から遠いラッチ8の第1係合溝部12に係合していると、背凭シート2は標準位置に保持される。標準位置の背凭シート2を後方に傾斜させるときは、操作ロッド14を上方に引っ張ってラッチ8をバネ10の弾力に抗して時計回転させ、第1係合溝部12をストライカ3から解放させ、この状態で、背凭シート2を手や背中で後方に押し込むと、ストライカ3は進入溝7内を更に奥側に進んで突き当たり、そこで、操作ロッド14を離すと、ラッチ8はバネ10の弾力で反時計回転し、第2係合溝部13がストライカ3に係合して、背凭シート2は後方傾斜位置に保持される。また、ラッチ8を時計回転させた状態で、背凭シート2を前方に倒すと、背凭シート2はほぼ水平の前倒し位置となる。 【0012】しかして、ラッチ8の第1係合溝部12がストライカ3に係合するとき、第1係合溝部12に対応するスライドウエッジ19は、その傾斜支持面21がストライカ3と当接してウエッジバネ22の弾力に抗して若干上動し、ストライカ3の一方の側面に当接したままとなる。このため、ストライカ3はスライドウエッジ19の傾斜支持面21と第1係合溝部12の側面12Bとの間で挟持されるから、背凭シート2は背凭軸5を中心とする回転方向にガタ付くことが防止される。なお、第1係合溝部12がストライカ3と係合するときに、第1係合溝部12の側面12Bとストライカ3との間に隙間があったとしても、この隙間は使用中の背凭シート3の後方移動により直ちに吸収されるとともに、この後方移動によりスライドウエッジ19とストライカ3との間に生じる新たな隙間は、スライドウエッジ19がウエッジバネ22の弾力で下方移動することで直ちに吸収されるから、以後、背凭シート2が前後方向にガタ付くことはなくなる。なお、ラッチ8の第2係合溝部13がストライカ3に係合するときも、前記同様である。 【0013】 【発明の効果】以上のように、本発明は、背凭軸5により回転自在に支持された背凭シート2に取付けられるシートロックアッシー1と、前記シートロックアッシー1と係合することにより前記背凭シート2をその位置に保持するストライカ3とからなり、前記シートロックアッシー1は、前記背凭シート2に固定され前記ストライカ3が進入可能の横方向に長い進入溝7を形成したベースプレート6と、ラッチ軸9で前記ベースプレート6に軸支され前記進入溝7内に進入した前記ストライカ3と係合可能の縦方向の係合溝部12を形成したラッチ8とを備えたものにおいて、前記ラッチ8には前記係合溝部12が前記ストライカ3に係合するとその傾斜支持面21が前記ストライカ3と当接することにより前記縦方向に移動して前記ストライカ3を前記係合溝部12の一方の側面12Bとの間で挟持するスライドウエッジ19を設けた自動車後席の背凭シート用シートロック装置、および、背凭軸5により回転自在に支持された背凭シート2に取付けられるシートロックアッシー1と、前記シートロックアッシー1と係合することにより前記背凭シート2をその位置に保持するストライカ3とからなり、前記シートロックアッシー1は、前記背凭シート2に固定され前記ストライカ3が進入可能の横方向に長い進入溝7を形成したベースプレート6と、ラッチ軸9で前記ベースプレート6に軸支され前記進入溝7内に進入した前記ストライカ3と係合可能の縦方向の第1係合溝部12及び第2係合溝部13を形成したラッチ8とを備えたものにおいて、前記ラッチ8には前記第1係合溝部12が前記ストライカ3に係合するとその傾斜支持面21が前記ストライカ3と当接することにより前記縦方向に移動して前記ストライカ3を前記第1係合溝部12の一方の側面12Bとの間で挟持するスライドウエッジ19及び前記第2係合溝部13が前記ストライカ3に係合するとその傾斜支持面27が前記ストライカ3と当接することにより前記縦方向に移動して前記ストライカ3を前記第2係合溝部13の一方の側面13Bとの間で挟持するスライドウエッジ25を設けた自動車後席の背凭シート用シートロック装置としたため、背凭シート2が背凭軸5を中心とする回転方向にガタ付くことが防止される。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006183 【氏名又は名称】三井金属鉱業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年12月27日(1999.12.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080470 【弁理士】 【氏名又は名称】新関 宏太郎 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−182397(P2001−182397A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月6日(2001.7.6) |
| 【出願番号】 |
特願平11−369275 |
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