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【発明の名称】 マスコット飾りを備えたフェンス及び門扉
【発明者】 【氏名】安田 敏剛

【要約】 【課題】側方からの視認性がよく、また塗装が剥がれにくいマスコット飾りを備えたフェンス及び門扉を提供する。

【解決手段】マスコット飾りを備えたフェンス10は、外壁11の一部に形成される開口部12に所定形状の取付け部15、16を介して取付けられる金属製の部分フェンス13と、部分フェンス13の一部に設けられ、部分フェンス13より厚く立体的に形成された金属製のマスコット飾り14とを有し、マスコット飾りを備えた門扉30は、金属製の門扉本体37と、門扉本体37に設けられ、門扉本体37より厚みが厚く立体的に形成された金属製のマスコット飾り39とを有し、門扉本体37には、門扉本体37を貫通する空間部38を内側に備えた窓部が設けられ、門扉本体37と実質的に同一材質のマスコット飾り39はその一部を窓部の窓枠41に一体的に取付けて空間部38に配置される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 外壁の一部に形成される開口部に所定形状の取付け部を介して取付けられる金属製の部分フェンスと、該部分フェンスの一部に設けられ、該部分フェンスの平均的厚みより厚く立体的に形成された金属製のマスコット飾りとを有することを特徴とするマスコット飾りを備えたフェンス。
【請求項2】 ガード壁に形成された開口部に取付けられる所定形状の取付け部を有する金属製の部分フェンスと、該部分フェンスの一部に設けられ、該部分フェンスの平均的厚みより厚く立体的に形成された金属製のマスコット飾りとを有することを特徴とするマスコット飾りを備えたフェンス。
【請求項3】 請求項1又は2記載のマスコット飾りを備えたフェンスにおいて、前記部分フェンスには、該部分フェンスを貫通する空間部を内側に備えた窓部が設けられ、前記部分フェンスと実質的に同一材質の前記マスコット飾りは、その一部を前記窓部の窓枠に一体的に取付けて前記空間部に配置されることを特徴とするマスコット飾りを備えたフェンス。
【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のマスコット飾りを備えたフェンスにおいて、前記部分フェンスの一部には平板状部が形成され、該平板状部の表面には凹部及び凸部によって模様が形成され、しかも前記凸部及び前記マスコット飾りには仕上げ加工が施され、前記凹部には塗装が施されていることを特徴とするマスコット飾りを備えたフェンス。
【請求項5】 金属製の門扉本体と、該門扉本体の一部に設けられ、該門扉本体の平均的厚みより厚みが厚く立体的に形成された金属製のマスコット飾りとを有し、前記門扉本体には、該門扉本体を貫通する空間部を内側に備えた窓部が設けられ、前記門扉本体と実質的に同一材質の前記マスコット飾りは、その一部を前記窓部の窓枠に一体的に取付けて前記空間部に配置されることを特徴とするマスコット飾りを備えた門扉。
【請求項6】 請求項5記載のマスコット飾りを備えた門扉において、前記門扉本体の一部には平板状部が形成され、該平板状部の表面には凹部及び凸部によって模様が形成され、しかも前記凸部及び前記マスコット飾りには仕上げ加工が施され、前記凹部には塗装が施されていることを特徴とするマスコット飾りを備えた門扉。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスコット飾りを備えたフェンス及び門扉に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、住宅の敷地を囲う外壁には、柵状の金属製フェンスが使用されていた。柵状に形成された金属製フェンスには、屈曲させた棒状の部材を用いて平面的な模様を側方に連続して形成したものが使用されることがあり、また、金属製フェンスの表面部には、塗装が施されることもあった。また、橋の欄干等の柵状の構築物の隙間に平面的な模様を施した金属製フェンスを嵌め込むこともあった。一方、住宅の門扉にも金属製フェンスが使用され、平面的な模様が施されることがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従来の金属製フェンスは、模様が画一的で、変化に乏しかった。特に模様が平面的なので、正面から見たときの視認性はよいが、側方や斜め方向から見たときの視認性が悪かった。また、金属の表面部に施された塗装は剥がれやすく、剥がれた塗料が、金属製フェンスに触れた手や衣服に付着する場合があった。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、側方からの視認性がよく、また塗装が剥がれにくいマスコット飾りを備えたフェンス及び門扉を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う第1の発明に係るマスコット飾りを備えたフェンスは、外壁の一部に形成される開口部に所定形状の取付け部を介して取付けられる金属製の部分フェンスと、該部分フェンスの一部に設けられ、該部分フェンスの平均的厚みより厚く立体的に形成された金属製のマスコット飾りとを有する。部分フェンスは、例えば、ステンレス、アルミ合金、又は銅合金によって構成され、その形状を、例えば、柵状、格子状、又は板状に形成することができる。開口部は、外壁に形成される貫通孔や矩形の外壁の上部を切欠いた形状に形成でき、外壁に予め形成された場合の他、マスコット飾りを備えたフェンスの取付け時に形成することもできる。また、取付け部の形状は、外壁の開口部のデザインに合わせて自由に形成することができる。部分フェンスは、外壁の開口部に取付けられるので、その大きさを小型化することができ、その製造や設置を簡単に行うことができる。部分フェンスの平均的厚みとは、例えば、部分フェンスの周囲に突起部が形成されている場合の突起部の厚みは考慮に入れないことを意味し、具体的には、マスコット飾りを取付ける部分の部分フェンスの厚みをいう。マスコット飾りは、例えば、精密鋳造により形成され、溶接やねじ止めによって固定することができる。部分フェンスを側方や斜め側方から目視した場合には、部分フェンスの表面の形状や模様を確認しにくくなるが、部分フェンスの平均的厚みより厚みの厚い立体的なマスコット飾りを設けるので、側方や斜め方向からのマスコット飾りの視認性を向上させて景観を向上させることができる。
【0005】前記目的に沿う第2の発明に係るマスコット飾りを備えたフェンスは、ガード壁に形成された開口部に取付けられる所定形状の取付け部を有する金属製の部分フェンスと、該部分フェンスの一部に設けられ、該部分フェンスの平均的厚みより厚く立体的に形成された金属製のマスコット飾りとを有する。ガード壁とは、例えば、橋の高欄や縁側の欄干や歩道のガードレールのような柵状の構築物をいう。また、開口部とは、柵状に形成されたガード壁の矩形の隙間をいい、部分フェンスは、1又は2箇所以上の開口部に取付けられる。部分フェンスは、ガード壁の開口部に取付けられるので、その大きさを小型化することができ、製造や設置を簡単に行うことができる。部分フェンスを側方や斜め側方から目視した場合には、部分フェンスの表面の形状や模様を確認しにくくなるが、部分フェンスの平均的厚みより厚みの厚い立体的なマスコット飾りを設けるので、側方や斜め方向からのマスコット飾りの視認性を向上させて景観を向上させることができる。
【0006】ここで、前記第1、第2の発明に係るマスコット飾りを備えたフェンスにおいて、前記部分フェンスに、該部分フェンスを貫通する空間部を内側に備えた窓部を設け、前記部分フェンスと実質的に同一材質の前記マスコット飾りを、その一部を前記窓部の窓枠に一体的に取付けて前記空間部に配置することも可能である。ここで、同一材質とは、マスコット飾りと部分フェンスに仕上げ加工を施したときのそれぞれの表面の光沢が同程度になる材質であればよく、合金組成や配合割合が異なっていてもよい。また、一体的にとは、接合部分を目立たなくすることをいい、例えば、マスコット飾りを溶接した後の接合部分に仕上げ加工を施すことによって行う。窓部の空間部は、例えば、円形、矩形、三角状に形成することができる。部分フェンスに、空間部を形成し、その内部にマスコット飾りを設けるので、マスコット飾りを強調して印象づけることができ、側方から視認性をさらに高めることができる。
【0007】また、前記第1、第2の発明に係るマスコット飾りを備えたフェンスにおいて、前記部分フェンスの一部に平板状部を形成し、該平板状部の表面に凹部及び凸部によって模様を形成し、しかも前記凸部及び前記マスコット飾りに仕上げ加工を施し、前記凹部に塗装を施すことも可能である。塗装を凹部に施すので、塗装を剥がれにくくすることができ、また、部分フェンスに手や衣服が接触した場合でも、塗装を施した凹部が凸部によって保護されているので、手や衣服に塗料が付着しにくい。さらに、凸部及びマスコット飾りには仕上げ加工が施されるので、金属光沢を付与して見る人に高級感を与えることができる。
【0008】前記目的に沿う第3の発明に係るマスコット飾りを備えた門扉は、金属製の門扉本体と、該門扉本体の一部に設けられ、該門扉本体の平均的厚みより厚みが厚く立体的に形成された金属製のマスコット飾りとを有し、前記門扉本体には、該門扉本体を貫通する空間部を内側に備えた窓部が設けられ、前記門扉本体と実質的に同一材質の前記マスコット飾りは、その一部を前記窓部の窓枠に一体的に取付けて前記空間部に配置される。門扉本体は、例えば、ステンレス、アルミ合金、又は銅合金によって構成され、その形状を、例えば、柵状、格子状、又は板状に形成することができる。門扉本体の平均的厚みとは、例えば、門扉本体に把持部や閂部等の突起部分が形成されている場合の突起部分の厚みは考慮に入れないことを意味し、具体的には、マスコット飾りを取付ける窓枠の厚みをいう。使用状態にある門扉を開いた場合、側方や斜め側方から目視した場合には、部分フェンスの表面の形状や模様を確認しにくくなるが、門扉本体の平均的厚みより厚みの厚い立体的なマスコット飾りを設けるので、側方や斜め方向からのマスコット飾りの視認性を向上させて景観を向上させることができる。また、門扉本体に、空間部を形成し、その内部にマスコット飾りを設けるので、マスコット飾りを強調して印象づけることができ、側方からの視認性をさらに高めることができる。
【0009】ここで、前記門扉本体の一部に平板状部を形成し、該平板状部の表面に凹部及び凸部によって模様を形成し、しかも前記凸部及び前記マスコット飾りに仕上げ加工を施し、前記凹部に塗装を施すことも可能である。塗装を凹部に施すので、塗装を剥がれにくくすることができ、また、門扉本体に手や衣服が接触した場合でも、塗装を施した凹部が凸部によって保護されているので、手や衣服に塗料が付着しにくい。さらに、凸部及びマスコット飾りには仕上げ加工が施されるので、金属光沢を付与して見る人に高級感を与えることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。図1、図2に示すように、本発明の第1の実施の形態に係るマスコット飾りを備えたフェンス(以下、単にフェンスと呼ぶ)10は、外壁11の上部に形成される開口部12に取付けられるステンレス製の部分フェンス13と、部分フェンス13の一部に設けられるマスコット飾り14とを有している。以下、詳しく説明する。
【0011】まず、外壁11に形成される開口部12について説明する。開口部12は、矩形の外壁11の上部を切り欠いた溝形状に形成され、下部の両側に丸みをもたせて形成されている。次に、部分フェンス13について説明する。部分フェンス13は、外壁11の開口部12より外側、すなわち外壁11の内部に配置されるU字状の外枠15と、外枠15の両端、下部両側、及び下部中央にそれぞれの一端を取付け、他端が開口部12とは逆側に伸びる複数の保持部材16とを備えた取付け部を有している。部分フェンス13は、取付け部を開口部12より外側にある外壁11内に固着して開口部12に取付けられる。また、部分フェンス13は、外枠15の両端を接続する角棒状の水平部材17と、水平部材17の両側部と外枠15の下部をそれぞれ接続する平板状部18、18aをそれぞれ有している。左右の平板状部18、18aのそれぞれ近接する側の端部の上下は、水平窓枠19、20で連結され、水平窓枠19、20の中央部は、水平部材17の中央部と外枠15の中央部に、接続部材21、22でそれぞれ接続されている。水平窓枠19、20と両側の平板状部18、18aによって窓枠を構成し、窓枠の内側には、部分フェンス13を貫通する空間部23が形成されている。窓枠と空間部23によって窓部を形成している。部分フェンス13の左右の幅W及び高さHは、例えば、それぞれ10〜200cmに設定され、また、例えば、10〜30mmの平均的厚みD2を有し、鋳造によって製造することができる。
【0012】ここで、平板状部18、18aについて詳しく説明する。縦長の平板状部18、18aは、表面の両側と中央の上下にそれぞれ実質的に同一面上に配置された凸部24、24a、24b、25を有し、平板状部18の両側の凸部24a、24の間、及び平板状部18aの両側の凸部24、24bの間であって、それぞれの中央の凸部25の周囲に凹部26、26aを有している。そして、凸部24、24a、24b、25及び凹部26、26aによって模様を形成している。凹部26、26aには、塗装部27、27aが形成され、また、凸部24、24a、24b、25には、バフ研磨による仕上げ加工が施されている。凹部26、26aは鋳造による鋳肌を残した状態なので、塗装部27、27aは剥がれにくくなっている。本実施の形態では、凸部24、24a、24b、25の仕上げ加工は、塗装後に行っている。例えば、凸部24、24a、24b、25の荒研磨を行って鋳肌表面の黒皮を除去した後に部分フェンス13の全体に塗装を行い、凸部24、24a、24b、25の仕上げ研磨を行うことによって、凸部24、24a、24b、25にはみ出した塗料を研削して除去しながら仕上げ加工を行うことができる。なお、部分フェンス13の水平部材17、水平窓枠19、20及び接続部材21、22の表面は、凸部24、24a、24b、25と同一面上に配置されており、凸部24、24a、24b、25と同程度の仕上げ加工が施されている。凹部26、26aは研磨を行う必要がないので、研磨面の面積を小さくすることができ、研磨作業にかかる時間を短縮して加工費用を安くすることができる。
【0013】次に、マスコット飾り14について説明する。マスコット飾り14は、部分フェンス13と同一材質のステンレスからなり、ロストワックス法を用いた精密鋳造によって小鳥の形状を模して立体的に作成された後、表面に仕上げ加工が施される。マスコット飾り14の厚みD1は、部分フェンス13の平均的厚みD2より厚く、例えば15〜200mmに形成されている。図3に示すように、マスコット飾り14の下部には、部分フェンス13の平均的厚みD2と同じ厚みに形成された取付け脚部28が設けられている。また、マスコット飾り14は、空間部23に配置されて、取付け脚部28を下側の水平窓枠20に溶接している。溶接部29には、研磨加工が施され、最後にバフ研磨による仕上げ加工が施される。部分フェンス13、マスコット飾り14、及び溶接部29に施されるバフ研磨による仕上げ加工はそれぞれ同程度に施工され、かかる構成によって、つなぎ目を目立たなくすることができ、マスコット飾り14を水平窓枠20に一体的に固定することができる。
【0014】次に、フェンス10の取付け方法及び使用状態について説明する。図1に示すように、フェンス10は、外壁11の開口部12となる位置に配置され、外枠15及び保持部材16が図示しない鉄筋に接続されて固定される。そして、開口部12が形成される外壁11の外形に合わせた図示しない型枠を組立て、コンクリートを流し込み、固化させる。フェンス10の外枠15及び保持部材16は、コンクリートに固着して、形成された外壁11に一体的に取付けられる。その後、型枠を除去する。外壁11に取付けられたフェンス10は、正面や斜め方向から目視することができ、空間部23内に配置されたマスコット飾り14と、塗装された平板状部18、18aによって景観を向上させることができる。特に、フェンス10を斜め方向から目視したときには、各部が重なって平面的に見える部分フェンス13からマスコット飾り14が突出して見えるので、マスコット飾り14の視認性をよくして景観を向上させることができる。また、ステンレスの研磨面のみで形成したフェンスは、冷たさや寒々しさを感じさせ、さらに、石材壁で構成された景観に調和しにくいが、本実施の形態においては、フェンス10の表面を、ステンレスの研磨面と塗装面を混在させて設けているので、周囲の環境に適合させやすい。
【0015】次に、図4を参照して、本発明の第2の実施の形態に係るマスコット飾りを備えた門扉(以下、単に門扉と呼ぶ)30、31について説明する。図4に示す左右に対向配置された対称形の門扉30、31は、それぞれアルミ合金製の門扉本体37、37aと、門扉本体37、37aの上部中央を貫通する矩形の空間部38に配置されたマスコット飾り39を有している。門扉30、31は、対向して配置された外壁32、33の間に形成された入口部34に配置され、それぞれの外側端部が外壁32、33の端部に回動可能に取付けてられいる。以下、対向配置された門扉30、31のうち左側の門扉30についてのみ説明する。門扉30の門扉本体37は、矩形枠の上部を、右端が左端より高い円弧状に形成した異形の枠体35を有し、枠体35の内部に種々の長さの多数の縦材36を有している。また、枠体35の左側部は、図示しないヒンジ部を介して外壁32の端部に回動可能に取付けられている。
【0016】また、枠体35の右側端部には、対向配置された門扉31に掛合可能な把手部40が設けられている。マスコット飾り39は、門扉本体37と実質的に同一材質で球形に形成され、マスコット飾り39の下側部は空間部38を囲む窓枠41の下部にねじ止めによって一体的に固定されている。空間部38と、空間部38を囲む窓枠41によって窓部を形成している。マスコット飾り39の直径は、門扉本体37の平均的厚みより大きく形成されている。なお、門扉本体の一部に図示しない平板状部を形成し、該平板状部の表面に凹部及び凸部による模様を形成し、凸部に仕上げ加工を施すと共に、凹部に塗装を施すことも可能である。かかる構成によって、門扉を立体的に形成し、高級感を出すことができる。
【0017】次に、図5を参照して、本発明の第3の実施の形態に係るマスコット飾りを備えたフェンス42について説明する。フェンス42は、ガード壁の一例である橋の欄干44の矩形の開口部に取付けられる。フェンス42は、ステンレス製の部分フェンス43と、部分フェンス43を貫通する円形の空間部45に配置され立体的に形成されたマスコット飾り46を有している。マスコット飾り56の厚みは、部分フェンス43の平均的厚みより厚く形成されている。部分フェンス43は、周囲に矩形の取付け部47を有し、取付け部47の内側は、空間部45を除いて平板状部48が形成されている。取付け部47は、欄干44に例えばボルト及びナットを用いて締結固定したり、溶接によって固定することができる。
【0018】平板状部48に一体的に形成された円形の窓枠52の下部には、人物の上半身の形態を模したステンレス製のマスコット飾り46の一部が一体的に固定されている。窓枠52及びその内側の空間部45によって窓部が形成されている。平板状部48には、左右方向に波形の凸部51が形成され、凸部51の上下に凹部49、50がそれぞれ形成され、模様をなしている。凹部49、50にはそれぞれ塗装が施され、凸部51、取付け部47及びマスコット飾り46には、バフ研磨による仕上げ加工が施されている。かかる構成によって、既設の橋においてもフェンス42を取付けることができ、橋の景観を向上させることが可能になる。以上、本発明に係る実施の形態について説明してきたが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、マスコット飾りは、フェンスの上部に突出させて設けることも可能で、また、窓枠の上部に固定することもできる。さらに、マスコット飾りは、部分フェンスの前方又は後方に突出させて設けることもできる。かかる構成によって、マスコット飾りの視認性をさらによくすることができる。また、フェンスは、ベランダに使用することも可能である。
【0019】
【発明の効果】請求項1及びこれに従属する請求項3、4記載のマスコット飾りを備えたフェンスにおいては、部分フェンスを外壁の一部に形成された開口部に取付けるので、部分フェンスの大きさを小型化することができ、その製造や設置を簡単に行うことができる。また、部分フェンスの平均的厚みより厚みの厚い立体的なマスコット飾りを設けるので、側方や斜め方向からの視認性を向上させて景観を向上させることができる。請求項2及びこれに従属する請求項3、4記載のマスコット飾りを備えたフェンスにおいては、部分フェンスを、ガード壁の開口部に取付けるので、その大きさを小型化することができ、製造や設置を簡単に行うことができる。また、部分フェンスの平均的厚みより厚みの厚い立体的なマスコット飾りを設けるので、側方や斜め方向からの視認性を向上させて景観を向上させることができる。特に、請求項3記載のマスコット飾りを備えたフェンスにおいては、部分フェンスに空間部を有する窓部を設け、部分フェンスと実質的に同一材質のマスコット飾りの一部を窓部の窓枠に一体的に取付けるので、マスコット飾りと部分フェンスの一体感を高めると共に、マスコット飾りを強調して印象づけることができ、側方からの視認性をさらに高めることができる。
【0020】そして、請求項4記載のマスコット飾りを備えたフェンスにおいては、塗装を凹部に施すので、塗装を剥がれにくくすることができ、また、フェンスに手や衣服が接触した場合でも、塗装を施した凹部が凸部によって保護されているので、手や衣服に塗料が付着しにくくすることができる。さらに、凸部及びマスコット飾りには仕上げ加工が施されるので、金属光沢を付与して見る人に高級感を与えることができる。請求項5及び6記載のマスコット飾りを備えた門扉においては、金属製の門扉に門扉本体の平均的厚みより厚みの厚い立体的なマスコット飾りを設けるので、側方や斜め方向からの視認性を向上させて景観を向上させることができる。また、門扉本体に、空間部を形成し、その内部にマスコット飾りを設けるので、マスコット飾りを強調して印象づけることができ、側方からの視認性をさらに高めることができる。そして、請求項6記載のマスコット飾りを備えた門扉においては、塗装を凹部に施すので、塗装を剥がれにくくすることができ、また、門扉本体に手や衣服が接触した場合でも、塗装を施した凹部が凸部によって保護されているので、手や衣服に塗料が付着しにくい。さらに、凸部及びマスコット飾りには仕上げ加工が施されるので、金属光沢を付与して見る人に高級感を与えることができる。
【出願人】 【識別番号】594004732
【氏名又は名称】戸畑鉄工株式会社
【出願日】 平成12年6月6日(2000.6.6)
【代理人】 【識別番号】100090697
【弁理士】
【氏名又は名称】中前 富士男
【公開番号】 特開2001−349101(P2001−349101A)
【公開日】 平成13年12月21日(2001.12.21)
【出願番号】 特願2000−169531(P2000−169531)