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【発明の名称】 仕切付墓用花立
【発明者】 【氏名】渡邊 正幸

【要約】 【課題】本発明は多数の供花を安定保持させ、しかも供花を長持ちさせることができる墓用花立を提供すること。

【解決手段】墓石1の所定位置に設けられた供花用の穴2に差し込まれる脚部3Bと、この脚部3Bの上に接して設けられた水溜め容器3Aからなる墓用花立3において、水溜め容器3Aの中を複数に区分する仕切枠4を設けることにより、水溜め容器3Aのどの部分にも供花できゆようになし、また、仕切枠4は着脱自在に構成されているためこれらの洗浄を容易ならしめ、きれいな水が供花に豊富に供給されることにより、供花を長持ちさせることができる様にしたものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 墓石の所定位置に設けられた供花用の穴に差し込まれる脚部と、この脚部の上に接して設けられた水溜め容器からなる墓用花立において、上記の水溜め容器の中を複数に区分する仕切枠を、上記水溜め容器の深さとほぼ同じ高さ寸法に構成して設けたことを特徴とする仕切付墓用花立。
【請求項2】 仕切枠は、水溜め容器に対して着脱自在な構成としたことを特徴とする請求項1記載の仕切付墓用花立。
【請求項3】 前記仕切枠に、この仕切枠の側面に沿って上下に摺動できるようになされた、伸縮仕切枠を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の仕切付墓用花立。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、墓石の所定位置に設けられた供花用の穴に挿入して使用する、水溜め容器付墓用花立に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の墓石には供花用の穴が設けてあるが、供花の本数が多い場合には水の量が少なくなり、供花が1日か2日で枯れてしまうことがある。このため、上部に外形寸法が大きい水溜め容器を設けた花立を、供花用の穴に挿入して使用する方法が多くなっている。この水溜め容器付墓用花立は、水の量は増加できるが、供花を立設保持するには、供花用の穴に挿入した脚部を利用しているために供花用の穴としての大きさが小さくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】供花用の穴に挿入する脚部が小さくなると、生けられる供花の数が少なくなる。外形寸法が大きい水溜め容器が有るとしても、この部分は深さが浅いので、花を入れても倒れてしまう。従って、折角持参した供花を持ち帰る場合がある。この発明は、外見は従来と同じ大きさの脚部を有する水溜め容器付墓用花立でありながら、多数の供花を安定して生けることができ、かつ、清掃が簡単にできる墓用花立を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明は、墓石の所定位置に設けられた供花用の穴に差込まれる脚部と、この脚部の上に接して設けられた水溜め容器からなる墓用花立において、この水溜め容器の深さとほぼ同じ高さ寸法に構成した仕切枠を水溜め容器の中に挿入し、この水溜め容器の中を複数に区分することによって、供花の量の多少にかかわらず、これらを安定保持させる機能を保有するものである。
【0005】前記仕切枠は、水溜め容器に着脱自在に構成して設けられることによって、水溜め容器および仕切枠の洗浄を容易にしたものである。
【0006】さらに、前記仕切枠にこの枠の側面に沿って上下に摺動できるようになされた伸縮仕切枠を設けることにより、背の高い供花を安定して保持させる機能を保有するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】墓石の所定位置に設けられた供花用の穴に挿入して使用する水溜め容器付墓用花立の容器の中に、着脱自在に構成した仕切枠を挿入して、その内部を複数に区分けして、供花を安定して保持する。
【0008】
【実施例】本発明の具体的な実施例について、図面に基づいて説明する。
【0009】墓石1の所定位置に設けられた供花用の穴2に差込まれる脚部3Bとこの脚部3Bの上に接して設けられた水溜め容器3Aとからなる墓用花立3において、この水溝め容器3Aの深さとほぼ同じ高さ寸法の仕切枠4を水溜め容器3Aの中に上から挿入して、水溜め容器3Aの中を上下に仕切って枡状に複数に区分することにより、水溜め容器3Aのどの部分にも供花できるようにする。したがって、供花の量の多少にかかわらず、供花を安定保持しうる機能を有するように構成されている。
【0010】この仕切枠4は水溜め容器3Aからの着脱が自在に構成したものであるから、汚れを落とすには別々に手に持って洗浄することが可能となり、花立内部を清潔に保つためのより有効な機構となることを特徴とする。
【0011】なお、花立内部が清潔であれば、花立内の水質の悪化の進行を遅らせることができ、供花を長持ちさせることが可能となる。
【0012】また、仕切枠4によって水溜め容器3Aが複数の枡に区分されるため、供花の量が多い場合でも、それぞれの枡に分けて生けられるので、簡単に見栄え良く供花することができる。
【0013】さらに、仕切枠4の桝目の側板4A、4B、4C及び4Dをガイドとして上下に摺動する仕切枠5を装着し、それぞれの側板と仕切枠5とが嵌合するように上下方向に凹凸を設け、仕切枠5の高さを数段階に伸縮できる構成とする。これにより、仕切枠5の上辺の高さは水溜め容器3Aのほぼ二倍まで伸長させることができ、背の高い花木をより安定して供花することができる構成となる。
【0014】また、仕切枠4の底辺部に切り込み部6を設けることにより、水溜め容器3Aに注水する際,全ての枡に水が流入しやすくなり、一箇所の桝目に注水するだけで容器をすばやく満水にする機構となる。
【0015】一箇所の桝目に注水するだけで、容器をすばやく満水にする別の方法として、例えば水溜め容器3Aを9枡に区分する場合には、外側の対向する仕切枠4枚(7A〜7D)の最下部をその他の枠よりもやや長く構成することによって、仕切枠の下辺部に隙間を作り通水を良くすることも可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述の様に構成したから、供花の多少および長短にかかわらず、これらの供花を安定保持することができる画期的な墓用花立となる。
【0017】また、請求項2記載の発明においては、仕切枠を水溜め容器への着脱自在な構成となしたことから、これらを別々に手に持って、付着した汚れを洗浄することができ、花立内部が清潔になることによって花立内の水質悪化の進行を遅らせることができ、水溜め容器を保有していることにより、水が供花に豊富に供給されることと相まって、供花を長持させることができる優れた墓用花立となる。
【出願人】 【識別番号】593124439
【氏名又は名称】有限会社ワタナベ
【出願日】 平成12年5月28日(2000.5.28)
【代理人】
【公開番号】 特開2001−336312(P2001−336312A)
【公開日】 平成13年12月7日(2001.12.7)
【出願番号】 特願2000−197326(P2000−197326)