| 【発明の名称】 |
建築現場に用いる自動運搬装置間の資材等の受け渡し方法およびその受け渡し装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】堂山 敦弘
【氏名】浜田 耕史
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| 【要約】 |
【課題】各運搬装置による資材等の一連の搬送・揚重作業を省力化するために自動化し、このように自動化した場合の運搬装置間の資材等の受け渡しを円滑に行わせる。
【解決手段】無人フォークリフト15で搬送されて来た資材等12を受け渡し場所17に載置し、この資材等12を自動化された移載装置16が取り込んで揚重機械13に取り込む。受け渡し場所17に設けられた資材等12の有無を検出するフォトセンサー31によって、受け渡し場所17に資材等12が無いと判断した場合に、無人フォークリフト15の資材等12を受け渡し場所17に載置する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 第1の自動運搬装置で搬送されて来た資材等を受け渡し場所に載置し、この資材等を第2の自動運搬装置が取り込んで次の工程に搬送する自動運搬装置間の資材等の受け渡し方法において、上記受け渡し場所に設けられた資材等の有無を検出する検知手段によって、該受け渡し場所に資材等が無いと判断した場合に、第1の自動運搬装置の資材等を該受け渡し場所に載置することを特徴とする建築現場に用いる自動運搬装置間の資材等の受け渡し方法。 【請求項2】 上記受け渡し場所に、第2の自動運搬装置に近い場所から遠い場所へと順に直列配置される複数の載置場所を設け、各載置場所にそれぞれ検知手段を設けて資材等の有無を検出し、いずれかの載置場所に資材等が無いと判断した場合に、第1の自動運搬装置の資材等を、当該資材等が無い第2の自動運搬装置に近い載置場所から遠い載置場所へと順に載置していくことを特徴とする請求項1に記載の建築現場に用いる自動運搬装置間の資材等の受け渡し方法。 【請求項3】 第1の自動運搬装置で搬送されて来た資材等を受け渡し場所に載置し、この資材等を第2の自動運搬装置が取り込んで次の工程に搬送する自動運搬装置間の資材等の受け渡し装置において、上記受け渡し場所の資材等の有無を検出する検知手段と、この検知手段によって該受け渡し場所に資材等が無いと判断した場合に、第1の自動運搬装置の資材等を該受け渡し場所に載置する指令を出力する制御手段と、を設けたことを特徴とする建築現場に用いる自動運搬装置間の資材等の受け渡し装置。 【請求項4】 上記受け渡し場所に、第2の自動運搬装置に近い場所から遠い場所へと順に直列配置される複数の載置場所を設け、各載置場所にそれぞれ検知手段を設けて資材等の有無を検出し、いずれかの載置場所に資材等が無いと判断した場合に、第1の自動運搬装置の資材等を、当該資材等が無い第2の自動運搬装置に近い載置場所から遠い載置場所へと順に載置していくことを特徴とする請求項3に記載の建築現場に用いる自動運搬装置間の資材等の受け渡し装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、建設現場において外部から搬入された資材等を揚重機械まで搬送し、かつ、該揚重機械によって目的階まで揚重するそれぞれの運搬装置を自動化し、その場合に自動化した運搬装置間での資材等の受け渡しをも自動化して、一連の搬送・揚重作業を、省力化を図りつつ円滑に行わせるようにした自動運搬装置間の資材等の受け渡し方法およびその受け渡し装置に関する。 【0002】 【従来の技術】複数階の建築物を構築するにあたって、工事に必要な資材、仕上げ材、設備材料など(以下、資材等という)を、外部から搬入して目的階まで揚重するために、フォークリフトや揚重機械、更にはフォークリフトで搬送された資材等を揚重機械に取り込むための移載装置などの各種運搬装置が用いられる。 【0003】従って、外部から搬入された資材等は各運搬装置間で受け渡しが行われつつ、搬入された1階から目的階まで搬送・揚重されることになる。例えば、トラックなどで搬入された資材等をフォークリフトでエレベータの受け渡し場所まで搬送し、これを移載装置でエレベータに荷積みし、そして、該エレベータが該資材等を目的の階まで垂直揚重して、当該階の床面に移載装置によって荷下ろしすることになる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各運搬装置間で資材等の受け渡しが行われる際、受け渡す側の運搬装置と受け渡される側の運搬装置とのサイクルタイムが一致することは希であり、通常はいずれか一方側の運搬装置の仕事量が多くなって高負荷となり、他方側の低負荷となる運搬装置に待ち時間が生ずる。つまり、低負荷側の運搬装置は、高負荷側の運搬装置が受け渡し可能な状態となるまで待機することになる。 【0005】ところで、上記各運搬装置は操縦者によって運転されており、例えば、フォークリフトで搬送してきた資材等をエレベータに移載するには、上述したように受け渡し場所に一旦資材等を載置して、これを移載装置でエレベータに取り込むようになっており、このとき、エレベータが上昇して目的階に荷下ろしした後、再度下降してくるまでの間にある程度の時間、例えば数分間を要することになる。このため、移載装置は受け渡し場所から資材等を揚重機械に移載することができず、これに伴ってフォークリフトも待機せざるを得なくなる。また、上記移載装置や上記フォークリフトは専用の操縦者によって運転され、それぞれの操縦者も待機状態となり、作業能率が著しく悪化するという課題があった。 【0006】特に、建設現場は、工場などにおける物流システムのように、扱う資材の種類がある程度決まっており、またその流れも一定化することができて、ステージやローラーコンベアなどを定置式に設備できる環境とはまったく異なっていて、建設作業の進捗に従って資材の種類もその流れも時々刻々と変化し、安定的かつ定常的な物流というものを確保しにくい環境であり、このような建設作業形態の現況に見合った物流の自動化が望まれている。 【0007】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて成されたもので、各運搬装置による資材等の一連の搬送・揚重作業を省力化するために自動化し、このように自動化した場合の運搬装置間の資材等の受け渡しを円滑に行わせるようにした自動運搬装置間の資材等の受け渡し方法およびその受け渡し装置を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するために本発明にかかる建築現場に用いる自動運搬装置間の資材等の受け渡し方法は、第1の自動運搬装置で搬送されて来た資材等を受け渡し場所に載置し、この資材等を第2の自動運搬装置が取り込んで次の工程に搬送する方法において、上記受け渡し場所に設けられた資材等の有無を検出する検知手段によって、該受け渡し場所に資材等が無いと判断した場合に、第1の自動運搬装置の資材等を該受け渡し場所に載置する。 【0009】また、上記受け渡し方法を達成するための受け渡し装置は、上記受け渡し場所の資材等の有無を検出する検知手段と、この検知手段によって該受け渡し場所に資材等が無いと判断した場合に、第1の自動運搬装置の資材等を該受け渡し場所に載置する指令を出力する制御手段と、を設ける。 【0010】従って、本発明では、建築現場で資材等を搬送する運搬装置を自動化して、第1の自動運搬装置で搬送されて来た資材等を第2の自動運搬装置の受け渡し場所に載置する際に、該受け渡し場所に検知手段を設けて資材等の有無を検出するようになっているため、該受け渡し場所に資材等が無いと判断した場合に直ちに第1の自動運搬装置の資材等を該受け渡し場所に載置することができる。従って、第1の自動運搬装置と第2の自動運搬装置との間の資材等の受け渡しの自動化が可能となり、この受け渡しを円滑に行って両自動運搬装置の待ち時間を少なくすることができる。また、このように受け渡しが自動化されることにより、資材等の受け渡しのために専用の操縦者が不要となる。 【0011】更に、上記受け渡し場所に、第2の自動運搬装置に近い場所から順に直列配置される複数の載置場所を設けるとともに、各載置場所にそれぞれ検知手段を設けて資材等の有無を検出し、いずれかの載置場所に資材等が無いと判断した場合に、第1の自動運搬装置の資材等を、当該資材等が無い第2の自動運搬装置に近い載置場所から遠い載置場所へと順に載置していくことが好ましい。 【0012】この場合は、受け渡し場所に複数の載置場所が設けられるので、これら複数の載置場所によって複数の資材等を溜めて置くことができるため、第1の自動運搬装置と第2の自動運搬装置との間の負荷の相違をある程度許容して、双方の作業能率を向上することができる。この場合、各載置場所に資材等が無い場合に第1の自動運搬装置から資材等が運ばれて載置されるが、この資材等は第2の自動運搬装置に近い載置場所から順に載置されるため、該第2の自動運搬装置による資材等の取り込みを容易にするとともに、複数設けた載置場所の全体を有効に活用することができる。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。図1および図2は本発明の建築現場に用いる自動運搬装置間の資材等の受け渡し方法を達成するための受け渡し装置を示し、図1は受け渡し装置の側面図、図2は受け渡し装置の平面図、図3は同装置を用いた自動搬送・揚重装置の全体構成を平面的に示す説明図、図4は同自動搬送・揚重装置を側面から示す説明図、図5は受け渡し装置の制御を実行するためのフローチャートである。 【0014】本発明の建築現場に用いる自動運搬装置間の資材等の受け渡し方法の基本とするところは、第1の自動運搬装置15で搬送されて来た資材等12を受け渡し場所17に載置し、この資材等12を第2の自動運搬装置16が取り込んで次の工程に搬送し、上記受け渡し場所17に設けられた資材等12の有無を検出する検知手段31によって、該受け渡し場所17に資材等12が無いと判断した場合に、第1の自動運搬装置15の資材等12を該受け渡し場所17に載置することにある。 【0015】また、上記受け渡し場所17に、第2の自動運搬装置16に近い場所から遠い場所へと順に直列配置される複数の載置場所17a,17b,17cを設け、各載置場所17a,17b,17cにそれぞれ検知手段31a,31b,31cを設けて資材等12の有無を検出し、第2の自動運搬装置16から最も遠い載置場所17cに資材等12が無いと判断した場合に、第1の自動運搬装置15の資材等12を、第2の自動運搬装置16に近い載置場所17aから遠い載置場所17cへと順に載置していくようにする。 【0016】即ち、図1,図2は上記受け渡し方法を達成するための受け渡し装置30を示し、この受け渡し装置30は図3,図4に示す自動搬送・揚重装置10に適用される。該自動搬送・揚重装置10は、外部から建築現場に搬入された資材等12を目的階まで揚重する一連の搬送・揚重作業を自動化するようになっており、上記受け渡し装置30は、外部から搬入された資材等12を無人フォークリフト15によって搬送し、これを揚重機械13に移載するときに用いられる。 【0017】上記自動搬送・揚重装置10は、構築しようとする複数階を備えた建物躯体11内に設備され、該建物躯体11内には資材等12や作業員を目的階まで垂直揚重するために、貨物リフトや人荷エレベータなどの揚重機械13(図中は便宜上1基のみを示す)が設けられており、該揚重機械13が前記自動搬送・揚重装置10の構成要素となる。ここで、前記資材等12とは、工事に必要な資材、仕上げ材、設備材料などの揚重機械13によって揚重される荷物をいう。また、図3中に示す複数の小さな矩形状部分11aは建物躯体11の柱を示している。 【0018】前記揚重機械13は構築しようとする建物躯体11内に設置され、順次構築されて行く上層階の各床面18を上下に貫通して形成される開口部14に設けられる。即ち、該揚重機械13は各開口部14を昇降する荷台13aと、この荷台13aを垂直に昇降案内するマスト13bと、各階に設けられる開閉ドア13cとを備えて構成される。 【0019】また、該自動搬送・揚重装置10には、第1の自動運搬装置としての無人フォークリフト15と、前記揚重機械13に資材等12の荷積みおよび荷下ろしする第2の自動運搬装置としての移載装置16とが備わる。これら無人フォークリフト15、移載装置16は自動制御によって動作し、無人フォークリフト15はよく知られているように、指定した情報に基づいて予め設置した誘導線に沿って自動運転される。移載装置16は前記揚重機械13の荷台13aに設けられ、揚重機械13への受け渡し場所17に載置された資材等12を自動的に取り込んで揚重機械13に積み込むとともに、該揚重機械13によって目的階に揚重した資材等12を、その階の床面18の荷下ろし場所17dに自動的に荷下ろしする。 【0020】日中の作業時間帯(休業時間帯でも良い)にトラック19などによって搬入された資材等12は、有人フォークリフト20によって予め設定された載置場所21に載置される。このとき、資材等12にはそれぞれの搬送先が明確となる手段、例えば載置位置を予め決定しておくとか、バーコードなどの判別手段が付されている。 【0021】そして、前記載置場所21の資材等12は前記無人フォークリフト15によって搬送先に自動搬送される。この搬送先としては、通常はストック場所としてのラック棚22が選択され、場合によっては前記揚重機械13の受け渡し場所17が選択される。ラック棚22は図示するように複数箇所に設置され、前記無人フォークリフト15で搬送される資材等12が、例えば揚重階別にして該ラック棚22に一時的に保管される。そして、ラック棚22に保管された資材等12は、その後、無人フォークリフト15によって予め設定された順番に従って前記受け渡し場所17に自動搬送される。 【0022】前記ラック棚22または前記載置場所21から無人フォークリフト15によって受け渡し場所17に自動搬送された資材等12は、揚重機械13の開閉ドア13cが開けられた後、前記移載装置16によって該揚重機械13の荷台13aに自動的に積み込まれる。そして、資材等12を積み込んだ該揚重機械13は、オペレータの遠隔操作、または、資材等12の搬送先の情報に基づいて自動制御により目的階まで揚重される。そして、目的階に揚重された資材等12は、開閉ドア13cが開けられた後に移載装置16によって当該階の床面18の荷下ろし場所17dに荷下ろしされる。 【0023】ここで、本実施形態では上記受け渡し場所17に本発明の受け渡し装置30を設け、無人フォークリフト15で搬送されて来た資材等12を円滑に移載装置16に受け渡すようになっている。即ち、上記受け渡し装置30は、受け渡し場所17の資材等12の有無を検出する検知手段としてのフォトセンサー31と、このフォトセンサー31によって該受け渡し場所17に資材等12が無いと判断した場合に、無人フォークリフト15の資材等12を該受け渡し場所17に載置する指令を出力する制御手段32とを備えて構成される。 【0024】上記受け渡し場所17には、移載装置16に近い場所から遠い場所へと順に複数(本実施形態で3箇所)の第1載置場所17a,第2載置場所17b,第3載置場所17cが直列配置される。これら各載置場所17a,17b,17cにそれぞれフォトセンサー31a,31b,31cを設けて資材等12の有無を検出するようになっている。 【0025】上記載置場所17a,17b,17cには、移載装置16の移動方向(図1,図2中左右方向)に対して直角方向に所定間隔を設けて配置される1対の載置台33,33が設けられ、これら載置台33,33間に移載装置16のフォーク16aを挿入して資材等12をすくい上げることにより、該資材等12の取り込みが行われる。 【0026】そして、上記制御手段32は、最も遠い第3載置場所17cに資材等12が無いと判断した場合に、無人フォークリフト15の資材等12を移載装置16に近い第1載置場所17aから遠い第3載置場所17cへと順に載置していく指令を出力する。 【0027】図5は制御手段32が無人フォークリフト15に出力する資材等12の受け渡しの制御フローで、まず、ステップS1ではフォトセンサー31a,31b,31cの検出信号を読みとり、ステップS2によって第3載置場所17cに資材等12が無いと判断した場合(NO)、およびステップS3によって第2載置場所17bに資材等12が無いと判断した場合(NO)、およびステップS4によって第1載置場所17aに資材等12が無いと判断した場合(NO)は、ステップS5によって第1載置場所17aに資材等12を載置する指令を出力する。これに続いてステップS6によって第2載置場所17bに資材等12を載置する指令を出力し、ステップS7によって第3載置場所17cに資材等12を載置する指令を出力し、その後はステップS8によって待機指令を出力する。 【0028】一方、上記ステップS4によって第1載置場所17aに資材等12が有ると判断した場合(YES)は、ステップS6に進んで第2載置場所17bに資材等12を載置する指令を出力するとともに、ステップS3によって第2載置場所17bに資材等12が有ると判断した場合(YES)は、ステップS7に進んで第3載置場所17cに資材等12を載置する指令を出力し、また、ステップS2によって第3載置場所17cに資材等12が有ると判断した場合(YES)は、ステップS8に進んで待機指令を出力する。 【0029】従って、本実施形態の自動搬送・揚重装置10では、外部から搬入されて載置場所21に載置された資材等12を、無人フォークリフト15および移載装置16を介して自動的に揚重機械13に荷積みし、この揚重機械13で揚重した資材等12を移載装置16を介して自動的に荷下ろしすることができる。 【0030】このとき、無人フォークリフト15と移載装置16との受け渡し場所17に受け渡し装置30を設けたので、該受け渡し場所17に資材等12が無いと判断した場合に無人フォークリフト15の資材等12を該受け渡し場所17に直ちに載置することができる。このため、無人フォークリフト15と移載装置16との間の資材等12の受け渡しの自動化が可能となり、この受け渡しを円滑に行って両自動運搬装置の待ち時間を少なくすることができる。また、このように受け渡しが自動化されることにより、資材等12の受け渡しのために専用の操縦者が不要となる。 【0031】このため、自動搬送・揚重装置10は少なくとも揚重機械13を遠隔操作する1人のオペレータ、若しくは該揚重機械13を自動制御する場合には全体を監視する少なくとも1人のオペレータが居れば良く、結果的に極少人数で一連の資材等12の搬送・揚重作業を遂行することができる。 【0032】ところで、本実施形態の受け渡し装置30は、受け渡し場所17に複数の第1,第2,第3載置場所17a,17b,17cを設けたので、これら第1,第2,第3載置場所17a,17b,17cによって複数の資材等12を溜めて置くことができるため、無人フォークリフト15と移載装置16との間の負荷の相違をある程度許容して、双方の作業能率を向上することができる。 【0033】この場合、各載置場所17a,17b,17cに資材等12が無い場合に無人フォークリフト15から資材等12が運ばれて載置されるが、この資材等12は移載装置16に近い載置場所17aから順に載置されるため、該移載装置16による資材等12の取り込みを容易化できるとともに、複数設けた載置場所17a,17b,17cの全体を有効に活用することができる。 【0034】このとき、上記移載装置16は、各載置場所17a,17b,17cに資材等12が無い場合は待機しており、資材等12がある場合は近い載置場所17aから遠い載置場所17cに向かって順次資材等12を取り込むようになっている。 【0035】また、本実施形態では上記第1,第2,第3載置場所17a,17b,17cを1対の載置台33,33で構成した場合を開示したが、この載置台33,33をローラコンベア等として、第3載置場所17cから第1載置場所17a方向へと資材等12を自動的に送る構成とすることもできる。この場合は、無人フォークリフト15は常に第3載置場所17cのみに資材等12を載置すれば良く、また、移載装置16は常に第1載置場所17aから資材等12を取り込むことができる。 【0036】ところで、前記揚重機械13や無人フォークリフト15は1つに限ることなく、複数を同時に用いることができ、更に、移載装置16は揚重機械13に設けることなく、資材等12の荷積み階(通常は1階)および荷下ろし階(揚重目的階)にそれぞれ設けておくこともできる。また、無人搬送装置としてフォークリフトを開示したが、これに限ることなく資材等12を自身で取り込んで目的の場所に載置する機能を備えた搬送手段、例えば台車などであっても良い。 【0037】また、本発明の受け渡し装置30は、揚重機械13に資材等12を荷積みする受け渡し場所17に設けた場合を開示したが、図4に示したように目的の揚重階の荷下ろし場所17dに上記受け渡し装置30を設けることもできる。この場合は、荷下ろし場所17dの資材等12を図示省略した無人フォークリフトに取り込んで床面18の目的の場所に搬送することになる。 【0038】更に、受け渡し装置30に設けた検知手段としてフォトセンサー31を用いたが、これ以外にも資材等12の有無を検出できる手段であればよく、例えば荷重センサーや接触センサーなどを用いることができる。 【0039】 【発明の効果】以上説明したように本発明では、建築現場で資材等を搬送する運搬装置を自動化して、第1の自動運搬装置で搬送されて来た資材等を第2の自動運搬装置の受け渡し場所に載置する際に、該受け渡し場所に検知手段を設けて資材等の有無を検出し、該受け渡し場所に資材等が無いと判断した場合に第1の自動運搬装置の資材等を直ちに該受け渡し場所に載置することができ、第1の自動運搬装置と第2の自動運搬装置との間の資材等の受け渡しの自動化が可能となり、この受け渡しを円滑に行って両自動運搬装置の待ち時間を少なくすることができる。また、このように受け渡しが自動化されることにより、資材等の受け渡しのために専用の操縦者が不要となり、省力化による経費の削減を達成することができる。 【0040】また、上記受け渡し場所に、第2の自動運搬装置に近い場所から順に直列配置される複数の載置場所を設け、各載置場所にそれぞれ検知手段を設けて資材等の有無を検出することにより、これら複数の載置場所によって複数の資材等を溜めて置くことができるため、第1の自動運搬装置と第2の自動運搬装置との間の負荷の相違をある程度許容して、双方の作業能率を向上することができる。そして、いずれかの載置場所に資材等が無いと判断した場合に、第1の自動運搬装置の資材等を、当該資材等が無い第2の自動運搬装置に近い載置場所から遠い載置場所へと順に載置するようにしたので、該第2の自動運搬装置による資材等の取り込みを容易にするとともに、複数設けた載置場所の全体を有効に活用することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000549 【氏名又は名称】株式会社大林組
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| 【出願日】 |
平成11年12月28日(1999.12.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100071283 【弁理士】 【氏名又は名称】一色 健輔 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−182324(P2001−182324A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月6日(2001.7.6) |
| 【出願番号】 |
特願平11−373435 |
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