| 【発明の名称】 |
非常用仮小屋 |
| 【発明者】 |
【氏名】佐野 博
【氏名】佐野 明秀
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| 【要約】 |
【課題】安価で保管、運搬に便利な非常用仮小屋を提供する。
【解決手段】段ボール製の第一構成部(1)と段ボール製の第二構成部(3)とよりなり、該第一構成部と該第二構成部はそれぞれ横向きにした断面略三角形状の筒状体(5)(5’)の一端に側壁部(7)(7’)を設けると共に他端を開口し、該側壁部の下縁(7a)(7a’)と筒状体における底部(11)(11’)の対応縁(11a)(11a’)とを相互に分離し、更に該側壁部における上下方向の中心線と筒状体の底部における筒状体の長さ方向の中心線とにそれぞれ折れ目(13)(15)を設けてなり、第二構成部の開口側を第一構成部内に摺動自在に嵌合し、第一構成部と第二構成部との少なくとも一方に出入り用の開閉扉(21)を設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 段ボール製の第一構成部と段ボール製の第二構成部とよりなり、該第一構成部と該第二構成部はそれぞれ横向きにした断面略三角形状の筒状体の一端に側壁部を設けると共に他端を開口し、該側壁部の下縁と筒状体における底部の対応縁とを相互に分離し、更に該側壁部における上下方向の中心線と筒状体の底部における筒状体の長さ方向の中心線とにそれぞれ折れ目を設けてなり、第二構成部の開口側を第一構成部内に摺動自在に嵌合し、第一構成部と第二構成部との少なくとも一方に出入り用の開閉扉を設けたことを特徴とする非常用仮小屋。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は非常用仮小屋に関するものであり、特に、地震発生時等の非常時に避難場所の地面上、テント内、体育館内等で一時的に使用される段ボール製の仮小屋に係るものである。なお、本発明による非常用仮小屋は非常時以外においてもキャンプ等での就寝用に使用することができる。 【0002】 【従来の技術】地震発生時等の非常時には避難場所等においてはしばしばテントが一時的に使用される。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかるに、テントには次のような問題がある。 【0004】■テントの張設は時間と労力とを要する面倒な作業であり、特にテントを張設した経験を有しない者或いは負傷者、高齢者等にとってはテントを張設する作業は極めて困難である。 【0005】■テントは高価であるため、地震発生時等の非常時用に多数のテントを常備しておくことは困難である。 【0006】■テントは非張設時にも嵩張るため、大きな収納スペースを要すると共に運搬に不便である。 【0007】本発明は以上の如き問題を解決した非常用仮小屋を提供しようとしてなされたものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明は新規な段ボール製の非常用仮小屋を提供するものである。即ち、本発明による非常用仮小屋は、段ボール製の第一構成部と段ボール製の第二構成部とよりなり、該第一構成部と該第二構成部はそれぞれ横向きにした断面略三角形状の筒状体の一端に側壁部を設けると共に他端を開口し、該側壁部の下縁と筒状体における底部の対応縁とを相互に分離し、更に該側壁部における上下方向の中心線と筒状体の底部における筒状体の長さ方向の中心線とにそれぞれ折れ目を設けてなり、第二構成部の開口側を第一構成部内に摺動自在に嵌合し、第一構成部と第二構成部との少なくとも一方に出入り用の開閉扉を設けたことを特徴とするものである。 【0009】 【作用】本発明による非常用仮小屋は非使用時には容易に折り畳むことができる。即ち、非常用仮小屋は、例えば第二構成部の開口側を第一構成部内に嵌合した状態で各構成部の側壁部を中心の折れ目にて外方に折り曲げる共に底部を中心の折れ目にて内方に折り曲げつつ仮小屋全体を平らに折り畳むことができる。このように折り畳んだときには非常用仮小屋は全体がコンパクトな板状体となり(図4、図5参照)、適宜積み重ねることができる(図6参照)。非常用仮小屋はこのように平らに折り畳み、積み重ねた状態で保管され、運搬される。 【0010】非常用仮小屋を使用する際には、上述の如く折り畳まれた非常用仮小屋を使用場所に運搬し、折り畳まれた第一構成部と第二構成部とを断面略三角形状の筒状に広げればよい (図1参照)。 【0011】第二構成部は第一構成部内に摺動自在に嵌合されているため、第二構成部を第一構成部に対し摺動させることにより非常用仮小屋の長さを使用者の身長等に応じて調節することができる。即ち、例えば使用者の身長が大きい場合には、第二構成部を第一構成部から離す方向に摺動させることにより非常用仮小屋の長さを大きくすることができる。また、例えば使用者の身長が小さい場合には、第二構成部を第一構成部内に押し込む方向に摺動させることにより非常用仮小屋の長さを小さくすることができる。なお、使用者等は出入り用の開閉扉より非常用仮小屋に出入りすることができる。 【0012】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。符号1に示すものは段ボール製の第一構成部であり、符号3に示すものは段ボール製の第二構成部である。 【0013】第一構成部1は、横向きにした断面略三角形状の筒状体5の一端に側壁部7を設けると共に他端を開口して開口端9となし、該側壁部7の下縁7aと筒状体5における底部11の対応縁11aとを相互に分離し(図7参照)、更に該側壁部7における上下方向の中心線に折れ目13(図8参照)を設け、筒状体5の底部11における筒状体5の長さ方向の中心線に折れ目15(図8参照)を設けてなるものである。図7における符号17に示すものは側壁部7の下縁7aと筒状体5における底部11の対応縁11aとを相互に分離する隙間である。 【0014】第二構成部3は第一構成部1と同様のものであるが、第一構成部1よりも若干小さ目に形成される。即ち、第二構成部3は、横向きにした断面略三角形状の筒状体5’の一端に側壁部7’を設けると共に他端を開口して開口端9’となし、該側壁部7’の下縁7a’と筒状体5における底部11’の対応縁11a’とを相互に分離し、更に該側壁部7’における上下方向の中心線に折れ目(図示せず。)を設け、筒状体5’の底部11’における筒状体5’の長さ方向の中心線に折れ目(図示せず。)を設けてなるものである。 【0015】第二構成部3の開口側を該第二構成部3よりも若干大き目に形成された第一構成部内1に摺動自在に嵌合する。 【0016】第一構成部1と第二構成部3との少なくとも一方に出入り用の開閉扉21を設ける。図3における符号23に示すものは開閉扉21のロック手段である。このロック手段23は筒状体5における側壁部7の内面と開閉扉21の内面とにそれぞれ巻き付けピン25、27を取り付け、これらの巻き付けピン25、27に紐29を取り外し自在に巻き付けてなるものである。符号31に示すものは開閉窓、符号33に示すものは通気孔である。 【0017】非常用仮小屋を屋外で使用する場合には、該非常用仮小屋に防水シート等を被せ又は該非常用仮小屋を防水加工してもよい。なお、非常用仮小屋内で就寝する際には、適宜毛布、寝袋等を使用する。 【0018】 【発明の効果】本発明は下記の如き優れた効果を発揮する。 【0019】■本発明による非常用仮小屋は非使用時にはコンパクトに板状に折り畳むことができ、折り畳み作業も容易である。また、折り畳んだ多数枚の非常用仮小屋をコンパクトに積み重ねることもできる。従って、本発明による非常用仮小屋は保管、運搬に好都合である。 【0020】■非常用仮小屋を使用する際には、上述の如く折り畳まれた非常用仮小屋を容易に使用可能状態に広げることができる。 【0021】■第二構成部は第一構成部内に摺動自在に嵌合されているため、第二構成部を第一構成部に対し摺動させることにより非常用仮小屋の長さを使用者の身長等に応じて調節することができる。 【0022】■本発明の非常用仮小屋は段ボール製であるため、製造が容易であり且つ極めて安価に提供することができる。 【0023】■本発明の非常用仮小屋は段ボール製であるため、保温性に優れている。従って、この非常用仮小屋は冬季においても支障なく使用することができる。 【0024】■地震等の災害発生時に多数の人が体育館等で一時的に生活を共にする場合においても、本発明の非常用仮小屋を使用すればプライバシーが守られると共に夜間等においては遮光性が確保される。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500051775 【氏名又は名称】佐野 博 【識別番号】500051281 【氏名又は名称】佐野 明秀
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| 【出願日】 |
平成12年2月4日(2000.2.4) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082913 【弁理士】 【氏名又は名称】長野 光宏
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| 【公開番号】 |
特開2001−214519(P2001−214519A) |
| 【公開日】 |
平成13年8月10日(2001.8.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−27824(P2000−27824) |
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