| 【発明の名称】 |
間仕切りのフレームおよび間仕切りのフレーム作成用のランナー |
| 【発明者】 |
【氏名】一松 秀一
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| 【要約】 |
【課題】天井や床に凸部がある場合であっても、高い精度で簡単に組み立て、設置することができる間仕切りのフレームを提供すること。
【解決手段】間仕切りフレーム18を構成する上ランナー20は梁16の両側の天井12にそれぞれ固定され、下ランナー22は床14に固定され、接続ランナー26は梁16の下面に固定されている。スタッド24は、梁16の両側部分を除いて、上ランナー20の結合部2004と下ランナー22の結合部2204に結合されて複数立設されている。梁16の両側部分では、下ランナー22の結合部2204と接続ランナー26の下結合部2604Bとに結合されて下スタッド28が立設され、また、上ランナー20の結合部2004と接続ランナー26の上結合部2604Aとに結合されて上スタッド30が立設されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 下方に突出する凸部が形成された天井に固定される上ランナーと、床に固定される下ランナーと、前記上下のランナー間に立設される複数のスタッドとからなる間仕切りのフレームであって、前記上ランナーは、前記凸部の両側の天井においてそれぞれ設けられ、これら2つの上ランナーと前記下ランナーとの間に前記スタッドが複数立設され、前記凸部の下面に沿って延在し、その延在方向の両端が凸部の両側から突出する接続ランナーが設けられ、前記凸部の両側において、下ランナーと接続ランナー間に下スタッドが立設されると共に、前記下スタッドと同一直線上で上ランナーと接続ランナー間に上スタッドが立設される、ことを特徴とする間仕切りのフレーム。 【請求項2】 天井に固定される上ランナーと、上方に突出する凸部が形成された床に固定される下ランナーと、前記上下のランナー間に立設される複数のスタッドとからなる間仕切りのフレームであって、前記下ランナーは、前記凸部の両側の床においてそれぞれ設けられ、これら2つの下ランナーと前記上ランナーとの間に前記スタッドが複数立設され、前記凸部の上面に沿って延在し、その延在方向の両端が凸部の両側から突出する接続ランナーが設けられ、前記凸部の両側において、下ランナーと接続ランナー間に下スタッドが立設されると共に、前記下スタッドと同一直線上で上ランナーと接続ランナー間に上スタッドが立設される、ことを特徴とする間仕切りのフレーム。 【請求項3】 前記上ランナーには該上ランナーの延在方向に間隔をおいて複数の結合部が設けられ、前記下ランナーには該下ランナーの延在方向に間隔をおいて複数の結合部が設けられ、前記上下のランナー間に立設される複数のスタッドは、その上下端が前記上ランナーの結合部と下ランナーの結合部に結合することで支持され、前記凸部の両側から突出する前記接続ランナーの両端には、それぞれ上方に臨ませた上結合部と下方に臨ませた下結合部が設けられ、前記下スタッドは、その上下端が接続ランナーの下結合部と下ランナーの結合部に結合することで支持され、前記上スタッドは、その上下端が上ランナーの結合部と接続ランナーの上結合部に結合することで支持されていることを特徴とする請求項1または2記載の間仕切りのフレーム。 【請求項4】 第1の天井部分と、前記第1の天井部分に段差を介して接続され前記第1の天井部分よりも低い第2の天井部分を有する天井に固定される上ランナーと、床に固定される下ランナーと、前記上下のランナー間に立設される複数のスタッドとからなる間仕切りのフレームであって、前記上ランナーは、第1の天井部分に固定される第1上ランナーと、前記第2の天井部分に固定される第2上ランナーとで構成され、前記第2上ランナーが前記段差に臨む端部は第2の天井部分の端部よりも突出するように設けられ、前記下ランナーと第1上ランナーとの間、及び、前記下ランナーと第2上ランナーとの間に前記スタッドが複数立設され、前記段差が臨む箇所において、前記第2上ランナーが前記段差に臨む端部と下ランナーとの間に下スタッドが立設されると共に、前記下スタッドと同一直線上で前記第2上ランナーが前記段差に臨む端部と第1上ランナーとの間に上スタッドが立設される、ことを特徴とする間仕切りのフレーム。 【請求項5】 前記第1、第2上ランナーには該上ランナーの延在方向に間隔をおいて複数の結合部が設けられ、前記下ランナーには該下ランナーの延在方向に間隔をおいて複数の結合部が設けられ、前記第1、第2上ランナーと下ランナー間に立設される複数のスタッドは、その上下端が前記第1、第2上ランナーの結合部と下ランナーの結合部に結合することで支持され、前記第2上ランナーが前記段差に臨む端部には、上方に臨ませた上結合部と下方に臨ませた下結合部が設けられ、前記下スタッドは、その上下端が前記第2上ランナーの前記下結合部と下ランナーの結合部に結合することで支持され、前記上スタッドは、その上下端が第1上ランナーの結合部と前記第2上ランナーの前記上結合部とに結合することで支持されていることを特徴とする請求項4記載の間仕切りのフレーム。 【請求項6】 第1の床部分と、前記第1の床部分に段差を介して接続され前記第1の床部分よりも低い第2の床部分を有する床に固定される下ランナーと、天井に固定される上ランナーと、前記上下のランナー間に立設される複数のスタッドとからなる間仕切りのフレームであって、前記下ランナーは、第1の床部分に固定される第1下ランナーと、前記第2の床部分に固定される第2下ランナーとで構成され、前記第1下ランナーが前記段差に臨む端部は第1の床部分の端部よりも突出するように設けられ、前記第1下ランナーと上ランナーとの間、及び、前記第2下ランナーと上ランナーとの間に前記スタッドが複数立設され、前記段差が臨む箇所において、前記第1下ランナーが前記段差に臨む端部と第2下ランナーとの間に下スタッドが立設されると共に、前記下スタッドと同一直線上で前記第1下ランナーが前記段差に臨む端部と上ランナーとの間に上スタッドが立設される、ことを特徴とする間仕切りのフレーム。 【請求項7】 前記上ランナーには該上ランナーの延在方向に間隔をおいて複数の結合部が設けられ、前記第1、第2下ランナーには該下ランナーの延在方向に間隔をおいて複数の結合部が設けられ、前記上ランナーと第1、第2下ランナー間に立設される複数のスタッドは、その上下端が前記第1、第2上ランナーの結合部と下ランナーの結合部に結合することで支持され、前記第1下ランナーが前記段差に臨む端部には、上方に臨ませた上結合部と下方に臨ませた下結合部が設けられ、前記下スタッドは、その上下端が前記第1下ランナーの前記下結合部と第2下ランナーの結合部に結合することで支持され、前記上スタッドは、その上下端が上ランナーの結合部と前記第1下ランナーの前記上結合部とに結合することで支持されていることを特徴とする請求項6記載の間仕切りのフレーム。 【請求項8】 凸部を有する天井や床に、間仕切りフレームを構成するスタッドを立設するための間仕切りフレーム作成用のランナーであって、直線状に延在する帯状の平板鋼と、前記平板鋼の延在方向の両端においてそれぞれ平板鋼の両面に突出されスタッドの端部に結合される凸部と、からなることを特徴とする間仕切りフレーム作成用のランナー。 【請求項9】 段差を有する天井や床に、間仕切りフレームを構成するスタッドを立設するための間仕切りフレーム作成用のランナーであって、直線状に延在する帯状の平板鋼と、前記平板鋼の延在方向の一方の端部においてそれぞれ平板鋼の両面に突出されスタッドの端部に結合される凸部と、からなることを特徴とする間仕切りフレーム作成用のランナー。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は間仕切りのフレームとこの間仕切りフレームに使用されるランナーに関する。 【0002】 【従来の技術】間仕切りは、直線状に延在する上ランナーを天井に固定し、また直線状に延在する下ランナーを床に固定し、これら上下のランナー間に間隔をおいて複数のスタッドを立設し、これにより間仕切りのフレームを作り、次に、スタッドに下地材や壁材を取着することで構成される。一方、天井の一部に、下方に突出する梁などの凸部(または段部あるいは膨出部)が位置している場合や、段差があるような場合、凸部や段差の両側で上ランナーは途切れざるを得ない。このよう場合、凸部の両側の天井において、同一直線上に位置するようにそれぞれ別々の上ランナーを固定しているのが現状である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】そのため、天井の一部に凸部や段差が位置している場合、複数のスタッドの下部は下ランナーにより連結され一体化されるが、複数のスタッドの上部は、凸部や段差を境として別々の上ランナーに固定され、一体化されないことになる。このようなことから、間仕切りフレームの組み立てや、建物躯体への設置を簡単に行なえず、また、複数のスタッドの正確な位置出しを行なえず、職人の技能により仕上げ精度がばらつき、均一な精度の間仕切りフレームを施工することが困難であった。このような不具合は、床に凸部や段差があるような場合にも同様に起こる。本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、天井や床に凸部や段差がある場合であっても、高い精度で簡単に組み立て、設置することができる間仕切りのフレームを提供することにある。また、本発明の目的は、天井や床に凸部や段差がある場合に、高い精度で簡単に組み立て、設置することができる間仕切りフレーム作成用のランナーを提供することにある。 【0004】前記目的を達成するため本発明の間仕切りのフレームは、天井に下方に突出する凸部がある場合、凸部の下面に沿って延在し、その延在方向の両端が凸部の両側から突出する接続ランナーが設けられ、前記凸部の両側において、下ランナーと接続ランナー間に下スタッドが立設されると共に、前記下スタッドと同一直線上で上ランナーと接続ランナー間に上スタッドが立設されることを特徴とする。また、本発明の間仕切りのフレームは、床に上方に突出する凸部がある場合、凸部の上面に沿って延在し、その延在方向の両端が凸部の両側から突出する接続ランナーが設けられ、前記凸部の両側において、下ランナーと接続ランナー間に下スタッドが立設されると共に、前記下スタッドと同一直線上で上ランナーと接続ランナー間に上スタッドが立設されることを特徴とする。また、本発明の間仕切りのフレームは、天井が、第1の天井部分と、前記第1の天井部分に段差を介して接続され前記第1の天井部分よりも低い第2の天井部分からなる場合、上ランナーは、第1の天井部分に固定される第1上ランナーと、前記第2の天井部分に固定される第2上ランナーとで構成され、前記第2上ランナーが前記段差に臨む端部は第2の天井部分の端部よりも突出するように設けられ、前記段差が臨む箇所において、前記第2上ランナーが前記段差に臨む端部と下ランナーとの間に下スタッドが立設されると共に、前記下スタッドと同一直線上で前記第2上ランナーが前記段差に臨む端部と第1上ランナーとの間に上スタッドが立設されることを特徴とする。また、本発明の間仕切りのフレームは、床が、第1の床部分と、前記第1の床部分に段差を介して接続され前記第1の床部分よりも低い第2の床部分からなる場合、下ランナーは、第1の床部分に固定される第1下ランナーと、前記第2の床部分に固定される第2下ランナーとで構成され、前記第1下ランナーが前記段差に臨む端部は第1の床部分の端部よりも突出するように設けられ、前記段差が臨む箇所において、前記第1下ランナーが前記段差に臨む端部と第2下ランナーとの間に下スタッドが立設されると共に、前記下スタッドと同一直線上で前記第1下ランナーが前記段差に臨む端部と上ランナーとの間に上スタッドが立設されることを特徴とする。また、本発明の間仕切りフレーム作成用のランナーは、天井や床に凸部がある場合、直線状に延在する帯状の平板鋼と、前記平板鋼の延在方向の両端においてそれぞれ平板鋼の両面に突出されスタッドの端部に結合される凸部とからなることを特徴とする。また、本発明の間仕切りフレーム作成用のランナーは、天井や床に段差がある場合、直線状に延在する帯状の平板鋼と、前記平板鋼の延在方向の一方の端部においてそれぞれ平板鋼の両面に突出されスタッドの端部に結合される凸部とからなることを特徴とする。以上のような本発明の間仕切りのフレームおよび間仕切りフレーム作成用のランナーによれば、凸部や段差の箇所において、上ランナーどうしや下ランナーどうしが一体的に連結され、したがって、間仕切りのフレームを、高い精度で簡単に組み立て、設置することが可能となる。 【0005】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず、平坦な床と、凸部を有する天井とにわたり設置される第1の実施の形態に係る間仕切りフレームから説明する。図1は平坦な床と、凸部を有する天井に間仕切りフレームが設置された状態の斜視図、図2は同天井部分の正面図、図3は接続ランナー部分の分解斜視図、図4は結合部の説明図を示す。図1において、12は天井、14は床を示し、天井12には梁16が下方に突出しつつ水平方向に延在している。したがって、本実施の形態では、梁16により凸部(または段部あるいは膨出部)が形成されている。このような天井12と床14とにわたり間仕切りフレーム18が設けられている。前記間仕切りフレーム18は、上ランナー20、下ランナー22、スタッド24、接続ランナー26、下スタッド28、上スタッド30などで構成されている。 【0006】前記上ランナー20は、平面視した場合に、梁16の幅方向両側の天井12において、互いに同一直線上に延在するように2つ設けられ、これら2つの上ランナー20はそれぞれ天井12に止め具T(図2参照)を介して固定されている。前記上ランナー20は、直線状に延在する基部2002と、基部2002の延在方向に間隔をおいた箇所に設けられた複数の結合部2004とで構成されている。前記結合部2004はスタッド24の上端に結合可能に形成され、より詳細には、結合部2004はスタッド24の端部に対してスタッド24の延在方向に摺動可能に結合できるように構成されている。本実施の形態では、基部2002として、均一な細幅で直線状に延在する帯状の平板鋼が用いられている。また、結合部2004は、図4(A)に示すと同様の帯状の平板鋼32が、図4(B)、(C)に示すように、両側の側面部3202と、両側の側面部3202の両端を接続する接続面部3204とを有するようにコ字状に屈曲されることで形成されている。そして、側面部3202の先端の差し込み片3206が基部2002に形成された穴に挿入され、その後、この差し込み片3206が屈曲されることで、結合部2004が凸部(係合凸部)として基部2002に形成されている。なお、基部2002として溝形鋼を用いるなど任意であり、また、結合部2004はスタッド24の上端に結合されれば良く、凸部などの形状に限定されない。 【0007】前記下ランナー22は、平面視した場合に、前記2つの上ランナー20に重なる同一直線上に延在するように床14に止め具Tを介して固定されている。前記下ランナー22の構成は上ランナー20とほぼ同一であり、直線状に延在する基部2202と、基部2202の延在方向に間隔をおいた箇所に設けられた複数の結合部2204とで構成されている。前記結合部2204はスタッド24の下端に結合可能に形成され、より詳細には、結合部2204はスタッド24の端部に対してスタッド24の延在方向に摺動可能に結合できるように構成されている。前記基部2202として、上ランナー20と同様に、均一な細幅で直線状に延在する帯状の平板鋼が用いられている。前記結合部2204は、前記結合部2004と同様で、図4に示すように帯状の平板鋼32がコ字状に屈曲されることで形成され、凸部(係合凸部)として形成されている。なお、基部2202として溝形鋼を用いるなど任意であり、また、結合部2204はスタッド24の上端に結合されれば良く、凸部などの形状に限定されない。 【0008】前記スタッド24はその上下端部が対応する上ランナー20の結合部2004と下ランナー22の結合部2204に結合されて複数設けられ、それぞれ鉛直に立設されている。前記スタッド24として、本実施の形態では、断面が正方形や長方形の角形鋼管が用いられている。なお、スタッド24の断面形状は中空状の部材に限定されず、例えば、中実状の部材や、断面がコ字状に屈曲された部材を用いるなど任意であり、このスタッド24の断面形状に対応して前記結合部2004、2204や後述する結合部2604の形状が決定される。 【0009】前記接続ランナー26は、平面視した場合に、上ランナー20の延在方向と同一直線上で梁16(凸部)の下面に沿って直線状に延在するように止め具T(図2参照)を介して梁16の下面に固定され、接続ランナー26の延在方向の両端は梁16の幅方向の両側からそれぞれ突出している。前記接続ランナー26は、図3に示すように、直線状に延在する基部2602と、基部2602の延在方向の両端に設けられた結合部2604とで構成されている。前記結合部2604は前記スタッド24の端部に結合可能に形成され、より詳細には、結合部2604はスタッド24の端部に対してスタッド24の延在方向に摺動可能に結合できるように構成されている。本実施の形態では、基部2602として、均一な細幅で直線状に延在する帯状の平板鋼が用いられている。前記結合部2604は、梁16の幅方向の外側方に位置するように基部2602の延在方向の両端でその両面にそれぞれ、上方に臨ませた上結合部2604Aおよび下方に臨ませた下結合部2604Bとして設けられている。前記結合部2604は、前記結合部2004、2204と同様で、図4に示すように帯状の平板鋼32がコ字状に屈曲されることで形成され、凸部(係合凸部)として形成されている。なお、基部2602として溝形鋼を用いるなど任意であり、また、結合部2604はスタッド24の端部に結合されれば良く、凸部などの形状に限定されない。 【0010】そして、梁16の幅方向の外側において、下ランナー22の結合部2204と接続ランナー26の下結合部2604Bとに、その上下端を結合して下スタッド28が鉛直に設けられている。また、前記下スタッド28と同一直線上で上ランナー20の結合部2004と接続ランナー26の上結合部2604Aとに、その上下端を結合して上スタッド30が鉛直に設けられている。前記下スタッド28と上スタッド30は、前記スタッド24と同一の角形鋼管が適宜長さに切断して用いられている。 【0011】つぎに、前記間仕切りフレーム18の組み立てについて説明する。まず、天井12と床14に形成すべき間仕切りの中心位置に墨出しを行い、墨出し線S1を付けておく。また、同様に、梁16の下面にも墨出し線S2を付けておく。次に、現場の床において、2つの上ランナー20を、梁16の幅に対応した間隔をおいて同一直線上に並べ、それら2つの上ランナー20の間かつ下方に、上ランナー20と同一直線上に位置するように接続ランナー26を並べる。また、下ランナー22を2つの上ランナー20および接続ランナー26に平行させて並べる。なお、上ランナー20と下ランナー22は適宜長さで形成されているが、下ランナー22を配設するにあたり、梁16の下方部分では(接続ランナー26に対向する部分では)、下ランナー22の長手方向両端が梁16の幅方向外方に位置するように(接続ランナー26の延在方向の両端の外方に位置するように)組み立てられる。 【0012】そして、複数のスタッド24の両端を、接続ランナー26両端の結合部2604に対応する箇所を除いて、2つの上ランナー20の結合部2004と、下ランナー22の結合部2204とに結合させる。すなわち、梁16の両側箇所を通るスタッドを除いて、複数のスタッド24の両端を、2つの上ランナー20と下ランナー22とに結合させる。また、下ランナー22の結合部2204と接続ランナー26の下結合部2604Bとに、その上下端を結合して下スタッド28を配設し、上ランナー20の結合部2004と接続ランナー26の上結合部2604Aとに、その上下端を結合して上スタッド30を配設する。これにより間仕切りフレーム18が組み立てられる。なお、下スタッド28は、床14と梁16下面との間の寸法よりも僅かに小さい寸法になるように、スタッド24が現場にて切断して用いられ、上スタッド30は天井12と梁16下面との間の寸法よりも僅かに小さい寸法にスタッド24が切断して用いられる。 【0013】次に、組み立てられた間仕切りフレーム18を起立させる。この場合、上ランナー20の結合部2004をスタッド24の上端に押し込んでおくと、上ランナー20と下ランナー22との間の間隔が狭まり、また、接続ランナー26の下結合部2604Bを下スタッド28の上端に押し込んでおくと、接続ランナー26と下ランナー22との間の間隔が狭まり、現場での起立作業が円滑に行なわれる。次に、間仕切りを形成する箇所において、結合部2004をスタッド24の上端から引き出し、2つの上ランナー20を梁16を跨がせて天井12に位置させ、また、下結合部2604Bを下スタッド28の上端から引き出し、接続ランナー26を梁16の下面に位置させ、さらに、下ランナー22を床14に位置させ、前記墨出し線S1、S2に沿って位置出しする。 【0014】次に、止め具40を用いて2つの上ランナー20を天井12に、接続ランナー26を梁16の下面に、下ランナー22を床14に固定する。これにより間仕切りフレーム18が建物躯体に固定され、設置される。次に、間仕切りフレーム18の両側において、下地材や壁材を、複数のスタッド24や下スタッド28、上スタッド30に取り付け、間仕切りが形成される。なお、以上の間仕切りフレーム18の組み立て、設置方法はあくまでも一例である。すなわち、間仕切りフレーム18の組み立て、設置方法の手順は種々考えられ、また、結合部2004,2204,2604の形状や形態が変われば、これら結合部2004,2204,2604の形状や形態に応じた種々の方法が採用される。 【0015】本実施の形態に係る間仕切りフレーム18によれば、天井12の一部に梁16が下方に突出している場合であっても、下スタッド28と上スタッド30を含む複数のスタッド24の上部が、接続ランナー16を介して上ランナー20に一体的に結合される。そして、複数のスタッド24の下部が下ランナー22に一体的に結合されることから、複数のスタッド24の上部と下部がそれぞれ一体化された間仕切りフレーム18が得られる。したがって、本実施の形態によれば、間仕切りフレーム18の組み立てや、建物躯体への設置を簡単に行なえるようになる。また、複数のスタッド24の正確な位置出しも、上ランナー20、下ランナー22、接続ランナー26を対応する墨出し線S1、S2に合わせることで簡単になされ、したがって、仕上げ精度にばらつきのない均一な精度で誰もが間仕切りフレーム18を施工することが可能となる。 【0016】つぎに、天井と、凸部を有する床とにわたり設置される第2の実施の形態に係る間仕切りフレームについて説明する。なお、以下に述べる第2乃至第4の実施の形態では、第1の実施の形態と同様な箇所、部材に同一の符号を付して説明する。図5は平坦な天井と、凸部を有する床に間仕切りフレームが設置された状態の正面図を示す。床14には凸部36が上方に突出しつつ水平方向に延在しており、このような天井12と床14とにわたり間仕切りフレーム18Aが設けられている。前記間仕切りフレーム18Aは、前記間仕切りフレーム18とほぼ同様に、上ランナー20、下ランナー22、スタッド24、接続ランナー26、下スタッド28、上スタッド30などで構成されている。 【0017】前記上ランナー20は天井12に設けられ、下ランナー22は凸部36の両側の床にそれぞれ設けられ、この2つの下ランナー22は、凸部36の幅方向両側において、互いに同一直線上に延在するように配設されている。前記上ランナー20と下ランナー22の構成は、前記実施の形態と同様であり、直線状に延在する基部2002、2202と、基部2002、2202の延在方向に間隔をおいた箇所に設けられた複数の結合部2004、2204とで構成されている。そして、凸部36の幅方向の外側において、上ランナー20と各下ランナー22の結合部2004、2204とにわたり、前記実施の形態と同様な構成のスタッド24が鉛直に複数立設されている。 【0018】前記接続ランナー26は、平面視した場合に、下ランナー22の延在方向と同一直線上で凸部36の上面に沿って直線状に延在するように止め具T(図2参照)を介して凸部36の上面に固定され、接続ランナー26の延在方向の両端は凸部36の幅方向の両側からそれぞれ突出している。前記接続ランナー26は、前記実施の形態と同様であり、図3に示すように、直線状に延在する基部2602と、基部2602の延在方向の両端の両面に設けられた結合部2604とで構成され、この結合部2604は上方に臨む上結合部2604Aと、下方に臨む下結合部2604Bとで構成されている。なお、前記上ランナー20と下ランナー22ならびに接続ランナー26の基部2002、2202、2602として、均一な細幅で直線状に延在する帯状の平板鋼が用いられている。また、結合部2004、2204、2604は、図4に示すように帯状の平板鋼32がコ字状に屈曲されることで形成され、凸部(係合凸部)として形成されている。なお、スタッド24の断面形状に対応してこれら結合部2004,2204,2604の形状や形態が適宜決定される。 【0019】そして、凸部36の幅方向の外側に臨ませて、下ランナー22の結合部2204と接続ランナー26の下結合部2604Bとに、その上下端を結合して下スタッド28が鉛直に設けられている。また、前記下スタッド28と同一直線上で上ランナー20の結合部2004と接続ランナー26の上結合部2604Aとに、その上下端を結合して上スタッド30が鉛直に設けられている。なお、前記実施の形態と同様に、下スタッド28と上スタッド30は前記スタッド24が適宜長さに切断して用いられている。 【0020】つぎに、前記間仕切りフレーム18Aの組み立てについて説明する。天井12と床14に形成すべき間仕切りの中心位置に墨出しを行って墨出し線を付け、また、同様に、凸部36の上面にも墨出し線を付けておく。次に、現場において、2つの下ランナー22を、凸部36の幅に対応した間隔をおいて同一直線上に並べ、それら2つの下ランナー22の間かつ上方に、下ランナー22と同一直線上に位置するように接続ランナー26を並べる。また、上ランナー20を2つの下ランナー22および接続ランナー26に平行させて並べる。なお、上ランナー20と下ランナー22は適宜長さで形成されているが、上ランナー20を配設するにあたり、凸部36の上方部分では(接続ランナー26に対向する部分では)、上ランナー20の長手方向両端が凸部36の幅方向外方に位置するように(接続ランナー26の延在方向の両端の外方に位置するように)組み立てられる。 【0021】そして、複数のスタッド24の両端を、接続ランナー26両端の結合部2604に対応する箇所を除いて、上ランナー20の結合部2004と、2つの下ランナー22の結合部2204とに結合させる。また、下ランナー22の結合部2204と接続ランナー26の下結合部2604Bとに、その上下端を結合して下スタッド28を配設し、上ランナー20の結合部2004と接続ランナー26の上結合部2604とに、その上下端を結合して上スタッド30を配設する。これにより間仕切りフレーム18Aが組み立てられる。 【0022】次に、組み立てられた間仕切りフレーム18Aを起立させる。この場合、上ランナー20の結合部2004をスタッド24および上スタッド30の上端に押し込んでおくと、上ランナー20と下ランナー22との間の間隔が狭まり、現場での起立作業が円滑に行なわれる。次に、間仕切りを形成する箇所において、結合部2004をスタッド24の上端から引き出し、上ランナー20を天井12に位置させ、また、下結合部2604Bを下スタッド28の上端に押し込み、接続ランナー26を凸部36の上面に位置させ、さらに、2つの下ランナー22を凸部36を跨がせて床14に位置させ、前記墨出し線に沿って位置出しする。 【0023】次に、止め具を用いて上ランナー20を天井12に、接続ランナー26を凸部36の上面に、2つの下ランナー22を床14に固定する。これにより間仕切りフレーム18Aが建物躯体に固定され、設置される。次に、間仕切りフレーム18Aの両側において、下地材や壁材を、複数のスタッド24や下スタッド、上スタッド30に取り付け、間仕切りが形成される。なお、以上の間仕切りフレーム18Aの組み立て、設置方法はあくまでも一例である。すなわち、間仕切りフレーム18Aの組み立て、設置方法の手順は種々考えられ、また、結合部2004,2204,2604の形状や形態が変われば、これら結合部2004,2204,2604の形状や形態に応じた種々の方法が採用される。 【0024】本実施の形態に係る間仕切りフレーム18Aによれば、床14の一部に凸部36が上方に突出している場合であっても、下スタッド28と上スタッド30を含む複数のスタッド24の下部が、接続ランナー16を介して下ランナー22に一体的に結合される。そして、複数のスタッド24の上部が上ランナー20に一体的に結合されることから、複数のスタッド24の上部と下部がそれぞれ一体化された間仕切りフレーム18Aが得られる。したがって、本実施の形態によれば、間仕切りフレーム18Aの組み立てや、建物躯体への設置を簡単に行なえ、また、複数のスタッド24の正確な位置出しも、上ランナー20、下ランナー22、接続ランナー26を対応する墨出し線に合わせることで簡単になされ、仕上げ精度にばらつきのない均一な精度で誰もが間仕切りフレーム18Aを施工することが可能となる。 【0025】次に、平坦な床と、段差を有する天井とにわたり設置される第3の実施の形態に係る間仕切りフレームから説明する。図6は平坦な床と、段差を有する天井に間仕切りフレームが設置された状態の正面図を示す。天井12は、第1の天井部分12Aと、この第1の天井部分12Aに段差40を介して接続され第1の天井部分12Aよりも低い第2の天井部分12Bを有しており、このような天井12と平坦な床14とにわたり間仕切りフレーム18Bが設けられている。前記間仕切りフレーム18Bは、上ランナー20、下ランナー22、スタッド24、下スタッド28、上スタッド30などで構成されている。 【0026】前記下ランナー22は床14に設けられ、前記上ランナー20は、第1の天井部分12Aに固定される第1上ランナー20Aと、第2の天井部分12Bに固定される第2上ランナー20Bとで構成され、これら2つの上ランナー20A、20Bは、段差40の両側において、互いに同一直線上に延在するように配設されている。前記第2上ランナー20Bが前記段差40に臨む端部は第2の天井部分12Bの端部よりも突出するように設けられ、この第2上ランナー20Bの端部を除いて、前記第1上ランナー20A、第2上ランナー20B、下ランナー22、スタッド24の構成は前記実施の形態とほぼ同様である。すなわち、第2上ランナー20Bが前記段差40に臨む端部を除いて、第1上ランナー20Aと第2上ランナー20Bと下ランナー22は、それぞれ直線状に延在する基部2002、2202と、基部2002、2202の延在方向に間隔をおいた箇所に設けられた複数の結合部2004、2204とで構成され、スタッド24は断面が矩形の角形鋼管により構成されている。 【0027】そして、第2上ランナー20Bが前記段差40に臨む端部を除いて、第1上ランナー20Aの結合部2004と下ランナー22の結合部とに上下端を結合してスタッド24が立設され、また、第2上ランナー20Bの結合部2004と下ランナー22の結合部とに上下端を結合してスタッド24が立設されている。なお、第2の天井部分12Bは第1の天井部分12Aよりも低いので、第2上ランナーと下ランナー22との間に立設されるスタッド24は、第1上ランナー20Aと下ランナー22との間に立設されるスタッド24よりも短く形成されている。 【0028】前記第2の天井部分12Bの端部よりも突出し第2上ランナー20Bが前記段差40に臨む端部には、上方に臨む上結合部2004Aと、下方に臨む下結合部2004Bとが形成されている。なお、前記第1上ランナー20A、第2上ランナー20B、下ランナー22の基部2002、2202、2602として、均一な細幅で直線状に延在する帯状の平板鋼が用いられている。また、結合部2004A、2004B、2204は、図4に示すように帯状の平板鋼32がコ字状に屈曲されることで形成され、係合凸部として形成されている。。なお、スタッド24の断面形状に対応してこれら結合部2004A、2004B、2204の形状や形態が適宜決定される。 【0029】そして、段差40に臨む箇所において、第2上ランナー20Bの下結合部2004Bと下ランナー22の結合部2204とに、その上下端を結合して下スタッド28が鉛直に設けられている。また、前記下スタッド28と同一直線上で第1上ランナー20Aの結合部2004と第2上ランナー20Bの上結合部2004Aとに、その上下端を結合して上スタッド30が鉛直に設けられている。なお、前記実施の形態と同様に、下スタッド28と上スタッド30は前記スタッド24が適宜長さに切断して用いられている。また、下ランナー22は段差40の下方箇所において連続して延在するように配置されている。 【0030】つぎに、前記間仕切りフレーム18Bの組み立てについて説明する。第1天井部分12A、第2天井部分12B、床14に形成すべき間仕切りの中心位置に墨出しを行って墨出し線を付ける。次に、現場において、第1上ランナー20Aと第2上ランナー20Bとを平行に段差をつけて並べ、これら上ランナー20A、20Bに平行させて下ランナー22を並べる。 【0031】そして、複数のスタッド24の両端を、第2上ランナー20B両端の上下の結合部2004A、結合部2004Bに対応する箇所を除いて、第1上ランナー20Aと第2上ランナー20Bの結合部2004と、下ランナー22の結合部2204とに結合させる。また、第2上ランナー20Bの下結合部2004Bと下ランナー22の結合部2204とに、その上下端を結合して下スタッド28を配設し、第2上ランナー20Bの上結合部2004Aと第1上ランナー20Aの結合部2004とに、その上下端を結合して上スタッド30を配設する。これにより間仕切りフレーム18Aが組み立てられる。 【0032】次に、組み立てられた間仕切りフレーム18Bを起立させる。この場合、第1上ランナー20Aと第2上ランナー20Bの結合部2004をスタッド24および上スタッド30の上端に押し込んでおくと、第1、第2上ランナー20A、20Bと下ランナー22との間の間隔が狭まり、現場での起立作業が円滑に行なわれる。次に、間仕切りを形成する箇所において、結合部2004をスタッド24の上端から引き出し、第1、第2上ランナー20A、20Bを第1、第2天井部分12A、12Bに位置させ、前記墨出し線に沿って位置出しする。 【0033】次に、止め具を用いて第1、第2上ランナー20A、20Bをそれぞれ第1、第2天井部分12A、12Bに、下ランナー22を床14に固定する。これにより間仕切りフレーム18Aが建物躯体に固定され、設置される。次に、間仕切りフレーム18Aの両側において、下地材や壁材を、複数のスタッド24や下スタッド28、上スタッド30に取り付け、間仕切りが形成される。なお、以上の間仕切りフレーム18Bの組み立て、設置方法はあくまでも一例である。すなわち、間仕切りフレーム18Bの組み立て、設置方法の手順は種々考えられ、また、結合部2004,2004A、2004B、2204の形状や形態が変われば、これら結合部2004,2004A、2004B、2204の形状や形態に応じた種々の方法が採用される。 【0034】本実施の形態に係る間仕切りフレーム18Bによれば、天井12に段差40がある場合であっても、段差40に臨む箇所において、第1上ランナー20Aと第2上ランナー20Bとが上スタッド30および下スタッド28を介して一体的に連結される。したがって、下スタッド28および上スタッド30を含む複数のスタッド24の上部が第1上ランナー20Aと第2上ランナー20Bにより一体的に結合され、複数のスタッド24の下部が下ランナー22に一体的に結合され、これにより複数のスタッド24の上部と下部がそれぞれ一体化された間仕切りフレーム18Bが得られる。したがって、本実施の形態によれば、間仕切りフレーム18Bの組み立てや、建物躯体への設置を簡単に行なえ、また、複数のスタッド24の正確な位置出しも、第1、第2第上ランナー20A、20B、下ランナー22を対応する墨出し線に合わせることで簡単になされ、仕上げ精度にばらつきのない均一な精度で誰もが間仕切りフレーム18Bを施工することが可能となる。 【0035】次に、平坦な天井と、段差を有する床とにわたり設置される第4の実施の形態に係る間仕切りフレームから説明する。図7は平坦な天井と、段差を有する床に間仕切りフレームが設置された状態の正面図を示す。床14は、第1の床部分14Aと、この第1の床部分14Aに段差50を介して接続され第1の床部分14Aよりも低い第2の床部分14Bを有しており、このような床14と平坦な天井12とにわたり間仕切りフレーム18Cが設けられている。前記間仕切りフレーム18Cは、上ランナー20、下ランナー22、スタッド24、下スタッド28、上スタッド30などで構成されている。 【0036】前記上ランナー20は天井12に設けられ、前記下ランナー22は、第1の床部分14Aに固定される第1下ランナー22Aと、第2の床部分14Bに固定される第2下ランナー22Bとで構成され、これら2つの下ランナー22A、22Bは、段差50の両側において、互いに同一直線上に延在するように配設されている。前記第1下ランナー22Aが前記段差50に臨む端部は第1の床部分14Aの端部よりも突出するように設けられ、この第1下ランナー22Aの端部を除いて、上ランナー20、第1下ランナー22A、第2下ランナー22B、スタッド24の構成は前記第1の実施の形態とほぼ同様である。すなわち、第1下ランナー22Aが前記段差50に臨む端部を除いて、上ランナー20と第1下ランナー22Aと第2下ランナー22Bは、それぞれ直線状に延在する基部2002、2202と、基部2002、2202の延在方向に間隔をおいた箇所に設けられた複数の結合部2004、2204とで構成され、スタッド24は断面が矩形の角形鋼管により構成されている。 【0037】そして、第1下ランナー22Aが前記段差50に臨む端部を除いて、上ランナー20の結合部2004と第1下ランナー22Aの結合部2204とに上下端を結合してスタッド24が立設され、また、上ランナー20の結合部2004と第2下ランナー22Bの結合部2204とに上下端を結合してスタッド24が立設されている。なお、第2の床部分14Bは第1の床部分14Aよりも低いので、上ランナー20と第1下ランナー22Aとの間に立設されるスタッド24は、上ランナー20と第2下ランナー22Bとの間に立設されるスタッド24よりも短く形成されている。 【0038】前記第1の床部分14Aの端部よりも突出し第1下ランナー22Aが前記段差50に臨む端部には、上方に臨む上結合部2204Aと、下方に臨む下結合部2204Bとが形成されている。なお、前記上ランナー20、第1下ランナー22A、第2下ランナー22Bの基部2002、2202、2602として、均一な細幅で直線状に延在する帯状の平板鋼が用いられている。また、結合部2004、2204A、2204B、2204は、図4に示すように帯状の平板鋼32がコ字状に屈曲されることで形成され、係合凸部として形成されている。。なお、スタッド24の断面形状に対応してこれら結合部2004、2004A、2004B、2204の形状や形態が適宜決定される。 【0039】そして、段差50に臨む箇所において、第1下ランナー22Aの下結合部2204Bと、第2下ランナー22Bの結合部2204とに、その上下端を結合して下スタッド28が鉛直に設けられている。また、前記下スタッド28と同一直線上で、上ランナー20の結合部2004と、第1下ランナー22Aの上結合部2204Aとに、その上下端を結合して上スタッド30が鉛直に設けられている。なお、前記実施の形態と同様に、下スタッド28と上スタッド30は前記スタッド24が適宜長さに切断して用いられている。また、上ランナー20は段差50の上方箇所において連続して延在するように配置されている。 【0040】つぎに、前記間仕切りフレーム18Cの組み立てについて説明する。天井12、第1床部分14A、第2床部分14Bに形成すべき間仕切りの中心位置に墨出しを行って墨出し線を付ける。次に、現場において、第1下ランナー22Aと第2下ランナー22Bとを平行に段差をつけて並べ、これら下ランナー22A、22Bに平行させて上ランナー20を並べる。 【0041】そして、複数のスタッド24の両端を、第1下ランナー22A両端の上下の結合部2204A、結合部2204Bに対応する箇所を除いて、第1下ランナー22Aと第2下ランナー22Bの結合部2204と、上ランナー20の結合部2004とに結合させる。また、第1下ランナー22Aの下結合部2204Bと第2下ランナー22Bの結合部2204とに、その上下端を結合して下スタッド28を配設し、上ランナー20の結合部2004と第1下ランナー22Aの上結合部2204Aとに、その上下端を結合して上スタッド30を配設する。これにより間仕切りフレーム18Cが組み立てられる。 【0042】次に、組み立てられた間仕切りフレーム18Cを起立させる。この場合、上ランナー22の結合部2004をスタッド24および上スタッド30の上端に押し込んでおくと、上ランナー20と第1、第2下ランナー22A、22Bとの間の間隔が狭まり、現場での起立作業が円滑に行なわれる。次に、間仕切りを形成する箇所において、結合部2004をスタッド24の上端から引き出し、上ランナー20を天井12に位置させ、第1、第2下ランナー22A、22Bを第1、第2床部分14A、14Bに位置させ、前記墨出し線に沿って位置出しする。 【0043】次に、止め具を用いて上ランナー20を天井に、第1、第2下ランナー22A、22Bをそれぞれ第1、第2床部分14A、14Bに固定する。これにより間仕切りフレーム18Cが建物躯体に固定され、設置される。次に、間仕切りフレーム18Cの両側において、下地材や壁材を、複数のスタッド24や下スタッド、上スタッド30に取り付け、間仕切りが形成される。なお、以上の間仕切りフレーム18Cの組み立て、設置方法はあくまでも一例である。すなわち、間仕切りフレーム18Cの組み立て、設置方法の手順は種々考えられ、また、結合部2004,2204、2204A、2204Bの形状や形態が変われば、これら結合部2004,2204、2204A、2204Bの形状や形態に応じた種々の方法が採用される。 【0044】本実施の形態に係る間仕切りフレーム18Cによれば、床14に段差50がある場合であっても、段差50に臨む箇所において、第1下ランナー22Aと第2下ランナー22Bとが上スタッド30および下スタッド28を介して一体的に連結される。したがって、下スタッド28および上スタッド30を含む複数のスタッド24の下部が第1下ランナー22Aと第2下ランナー22Bにより一体的に結合され、複数のスタッド24の上部が上ランナー20に一体的に結合され、これにより複数のスタッド24の上部と下部がそれぞれ一体化された間仕切りフレーム18Cが得られる。したがって、本実施の形態によれば、間仕切りフレーム18Cの組み立てや、建物躯体への設置を簡単に行なえ、また、複数のスタッド24の正確な位置出しも、第1、第2下ランナー20A、20B、上ランナー20を対応する墨出し線に合わせることで簡単になされ、仕上げ精度にばらつきのない均一な精度で誰もが間仕切りフレーム18Cを施工することが可能となる。 【0045】 【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明の間仕切りのフレームおよび間仕切りフレーム作成用のランナーによれば、天井や床に凸部や段差がある場合であっても、凸部や段差の箇所において、上ランナーどうしや下ランナーどうしが一体的に連結され、したがって、間仕切りのフレームを、高い精度で簡単に組み立て、設置することが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599140323 【氏名又は名称】一松 秀一
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| 【出願日】 |
平成12年1月19日(2000.1.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100089875 【弁理士】 【氏名又は名称】野田 茂
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| 【公開番号】 |
特開2001−200604(P2001−200604A) |
| 【公開日】 |
平成13年7月27日(2001.7.27) |
| 【出願番号】 |
特願2000−9708(P2000−9708) |
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