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【発明の名称】 流し台
【発明者】 【氏名】桶田 岳見

【氏名】国本 啓次郎

【氏名】松本 朋秀

【氏名】中村 一繁

【要約】 【課題】キッチン等の殺菌、脱臭を行う流し台において、殺菌、脱臭の対象物の表面に発生するケン化物などの異物除去を可能とする。

【解決手段】電解槽18で生成した電解水と洗剤タンク33内の洗剤をカラン23と吐出部38から排出し、排水口12、フィルター13、フィルター収容部に接触させることで殺菌、脱臭を行うと同時に異物の付着を防止する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 流し台のシンク部の排水口に設置され、調理くず等のゴミを収集するフィルターを収容可能なフィルター収容部と、前記フィルター収容部の下側に位置する排水路と、前記排水口、前記フィルター、前記フィルター収容部に、殺菌能力を有する殺菌性物質を供給可能な殺菌手段と、油脂及び油脂のケン化物からなる異物を除去可能な異物除去性物質を供給する異物除去手段を有し、前記排水口の前記フィルター、前記フィルター収容部、前記排水路の少なくともいずれか一つに前記殺菌性物質及び異物異物除去性物質を接触可能なように前記殺菌性物質および異物除去性物質を搬送する搬送手段を配置した流し台。
【請求項2】 殺菌手段は内部に少なくとも一対の電極を有し、電気分解により電解水を生成可能な電解手段で構成し、かつ前記電解手段の電極間に隔膜を有さず、生成される電解水の水素イオン濃度がpH7.5以上となるようにした請求項1記載の流し台。
【請求項3】 電解手段に塩素イオンを供給可能な塩素イオン供給手段を有する請求項2記載の流し台。
【請求項4】 殺菌手段から供給される物質がフィルターの外部からフィルターに供給されるようにする搬送手段を配置した請求項1ないし3のいずれか1項記載の流し台。
【請求項5】 異物除去手段から供給される物質がフィルターの外部からフィルターに供給されるようにする搬送手段を配置した請求項1ないし4のいずれか1項記載の流し台。
【請求項6】 排水路の上部に排水路の下流側からの臭気の逆流を防止するトラップ部を有し、異物除去手段から供給される物質が排水路とトラップとフィルター収容部で形成される水溜まり部の喫水面よりも上から供給されるようにする搬送手段を配置した構成の請求項1ないし5のいずれか1項記載の流し台。
【請求項7】 搬送手段が吐水部を有し、吐水部の少なくとも一つが排水口の上側に設置された構成の請求項1ないし6のいずれか1項記載の流し台。
【請求項8】 搬送手段は水を供給可能な給水手段であり、前記給水手段に殺菌性物質と水を一定の比率で混合可能な混合弁を有する請求項7記載の流し台。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微生物の殺菌、洗浄を行うようにした流し台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の流し台は特開平5−269182号公報に記載されているようなものが一般的であった。この流し台は図2に示すように、流し台1に漂白洗浄を行う漂白槽2と、この内部に電気分解により次亜塩素酸化合物を生成可能な電解槽3を備え、洗浄槽4は排水口7を有し、ここで食事の残飯、残菜が捕捉され、これらの下流側への流出を押さえている。この排水口7の殺菌、脱臭を行う場合には、ツマミ6を回動させることで、コック5が切り替わり、排水口7に次亜塩素酸化合物が流れ込み、殺菌、脱臭可能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来の流し台では、排水口7の殺菌はできるものの、残飯中には油脂成分も混入するので、この油脂と、電気分解で生成した次亜塩素酸化合物、または水酸化ナトリウムによりケン化物が生成したり、油脂が固形化し、配管や、洗浄槽に付着し、油臭がしたり、排水口の水の通過が悪くなるなどの悪影響を及ぼす。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決するため、流し台のシンク部の排水口に設置され、調理くず等のゴミを収集するフィルターを収容可能なフィルター収容部と、前記フィルター収容部の下側に位置する排水路と、前記排水口、前記フィルター、前記フィルター収容部に、殺菌能力を有する殺菌性物質を供給可能な殺菌手段と、油脂及び油脂のケン化物からなる異物を除去可能な異物除去性物質を供給する異物除去手段を有し、前記排水口の前記フィルター、前記フィルター収容部、前記排水路の少なくともいずれか一つに前記殺菌性物質及び異物異物除去性物質を接触可能なように前記殺菌性物質および異物除去性物質を搬送する搬送手段を配置している。
【0005】上記発明によれば殺菌手段から供給される殺菌性物質により排水口ならびに排水口に設置されたフィルター、フィルター収容部、排水路の殺菌を行い、これらの表面に付着するケン化物や固形化した油脂は、異物除去手段から供給させる異物除去性物質で除去することとなって、殺菌と同時に異物の除去も可能となり、油臭や腐敗臭などの悪臭や排水口の詰まりをなくすことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる流し台は、流し台のシンク部の排水口に設置され、調理くず等のゴミを収集するフィルターを収容可能なフィルター収容部と、前記フィルター収容部の下側に位置する排水路と、前記排水口、前記フィルター、前記フィルター収容部に、殺菌能力を有する殺菌性物質を供給可能な殺菌手段と、油脂及び油脂のケン化物からなる異物を除去可能な異物除去性物質を供給する異物除去手段を有し、前記排水口の前記フィルター、前記フィルター収集部、前記排水路の少なくともいずれか一つに前記殺菌性物質及び異物異物除去性物質を接触可能なように前記殺菌性物質および異物除去性物質を搬送する搬送手段を配置している。
【0007】そして、殺菌手段から供給される殺菌性物質により排水口、フィルター、フィルター収容部及び排水路に存在する微生物の増殖を抑制すると同時に、異物除去手段により供給される異物除去性物質で油脂または油脂とアルカリが反応して生成したケン化物を除去可能となるので、固形化した油脂やケン化物が固体表面に付着し、悪臭がしたり、外観を損なうことが無く、排水口の詰まりをなくすことができる。
【0008】本発明の請求項2にかかる流し台は、殺菌手段は内部に少なくとも一対の電極を有し、電気分解により電解水を生成可能な電解手段で構成し、かつ前記電解手段の電極間に隔膜を有さず、生成される電解水の水素イオン濃度がpH7.5以上、好ましくはpH8.0以上となるようにしている。
【0009】そして、供給させる殺菌性物質が電解水であり、この電解水の水素イオン濃度がpH7.5以上、好ましくはpH8.0としているので、電解水中に含まれる次亜塩素化合物はほとんどが次亜塩素酸イオンとして存在し、フィルター中に野菜くずが入っていた場合でも排水口ならびにフィルター、フィルター収容部、排水路の殺菌性能を維持することができる。
【0010】本発明の請求項3にかかる流し台は、電解手段に塩素イオンを供給可能な塩素イオン供給手段を有する構成としている。
【0011】そして、供給される水中の塩素イオン濃度を目的の濃度以上に維持できるので生成される電解水の次亜塩素酸化合物濃度維持し、水素イオン濃度をpH7.5以上に維持することができるので、殺菌効果を維持することができる。
【0012】本発明の請求項4にかかる流し台は、殺菌手段から供給される物質がフィルターの外部からフィルターに供給されるようにする搬送手段を配置している。
【0013】そして、殺菌手段から供給される殺菌性物質をフィルターの外部表面に直接接触させることができるので、フィルター内部に存在する調理くずによる殺菌性物質の浪費を防ぐことができる。よって、フィルターのバイオフィルムの発生を抑制することができ、フィルターを清浄な状態に維持することができる。
【0014】本発明の請求項5にかかる流し台は、異物除去手段から供給される物質がフィルターの外部からフィルターに供給されるようにする搬送手段を配置している。
【0015】そして、異物除去手段から供給される異物除去性物質をフィルターの外部表面に直接接触させることができるので、フィルターの外側の表面に付着する油脂と電解水が反応して生成したケン化物と直接接触することが可能となる。よって、ケン化物の生成による異物の発生を抑えることができ、外観を清浄な状態に保つことができる。
【0016】本発明の請求項6にかかる流し台は、排水路の上端に排水路の下流側からの臭気の逆流を防止するトラップ部を有し、異物除去手段から供給される物質が排水路とトラップ部とフィルター収容部で形成される水溜まり部の喫水面よりも上から供給されるようにする搬送手段を配置した。
【0017】そして、フィルターから流れ出た油脂は水溜り部の表面に浮き、ここに殺菌性物質が供給させると喫水面でケン化物を生成するので、この喫水面よりも上側から異物除去性物質を供給することで喫水面に存在する油脂の除去と喫水面と接触しているフィルター収容部、トラップ部に付着した油脂、ケン化物の除去が可能となり、フィルター収容部、トラップ部を清浄な状態に保つことができる。
【0018】本発明の請求項7にかかる流し台は、搬送手段の吐水部の少なくとも一つが排水口の上側に設置された構成とした。
【0019】そして、排水口の上側から殺菌性物質を供給することでフィルター内部の調理くずを殺菌し、悪臭の発生を効率的行うことができる。
【0020】本発明の請求項8にかかる流し台は、搬送手段は水を供給可能な給水手段であり、前記給水手段に殺菌性物質と水を一定の比率で混合可能な混合弁を有している。
【0021】そして、混合弁により殺菌性物質と水を混合し、任意の濃度の殺菌性物質を含む水を作成可能なので、排水口、フィルター、フィルター収容部、排水路の殺菌だけでなく、他の殺菌にも用いることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0023】(実施例1)図1は本発明の実施例1の流し台の構成図である。
【0024】図1において、流し台8は、天板部9とシンク部10で構成されている。そして、天板部9には水道水を排出可能なカラン11が備えられており、シンク部10には排水口12が備えられている。この排水口12には調理中のくずを濾しとるためのフィルター13を収容するフィルター収容部14が設置されており、フィルター収容部14の下側が排水路15と接続している。また、排水路15の先端16がフィルター収容部14の内部に突出しており、この先端16には排水路15からの臭気を抑えるトラップ17が備えられている。
【0025】殺菌手段は電解槽18と食塩タンク19が一体に成形された電解装置20で構成して、電解槽18は電極21A、21Bが備えられており、電極21A、21Bの間には隔膜を有さない無隔膜の電解槽となっている。また、この電解装置20は、水道水の流路22と電解水を吐出するカラン23とに流路24A、24Bで接続されている。そして、食塩タンク19は内部に食塩25が充填されており、この上澄みには食塩水26が存在する。この食塩タンク19内には水道水の導入路27があり、ポンプ28の働きで流路24Bに接続する給水路29から流路内の水が食塩タンク19に送り込まれ、上澄みの食塩水26が電解装置20内に設けられた塩水路30を通って電解槽18に入る構成となっている。さらに、流路24Aには水道水の流路22からの水の流入を制御する弁31と、電解槽への水の流入量と流路24Bへの水の流入量を制御する混合弁32が備えられている。
【0026】異物除去手段としては、洗剤タンク33とこの洗剤タンク33に接続された流路34があり流路24Bと接続されている。この流路34には洗剤タンク33内の洗剤(本実施例では中性洗剤、台所用中性洗剤を用いた)を流路24Bに送り込むポンプ35が備えられている。さらに、フィルター収容部14には流路36が接続されており、流路24Bの弁37と接続されている。また、流路36の先端にはフィルターに流路24Bから送り込まれた液体を吐出する吐出部38を有している(図面では一箇所に配置しているが、フィルター収容部の外周部に複数設けてもよい)。
【0027】そして、排水口12には、フィルター13内部のゴミが見えないように、通水口を有する樹脂製のフタ39がかぶせられている。また、本実施例では、搬送手段として水道の流路22と流路24A、24Bと36及びこれらを通過する水道水を用いており、水道水が電解槽18を通過し、内部の電解水を搬送する構成としている。
【0028】上述の電極21A、21B、弁31、32、37ポンプ28、35の動作制御は制御手段としての制御装置40で行われている。
【0029】次に動作、作用について説明する。まず、流し台の排水口12、フィルター13、フィルター収容部14、トラップ17、排水路15と先端16(以下、これらを装用して排水口部と呼ぶ)の殺菌、脱臭及び異物除去を行う前に制御装置40で弁31、32を制御し、電解槽18に水道水を送り込み、流路22、24Aを介して電解槽18内に水道水を注入する。制御装置40で所定時間経過後に弁31を閉じ、食塩供給のポンプ28を始動し、食塩タンク19内の食塩水26を流路30から送り込み、電解槽18内の塩素イオン濃度を所定濃度に調整する。この動作により、電気分解により生成される電解水中の次亜塩素酸化合物濃度を目的の濃度に保ち、殺菌性能を維持できる。その後、制御装置40により電極21A、21Bに通電を行い、電解槽18内に電気分解により次亜塩素酸化合物などの酸化性物質を含む電解水を生成する。この時、電極21A、21Bは定期的に極性を切り替え、電極21A、21B表面にスケール成分が付着するのを防止している。電極21A、21Bへの通電を所定時間行い、電解槽18内に十分な濃度の電解水が生成できれば、殺菌準備が可能となる。
【0030】排水口部の殺菌、脱臭を行う場合には、制御装置40で弁31を開き、弁32で水道水の一定量が電解槽18内に入り、残りが流路24Bを通過するように制御し、電解槽18内の電解水が希釈さた状態で流路36の吐出部38及びカラン23から排出可能にしている。そして、フィルター13、フィルター収容部14、トラップ17排水路15及びこの先端16の殺菌を行う場合には、制御装置40で弁37を切換え、流路24A及び電解槽18からの水及び電解水が流路36を通過して吐出部38から吐出されるような水回路を形成し、所定濃度の電解水をこれらの部分に接触させ、殺菌を行う。従って、フィルター13表面に電解水が供給できるので、フィルター13内部に調理くずが溜まっている場合でも、これらにより電解水中の次亜塩素酸化合物が消費させることがなく、フィルター13の殺菌効果を維持でき、フィルター13を清浄な状態に保つことができる。
【0031】また、フィルター13、フィルター収容部14、トラップ17等には、調理くずや、調理の際に使用した油脂が付着しているので、このまま放置すると、フィルター13、フィルター収容部14、トラップ17等にケン化物が生成し、白色の異物が発生する。そこで、電解水を接触させた後、制御装置40で弁32を制御し、水道水だけが流路24Bと通過するようにし、フィルター13、フィルター収容部14、トラップ17等に付着した電解水洗い流す。その後、ポンプ35を始動し、洗剤タンク33内の洗剤を流路24Bに送り込み、洗剤が流路36の先端部38からフィルター13、フィルター収容部14、トラップ17に接触するように吐出する。この動作により、フィルター13及びフィルター収容部14の表面の油脂や生成したケン化物が除去できるので、これらの部分を清浄な状態に維持できる。また、吐出部38から電解水と洗剤を同時に吐出しているので、電解水が接触した場所に洗剤を供給でき、電解水と反応して生成したケン化物を効果的に除去できるという効果も期待できる。
【0032】さらに、フィルター13表面やフィルター収容部14だけでなく、トラップ17、フィルター収容部14、排水路15の先端16でできる水溜り部の喫水面には油脂が浮遊しているが、ここに電解水が入ってくるとケン化反応を越し、喫水線にケン化物が付着する。そこで、本実施例では喫水面よりも上側から洗剤を注入できるように吐出部38を配置しているので、ケン化物及び付着した油脂を除去可能であり、トラップ17、フィルター収容部14、排水路15の先端16を清浄な状態に保つことができる。
【0033】この場合、フィルター収容部14に位置する吐出部38ではフタ39やフィルター13内部に存在する調理くずを殺菌できないので、これらの腐敗臭が発生する。そこで、この臭気の発生を防止するために、制御装置40により弁37、弁31、32、37を制御し、所定濃度の電解水がカラン23から排出されるような水回路を生成する。そして、カラン23を開くことにより、所定濃度の電解水が排水口12の上側からフタ39及びフィルター13に供給する。この動作により、フィルター13内部の調理くずに直接電解水が接触するので、調理くずの殺菌効果を向上し、腐敗臭の発生やフィルター13の内側表面のヌメリの発生を防止できる。これと同時にフタ39で増殖した細菌も殺菌できるので、この部分のヌメリを防止することができる。同様の水回路を形成し、洗剤タンク33から洗剤を含む水をこれらの部分に供給することで、異物の発生も防止できる。
【0034】このとき、電解槽18は無隔膜電解槽であり、電極への通電を1Aで30分行っているので、ここで得られる電解水の水素イオン濃度がpH8.0前後になっている。このpH領域では水中の次亜塩素酸化合物は次亜塩素酸イオン(ClO−)が多く、これを用いることで、調理くずに野菜のくずや油を含む残飯等が入った場合でも効果的に殺菌できるという特有の効果がある。なお、次亜塩素酸イオンはpH7.5あれば次亜塩素酸イオンは50%以上存在するので、調理くずの殺菌には有効である。
【0035】また、混合弁32により電解槽18で生成される電解水と流路22から供給させる水道水を混合し、任意の濃度の電解水を生成可能なので、カラン23からは任意の濃度の電解水を排出することができる。そこで、例えば、フキンなどの漂白用に電解水を生成したい場合には、500ppmの電解水を供給できるように制御装置40で混合弁32を切換え、まな板の殺菌を行う場合には100ppmの電解水を生成可能に混合弁32を制御し、手指や食材の殺菌には50ppmにすることで、電解水を多目的に使用することができる。
【0036】なお、本実施例では、排水口部に次亜塩素酸濃度50ppmの電解水を10分〜1時間接触させ、良好な殺菌、脱臭効果を得ると同時にケン化物の生成を抑制する効果を得ている。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に係る流し台によれば、排水口、フィルター、フィルター収容部及び排水路に存在する微生物の増殖を抑制すると同時に、固形化した油脂やケン化物が固体表面に付着し、悪臭がしたり、外観を損なうことが無く、排水口の詰まりをなくすことができるという効果がある。
【0038】また、本発明の請求項2にかかる流し台は、電気分解により水素イオン濃度がpH7.5以上の電解水を生成しているので、フィルター中に野菜くずが入っていた場合でも排水口ならびにフィルター、フィルター収容部、排水路の殺菌性能を維持することができる。
【0039】本発明の請求項3にかかる流し台は、塩素イオン供給手段を有しているので、電解水の次亜塩素酸化合物濃度維持し、水素イオン濃度をpH7.5以上に維持することができるので、殺菌効果を維持することができる。
【0040】本発明の請求項4にかかる流し台は、殺菌性物質がフィルターの外部からフィルターに供給されるので、フィルター内部に存在する調理くずによる殺菌性物質の浪費を防ぐことができ、フィルターを清浄な状態に維持することができる。
【0041】本発明の請求項5にかかる流し台は、フィルターの外部からフィルターに異物除去物質が供給されるので、ケン化物の生成による異物の発生を抑えることができ、外観を清浄な状態に保つことができる。
【0042】本発明の請求項6にかかる流し台は、トラップ部とフィルター収容部で形成される水溜まり部の喫水面よりも上から異物除去性物質を供給しているので、フィルター収容部、トラップ部を清浄な状態に保つことができる。
【0043】本発明の請求項7にかかる流し台は、吐水部を排水口の上側に設置しているので、フィルター内部の調理くずを殺菌し、悪臭の発生を効率的行うことができる。
【0044】本発明の請求項8にかかる流し台は、殺菌性物質と水を一定の比率で混合可能な混合弁を有しているので、排水口、フィルター、フィルター収容部、排水路の殺菌だけでなく、他の殺菌にも用いることができる。
【出願人】 【識別番号】000005821
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
【出願日】 平成12年6月12日(2000.6.12)
【代理人】 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【公開番号】 特開2001−348931(P2001−348931A)
【公開日】 平成13年12月21日(2001.12.21)
【出願番号】 特願2000−175403(P2000−175403)