| 【発明の名称】 |
水圧試験プラグおよびこの水圧試験プラグを用いた管路構成方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】斎藤 享
【氏名】軽部 元喜
【氏名】金丸 直樹
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| 【要約】 |
【課題】水道機器類を接続する前に、簡単に水漏れ確認作業を行うことができる水圧試験プラグと、この水圧試験プラグによる管路構成方法を提供する。
【解決手段】可撓性を有する水道配管4の端部に挿入可能となされたプラグ本体2と、このプラグ本体2を水道配管4の端部に挿入した状態で、この水道配管4の端部外周に締結される締結バンド3とからなり、プラグ本体2には、ドライバーで開閉できる空気抜きコック26が設けられるとともに、締結バンド3は同じドライバーで締結可能となされた水圧試験プラグ1である。水道本管から配管4を分岐させて住宅内の各居室の各水道機器に接続する管路を構成する方法であって、管路の構築途中、または管路の構築後内装の大工工事をする前に、分岐された配管4の端部に上記水圧試験プラグ1を取り付けて、各配管4の接続部および分岐部の水漏れを確認する管路構成方法。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 可撓性を有する水道配管の端部に挿入可能となされたプラグ本体と、このプラグ本体を水道配管の端部に挿入した状態で、この水道配管の端部外周に締結される締結バンドとからなり、プラグ本体には、ドライバーで開閉できる空気抜きコックが設けられるとともに、締結バンドは同じドライバーで締結可能となされたことを特徴とする水圧試験プラグ。 【請求項2】 水道本管から配管を分岐させて住宅内の各居室の各水道機器に接続する管路を構成する方法であって、管路の構築途中、または管路の構築後内装の大工工事をする前に、分岐された配管端部に請求項1記載の水圧試験プラグを取り付けて、各配管の接続部および分岐部の水漏れを確認することを特徴とする管路構成方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、住宅建物内において、水道本管から各居室の各水道機器に接続する管路の水漏れを確認するための水圧試験プラグと、これを用いた管路構成方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、図3(a)に示すように、住宅建物5における水道配管を構成する場合、まず、床下に導かれた水道本管6に、ヘッダー7を接続し、このヘッダー7から複数に分岐した各管4を、それぞれに設定された所定の位置まで配管していた。 【0003】そして、図3(b)に示すように、住宅建物5内の内装8の大工工事を行った後、図3(c)に示すように、居室の所定位置に各水道機器9を設置して、これら水道機器9類と前記管4とを接続していた。 【0004】したがって、従来より、この水道配管において、管4やヘッダー7の接続部分の水漏れの確認作業は、管4と各水道機器9類とを接続した後、水道本管6を開けて管4に水圧を加えて、水漏れの確認を行っていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のように水道配管を構成し、内装8の工事を行って各水道機器9類を設置した後、管4と各水道機器9類とを接続して水漏れの確認を行う場合、微小な水漏れだと水漏れヶ所の特定に時間がかかることとなる。 【0006】また、水漏れヶ所が特定されたとしても、その水漏れヶ所が内装8に隠された床下などの場合、床下にもぐり込んで補修作業を行わなければならないといった不都合を生じることとなる。 【0007】本発明は、係る実情に鑑みてなされたものであって、水道機器類を接続する前に、簡単に水漏れ確認作業を行うことができる水圧試験プラグと、この水圧試験プラグによる管路構成方法を提供することを目的としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するための本発明の水圧試験プラグは、可撓性を有する水道配管の端部に挿入可能となされたプラグ本体と、このプラグ本体を水道配管の端部に挿入した状態で、この水道配管の端部外周に締結される締結バンドとからなり、プラグ本体には、ドライバーで開閉できる空気抜きコックが設けられるとともに、締結バンドは同じドライバーで締結可能となされたものである。 【0009】また、上記課題を解決するための本発明の管路構成方法は、水道本管から配管を分岐させて住宅内の各居室の各水道機器に接続する管路を構成する方法であって、管路の構築途中、または管路の構築後内装の大工工事をする前に、分岐された配管端部に請求項1記載の水圧試験プラグを取り付けて、各配管の接続部および分岐部の水漏れを確認するものである。 【0010】水圧試験プラグは、配管の管端にドライバー一つで簡単に取り付けることができる。 【0011】また、水圧試験プラグを配管の管端に取り付けて水圧を加えた状態で、空気抜きコックをドライバーで開閉して配管内の残留空気を抜くことができるので、残留空気による水圧の変動を微小な水漏れと誤認してしまうといったことを防止できる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。 【0013】図1は水圧試験プラグ1の全体構成の概略を示し、図2は同水圧試験プラグ1を管4に接続した状態を示している。 【0014】水圧試験プラグ1は、プラグ本体2と、締結バンド3とによって構成されている。 【0015】プラグ本体2は、円柱体の外周面に二面の面取り部21が形成されたヘッド部22が形成されている。このヘッド部22からはテーパ状に突設され、その突設先端に向かうに従って縮径する管接続部23が形成されている。この管接続部23の外周面には、複数のヒダ部23aが形成され、これらヒダ部23aは、管接続部23を管4に挿入した際に、管4の内周面に食い込むようになされている。。また、管接続部23の突設先端部には、突設基端部と略同径に拡径された止水部24が形成されている。この止水部24の外周面には、溝部24aが設けられ、この溝部24a内に止水用のゴムパッキン25を嵌合できるようになされている。 【0016】このプラグ本体2には、ヘッド部22から管接続部23を貫通する貫通孔20が設けられている。この貫通孔20のヘッド部22側の端部には、空気抜きコック26が螺合されている。この空気抜きコック26には、マイナス溝26aが設けられており、マイナスドライバー(図示省略)によって螺合具合を調整することで、開閉することができるようになされている。空気抜きコック26をゆるめると、この空気抜きコック26の外周面に設けられた空気抜き孔26bとプラグ本体2に設けられた貫通孔20とが連通することとなる。このプラグ本体2としては、例えば砲金製のものを使用することができる。 【0017】締結バンド3は、上記プラグ本体2の管接続部23が挿入される管4のさらに外周面に周設されるバンド本体31と、このバンド本体31の一端部に設けられ、周設されたバンド本体31の他端部と螺合するようになされたネジ部材32とによって構成されている。ネジ部材32の頭部には、マイナス溝32aが設けられている。この締結バンド3は、マイナスドライバー(図示省略)によってネジ部材32の螺合具合を調整することで、締結バンド3を緩めたり締めたりすることができるようになされている。この締結バンド3としては、例えばステンレス製のものを使用することができる。 【0018】この水圧試験プラグ1は、プラグ本体2の管接続部23を管4の端部に挿入し、その外周面を締結バンド3で締結することによって、この管4の端部に接続される。接続した後は、水道の本管を開き、管4内に水圧を加える。この状態で、管4内には空気が溜まったままになっているので、空気抜きコック26を緩めて、管4内の空気を全て抜く。 【0019】これにより、管4内には、純粋に水圧だけを加えることができるので、管4内の残留空気が圧縮されて水圧が低下するといったことがなくなり、微小な水漏れも確認することができる。 【0020】また、締結バンド3の締結および空気抜きコック26の開閉は、マイナスドライバー一本で行うことができるので、簡単に取り付けて水圧を加えることができる。したがって、図3(b)に示すように、住宅建物5において、内装8の大工工事に入る前の段階、すなわち、図3(a)に示すような水道配管の構築後、または構築途中であっても、管4の端部に水圧試験プラグ1を取り付けて、水漏れの確認作業を容易に行うことができる。ただし、この水圧試験プラグ1を装着する管4は、管内にプラグ本体2を挿入してその外周面を締結バンド3で締結するものであるため、架橋ポリエチレンパイプなどの可撓性のある管4で構成されているものでなければならない。このような可撓性のある樹脂製の管4の場合、水圧を加えると、管4が膨らむこととなり、締結バンド3は、逆に管4との密着度が増すこととなって高水圧に耐えられることとなる。また、このような管4の外周面に被覆材41が被覆されているような場合には、この被覆材41をめくって締結バンド3を取り付けることが好ましい。 【0021】さらに、砲金製で耐久性があるため、止水用のゴムパッキン25を交換するだけで、繰り返し使用することができる。 【0022】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、水圧試験プラグは、簡単に取り付けることができるとともに、微小な水漏れも正確に認識することができる。 【0023】また、この水圧試験プラグを用いることで、管路の構築途中であっても、簡単に取り付けて正確に水漏れの確認作業をするこができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000198787 【氏名又は名称】積水ハウス株式会社 【識別番号】000201593 【氏名又は名称】前澤給装工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年5月29日(2000.5.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100075502 【弁理士】 【氏名又は名称】倉内 義朗
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| 【公開番号】 |
特開2001−336183(P2001−336183A) |
| 【公開日】 |
平成13年12月7日(2001.12.7) |
| 【出願番号】 |
特願2000−157899(P2000−157899) |
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