| 【発明の名称】 |
排水口用菊割れ蓋 |
| 【発明者】 |
【氏名】土信田 章
【氏名】武藤 香
【氏名】竹村 英二
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| 【要約】 |
【課題】排水口に取り外し自在に嵌合・載置することができ、その中央部分が菊割れ形状となった円形の菊割れ蓋において、長期間使用してもベローの変形が抑制された構造を有する菊割れ蓋や、排水口の大きさに合わせて、簡便にその外径を調節しうる菊割れ蓋を提供すること。
【解決手段】排水口に取り外し自在に嵌合及び/又は載置することができ、外周部から構成される蓋本体1から中央部分に延設された複数のベロー2により、その中央部分が菊割れ形状となった円形の菊割れ蓋における複数のベローの下面に、ベローの根元から先端まで補強リブ4を各々設ける。また、前記ベローを先端下がりの傾斜構造とすることや、前記蓋本体の外周部に排水口の大きさに合わせて切り離し可能な同心円状の溝を設け、さらに蓋本体外周端部及び前記溝に切欠きを設けることもできる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 排水口に取り外し自在に嵌合及び/又は載置することができ、外周部から構成される蓋本体から中央部分に延設された複数のベローにより、その中央部分が菊割れ形状となった円形の菊割れ蓋において、複数のベローの下面に、ベローの根元から先端まで補強リブが各々設けられていることを特徴とする排水口用菊割れ蓋。 【請求項2】 補強リブの高さが3〜15mmであることを特徴とする請求項1記載の排水口用菊割れ蓋。 【請求項3】 ベローが先端下がりの傾斜構造となっていることを特徴とする請求項1又は2記載の排水口用菊割れ蓋。 【請求項4】 外周部を構成する蓋本体が、その外周部に排水口の大きさに合わせて切り離し可能な同心円状の少なくとも1つの溝並びに蓋本体外周端部及び前記溝に切欠きを有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の排水口用菊割れ蓋。 【請求項5】 蓋本体、複数のベロー及び補強リブが一体成型により製造されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の排水口用菊割れ蓋。 【請求項6】 排水口に取り外し自在に嵌合及び/又は載置することができ、その中央部分が菊割れ形状となった円形の菊割れ蓋において、外周縁部を構成する蓋本体から中央部分に延設され、菊割れ形状を形成する複数のベローが先端下がりの傾斜構造となっていることを特徴とする排水口用菊割れ蓋。 【請求項7】 排水口に取り外し自在に嵌合及び/又は載置することができ、その中央部分が菊割れ形状となった円形の菊割れ蓋において、外周縁部を構成する蓋本体が、その外周部に排水口の大きさに合わせて切り離し可能な同心円状の少なくとも1つの溝並びに蓋本体外周端部及び前記溝に切欠きを有していることを特徴とする排水口用菊割れ蓋。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、台所流し台の排水口を大型化し、ゴミ取りカゴを設置し、排水とともに流出した料理材料クズ等の生ゴミをゴミ取りカゴで捕集し、一定量がたまった際に廃棄するタイプの流し台に設置される菊割れ蓋に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、台所流し台の排水口を大型化し、ゴミ取りカゴを設置し、排水とともに流出した料理材料クズ等の生ゴミをゴミ取りカゴで捕集し、一定量がたまった際に廃棄するタイプの流し台には、排水口に取り外し自在に嵌合・載置することができる排水口用菊割れゴム蓋が一般的に普及している。この種従来の排水口用菊割れゴム蓋は、図1(上面斜視図)及び図2(下面斜視図)に示すように、外周部から構成される蓋本体1と、該蓋本体1から中央部分に延設された複数のベロー2と、ゴム蓋本体1からベロー先端にかけて先細形状に延設された補強部3とからなり、その中央部分が菊割れ形状に構成されている。この菊割れゴム蓋1のベロー2は長期間使用すると、温水等の影響で図3に示すようにベロー先端部が変形し、内部のゴミ等が見えるようになる。しかし、かかるベローの厚さを増したり、強度を大きくすると、ゴミがゴミ取り籠内に流入しないという不具合が生じる。また、ベロー2の変形を防止するために、上記のように、ベロー下部に補強部3が設けられているが、かかる従来の補強部3は、ゴム蓋本体からベロー先端にかけて先細形状に延設されており、ベローの根元が強く先端が弱くなっているため、その先端部が大きく変形し、かつ変形が固定してしまい、内部のゴミが見えてしまうという欠点があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、排水口に取り外し自在に嵌合・載置することができ、その中央部分が菊割れ形状となった円形の菊割れ蓋において、長期間使用してもベローの変形が抑制された構造を有する菊割れ蓋を提供することにある。また、本発明の課題は、排水口の大きさに合わせて、簡便にその外径を調節しうる菊割れ蓋を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記ベローの変形を抑制するという課題を解決するために鋭意検討した結果、ベロー下面に設けられている補強リブを、蓋本体からではなく、ベローの根元から先端まで延設することにより、及び/又はベローを先端下がりの傾斜構造とすることにより、ベローの変形を回避・抑制しうることを見い出し、本発明を完成するに至った。また、排水口の大きさに合わせて簡便に外径を調節するという課題を解決するために鋭意検討した結果、外周部に排水口の大きさに合わせて手で切り離し可能な同心円状の少なくとも1つの溝を設け、かつ蓋本体外周端部及び前記溝に切欠きを設けることにより、簡便に手で切り離して蓋の外径を調節しうることを見い出し、本発明を完成するに至った。 【0005】すなわち本発明は、排水口に取り外し自在に嵌合及び/又は載置することができ、外周部から構成される蓋本体から中央部分に延設された複数のベローにより、その中央部分が菊割れ形状となった円形の菊割れ蓋において、複数のベローの下面に、ベローの根元から先端まで補強リブが各々設けられていることを特徴とする排水口用菊割れ蓋(請求項1)や、補強リブの高さが3〜15mmであることを特徴とする請求項1記載の排水口用菊割れ蓋(請求項2)や、ベローが先端下がりの傾斜構造となっていることを特徴とする請求項1又は2記載の排水口用菊割れ蓋(請求項3)や、外周部を構成する蓋本体が、その外周部に排水口の大きさに合わせて切り離し可能な同心円状の少なくとも1つの溝並びに蓋本体外周端部及び前記溝に切欠きを有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか記載の排水口用菊割れ蓋(請求項4)や、蓋本体、複数のベロー及び補強リブが一体成型により製造されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の排水口用菊割れ蓋(請求項5)に関する。 【0006】また本発明は、排水口に取り外し自在に嵌合及び/又は載置することができ、その中央部分が菊割れ形状となった円形の菊割れ蓋において、外周縁部を構成する蓋本体から中央部分に延設され、菊割れ形状を形成する複数のベローが先端下がりの傾斜構造となっていることを特徴とする排水口用菊割れ蓋(請求項6)や、排水口に取り外し自在に嵌合及び/又は載置することができ、その中央部分が菊割れ形状となった円形の菊割れ蓋において、外周縁部を構成する蓋本体が、その外周部に排水口の大きさに合わせて切り離し可能な同心円状の少なくとも1つの溝並びに蓋本体外周端部及び前記溝に切欠きを有していることを特徴とする排水口用菊割れ蓋(請求項7)に関する。 【0007】 【本発明の実施の形態】本発明は、排水口に取り外し自在に嵌合及び/又は載置することができ、外周部から構成される蓋本体から中央部分に延設された複数のベローにより、その中央部分が菊割れ形状となった円形の菊割れ蓋において、複数のベローの下面に、ベローの根元から先端まで補強リブが各々設けられている排水口用菊割れ蓋に関し、このタイプの排水口用菊割れ蓋は、例えば図4にその下面を上にした状態で図示されているように、複数のベロー2の下面に、ベロー2の根元から先端まで補強リブ4が各々設けられていることを特徴とし、かかる補強リブ4の点を除いては、従来の排水口用菊割れゴム蓋の形状を有している。 【0008】上記のように、本発明の排水口用菊割れ蓋のベローの下面には、前記従来の補強リブのように蓋本体から延設されておらず、ベロー2の根元から先端まで延設された補強リブ4を有するので、ゴミが流れてきた場合、ベロー自体が湾曲・変形することなく、図5に示すように、ベロー2の根元部がわずかに変形するだけでベロー先端が大きく下降し、ゴミが落下した後はベロー2の根元部の弾性力により、ベローは元の位置に復帰する。このように、ベロー2の根元部の強度を強くしておいても、ベロー先端に力がかかるとベロー根元には大きな力が働くため、ゴミは籠内に落下する。したがって、本発明の排水口用菊割れ蓋を用いると、長期間使用しても、ベロー2の変形を抑制・防止することができる。また、上記補強リブ4の高さとしては、ベロー自体が変形しない高さであれば特に制限されるものではないが、3〜15mm、好ましくは5〜8mmのものを好適に例示することができる。 【0009】本発明はまた、排水口に取り外し自在に嵌合及び/又は載置することができ、その中央部分が菊割れ形状となった円形の菊割れ蓋において、外周縁部を構成する蓋本体から中央部分に延設され、菊割れ形状を形成する複数のベローが先端下がりの傾斜構造となっている排水口用菊割れ蓋に関する。このタイプの排水口用菊割れ蓋の場合、図6に示されるように、蓋本体に対してあらかじめ先端下がりの傾斜、例えば5〜45°、好ましくは15〜30°の傾斜構造としたベロー5を有することを特徴とする。そして、この傾斜ベロー5を有する排水口用菊割れ蓋の場合、ゴミが籠の中に落下しやすく、長期間使用しても、ゴミや水による負荷が低減して、長期間使用してもベローの変形を抑制・防止することができる。 【0010】また本発明は、排水口に取り外し自在に嵌合及び/又は載置することができ、その中央部分が菊割れ形状となった円形の菊割れ蓋において、外周縁部を構成する蓋本体が、その外周部に排水口の大きさに合わせて切り離し可能な同心円状の少なくとも1つの溝並びに蓋本体外周端部及び前記溝に切欠きを有している、例えば図7(下面一部切欠き斜視図)に示されているような排水口用菊割れ蓋に関する。このタイプの排水口用菊割れ蓋の場合、蓋本体1の外周端部寄り下面又は上面に切断用溝6が同心円状に1又は複数設けられているので、排水口の口径に合わせて前記切断用溝6に沿って簡便に蓋本体外周部を切断することができる。かかる切断用溝6の断面形状としてはV字型、U字型等、特に制限されるものではないが、図7に示すように、V字型としておくとより簡便に素手で切り離すことができるので好ましい。 【0011】さらに、蓋本体外周端部や切断用溝6には、V字型等の切欠き7が設けられている。この切欠き7を設けることにより、蓋中心に向けての引き割きが容易となり、所望するV字型等の切断用溝6での切り離しが一層簡便となる。したがって、切断用溝が1つの場合は、蓋本体外周端部に切欠きを1つ設けておけばよいが、切断用溝が複数設けられている場合には、最内側の切断用溝6を除き、各切断用溝6に切欠き7が設けられることになる。そして、蓋中心に向けての引き割きを所望の切断用溝で停止することができるように、各切欠き7を各同心円状の溝の異なる位置に設けておくことにより、所望するV字型切断用溝6での切り離しが一層簡便となる。 【0012】また、ベローの根元から先端まで延設された補強リブを有するベローを、前記のように、蓋本体に対してあらかじめ先端下がりの傾斜構造とすることもでき、この場合、ゴミが籠の中に落下しやすく、長期間使用しても、ゴミや水による負荷が低減してベローの変形をより一層抑制・防止することができる。さらに必要に応じて、ベローの根元から先端まで延設された補強リブを有する前記排水口用菊割れ蓋や、上記傾斜したベローの根元から先端まで延設された補強リブを有する排水口用菊割れ蓋の蓋本体の外周端部寄り上面又は下面に、前記のように、切断用溝を同心円状に1又は複数設けておき、排水口の口径に合わせて該切断用溝に沿って切断することができるようにしておくことや、蓋本体外周端部や切断用溝にV字型等の切欠きを設け、蓋中心に向けての引き割きを所望の切断用溝で停止することができるようにしておくこともできる。 【0013】以上の本発明の排水口用菊割れ蓋の材質としては特に制限されるものではないが、従来のゴムの他、プラスチック等を具体的に例示することができ、プラスチック製とした場合は着色プラスチックとすることもできる。また、これらプラスチック、ゴム等を材質とする場合、作製の容易さ、ベローと補強リブの固着部蓋本体1の外周端部強度等の点からして一体成型とすることが望ましい。 【0014】 【発明の効果】本発明の排水口用菊割れ蓋は、長期間使用してもベローの変形がなく、また、各種大きさの排水口に対応して使用することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004307 【氏名又は名称】日本曹達株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年4月27日(2000.4.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107984 【弁理士】 【氏名又は名称】廣田 雅紀
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| 【公開番号】 |
特開2001−311198(P2001−311198A) |
| 【公開日】 |
平成13年11月9日(2001.11.9) |
| 【出願番号】 |
特願2000−126853(P2000−126853) |
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