| 【発明の名称】 |
給水栓 |
| 【発明者】 |
【氏名】進藤 孝彦
【氏名】小池 誠之
【氏名】笠木 久義
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| 【要約】 |
【課題】水栓本体に取り付けた吐水管の先端にさらに別の吐水管を回転自在に取り付けた給水栓において、吐水管の操作性を向上させる。
【解決手段】水栓本体1に吐水管Bを第1結合部材Cにより回転自在に取り付け、吐水管Bは第1吐水管9に対し先端に吐水口17を設けた第2吐水管16を第2結合部材Dにより回転自在に取り付けた給水栓Aにおいて、前記各結合部材C,Dは第1吐水管9の水栓本体1に対する回転操作力と第2吐水管16の第1吐水管9に対する回転操作力を異なるようにした。また、第2吐水管16の第1吐水管9に対する回転操作力は、第1吐水管9の水栓本体1に対する回転操作力より軽くした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 水栓本体に吐水管を第1結合部材により回転自在に取り付け、吐水管は第1吐水管に対し先端に吐水口を設けた第2吐水管を第2結合部材により回転自在に取り付けた給水栓において、前記各結合部材は第1吐水管の水栓本体に対する回転操作力と第2吐水管の第1吐水管に対する回転操作力を異なるようにしたことを特徴とする給水栓。 【請求項2】 前記第2吐水管の第1吐水管に対する回転操作力は、第1吐水管の水栓本体に対する回転操作力より軽くしたことを特徴とする請求項1記載の給水栓。 【請求項3】 前記各結合部材は接続具の外周にパッキンを装着し、ナットを締結することでパッキンを圧縮して吐水管を回転自在としたもので、各結合部材に装着されるパッキンのつぶし量、寸法又は形状のいずれかを異なるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の給水栓。 【請求項4】 前記結合部材の一方には、接続具とナットの間の摺接面にワッシャーを介在させたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の給水栓。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、浴室,流し台,洗面台等に取り付けられる給水栓に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、浴室,流し台,洗面台等に取り付けられる給水栓の使い勝手を向上させたものに実開平3−122159号公報の第2図(本願図面の図4)のものがある。この図4について簡単に説明すると、水栓本体41に対し吐水管42が水平方向に回転自在に取り付けられた給水栓40において、吐水管42の先端にさらに別の吐水管43を水平方向に回転自在に取り付けたものであり、水栓本体41に対して吐水管42が回転自在であるうえ、別の吐水管43も吐水管42に対して回転自在であるので吐水範囲を広くすることができ、使い勝手のよいものである。 【0003】上記のものにあっては、湯水の吐水位置を調節する場合に先端側の別の吐水管を手に持って水平方向に回転させると、水栓本体側に取り付けられている元側の吐水管も共回りしてしまうので、元側の吐水管を手に持って固定していないと別の吐水管のみを回転させることはできず、両手を使わなければ別の吐水管のみを単独で回転させることのできない、使い勝手の悪いものであった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようとする課題は、水栓本体に取り付けた吐水管の先端にさらに別の吐水管を回転自在に取り付けた給水栓において、吐水管の操作性を向上させることである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は請求項1では、水栓本体に吐水管を第1結合部材により回転自在に取り付け、吐水管は第1吐水管に対し先端に吐水口を設けた第2吐水管を第2結合部材により回転自在に取り付けた給水栓において、前記各結合部材は第1吐水管の水栓本体に対する回転操作力と第2吐水管の第1吐水管に対する回転操作力を異なるようにしたものである。 【0006】請求項2では、第2吐水管の第1吐水管に対する回転操作力は、第1吐水管の水栓本体に対する回転操作力より軽くしたものである。 【0007】請求項3では、各結合部材は接続具の外周にパッキンを装着し、ナットを締結することでパッキンを圧縮して吐水管を回転自在としたもので、各結合部材に装着されるパッキンのつぶし量、寸法又は形状のいずれかを異なるようにしたものである。 【0008】請求項4では、結合部材の一方には、接続具とナットの間の摺接面にワッシャーを介在させたものである。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳細に説明する。この発明の給水栓Aは単水栓又は混合水栓で、本実施例では浴室,流し台,洗面台等に取り付けられるシングルレバー式の混合水栓を示し、図1及び図2に示すように、水栓本体1の後部には給水源,給湯源に夫々接続する給水連結管2と給湯連結管3を接続し、水栓本体1の上部には操作レバー4を配置し、下部には吐水管Bを水平方向に回転自在に取り付け、操作レバー4の上下方向への操作で湯水の吐水,止水及び流量調節を行い、左右方向への操作で湯水の温度調節を行い、吐水管Bの先端から湯水を吐出するものである。 【0010】前記吐水管Bは水栓本体1に取り付けられる第1吐水管9と、湯水を外部へ吐出する吐水口17を先端に設けた第2吐水管16とからなり、両吐水管9,16は後述する結合部材C,Dで水平方向に回転自在に取り付けられている。 【0011】水栓本体1と第1吐水管9は図3に示すように、取付具7,11,接続具21,ナット28からなる第1結合部材Cで結合するものであり、水栓本体1の操作レバー4により調節された湯水が通過する流路5の中央下部には、第1吐水管9を結合する円筒状の筒部6を下方に突出して形成し、該筒部6の下部内周面に略筒状の第1取付具7をロウ付け,接着,その他の固定手段により装着し、この第1取付具7の内周面には雌ねじ部8が形成されている。 【0012】前記第1吐水管9は水栓本体1の流路5に連通するため入口側から垂直方向に穿設した入口側開口部10に、前記第1取付具7と同様に略筒状の第2取付具11をロウ付け,接着,その他の固定手段により装着し、この第2取付具11の内周面にも雌ねじ部12が形成されている。 【0013】第1取付具7と第2取付具11を結合する接続具21は、上面に鍔部22を形成し、下部外周面に雄ねじ部23を形成した円筒状で、鍔部22と雄ねじ部23の間の外周面に環状の溝孔24及び段部25を上下に間隔をあけて形成し、シール用の第1パッキン26及びOリング27を夫々装着できるようにしている。 【0014】ナット28は接続具21の外周に嵌挿した状態で第1取付具7に結合するもので、第1吐水管9を水栓本体1に結合する際には、シール用のOリング27aを装着したナット28を接続具21の外周に嵌挿した状態で、接続具21の雄ねじ部23を第2取付具11の雌ねじ部12に螺着し、次にナット28の上部外周面に形成されている雄ねじ部29を第1取付具7の雌ねじ部8に螺着すれば、第1吐水管9は前記第1パッキン26及びOリング27によりシールされた状態で、水栓本体1に対し回転自在に取り付けられるものである。 【0015】前記第1吐水管9と第2吐水管16は、第1結合部材Cと略同様の構成の第2結合部材Dで結合するものであるが、この第2結合部材Dでは、第2吐水管16の回転操作力は第1吐水管9より軽くなるようにしている。即ち第2結合部材Dは、第1吐水管9の湯水の出口側に穿設した出口側開口部13に装着する第3取付具14、第2吐水管16の湯水の入口側に穿設した入口側開口部18に装着する第4取付具19、接続具21及びナット28からなり、接続具の溝孔に装着されるパッキンは、ナットを嵌挿した際にナットの内周面により圧縮されるつぶし量が大きいほど吐水管の回転操作時の摺動抵抗が増加し、回転操作が重くなるものであり、第2結合部材Dの接続具21の溝孔24に装着される第2パッキン26aは、第1パッキン26よりつぶし量の少ない寸法や形状として、ナット28の内周面との摺動抵抗が少なくなるようにすることで、第1吐水管9に対する第2吐水管16の回転操作力が、第1吐水管9の水栓本体1に対する回転操作力より軽くなるようにしている。 【0016】また、第2吐水管16を第1吐水管9に結合する際には、第1吐水管9の第3取付具14に下方から螺着するナット28を接続具21の外周に嵌挿した状態で、接続具21の雄ねじ部23を第4取付具19の雌ねじ部20に螺着し、続いてナット28の雄ねじ部29を第3取付具14の雌ねじ部15に螺着するが、第4取付具19の上面とナット28の底面の間、及びナット28の上面と接続具21の鍔部22の間には、それぞれ円盤状のワッシャー30を配置することで、第2結合部材Dの回転時の操作性を、ワッシャーを配置していない第1結合部材Cに比較して軽快にしている。 【0017】このように構成した給水栓Aでは、吐水管Bは第1吐水管9が水栓本体1に対し水平方向に回転自在であり、さらに第2吐水管16は第1吐水管9に対し水平方向に回転自在であり、第1吐水管9と水栓本体1を結合する第1結合部材Cと第2吐水管16と第1吐水管9を結合する第2結合部材Dでは、回転時の操作力が異なり、第2結合部材Dの方が操作力が軽くなるようにしてあり、第2吐水管16を水平方向に操作すると第1吐水管9も共回りしようとするが、第1吐水管と水栓本体1の間は第1結合部材Cで適度の摺動抵抗が与えられているので、回転することなく支持したままの状態で、第2吐水管16のみを任意の位置に軽快に回転させることができる。 【0018】なお、本発明では各結合部材に装着するパッキンのつぶし量,寸法又は形状のいずれかを異なるようにすることで、第1吐水管と第2吐水管の操作力を異なるようにしているが、第1結合部材と第2結合部材では全く異なる構造として、操作力を異なるようにしてもよい。 【0019】 【発明の効果】本発明では、水栓本体に吐水管を第1結合部材により回転自在に取り付け、吐水管は第1吐水管に対し先端に吐水口を設けた第2吐水管を第2結合部材により回転自在に取り付けた給水栓において、前記各結合部材は第1吐水管の水栓本体に対する回転操作力と第2吐水管の第1吐水管に対する回転操作力を異なるようにしたものであり、第2吐水管の第1吐水管に対する回転操作力は、第1吐水管の水栓本体に対する回転操作力より軽くしたので、第2吐水管を回転操作する場合に第1吐水管も共回りしてしまうことがなく、従来のように第2吐水管を操作する際に第1吐水管を手で固定する必要がなく、任意の位置に素早く吐水管を回転可能で操作性が良好である。 【0020】また、請求項3のように結合部材に装着されるパッキンのつぶし量、寸法又は形状のいずれかを異なるようにしたり、請求項4のように、結合部材の一方には接続具とナットの間の摺接面にワッシャーを介在させるだけの簡単な変更で一方の吐水管の回転操作力を変更でき、使い勝手を大幅に向上させることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000141451 【氏名又は名称】株式会社喜多村合金製作所 【識別番号】000233181 【氏名又は名称】日立化成ユニット株式会社 【識別番号】000004455 【氏名又は名称】日立化成工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年3月8日(2000.3.8) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−254410(P2001−254410A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月21日(2001.9.21) |
| 【出願番号】 |
特願2000−63929(P2000−63929) |
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