| 【発明の名称】 |
水回り設備の防汚方法、防汚性水回り設備、並びに防汚性水回り設備用コーティング組成物 |
| 【発明者】 |
【氏名】伊藤 正昭
【氏名】石橋 弘孝
【氏名】一木 智康
【氏名】吉田 篤史
【氏名】安藤 正美
【氏名】町田 光義
【氏名】林 浩一
【氏名】早川 信
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| 【要約】 |
【課題】放水機器類と受水器を具備した水回り設備において、放水機器類の固定部周辺への汚れ付着が起こりにくい水回り設備を提供すること。
【解決手段】放水機器類と受水器を具備した水回り設備であって、前記放水機器類を前記設備に設置するための放水機器類設置部に設けられた放水機器類固定部と前記放水機器類との隙間に供給された水を速やかに止水又は排水可能な手段が設けられていることを特徴とする防汚性水回り設備。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 放水機器類と受水器を具備した水回り設備の防汚方法であって、前記放水機器類を前記設備に設置するための放水機器類設置部に設けられた放水機器類固定部と前記放水機器類との隙間に水を供給させないための止水又は排水可能な手段を設けることにより、長時間にわたり前記隙間に水が滞留するのを防止することを特徴とする水回り設備の防汚方法。 【請求項2】 前記手段は撥水性被膜及び/又は滑水性被膜であることを特徴とする請求項1に記載の水回り設備の防汚方法。 【請求項3】 前記手段は前記放水機器類の下端面周辺の表面、前記放水機器類固定部周辺の表面、前記隙間のうちの1箇所以上に設けることを特徴とする請求項1乃至2に記載の水回り設備の防汚方法。 【請求項4】 前記放水機器類設置部が水平面に対して傾斜していることを特徴とする請求項1乃至3に記載の水回り設備の防汚方法。 【請求項5】 前記撥水性被膜及び滑水性被膜は、シリコーン含有被膜であることを特徴とする請求項2乃至4に記載の水回り設備の防汚方法。 【請求項6】 前記撥水性被膜及び滑水性被膜は、フッ素樹脂及び/又はフッ素化合物を含有する被膜であることを特徴とする請求項2乃至4に記載の水回り設備の防汚方法。 【請求項7】 前記撥水性被膜及び滑水性被膜は、シリコーン及びフッ素樹脂を含有する被膜であることを特徴とする請求項2乃至4に記載の水回り設備の防汚方法。 【請求項8】 前記撥水性被膜及び滑水性被膜は、シリコーン及びフッ素化合物を含有する被膜であることを特徴とする請求項2乃至4に記載の水回り設備の防汚方法。 【請求項9】 前記撥水性被膜は、セリア及び/又はイットリア含有被膜であることを特徴とする請求項2乃至4に記載の水回り設備の防汚方法。 【請求項10】 前記撥水性被膜及び滑水性被膜には、さらに抗菌剤が含有されていることを特徴とする請求項2乃至9に記載の水回り設備の防汚方法。 【請求項11】 前記撥水性被膜は水との接触角に換算して90度以上であることを特徴とする請求項2乃至9に記載の水回り設備の防汚方法。 【請求項12】 前記撥水性被膜及び滑水性被膜は、50mm3の水滴の転落角に換算して10度以下であることを特徴とする請求項2乃至8及び請求項10に記載の水回り設備の防汚方法。 【請求項13】 前記撥水性被膜及び滑水性被膜は、20mm3の水滴の転落角に換算して20度以下であることを特徴とする請求項2乃至8及び請求項10に記載の水回り設備の防汚方法。 【請求項14】 放水機器類と受水器を具備した水回り設備であって、前記放水機器類を前記設備に設置するための放水機器類設置部に設けられた放水機器類固定部と前記放水機器類との隙間に水を供給させないための止水又は排水可能な手段が設けられていることを特徴とする防汚性水回り設備。 【請求項15】 前記手段は撥水性被膜及び/又は滑水性被膜であることを特徴とする請求項14に記載の防汚性水回り設備。 【請求項16】 前記手段は前記放水機器類の下端面周辺の表面、前記放水機器類固定部周辺の表面、前記隙間のうちの1箇所以上に設けられていることを特徴とする請求項14乃至15に記載の防汚性水回り設備。 【請求項17】 前記放水機器類設置部が水平面に対して傾斜していること特徴とする請求項14乃至16に記載の防汚性水回り設備。 【請求項18】 前記撥水性被膜及び滑水性被膜は、シリコーン含有被膜であることを特徴とする請求項15乃至17に記載の防汚性水回り設備。 【請求項19】 前記撥水性被膜及び滑水性被膜は、フッ素樹脂及び/又はフッ素化合物を含有する被膜であることを特徴とする請求項15乃至17に記載の防汚性水回り設備。 【請求項20】 前記撥水性被膜及び滑水性被膜は、シリコーン及びフッ素樹脂を含有する被膜であることを特徴とする請求項15乃至17に記載の防汚性水回り設備。 【請求項21】 前記撥水性被膜及び滑水性被膜は、シリコーン及びフッ素化合物を含有する被膜であることを特徴とする請求項15乃至17に記載の防汚性水回り設備。 【請求項22】 前記撥水性被膜は、セリア及び/又はイットリア含有被膜であることを特徴とする請求項15乃至17に記載の防汚性水回り設備。 【請求項23】 前記撥水性被膜及び滑水性被膜には、さらに抗菌剤が含有されていることを特徴とする請求項15乃至22に記載の防汚性水回り設備。 【請求項24】 前記撥水性被膜は水との接触角に換算して90度以上であることを特徴とする請求項15乃至23に記載の防汚性水回り設備。 【請求項25】 前記撥水性被膜及び滑水性皮膜は、50mm3の水滴の転落角に換算して10度以下であることを特徴とする請求項15乃至21及び請求項23に記載の防汚性水回り設備。 【請求項26】 前記撥水性被膜及び滑水性皮膜は、20mm3の水滴の転落角に換算して20度以下であることを特徴とする請求項15乃至21及び請求項23に記載の防汚性水回り設備。 【請求項27】 前記水回り設備は洗面設備であることを特徴とする請求項14乃至26に記載の防汚性水回り設備。 【請求項28】 前記水回り設備は大便器洗浄用タンク上面に設けられた手洗い設備であることを特徴とする請求項14乃至26に記載の防汚性水回り設備。 【請求項29】 前記水回り設備は台所設備であることを特徴とする請求項14乃至26に記載の防汚性水回り設備。 【請求項30】 前記水回り設備は浴室設備であることを特徴とする請求項14乃至26に記載の防汚性水回り設備。 【請求項31】 常温硬化性シリコーンを含有してなることを特徴とする、放水機器類の下端面周辺、放水機器類を固定する水回り設備の固定部周辺、放水機器類固定部と放水機器類との隙間のうちの1箇所以上に撥水性被膜及び/又は滑水性被膜を形成するための、防汚性水回り設備を作製可能とするコーティング組成物。 【請求項32】 常温硬化性フッ素樹脂を含有してなることを特徴とする、放水機器類の下端面周辺、放水機器類を固定する水回り設備の固定部周辺、放水機器類固定部と放水機器類との隙間のうちの1箇所以上に撥水性被膜及び/又は滑水性被膜を形成するための、防汚性水回り設備を作製可能とするコーティング組成物。 【請求項33】 常温硬化性シリコーンと、フッ素樹脂を含有してなることを特徴とする放水機器類の下端面周辺、放水機器類を固定する水回り設備の固定部周辺、放水機器類固定部と放水機器類との隙間のうちの1箇所以上に撥水性被膜及び/又は滑水性被膜を形成するための、防汚性水回り設備を作製可能とするコーティング組成物。 【請求項34】 さらに抗菌剤を含有することを特徴とする請求項31乃至33に記載の防汚性水回り設備を作製可能とするコーティング組成物。 【請求項35】 前記コーティング組成物により形成した撥水性被膜の表面は水との接触角に換算して90度以上を呈することを特徴とする請求項31乃至33に記載の防汚性水回り設備を作製可能とするコーティング組成物。 【請求項36】 前記コーティング組成物により形成した撥水性被膜及び滑水性被膜の表面は50mm3の水滴の転落角に換算して10度以下であることを特徴とする請求項31乃至33に記載の防汚性水回り設備を作製可能とするコーティング組成物。 【請求項37】 前記コーティング組成物により形成した撥水性被膜及び滑水性被膜の表面は20mm3の水滴の転落角に換算して20度以下であることを特徴とする請求項31乃至33に記載の防汚性水回り設備を作製可能とするコーティング組成物。 【請求項38】 請求項31乃至37に記載の水回り設備を作製可能とするコーティング組成物を、放水機器類の下端面周辺、放水機器類を固定する水回り設備の固定部周辺、放水機器類固定部と放水機器類との隙間のうちの1箇所以上に適用する工程、前記コーティング組成物を硬化させる工程を含む水回り設備の防汚方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、水回り設備の防汚方法、防汚性水回り設備、並びに防汚性水回り設備用コーティング組成物に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、サニタリー空間に対する清潔志向が高まっており、水回り設備を衛生的に清浄に保つことは広く望まれている。古くより一般家庭において、水回り設備を衛生的に清浄に保つ方法として、界面活性剤、クレンザー等の洗剤をタワシやブラシに付けて汚れた部位をこすり、洗剤による化学的な汚れ除去と、タワシやブラシでこすることによる物理的除去を併用する方法が採られてきた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来、水回り設備の汚れの形態の一つとして、放水機器類の固定部周辺に形成される微生物汚れがある。この微生物汚れは、上記の界面活性剤、弱酸、弱アルカリ等の洗剤をタワシやブラシに付けて強く陶磁器表面をこする方法では充分に除去することができなかった。そこで、本発明では、上記放水機器類の固定部周辺に形成される汚れの生じにくい水回り設備を提供することを目的とする。また、水回り設備に上記放水機器類の固定部周辺に形成される汚れを生じにくくさせる水回り設備用コーティング組成物を提供することを目的とする。さらに、上記コーティング組成物を用いて、水回り設備の放水機器類の固定部周辺に上記汚れを生じにくくさせる方法を提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】水回り設備の放水機器類の固定部周辺を観察すると、長時間に渡り水が滞留しやすく、菌やカビなどに由来する微生物汚れが形成されていることが判明した。上記観察より、長期にわたって使用した水回り設備の汚れとして放水機器類の固定部周辺に形成される微生物汚れが挙げられ、その発生のメカニズムは以下の通りであると推定される。 (1)手洗い等で飛散した水や吐水口を伝って垂れた水、結露によって付着した水などが放水機器類の固定部周辺に供給される。水回り設備における放水機器類の固定部と放水機器類の下端部との間にはわずかな隙間が形成されるため、毛細管現象により隙間内に水が入り込む。隙間内の水は大気と接触する面積が小さく乾きにくいため、放水機器類の固定部周辺は水が滞留し易く、長時間に渡り濡れた環境が保持されることとなる。 (2)上記滞留水には皮脂や洗剤などの有機物をはじめ、大気中から供給される養分を栄養源として微生物が繁殖する。微生物そのものや微生物の代謝物が堆積して汚れを形成する。この汚れは隙間内部まで形成されている場合もあり、タワシやブラシ等でこすっても簡単に除去できない。従って、放水機器類の固定部周辺に汚れを生じなくするには、放水機器類の固定部周辺に供給された水が上記放水機器類の固定部に形成された隙間内に入り込まないように止水し、滞留せずに速やかに排水されることがよい方法であると考えられる。 【0005】本発明では、上記観察とそのメカニズムに関する考察に基づいて、放水機器類と受水器を具備した水回り設備の防汚方法であって、前記放水機器類を前記設備に設置するための放水機器類設置部に設けられた放水機器類固定部と前記放水機器類との隙間に水を供給させないための止水又は排水可能な手段を設けることにより、長時間にわたり前記隙間に水が滞留するのを防止することを特徴とする水回り設備の防汚方法、及び放水機器類と受水器を具備した水回り設備であって、前記放水機器類を前記設備に設置するための放水機器類設置部に設けられた放水機器類固定部と前記放水機器類との隙間に水を供給させないための止水又は排水可能な手段が設けられていることを特徴とする防汚性水回り設備を提案する。 【0006】本発明の好ましい態様においては、放水機器類の下端面周辺の表面、放水機器類固定部周辺の表面、放水機器類固定部と放水機器類との隙間のうちの1箇所以上に撥水性被膜及び/又は滑水性被膜を形成することを特徴とする水回り設備の防汚方法、及び放水機器類の下端面周辺の表面、放水機器類固定部周辺の表面、放水機器類固定部と放水機器類との隙間のうちの1箇所以上に撥水性被膜及び/又は滑水性被膜が形成されていることを特徴とする防汚性水回り設備を提供する。撥水性および滑水性被膜が形成された部分は、表面エネルギーの違いから撥水性及び滑水性被膜が形成されていない部分より供給される水をその境界部分で止水する効果を発現する。また、撥水性および滑水性被膜が形成された部分は、水が滞留せずに流れ落ちる。したがって、放水機器類と受水器を具備した水回り設備において放水機器類の下端面周辺及び/又は放水機器類を固定する放水機器類設置部の固定部周辺に撥水性被膜及び/又は滑水性被膜が形成されているようにすることにより、上記放水機器類の固定部に形成された隙間内に水が入り込むことがなくなり、滞留しにくくなる。また、隙間に撥水性被膜及び/又は滑水性被膜が形成されているようにすることによっても、水の滞留が防止される。従って、放水機器類の固定部周辺に前記汚れが生じにくくなる。 【0007】また、本発明では、常温硬化性シリコーン、又は、常温硬化性フッ素樹脂、若しくはフッ素樹脂と常温硬化性シリコーンを含有してなることを特徴とする、前記放水機器類の下端面周辺、放水機器類を固定する放水機器類設置部の固定部周辺、放水機器類固定部と放水機器類との隙間のうちの1箇所以上に撥水性被膜及び/又は滑水性被膜を形成するための、水回り設備用コーティング組成物及び上記コーティング組成物を、前記放水機器類の下端面周辺及び/又は放水機器類を固定する水回り設備の固定部周辺に適用する工程、前記コーティング組成物を硬化させる工程を含む水回り設備の防汚方法を提供する。硬化成分に常温硬化性物質を用いてコーティングすることで、既存の水回り設備の放水機器類の固定部周辺においても前記汚れを生じにくくさせることが可能となる。 【0008】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の好ましい実施態様について図1及び図2の洗面設備の例に基づいて説明する。図1は洗面設備Aの外観図であり、図2は図1の放水機器類設置部の横断面図である。図1及び図2の洗面設備Aは、放水機器1と受水部2を具備している。放水機器1は放水機器類設置部3に設けられた放水機器類固定部4に固定されている。放水機器1と放水機器類固定部4との間には僅かな隙間5が生じている。そして、隙間5に水を供給させないために、放水機器類固定部4の周辺における表面4a、放水機器1の下端面周辺における表面1a、隙間5の少なくとも1箇所以上に撥水性被膜又は滑水性被膜が形成されている。放水機器類設置部3は水平ではなく、放水機器類固定部4が高い位置にくるように傾斜している。撥水性被膜又は滑水性被膜が形成されていることにより、この部分に水が滞留しにくくなるので、菌の繁殖が抑制される。また、放水機器類設置部3は、放水機器類固定部4が高い位置にくるように傾斜しているので、水回り機器の使用時に放水機器類固定部4周辺に飛散された水は放水機器類固定部4から下方へと流動しやすくなる。 【0009】本発明の水回り設備に具備された放水機器類としては、その吐水方式や形状は以下に限定されるものではないが、カラン、シャワー、口内洗浄機等の吐水口を有した水栓機器及び開閉ハンドルを有した水栓機器、水石鹸入れ、排水栓開閉つまみ、排水栓用鎖、洗面器フレームなどである。また、放水機器類設置部は陶器やホーロー、ステンレス、樹脂などからなる受水器だけでなく、水回り設備を構成するパネル、カウンターなどそのいずれでもよい。 【0010】本発明における放水機器類の放水機器類設置部への固定方法は、例えば、ネジ切り機構やバネ機構などを用いた嵌合や接着剤による接着等の方法が利用できる。放水機器類設置部への固定部は、上記嵌合の場合は放水機器類の固定前には孔が空いている状態になり、上記接着の場合はその限りではない。放水機器類固定部周辺とは、放水機器類の下固定面及び下端面から高さ5mm以内の側面及び/又は受水器やパネルに開けた前記放水機器類を固定する穴の周辺の表面であり、好ましくは固定穴の外周から5cm以内の部分である。ただし、二穴水栓においては水栓機器の下固定部形状より3cm以内で広い範囲の部位を示す。 【0011】放水機器類設置部に設けた傾斜は図2に示した限りではない。放水機器類設置部に供給された水が放水機器固定部周辺に滞留せず、最終的に受水器に排水されるような傾斜であればよい。例えば、図3(a),(b)に示したような傾斜でもよい。 【0012】本発明における撥水性被膜とは、接触角測定器による水との接触角が90度以上である被膜をいう。好ましくは110度以上であり、より好ましくは140度以上である。 【0013】本発明における滑水性被膜とは、例えば、フッ素系高分子とシリコン系樹脂をグラフトさせ、かつ親水性原子団を結合させてナノ層分離構造を構成した被膜、水酸基含有シロキサンポリマーと架橋剤から構成された被膜、又はゾルーゲル法で製膜された被膜表面をCH3―基とCF3―基を持つシラン誘導体で修飾した構成を持つ被膜等であり、50mm3の水滴の転落角に換算して10度以下、好ましくは5度以下、より好ましくは1度以下の被膜をいう。より好適には20mm3の水滴の転落角に換算して20度以下、好ましくは10度以下、より好ましくは5度以下の被膜である。 【0014】本発明におけるシリコーン含有被膜とは、シリコーン中のケイ素原子に1つ以上の有機基が結合されているシリコーン、すなわち、平均組成式RpSiXqO(4−p−q)/2(式中、Rは、炭素数1〜18の一価の有機基、Xは炭素数1〜4のアルコキシ基であり、p及びqは、0<p<2、0<q<4、0<p+q<4を満足する数である)で表されるシリコーンを硬化させて得た被膜である。 【0015】また、本発明における水回り設備用コーティング組成物において、常温硬化性シリコーンとは、シリコーン中のケイ素原子に1つ以上の有機基が結合されているシリコーン、すなわち、平均組成式RpSiXqO(4−p−q)/2(式中、Rは、炭素数1〜18の一価の有機基、Xは炭素数1〜4のアルコキシ基であり、p及びqは、0<p<2、0<q<4、0<p+q<4を満足する数である)で表される常温で硬化して被膜形成可能なシリコーンである。 【0016】上記シリコーンは、2官能シラン誘導体モノマー(分子当り2個の加水分解性基を有し、各ケイ素原子に2つの酸素原子が結合した2官能シロキサン結合を形成するモノマー)及び/又は3官能シラン誘導体モノマー(分子当り3個の加水分解性基を有し、各ケイ素原子に3つの酸素原子が結合した3官能シロキサン結合を形成するモノマー)を必須成分とし、必要に応じて4官能シラン誘導体モノマー(分子当り4個の加水分解性基を有し、各ケイ素原子に4つの酸素原子が結合した4官能シロキサン結合を形成するモノマー)を配合させた組成物を、加水分解、縮重合させることにより得られる。 【0017】ここで、2官能シラン誘導体としては、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、フェニルメチルジメトキシシラン、フェニルメチルジエトキシシラン、γーグリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γーグリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γー(メタ)アクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、γー(メタ)アクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、γーアミノプロピルメチルジメトキシシラン、γーアミノプロピルメチルジエトキシシラン、ヘプタデカフルオロオクチルメチルジメトキシシラン、ヘプタデカフルオロオクチルメチルジエトキシシラン、トリフルオロプロピルメチルジクロロシラン等が好適に利用できる。 【0018】3官能シラン誘導体としては、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、メチルトリイソプロポキシシラン、メチルトリtーブトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、エチルトリイソプロポキシシラン、エチルトリtーブトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリイソプロポキシシラン、ビニルトリtーブトキシシラン、n−プロピルトリメトキシシラン、n−プロピルトリエトキシシラン、n−プロピルトリイソプロポキシシラン、n−プロピルトリtーブトキシシラン、n−ヘキシルトリメトキシシラン、n−ヘキシルトリエトキシシラン、n−ヘキシルトリイソプロポキシシラン、n−ヘキシルトリtーブトキシシラン、n−デシルトリメトキシシラン、n−デシルトリエトキシシラン、n−デシルトリイソプロポキシシラン、n−デシルトリtーブトキシシラン、n−オクタデシルトリメトキシシラン、n−オクタデシルトリエトキシシラン、n−オクタデシルトリイソプロポキシシラン、n−オクタデシルトリtーブトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、フェニルトリイソプロポキシシラン、フェニルトリtーブトキシシラン、γーグリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γーグリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γーグリシドキシプロピルトリイソプロポキシシラン、γーグリシドキシプロピルトリtーブトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリイソプロポキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリtーブトキシシラン、γー(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γー(メタ)アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、γー(メタ)アクリロキシプロピルトリイソプロポキシシラン、γー(メタ)アクリロキシプロピルトリtーブトキシシラン、γーアミノプロピルトリメトキシシラン、γーアミノプロピルトリエトキシシラン、γーアミノプロピルトリイソプロポキシシラン、γーアミノプロピルトリtーブトキシシラン、γーメルカプトプロピルトリメトキシシラン、γーメルカプトプロピルトリエトキシシラン、γーメルカプトプロピルトリイソプロポキシシラン、γーメルカプトプロピルトリtーブトキシシラン、トリフルオロプロピルトリメトキシシラン、トリフルオロプロピルトリエトキシシラン、トリフルオロプロピルトリイソプロポキシシラン、トリフルオロプロピルトリtーブトキシシラン、ヘプタデカフルオロオクチルトリメトキシシラン、ヘプタデカフルオロオクチルトリエトキシシラン、ヘプタデカフルオロオクチルトリイソプロポキシシラン、ヘプタデカフルオロオクチルトリtーブトキシシラン等が好適に利用できる。 【0019】4官能シラン誘導体としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトライソプロポキシシラン、テトラtーブトキシシラン、ジメトキシジエトキシシラン等が好適に利用できる。 【0020】上記シリコーンのうち、γーグリシドキシプロピル基、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)基、γー(メタ)アクリロキシ基等を有するものは、シロキサン架橋以外の有機架橋が形成可能であり、常温硬化性を得る上で好ましい。 【0021】また、常温硬化性を高めるために、硬化剤を添加してもよい。硬化剤としては、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウムメチラート、酢酸ナトリウム、ギ酸ナトリウム、酢酸カリウム、ギ酸カリウム、プロピオン酸カリウム、テトラメチルアンモニウムクロライド、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド等の塩基性化合物類;n−ヘキシルアミン、トリブチルアミン、ジアザビシクロウンデセン、エチレンジアミン、ヘキサンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンベンタミン、エタノールアミン類、γーアミノプロピルトリメトキシシラン、γーアミノプロピルメチルジメトキシシラン、γー(2ーアミノメチル)ーアミノプロピルトリメトキシシラン、γー(2ーアミノメチル)ーアミノプロピルメチルジメトキシシラン等のアミン化合物;テトライソプロピルチタネート、テトラブチルチタネート等のチタン化合物;アルミニウムトリイソブトキシド、アルミニウムトリイソプロポキシド、アルミニウムアセチルアセトナート、過塩素酸アルミニウム、塩化アルミニウム等のアルミニウム化合物;錫アセチルアセトナート、ジブチル錫オクチレート等の錫化合物;コバルトオクチレート、コバルトアセチルアセトナート、鉄アセチルアセトナート等の含金属化合物類;リン酸、硝酸、フタル酸、pートルエンスルホン酸、トリクロル酢酸等の酸性化合物類などが好適に利用できる。 【0022】更に、硬化被膜の硬度、耐擦傷性を向上させるために、或いは、高屈折率化させて光沢性を向上させるために、金属酸化物微粒子を添加してもよい。金属酸化物としては、シリカ、アルミナ、酸化セリウム、酸化錫、酸化ジルコニウム、酸化ハフニウム、酸化アンチモン、酸化鉄、酸化チタン、希土類酸化物等が利用できる。 【0023】常温硬化性シリコーンを含有する水回り設備用コーティング組成物においては、コーティング組成物の保存安定性を向上させるために非水系の溶媒に分散されているのが望ましい。非水系の溶媒としては、アルコール、ケトン、エステル、トルエン、キシレン、ヘキサン等が好適に利用できる。 【0024】本発明の請求項18に係る水回り設備の作製方法の一例は、以下の手順により作製することができる。 (1)鋳込み成形にて作製した洗面器成形素地上に釉薬を塗布し1100度以上の温度で焼成して得た洗面器を準備し、放水機器類の固定部周辺に上記シリコーンを含有する塗料を塗布した後に、シリコーンを硬化させる。 (2)これとは別に、放水機器類の下固定面とその端面と側面に上記シリコーンを含有する塗料を塗布した後に、シリコーンを硬化させる。 (3)(1)で作製した洗面器に(2)で作製した放水機器類を取り付けることによる。 上記放水機器類の下端面周辺及び/又は放水機器類を固定する水回り設備の固定部周辺に塗布する際には、必要に応じて塗布したくない部分をマスキングして行う。塗布する方法としては、スプレーコーティング、刷毛塗り、スポンジ塗り等の周知の方法が利用できる。シリコーンの硬化には、常温放置、加熱、紫外線照射等の周知の方法が利用できる。 【0025】本発明におけるフッ素樹脂含有被膜に用いられるフッ素樹脂としては、例えば、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリ塩化三フッ化エチレン、ポリ四フッ化エチレン、ポリ四フッ化エチレンー六フッ化プロピレンコポリマー、エチレンーポリ四フッ化エチレンコポリマー、エチレンーポリ塩化三フッ化エチレンコポリマー、四フッ化エチレンーパーフルオロアルキルビニルエーテルコポリマー、パーフルオロシクロポリマー、ビニルエーテルーフルオロオレフィンコポリマー、ビニルエステルーフルオロオレフィンコポリマー等が好適に利用できる。 【0026】本発明におけるフッ素化合物含有被膜に用いられるフッ素化合物には、フッ化リチウム、フッ化マグネシウム、フッ化カルシウム、フッ化ストロンチウム、フッ化バリウム、フッ化スカンジウム、フッ化イットリウム、フッ化ジルコニウム、フッ化ハフニウム、フッ化マンガン、フッ化鉄、フッ化コバルト、フッ化ニッケル、フッ化銅、フッ化アルミニウム、フッ化ガリウム、フッ化インジウム、フッ化ビスマス、フッ化ランタン、フッ化セリウム、フッ化プラセオジウム、フッ化ネオジウム、フッ化サマリウム、フッ化ユーロピウム、フッ化テルビウム、フッ化ジスプロシウム、フッ化ホルミウム、フッ化エルビウム、フッ化ツリウム、フッ化イッテルビウム、フッ化ルテチウム等が好適に利用できる。 【0027】本発明の請求項19に係る水回り設備の一実施態様においては、以下の手順により作製することができる。 (1)パネル水栓式洗面化粧台を準備し、パネル部にある放水機器類の固定部周辺に上記フッ素樹脂を含有する塗料を塗布した後に、フッ素樹脂を硬化させる。 (2)これとは別に、放水機器類の下固定面とその端面と側面に上記フッ素樹脂を含有する塗料を塗布した後に、フッ素樹脂を硬化させる。 (3)(1)で作製した洗面化粧台のパネル部分に(2)で作製した放水機器類を取り付けることによる。 上記放水機器類の下端面周辺及び/又は放水機器類を固定する水回り設備の固定部周辺に塗布する際には、必要に応じて塗布したくない部分をマスキングして行う。塗布する方法としては、スプレーコーティング、刷毛塗り、スポンジ塗り等の周知の方法が利用できる。フッ素樹脂の硬化にも、常温放置、加熱、紫外線照射等の周知の方法が利用できる。 【0028】本発明の請求項19に係る水回り設備の一実施態様においては、以下の手順により作製することができる。 (1)プレス成形にて作製した台所シンクを準備し、放水機器類の固定部周辺に放水機器類の固定部形状より広い範囲で上記フッ素化合物を含有する塗料を塗布した後に、フッ素化合物を硬化させる。 (2)これとは別に、放水機器類の下固定面とその端面と側面に上記フッ素化合物を含有する塗料を塗布した後に、フッ素化合物を硬化させる。 (3)(1)で作製した洗面器に(2)で作製した放水機器類を取り付けることによる。 上記放水機器類の下端面周辺及び/又は放水機器類を固定する水回り設備の固定部周辺に塗布する際には、必要に応じて塗布したくない部分をマスキングして行う。塗布する方法としては、スプレーコーティング、刷毛塗り、スポンジ塗り等の周知の方法が利用できる。フッ素樹脂の硬化にも、常温放置、加熱、紫外線照射等の周知の方法が利用できる。 【0029】本発明の請求項20に係る水回り設備の一実施態様においては、前記放水機器類の下端面周辺及び/又は放水機器類を固定する水回り設備の固定部周辺にシリコーンとフッ素化合物を含有する被膜を形成する。ここで、シリコーン及びフッ素樹脂には、上記で例示したものが好適に利用できる。特にシリコーンとフッ素樹脂との合計重量に対するフッ素樹脂の重量が40%以上であると、水との接触角が150度以上の超撥水性を呈するので好ましい。上記水回り設備の一製造方法は、基本的に以下の手順による。 (1)鋳造にて作製したホーロー浴槽素地上に釉薬を900度以上の温度で焼き付けたホーロー浴槽を準備し、放水機器類の固定部周辺に上記シリコーン及びフッ素樹脂を含有する塗料を塗布した後に、シリコーン及びフッ素樹脂を硬化させる。 (2)これとは別に、放水機器類の下固定面とその端面と側面に上記シリコーン及びフッ素樹脂を含有する塗料を塗布した後に、シリコーン及びフッ素樹脂を硬化させる。 (3)(1)で作製した洗面器に(2)で作製した放水機器類を取り付けることによる。 上記放水機器類の下端面周辺及び/又は放水機器類を固定する水回り設備の固定部周辺に塗布する際には、必要に応じて塗布したくない部分をマスキングして行う。塗布する方法としては、スプレーコーティング、刷毛塗り、スポンジ塗り等の周知の方法が利用できる。シリコーンの硬化にも、常温放置、加熱、紫外線照射等の周知の方法が利用できる。 【0030】本発明の請求項21に係る水回り設備の一実施態様においては、前記放水機器類の下端面周辺及び/又は放水機器類を固定する水回り設備の固定部周辺にシリコーンとフッ素化合物を含有する被膜を形成する。ここで、シリコーン及びフッ素化合物には、上記で例示したものが好適に利用できる。特にシリコーンとフッ素化合物との合計重量に対するフッ素化合物の重量が40%以上であると、水との接触角が150度以上の超撥水性を呈するので好ましい。上記水回り設備の一製造方法は、基本的に以下の手順による。 (1)BMCにて作製したポリエステル樹脂浴槽を準備し、放水機器類の固定部周辺に上記シリコーンとフッ素化合物を含有する塗料を塗布した後に、シリコーンとフッ素化合物を硬化させる。 (2)これとは別に、放水機器類の下固定面とその端面と側面に上記シリコーンとフッ素化合物を含有する塗料を塗布した後に、シリコーンとフッ素化合物を硬化させる。 (3)(1)で作製した洗面器に(2)で作製した放水機器類を取り付けることによる。 上記放水機器類の下端面周辺及び/又は放水機器類を固定する水回り設備の固定部周辺に塗布する際には、必要に応じて塗布したくない部分をマスキングして行う。塗布する方法としては、スプレーコーティング、刷毛塗り、スポンジ塗り等の周知の方法が利用できる。シリコーンの硬化にも、常温放置、加熱、紫外線照射等の周知の方法が利用できる。 【0031】本発明の請求項22に係る水回り設備の一実施態様においては、前記放水機器類の下端面周辺及び/又は放水機器類を固定する水回り設備の固定穴周辺に、セリア及び/又はイットリアを含有する被膜を形成する。セリア及び/又はイットリアを含有する被膜を形成すると、その被膜は製造直後は親水性を呈するが、暫く放置すると撥水性を呈する。従って、上記部位周辺に被膜を形成しておけば、その部分周辺に水が滞留しにくくなり、その結果、放水機器類の固定部周辺に汚れが形成されにくくなる。上記水回り設備の一製造方法は、基本的に以下の手順による。 (1)鋳込み成形にて作製した大便器用洗浄タンクの手洗い鉢成形素地上に釉薬を塗布し1100度以上の温度で焼成して得た手洗い鉢を準備し、放水機器類の固定部周辺に上記セリウム及び/又はイットリウムのアルコキシドを含有する塗料を塗布した後に、300〜700度の温度で焼成する。 (2)これとは別に、放水機器類の下固定面とその端面と側面に上記セリウム及び/又はイットリウムのアルコキシドを含有する塗料を塗布する。ニッケルクロムメッキを施した放水機器に塗布する場合は外観が変化しないように300〜500度の温度で焼成することが望ましい。 (3)(1)で作製した洗面器に(2)に作製した放水機器類を取り付けることによる。 上記放水機器類の下端面周辺及び/又は放水機器類を固定する水回り設備の固定部周辺に塗布する際には、必要に応じて塗布したくない部分をマスキングして行う。塗布する方法としては、スプレーコーティング、刷毛塗り、スポンジ塗り等の周知の方法が利用できる。 【0032】本発明の水回り設備における撥水性又は滑水性被膜;又は水回り設備において上記放水機器類の固定部周辺に形成される汚れを生じにくくさせる水回り設備用コーティング組成物は、抗菌剤が含有されていてもよい。抗菌剤としては、銀、銅、亜鉛等の抗菌性金属及びその化合物微粒子またはシリカゲルやゼオライトなどの担体へ担持物、第四級アンモニウム塩、ニトリル誘導体、イミダゾール誘導体、ベンゾチアゾール誘導体、イソチアゾール誘導体、チアジチアゾール誘導体、トリアジン誘導体、スルホン誘導体、フェノール誘導体、フェノールエステル誘導体、ピロール誘導体等が好適に利用できる。また、抗菌剤を撥水性又は滑水性被膜と組み合わせて使う場合、撥水性又は滑水性であるために水滴が残存しにくく、水が無い場所では細菌は生育できないことから、より高い抗菌効果を期待することができる。 【0033】 【発明の効果】本発明によれば、放水機器類と受水器を具備した水回り設備において、放水機器類の固定部周辺への汚れ付着が防止可能となる。また、放水機器類の固定部周辺への汚れ付着が起こりにくい水回り設備が提供可能となる。さらに、水回り設備において上記放水機器類の固定部周辺に形成される汚れを生じにくくさせる水回り設備用コーティング組成物を提供可能となる。さらに、上記コーティング組成物を用いて、水回り設備における放水機器類の固定部周辺に形成される汚れを生じにくくさせる方法を提供可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000010087 【氏名又は名称】東陶機器株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年3月6日(2000.3.6) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−248193(P2001−248193A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月14日(2001.9.14) |
| 【出願番号】 |
特願2000−59795(P2000−59795) |
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