| 【発明の名称】 |
水栓吐水管の組付構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】速水 光浩
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| 【要約】 |
【課題】吐水管基端の円筒部を水栓本体に回転摺動可能に嵌合する組付構造において、吐水管の円滑な回転摺動を確保する。
【解決手段】吐水管10における基端の円筒部16の内周面を水栓本体18の外周面に回転摺動可能に嵌合し、吐水管10を水栓本体18に組み付けて成る水栓吐水管の組付構造において、水栓本体18の外周面と円筒部16の内周面との間に潤滑性を有する円筒形状の樹脂製の摺動筒体58を介在させる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 筒状の本体の基端に円筒部を有するとともに先端に吐水口を有する吐水管を、該基端の円筒部の内周面において且つ内部の吐水管通水路を水栓本体の外周面側に形成された本体側吐水通路に連通させる状態で、該水栓本体の外周面にシール部材を介して回転摺動可能に嵌合して、該吐水管を該水栓本体に組み付けて成る水栓吐水管の組付構造において、前記水栓本体の外周面と前記吐水管の円筒部の内周面とを、それらの間に配した潤滑性を有する円筒形状の樹脂製の摺動筒体を介して互いに嵌合させたことを特徴とする水栓吐水管の組付構造。 【請求項2】 請求項1において、前記摺動筒体を前記水栓本体の外周面に固定状態となし、該摺動筒体に対して前記円筒部の内周面を回転摺動させるようになしたことを特徴とする水栓吐水管の組付構造。 【請求項3】 請求項1において、前記摺動筒体を前記円筒部の内周面に該円筒部と一体回転状態に固定し、該摺動筒体を前記水栓本体の外周面に対して回転摺動させるようになしたことを特徴とする水栓吐水管の組付構造。 【請求項4】 筒状の本体の基端に円筒部を有するとともに先端に吐水口を有する吐水管を、該基端の円筒部の内周面において且つ内部の吐水管通水路を水栓本体の外周面側に形成された本体側吐水通路に連通させる状態で、該水栓本体の外周面にシール部材を介して回転摺動可能に嵌合して、該吐水管を該水栓本体に組み付けて成る水栓吐水管の組付構造において、前記水栓本体の外周面に潤滑被膜をコーティングし、該潤滑被膜を介して該水栓本体の外周面と前記吐水管の円筒部の内周面とを互いに回転摺動可能に嵌合したことを特徴とする水栓吐水管の組付構造。 【請求項5】 筒状の本体の基端に円筒部を有するとともに先端に吐水口を有する吐水管を、該基端の円筒部の内周面において且つ内部の吐水管通水路を水栓本体の外周面側に形成された本体側吐水通路に連通させる状態で、該水栓本体の外周面にシール部材を介して回転摺動可能に嵌合して、該吐水管を該水栓本体に組み付けて成る水栓吐水管の組付構造において、前記吐水管の円筒部の内周面に潤滑被膜をコーティングし、該潤滑被膜を介して前記水栓本体の外周面と該円筒部の内周面とを互いに回転摺動可能に嵌合したことを特徴とする水栓吐水管の組付構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は例えばキッチン用のシングルレバー式混合水栓に適用可能な水栓吐水管の組付構造に関する。 【0002】 【従来の技術】キッチン用の水栓として、レバーの上下回動によって吐水と止水及び吐水量調整を行い、また左右回動によって水と湯の混合量比を調整する形式のシングルレバー式混合水栓が広く用いられている。 【0003】このキッチン用の水栓として、吐水管が水栓本体の軸心回りに回動可能とされた形態のものが知られている。図7はそのキッチン用のシングルレバー式混合水栓の一例を示している。図7において200は吐水管であって筒状の本体202の基端に金属製の円筒部204を有しており、この円筒部204の内周面において、金属製の水栓本体206の外周面にシール部材としてのUパッキン208を介して回転摺動可能に嵌合されている。 【0004】Uパッキン208は上,下2箇所に配置されていて、それらの間において水栓本体206の外周面側に本体側吐水通路210が形成されている。そして上記吐水管200は、内部の吐水管通水路212を連通口214を介してこの本体側吐水通路210に連通させる状態で水栓本体206に嵌合され、組み付けられている。 【0005】ここで本体側吐水通路210は水栓本体206の外周面側に所定周長に亘って延びており、上記吐水管200は、内部の吐水管通水路212をこの本体側吐水通路210に対して連通状態を保つ範囲内で回動可能とされている。 【0006】222は操作部としてのレバーであって、その操作により水と湯の供給通路216,218を通じて図7(A)中上方に送られて来た水と湯とが混合部(図示省略)で混合された上、下流側の送出通路220を通じて上記本体側吐水通路210へと送出され、ここを流通して吐水管200内部の吐水管通水路212に流出する。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】この種形態のシングルレバー式混合水栓の場合、上記のように吐水管200基端の円筒部204を水栓本体206の外周面に嵌め合せることによって、吐水管200を水栓本体206に対し組み付けるが、その際円筒部204の内周面と水栓本体206の外周面との間に多少の隙間が生ずるのを避け得ない。 【0008】ところでこのような隙間が生ずると、吐水管200における円筒部204が本体202及びその先端の吐水口の重みに基づいて傾いた状態となり、これにより円筒部204と水栓本体206とが部分的に強く当った状態となって、同部で大きな摩擦抵抗力が発生し、吐水管200を回転させたときに異音が発生したり、吐水管200にがたつきを生じて円滑に回転しないなど、操作フィーリングが悪化する問題があった。また摩耗粉がUパッキン208の部分に付着して漏水の原因になるといった不都合も生ずる。 【0009】その対策として、本出願人は水栓本体206の、円筒部204上端に対応する位置に環状の保持溝224を設け、そこに多角形状のばね性を有する樹脂製の求心リング226を嵌入装着し、(図7(B)参照)、この求心リング226によって、水栓本体206の外周面と円筒部204の内周面との間に所定の間隔を保つようにし、以って円筒部204の傾きを防止するようにした水栓吐水管の組付構造を実施した。 【0010】確かにこの組付構造によれば、吐水管200が比較的軽いものである場合には効果を奏するものの、吐水管200が鋳物製等の重いものであったりすると、円筒部204の傾きを十分に防止できない問題がある。図7(C)に示しているように求心リング226が端部の突合せ部分で吐水管200の重みに耐えかねて重なりを生じてしまい、かかる求心リング226がその本来の機能を十分に発揮できなくなってしまうのである。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明の水栓吐水管の組付構造はこのような課題を解決するために案出されたものである。而して請求項1のものは、筒状の本体の基端に円筒部を有するとともに先端に吐水口を有する吐水管を、該基端の円筒部の内周面において且つ内部の吐水管通水路を水栓本体の外周面側に形成された本体側吐水通路に連通させる状態で、該水栓本体の外周面にシール部材を介して回転摺動可能に嵌合して、該吐水管を該水栓本体に組み付けて成る水栓吐水管の組付構造において、前記水栓本体の外周面と前記吐水管の円筒部の内周面とを、それらの間に配した潤滑性を有する円筒形状の樹脂製の摺動筒体を介して互いに嵌合させたことを特徴とする。 【0012】請求項2のものは、請求項1において、前記摺動筒体を前記水栓本体の外周面に固定状態となし、該摺動筒体に対して前記円筒部の内周面を回転摺動させるようになしたことを特徴とする。 【0013】請求項3のものは、請求項1において、前記摺動筒体を前記円筒部の内周面に該円筒部と一体回転状態に固定し、該摺動筒体を前記水栓本体の外周面に対して回転摺動させるようになしたことを特徴とする。 【0014】請求項4のものは、筒状の本体の基端に円筒部を有するとともに先端に吐水口を有する吐水管を、該基端の円筒部の内周面において且つ内部の吐水管通水路を水栓本体の外周面側に形成された本体側吐水通路に連通させる状態で、該水栓本体の外周面にシール部材を介して回転摺動可能に嵌合して、該吐水管を該水栓本体に組み付けて成る水栓吐水管の組付構造において、前記水栓本体の外周面に潤滑被膜をコーティングし、該潤滑被膜を介して該水栓本体の外周面と前記吐水管の円筒部の内周面とを互いに回転摺動可能に嵌合したことを特徴とする。 【0015】請求項5のものは、筒状の本体の基端に円筒部を有するとともに先端に吐水口を有する吐水管を、該基端の円筒部の内周面において且つ内部の吐水管通水路を水栓本体の外周面側に形成された本体側吐水通路に連通させる状態で、該水栓本体の外周面にシール部材を介して回転摺動可能に嵌合して、該吐水管を該水栓本体に組み付けて成る水栓吐水管の組付構造において、前記吐水管の円筒部の内周面に潤滑被膜をコーティングし、該潤滑被膜を介して前記水栓本体の外周面と該円筒部の内周面とを互いに回転摺動可能に嵌合したことを特徴とする。 【0016】 【作用及び発明の効果】上記のように本発明は、水栓本体の外周面と吐水管における円筒部の内周面との間に、潤滑性を有する円筒形状の樹脂製の摺動筒体を配し、その摺動筒体を介して水栓本体の外周面と円筒部の内周面とをお互いに嵌合させたもので、この組付構造によれば、水栓本体の外周面及び円筒部の内周面、即ちそれらの嵌合面に多少の寸法のばらつきが生じた場合においても、水栓本体に対し円筒部が傾いた状態となるのを防止することができる。 【0017】本発明の摺動筒体は、上記図7に示す求心リングと異なって軸方向長の長いものであり、円筒部の横方向の荷重をその摺動筒体の軸方向全長に亘り十分に支持することができる。またこのような摺動筒体を介在させることによって、水栓本体と円筒部との接触を確実に防止することができ、水栓本体及び円筒部を金属製となした場合においても、それらの部分的な接触により局部的に大きな摩擦抵抗が発生したり、同部で異音が発生したりするのを確実に防止することができる。また摺動筒体は潤滑性の高い樹脂製の部材とされており、従って水栓本体と円筒部とを摺動筒体を介して円滑に回転摺動させることができる。 【0018】ここで上記摺動筒体は水栓本体の外周面に固定状態となし、その摺動筒体に対して円筒部の内周面を回転摺動させるようになすことができる(請求項2)。或いはまた逆に、摺動筒体を円筒部の内周面に一体回転状態に固定し、その摺動筒体を水栓本体の外周面に対し回転摺動させるようになすことができる(請求項3)。 【0019】請求項4のものは、水栓本体の外周面に潤滑被膜をコーティングし、その潤滑被膜を介して水栓本体の外周面と吐水管の円筒部の内周面とを互いに回転摺動可能に嵌合したもので、このようにした場合においても吐水管の円滑な回転動作を確保することができる。 【0020】請求項5のものは、その潤滑被膜を円筒部の内周面にコーティング形成し、この潤滑被膜を介して水栓本体の外周面と円筒部の内周面とを嵌合したもので、この場合においても吐水管の円滑な回転動作を確保することができる。 【0021】 【実施例】次に本発明をキッチン用のシングルレバー式混合水栓に適用した場合の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。図1において、10は混合水栓における金属製の吐水管で筒状の本体12と、先端の吐水口14と、基端の円筒部(金属製)16とから成っており、その基端の円筒部16の内周面において、図2に示す金属製(但し樹脂製であっても良い)の水栓本体18の外周面に後述の摺動筒体58を介して嵌合状態で組み付けられている。20は操作用のレバーであって、このレバー20を上下回動させることで吐水と止水及び吐水量調整が行われ、また左右回動させることで湯と水の混合量比が調整される。 【0022】図2は吐水管10の組付構造を含む水栓内部の構造を表している。同図に示しているように水栓本体18の外周面には上,下2箇所に環状溝が形成されていて、そこにシール部材としてのOリング22が嵌込装着されている。水栓本体18には、上,下のOリング22と22との間の位置において外周面側に所定周長に亘って部分環状の本体側吐水通路24が、また内部には上下に延びる水,湯の供給通路26がそれぞれ互いに独立して形成されており、更に水,湯を混合する後述の混合室44からの混合水を流下させて本体側吐水通路24に送出する送出通路28が形成されている。 【0023】そして上記吐水管10は、内部の吐水管通水路30を連通口32を介して本体側吐水通路24に連通させる状態で、且つ吐水管通水路30と本体側吐水通路24との連通を保つ範囲内で水栓本体18に対しその軸心回りに回転摺動可能に嵌合されている。 【0024】水栓本体18には、その上端部に下向きの開口を有するカバー34がねじ結合されている。カバー34の内部には、上部にセラミックディスク36を有する固定弁体38が配置されており、またその上面側には下部にセラミックディスク40を有する可動弁体42が移動可能に配置されており、それら各弁体38,42におけるセラミックディスク36,40の面が摺動可能且つ水密に接触させられている。 【0025】可動弁体42には下向きに開口する混合室44が形成されており、また固定弁体38には水,湯の供給通路26からの水,湯を混合室44内に流入させるための流入口46と、混合室44からの混合水を送出通路28に流出させるための流出口48とが設けられており、これら流入口46と流出口48とが可動弁体42の移動に伴って互いに連通ないし連通遮断されるようになっている。 【0026】カバー34の内部には、位置固定の円筒部材50と、円筒部材50に対して回転可能な回転部材52とが配置されており、その回転部材52に対して係合アーム54がピン56を介して水平軸心回りに回動可能に連結されている。 【0027】ここで係合アーム54は操作部としてのレバー20と一体に上下回動し、また回転部材52はレバー20と一体に左右回転する。即ちレバー20の上下回動に伴って可動弁体42が係合アーム54とともに図2中左右方向に進退し、またレバー20の左右回動に伴って可動弁体42が回転部材52とともに固定弁体38上を左右回動する。 【0028】図3に水栓本体18と吐水管10における円筒部16との嵌合部分の構造が詳しく示してある。同図に示しているように、水栓本体18の外周面と円筒部16の内周面との間には潤滑性を有する円筒形状の樹脂製の摺動筒体58が配され、この摺動筒体58を介して水栓本体18の外周面と円筒部16の内周面とが嵌合されている。 【0029】ここで摺動筒体58の材料として、例えばPOM(ポリオキシメチレン),PTFE(フッ素樹脂),ABS樹脂を母材としてそこにシリコーン樹脂を混合したもの,ABS樹脂を母材としてそこにフッ素樹脂を混合したもの,ポリプロピレン樹脂を母材としてそこにシリコーン樹脂を混合したもの,ポリプロピレン樹脂を母材としてそこにフッ素樹脂を混合したものその他摺動性に優れた各種樹脂材を好適に用いることができる。 【0030】ここで摺動筒体58は、Oリング22にて水密にシールされた状態で水栓本体18の外周面に固定状態とされており、その摺動筒体58に対して、吐水管10における金属製の円筒部16が回転摺動するようになっている。 【0031】この摺動筒体58の外周面には、上,下2箇所に環状溝が形成されていてそこにシール部材としてのUパッキン60が装着され、そのUパッキン60にて摺動筒体58の外周面と円筒部16の内周面とがシールされている。 【0032】ここで摺動筒体58はその軸方向長が、円筒部16とその下のカバーリング64とを合せた軸方向長とほぼ同じとされている。そしてこの摺動筒体58は、カバーリング64内側の止ビス66にて水栓本体18に止め付けられている。尚、摺動筒体58には本体側吐水通路24とほぼ同じ周方向長で連通口62が形成されている。 【0033】図4は本発明の他の実施例を示している。この例では、水栓本体18の外周面と円筒部16の内周面との間の摺動筒体58が円筒部16の内周面に一体回転状態に固定されており、その摺動筒体58が円筒部16の回転に伴って水栓本体18の外周面に対し回転摺動するようになっている。ここで摺動筒体58は、その軸方向長が円筒部16の軸方向長とほぼ同じとされている。 【0034】摺動筒体58の外周面には上,下2箇所に環状溝が形成されていて、そこにOリング22が嵌込装着されており、そのOリング22が円筒部16の内周面に密着させられて、円筒部16の内周面との間を水密にシールしている。 【0035】この例において摺動筒体58は上記のように円筒部16と一体回転するものとされており、この摺動筒体58に形成された連通口62が、円筒部16に形成された連通口32とほぼ同形状とされている。 【0036】摺動筒体58及び円筒部16にはそれぞれ係合突起68,69が形成されており、それらが円筒部16及び摺動筒体58に形成された係合凹部70,72に係合し、その係合作用によって摺動筒体58と円筒部16とが一体回転するようになっている。 【0037】以上のような本例の組付構造においては、水栓本体18の外周面及び円筒部16の内周面、即ちそれらの嵌合面に多少の寸法のばらつきが生じた場合でも円筒部16が水栓本体18に対して傾いた状態となるのを防止できる。 【0038】本例の摺動筒体58は上記図7に示す求心リング226と異なって軸方向長の長いものであり、円筒部16の横方向の荷重を摺動筒体58全長に亘って十分に支持できる。またこのような摺動筒体58を介在させることによって、水栓本体18と円筒部16との接触を確実に防止することができ、水栓本体18及び円筒部16を金属製となした場合においても、それらの接触により大きな摩擦抵抗が発生したり、異音が発生したりするのを確実に防止できる。また摺動筒体58は潤滑性の高い樹脂製の部材から成っており、従って円筒部16を水栓本体18に対し摺動筒体58を介して円滑に回転摺動させることができる。 【0039】図5は本発明の更に他の実施例を示したもので、ここでは水栓本体18の外周面に潤滑性を有する高摺動樹脂の潤滑被膜74が形成され、その潤滑被膜74を介して水栓本体18の外周面と円筒部16の内周面とが回転摺動可能に嵌合されている。ここで潤滑被膜74は、スプレー塗布によって水栓本体18の外周面にコーティングし、水栓本体18の外周面に一体的に形成することができる。 【0040】一方図6の例は、これとは逆に円筒部16の内周面に潤滑性を有する高摺動樹脂をコーティングして、潤滑被膜74を円筒部16の内周面に一体的に形成し、この潤滑被膜74を介して水栓本体18の外周面と円筒部16の内周面とを回転摺動可能に嵌合したものである。この図6の例では、潤滑被膜74が円筒部16とともに一体に回転し、水栓本体18の外周面に対し回転方向に摺動する。 【0041】これら図5及び図6の例においても、潤滑被膜74を介して水栓本体18の外周面と円筒部16の内周面とを嵌合することにより、吐水管10の円滑な回転動作を確保することができる。 【0042】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示である。例えば本発明においては、水栓本体18を樹脂製となし且つこれを母材樹脂中に潤滑性を付与する各種樹脂材を混合したものとなすことができる。例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂,PSF(ポリサルフォン)樹脂,PPA(ポリフタルアミド)樹脂を母材として、そこにフッ素樹脂やシリコーン樹脂等潤滑性を付与する樹脂材を練り込み、以って水栓本体18を構成するといったことも可能である。このようにした場合、水栓本体18自体の潤滑性能を効果的に高めることができる。 【0043】その上で更に摺動筒体58を介して円筒部16の内周面に水栓本体18の外周面を嵌合するようになすことができる。或いはまた場合によって摺動筒体58を介することなく直接水栓本体18の外周面を円筒部16の内周面に回転摺動可能に嵌合するようになすことができる。 【0044】その他本発明は上記例示したシングルレバー式混合水栓以外の水栓の吐水管組付構造に適用することも可能であるなど、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000479 【氏名又は名称】株式会社イナックス
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| 【出願日】 |
平成12年2月15日(2000.2.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100089440 【弁理士】 【氏名又は名称】吉田 和夫
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| 【公開番号】 |
特開2001−227013(P2001−227013A) |
| 【公開日】 |
平成13年8月24日(2001.8.24) |
| 【出願番号】 |
特願2000−36769(P2000−36769) |
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