| 【発明の名称】 |
生ごみ処理装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】奈須 恒侍
【氏名】堀 良至
【氏名】村松 徹
【氏名】梨子田 潤
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| 【要約】 |
【課題】ゲートが投入口を開口している時に流し台に水を流しても、生ごみを処理するための生ごみ処理槽へ流し台で使用している水が浸入することを防止できる生ごみ処理装置を提供すること【解決手段】 流し台3を流れる流水を検知する流水センサ17を、トラップ配管13aの封水面より上部内壁面13bに設け、流水センサ17が流水を検知しているときは、足踏ペダル40のゲート14開操作に係わらず、ゲート14が投入口15を閉じるように制御する制御装置100を備えている。
【解決手段】流し台3を流れる流水を検知する流水センサ17を、トラップ配管13aの封水面より上部内壁面13bに設け、流水センサ17が流水を検知しているときは、足踏ペダル40のゲート14開操作に係わらず、ゲート14が投入口15を閉じるように制御する制御装置100を備えている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 流し台(3)の排水口(4)に連通する投入口(15)と、この投入口(15)より投入された生ごみを処理するための生ごみ処理槽(9)と、前記投入口(15)を開閉できるゲート(14)と、このゲート(14)の開閉操作を行うゲート開閉操作手段(40)を備える生ごみ処理装置(1)において、前記生ごみ処理槽(9)外にあり、前記流し台(3)を流れる流水が前記生ごみ処理槽(9)内へ浸入する状態を検知する流水浸入状態検知手段(17)を設け、前記ゲート(14)が前記投入口(15)を開いているときに、前記流水浸入状態検知手段(17)が流水が浸入する状態を検知した場合には、前記ゲート開閉操作手段(40)の前記ゲート(14)開操作に係わらず、前記ゲート(14)が前記投入口(15)を閉じるように制御する制御手段(100)を具備することを特徴とする生ごみ処理装置。 【請求項2】 流し台(3)の排水口(4)に連通する投入口(15)と、この投入口(15)より投入された生ごみを処理するための生ごみ処理槽(9)と、前記投入口(15)を開閉できるゲート(14)と、このゲート(14)の開閉操作を行うゲート開閉操作手段(40)を備える生ごみ処理装置(1)において、前記生ごみ処理槽(9)外にあり、前記流し台(3)を流れる流水が前記生ごみ処理槽(9)内へ浸入する状態を検知する流水浸入状態検知手段(17)と、前記ゲート(14)と前記ゲート開閉操作手段(40)とを機械的に連結する機械的連結手段(41)と、この機械的連結手段(41)を無効にする無効化手段(20、21、24)とを備え、前記流水浸入状態検知手段(17)が流水が浸入する状態を検知しているときは、前記ゲート開閉操作手段(40)の前記ゲート(14)開操作に係わらず、前記ゲート(14)が前記投入口(15)を閉じるように前記無効化手段(20、21、24)を制御する制御手段(100)を具備することを特徴とする生ごみ処理装置。 【請求項3】 前記流水浸入状態検知手段(17)が、前記流し台(3)を流れる流水を検知する流水検知手段(17)であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の生ごみ処理装置。 【請求項4】 前記ゲート(14)が前記投入口(15)を閉じる方向に移動させる応力を付勢する弾性手段(38)と、前記ゲート(14)が前記投入口(15)を開く方向に移動させる操作力を前記ゲート開閉操作手段(40)から前記ゲート(14)に伝達する操作力伝達手段(41)と、前記操作力伝達手段(41)による前記操作力の伝達状態を切り換える電気駆動手段(20)とを備え、前記制御手段(100)が、前記流水検知手段(17)の検知信号に応じて、前記電気駆動手段(20)に非通電制御するように構成したことを特徴とする請求項3に記載の生ごみ処理装置。 【請求項5】 前記操作力伝達手段(41)は、前記操作力を張力で伝達するワイヤ部材(41)を含み、前記電気駆動手段(20)に通電している場合には、前記ゲート開閉操作手段(40)の前記ゲート(14)開操作時に前記ワイヤ部材(41)に前記張力を発生させ、前記操作力を伝達できる状態にし、前記電気駆動手段(20)に通電していない場合には、前記ゲート開閉操作手段(40)の前記ゲート(14)開操作時にも前記ワイヤ部材(41)に前記張力を発生させず、前記操作力の伝達を禁止することを特徴とする請求項4に記載の生ごみ処理装置。 【請求項6】 前記操作力伝達手段(41a、41b、50、51、56)は、嵌合部(53)が形成されている操作力伝達部材(51)と、前記嵌合部(53)に嵌合可能に配置された係止部材(56)とを含み、前記電気駆動手段(60)に通電している場合には、前記係止部材(56)を前記嵌合部(53)に嵌合させて、前記操作力を伝達できる状態にし、前記電気駆動手段(60)に通電していない場合には、前記電気駆動手段(60)により前記係止部材(56)を前記嵌合部(53)から引き抜き、前記操作力の伝達を遮断することを特徴とする請求項4に記載の生ごみ処理装置。 【請求項7】 前記流し台(3)の前記排水口(4)に連通する排水路(12)を形成する排水路形成部材(2)と、前記排水路(12)に連通し蓄えられた封水でトラップ部(13)を形成するトラップ配管(13a)を備え、前記流水検知手段(17)は、前記排水路形成部材(2)の内壁面もしくは前記トラップ配管(13a)の前記封水面より上部の内壁面(13b)に設けられていることを特徴とする請求項3ないし請求項6のいずれか1つに記載の生ごみ処理装置。 【請求項8】 前記流水検知手段(17)は、複数の電極を備え、この複数電極間を流れる流水の導電率を検知するセンサであることを特徴とする請求項3ないし請求項7のいずれか1つに記載の生ごみ処理装置。 【請求項9】 前記流水浸入状態検知手段(8)が、前記排水口(4)を開閉する遮蔽部材(6)を検知する遮蔽部材検知手段(8)であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の生ごみ処理装置。 【請求項10】 前記ゲート(14)が前記投入口(15)を閉じる方向に移動させる応力を付勢する弾性手段(38)と、前記ゲート(14)が前記投入口(15)を開く方向に移動させる操作力を前記ゲート開閉操作手段(40)から前記ゲート(14)に伝達する操作力伝達手段(41a、41b、50、51、56)と、前記操作力伝達手段(41a、41b、50、51、56)による前記操作力の伝達状態を切り換える電気駆動手段(60)とを備え、前記制御手段(101)が、前記遮蔽部材検知手段(8)の検知信号に応じて、前記電気駆動手段(60)に通電制御するように構成したことを特徴とする請求項9に記載の生ごみ処理装置。 【請求項11】 前記操作力伝達手段(41)は、前記操作力を張力で伝達するワイヤ部材(41)を含み、前記電気駆動手段(20)に通電している場合には、前記ゲート開閉操作手段(40)の前記ゲート(14)開操作時に前記ワイヤ部材(41)に前記張力を発生させ、前記操作力を伝達できる状態にし、前記電気駆動手段(20)に通電していない場合には、前記ゲート開閉操作手段(40)の前記ゲート(14)開操作時にも前記ワイヤ部材(41)に前記張力を発生させず、前記操作力の伝達を禁止することを特徴とする請求項10に記載の生ごみ処理装置。 【請求項12】 前記操作力伝達手段(41a、41b、50、51、56)は、嵌合部(53)が形成されている操作力伝達部材(51)と、前記嵌合部(53)に嵌合可能に配置された係止部材(56)とを含み、前記電気駆動手段(60)に通電している場合には、前記係止部材(56)を前記嵌合部(53)に嵌合させて、前記操作力を伝達できる状態にし、前記電気駆動手段(60)に通電していない場合には、前記電気駆動手段(60)により前記係止部材(56)を前記嵌合部(53)から引き抜き、前記操作力の伝達を遮断することを特徴とする請求項10に記載の生ごみ処理装置。 【請求項13】 前記電気駆動手段(60)は、前記操作力伝達手段(41a、41b、50、51、56)の可動部位に繋止されていないことを特徴とする請求項12に記載の生ごみ処理装置。 【請求項14】 前記制御手段(101)は、前記電気駆動手段(60)への通電開始から所定時間前記電気駆動手段(60)に通電することを特徴とする請求項11ないし請求項13のいずれか1つに記載の生ごみ処理装置。 【請求項15】 前記遮蔽部材(6)は磁性体(7)を備え、前記遮蔽部材検知手段(8)は、前記排水口(4)付近に備えられ前記磁性体(7)の磁力を検知するスイッチ(8)であることを特徴とする請求項9ないし請求項14のいずれか1つに記載の生ごみ処理装置。 【請求項16】 前記生ごみ処理槽(9)は、投入された生ごみを微生物によって分解処理することを特徴とする請求項1ないし請求項15のいずれか1つに記載の生ごみ処理装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、台所等で排出される生ごみを処理する生ごみ処理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来技術として、例えば特開平10−442号公報に開示された生ごみ処理装置がある。この生ごみ処理装置は、台所の流し台の排水口を開閉する遮蔽蓋を配置し、排水口の下方には複数の小孔を有する円筒格子状の水切り部を配置している。水切り部の下方には、生ごみ処理槽と生ごみを粉砕し生ごみ処理槽まで移送する粉砕部を備えている。また、この粉砕部の上方端は生ごみの投入口となっており、この投入口の上方に、球面状のゲートを備え、このゲートは回動モータにより投入口を開閉するようになっている。 【0003】水切り部は、流し台の排水口から投入された生ごみを一時的に溜めることができる。そして、使用者が、水切り部に溜められた生ごみを処理する場合、まず、排水口に遮蔽蓋をはめ込み排水口を塞ぎ、次に回動モータによりゲートを作動させ、投入口を開口し、水切り部内の生ごみを投入口から破砕部へ送る。生ごみが破砕部に送られると、回動モータはゲートを作動させ、投入口を閉じ、破砕部は生ごみを破砕して生ごみ処理槽へ送ることができる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の生ごみ処理装置では、ゲートを作動させ投入口を開口している時に排水口から遮蔽蓋を外し、流し台に水を流すと、ゲートが投入口を閉じるまで投入口から生ごみ処理槽へ水が流れ込んでしまうため、生ごみの処理を悪化させることになる。特に、生ごみを微生物により分解処理するタイプの生ごみ処理装置では、水分の流入によって生ごみ処理槽内が浸水し、微生物が死滅したり、微生物による分解性能が極端に低下する等の問題が生じる。 【0005】本発明は、上記点に鑑みてなされたもので、ゲートが投入口を開口している時に流し台に水を流しても、生ごみを処理するための生ごみ処理槽へ流し台で使用している水が浸入することを防止できる生ごみ処理装置を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1〜16に記載の発明では、生ごみ処理槽(9)外にあり、流し台(3)を流れる流水が生ごみ処理槽(9)内へ浸入する状態を検知する流水浸入状態検知手段(17)を設け、ゲート(14)が投入口(15)を開いているときに、流水浸入状態検知手段(17)が流水が浸入する状態を検知した場合には、ゲート開閉操作手段(40)のゲート(14)開操作に係わらず、ゲート(14)が投入口(15)を閉じるように制御する制御手段(100)を備えたことを特徴としている。 【0007】これによると、ゲート開閉操作手段(40)を操作しゲート(14)が投入口(15)を開いているときに、流し台(3)に水を流すと生ごみ処理槽(9)に水が浸入する状態となった場合には、強制的にゲート(14)が投入口(15)を閉じる。従って、ゲート(14)が投入口(15)を開いているときに流し台(3)に水を流しても、生ごみ処理槽(9)へ水が浸入することを防止できる。 【0008】また、請求項2に記載の発明では、生ごみ処理槽(9)外にあり、流し台(3)を流れる流水が生ごみ処理槽(9)内へ浸入する状態を検知する流水浸入状態検知手段(17)と、ゲート(14)とゲート開閉操作手段(40)とを機械的に連結する機械的連結手段(41)と、この機械的連結手段(41)を無効にする無効化手段(20、21、24)とを備え、流水浸入状態検知手段(17)が流水が浸入する状態を検知しているときは、ゲート開閉操作手段(40)のゲート(14)開操作に係わらず、ゲート(14)が投入口(15)を閉じるように無効化手段(20、21、24)を制御する制御手段(100)を備えたことを特徴としている。 【0009】これによると、ゲート開閉操作手段(40)を操作しゲート(14)が投入口(15)を開いているときに、流し台(3)に水を流すと生ごみ処理槽(9)に水が浸入する状態となった場合には、強制的にゲート(14)が投入口(15)を閉じる。また、流し台(3)に水を流すと生ごみ処理槽(9)に水が浸入する状態となっている場合に、ゲート開閉操作手段(40)を操作し投入口(15)を開口しようとしても、ゲート(14)が投入口(15)を閉じた状態を維持する。従って、ゲート(14)が投入口(15)を開いているときに流し台(3)に水を流しても、生ごみ処理槽(9)へ水が浸入することを防止できる。また、流し台(3)に水を流しているときには、ゲート(14)が投入口(15)を開口することができず、生ごみ処理槽(9)へ水が浸入することを防止できる。 【0010】また、請求項4〜6に記載の発明では、ゲート(14)が投入口(15)を閉じる方向に移動させる応力を付勢する弾性手段(38)と、ゲート(14)が投入口(15)を開く方向に移動させる操作力をゲート開閉操作手段(40)からゲート(14)に伝達する操作力伝達手段(41)と、操作力伝達手段(41)による操作力の伝達状態を切り換える電気駆動手段(20)とを備え、制御手段(100)が、流し台(3)を流れる流水を検知する流水検知手段(17)の検知信号に応じて、電気駆動手段(20)に非通電制御するように構成したことを特徴としている。 【0011】これによると、流し台(3)に水を流すと、電気駆動手段(20)が非通電状態となり、速やかに操作力伝達手段(41)による操作力の伝達を禁止する。すると弾性手段(38)によるゲート(14)が投入口(15)を閉じる方向の応力によって、ゲート(14)が投入口(15)を開いている場合はゲート(14)は投入口(15)を閉じるように作動し、ゲート(14)が投入口(15)を閉じている場合はゲート(14)は投入口(15)を閉じた状態を維持する。従って、生ごみ処理槽(9)へ水が浸入することを確実に防止できる。 【0012】また、停電時等生ごみ処理装置(1)に電力が供給されなくなった場合にも、電気駆動手段(20)が非通電状態となり操作力伝達手段(41)による操作力の伝達を禁止する。従って、ゲート(14)が投入口(15)を開いている場合はゲート(14)は投入口(15)を閉じるように作動し、ゲート(14)が投入口(15)を閉じている場合はゲート(14)は投入口(15)を閉じた状態を維持するため、使用者が誤ってゲート(14)を操作し投入口(15)を開口し、生ごみ処理槽(9)へ生ごみや水を投入したり、投入口(15)から生ごみ処理槽(9)内の臭いが漏れることを防止できる。 【0013】また、請求項7に記載の発明では、流し台(3)の排水口(4)に連通する排水路(12)を形成する排水路形成部材(2)と、排水路(12)に連通し蓄えられた封水でトラップ部(13)を形成するトラップ配管(13a)を備え、流水検知手段(17)は、排水路形成部材(2)の内壁面もしくはトラップ配管(13a)の封水面より上部の内壁面(13b)に設けられていることを特徴としている。 【0014】これによると、流し台(3)の排水口(4)の下流部において、流し台(3)に水を流した場合確実に水が流れ、かつ流し台(3)に水を流すことを停止した場合確実に水の流れが停止する部位に流水検知手段(17)を設けることができるので、流水を確実に検知できる。 【0015】また、請求項8に記載の発明では、流水検知手段(17)は、複数電極間を流れる流水の導電率を検知するセンサであることを特徴としている。 【0016】これによると、流し台(3)で水を流し、流水検知手段(17)に流水が接触した場合、導電率の変化により流水を速やかに検知することができる。 【0017】また、請求項10〜14に記載の発明では、ゲート(14)が投入口(15)を閉じる方向に移動させる応力を付勢する弾性手段(38)と、ゲート(14)が投入口(15)を開く方向に移動させる操作力をゲート開閉操作手段(40)からゲート(14)に伝達する操作力伝達手段(41a、41b、50、51、56)と、操作力伝達手段(41a、41b、50、51、56)による操作力の伝達状態を切り換える電気駆動手段(60)とを備え、制御手段(101)が、排水口(4)を開閉する遮蔽部材(6)を検知する遮蔽部材検知手段(8)の検知信号に応じて、電気駆動手段(60)に通電制御するように構成したことを特徴としている。 【0018】これによると、遮蔽部材(6)を取り外し排水口(4)を開口すると、電気駆動手段(60)が非通電状態となり、速やかに操作力伝達手段(41a、41b、50、51、56)による操作力の伝達を禁止する。すると弾性手段(38)によるゲート(14)が投入口(15)を閉じる方向の応力によって、ゲート(14)が投入口(15)を開いている場合はゲート(14)は投入口(15)を閉じるように作動し、ゲート(14)が投入口(15)を閉じている場合はゲート(14)は投入口(15)を閉じた状態を維持する。従って、生ごみ処理槽(9)へ水が浸入することを確実に防止できる。 【0019】また、停電時等生ごみ処理装置(1)に電力が供給されなくなった場合にも、電気駆動手段(60)が非通電状態となり操作力伝達手段(41a、41b、50、51、56)による操作力の伝達を禁止する。従って、ゲート(14)が投入口(15)を開いている場合はゲート(14)は投入口(15)を閉じるように作動し、ゲート(14)が投入口(15)を閉じている場合はゲート(14)は投入口(15)を閉じた状態を維持するため、使用者が誤ってゲート(14)を操作し投入口(15)を開口し、生ごみ処理槽(9)へ生ごみや水を投入したり、投入口(15)から生ごみ処理槽(9)内の臭いが漏れることを防止できる。 【0020】また、請求項13に記載の発明では、操作力伝達手段(41a、41b、50、51、56)は、嵌合部(53)が形成されている操作力伝達部材(51)と、嵌合部(53)に嵌合可能に配置された係止部材(56)とを含み、電気駆動手段(60)に通電している場合には、係止部材(56)を嵌合部(53)に嵌合させて、操作力を伝達できる状態にし、電気駆動手段(60)に通電していない場合には、電気駆動手段(60)により係止部材(56)を嵌合部(53)から引き抜き、操作力の伝達を遮断することを特徴とする生ごみ処理装置であって、電気駆動手段(60)は、操作力伝達手段(41a、41b、50、51、56)の可動部位に繋止されていないことを特徴としている。 【0021】これによると、電気駆動手段(60)は、ゲート開閉操作に伴いその位置を移動しないので、移動のためのスペースを必要としない。従って、そのスペース分生ごみ処理装置(1)の体格を小型化できる。 【0022】また、請求項14に記載の発明では、制御手段(101)は、電気駆動手段(60)への通電開始から所定時間電気駆動手段(60)に通電することを特徴としている。 【0023】これによると、遮蔽部材(6)を取り付け排水口(4)を閉じてから所定時間のみ、電気駆動手段(60)に通電することができる。従って、電気駆動手段(60)への通電時間を短縮することができ、電力消費量を低減できる。 【0024】また、請求項15に記載の発明では、遮蔽部材(6)は磁性体(7)を備え、遮蔽部材検知手段(8)は、排水口(4)付近に備えられ磁性体(7)の磁力を検知するスイッチ(8)であることを特徴としている。 【0025】これによると、排水口(4)を開閉する遮蔽部材(6)を速やかに検知することができる。すなわち、生ごみ処理槽(9)へ流水が浸入できる状態であるか否かを速やかに検知することができる。 【0026】更に、請求項16に記載の発明においては、生ごみ処理槽(9)では、投入された生ごみを微生物によって分解処理することを特徴としている。このように微生物を用いる生ごみ処理装置(1)では、生ごみ処理槽(9)へ水分が浸入すると、微生物が死滅したり、微生物による生ごみの分解性能が極端に低下するため、本発明の構成によって生ごみ処理槽(9)への水分の浸入を防止できる効果は極めて大きい。 【0027】なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す。 【0028】 【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明の第1の実施形態を図1から図4に基づいて説明する。 【0029】図1は、本発明を適用した生ごみ処理装置の第1の実施形態の概略構成図である。 【0030】この生ごみ処理装置1は台所に設置されており、流し台3の下方に設置されている。この流し台3には、排水のための排水口4が設けられている。この排水口4には複数の小孔を有する格子状の水切り部5が設置されている。 【0031】排水口4の下方には、生ごみを生ごみ処理槽9にまで移送する移送路10が設置されている。移送路10の下流部(下方部)には、生ごみを分解する高温好気性菌の担持された微生物担体を収容する生ごみ処理槽9が設けられている。排水口4と移送路10の上端の生ごみを投入する投入口15との間には、遮断部材であるゲート14が配置されている。移送路10の外周部位で、排水路形成部材である排水ケース2の内側には、水切り部5から流れ出した排水を排出するための排出路12が設けられている。排出路12の下流部には、トラップ部である排水トラップ13を形成するトラップ配管13aおよび排水配管16が接続されている。 【0032】ゲート14はポリプロピレン等の樹脂にて球面形状に成形されており、ゲート14と一体成形されたゲート支柱11を介して移送路10の外壁面に配置された回動軸36に回動可能に支持されている。ゲート14は、回動することにより排水口4と投入口15との間を連通または遮断する。ゲート14が排水口4と投入口15との間を連通する際、排出路12はゲート14が収納される収納部の機能をも果たしている。このゲート14は、ゲート開閉操作手段である足踏ペダル40で使用者自身の操作力にて開閉されるようになっている。ゲート14の開閉機構については後述する。 【0033】トラップ配管13aの封水面より上部の内壁面13bには、トラップ配管13a内を流れる流水の導電率を検知するための流水浸入状態検知手段であり流水検知手段である流水センサ17が配置されている。流水センサ17は所定間隔(本例では5mm)離れた複数の電極から構成されている。この複数の電極に一端を接続された信号線18の他端は制御手段である制御装置100に接続されており、トラップ配管13aの封水面より上部の内壁面13bの導電率を制御装置100に出力するようになっている。 【0034】また、制御装置100に一端を接続された信号線19の他端は、電気駆動手段であるソレノイド部20に接続されており、制御装置100からの信号により作動するように構成されている。 【0035】次に、上記構成に基づき生ごみ処理装置1の作動を説明する。 【0036】生ごみを流し台3の排水口4から投入し、生ごみが水切り部5内のゲート14の上部に堆積していくと、これに伴って自然に水切り部5に形成された複数の小孔から生ごみ中の水分が排出路12に流れ出して、生ごみの水切りが行なわれる。この時ゲート14は排水口4と投入口15の間を遮断している。 【0037】そして、使用者が、この水切り部5内に堆積された生ごみを処理する場合、足踏ペダル40により、ゲート14を投入口15を開口するように作動させ、水切り部5内の生ごみを投入口15から移送路10を通じて生ごみ処理槽9に送る。生ごみを生ごみ処理槽9に送った後、ゲート14を作動し、排水口4と投入口15の間を遮断しておく。 【0038】生ごみ処理槽9内においては、図示しない攪拌モータを駆動させて図示しない攪拌翼を回転させ、生ごみ処理槽9内に送られた生ごみと生ごみ処理槽9内の微生物担体とを攪拌する。これにより、生ごみが微生物担体中の微生物にて分解ガスと分解水に分解される。 【0039】次に、図1、図2に基づいてゲート14の開閉機構の構成について説明する。 【0040】図1、図2に示すように、ゲート14を操作するための足踏ペダル40は、台所の床面の近傍に設置され、使用者によって踏み込まれるように設置されている。足踏ペダル40には、機械的連結手段であり操作力伝達手段を成すワイヤ部材であるコントロールケーブル41の一端が接続されている。そして、コントロールケーブルの他端はレバー片30、34に接続されている。レバー片30、34は鉄板などの金属片であって、駆動レバー片30と従動レバー片34とから構成される。 【0041】コントロールケーブル41は駆動レバー片30に接続されている。駆動レバー片30は矢印C方向に回動可能となっている。そして、駆動レバー片30に設けられたピン形状の軸部32が、従動レバー片34に形成されたガイド溝35に挿入されることにより、駆動レバー片30と従動レバー片34とが接続されている。従動レバー片34は矢印D方向に回動可能になっている。そして、従動レバー片34のガイド溝35が形成された部位との反対側は、ゲート14の回動軸36に接続されている。 【0042】ガイド溝35は図2に示すように、くの字状に屈折した形状に形成されており、このくの字状の頂点を境にして、ガイド部35aとアイドル部35bが形成されている。このアイドル部35bによって、従動レバー片34の回動量は駆動レバー片30の回動量より少なくなっており、使用者が足踏みペダル40を踏み込んだときに、操作力を和らげてゲート14に伝達することができる。 【0043】上記ゲート14には、図2中紙面表裏側に一対のゲート支柱11が一体的に形成され、図2中紙面手前側に位置するゲート支柱11に、上記回動軸36が取り付けられる。この回動軸36は、図1に示すようにポリプロピレン等の樹脂にて形成された排水ケース2を貫通するように配置されている。 【0044】駆動レバー片30の回動軸37が設けられた側には、弾性手段であるつるまき状のバネ部材38が配置されている。足踏ペダル40に何の操作力が加わっていないときには、このバネ部材38によってゲート14を投入口15を開口する位置から閉塞する位置に戻すことができる。 【0045】レバー片30、34の下方には、通電によって作動するソレノイド部20が設置されている。ソレノイド部20はブラケット23によって生ごみ処理槽9の外壁面に固定されている。図2に示すように、ソレノイド部20の軸部21は図中左右方向に駆動するように設置され、軸部21には、コントロールケーブル41の径よりも若干広い幅のガイド溝を外周に有するガイドローラ24が矢印F方向に回動可能に支持されている。ソレノイド部20と軸部21とガイドローラ24とで機械的連結手段の無効化手段を構成している。 【0046】ガイドローラ24の右方上下には、ガイドローラ24のガイド溝幅より若干幅の薄い補助ローラ25、26が、図示しない軸部によって生ごみ処理槽9の外壁面に固定されている。そして、ガイドローラ24と補助ローラ25、26との間にはコントロールケーブル41の経路Gが形成されており、コントロールケーブル41は、駆動レバー片30に接続している端の下方において、ガイドローラ24と補助ローラ25、26との間の湾曲した経路Gに設置されている。 【0047】次に、ゲート14の操作および作動について図1から図4に基づいて説明する。 【0048】最初に、流水センサ17がトラップ配管13aの封水面より上部の内壁面13bの流水を検知していない場合のゲート14の操作および作動について説明する。 【0049】使用者が足踏みペダル40を踏んでいないときには、図2に示すように、バネ部材38の弾性力により、ゲート14は投入口15を閉塞する位置にある。このとき、制御装置100はソレノイド部20に通電信号を送っており、ソレノイド部20には通電しており、ガイドローラ24を図中右方向に押し出し、ガイドローラ24と補助ローラ25、26とは、その間に湾曲した経路Gを形成している。 【0050】そして、使用者が足踏みペダル40を踏み込むと、図3に示すように、コントロールケーブル41が矢印B方向(図中下方)に引っ張られ、使用者の操作力は駆動レバー片30から従動レバー片34に伝わり、従動レバー片34は矢印D方向に回動する。そして、使用者の操作力は従動レバー片34から回動軸36を介してゲート14に伝わり、ゲート14は矢印E方向へ回動して投入口15を開口することができる。 【0051】そして、投入口15から生ごみを投入した後、足踏みペダル40を離すと、駆動レバー片30に設けられたバネ部材38により、ゲート14は、図2に示す投入口15を閉塞する位置に復帰する。 【0052】次に、流水センサ17がトラップ配管13aの封水面より上部の内壁面13bの流水を検知している場合のゲート14の操作および作動について説明する。 【0053】使用者が足踏ペダル40を踏んでいないときには、上記の流水センサ17がトラップ配管13aの封水面より上部の内壁面13bの流水を検知していない場合と同様、図2に示すように、ゲート14は投入口15を閉塞する位置にある。このとき、ソレノイド部20には通電していない。 【0054】そして、使用者が足踏ペダル40を踏み込むと、図4に示すように、コントロールケーブル41に押されてガイドローラ24は軸部21とともに図4中左方向に移動し、ガイドローラ24と補助ローラ25、26とは、その間に湾曲していない経路Hを形成する。すると経路Gに対して経路Hのほうが経路長さが短くなっているために、コントロールケーブル41に張力を発生させることができず、駆動レバー片30を回動させることができない。これにより、流水センサ17がトラップ配管13aの封水面より上部の内壁面13bの流水を検知している場合には、足踏ペダル40を操作してゲート14を作動させ、投入口15を開口することはできず、生ごみ処理槽9へ流し台3で使用している水が浸入することを防止できる。 【0055】次に、ゲート14が投入口15を開口しているときに、流水センサ17がトラップ配管13aの封水面より上部の内壁面13bの流水を検知した場合のゲート14の操作および作動について図1、図3および図4に基づいて説明する。 【0056】使用者が足踏みペダル40を踏み込むときには、流水センサ17がトラップ配管13aの封水面より上部の内壁面13bの流水を検知していないので、ソレノイド部20には通電しており、ガイドローラ24と補助ローラ25、26とは、その間に湾曲した経路Gを形成している。使用者が足踏みペダル40を踏み込むことにより、図3に示すように、コントロールケーブル41が矢印B方向(図中下方)に引っ張られ、使用者の操作力は駆動レバー片30、従動レバー片34から回動軸36を介してゲート14に伝わり、ゲート14は矢印E方向へ回動して投入口15を開口することができる。 【0057】こうして投入口15が開口しているときに、流し台3に水を流すと、流水センサ17がトラップ配管13aの封水面より上部の内壁面13bの流水による導電率の変化を制御装置100に伝える。そして、制御装置100はソレノイド部20に送っていた通電信号を停止し、ソレノイド部20には通電されなくなる。これにより、コントロールケーブル41に押されてガイドローラ24は軸部21とともに図中左方向に移動し、図4に示すように、ガイドローラ24と補助ローラ25、26とは、その間に湾曲していない経路Hを形成する。 【0058】すると、コントロールケーブル41の張力は、経路Gから経路Hに経路長さが変化したことにより消滅し、駆動レバー片30はバネ部材38の弾性力により上方に移動し、ゲート14は投入口15を閉塞する。従って、投入口15が開口しているときに流し台3に水を流した場合には、足踏ペダル40を操作していても、ゲート14は投入口15を強制的に閉塞し、生ごみ処理槽9へ流し台3で使用している水が浸入することを防止できる。 【0059】また、停電等により生ごみ処理装置1に電力が供給されなくなった場合にも、ソレノイド部20には通電されなくなり、コントロールケーブル41に張力を発生させることができなくなる。従って、ゲート14が投入口15を開いている場合はゲート14は投入口15を閉じるように作動し、ゲート14が投入口15を閉じている場合はゲート14は投入口15を閉じた状態を維持するため、使用者が誤ってゲート14を操作して投入口15を開口し、生ごみ処理槽9へ生ごみや水を投入したり、投入口15から生ごみ処理槽9内の臭いが漏れることを防止できる。 【0060】(第2の実施形態)次に、第2の実施形態について図5から図10に基づいて説明する。 【0061】上記したように、第1の実施形態では、図1に示したように流水浸入状態検知手段である流水センサ17がトラップ配管13aの封水面より上部の内壁面13bの流水を検知している場合には、ソレノイド部20に通電せず、コントロールケーブル41によってガイドローラ24を移動し、コントロールケーブル41の経路を変化させて、コントロールケーブル41の張力を消滅させ、足踏ペダル40からの操作力が駆動レバー片30に伝わらないように制御している。 【0062】これに対して、本第2の実施形態では、流水浸入状態検知手段は排水口4を開閉する遮蔽蓋6を検知するリードスイッチ8であり、コントロールケーブル41は、足踏ペダル40に接続される第1コントロールケーブル41aと駆動レバー片に接続される第2コントロールケーブル41bとから構成されている。そしてリードスイッチ8が遮蔽蓋6を検知している場合には、第1コントロールケーブル41aと第2コントロールケーブル41bとを連結し、足踏ペダル40からの操作力が駆動レバー片30に伝わるようにし、リードスイッチ8が遮蔽蓋6を検知していない場合には、第1コントロールケーブル41aと第2コントロールケーブル41bとの連結を解除し、足踏ペダル40からの操作力が駆動レバー片30に伝わらないように制御しようとするものである。 【0063】なお、第1の実施形態と同様の部分については、第1の実施形態と同じ符号をつけてその説明を省略する。 【0064】図5は、本発明を適用した生ごみ処理装置の第2の実施形態の概略構成図である。 【0065】流し台3の排水口4の上方には、この排水口4を開閉するように、磁性体である永久磁石7を内蔵した遮蔽部材である遮蔽蓋6が備えられている。また、排水口4の外周部位には、流水浸入状態検知手段であり遮蔽部材検知手段であるリードスイッチ8が内蔵されている。このリードスイッチ8に一端を接続された信号線70の他端は制御手段である制御装置101に接続されており、遮蔽蓋6が排水口4にはめ込まれ、排水口4が完全に塞がれると、リードスイッチ8がオン状態となり、排水口4が塞がれているという信号を制御装置101に出力するようになっている。 【0066】また、制御装置101に一端を接続された信号線71の他端は、電気駆動手段であるソレノイド部60に接続されており、制御装置101からの信号により作動するように構成されている。 【0067】駆動レバー片30の下方には、図6、7に示すように長円状の駆動プレート50と操作力伝達部材である従動プレート51とが配置されている。駆動プレート50と従動プレート51とは生ごみ分解槽9の外壁面に設けられた固定軸54に図7に示すように回動可能に支持されている。 【0068】ゲート開閉操作手段である足踏ペダル40に一端を接続された第1コントロールケーブル41aの他端は、図6、7に示すように、駆動プレート50の図中左方端部付近に接続されている。一方駆動レバー片30に一端を接続された第2コントロールケーブル41bの他端は、同じく図6、7に示すように従動プレート51の図中左方端部に接続されている。 【0069】図7に示すように、駆動プレート50および従動プレート51の図中右方端部付近には、それぞれ後述の係止部材である円柱状の嵌合ピン56が嵌合する駆動プレート嵌合孔52と嵌合部である従動プレート嵌合孔53が形成されている。第1コントロールケーブル41a、第2コントロールケーブル41b、駆動プレート50、従動プレート51および嵌合ピン56とで機械的連結手段(操作力伝達手段)を構成している。駆動プレート50には図示しないバネ部材が配置されており、足踏ペダル40に何の操作力が加わっていないときには、このバネ部材によって、駆動プレート嵌合孔52の中心線と従動プレート嵌合孔53の中心線とが一致する位置まで駆動プレート50を図6中時計回り方向に回動されるようになっている。 【0070】55は係止プレートであり、そのほぼ中央の両側辺部に折り曲げ部58を有している。また、駆動プレート50も、固定軸54に支持されている部位と駆動プレート嵌合孔52とのほぼ中間の両側辺部に折り曲げ部57を有している。折り曲げ部58のほぼ中央と、折り曲げ部57の中央より先端側(図7中下方側)部位には、それぞれ貫通孔が設けられており、これらの貫通孔に回動軸59が設置され、係止プレート55を駆動プレート50に回動可能に支持している。また、係止プレート55は、図6、7中右方端部付近に前述の嵌合ピン53を備えている。 【0071】図6中紙面表側(図7中下方)には、通電によって作動するソレノイド部60が図示しないブラケットにより生ごみ処理装置1本体に設置されている。図6に示すようにソレノイド部60の軸部61の中心線は固定軸54の中心線と同一線上に配置されている。係止プレート55の嵌合ピン53を備えた部位とは反対側の端部付近の両側辺部には折り曲げ部63が設けられている。折り曲げ部63のほぼ中央と、ソレノイド部60の軸部61の先端近傍とには貫通孔が設けられており、これらの貫通孔にピン部材64が設置され、ソレノイド部60の軸部61と係止プレート55とを係止している。 【0072】図7に示すように、軸部61には、コイル状のスプリング62が設けられており、このスプリング62は係止プレート55によって軸部61から外れないようになっている。係止プレート55、嵌合ピン56、ソレノイド部60、軸部61およびスプリング62とで機械的連結手段の無効化手段を構成している。軸部61に何ら力が作用していないときには、図9に示すように、係止プレート55の図中左方端部はスプリング62により図中上方に押し出され、嵌合ピン56は従動プレート嵌合孔53から引き抜かれている。そしてソレノイド部60が作動することにより軸部61がソレノイド部60内に引き込まれ、嵌合ピン56は駆動プレート嵌合孔52および従動プレート嵌合孔53に嵌合される。 【0073】次に、ゲート14の操作および作動について説明する。 【0074】最初に、遮蔽蓋6が排水口4を閉じ、リードスイッチ8が遮蔽蓋6を検知している場合のゲート14の操作および作動について説明する。 【0075】使用者が足踏みペダル40を踏んでいないときには、ゲート14は投入口15を閉塞する位置にある。使用者が遮蔽蓋6で排水口4を塞ぐと、制御装置101は所定時間(本例では30秒間)ソレノイド部60に通電する。すると図7に示すように、嵌合ピン56は駆動プレート嵌合孔52および従動プレート嵌合孔53に嵌合する。 【0076】そして、使用者が足踏みペダル40を踏み込むと、図8に示すように、第1コントロールケーブル41aが矢印J方向(図中下方)に引っ張られ、使用者の操作力は駆動プレート50から図8中紙面裏側にある従動プレート51に伝わり、従動プレート51を反時計回り方向に回動させ第2コントロールケーブル41bから駆動レバー片30に伝わる。これにより、ゲート14を回動して投入口15を開口することができる。 【0077】次に、遮蔽蓋6が排水口4を開き、リードスイッチ8が遮蔽蓋6を検知していない場合のゲート14の操作および作動について説明する。 【0078】使用者が足踏ペダル40を踏んでいないときには、上記のリードスイッチ8が遮蔽蓋6を検知している場合と同様、ゲート14は投入口15を閉塞する位置にある。このとき、制御装置101はソレノイド部60に通電信号を送っておらず、ソレノイド部60には通電していない。従って、図9に示すようにスプリング62によって、嵌合ピン56は従動プレート嵌合孔53から引き抜かれている。 【0079】そして、使用者が足踏ペダル40を踏み込んでも、嵌合ピン56が従動プレート嵌合孔53から引き抜かれているために、図10に示すように、第1コントロールケーブル41aが矢印J方向(図中下方)に引っ張られ、使用者の操作力は駆動プレート50に伝わるものの、従動プレート51には伝わらず、従動プレート51を反時計回り方向に回動させ第2コントロールケーブル41bから駆動レバー片30に伝えることはできない。これにより、遮蔽蓋6が排水口4を開き、リードスイッチ8が遮蔽蓋6を検知していない場合には、足踏ペダル40を操作してゲート14を作動させ、投入口15を開口することはできず、生ごみ処理槽9へ流し台3で使用している水が浸入することを防止できる。 【0080】次に、ゲート14が投入口15を開口しているときに、遮蔽蓋6を取り外し排水口4を開き、リードスイッチ8が遮蔽蓋6を検知しなくなった場合のゲート14の操作および作動について説明する。 【0081】使用者が足踏みペダル40を踏み込むときには、遮蔽蓋6は排水口4を閉じ、リードスイッチ8が遮蔽蓋6を検知しているので、ソレノイド部60には所定時間通電しており、図7に示すように、嵌合ピン56は駆動プレート嵌合孔52および従動プレート嵌合孔53に嵌合している。 【0082】そして、使用者が足踏みペダル40を踏み込むと、図8に示すように、第1コントロールケーブル41aが矢印J方向(図中下方)に引っ張られ、使用者の操作力は駆動プレート50から従動プレート51に伝わり、従動プレート51を反時計回り方向に回動させ第2コントロールケーブル41bから駆動レバー片30に伝わる。これにより、ゲート14を回動して投入口15を開口することができる。 【0083】こうして投入口15が開口しているときに、遮蔽蓋6を取り外し排水口4を開くと、リードスイッチ8が遮蔽蓋6を検知しなくなり、検知信号を制御装置101に伝えなくなる。すると、制御装置101はソレノイド部60に通電信号を送ることを停止し、ソレノイド部60は非通電となる。従って、図9に示すようにスプリング62によって嵌合ピン56は従動プレート嵌合孔53から引き抜かれる。 【0084】これにより、使用者の操作力は駆動プレート50に伝わっているものの、従動プレート51には伝わらず、さらに第2コントロールケーブル41bから駆動レバー片30に伝えることはできなくなり、ゲート14は投入口15を閉塞する。従って、投入口15が開口しているときに遮蔽蓋6を取り外し排水口4を開いた場合には、足踏ペダル40を操作していても、ゲート14は投入口15を強制的に閉塞し、生ごみ処理槽9へ流し台3で使用している水が浸入することを防止できる。 【0085】また、停電等により生ごみ処理装置1に電力が供給されなくなった場合にも、ソレノイド部60には通電されなくなり、図9に示すようにスプリング62によって嵌合ピン56は従動プレート嵌合孔53から引き抜かれる。従って、ゲート14が投入口15を開いている場合はゲート14は投入口15を閉じるように作動し、ゲート14が投入口15を閉じている場合はゲート14は投入口15を閉じた状態を維持するため、使用者が誤ってゲート14を操作して投入口15を開口し、生ごみ処理槽9へ生ごみや水を投入したり、投入口15から生ごみ処理槽9内の臭いが漏れることを防止できる。 【0086】また、本実施形態では、図6に示すようにソレノイド部60の軸部61の中心線は固定軸54の中心線と同一線上に配置されている。従って、使用者の操作力が駆動プレート50に伝わって、駆動プレート50が位置を変えても、ソレノイド部60はその位置を変えることはない。これによって、ソレノイド部60の移動のためのスペースが不要であり、そのスペース分生ごみ処理装置の体格を小型化できる。 【0087】また、本実施形態では、使用者が遮蔽蓋6で排水口4を塞ぐと所定時間ソレノイド部60に通電するように構成されている。従って、遮蔽蓋6で排水口4を閉じた後、ゲート14の上方に堆積した生ごみを生ごみ処理槽9に送ることができ、その後遮蔽蓋6を排水口4から取り外さなくとも、所定時間後にはソレノイド部60への通電は停止される。これによって、遮蔽蓋6が排水口4を閉じている間ソレノイド部60に通電し続ける場合よりも、電力消費量を低減できる。 【0088】(その他の実施形態)上記第1の実施形態では、制御装置100は、流水浸入状態検知手段である流水センサ17がトラップ配管13aの封水面より上部の内壁面13bの流水を検知していない場合には、ソレノイド部20に通電し、コントロールケーブル41の張力を発生させ、足踏ペダル40からの操作力が駆動レバー片30に伝わるように制御し、流水センサ17がトラップ配管13aの封水面より上部の内壁面13bの流水を検知している場合には、ソレノイド部20に通電せず、コントロールケーブル41によってガイドローラ24を移動し、コントロールケーブル41の経路を変化させて、コントロールケーブル41の張力を消滅させ、足踏ペダル40からの操作力が駆動レバー片30に伝わらないように制御するものであった。 【0089】ところが、第2の実施形態のように、コントロールケーブル41を足踏ペダル40に接続される第1コントロールケーブル41aと駆動レバー片に接続される第2コントロールケーブル41bとから構成し、流水センサ17がトラップ配管13aの封水面より上部の内壁面13bの流水を検知していない場合には、第1コントロールケーブル41aと第2コントロールケーブル41bとを機械的に連結し、足踏ペダル40からの操作力が駆動レバー片30に伝わるようにし、流水センサ17がトラップ配管13aの封水面より上部の内壁面13bの流水を検知している場合には、第1コントロールケーブル41aと第2コントロールケーブル41bとの機械的連結を解除し、足踏ペダル40からの操作力が駆動レバー片30に伝わらないように制御するものであってもよい。 【0090】また、第2の実施形態では、流水浸入状態検知手段は排水口4を開閉する遮蔽蓋6を検知するリードスイッチ8であり、コントロールケーブル41は、足踏ペダル40に接続される第1コントロールケーブル41aと駆動レバー片に接続される第2コントロールケーブル41bとから構成している。そして制御装置101は、リードスイッチ8が遮蔽蓋6を検知している場合には、第1コントロールケーブル41aと第2コントロールケーブル41bとを機械的に連結し、足踏ペダル40からの操作力が駆動レバー片30に伝わるようにし、リードスイッチ8が遮蔽蓋6を検知していない場合には、第1コントロールケーブル41aと第2コントロールケーブル41bとの機械的連結を解除し、足踏ペダル40からの操作力が駆動レバー片30に伝わらないように制御するものであった。 【0091】ところが、第1の実施形態のように、リードスイッチ8が遮蔽蓋6を検知している場合には、ソレノイド部20に通電し、コントロールケーブル41の張力を発生させ、足踏ペダル40からの操作力が駆動レバー片30に伝わるように制御し、リードスイッチ8が遮蔽蓋6を検知していない場合には、ソレノイド部20に通電せず、コントロールケーブル41の張力を消滅させ、足踏ペダル40からの操作力が駆動レバー片30に伝わらないように制御するものであってもよい。 【0092】また、上記各実施形態では、操作力伝達手段41は、ゲート開閉操作手段40からの操作力を伝えゲート14を開閉するものであったが、ゲート開閉操作手段40を電気スイッチとし、ゲート14の開閉をモータ等により行う構成のものであってもよい。 【0093】また、上記第1の実施形態では、流水センサ17をトラップ配管13aの封水面より上部の内壁面13bに配設しているが、流水が検知可能であれば、例えば排水ケース2の内面や水切り部5等の他の位置に配設してもよい。 【0094】また、上記第1の実施形態では、電気駆動手段をソレノイド部20により、上記第2の実施形態では、電気駆動手段をソレノイド部60により構成しているが、それぞれソレノイドに限らず、例えば電力が供給されることにより作動するモータ等によって構成してもよい。 【0095】また、上記第2の実施形態では、係止部材は円柱形状の嵌合ピン56を用いているが、係止部材は円柱形状に限らず、嵌合部に嵌合可能な形状であればよい。 【0096】また、上記第2の実施形態では、駆動プレート50と従動プレート51に長円状のプレートを用いているが、この形状に限らず、コントロールケーブルを接続して操作力を伝達できるものであれば、他の形状であってもよい。 【0097】また、上記各実施形態では、ゲート14は球面形状であり、回動動作で開閉するものであったが、排水口4と投入口15の間を遮断できるものであれば、スライド方式等のゲートであってもよい。 【0098】また、上記各実施形態では、生ごみ処理槽9は生ごみを微生物によって分解処理するものであったが、これに限らず、生ごみを乾燥するタイプのものであってもよいし、単なる生ごみストッカーであってもよい。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004260 【氏名又は名称】株式会社デンソー
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| 【出願日】 |
平成12年2月3日(2000.2.3) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100096998 【弁理士】 【氏名又は名称】碓氷 裕彦 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−214492(P2001−214492A) |
| 【公開日】 |
平成13年8月7日(2001.8.7) |
| 【出願番号】 |
特願2000−26267(P2000−26267) |
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