| 【発明の名称】 |
殺菌、抗菌効果のあるスパッタリング布 |
| 【発明者】 |
【氏名】宮内 達雄
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| 【要約】 |
【課題】殺菌、抗菌性があり、しかもその効果が持続し、人体に安全性の高い、殺菌、抗菌性のある金属を付着させた布を提供する。
【解決手段】基材の不織布や織物にスパッタリング法で、殺菌、抗菌性のある金属を付着させて、人体の創部にあてがうと金属のイオンが染み出して、雑菌の繁殖を抑制して、衛生状態を保ち、創傷部の治癒が促進される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】基材2に、金属1をスパッタリング法で密着させた、金属層と基材層からなる、殺菌、抗菌効果のあるスパッタリング布【請求項2】基材2は不織布、織物などで構成される請求項1の殺菌、抗菌効果のあるスパッタリング布。構成する繊維としては合成繊維のポリエステル、ナイロン、アクリル、ポリエチレン、ポリプロピレンあるいはその混紡である。 【請求項3】スパッタリングのターゲットとなる金属1は、銀、銅、亜鉛またはこれらの金属と他の金属との合金などである請求項1の殺菌、抗菌効果のあるスパッタリング布 |
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は医療における、火傷や外傷等の創部を、細菌による感染から保護するためのガーゼやばんそうこう、または包帯に用いられる。殺菌作用、抗菌作用のある金属を、基材の片面あるいは、両面にスパッタリングした布、不織布に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、不織布や織物に、作用あるいは抗菌作用のある金属をスパッタリングして、殺菌、抗菌性を付与し、ガーゼやばんそうこうに利用したものはなかった。従来医療用のガーゼには、定められた有効成分などを含ませ、殺菌効果をもたせたものがあるが、ガーゼは天然繊維から作られたものが多く、体液を吸収し易く、創部とガーゼがくっついてしまう。創部が化膿しやすいため、ガーゼを煩雑に交換しなければならないという問題があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この発明は織物や不織布のガーゼを装着した部分を殺菌し、あるいは細菌が増殖するのを抑制し、また水分を吸収しない化学繊維を主なる繊維として構成するので、水分を吸着しにくい、また傷口から滲み出る体液が染み込まず、創部とガーゼがくっついたりしにくく、ガーゼの交換が容易におこなえることを目的とする。また金属がアモルファス状に密着している構造のため、ガーゼの風合いと柔らかさ、また通気性を保ち、肌にやさしくなじむガーゼを提供する。 【0004】 【課題を解決するための手段】(イ)不織布や織物の基材2に、殺菌作用、抗菌作用のある金属1をスパッタリング法で密着させる。金属としては銀、銅、亜鉛、またはこれらの金属と他の金属との合金。たとえば銀とチタンの合金とか、ニッケルと銅の合金などである、また酸化チタン、酸化亜鉛、酸化銀等の金属酸化物をスパッタリングしても良い。これらをスパッタリング法で形成する厚みは50〜2,000Åが好ましい。 (ロ)基材2には、不織布や織物層を形成する。繊維としては合成繊維のポリエステル、ナイロン、アクリル、ポリエチレン、ポリプロピレンあるいはその混紡である。また合成繊維と天然繊維の混紡でも良いが、その場合天然繊維の比率は重量比で10%までが好ましい。また繊維の太さは、0.01デニール〜1デニールが好ましい。 【0005】 【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態について説明する。不織布や織物の基材に、銀、銅等の抗菌性金属もしくはその酸化物からなる抗菌性皮膜の少なくとも一方をスパッタリング法で密着させ、表面には金属層、裏面には不織布や織物層を形成する。また、基材2の両面に金属をスパッタリングしても良い。本発明はこのような構造で、これを使用するときは殺菌、抗菌効果のあるスパッタリング布(以下スパッタリング布と記す)3を患者の腕部Aに装着した場合、II図に示すように、スパッタリング布3を、患者の腕部Aに形成された創部(切り傷や、火傷)に装着する場合、その創部を覆うことのできる大きさ及び形状に切断して装着したり、所定サイズに形成されたスパッタリング布3を装着することにより、殺菌、抗菌効果のある金属の作用により、スパッタリング布及び患者の創部が殺菌され、細菌の増殖を抑制して清潔且つ衛生的な状態を保つことができる。スパッタリング布は湿潤状態にある創傷面に、常時微量の抗菌金属のイオンを徐放することにより常に殺菌、抗菌作用があり、創傷面の治癒が促進される。上記不織布や織物に金属をスパッタリングした後、不織布や織物を、補強あるいは別の機能を付加する意味で綿ガーゼなどを裏打ちしても良い。 【0006】 【発明の効果】本発明品を装着した部分が殺菌され、細菌の増殖が抑制されるため、清潔かつ、衛生的な状態を保つことができ、雑菌の繁殖により、創部の回復が遅れるのを防ぐ。また銀等の無機系金属は、毒性が低く、耐性菌を作らない。又皮膚への影響が少なく、安全性が高い。更に金属をスパッタリング法で、不織布や織物などの基材に付着させても、基材本来の柔らかさや通気性、肌触りが変わらない。また自由に任意の大きさに裁断することも容易である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599029176 【氏名又は名称】スパッタ株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年3月3日(2000.3.3) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2001−248066(P2001−248066A) |
| 【公開日】 |
平成13年9月14日(2001.9.14) |
| 【出願番号】 |
特願2000−105577(P2000−105577) |
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