| 【発明の名称】 |
洗濯機の操作パネル |
| 【発明者】 |
【氏名】猪瀬 邦夫
【氏名】香内 由美子
【氏名】谷津 匡信
【氏名】加藤 貴子
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| 【要約】 |
【課題】洗い時間などを設定する場合、操作パネルを大型のものにすることなく、設定できる時間の段階を増やし使い勝手のよいものにできるだけでなく、希望の時間にスムーズに設定でき、視覚障害者にとっても設定操作が行いやすい洗濯機の操作パネルを得る。
【解決手段】洗い時間、水量などの洗濯条件を設定する設定ボタンと、設定された洗濯条件を表示する表示部17とを備え、前記設定ボタンを連続または断続して押圧操作すると前記洗濯条件としての表示がその下限値から上限値へ向かう一方向に繰り返し変化してゆくものであって、前設定ボタンを連続して押圧したとき、前記表示を上限値に達した位置で固定するようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 洗い時間、水量などの洗濯条件を設定する設定ボタンと、設定された洗濯条件を表示する表示部とを備え、前記設定ボタンを連続または断続して押圧操作すると前記洗濯条件としての表示がその下限値から上限値へ向かう一方向に繰り返し変化してゆくものであって、前設定ボタンを連続して押圧したとき、前記表示を上限値に達した位置で固定するようにしたことを特徴とする洗濯機の操作パネル。 【請求項2】 洗濯条件としての表示が上限値に達したとき、前記設定ボタンの押圧操作を一旦止め、該設定ボタンを再度押圧操作することにより、前記表示が下限値へと変化するようにしたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機の操作パネル。 【請求項3】 洗濯条件としての表示が上限値に達したとき、前記設定ボタンの押圧操作を一旦止め、該設定ボタンを再度押圧操作すると前記表示が消えるとともに前記設定ボタンを再度押圧することにより該表示が下限値へと変化するようにしたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機の操作パネル。 【請求項4】 前記表示が下限値から上限値へ変化するとき、この変化に伴い報知音を発するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の洗濯機の操作パネル。 【請求項5】 前記表示が消えたとき、報知音を発するようにしたことを特徴とする請求項3記載の洗濯機の操作パネル。 【請求項6】 前記表示が数字であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の洗濯機の操作パネル。 【請求項7】 前記表示が数字に対応させたランプであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の洗濯機の操作パネル。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機の操作パネルに関するものである。 【0002】 【従来の技術】全自動洗濯機は周知のごとく、例えば図2に示すように外箱1内に水槽2を防振装置を介して搖動自在に吊支し、該水槽2内に、底部に回転翼3を設けた洗濯兼脱水槽4を回転自在に配設し、洗濯兼脱水槽4の上部の開口を蓋5で開閉自在に覆ったものであり、外箱1の上部に取り付けたトップカバー15の前面側には、操作パネル6が取り付けてある。 【0003】この操作パネル6は、洗濯内容を設定する設定ボタンや、設定した内容を表示する表示部を備えるもので、従来は、例えば図3に示すように、電源ボタン7、スタートボタン8、洗濯のコースを設定するためのコースボタン9、洗濯の終了時刻を予約する予約ボタン10、水位を設定する水位ボタン11、洗い時間を設定する洗いボタン12、すすぎ回数を設定するすすぎボタン13、脱水時間を設定する脱水ボタン14などの各種の設定ボタンを設けている。 【0004】また、前記各設定ボタンに対応する表示部16として、水位ボタン11に対しては複数段階の水位を示す数値16aと、これに対応する表示ランプ16bを数値16aに並べて設け、洗いボタン12、すすぎボタン13、脱水ボタン14に対しても水位ボタン11の場合と同様に、それぞれ複数段階の洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を示す数値16aと、これに対応する表示ランプ16bを数値16aに並べて設けている。 【0005】この表示ランプ16bは、例えばLED(発光ダイオード)ランプを使用する。 【0006】そして、洗濯開始に先立って洗濯内容を設定する場合、例えば洗い時間を設定するには洗いボタン12を押せば、これに対応して表示ランプ16bが点灯するから、洗いボタン12を断続的に押すことで、洗い時間を示す数値16aの表示に対応させて点灯する表示ランプ16bの箇所を順次変化させ、希望の洗い時間の数値16aの表示のなされている箇所の表示ランプ16bを点灯させて、これにより洗い時間を設定する。 【0007】すすぎ回数の設定、脱水時間の設定も同様の方法で行う。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】洗い時間や脱水時間などは設定される複数段階の時間の全てを操作パネル6内の限られたスペースに予め表示するようにしているため、表示できる段階数も限定され、よって、設定可能な時間も限定され、例えば洗い時間については、14分、10分、8分、5分の4段階のうちのいずれかにしか設定できず、使用者の要望に十分にそったものとはいえない。 【0009】また、設定した洗い時間などは、表示ランプ16bの点灯を見て、この点灯している表示ランプ16bに隣接する数値16aを読み取ることで判断するものとなるが、表示ランプ16bは小さなLED(発光ダイオード)ランプであり、しかも、設定操作中は点灯箇所が順に移動するため一目で認識することが困難なことがある。特に高齢者や視力の弱い者にとっては見づらいものになっている。 【0010】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、洗い時間などを設定する場合、操作パネルを大型のものにすることなく、設定できる時間の段階を増やし使い勝手のよいものにできるだけでなく、希望の時間にスムーズに設定でき、視覚障害者にとっても設定操作が行いやすい洗濯機の操作パネルを提供することにある。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成するため、第1に、洗い時間、水量などの洗濯条件を設定する設定ボタンと、設定された洗濯条件を表示する表示部とを備え、前記設定ボタンを連続または断続して押圧操作すると前記洗濯条件としての表示がその下限値から上限値へ向かう一方向に繰り返し変化してゆくものであって、前設定ボタンを連続して押圧したとき、前記表示を上限値に達した位置で固定するようにしたことにより、上限値の表示を他の表示と区別してはっきりと認識でき、その結果設定可能な下限値から上限値の範囲が明確になり、希望の値に設定しやすくなる。 【0012】第2に、洗濯条件としての表示が上限値に達したとき、前記設定ボタンの押圧操作を一旦止め、該設定ボタンを再度押圧操作することにより、前記表示が下限値へと変化するようにしたことにより、下限値から上限値への増加の1サイクルがわかりやすく、設定操作が行いやすい。 【0013】第3に、洗濯条件としての表示が上限値に達したとき、前記設定ボタンの押圧操作を一旦止め、該設定ボタンを再度押圧操作すると前記表示が消えるとともに前記設定ボタンを再度押圧することにより該表示が下限値へと変化するようにしたから、下限値から上限値への増加の1サイクルがわかりやすいだけでなく、下限値に戻って設定操作を行い直す表示にもなり、設定操作が行いやすい。 【0014】第4に、前記表示が下限値から上限値へ変化するとき、この変化に伴い報知音を発するようにしたことにより、表示の変化を視覚と聴覚の両方でとらえることができ、設定操作の確実性を期すことができる。 【0015】第5に、前記表示が消えたとき、報知音を発するようにしたことにより、上限値も音でとらえることができる。 【0016】第6に、前記表示を数字とすることにより、下限値から上限値までの範囲の設定値が一目でわかる。 【0017】第7に、前記表示を数字に対応させたランプとすることにより、数字が読み取りにくい場合でも設定値の判断が可能となる。 【0018】 【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の洗濯機の操作パネルの実施の形態を示す平面図で、本発明が実施される洗濯機の全体構成は図2について既に説明した通りであるから、ここでの詳細な説明は省略する。また、図3に示した従来例と同一の構成要素には同一の参照符号を付してある。 【0019】本発明の操作パネル6も従来と同様、電源ボタン7、スタートボタン8などの他に、設定ボタンとして、水位ボタン11、洗いボタン12、すすぎボタン13、脱水ボタン14、予約ボタン10を備えるものである。本発明は、前記設定ボタンのうち、洗いボタン12、すすぎボタン13、脱水ボタン14、予約ボタン10については、これに対応する表示部17を7セグメントを日字形に配列したもので形成し、7つのセグメントのうちのいずれかの点灯することで1から9までの数字を表示するようにした。 【0020】そして、洗いボタン12については、表示部17には7セグメントを2つ並べて2桁の数値を表示するように構成し、設定される洗い時間を表示する数値17aとして、例えば「1」から「14」までが表示可能に設定しておき、洗いボタン12を押す毎に断続的に数値17aが順に1つずつ増加し、洗いボタン12を連続的に押し続けることで数値17aが変化する速度を速め、最高の上限値「14」で一旦表示が停止するように設定する。 【0021】さらに、上限値で停止後、もう一度洗いボタン12を押すと、表示部17が消灯し、次いでもう一回洗いボタン12を押すと最低の下限値の数値17aが表示されるように設定する。 【0022】また、前記数値17aの表示と連動して、例えば洗濯終了などを報知するブザーを動作させるように構成し、表示される数値17aの変化にともない操作音を発するようにし、さらに、表示される数値17aの最上の上限値では他の数値17aの場合とは異なる操作音を発するように設定する。例えば、洗い時間を示す数値17aの場合、「1」から「14」までの数値が表示されるときは「ピ」音であり、「消灯」のときは「ピー」音とする。 【0023】よって、洗い時間を設定するには、洗いボタン12を長く押し続ければ、表示部17の7セグメントが点灯して、ここに表示される数値17aが「1」から順に「2」「3」……と1つずつ速い速度で増加する。同時に、数値17aの変化にともない「ピ」音が操作音として発せられる。よって、表示部17を見ると同時に操作音を聴きながら希望の洗い時間の数値17aが表示されたところで、洗いボタン12から指を離せば、希望の洗い時間が設定される。 【0024】洗いボタン12を長く押し続けることで、設定可能な数値の上限値に達した場合は、ここで表示が停止から、上限値に達したことを知ることができる。 【0025】よって、使用者は、ここからもう一度洗いボタン12を押しなおせば、表示部17が消灯し、初期状態に戻る。次いでさらに洗いボタン12を押せば、表示部17に最低の下限値の数値17aが表示されるから、設定操作を下限値から再度行えばよい。 【0026】かかる設定操作は、設定する数値17aが表示部17に変化しながら大きく表示されるから、見やすい。また、数値17aの表示と同時に操作音が発せられ、しかも消灯で操作音が変化するから、視覚障害者でも数値17aの変化をとらえやすく、設定操作が行いやすい。 【0027】すすぎ回数の設定も同様、表示部17に例えば下限値「1」から上限値「3」の数値17aが表示されるようにして、すすぎボタン13を続けて押して表示される数値17aを変化させ、希望の数値17aの箇所ですすぎボタン13を離せばよい。 【0028】脱水時間の設定も同様にして、表示部17に例えば下限値「1」から上限値「9」の数値17aが表示されるようにして、脱水ボタン14を続けて押して表示される数値17aを変化させ、希望の数値17aの箇所で脱水ボタン14を離せばよい。 【0029】また、洗いボタン12、すすぎボタン13、脱水ボタン14は、前記のように長く押し続けることなく、断続的に押せば、これに連動する速度で数値17aが1つずつゆっくり変化する。 【0030】なお、下限値から上限値へと変化する表示は、前記のような数字に限定されるものではなく、図3に示したような数字に対応させた表示ランプ16bとすることも考えられ、この場合でも表示の変化にともない報知音が発するから、ランプが小さくても変化を識別できる。 【0031】 【発明の効果】以上述べたように本発明の洗濯機の操作パネルは、第1に、洗い時間、水量などの洗濯条件を設定する設定ボタンと、設定された洗濯条件を表示する表示部とを備え、前記設定ボタンを連続または断続して押圧操作すると前記洗濯条件としての表示がその下限値から上限値へ向かう一方向に繰り返し変化してゆくものであって、前設定ボタンを連続して押圧したとき、前記表示を上限値に達した位置で固定するようにしたことにより、上限値の表示を他の表示と区別してはっきりと認識でき、その結果設定可能な下限値から上限値の範囲が明確になり、希望の値に設定しやすくなる。 【0032】第2に、洗濯条件としての表示が上限値に達したとき、前記設定ボタンの押圧操作を一旦止め、該設定ボタンを再度押圧操作することにより、前記表示が下限値へと変化するようにしたことにより、下限値から上限値への増加の1サイクルがわかりやすく、設定操作が行いやすい。 【0033】第3に、洗濯条件としての表示が上限値に達したとき、前記設定ボタンの押圧操作を一旦止め、該設定ボタンを再度押圧操作すると前記表示が消えるとともに前記設定ボタンを再度押圧することにより該表示が下限値へと変化するようにしたから、下限値から上限値への増加の1サイクルがわかりやすいだけでなく、下限値に戻って設定操作を行い直す表示にもなり、設定操作が行いやすい。 【0034】第4に、前記表示が下限値から上限値へ変化するとき、この変化に伴い報知音を発するようにしたことにより、表示の変化を視覚と聴覚の両方でとらえることができ、設定操作の確実性を期すことができる。 【0035】第5に、前記表示が消えたとき、報知音を発するようにしたことにより、上限値も音でとらえることができる。 【0036】第6に、前記表示を数字とすることにより、下限値から上限値までの範囲の設定値が一目でわかる。 【0037】第7に、前記表示を数字に対応させたランプとすることにより、数字が読み取りにくい場合でも設定値の判断が可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004422 【氏名又は名称】日本建鐵株式会社 【識別番号】000006013 【氏名又は名称】三菱電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年3月30日(2000.3.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100102439 【弁理士】 【氏名又は名称】宮田 金雄 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2001−276487(P2001−276487A) |
| 【公開日】 |
平成13年10月9日(2001.10.9) |
| 【出願番号】 |
特願2000−95029(P2000−95029) |
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