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【発明の名称】 基板上に金属を堆積させるための装置及び方法
【発明者】 【氏名】ダン メイダン

【氏名】アショーク シンハ

【要約】 【課題】ドープされた金属フィルムを導電性基板上に形成する方法及び装置を提供する。

【解決手段】本発明の一面における堆積プロセスは、先ず導電性基板上に燐ドープシード層を堆積させ、次にこの燐ドープシード層上に導電性金属層を堆積させて導電性フィルムを形成する。別の面における基体を処理する方法は、基体上に誘電体層を堆積させ、誘電体層内にフィーチャをエッチングし、フィーチャ内に導電性バリヤー層を堆積させ、導電性バリヤー層上に燐ドープシード層を堆積させ、燐ドープシード層上に導電性金属層を堆積させる。本発明の別の面における装置は、電気化学堆積プロセスにおいてシード層のような燐ドープ金属フィルムを堆積させるために、電解液がそれを通って流れるようになっている陽極外囲内に燐ドープ材料を容れて可溶性電極として使用する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電気化学的堆積プロセスによって金属層を堆積させるための装置であって、上記装置は陽極を有し、上記陽極は、i) 電解液がその中を通って流れるようにする外囲と、ii) 上記外囲内に配置されている燐ドープ金属と、iii) 上記外囲を通して配置され、上記燐ドープ金属と電気的に接続されている電極と、を備えていることを特徴とする装置。
【請求項2】 上記燐ドープ金属は消耗陽極板を構成しており、上記消耗陽極板はその中に縦方向に配置されている複数の通路を有していることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】 上記燐ドープ金属は、燐ドープ銅からなることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項4】 上記燐ドープ金属は、約0.01乃至約15重量%の燐を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項5】 導電性基板めっき表面を有する基板上に金属を電気化学的に堆積させるための装置であって、a)上記導電性基板めっき表面が電解液コンテナ内の電解液に曝されるように上記基板を所定位置に保持する基板ホールダと、b)上記導電性基板めっき表面と電気的に接触している陰極と、c)電解液入口、電解液出口、及び上記導電性基板めっき表面を受入れる開口を有する電解液コンテナと、d)上記電解液に電気的に接続されている燐ドープ陽極と、を備えていることを特徴とする装置。
【請求項6】 上記燐ドープ陽極は、i) 電解液がその中を通って流れるようにする外囲と、ii) 上記外囲内に配置されている燐ドープ金属と、iii) 上記外囲を通して配置され、上記燐ドープ金属と電気的に接続されている電極と、を備えていることを特徴とする請求項5に記載の装置。
【請求項7】 上記燐ドープ金属は消耗陽極板を構成しており、上記消耗陽極板はその中に縦方向に配置されている複数の通路を有していることを特徴とする請求項5に記載の装置。
【請求項8】 上記燐ドープ金属は、燐ドープ銅からなることを特徴とする請求項5に記載の装置。
【請求項9】 上記燐は、上記陽極の約0.01乃至約15重量%を構成していることを特徴とする請求項8に記載の装置。
【請求項10】 導電性基板上に導電性フィルムを堆積させるための方法であって、a.上記導電性基板上に燐含有層を堆積させるステップと、b.上記燐含有層上に導電性金属層を堆積させて上記導電性フィルムを形成させるステップと、を含むことを特徴とする方法。
【請求項11】 上記燐含有層は、燐ドープ銅からなる燐ドープシード層であることを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項12】 上記燐ドープシード層は、燐ドープ銅からなることを特徴とする請求項11記載の方法。
【請求項13】 上記燐ドープシード層は、約0.01乃至約15重量%の燐を含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項14】 上記導電性金属層は、銅からなることを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項15】 上記燐ドープシード層は、電気化学的に堆積されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項16】 上記導電性金属層は、電気化学的に堆積されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
【請求項17】 基板を処理する方法であって、a.上記基板上に誘電体層を堆積させるステップと、b.上記誘電体層内にフィーチャをエッチングするステップと、c.上記フィーチャ内に導電性層を堆積させるステップと、d.上記導電性層上に燐含有層を堆積させるステップと、e.上記燐ドープシード層上に導電性金属層を堆積させるステップと、を含むことを特徴とする方法。
【請求項18】 上記導電性層は、Ti、TiN、Ta、TaNx、W、WNx及びそれらの組合わせからなるグループから選択された導電性材料からなるバリヤーまたはライナー層であることを特徴とする請求項17に記載の方法。
【請求項19】 上記燐含有層は、燐ドープシード層であることを特徴とする請求項17に記載の方法。
【請求項20】 上記燐ドープシード層は、燐ドープ銅からなることを特徴とする請求項19に記載の方法。
【請求項21】 上記燐ドープシード層は、約0.01乃至約15重量%の燐を含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
【請求項22】 上記燐ドープシード層は、電気化学的に堆積されることを特徴とする請求項19に記載の方法。
【請求項23】 上記導電性金属層は、銅からなることを特徴とする請求項17に記載の方法。
【請求項24】 上記導電性金属層は、電気化学的に堆積されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的には、基板上に金属層を堆積させるための装置及びプロセスに関する。特定的には、本発明は、ドープされた金属層を電気めっきプロセスによって導電性基板上に形成するためのプロセスに関する。
【0002】
【従来の技術】サブハーフミクロンまたはそれ以下のフィーチャを信頼できるように形成させることが、次世代超大規模集積(VLSI)及び極超大規模集積(ULSI)集積回路のための主要技術の1つである。しかしながら、回路技術の周辺が圧縮されるにつれて、VLSI及びULSI技術における相互接続の寸法の収縮が処理能力に付加的な要望を賦課するようになってきた。この技術の中心となる多重レベル相互接続は、バイア及び他の相互接続のような高アスペクト比のフィーチャの注意深い処理を必要とする。VLSI及びULSIを成功させることにとって、及び回路密度を増加させ、個々の基板及びダイスの品質を向上させる不断の努力にとって、これらの相互接続を信頼できるように形成することが極めて重要である。
【0003】回路密度が増加するにつれて、バイア、コンタクト、及び他のフィーチャ、並びにそれらの間の誘電体材料の幅がサブミクロン寸法まで減少しているのに対して、誘電体層の厚みは実質的に一定に留まっているので、フィーチャのアスペクト比、即ちそれらの高さを幅で除した値は増加してきている。多くの伝統的な堆積プロセスは、アスペクト比が2:1を越えると、特にそれが4:1を越えるとサブミクロン構造を充填することは困難であった。従って、高アスペクト比の、実質的にボイドの無いサブミクロンフィーチャの形成に多大の努力が払われつつある。
【0004】元素アルミニウム(Al)及びその合金が半導体処理におけるライン、コンタクト、相互接続、及びプラグのような基板フィーチャの形成に使用される伝統的な金属であった。それは、アルミニウムは電気的固有抵抗が低いことが知られており、アルミニウムが二酸化シリコン(SiO2)への付着性に優れ、アルミニウムはパターン化することが容易であり、そしてアルミニウムは高度に純粋な形状で入手できるからである。しかしながら、アルミニウムは銅のような他のより導電性の金属よりは電気的固有抵抗が高く、またアルミニウムは電気移動を受け易いために導体内にボイドを形成し易い。
【0005】銅及びその合金は、アルミニウムよりも固有抵抗が低く(アルミニウムが3.1μΩ・cmであるのに対して1.7μΩ・cm)、電流輸送能力が高く、そしてアルミニウムに比して電気移動に対する耐性がかなり高い。これらの特性は、高レベルの集積及びデバイスの高速化において当面する高い電流密度を支援するために重要である。銅は良好な熱伝導率をも有しており、高度に純粋な状態で入手可能でもある。従って、銅は、半導体基板上のサブクォーターミクロンの、高アスペクト比相互接続フィーチャを充填するための好ましい金属になりつつある。
【0006】半導体デバイスの製造にとって銅を使用することが望ましいにも拘わらず、10:1のアスペクト比、0.25μm幅のバイアのような高アスペクト比を有するフィーチャ内へ堆積させるための方法として銅を選択することは制約されている。従来は、基板上に形成されているコンタクト、バイア、ライン、その他のフィーチャ内へ導電性金属を堆積させるための好ましいプロセスは、化学蒸着(CVD)及び物理蒸着(PVD)であった。しかしながら、銅の応用の場合には、CVD銅プロセスは銅含有前駆体を必要とし、望ましい堆積結果が得られず、PVD銅プロセスは極めて小さいフィーチャ内にフィルムを堆積させるには多くの困難を抱えている。このようにPVD及びCVDが障害に直面しているために、従来は回路基板の製造だけに制限されていた電気めっきが、基板の高アスペクト比フィーチャを充填するために使用されるようになってきた。
【0007】しかしながら、電気めっきをIC製造プロセスに使用するそのこと自体が挑戦である。若干の電気めっき堆積プロセスは、導電性基板上に銅層のような薄い導電性シード層を順応的に堆積させることを含んでいる。導電性基板上に薄いシード層を堆積させる場合、銅のような若干の導電性材料のための電気めっき堆積プロセスは、典型的には基板表面全体に均一なシード層をめっきしない。このようになる1つの理由として、銅の高い表面拡散性が、不均一に堆積される銅材料を集塊状にする(アグロメレーション)ことが考えられる。銅材料の不均一な堆積及び集塊は、回路の均一性、導電度、及び信頼性にとって有害である。更に、層が均一でなく、集塊することは、基板への銅材料の効果的な付着をも低下させ、それ以後の層を銅材料へ十分に結合させる能力をも低下させる。フィルムの集塊が基板のフィーチャ開口を“橋絡”して不適切に充填するようになり、ボイドの形成その他の不連続を基板フィーチャ内にもたらす。基板フィーチャ内にボイドが形成されることは、半導体デバイスの性能に不利に影響し、デバイスを故障にさえ導きかねない。更に、もし電気めっきされたシード層が基板上に不均一に堆積されれば、電流はシード層の表面全体に一様に分布せず、それ以後に基板上へ電気化学堆積される層を不均一に堆積させることになる。
【0008】更に、電気めっきに使用される若干の材料が、堆積プロセス中に、及びその後に、望ましくない副反応を受け易いことを発見した。例えば、シード層材料に屡々使用される銅は、高度に酸化を受け易い。金属層の酸化は、金属層の隣接層への付着を妨げ、金属フィーチャの導電度に不利に影響し、そして総合回路の信頼度を低下させる恐れがある。更に、若干の電気めっきプロセスでは、電気めっきセルは、堆積されるフィルムと同一の材料の消耗陽極を含む(即ち、銅フィルムの場合に銅陽極)ことができ、陽極も酸化を受けて陽極の表面上に酸化物フィルムを形成する可能性がある。この酸化物フィルムは、望ましい電気めっきセル性能を低下させ、銅の場合には、銅が過剰に溶解して汚染物または粒状物質を発生し、それが基板上に堆積することがあり得る。更に、堆積を増加させたり、堆積される基板に所望の特性を与えたりする添加物のような、電気めっき溶液への添加物も酸化し、それによって添加物の有効性が最低になり、潜在的に電気めっき溶液内に汚染物を発生させる恐れもある。
【0009】更に、若干のプロセスにおいては、電気化学的堆積プロセスの副産物として酸素が発生し、従ってプロセス外の物質によってそれを容易に抑えることはできない。このように、たとえ環境を注意深く制御しても酸素が含まれるようになり、銅、及び他のアルミニウムのような導電性材料を酸化させ、回路及び電気めっきセルに害を与えるようになる。更に、基板フィーチャ形成プロセスにおいて、基板が処理システム間を転送される際に汚染物に曝され、それ以後の電気めっき堆積に対して基板上の銅層を酸化させかねない。
【0010】従って、基板を電気めっきする際の問題の1つまたはそれ以上を解消するような、改良された堆積プロセス及び装置に対する要望が存在している。上述したように、本発明の好ましい実施の形態は、フィルムの集塊を減少させ、電気めっきプロセスによって発生するフィーチャ内のボイドの形成を減少させ、及び/または基板のフィーチャ上に金属フィルムを堆積中の、及び/又はそれ以後の金属フィルムの不要の酸化を減少させる。好ましくは、本発明のプロセス及び装置は基板表面上への堆積をより均一にし、堆積される金属層の層間付着を改善する。好ましくは、装置は、電気めっきプロセスに使用される金属陽極の不要な酸化及び過大な溶解を更に減少させる。
【0011】
【発明の概要】本発明は、一般的には、ドープされた金属フィルムを導電性基板上に形成させる方法及び装置を提供する。本発明の一実施の形態では、堆積プロセスは、導電性基板上に先ず燐含有層を堆積させ、次いで燐含有層上に導電性金属層を堆積させて導電性フィルムを形成させる。燐含有層は、好ましくは燐をドープした(以下、「燐ドープ」という)シード層であって、好ましくは、例えば元素燐のような燐化合物と、好ましくは銅である導電性金属を含み、シード層内の燐濃度は好ましくは約0.01乃至約15重量%であり、導電性金属層は好ましくは銅からなる。燐ドープシード層及び導電性金属層は、好ましくは電気めっきのような電気化学堆積プロセスによって堆積させる。
【0012】別の実施の形態では、本発明は基板を処理する方法を提供し、本方法は、基板上に誘電体層を堆積させるステップと、誘電体層内にフィーチャをエッチングするステップと、フィーチャ内へ導電層を堆積させるステップと、導電層上へ好ましくは燐ドープシード層である燐含有層を堆積させるステップと、燐含有シード層上へ導電性金属層を堆積させるステップとを含む。導電性層は、好ましくはバリヤーまたはライナー層であって、チタン(Ti)、窒化チタン(TiN)、タンタル(Ta)、窒化タンタル(TiNx)、タングステン(W)、窒化タングステン(WNx)及びそれらの組合わせのグループから選択された導電性金属を含む。燐ドープシード層は好ましくは銅を含み、フィルム内の燐濃度は約0.01乃至約15重量%であり、導電性金属層は好ましくは銅からなる。
【0013】本発明の別の実施の形態では、電気化学堆積プロセスにおいて、シード層のような燐ドープ金属フィルムを堆積させるための、好ましくは燐ドープ陽極であるドープされた陽極を含む装置が提供される。燐ドープ陽極は、好ましくは、電解液がそれを通って流れるようにする外囲、外囲内に配置されている燐ドープ金属、及び外囲を通して配置され、燐ドープ金属と電気的に接続されている電極を含む。燐ドープ金属は、好ましくは縦方向に配置されている複数の通路を有する消耗可能な燐ドープ陽極板の形状であり、好ましくは燐ドープ銅を含み、燐ドープ金属中の燐濃度は好ましくは約0.01乃至約15重量%である。
【0014】本発明の別の実施の形態は、基板上に燐ドープ金属を電気化学的に堆積させるための装置を提供し、本装置は、基板のめっき表面を電解液に曝すように基板を所定位置に保持する基板ホールダと、基板のめっき表面に電気的に接触している陰極と、電解液入口、電解液出口、及び基板のめっき表面を受入れる開口を有する電解液コンテナと、電解液に電気的に接続されている燐ドープ陽極とを含んでいる。燐ドープ陽極は、好ましくは、電解液がそれを通って流れるようにする外囲、外囲内に配置されている燐ドープ金属、及び外囲を通して配置され、燐ドープ金属と電気的に接続されている電極を含んでいる。燐ドープ陽極は、燐ドープ銅を含み、燐ドープ金属中の燐の濃度は約0.01乃至約15重量%である。
【0015】以下に、添付図面に基づいて本発明の若干の実施の形態を詳述する。しかしながら、添付図面は本発明の典型的な実施の形態を示しているに過ぎず、本発明は他の同じように有効な実施の形態で実施可能であるので、本発明は図示実施の形態に限定されるものではないことを理解されたい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、一般的に、導電性基板上にドープされた導電性層を堆積させるための装置及び方法に関する。本発明の好ましい実施の形態では、フィルムの非均一性及びフィルムの集塊のような層にすることの欠陥を実質的に伴わない導電性金属フィルムを形成するための堆積プロセスが提供される。好ましい堆積プロセスは、燐ドープシード層を、好ましくは電気めっき技術によって堆積させるステップと、次いで燐ドープシード層の上に導電性金属層を堆積させるステップとを含む。燐ドープシード層は、燐と、銅であることが好ましい導電性金属とを含み、シード層中の燐濃度は好ましくは約0.01乃至約15重量%である。導電性金属層は、好ましくは燐ドープシード層(例えば、燐ドープ銅シード層)と同一の導電性金属を含む。燐ドープシード層及び導電性金属層は共に、好ましくはほぼ室温において電気めっきによって堆積させる。本明細書において使用する“燐”とは何等かの燐含有化合物のことであり、好ましくは元素燐である。更に、本明細書において使用する“導電性”または“導電”とは、電気めっきのような電気化学堆積プロセスに使用する十分な電流を輸送する材料の能力のことである。シード層を燐でドープすることは、増加した電流の分布からフィルムの均一性が向上し、フィルムの集塊が減少し、電気移動特性が改善され、シード層及びその後に堆積されるフィルムのグレン成長制御がより良好になり、堆積された導電性金属フィルムの酸化が最小になり、そして実質的にボイドの無い高アスペクト比充填が得られることを企図するものである。
【0017】本発明は、燐ドープ陽極と、燐ドープフィルムを電気化学堆積プロセスによって堆積させるための装置とを更に提供する。燐ドープ陽極は、好ましくは、電解液がそれを通って流れるようにする外囲内に配置されている燐ドープ金属と、外囲を通して配置され、燐ドープ金属と電気的に接触している電極とを含み、ドープされた金属は好ましくは有孔板の形状である。燐ドープ陽極は、好ましくは燐ドープ陽極の約0.01乃至約15重量%の燐がドープされている銅を含む。陽極は電気めっきセルのような電気化学堆積装置内にも使用することができ、この装置は、基板を保持して位置決めする基板ホールダ、基板と接触している陰極、基板及び燐ドープ陽極を受入れて電解液と接触させることができる電解液コンテナを含む。陽極を燐でドープすることは、陽極分極及び酸素の共進化を含む酸化の副反応、またはバブル形成を減少させ、並びに燐ドープ陽極材料の過大な溶解を最小にすることを企図するものである。
【0018】本発明の以下の説明は、陽極内に燐を使用するものとしているが、燐に代わる、または燐に加えて他のドーパントも使用できることを意図している。これらの他のドーパントは、脱酸素剤であることもできる。他の好ましいドーパントの例は、ホウ素、インジウム、錫、ベリリウム、及びそれらの組合わせである。これらの他のドーパントが燐と同じような機能を与えることを企図しており、従って本発明の範囲内にあることをも企図している。
【0019】従って別の面において、本発明の一実施の形態は、ドープされた金属フィルムを導電性基板上に形成することを意図している。ドープされた金属フィルムは、導電性基板上にドーパント含有層を堆積させ、次いでドーパント含有層上に導電性金属層を堆積させてドープされた金属フィルムを形成させることによって形成される。好ましいドーパントは、ホウ素、インジウム、錫、ベリリウム、及びそれらの組合わせを含み、これらは基板表面上のドープされ層の堆積の均一性を改善し、導電性材料の酸化を減少させることができる。ドーパント含有層は好ましくは1つまたはそれ以上のドーパントを含むシード層、及び好ましくは銅である導電性金属であって、シード層中のドーパント濃度は約0.01乃至約15重量%であり、導電性金属層は好ましくは銅からなる。ドーパント含有金属フィルムは、基板上に誘電体層を堆積させ、誘電体層内にフィーチャをエッチングし、フィーチャ内に導電性層を堆積させ、導電性層上に燐含有層(好ましくは、燐ドープシード層)を堆積させ、そして燐含有シード層上に導電性金属層を堆積させることによって、基板を処理するために使用することもできる。
【0020】更に別の面において、本発明の一実施の形態は、ドープされた金属フィルムをドープされた陽極によって堆積させるための装置をも意図している。本装置は、電気化学堆積装置内にも使用することができる。陽極に使用するための好ましいドーパントは、ホウ素、インジウム、錫、ベリリウム、及びそれらの組合わせを含む。ドープされた陽極は、好ましくは、電解液がその中を流れるようにする外囲内に配置されているドープされた金属、及び外囲を通して配置され、ドープされた金属と電気的に接続されている電極を含み、ドープされた金属は、好ましくは有孔板の形状である。ドープされた陽極は好ましくは銅であり、ドーパント濃度は約0.01乃至約15重量%である。
【0021】装置図1は、電気めっきシステムプラットフォーム200の例の上面図であって、本発明の方法を遂行するために使用できる装置の一実施の形態を示している。図2は、図1に示されている電気メッキシステムプラットフォーム200の斜視図である。例示した電気メッキシステムプラットフォーム200及び代替実施の形態が、1999年4月8日付のコペンディング米国特許出願第09/289,074号“Electro-Chemical Depositon System”に開示されているので参照されたい。本発明の実施の形態である方法を遂行するために使用できる別の電気メッキシステムの例が、1999年7月9日付のペンディング米国特許出願第09/350,877号に開示されているので参照されたい。上述したように、本発明の装置の一実施の形態または例が、図1及び2に示されている。しかしながら、本発明はこの装置に限定されるものではないことを理解されたい。
【0022】図1及び2を参照する。電気めっきシステムプラットフォーム200は、一般的に、ローディングステーション210、熱焼なましチャンバ211、メインフレーム214、及び電解液補充システム220を含んでいる。メインフレーム214は、一般的に、メインフレーム転送ステーション216、スピン・リンス・乾燥(SRD)ステーション212、複数の処理ステーション218、及びシード層強化ステーション215を含む。好ましくは、メインフレーム214を含む電気めっきシステムプラットフォーム200は、プレクシグラスのようなパネルを使用してきれいな環境内に閉じ込める。メインフレーム214は、本発明の電気化学堆積プロセスを完了させるために使用される種々のステーションを支持するための切欠きを有するベース217を含む。ベース217は、その上に配置される種々のステーションを支持できるような、好ましくはアルミニウム、ステンレス鋼、その他の堅固な材料で製造する。潜在的な化学的腐食に曝されるベース217の表面上に、HalarTM、エチレンクロロトリフルオロエチレン(ECTFE)その他の保護被膜のような化学的保護被膜を堆積させることが好ましい。各処理ステーション218は、1つまたはそれ以上の処理セル240を含む。電解液補充システム220はメインフレーム214に近接して位置決めされ、電気めっきプロセスに使用される電解液を循環させるために処理セル240に個々に接続されている。電気めっきシステムプラットフォーム200は、システムに電力を供給するための電源ステーション221、及び典型的にはプログラム可能なマイクロプロセッサを含む制御システム222を更に含んでいる。
【0023】ローディングステーション210は、好ましくは、1つまたはそれ以上の基板カセット受入れ領域224、1つまたはそれ以上のローディングステーション転送ロボット228、及び少なくとも1つの基板配向器230を含む。ローディングステーション210内に含まれる基板カセット受入れ領域、ローディングステーション転送ロボット228、及び基板配向器は、システムの所望のスループットに従って構成することができる。図1及び2に示すように、ローディングステーション210は、2つの基板カセット受入れ領域224、2つのローディングステーション転送ロボット228、及び1つの基板配向器230を含んでいる。基板234を容れる基板カセット232は基板カセット受入れ領域224上にロードされ、基板234は電気めっきシステムプラットフォーム内へ導入される。ローディングステーション転送ロボット228は、基板カセット232と基板配向器230との間で基板234を転送する。ローディングステーション転送ロボット228は、典型的に、当分野においては公知の転送ロボットを含んでいる。基板配向器230は、基板が適切に処理されるように各基板234を所望の向きに位置決めする。ローディングステーション転送ロボット228は、また、基板234をローディングステーション210とSRDステーション212との間に、及びローディングステーション210と熱焼なましチャンバ211との間に転送する。ローディングステーション210は、好ましくは、システムを通して基板の効率的な転送を容易ならしめるために、必要に応じて基板を一時的に貯蔵するための基板カセット231を更に含む。
【0024】図2は、フリッパーロボット2404が組み込まれているメインフレーム転送ロボット242をも示している。メインフレーム転送ロボット242は、メインフレームステーションに取付けられている処理ステーション及びSRDステーションを含む異なるステーションの間で基板を転送するのに役立つ。メインフレーム転送ロボット242は、複数のロボットアーム2402(2つを示してある)を含み、フリッパーロボット2404は、各ロボットアーム2402毎のエンドエフェクタとして取付けられている。フリッパーロボットは当分野においては公知であり、カリフォルニア州ミルピタスのRorze Automation, Inc.から入手可能なモデルRR701のような基板取扱いロボットのエンドエフェクタとして取付けることができる。エンドエフェクタとしてフリッパーロボットを有するメインフレーム転送ロボット242は、メインフレームに取付けられている異なるステーションの間で基板を転送し、転送される基板を所望の表面配向に裏返すことができる。例えば、フリッパーロボットは、処理セル240における電気めっきプロセスのためには基板処理表面が下になるように裏返し、スピン・リンス・乾燥プロセスのような他のプロセスのためには基板処理表面が上になるように裏返す。好ましくは、メインフレーム転送ロボット242は、ロボットアーム2402によってロボット運動をX-Y-Z軸に沿って独立的に行わせ、フリッパーロボットエンドエフェクタ2404によって基板の裏返し回転を独立的に行わせる。
【0025】好ましくは、急速熱焼なまし(RTA)チャンバ211をローディングステーション210に接続し、ローディングステーション転送ロボット228によってRTAチャンバ211内へ、及び該チャンバから基板を転送させる。電気めっきシステムは、好ましくは、ローディングステーション210の対称的設計に対応して、ローディングステーション210の反対側に配置されている2つのRTAチャンバ211を含む。熱焼なましチャンバは当分野では公知であり、急速熱焼なましチャンバは、堆積される材料の特性を強化するために基板処理システム内において典型的に使用されている。ホットプレート設計及び熱ランプ設計を含むいろいろな熱焼なましチャンバ設計を使用して堆積された銅フィルムのようなフィルムを再結晶させることによって、電気めっき結果を強化することができる(堆積された材料を流させてフィーチャ内に形成されるボイドを充填させ、酸素のような汚染物の層を純化し、堆積された材料内への燐のようなドーパントの拡散を促進し、そして結晶の成長及び配向を管理してフィルム特性を制御することができる)。本発明に有用な1つの特定の熱焼なましチャンバは、カリフォルニア州サンタクララのApplied Materials, Inc.から入手可能なW×ZTMである。
【0026】再度図1及び2を参照する。電気めっきシステムプラットフォーム200は、プラットフォームの各成分の機能を制御する制御システム222を含んでいる。好ましくは、制御システム222はメインフレーム214上に取付けられ、プログラム可能なマイクロプロセッサを含む。プログラム可能なマイクロプロセッサは、典型的には電気めっきシステムプラットフォーム200の全ての成分を制御するように特に設計されているソフトウェアを使用してプログラムされる。制御システム222はシステムの成分に電力をも供給し、オペレータが電気めっきシステムプラットフォーム200を監視し、動作できるようにする制御パネル223を含んでいる。制御パネル223は、ケーブルによって制御システム222に接続されているスタンドアロンモジュールであり、オペレータが容易にアクセスできるようになっている。概述すれば、制御システム222はローディングステーション210、RTAチャンバ211、SRDステーション212、メインフレーム214、及び処理ステーション218の動作を調整する。更に、制御システム222は、電解液補充システム220のコントローラと共に電気めっきプロセスのための電解液の供給を調整する。
【0027】図3は、本発明のプロセスと共に使用するのに適する電気めっきセルの一実施の形態の断面図である。本発明は、本発明のプロセスを遂行するのに適している図3以外の他の電気めっきセルの使用も意図している。図3は、燐ドープフィルムを堆積させるのに使用される燐ドープ陽極の一実施の形態を有する電気めっき処理セル400を示している。処理セル400は、一般的に、ヘッドアセンブリ410、処理キット420、及び電解液コレクタ440を含んでいる。ヘッドアセンブリ410は、一般的に、基板ホールダアセンブリ450及び基板アセンブリアクチュエータ458を含み、基板ホールダアセンブリ450は処理キット420の上に位置決めされている。処理キット420は、一般的に、ボウル430、コンテナボディ472、燐ドープ陽極アセンブリ474、及びフィルタ476を含む。図3に示す実施の形態では、陽極アセンブリは、詳細を後述する陽極496を含んでいる。
【0028】上述したように、本発明の一実施の形態は、金属層を堆積するために燐ドープ金属の陽極を有する装置に関する。燐ドープ金属を陽極に使用した場合に、予期しなかった、そして驚くべき結果が得られることを発見した。例えば、他の型の陽極を組み込んだめっきセルを動作させた場合には、電気めっきプロセス中に陽極上に酸素、及び酸素バブルが発生し、その上に酸化物を形成させ得る。陽極上に酸化物が形成されると、陽極は所望の導電特性を呈さなくなり、それによって電気めっき堆積プロセスに不利に影響するようになる。更に、基板めっき表面に達する自由酸素から形成されるバブルがめっき欠陥をもたらし、十分な電解液がめっき表面と接触するのを妨害する恐れがある。本発明の実施の形態の若干の面は、燐ドープ陽極、例えば燐ドープ陽極アセンブリ474の燐ドープ陽極496を使用することによって、陽極に及ぼす酸素の不利な効果を制限することを意図している。燐ドープ陽極内の燐は、陽極に形成される自由酸素と強く反応し、それによって堆積に干渉する酸素バブルの形成を最小にする。更に、燐を攻撃的な脱酸素剤として働かせ、陽極と反応する自由酸素を減少させて陽極上にバブル及び金属酸化物フィルムが形成するのを防ぎ、それによって陽極酸化の可能性を減少乃至は排除することができる。好ましくは、燐その他のオキシダントの量は、本発明の利益を受けるのに効果的且つ十分な量とする。
【0029】図3を参照する。燐ドープ陽極アセンブリ474は好ましくはコンテナボディ472の下に配置してコンテナボディ472の下側部部分に取付け、フィルタ476は燐ドープ陽極アセンブリ474とコンテナボディ472との間に配置する。好ましくは、フィルタ476はコンテナボディ472の下側開口に取付けてそれを完全にカバーし、燐ドープ陽極アセンブリ474はフィルタ476の下に配置する。フィルタ476と燐ドープ陽極アセンブリ474との間にスペーサ492を配置することができる。好ましくは、フィルタ476、スペーサ492、及び燐ドープ陽極アセンブリ474は、ねじ及び/またはボルトのような取外し可能な締付け具を使用してコンテナボディ472の下側表面に固定する。代替としてフィルタ476、スペーサ492、及び燐ドープ陽極アセンブリ474は、ボウル430に取外しできるように固定される。フィルタ476は、好ましくは、基板めっき表面に向かう電解液流れパターンを制御するのにも役立つセラミックディフューザを含む。燐ドープ陽極アセンブリ474は、好ましくは、電解液内の金属源として役立つ消耗可能な燐ドープ陽極496を含む。
【0030】図3に示すように、燐ドープ陽極アセンブリ474は、好ましくは多孔質の消耗可能な燐ドープ陽極496を収容するように、好ましくは銅のような電気めっきされる金属と同一の金属で作られているた陽極外囲494を有する自己包囲モジュールである。燐ドープ銅層の堆積に使用される消耗陽極496は、好ましくは、陽極の約0.01重量%乃至約15重量%の燐ドーパント量を有する銅を含む。外囲自体の物理的構造または設計は普通のものであって、これらの外囲は当分野では公知である。消耗陽極496は、金属粒子または金属ワイヤーを含むことができるが、好ましくは陽極外囲494内に入れた有孔または中実の高度に純粋な銅のような金属シートを含む。代替として陽極外囲494を、セラミックまたはポリマー膜のような多孔質材料で作る。陽極外囲494は、溶解した金属材料によって生成される粒子を陽極外囲494内に維持するフィルタとしても働く。
【0031】消耗(即ち、可溶性)陽極496は、実質的にガスを生成しない電解液を溶液内に供給する(これに対して、不溶性の陽極を使用する電気めっきプロセスは、電気めっきプロセスに不利に影響を及ぼすガス生成及びバブル生成が特に問題になる)。消耗陽極は陽極の分解によって銅を電解液内へ導入するので、銅電解液を定常的に補充する必要性をも最小にする。好ましい実施の形態では、陽極外囲494内に入れた、またはその中に閉じ込められた有孔金属板は、複数の縦方向に配置された通路をその中に有する金属板を含み、その形状は電解液溶液内の陽極496の分解に大きい表面積と、それを通って流れる電解液溶液のための通路を与えるようになっている。有孔金属板の大きい表面積は、陽極の分極及び酸素共進化を含む酸化副反応を最小にし、周期的な逆めっきサイクルの基板陽極分解ステージ中の銅めっきの電流密度を中庸化する。もし過大な添加物が陽極上に分解するのを避けるために、電解液に曝される表面積をより小さくすることを望むのであれば、有孔板の下向き側(流れに対面する側)を絶縁材料で覆うことが望ましいかも知れない。
【0032】好ましくは、陽極外囲494を通して陽極電極コンタクト498を挿入し、電源から消耗陽極496への電気的接続を与える。好ましくは、陽極電極コンタクト498は、チタン、白金、及び白金被膜されたステンレス鋼のような電解液に不溶性の導電性材料で作る。陽極電極コンタクト498は、好ましくは、ボウル430を通して伸ばして電源に接続する。好ましくは陽極電極コンタクト498は、陽極電極コンタクト498をボウル430に固定する締付けナット499をねじ込むためのねじ付き部分497を含み、締付けナット499とボウル430との間にエラストマーワッシャのようなシール495を配置して処理キット420からの漏洩を防ぐ。
【0033】処理キット420のコンテナボディ472は、好ましくはセラミック、プラスチック、プレクシグラス(アクリル)、レクサン、PVC、CPVC、及びPVDFのような電気絶縁材料からなる円筒形ボディである。代替としてコンテナボディ472は、テフロン(登録商標)、PVDF、プラスチック、ゴム、その他電解液内で分解せず、且つ電極(即ち、電気めっきシステムの燐ドープ陽極、及び陰極)から電気的に絶縁することができる材料の組合わせのような絶縁層で被膜されたステンレス鋼、ニッケル、及びチタンのような金属で作ることができる。コンテナボディ472は、好ましくはシステムによって処理中の基板めっき表面及び基板の形状(典型的には、円形もしくは矩形の形状である)に順応するサイズであり、それに順応するようになっている。コンテナボディ472の1つの好ましい実施の形態は、内径が基板の直径とほぼ同一か、またはやや大きい円筒形セラミック管を含む。
【0034】コンテナボディ472の上側部分は、半径方向外向きに伸びて環状の堰478を形成している。堰478は電解液コレクタ440の内壁446上に伸び、電解液が電解液コレクタ440内へ流入できるようにしている。堰478の内側の上側表面は、環状の平らな部分480、中央の傾斜した部分482、及び外側の下り坂部分484を含んでいる。基板を処理位置に位置決めした時、基板めっき表面はコンテナボディ472の円筒形開口の上に位置決めされ、陰極接触リング466の下側表面と堰478の上側表面との間に電解液を流すための間隙が形成される。陰極接触リング466の下側表面は、堰478の内側の平らな部分480及び中央の傾斜した部分の上に配置される。外側の下り坂部分484は下方に傾斜していて電解液が電解液コレクタ440内へ流れ易いようにしてある。
【0035】コンテナボディ472の下側部分は、半径方向外向きに伸びてコンテナボディ472をボウル430に固定するための下側環状フランジ486を形成している。環状フランジ486の外側寸法(即ち、円周)は、電解液コレクタ440の開口444の寸法及び内側円周より小さく、処理キット420を電気めっき処理セル400から取外したり、交換できるようにしてある。好ましくは、複数のボルト488を環状フランジ486上に固定的に配置し、ボウル430の整合したボルト孔を通って下方に伸ばしておく。複数の取外し可能な締付けナット490が、処理キット420をボウル430上に固定する。エラストマーOリングのようなシール487が、コンテナボディ472とボウル430との間のボルト488から半径方向内側に配置されていて、処理キット420からの漏洩を防いでいる。ナット/ボルトの組合わせは、保守に際して処理キット420の成分の取外し、及び交換を迅速且つ容易にする。
【0036】ボウル430は、一般に、円筒形部分502及び底部分504を含んでいる。上側環状フランジ506は、円筒形部分502のトップから放射状に外向きに伸びている。上側環状フランジ506は、コンテナボディ472の下側環状フランジ486からのボルト488と同数の複数の孔508を含んでいる。ボウル430の上側環状フランジ506及びコンテナボディ472の下側環状フランジ486とを固定するために、孔508を通してボルト488を挿入し、締付けナット490をボルト488上に締付ける。好ましくは、上側環状フランジ506の外径(即ち、円周)を下側環状フランジ486の外径(即ち、円周)とほぼ同じにする。好ましくは、処理キット420をメインフレーム214上に位置決めした時、ボウル430の上側環状フランジ506がメインフレーム214の支持フランジ上に載るようにする。
【0037】円筒形部分502の内側円周は、燐ドープ陽極アセンブリ474及びフィルタ476を受入れる。好ましくは、フィルタ476及び燐ドープ陽極アセンブリ474の外径を円筒形部分502の内径よりも僅かに小さくし、電解液の実質的な部分がフィルタ476を通って流れる前に、先ず燐ドープ陽極アセンブリ474を通って流れるようにする。ボウル430の底部分504は、電解液補充システム220からの電解液供給ラインに接続されている電解液入口510を含んでいる。好ましくは、燐ドープ陽極アセンブリ474をボウル430の円筒形部分502の中央部分に配置し、燐ドープ陽極アセンブリ474と底部分504の電解液入口510との間に電解液を流すための間隙を作る。
【0038】電解液入口510及び電解液供給ラインは処理キット420の取外し及び交換を容易にするために、好ましくは取外し可能なコネクタによって接続する。処理キット420の保守が必要な場合、処理キット420から電解液を排出させ、電解液供給ライン内の電解液の流れを止め、排出させる。電解液供給ラインのためのコネクタを電解液入口510から解放し、燐ドープ陽極アセンブリ474への電気接続も切離す。ヘッドアセンブリ410を上昇させて回転させ、処理キット420を取外すための隙間を作る。次いで処理キット420をメインフレーム214から取外し、新しい、または再調整した処理キットをメインフレーム214内へ再配置する。
【0039】代替として、ボウル430をメインフレーム214の支持フランジ上に固定することができ、保守の場合には、コンテナボディ472を、燐ドープ陽極496及びフィルタと共に取外すことができる。この場合、燐ドープ陽極アセンブリ474及びコンテナボディ472をボウル430に固定しているナットを取外せば、燐ドープ陽極アセンブリ474及びコンテナボディ472は容易に取外すことができる。次いで、新しい、または再調整した燐ドープ陽極アセンブリ474及びコンテナボディ472をメインフレーム214内へ再配置し、ボウル430に固定する。
【0040】再度図3を参照する。好ましくは、電解液コレクタ440は、図1及び2に示すメインフレーム214のボディ442の開口443(処理キット420を配置するための位置を限定する)の上に固定する。電解液コレクタ440は、内壁446、外壁448、及びこれらの壁を接続している底447を含む。電解液コレクタ440の底447を通して電解液出口449が配置され、管、ホース、パイプ、その他の流体転送コネクタを通して電解液補充システム220(図1及び2に示す)に接続されている。
【0041】ヘッドアセンブリ410は、ヘッドアセンブリフレーム452上に取付けられている。ヘッドアセンブリフレーム452は、取付けポスト454及びカンチレバーアーム456を含んでいる。取付けポスト454はメインフレーム214のボディ442上に取付けられており、カンチレバーアーム456は取付けポスト454の上側部分から横方向に伸びている。好ましくは、取付けポスト454は取付けポストに沿う垂直軸に対して回転運動し、ヘッドアセンブリ410を回転させることができるようになっている。ヘッドアセンブリ410は、カンチレバーアーム456の先端に配置されている取付け板460に取付けられている。カンチレバーアーム456の下端は、取付けポスト454に取付けられている空気圧シリンダのようなカンチレバーアームアクチュエータ457に接続されている。カンチレバーアームアクチュエータ457は、カンチレバーアーム456を、カンチレバーアーム456と取付けポスト454との間のジョイントに対してピボット運動させる。カンチレバーアームアクチュエータ457が収縮した場合には、カンチレバーアーム456はヘッドアセンブリ410を処理キット420から遠去けて処理キットを電気めっき処理セル400から取除く、及び/または交換するのに必要な間隔を与える。カンチレバーアームアクチュエータ457が伸張した場合には、カンチレバーアーム456はヘッドアセンブリ410を処理キット420に向かわせてヘッドアセンブリ410内の基板を処理位置に位置決めするように運動させる。
【0042】ヘッドアセンブリ410は、一般的に基板ホールダアセンブリ450及び基板アセンブリアクチュエータ458を含んでいる。基板アセンブリアクチュエータ458は取付け板460に取付けられ、取付け板460を通して下方に伸びているヘッドアセンブリシャフト462を含む。ヘッドアセンブリシャフト462の下端は基板ホールダアセンブリ450に接続されていて、基板ホールダアセンブリ450を処理位置に、及び基板ローディング位置に位置決めする。
【0043】基板ホールダアセンブリ450は、一般に、基板ホールダ464及び陰極コンタクトリング466を含んでいる。基板と接触する接触パッドの表面を除いて、陰極コンタクトリングの露出された表面は、好ましくは親水性表面になるように処理するか、または親水性特性を呈する材料で被膜する(親水性表面処理材は、マサチューセッツ州ベッドフォードのMillipore Corporationから入手可能である)。表面を親水性にすると、陰極コンタクトリングの表面上の電解液のビージング(beading)が大幅に減少する。本発明によれば、1998年11月30日付米国特許出願第09/201,486号“Cathode Contact Ring For Electrochemical Deposition”に開示されているコンタクトリング設計のような他のコンタクトリング設計も電気めっき処理セルに有用である。好ましくは基板ホールダ464を陰極コンタクトリング466の上に位置決めし、基板ホールダ464は基板の裏側に圧力を加えて基板めっき表面と陰極接触リング466との間の電気的接触を確実にする嚢アセンブリ470を含んでいる。
【0044】燐ドープフィルム堆積プロセス一実施の形態では、本発明は燐ドープ導電性金属フィルムを使用する基板フィーチャの形成に関する。燐ドープ導電性金属フィルムを形成させるために、好ましくはシード層である燐含有層または燐ドープ層を先ず導電性基板上に堆積させる。層中の燐ドーピングの量は、約0.01重量%乃至約15重量%、好ましくは約0.01重量%乃至約3重量%、最も好ましくは0.01重量%乃至約0.05重量%である。次いで、ドープされた層と同一の材料(例えば、燐ドープ銅層の場合には、銅)であることが好ましい導電性金属層を、燐ドープ層上に堆積させる。燐ドープ層及び導電性金属層は、好ましくは、電気めっき堆積プロセスによって堆積させる。
【0045】本明細書においては、“シード層”とは、堆積されるフィルムの層間付着を強化するために、その後に基板表面上に堆積されるフィルムの成長を促進するのに使用される、連続的に、または不連続に堆積される材料であると広義に定義している。本明細書においてはドーピング材料として燐を使用することについて詳細に説明しているが、ホウ素、インジウム、錫、ベリリウム、及びそれらの組合わせのような、それらもまた脱酸素剤である他のドーピング材料も本発明に含まれる。更に、以下の説明では、好ましい導電性材料として銅を使用するものとしているが、タングステン、アルミニウム及びニッケルのような、好ましくは電気化学堆積によって堆積させることができる他の導電性材料も本発明に含まれる。
【0046】用語“電気めっき”とは、銅またはアルミニウムのような金属の層を、陽極と陰極との間に電流を流すことによって基板上に堆積させることである。好ましくは、本発明においては、電気めっきは、電解液溶液を通して燐ドープ陽極と陰極との間に電流を流し、金属フィルムを沈殿させることを含む。通常は、陰極は基板フィールドのような基板上に堆積される材料、または基板表面上に堆積される金属層であり、導電性の材料を含んでいる。燐ドープ消耗電極の場合には、燐ドープ陽極は、一般に、燐ドープ陽極において電気めっき溶液内に溶解し、陰極に沈殿する銅のような堆積材料からなっている。例えば、燐ドープ銅シード層は、電気めっき溶液内に陽極を溶解させ、陰極として働く導電性基板上に沈殿させるようにして、燐ドープ陽極によって堆積させることができる。次いで燐ドープ銅シード層は、その後の電気めっきプロセス(燐ドープ銅シード層の上に銅層を堆積させるのような)のための陰極として機能させる。
【0047】好ましくは、燐ドープシード層を堆積させる電気めっきプロセスの場合には、燐ドーパントは燐ドープ可溶性(消耗)陽極によって導入する。燐ドープ陽極は、約0.01重量%乃至約15重量%、好ましくは約0.01重量%乃至約3重量%、最も好ましくは0.01重量%乃至約0.05重量%の燐をドープする。フィルムの特性を改善する他に、ドープされた陽極内の燐は、例えば銅のような陽極材料が酸性環境内に過大に溶解するのを保護するフィルムを陽極上に形成することによって、粒状物質が電気めっき溶液内に解放されるのを抑止する。
【0048】本発明の別の面においては、基板を処理するために燐ドープフィルムを有利に使用することができる。基板フィーチャは、好ましくは、誘電体層を堆積させ、誘電体層内にフィーチャをエッチングし、次いでフィーチャ内に好ましくはバリヤーまたはライナー層としての導電層を堆積させることによって銅金属化スタックを形成させ、導電層上に燐ドープシード層を堆積させ、次いで燐ドープシード層上に導電性金属層を堆積させることによって形成させる。用語“フィーチャ”とは、半導体産業においては慣例的にその使用に従って広義に定義されているが、本明細書においてはより特定的に、基板材料または基板上に堆積された材料内に形成されている基板構造と定義し、限定するものではないが、バイア、コンタクト、相互接続、及びデュアルダマシーンのような基板構造を含む。
【0049】図4は、本発明の金属化フィルムスタック610の概要断面図であって、導電性材料から形成されたライナーまたはバリヤー層618、燐ドープシード層619、及び基板612上に形成されたフィーチャ616内に堆積された導電性金属層620を有している。本明細書においては、用語“基板”は、シリコンウェーハ、別の誘電体層、または金属層のような堆積プロセスにおいて下側に位置する材料として広義に定義されており、一連の種々の材料の下側に位置する層を含むことができる。好ましい下側に位置する材料は、バリヤー材料、導電性材料、及びドープされたシリコンを含む。導電性ライナーまたはバリヤー層618をスキーム内に統合しないような金属化スキームの場合には、導電性基板または導電性基板表面が使用される。前処理プロセスによってめっきされる表面上にフラッシュ層のようなシード層619を堆積させ、それ以後の金属層を堆積させるために電気めっき技術によって使用される印加電流のための導電性表面を与えることができる。
【0050】図4を参照する。フィーチャ616は、導電性基板612上に誘電体層614を堆積させ、パターンエッチングしてバイア、コンタクト、トレンチ、またはラインのようなフィーチャ616の所望アスペクトを形成させることによって形成される。導電性基板612は、ドープされたシリコン基板の形状をとることも、または基板上に形成された最初の、またはそれ以後の導電性層であることもできる。誘電体層614は、シリコンウェーハ上に堆積されたプレメタル誘電体層、またはレベル間誘電体層であることができ、当分野においては公知の手順に従って、下側に位置する導電性基板612上に形成される。誘電体層614を堆積させた後に、プラズマエッチングを含む当分野においては公知の何等かの誘電体エッチングまたはパターニングプロセスを使用して誘電体層614をエッチングすることができる。現在知られている、または未だ発見されていない何等かの誘電体材料を使用することができ、これらは本発明の範囲内にあることを理解されたい。
【0051】好ましくは、燐ドープシード層619及び導電性金属層620の前にライナーまたはバリヤー層618を堆積させ、下側に位置する基板612へ金属層619及び620から拡散することを防ぐ。銅材料層またはドープされた銅金属層の場合、好ましいライナーまたはバリヤー層は、耐熱金属及び耐熱金属の窒化物(例えば、タングステン(W)、窒化タングステン(WNx)、ニオブ(Nb)、ケイ酸アルミニウム、等)、タンタル(Ta)、窒化タンタル(TaN)、窒化チタン(TiN)、詰込まれたPVD Ti/N2、ドープされたシリコン、アルミニウム、酸化アルミニウム、三元化合物(窒化チタンシリコンTiSiN、窒化タングステンシリコンWSiN、等)、またはこれらの層の組合わせを含む。銅金属化スキームにとって最も好ましいライナーまたはバリヤー層は、タンタル(Ta)及び窒化タンタル(TaN)であり、これらは個々に、または順次に堆積させることができる。
【0052】ライナーまたはバリヤー層618は、当分野において公知の何等かの適切なプロセスによって堆積させることはできるが、好ましくは、特に高アスペクト比のフィーチャの場合には、PVD-IMPプロセスを使用して堆積させるか、また有機金属前駆体の分解によることを含む化学蒸着(CVD)技術、または平行化またはロングスローPVDスパッタリングのような他のPVD技術のような他の方法によって堆積させることもできる。CVDプロセスはフィルムをより順応的に堆積させるので、有機金属前駆体分解堆積も好ましい堆積技術である。平行化したPVDスパッタリングは当分野においては公知であり、一般的にはターゲットと基板との間にコリメータ(スパッタされる材料だけを、コリメータを通してある方向(一般的には基板表面に垂直な方向)に走行可能にするフィルタとして働く)を配置することによって遂行される。これも当分野においては公知のロングスローPVDスパッタリングは、一般的には、ターゲットと基板との間隔を増加させることによって遂行される。距離を伸ばすことによって、基板に到達するスパッタされた材料が基板表面に垂直に導かれる可能性が増加する。
【0053】燐ドープシード層619は、電気化学プロセス、好ましくは燐ドープ陽極を使用する電気めっきプロセスを使用してTaNライナーまたはバリヤー層618上に堆積される。燐ドープシード層619は、銅のような導電性材料、及び燐ドーピング材料を含む。例えば、燐ドープ材料は、その後に堆積される導電性銅層620(フィーチャを充填することができる)のためのシード層としてライナーまたはバリヤー層の上に堆積させることができる。燐は、従来は存在した堆積プロセス中の銅の集塊を減少または排除し、より均一な層を発生させてシード特性を改善する。また燐は、導電性材料と電気めっき溶液との界面における金属フィルムの酸化をも最小にし、より均一なフィルムを発生させる。燐ドープ銅シード層619は、約0.01重量%乃至約15重量%の燐濃度を含むが、好ましくは約0.01重量%乃至約3重量%、最も好ましくは0.01重量%乃至約0.05重量%である。
【0054】好ましくは銅である導電性金属620の層は燐ドープシード層619上に堆積され、堆積された銅620の層は相互接続616を完全に充填している。相互接続616を充填するためには、一般的に、構造のフィールド全体を銅でカバーする必要がある。銅層620は、PVD、IMP、CVD、電気めっき、無電気堆積、蒸発、または当分野においては公知の他の何等かの方法によって堆積させることができるが、銅層620は好ましくは電気めっき技術によって堆積させる。可溶性陽極を含むシステムにおいて銅フィルムを堆積させるための電気めっき薬品の例が、1999年2月5日付のコペンディング米国特許出願第09/245,780号“Electrodeposition Chemistry For Improved Filling Of Apertures”に開示されているので参照されたい。
【0055】フィーチャは、好ましくは化学機械研磨(CMP)によって、金属化されたフィルムスタック610のトップ部分を平面化することにより更に処理することができる。平面化プロセス中に、銅層618及び誘電体層614の部分が構造のトップから除去され、バイア616内に形成されている導電性フィーチャと完全に平面をなす表面が残される。それ以後の他の処理は、もし望むならば焼なまし、IC製造では公知の付加的な層の堆積、エッチング、及び他のプロセスを含むことができる。若干の面では、本発明は、詳細を上述した燐ドープフィルムを使用する基板フィーチャの形成に関する。他の電気めっき方法によって堆積される銅フィルムは均一に形成されない傾向があり、集塊し得る。本発明によれば、フィルムに他の若干のドーピング材を付加することによって、均一な厚みのフィルムの堆積が促進され、フィルムの集塊による堆積欠陥の形成を減少させることができる。薄いシード層の場合には、燐がフィルムの集塊を減少させ、より均一なそして連続的なシード層を作る。詳述すれば、導電性材料が堆積される際の表面拡散性、または表面張力(1つの主因は、集塊)を燐が減少させることによって、導電性金属層の堆積を改善するのである。従って、ドープされた導電性層を用いると集塊の発生が少なくなり、導電性層はより順応的に堆積してボイドの発生を少なくする。燐ドーパント材料は銅のような導電性材料に対する脱酸素剤でもあるから、電気めっきプロセスにおける粒子問題を発生させ得る、そして基板の表面上に酸化物を形成させることによってフィルムの集塊にも寄与し得る酸化を大幅に減少させることができる。
【0056】電気めっきのような若干の堆積プロセスは、下側に位置するシード層の完全性によって影響を受け得る。従って、より均一な層の厚みで、集塊が少なく、且つより順応的に堆積された下側に位置するドープされた層は、それ以後にその上に堆積される金属層をより均一にすることができる。それ以後の層が均一であると層間の付着が改善され、また電気めっきされたフィルム内のボイド及び不連続の形成が少なくなる。更に、シード層内のドーパントがフィルムの表面張力を減少させ、それによって導電性金属フィルムの表面移動度が低くなってフィルムを硬化させる。フィルムの硬さが増加すると、金属フィルムに印加される高電流密度に応答して原子がフィルムを通って運動することがより困難になるので、電気移動に対するフィルムの耐性が増加し、改善された電気移動特性を有するフィルムの形成が可能になる。
【0057】本発明の燐ドーパントは、他の利点も有している。例えば、燐ドーパントは、堆積される電気めっきフィルム内のグレン成長を制御する。銅フィルム内の燐ドーパントは、堆積されるフィルム内の銅核形成サイトの結晶配向に干渉することによって、より小さいグレンサイズを助長する。グレンサイズが小さいと、フィルムはグレン内の原子の改善された移動度、及び対応する低い融解温度を有するようになり、堆積された電気めっきフィルムの特性を改善するために使用される焼なましその他のプロセスのような堆積後処理における銅フィルムの再結晶を早めることができる。また、グレンサイズが小さいと集塊も減少し、層の一様性が促進される。
【0058】以上に、本発明の1つまたはそれ以上の実施の形態を説明したが、本発明の基本的範囲から逸脱することなく本発明の他の、及びさらなる実施の形態を考案することができる。従って、本発明の範囲は特許請求の範囲によってのみ限定されるものである。
【出願人】 【識別番号】500022096
【氏名又は名称】アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド
【出願日】 平成13年2月13日(2001.2.13)
【代理人】 【識別番号】100059959
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 稔 (外9名)
【公開番号】 特開2001−316886(P2001−316886A)
【公開日】 平成13年11月16日(2001.11.16)
【出願番号】 特願2001−79412(P2001−79412)